2005年11月30日

ハワード・ゴールドマンのすごい考え方 ~ ハワード・ゴールドマン/松林博文

言葉に意識を向ける!

書籍情報

すごい考え方
すごい考え方
posted with amazlet on 05.12.03
ハワード・ゴールドマン 松林 博文
中経出版 (2005/12/01)

本のひらめき

大橋禅太郎さんの【すごい会議】を読まれた方も多いと思う。すごい会議を僕もやりたいと・・・それ以来、いろいろ気をつけている。いろいろというのは、言葉や会議の進め方。

さて、本書は、禅太郎さんが学んだというお師匠さんハワード・ゴールドマンが「すごい考え方」を説いた本である。翻訳をグロービスのまっちゃん(松林さん)がやってるというのもいいねぇ。

すごい考え方のツボは何か・・・・

 言葉に意識を向ける

人間は言葉によって動いている。だから、言葉で考えたり、言葉を発したりするときは、その後に行動しやすいような配慮がいる。


 「なぜそんな失敗をしたんだ!」

   じゃなくって

 「何があったら、これを防げただろうか?」

という言い方を考えたりすることだ。

また「現在語」と「未来語」を使い分けたり、自分がやってきたことを「結果」と「成果」で表現したり・・・。
言葉に対する感覚が鋭くなって、言葉を楽しめるような気がしてくる。

すごい考え方で、すごいOS(オペレーティングシステム)を持てたら楽しい。

今日から試してみよう。

僕の思いつき

最初に人間とコンピュータの共通点のメタファーがある。どちらもOS(オペレーションシステム)で動いている。それぞれの要素はこんな感じ:

 コンピュータ: ドライバー、命令、インターフェース

 人間    : 行動、感情、思考

両者はともに言葉(言語 か 0/1)で動いている。

だから、「言葉の質」が機能や性能を決める。
人間は、もっと言葉に意識を向けるべきだ・・・というのが著者の意図。


私たちの活動や仕組みなどを何かのメタファーで説明するというのは、理解を助けることがある。

何か考えてみよう。例えば・・・
 
 抵抗勢力 : 川の流れ
 幸運   : 宇宙の歴史
 便利   : 動物の走り方
 とか。



オススメ度

★★★★★+雰囲気が大事

読んで欲しい方

・すごい会議の達人になりたいと考えてる方
・すごいOSをもちたい方
・言葉にこだわりのある方

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2005年11月29日

佐々木かをりの手帳術 ~ 佐々木かをり + 伝ちゃんの本

人生の脚本を書こう!

書籍情報

佐々木かをりの手帳術
佐々木 かをり
日本能率協会マネジメントセンター (2005/10/27)

本のひらめき

イー・ウーマン代表の佐々木さんが、その手帳術を語った本である。
多摩大客員教授、キャスター、二児の母、そして会社の代表とたくさんの場面で活躍する佐々木さんは、その手帳へのこだわりも筋金入り。なにしろ、大学時代から手作り手帳で時間割の管理をしていたというぐらいだ。

その後いくつかの変遷を経て、現在はアクションプランナーというオリジナル手帳に進化しているという。手帳の変遷は前著「ミリオネーゼの手帳術」にもあった。

これから先の行動を計画する「人生脚本」が手帳だという。なるほど。

手帳はただ単にスケジュールを管理するだけのものではなく、何か自分のやりたいことを実現していくための道具、と捉えた方が楽しい。

佐々木さんのいう手帳要件、「持ち歩ける中で最大であることが重要」というのはうなずける。この微妙なバランスは人によって違うかもしれないけれど、僕の場合は、A5サイズ。佐々木さんのアクションプランナー(手帳)も実はA5に近いらしい。

 時間管理術=手帳などのスケジューリング術+生産性の高い仕事術

 クッションの時間が大切

 考えきる力が大切

などヒラメク内容がうれしい。


僕の思いつき

時間管理(タイムマネジメント)は、多くの人に共通するテーマである。そして、何人かの人は自分なりに工夫している。

そういうものを仲間で発表しあったり、教えあったりして高めるのもいいねぇ。

次回の「ブックオンパーティ」(社内)はそんなことを話してみよう。



オススメ度

★★★★+アクション

読んで欲しい方

・時間管理の達人になりたいと考えてる方
・来年の夢を描こうとしている方
・スケジューリングにこだわりのある方

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2005年11月28日

使える弁証法 ~ 田坂広志 + 12/1丸善で会おう

そうか、そういえば螺旋的だ!

書籍情報

使える 弁証法
使える 弁証法
posted with amazlet on 05.11.28
田坂 広志
東洋経済新報社 (2005/11/25)


本のひらめき

ヘーゲル?、弁証法?・・・
本のタイトルを見ると、ちょっと引いてしまうのではないだろうか。
僕も、ヘーゲルだのカントだの哲学者の名前くらいは聞いたことがある。しかし、どうも肌にあわない遠い存在のまま、長い年月が過ぎた。

今回、田坂さんのこの本を読んで、初めてヘーゲルとか弁証法とか、これまで高尚な哲学思想だと避けてきたものに近づけたような気がする。

弁証法においてもっとも役立つただ一つの法則があるという。それは・・・

  『物事は、螺旋的に発展する』

ということだ。

今、私たちはネット革命でとんでもなく便利な世の中になっていると感じている。しかし、それは実は既に存在した世の中の仕組みが螺旋的に進化したものだという。たとえばネットオークション、逆オークションなど便利な仕組みがあるけれど、実はビジネスモデル自体は昔からあった。
市場(しじょう)が市場(いちば)と呼ばれていた時代、「せり」や「さしね」といったものが存在し、ネットの便利で安い環境でバージョンアップしただけ・・・なのだ。これが、螺旋的に進化した例の一つ。

また、Eラーニングは「寺子屋」が、ギャザリングは「生協」が、インターネットそのものも「ボランティア」の文化が、螺旋的に進化して登場したものだという。(おぉー、なんと!)

私たちが「進化」という言葉を使うとき、未来にむかって直線的に変化すると思いがちだが、実は『螺旋的発展を本質としている』という。これがポイント。

さらに、螺旋的発展のほか、次のような法則も分かりやすく解説されている。

  『否定の否定による発展』の法則
  『量から質への転化による発展』の法則
  『対立物の相互浸透による発展』の法則
  『矛盾の止揚による発展』の法則

詳しくは本書を見ていただくとして、この本からは、自分の仕事、生き方、世の中の捉え方・・・様々なことを深く考えたくなるヒントがいっぱい!。

矛盾に満ちた「生」を、アウフヘーベンしちゃおう。


僕の思いつき

投げ銭システム、ナレッジ・コミュニティ、コンビニ・・・日常目にする様々な仕組みやシステムは、弁証法的に進化してきた。

となれば、未来も弁証法的に予測できる・・・というのが次のステップ。

「消えたものは必ず復活する」のだから、弁証法的思考を使って未来予測ができる。どう使うか・・

 1)何が消えていったかを、見る 
 2)なぜ消えていったのかを、考える (合理化、効率化など)
 3)どうすれば復活できるかを、考える (新しい技術、環境など)

世の中の未来予測だけでなく、日本はどうあるべきか、地球は、人類は・・と哲学的思考の先におくべきものはたくさんある。

哲学、しよう!



オススメ度

★★★★★+らせん的

読んで欲しい方

・洞察力の達人になりたいと考えてる方
・ヘーゲルってだぁれという方
・哲学にちょっと興味がある方

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2005年11月27日

センター試験でた順ヒキョーな化学 ~ みかみ一桜

   ヒキョーなほど・・・

書籍情報

センター試験でた順ヒキョーな化学
みかみ 一桜
Book & Books (2005/10)


本のひらめき

著者は、16年の会社勤めの後、独立して地元・山口県で「みかみ塾」という化学を中心にした受験対策塾を開いている。 http://www.mikamijuku.com/

みかみさんは、中学時代、あまり勉強しない生徒だったという。また家庭の事情で就職希望だったため工業高校へ。ところが、高校で入ってのテストではじめて1番になる。(地元の工業高校、75人中の1番、偏差値48くらい)それでもそれは「天地がひっくりかえるほどの衝撃的出来事」だったという。その出来事からみかみさんの見る景色が変わっていく。

その後、化学会社に就職、途中九州大学で修士号を取得、復職後も数多くの特許を出願するなど化学道に邁進、退職後独立して、みかみ塾を開く。
そんな経歴が冒頭に紹介されている。

 「予備校の超有名講師よりも、どこかのカリスマ先生よりも
  学校のどの先生よりも、僕の方が強い。僕の化学は最強だ!」

という信念、そして塾生が実際に出した結果(化学:満点~最低でも84点)は、その言葉が単なる強がりではないことがよくわかる。

本書は、センター試験の化学の成績をばっちりあげる実践的な参考書兼問題集である。受験ははるか昔の僕にとっては、「おいおい、こんな難しい問題がでるのかよ!」っていう内容だ。集中すれば「約30時間で7割の得点が可能になる」という内容は、たしかにとても分り易くとてもやる気がでる感じだ。<ヒキョウーな>という表現がぴったり。

前半の参考書編は、受験に関係ない大人もいい勉強になる。ちょっと面白い受験参考本。ガラスのフタをはずす機会もくれるね、これ。


僕の思いつき


みかみさんが、これまでの経験でわかったことを3つにまとめている。

 1)自分の能力は自分が決める
 2)苦しい時はみんな苦しい
 3)人との差は、ごくわずかである

どれも、たしかにそのとおりだが、みかみさんが言うと価値がある。

2)と3)は、そう思うとなんだかやる気になる。

仕事も受験も遊びも・・・こんなふうに頑張ってみるものいいねぇ。



オススメ度

★★★★☆+ヒキョウーな取組


読んで欲しい方

・化学の達人になりたいと考えてる方
・受験で化学の点数をあげたい方
・みかみさんの生き方に学びたい方

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2005年11月26日

時間とムダの科学 ~ 大前研一ほか

「ずるずるスケジュール」から抜け出そう!

書籍情報

時間とムダの科学
時間とムダの科学
posted with amazlet on 05.11.26
大前 研一 ほか
プレジデント社 (2005/08/18)
売り上げランキング: 291


本のひらめき

大前研一さん、御手洗富士夫さん、後藤卓也さん、斉藤孝さん、新浪剛史さんなど著名人のタイムマネジメントのコツをまとめた本である。

大前さんの人生密度を二倍にする「時間リストラ法」というのが、かっこいい。
Pointは4つある。

1つめは「仕事のスケジュールを半分にすることを考えろ」という。
過去の手帳をレビューしてみると実際に仕事に使っていたのは3割程度。残りの7割の時間は、人に邪魔されていたか、人の邪魔をしていたかで費やされているという。だから「10%削減」なんてせせこましいことではなく、半減!というわけだ。

次にやるべきことは浮いた時間をどう使うか。社会人として今後身につけていくべきスキルをその時間を使って獲得することだという。

3つめは家族との時間や社会とのつながりの時間である。子どもに会社の厳しさやプレゼンの方法を教えたり、ボランティア活動で社会貢献をしたり・・・そういうことをする時間を持てという。

4つめは、その延長線上にある老後の人生に係わるスケジュールだ。リタイア後にできることを若いうちから前もって見つけておくべきだという。

いろんなことをちゃんと決めてないからずるずると流され、一生ずるずるでいってしまう。そんな「ずるずるスケジュール」から抜け出そうという。賛成!


僕の思いつき

ドラッカーの優先順位の法則を枝川公一さんが紹介している。優先順位をつけようとは誰でも言うが、そのコツがある。必要なのは、分析やロジカルシンキングではなく「勇気」だという。ふむ。そして、優先順位の4つの法則は
 1)過去ではなく未来を選べ
 2)問題ではなく機会に焦点を合わせよ
 3)横並びではなく独自に方向を決めよ
 4)無難で容易なものではなく変革をもたらすものに照準を高くして合せよというもの。

対話するときことは、言葉自体を聞くということ意外に「感じ」を感じること雑談(対話)の中でそういう本音や本心を感じることができる。だから、雑談は形式的な会議よりずっといい・・というのは、花王の会長、後藤卓也さん。

後藤さんは5時起床、22時就寝の朝型スタイルだ。朝7:30に出社し、それからの1時間は、だれでもアポなしで話ができる時間だという。いいねぇ。
ワタミフードの渡邉美樹さんは、朝4時起き。
ほかにも早起きの人は多い。

タイムマネジメントの中で、ほとんどの人が取り組める早起きという習慣は、ぜひトライしてほしい一つだ。
どう? 月曜日がスタートするにはとってもいいタイミングだよ。



オススメ度

★★★★☆+ずるずるを抜け出せ

読んで欲しい方

・時間管理の達人になりたいと考えてる方
・タイムリストラをしたい方
・24時間と人生を変えてみたい方

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2005年11月25日

森博嗣のtoolbox ~ 森博嗣 + 伝ちゃんの本

モノを見て、思う。

書籍情報

森博嗣の TOOL BOX
森博嗣の TOOL BOX
posted with amazlet on 05.11.26
森 博嗣
日経BP社 (2005/10/13)

本のひらめき

森博嗣さんと出会ったのは「STAR EGG」という絵本だった。出会ったといっても実際にお会いしたわけではない。本で出会ったのだ。

それからどうも気になる存在。今回は、ツールボックスというエッセイだ。日経パソコンで連載されたエッセイ2年分をまとめた本である。

パソコン、タイプライター、鉛筆削り器、電話、万力、地球儀・・など身の回りのツールをモチーフにしたエッセイは、とっても軽妙で楽しい。

アート、合理性、自然、ノスタルジーなど様々な要素を含んで展開する。

様々なツールをいつもと異なる視点から眺めてみるのもいいねぇ~。


僕の思いつき

モノを見る。
出来事に遭遇する。
記事を見る。
本を読む。

そして・・・・ 考える。

なぜ? いつから? 何が失われ何が便利に・・・などなど、ふと思索にふけってみるのも悪くない。

できたら、書きとめおておこう。



オススメ度

★★★☆+思索にふける

読んで欲しい方

・視点の達人になりたいと考えてる方
・モノを見る目を養いたい方
・身の回りのモノこだわりのある方

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2005年11月24日

私はこうして発想する ~ 大前研一

フタを外していこう・・・

書籍情報

私はこうして発想する
大前 研一
文藝春秋 (2005/11/10)

本のひらめき

大前さんがこれまで手がけてきたビジネスの先見性や世界経済の動向を見抜く洞察力が、どんな発想から来たのか・・・本書は、そのもとになる「発想のスキル」を開示した本である。

例えば「国土は輸入できる」なんていう発想はとてもユニーク。これはどういうことかというと、日本の農民がオーストラリアへ言って水田を開墾すれば、お米がキロ25円で作れる。だから、それを輸入すれば日本の国土を使う必要はない・・・そんな視点からの発想である。おぉー!

「少子化時代でも学びたい需要は増えている」という発想も「?」と「!」が同居する。少子化時代、大学は冬の時代を迎えた・・・とマスコミがいえば、私たちもそうかもな~と考えてしまうが「待ちなさい」と大前さん。OBに門戸を開き、10年、20年前の卒業生たちに大学院をアピールすれば巨大なマーケットがあるではないか・・というわけだ。ふむふむ。

これらは「先入観」というこびりついた発想のフタをとろう!というメッセージを伝えるためのサンプルだ。

「先入観を疑う」のほかに
「ネットワークから考える」
「“他にはないもの”を目指す」
「歴史から教訓を引き出す」
「敵の立場で読む」
「討論する」

などについて書かれている。

ネットとTVの未来はどうなるのか、中国や韓国、北朝鮮は日本をどうみているのか、三菱自動車のトップになったらどうする・・・など、私たちの周りにあるテーマを掘り下げながら、自分で考え、発想する大切さを訴える。

“大前流・思考法”を盗んでみよう。


僕の思いつき

ドロボウがバカを見るのは、盗んだものを使えないときである。
私たちは、ドロボウをするわけじゃないので、大前さんの方法で面白いと思ったら、マネて、使って、自分流に使い倒してしてしまえばいい。

さて、僕は今回、この本から「フタ」を拝借することにした。

 ぼくらの脳みそにはいくつかのフタがある。
 ガラスのフタは実は3つあった・・・

  意識のフタ(僕にはきっとできっこない)
  固定概念のフタ(みんながそういうし、きっとそうだろうな)
  無知のフタ(知らないことは分らない)

この本からは、いっぱい刺激をうけとこう。



オススメ度

★★★★★+発想する技術

読んで欲しい方

・創造的発想の達人になりたいと考えてる方
・クリエイティブに仕事したい方
・発想の視点をたくさんもちたい方

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2005年11月23日

優しさと感動のこだま ~ 池森賢二

こだまするものがあるっていいねぇ・・

書籍情報

優しさと感動のこだま―ある企業の軌跡
池森 賢二
講談社 (2005/07)
売り上げランキング: 16,373

本のひらめき

企業は何をめざして事業をしているか・・・これを理念といったり、ミッションと表現したり、いろいろである。

しかし、それが額にかざられ風化しそうなものか、社員全体に染込んだDNAのようなものなのかで、結果は大いにちがってくる。

ファンケルは、創業の経緯から始まり、すばらしい感動物語がたくさんあるようだ。
何のためにこの事業をやっているのか・・。その目指すものが社員全体に浸透しているからこそ、生まれる感動だ。

本書は、創業者の池森さんがファンケルの事業を始め、継続してきた中で出会った感動的なエピソードを語った「企業の絵本」である。

正直であること、公正であること、感謝すること・・・そんな気持ちを大切にしてきた創業者の心意気が感じられる本である。


僕の思いつき

百貨店にお店をだしたときのエピソードがある。その中で、池森さんはこう語る。

 売上を上げることを目標にするのではなく、
 お客様を大切にすればいい。
 お客様の満足を追求することが大切なのだ。

BSC(バランススコアカード)も、一番上に財務の視点をおくのはいかがなものか・・・とふと思った。

社員を大事にし、お客様に満足以上の感動をとどけるリーダーの気概と仕組みがある。そんな会社にうちもしてみたい。



オススメ度

★★★★☆+感動のこだま

読んで欲しい方

・感動するのが好きな方
・人に役立つことに興味ある方
・優しさこだわりのある方

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2005年11月22日

マンガでわかる統計学(回帰分析編) ~ 高橋信/トレンド・プロ

またまた快挙です!

書籍情報

マンガでわかる統計学 回帰分析編
高橋 信 井上 いろは トレンドプロ
オーム社 (2005/09)

本のひらめき

僕は、生まれて初めて「回帰分析」とは何かがわかった気がした。(恥ぅ)

トレンドプロが企画してくれたこのマンガ統計学の教科書は、めちゃすばらしい。前作(マンガでわかる統計学)もすごくためになったけど、これもスゴイ!

分かりやすく、かつ専門的な深さもある・・という二律背反のニーズをみごとクリアしているところが、スゴイ!

舞台はティールーム「ノルン」。そこで働くアルバイトのみうと、スタッフのりさ先輩が、回帰分析を学んでいく。

ノルンでのアイスティの注文数と最高気温の関係から「回帰分析」をひもとく。ベーカリーの新規店開設にあたって、お店の面積、最寄駅からの距離、月次の売上などから「重回帰分析」を理解する。

ちなみに・・・一つの要因から予測するのが回帰分析、複数の要因から予測するのが重回帰分析である。

ちょっぴりロマンの香りもただよわせ、楽しい展開の中で、面白く学べるのがなんとも気持ちいい!。

マンガといってあなどれない。図やヒント、学ぶ側(みうちゃん)の心理などとてもすばらしい工夫がある。

学校の教科書にしたい! 我が子が統計を学ぶときはこれを手渡そう。うむ。
マンガ・・・といってあなどるなかれ! 統計を学ぼう!


僕の思いつき

統計には、「正規分布」がよく登場する。本書でも登場するのだが、みうちゃんが「実際にはいろいろありうるとおもうんだけどぉー」という疑問を呈す。

そのときのりさ先輩の言葉がいい。

 暑かろうが寒かろうが、正規分布の形は等しいと“ムリヤリ理解する”のが 回帰分析のルールなのよ!

ムリヤリのところには(前向きに)というルビがある。(笑)

りさ先輩の言葉は、統計を学ぶときのもやっとする気分をふっきってくれる。

誤判別率、最尤法、寄与率、回帰係数の検定、オッズ比など「はぁ?」っていうものも登場するが、「分かるレベルで分かることができる」というすばらしい学習環境がこの本にはある。

ちなみにエクセルでの計算方法も付録がある。

サイコっ!


オススメ度

★★★★★+正規分布

読んで欲しい方

・統計の達人になりたいと考えてる方
・確率に興味ある方
・計算方法こだわりのある方

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2005年11月21日

なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか? ~ 伊東明

エラくても傲慢な人はやだねぇ~

書籍情報

なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか?
伊東 明
サンマーク出版 (2005/06/29)
売り上げランキング: 41,789

本のひらめき

よのなかにはエライ人がいっぱいいる。大企業の社長さんとか、代議士とかそういう人だけをいうのではない。身の回りにはいっぱいエライ人がいる。

エライ人はどこにでもいる。学校や会社でも先輩は後輩からみればエライ人、部長は課長よりエライ人、講演会の先生は参加者よりエライ人・・・こういう関係が生じる。

そして、それを勘違いして乱用すると不幸につながる。
人はその状況を「馬鹿」と呼ぶ。そしてそれを本人が気づかないでいると、更に不幸が深まる。

本書は、そうした「エライ人」が馬鹿になってしまう状況の分析や、どうしたらそれを防ぐことができるかを紹介している。

いるいるそんな人・・と他人ごとで読むより、あー、もしかして俺も・・と思いながら読むといかもね~。


僕の思いつき

自分はエラソぶってはいない・・・と思っても、ハタから見るとお高くとまっている・・・なんてことはあるかもしれない。

だから、自分に的確なアドバイスをくれる友達がいると助かる。
そんな人はだれか、ちょっと考えてみよう。そして、いつか「馬鹿なエライ人」
になってたら教えてね・・・とお願いしておこう。

それから、いつも「感謝の気持ち」をもつのもいいようだ。そうだねぇ。



オススメ度

★★★+誰でもなるよ

読んで欲しい方

・自省の達人になりたいと考えてる方
・エライ人に興味ある方
・傲慢な態度は嫌いだって方

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2005年11月20日

二桁のかけ算一九一九(イクイク) ~ かえるさん/ガビンさ

イメージ + ゴロ合わせ = 新しい武器 

書籍情報

二桁のかけ算 一九一九(イクイク)
かえるさんとガビンさん ロビン西
ライブドアパブリッシング (2005/09/09)
売り上げランキング: 60


本のひらめき

小学校のとき覚えた99(クク)は、9x9でオシマイ。リズムがあって覚えやすい。英語やその他の国にはないんだろうなー・・なんて漠然と思っていたが、それはとんだ間違いだったらしい。

日本とは違い、英米は12×12、ドイツでは20×10まで、インド、韓国でも二桁まで覚えるのがかけ算の常識になっているという。おぉー。

本書は、9x9(クク)の続き、19x19(イクイク)を覚えちゃおうというものだ。(99x99ではない!)

ただし、むやみに暗記するのはツライので、数字に意味をもたせ、語呂で覚えようというのがミソだ。たとえば・・

11=ヒヒ(マントヒヒ)
12=ビキニ
13=イッサ
14=伊予ちゃん
15=五つ子
16=ヒーロー
17=ひな
18=岩
19=一休

あとは、答えに語呂を与えるという具合だ。例えば・・・

14x19=266 (伊予、一休 にむらむら )

などなど。

なお、インド、アメリカ、フランス、ドイツなどの掛け算(くく)事情が解説されている。一番進んでいるのがインド。最高で99x99まで覚えるんだとか。韓国でも19x9の歌が大ブレークしているそうだ。うーん、負けられませんなぁー。


僕の思いつき

この本にあるのは、かえるさんとガビンさんが考えた方法。でも、それしかないかといえば、そんなことはない。
オリジナルなものを考えても思い白い。

やってみない?



オススメ度

★★★☆+イクイク

読んで欲しい方

・掛け算の達人になりたいと考えてる方
・海外のククに興味ある方
・二桁掛け算にこだわりのある方

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2005年11月19日

人生は数式で考えるとうまくいく ~ 大村あつし

経験xアウトプット=不思議なご縁

書籍情報

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本のひらめき


あなたの今の「課題」は、何ですか? という質問は、数式にするとこうなる。

 目標ー現状=課題

なるほど!である。さらに展開すると・・・

 なりたい自分ーいまの自分=課題=これから自分がやるべきこと

こんな風にものごとの「切り口」を変えると、ぼんやりしていたものがスッキリしたりする。僕も実は数式オタクである。セミナーなどでよく使う。

本書には、こういった数式がいっぱい・・・と思ったが実は違う。たくさんの人生模様の数式が繰り出されるわけではない。しかし、本書には、とても素晴しいヒラメキの素がたくさん散りばめられている。

ものごとを数式に置き換えてみるように、自分の立ち位置を変えたり、目線をシフトさせてみると、はっと気づくことがある。そんな気づきの機会をふんだんに提供してくれる本なのだ。

僕が一番響いたのは、「心は歳をとらない」というところ。自分が若いか年寄りかは、その立ち位置(見方)による。過去を起点にみれば、たしかに今が最も歳をとった状態、未来から自分を眺めれば今はもっとも若い状態といえる!
おぉー! たしかに。
カーネルサンダースがフライドチキンのフランチャイズビジネスを始めたのは56歳の時(若さ)である。それを思えば、僕も元気がでるねー。

他にも、

 人生は負けないようにできている。
 誰もがいつのまにか進化している。
 雨が降るのは「悲しい出来事」ではない、たんなる「出来事」である。
 三日坊主も百回続ければすごいことになる。
 八方塞がりなんていうけど、それは閉じてしまった扉ばかりを未練がましく見つめているからだよ。
 
など、とっても心に響くことばがある。立ち位置や見方を変え、逆境から復活
してきた著者の経験が、本書に素晴しい命を与えている。とってもおすすめ!


僕の思いつき

モノゴトは捉え方次第である。先日、あるパーティで、功績のあったシニアの方が紹介されていた。
司会者曰く「○○さん、御歳72歳です」 パチパチ・・

そして、ご当人の挨拶。
 「こんばんわ、今年72歳の若さになった○○です」

なんとウィットの聞いた言葉だろうかと、僕は心で喝采を送った。誰もが、72歳の高齢にもかかわらずお元気で・・・と思っているところに、「若さ」という表現が光っていた。

同じように、世の中、いいようでずいぶん感じ方が異なることがある。

会社の問題を検討するときも「xxが問題である」「xxが不足している」という問題定義は、心を暗くする。
これを「どうしたらxxが解決できるか」「どうしたらxxが満足できるか」と表現するだけで次にいけそうな気がする。(大橋禅太郎さんの本から)

こういう立ち位置を変える言葉の工夫を、ふだんの生活や仕事の中でやってみよう。



オススメ度

★★★★★+立ち位置

読んで欲しい方

・人生の達人になりたいと考えてる方
・ものごとの見方を変えたい方
・デキゴトロジーを身につけたい方

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2005年11月18日

リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間 ~ 高野登

誇りと喜びと・・・

書籍情報

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
高野 登
かんき出版 (2005/09/06)
売り上げランキング: 67


本のひらめき

僕の手帳には、リッツ・カールトンのクレド(本モノ)が差し込んである。

以前、伝ちゃん(佐藤 伝さん)のセミナーで、“それ”を拝見し、リッツの感動物語を聞いた後、どうしても欲しくなってしまった。

さっそく大阪のリッツカールトンにメール。『すみません、1部欲しいのですが・・・』と厚かましくもお願いしてみた。そしたら、なんと丁寧な便りとともにクレドが送られてきた。
そのクレドは、ちょっとした物語を伴った僕の宝物だ。そして、この本を読み宝物はますます輝きを増すようになった。

本書は、リッツ・カールトンのミスティーク(神秘性)や伝説の物語が、どうして生まれるのか、その背後にあるものは何か・・・そんなところを高野さんが語ってくれる本だ。

著者の高野さんは、ザ・リッツ・カールトン・ホテルの日本支社長。初代社長のシュルツィ氏との出会いやリッツで日々行われている誇りと喜びに充ちた仕事など、感動ストーリーが存分に語られている。

リッツ・カールトンは、お客様に「満足」ではなく「感動」を与えることを喜びにしている。だから、そこに伝説が生まれるのだ。

「スタッフはみんな楽しそうに仕事をしている」
「クレドはマニュアルではありません。心で納得して実践するものです」
「2000ドルの決裁権限の額は、会社と従業員が同じ価値観で仕事をして
 いるという信頼関係を表す目安でもあるのです」
「従業員の感性を鈍らせてしまうのは、単純作業や地味な仕事ではなく
 ビジョンなき仕事なのです」
「現在の年収の5%ではなく、目標とする年収の5%を自分への投資に
 回しなさい」
「トップ5%の方の感性を満足させるようなサービスを提供する」

など、僕の心にガツンと響いた素敵な言葉がいっぱい・・・。

超オススメの一冊。読むと高野さんのナマの声を聞きたくなる。


僕の思いつき

この本から得られることはいっぱいある。僕も会社をなんとかしたいとう思いが募る中、この本に出会えたことに感謝したい。ガラスの蓋をはずして、とびはねる希望と勇気をくれる本だから・・・

そして、是非是非、高野さん会いたい・・・と思っていた。そうしたら、ちゃんと機会がやってきた。明日、高野さんの講演会に参加予定。(伝ちゃん&山田さん感謝です)

うん、なんだか今からワクワクである。



オススメ度

★★★★★+ファビュラス・ミスティーク

読んで欲しい方

・ホスピタリティの達人になりたいと考えてる方
・リッツ・カールトンに興味ある方
・感動を求めてやまない方

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2005年11月17日

儲かる商売のナマ現場が見たい! ~ 戸田覚

気になれば行って見よう!

書籍情報

儲かる商売のナマ現場が見たい!
戸田 覚
ダイヤモンド社 (2005/08/20)
売り上げランキング: 24,333


本のひらめき

ツーカーの老年むけ携帯電話、アイスのガリガリ君、田園調布にある信念の花屋さんサンフローリスト、高級万年筆の斎書館など、独自のポジショニングでブランド力を発揮しているサービスや製品がある。

これらを取材し、著者の分析を披露したムック本である。

知っていたけど、実はそんな裏や哲学があったんだ~といったオドロキが楽しい。

僕の思いつき

通勤経路や近くに、どうも気になるお店・・・があったら、ぜひそこを取材してみよう。

取材というと、新聞記者や雑誌の記者じゃないといけない・・・なんてのは、まちがった固定概念。

勝手に自分で名乗ればなんてことはない。
「会社で社内情報の編集に・・・」とか
「メルマガを発行しようかと考えていて、優秀企業を取材したいんですが・・」とか、かってにつくってしまえばいい。

もちろんおふざけはいけないけど、それなりにマジメに取り組めば道は開ける。

「あなたの街の素敵な企業訪問」なんてメルマガもいいねー。

なんでもやればできちゃういい時代。
どう?あなたも戸田覚さんになってみない?!。



オススメ度

★★★☆+ナマ現場

読んで欲しい方

・商売の達人になりたいと考えてる方
・お客様に感動してほしい方
・商品にこだわりのある方

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2005年11月16日

企画心 ~ 阪本啓一

うむ、する、のこす!

書籍情報


本のひらめき

阪本さんは、いつも熱い本を書く。借り物の考えじゃない気概に満ちた内容に心を躍らせてくれる。

本書は、企画をつくる方法論ではない。実行につながる熱い企画を生み出すための心得が語られている。阪本さんならではの「自分の素手で感じつかみとった手触り感のある」表現や考え方が、高揚感のある共感をぐんと生み出す。

企画には次の三つのフェイズがあり、下記のような構造で展開されている。

1.準備(うむ)
2.実行(する)
ステップ1.育てる
ステップ2.まとめる
ステップ3.売る
3.仕舞(のこす)

手触り感のある阪本さん流言葉使いが気持ちいい。

線を引いたり、折り目をつけたりする箇所の実に多い本である。


僕の思いつき

ひらめくものがいっぱいある。
この本は、何度も読み返してみたい。



オススメ度

★★★★★+矜持

読んで欲しい方

・企画のの達人になりたいと考えてる方
・ホンモノに興味ある方
・プランこだわりのある方

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2005年11月15日

一流の仕事術(気配り篇) ~ 山崎武也

エレベータには気をつけよう。

書籍情報


本のひらめき

「接する人たちの一人一人を自分の「味方」にしていこうという気構えが大事だ」と著者はいう。本書には、そのための身のこなしや口の聞き方などが場面に応じていくつか紹介されている。

身の回りを清潔に、挨拶を明るく、笑顔で接して、噂話はせず、約束の時間を守り、いつも居場所を仲間に知らせておき・・・と、ごく常識なことなのだがきちんと実行するにはそれなりの努力がいる。

一番面白いと思ったのは、エレベーターの中でのマナー。

 エレベーターはミニ世間

だという。たしかに、お客様が乗り合わせていたり、競合会社の知り合いが乗りあわせていたり、上司をうわさをしていたら本人がいたり・・・なかなかエレベーターというのは面白い空間である。

お客さんをお見送りして、「あー疲れた」なんて思わずつぶやいたら、閉まったドアがまた開いて「すみません、上にいっちゃったもので・・」なんてそのお客様がいたり:汗

エレベーターは気をつけよう。笑


僕の思いつき

「私物を会社のために利用するのは損だ、と考えている人がいる。」という。
でもそんなケチな考えはよしたほうがいいという。確かに。

辞書、ITツールなど、いいものはどんどん使ってみたい。

さて、私物で会社の仕事にいいものって、どんなものを使っているだろうか?
ちょっとレビューしてみるのもいいね。。


人間関係の2軸マトリクスが冒頭に紹介されている。

     愛すべき人
      ↑
 無能な人←+→有能な人
      ↓
     いやな人

それぞれのゾーンで気配りも異なる。ほかの軸は何があるかなあー。


オススメ度

★★★☆+気配り

読んで欲しい方

・気配り名人になりたいと考えてる方
・人間関係に興味ある方
・気配りにこだわりのある方

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2005年11月14日

1分間セルフ・リーダーシップ ~ ケン・ブランチャード/スーザン・ファウラー

天は、自ら導くものを助く・・・

書籍情報

1分間セルフ・リーダーシップ
K・ブランチャード S・ファウラー L・ホーキンス 依田 卓巳
ダイヤモンド社 (2005/09/15)
売り上げランキング: 74,972


本のひらめき

1分間シリーズ3部作の完結編である。1分間リーダーシップ、1分間マネジャーのチームワークに続く第三弾である。

本書は、広告代理店に勤務するスティーブが、マジシャンのケーラに導かれ、自ら気づき、成長していく過程を物語として展開している。

まず、思い込みの枠から脱却することを勧める。

 思い込みの枠とは、過去の経験にもとづいて、現在と将来の経験を制限する 考え方である。

という。思い込みの枠は、誰にでもある。それを「ゾウの思考」というお話が紹介されている。ノミとガラスの蓋の話と通じていて、面白い。

 「サーカスでゾウを訓練するときには、まず、赤ん坊のゾウの足を鎖で杭
  につなぐの。ゾウは当然、逃げたがるわ。ぐいぐい引っ張るけど、鎖は
  強いし、杭を深くささっているから逃げられない。そして、成長しても
  逃げられないと決めてかかる。
  やがて、ゾウは6トンにもなるから、ちょっと引っ張れば杭なんてぬけ
  るのに、やってみようとしない。サーカスの訓練をする人が言うには6
  トンのゾウの脚のまわりに細い紐を巻いても抜けだそうとしなくなるら
  しいわ。」

マジシャンのケーラ(女性)が説明したお話である。

思い込みの枠をぬけだすのが、第一のコツ。
第二は、自分の力のポイントを活かすこと。
第三は、成功に向けて協力しあうこと。だという。


僕の思いつき

この魔法が使えるようになった人が次にやるべきこと。

  それは、人に伝えることだ。

いいこと、できたこと、やったこと・・・すべて人に伝えることで、またその意味が深まる。

今日は、何を伝えようか・・・



オススメ度

★★★★☆+マジック

読んで欲しい方

・セルフコーチングの達人になりたいと考えてる方
・自己改革に興味ある方
・面白いネタがほしい方

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2005年11月13日

すごい!自己啓発 ~ 岡崎太郎

チャレンジに遅すぎることは、ない!

書籍情報


本のひらめき

モチベーションシートで、自身の夢をかなえてきた岡崎さんが、人生を見つめ直す自己啓発の本を出した。

グレート・クエスチョンが9つある。いくつか紹介。

 1.あなたは今の会社で一生働きますか?
 2.あなたは資産が10億円あっても、今の仕事をつづけますか?
 4.五年後、あなたはやりたい仕事ができているでしょか?
 5.あなたは死んだら、どんな人だったと思われたいですか?
 9.もし、余命が1年と宣告されたら、あなたは今の仕事を続けますか?

どう答えようか・・・、自分とセルフコーチングをしてみたい。

本には、自分と対話したり、成長の糧になる言葉がたくさんある。

岡崎さんの本お読み方が紹介されており、写真もあって興味深い。折り目のつけ方、本の見つけ方などもある。
そして、読んだあとどうするかも問題。読んで報告、読んでも報告しない、読まずに報告、読みもせず報告もせず。(4象限) どれがいいかは自明だねぇ。

いろいろ啓発されるヒントが隠されている。


僕の思いつき

「自分がやりたい仕事が、自己満足だけでなく社会にいい影響をもたらすなんて、素敵なこどではありませんか!」と岡崎さん。

僕もそのとおりだとおもう。

もし、いまやってる仕事があるとすれば、それをそんな風に変えるにはどうしたらいか・・・なんていつも考えていたい。



オススメ度

★★★★+バージョンアップ

読んで欲しい方

・人生の夢をかなえてみたい方
・夢をえがききれてないなーあという方
・やりたいことにこだわりのある方

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2005年11月12日

仕事がどんどんうまくいく「段取り」の教科書 ~ 吉原靖彦

まずは整理から始めるか・・

書籍情報


本のひらめき

仕事でもなんでも、段取りをうまくやってスムーズにことが運ぶと気持ちがいい。泥縄式であれやこれや・・とやって、一息ついて、なんでこうなんだ!などと思うと、もっと段取りよくやっとけば・・と後悔する。

段取り8分、という言葉があるくらい、何かやるにはその前の計画というか段取りが重要だ。

本書は、そのコツを分り易くまとめた解説書。とても読みやすく、サクサク読めるから、おいしいところをいただいちゃうといい。

 仕事 = 段取り + 正味仕事

だという。そして、前半の段取りが8分が事の成否を左右する。段取りは、計画だったり、準備だったり、手配だったりするが、いいかげんに準備したプランからはいいかげんなものしか生まれない(可能性が高い)。

本書は、段取りに役立ついくつかの考え方や方法を教えてくれる。
たとえば、ECRS。
 E(eliminate) 省略
C(Combine)  まとめる
 R(Rearrange) 再編
 S(Simplify) 単純化

その他、見える化、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)などトヨタ方式やシックスシグマなどに登場する工夫が紹介されている。

段取り上手になってみよう。


僕の思いつき

さて、段取りで一番やりたいのが、整理整頓。
整理とは要らないものを処分すること
整頓とは要るものをいつでも使えるようにしておくこと。

どこからやるか・・・やはり、まず机周りからだねぇ。

まずは日程を決めておこう。17日。

あなたの整理整頓日はいつでしょうか・・?



オススメ度

★★★+段取り8分

読んで欲しい方

・段取りの達人になりたいと考えてる方
・整理整頓に興味ある方
・業務効率化こだわりのある方

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2005年11月11日

がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい! ~ 島田洋七

笑顔は哲学である・・

書籍情報

がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!
島田 洋七
徳間書店 (2005/01)
売り上げランキング: 4,619


本のひらめき

島田洋七さんの「がばいばあちゃん」第二弾である。
がばい、というのは佐賀県の方言で、「すごい」っていう意味。

島田さんは、幼い頃、貧しかった家庭の事情で無理やり長崎のおばあちゃんちへ預けられることになる。広島から引っ越したばあちゃんの家は、わらぶきのこれまたとんでもない貧しい家だった・・・。

しかし、そのおばあちゃんは、とってもユーモアにあふれ、人間味があり、そしてなんでも明るく対応してしまう。

そのエピソードが、前作につづき綴られている。

第二作というのは、ややもすると味落ちするのが普通だが、本書もすばらしい感動がつまっている。

おばあちゃんと暮らした8年を著者は

  お金はなかったけど、工夫と発見と笑顔に満ちた毎日だった

と述懐する。91歳ですでに他界したおばあちゃんは、その後もなお、多くの人に楽しい思い出で楽しませてくれているという。

  おばあちゃんは知っていたのだ。
  どうすれば楽しく生きられるかを。

もし、今、窮地に陥っている方や、悩みがある方、この本は特効薬になる。


僕の思いつき

本書の最後のがばいばあちゃんの写真がある。素敵なばあちゃんだ。

とても心にのこるエピソードとともに、素晴しいおばあちゃんの言葉がある。

 2,3人に嫌われても、反対を向けば一億人いる。

 世間に見栄はるから死ぬ。うちはうちでよか。

 今日、明日のことばかり考えるな、百年、二百年先のことを考えろ!

などなど。映画化されることになっており、上映が楽しみである。

 おばあちゃんやおじいちゃんの言葉、メモしておこうねー。



オススメ度

★★★★★+笑顔の哲学

読んで欲しい方

・笑顔の達人になりたいと考えてる方
・めげずにがんばりたい方
・楽しい人生をおくりたい方

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2005年11月10日

金の匙 銀の匙 ~ 尾関茂雄 + 記念講演会@11/11

ビジネスは愛である。尾関さんが言うと、納得する。

書籍情報

本のひらめき

ビット・バレ-なんてのが昔あった。ITバブルがはじける前、猛烈な勢いで駆けだしたITビジネスの奔流で、果敢に泳いでいる若者にたくさんあった。98,99年ころだった。僕と同じ苗字の松山太河さんが主宰していたビットバレーは独特の熱気があって、川べりにいた僕も楽しかった。

渋谷の飲み屋さんで名刺交換したお一人に、尾関さんがいた。あれから7年、懸賞サイトの「アクシブドットコム」は高い価値で売却され、現在は5つの会社を経営する青年企業家・・・それが尾関さんだ。

尾関さんは、熱弁を奮うというよりは物静かな語り口で哲学的な雰囲気が漂う。本書も尾関さんらしい本だ。大人の童話といったらいいだろうか。

「金の斧、銀の斧」「鶴の恩返し」「3年寝太郎」「天の岩戸」など、知っているストーリーが微妙にアレンジされ、現代のビジネス物語のように編集されたのが、本書だ。読んでいると、みょうに懐かしい気分と新しい発見があって不思議な気分になる。

それぞれの中に、尾関さんの人生哲学が表現されているのが素晴しい。

 ええ、僕はどんな小さな約束も守る男です。
   (その愛を大きく求めて ~ 金の斧、銀の斧をアレンジ)

 どのようにしたらいいかと皆が提案することで、解決策は見えてくる
   (大海の愛 ~ 天の岩戸をアレンジ)

 二軒の家を建てたっていいんだ。
   (練磨する愛 ~ 3匹の子豚のアレンジ)

など、物語の中に、尾関さんの思いが語られている。「愛である!」と言い切るのが尾関さんだから納得してしまう。

なんか素敵な大人の童話。


僕の思いつき

尾関哲学をいくつか

 欲を捨てるのではなく、大欲にするとエゴから愛に。

 自分の都合でモノゴトを運ぼうとするのはエゴ。
 相手の幸せと自分お幸せを合致させるのが愛(知恵)。

 他人に頼るのはエゴ。磨いた自分を活かすのが愛。

 相手を変えようとするのがエゴ。自分が変わるのが愛。

自分が考える愛とエゴについて、自分のコンセプトを表現してみたい。

また尾関さんにあいたくなったねぇー。



オススメ度

★★★★★+愛の哲学

読んで欲しい方

・人生の達人になりたいと考えてる方
・愛とエゴについて考えてみたい方
・人に与えることがうれしい方

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2005年11月09日

TETSUYA ~ 和久田哲也 + アートな街

行ってみたい・・・

書籍情報

TETSUYA―シドニーテイスト
和久田 哲也
柴田書店 (2005/07)
売り上げランキング: 114,193


本のひらめき

世界でもっとも予約の取りにくいレストランのひとつを紹介しよう。
シドニー郊外のロゼールにあるレストラン Testsuya's (テツヤ)だ。

僕はまだいったことがないのだが、親しい友人によるとこれはもう天国のようなところらしい。そそられる。

さて、オーナーの久保田哲也さんは、異国の地にあこがれ、22歳のときシドニーに降り立つ。皿洗いのアルバイトから始まり、やがて料理をする楽しみに目覚める。きっかけは、働いていた店のオーナーから娘の結婚式のために寿司をつくって欲しいと頼まれたときだったという。経験もなく初めて創った寿司がとても好評で、料理に魅了されるきっかけになったという。
その後、相棒のショーンとレストラン経営について学び、TETSUYAにつながっていく。

食材にこだわり、『シンプルなものを豊かに見せる』工夫をし、失敗を恐れず試行錯誤を重ねた料理は、どうやらものすごくこだわりのある美味しさがあるらしい・・・。(いってみたい!)

本書は、写真集である。哲也さんの作品(料理)が載っている。

料理の写真集は、だいたいパラパラっと見て、あー旨そうね・・・パタン。
という具合にすぐ見終わってしまうのが常。しかし、この本は、違う。

もう、ゲイジュツ作品といったほうがいいかもしれない。しばしうっとりと見とれてしまった。この本を見ていると料理の異次元に連れて行かれる。

オーストラリアは、今、カンガルーとコアラとテツヤ・・・になっている。


僕の思いつき

なぜ、オーストラリアに?、なぜ、日本人が?といった疑問は、この本を見ていただくことにしよう。

海外にも多くに日本人シェフが活躍する時代になった。

旅行にいくなら、Tetsuyaのようなとびっきり上等なレストランを目指していくのもいいね。

これで、僕の100ビジョンで行きたい場所が、またひとつ決まった。



オススメ度

★★★★+レストランは劇場だ。

読んで欲しい方

・料理の達人になりたいと考えてる方
・オーストラリアに興味ある方
・食にこだわりのある方

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2005年11月08日

30代からのお金と時間の自己投資学 ~ 和田秀樹

思いきって使ってみよう

書籍情報

30代からのお金と時間の自己投資学
和田 秀樹
PHP研究所 (2002/06)
売り上げランキング: 124,164

本のひらめき

いままでに「ちょっとこれは勿体ないかもしれない、でも、せっかくのチャンスだし、思いきって自分に投資してみるか・・・」というお金の使い方をしたことはあるだろうか?

高級レストランへいってみる、高い料金のセミナーに参加する、かなり高額の月謝を払ってスクールに行く・・・などなど。

僕はいままで、二度ほとそういう経験がある。(あは~、たった二度!?) アタッカーズビジネススクールの一期生で大前さんの門をたたいた時 コーチ21でコーチングの勉強をはじめたとき
なんと貧しい(自己投資の少ない)ことかと、我ながら悔やまれる。

本書は、そうした自分自身への投資はどういう意味があるのか、どう判断すべきかを、和田さん自信の経験をもとにして語ったものだ。

人生、家族、人間関係、キャリアなどで、お金と時間の効果的な使い方を提示している。

 チャンスは必ずどこかで訪れる

 物事はやり方を帰れば成功する可能性が高まる

 疲れをとる投資をケチってはいけない。そのためにはグリーン車やタクシー も有効に活用しよう

などなど、響く言葉がいっぱいある。


僕の思いつき

今年一年、自分に投資した額、自分に投資した時間を、ちょっとレビューしておこう。来年の生き方を考えるいいデータがそこにある。

何かをアウトプットするためには、やはり、そこに何かのインプット(投資)がいる。

さて、来年のこともそろそろ・・・



オススメ度

★★★★+自己投資

読んで欲しい方

・来年の目標を考え始めた方
・自己投資に興味ある方
・成長にこだわりのある方

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2005年11月07日

「本を読む子」は必ず伸びる! ~ 樋口裕一

いつも本がある環境で・・・

書籍情報

「本を読む子」は必ず伸びる!
樋口 裕一
すばる舎 (2005/09/21)


本のひらめき

わが子に本をもっと読ませたい・・・なんて思ってる親御さんは多い。
それは正解です!というのが今日の本。

 学問の基本的な作業は、言葉から現実を想像し、イメージをふくらませ 真実や法則を導き出すことです。
 これは人間としていちばん大切な作業。だから、この読解作業でできる人 を、頭がいい人というのです。

創造的作業につながる読解作業ができる頭のいい人を育てるために、言葉(活字)に親しみ、考える習慣や、感じる感性を磨く・・・そんな環境を子どもたちには与えてあげたい。

簡単に読めそうな本を入り口に、本を読むのが当たり前な環境をつくり、親も子どもの本をよんで一緒に楽しむ・・・そんなヒントが書かれている。

最後の著者のおすすめ児童書リストがある。ズッコケ3人組など読ませたい本がいっぱいあるのがうれしい。


僕の思いつき

いつか、子どもと好きな本について語る機会をもってみよう。

  あのさ、今度父さんの会社の人にね、子どもに何かプレゼントを
  したいと相談されてるんだけどさ、なんかいい本あるかい?

  へぇ、そうなの。えーっと、それじゃぁ・・・

てな感じで始まったら楽しい。お父さんの読んだ本も教えあったり、あらすじを話したり。うー、そんな会話があれば楽しい。



オススメ度

★★★★★+言葉の多義性

読んで欲しい方

・読書名人になりたいと考えてる方
・子どもに本をよませたい親御さん
・本と教育にこだわりのある方

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2005年11月06日

会議でヒーローになれる人、バカに見られる人 ~ 吉岡英幸+日経新聞11/6朝刊

「ギロン戦隊ジューレンジャー」登場!

書籍情報

本のひらめき

本書は非常に身近なことがかかれている。テーマは会議だ。
そして、とてもユニークな視点と考え方が提示されている。会議を仕切るファシリテーターの役目である。

どの会社でも会議を効率的に有効に運営するために、苦労している。

会議にはいろんな生態系が集まっている。
吉岡さんは、会議・議論ではじけるバカの生態ということで10のキャラクターを紹介している。題して「ギロン戦隊ジューレンジャー」だ!(笑)

ちょっと、戦士にご登場いただこう

 時間のない世界からの使者「ナガインジャー」
 重箱の隅を宇宙に変える「ツツクンジャー」
 いいたいことはなんだろうな?「トブンジャー」
 沈黙のテロリスト「ダマルンジャー」

などなど。その名前を聞いただけでも、あ、いるいる・・と想像が働く。ほかにもいろんな戦士が登場する。
最後の10人目は「シキルンジャー」だ。得意技が「仕切り」と「空回り」というから笑える。

本書は、吉岡さんの独特の表現で、よくある会議の深層を分析し、どうしたら会議をホンモノにできるか、キレ味のいい仕切りは何かなどのヒントが満載である。

ファシリテーターがリーダーとして完結をめざす、最後のまとめの表現方法がすばらしい。曰く「一番おいしいところは他人に譲ろう」だ。たとえば・・・

  「では結論は、○○さんが最初のおっしゃられたこの方向で。
   いやぁ、○○さんのあのご意見で議論が一挙に進みましたね。
   本当に○○さんのおかげです。」

本当は自分の意見や見事な仕切りでここまでこれたと思ってもぐっと抑えて、こういうのだという。ふーむ、なるほど。

僕は、おおいに脳みそ(右脳+海馬)を刺激された。超おすすめの一冊。


僕の思いつき

本書を読んで感心するのは吉岡さんのネーミングの妙である。ジュウレンジャーもそうだが、ほかにも「ロード・オブ・ザ会議」「貢献のエクスタシー」「創造的相槌」「意味の素数」などすばらしい創造的表現がある。

ヒーローになれる人はネーミング力もパワーになる。そのためのヒントも紹介している。パロディ、日本語とカタカナの組合せ、漢字の利用・・などだ。

できたら会議で使えるネーミングの引き出しを自分でもそろえておきたい。
日ごろの鬱憤、下らなさ、感動、モチベーションなどいろんなことを自分の言葉で蓄積しておくのもいいね。

 「会議・議論というイベントは、ビジネスパーソンとしての知性、能力、
  人徳を、否が応でも丸裸にしてしまう。」

という西岡さんの表現は真実をついている。会議があったら、まずそこは自分のショータイムだと思って臨もう。

会議が面白くなってきた・・・。



オススメ度

★★★★★+晴れ舞台

読んで欲しい方

・会議の達人になりたいと考えてる方
・ファシリテーョンに興味ある方
・会議をかっこよく仕切りたい方

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2005年11月05日

やさぐれぱんだ ~ 山賊 + 出版予定

癒し系の笑い


書籍情報

やさぐれぱんだ
やさぐれぱんだ
posted with amazlet on 05.11.05
山賊
アーティストハウスパブリッシャーズ (2005/10)

本のひらめき

人気マンガサイト「山賊UNDER GROUND」がマンガになった本が、今日の作品。

はずかしながら、このサイトを知らなかった。

 http://szug.biz/

本から先に知ったのだけど、めっちゃ面白い。かつ、ちょこっと癒し系の香りがするのがいい。

たとえば

  A:まじ白黒つけよーや
  B:いやいや かんべんしてくださいよ

この会話、誰と誰の会話だと思う?

答え:ぱんだ と しまうま

笑えてしまった。

基本は、山賊さん(たぶん)とパンダのぬいぐるみの会話が4コママンガになっている。どことなく、じわっとくる笑いがなんとも楽しい。


僕の思いつき

日ごろ思ったり、気づいたりしたことをマンガとか、コントとか、会話とか、物語とかにするのは楽しい。

山賊さんもそうした作品をネットに発信しつづけていたら、あるとき「本にしませんか?」というオファーがきたらしい。

うける話を、逃さないようにしておこう。


オススメ度

★★★☆★+やさぐれ

読んで欲しい方

・癒しの達人になりたいと考えてる方
・マンガに興味ある方
・日々のエピソードを集めている方

Posted by webook at 21:35 | TrackBack

2005年11月04日

「3日坊主」でも使いこなせる手帳術 ~ 岡崎太郎

書き方をちょっと変えるだけ?

書籍情報


本のひらめき

この時期、日記ものや手帳ものの本がよく発行される。新しい年(2006年)にむけて、誰もが「何か新しい変化」を望んでいるからだ。しかも、その気持ちは、そこはかとなく・・・。 ( I vaguely sense that --- )

今日の本は、<一日3分夢実現ノート>の岡崎さんの手帳術の本。

日記でも手帳でもメモでもなんでもいいのだが、継続的に書くことで自分のモチベーションアップに繋げることが肝心。岡崎さんはA4のモチベーションシートを提案している。( https://www.it1616.com/new/mssheet/buy.html )

キモは、どれだけ自分と向き合えるか・・・というところ。

といっても、なかなかできないのが常。そこで、モチベーションシートに日々感じたこと(よかったこと、おもいつきアイデアなど)をかきこみ、それを2週間ごとにセルフレビューする。そのときのツールは、マンダラートだ。

モチベーションをあげるのは、嫌なことや不安なことではない。うれしいこと、感謝したいこと、感動すること、ふと思いついたアイデアなどだ。そういうのを記録して集めるのがいい。

 子豚の貯金箱(piglet change bank)に一日100円入れても10年で 36万5200円。(多いようで意外に少ない)その何倍も価値のある「よかった出来事貯金!」をちゃんと貯めよう。

と岡崎さんはいう。そうそう!

そして、そうしたいいことを収束させるのが2週間ごとのレビューだ。これがポイント。

 「想い」とはある情報を受取って、自分の心が反応するもの

だという。自分がセンスした情報(記録、日記)を読み返し、それに反応する自分の気持ちを想いに収束することがいいようだ。あー、オレってこの二週間ずーっとセミナーのこと考えてたんだぁ・・みたいな反応だね。

モチベーションを上げる日常のヒントがいっぱい。おすすめ!


僕の思いつき

実は、会社の中で、このモチベーションシートのような動きをはじめようとしたところ。ジェイカレッジの先生方と相談して、社内外のいいことを集めてみよう・・・なんてね。
これって、落ち込んでる会社や組織には結構効くかもねぇ。笑

うまくいったら(いくはずだから)、これは一つの組織活性化講座と本にしようと思っている。(お楽しみに)

この前NHKでも放送してもらった「ブックON」の活動=「ねぇねぇ聞いてよ、この本いいよ」も実はその活動の一環。(増子さんありがとね)

 将来、これがいろんな企業で採用される。
 NHKの長寿番組プロジェクトーXでも取り上げられる。
 『プロジェクトX: ねぇねぇプロジェクトの奇跡』てなことで・・・
 2008年の秋、11月だね、きっと。

うわぁ、今朝は朝から妄想が爆発だ。今日はいいことありそ。



オススメ度

★★★★☆+集めて収束

読んで欲しい方

・いいことの達人になりたいと考えてる方
・日記やメモに興味ある方
・夢をかなえたい方

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2005年11月03日

震災にあった盲導犬クララ ~ 石黒謙吾/小山るみこ

泣けます・・・・

書籍情報

震災にあった盲導犬クララ
石黒 謙吾 小山 るみこ
双葉社 (2005/10)


本のひらめき

クイールの物語で素敵な感動を描いてくれた石黒さんが、また別の感動を届けてくれた。

本書は、新潟県中越地震にあった中村良子さんと盲導犬クララの物語。

 みなさん、はじめまして。
 私は、盲導犬使用者の中村良子です。
 生まれも育ちも新潟県です。
 今年57歳になりました。
 これから、私の、小さかったころから、
 盲導犬と暮らしている現在までの話を、
 ありのままに綴ります。

ではじまる。

新潟県刈羽群で生まれ、幼い頃、父と兄三人を亡くす。兄、姉、中村さんの3人を母親一人で育てる環境の中、誰も中村さんの目が見えなくなっていく異常に気づく余裕はなかったという。やがて24歳で完全に光を失う。

その後、盲学校で学び、マッサージ師として仕事を始める。そんな折、盲導犬と出逢う。最初のパートナーはハイジ。その次にクララ。2000年10月23日。中村さんとクララは中越地震に遭う。そして、避難所では様々な出会いが・・・。

盲導犬の働ける時間は、それほど長くない。10年ちょっと・・・。だから、多くの人は、パートナー犬との出会いと別れという葛藤が常にある。

中村さんが旅行をしていたある朝、クララが突然「ウォー!」と声をあげる。ふつう盲導犬はめったに鳴かない。その朝は特別だった。住職さんに引き取られていた初代の盲導犬、ハイジが息をひきとったその時だったのだ・・・。

なんだか宇宙を感じるねぇ。

淡々と語られる半生の記に、どこか生きる勇気や不思議な元気をもらえる。

小山るみこさんの挿画も、とても温かみがあっていい。

僕の思いつき

この世に生まれ、わが身に宿る運命を受け入れ、そしてなお自分らしく生きていくために・・・何ができるだろう。

   誰かの役に立つことをする・・・。

これかなぁ・・・

盲導犬とともに生きている中村さんの姿や、中村さんのために働く盲導犬クララそしてその前代の盲導犬ハイジ。盲導犬として働けなくなった犬をひきとった和尚さん・・・いろんな人(や盲導犬)の生き方に、何かを感じる。

石黒さんは、盲導犬と、その盲導犬をパートナーとして生きている方の生き方の語り部として、素晴しい使命を果たしていらっしゃる。

私はなぜ生まれてきたのか・・・そんなことを時折ふっと思い起こしてくれる友人に心から感謝。 石黒さん、ありがとう!



オススメ度

★★★★★+ハイジとクララ

読んで欲しい方

・誰かの役に立ちたいと考えてる方
・盲導犬に興味ある方
・クイールを知っている方

Posted by webook at 21:46 | TrackBack

2005年11月02日

マンガでわかる小説入門 ~ すがやみつる/横山えいじ

よっしゃぁ~、小説書くぞ!

書籍情報

マンガでわかる小説入門
すがや みつる 横山 えいじ
ダイヤモンド社 (2005/10)


本のひらめき

大勝さん(ミドル・エイジさん)が主宰されている「本カコ」というメーリングリストがある。

 http://plaza.rakuten.co.jp/ojinkoishikawa/6005

ここに集まっている人は、編集者、著者、これから本を出す人、出したい人などホットな人が多い。小説家をめざすというよりは、ビジネス書作家を目指す人が多いけれどなかなか面白い情報が飛び交っている。

こういうコミュニティが盛んな背景には、「生きているうちに、いつかは僕も本を・・・」なんて思う人が多いからじゃないだろうか。

そして、なかには小説を書いてみたい・・なんて方もいるはず。
そんな方は、今日の本がオススメ。

マンガで楽しく書かれているし、中身もハンパじゃない濃さがある。

小説を書いてみたい・・・とちょっとでも思ったことがあるひとは、絶好の入門書だ。超おすすめ。


僕の思いつき


第10章の「小説家受難の時代を生き延びるには?」では、出版業界の現実が紹介されている。絶版になった本が古紙業者に引き取られ断裁されて溶かされる。そんな様子が写真入りで紹介されており業界の現実にギョっとする。

僕が一番ピンときたのは、小説を書くときは「視点に気をつけろ」というところだ。つまり、誰の視点で語るかというところ。

以前、紹介した「県庁の星」というビジネス小説がある。
アマゾンの書評諸氏も指摘しているが、ちょっと視点の交錯するところがあったように思う。面白いテーマと中身なんだけど、読みずらかったのは、これだったのか・・・と思い当たった。

ビジネスでも、これは誰の視点?という場面がときどきある。

今日の会議のあの人の発言は、誰の視点で発言したんだろう・・・なんて思い返してみるのもいいね。



オススメ度

★★★★★+誰の視点?

読んで欲しい方

・いつかは小説を書いてみたいと考えてる方
・出版に興味ある方
・文章にこだわりのある方

Posted by webook at 21:52 | TrackBack

2005年11月01日

クレジットカードこれだけ知れば怖くない ~ 岩田昭男

やばいかもよ・・・

書籍情報

クレジットカードこれだけ知れば怖くない 爆発する「カード&ネット」のしくみと防犯術
岩田 昭男
実業之日本社 (2005/10/09)
売り上げランキング: 223,760


本のひらめき

クレジットカードやキャッシュカードの被害に遭われた方、いません?

楽天のカード情報流出事件をはじめ、UFJ銀行のATMコーナーで見つかった隠しカメラ事件など、カードに関する事件がいつ自分の身に起こっても不思議じゃないような状況になってきた。

僕はまだ経験がないけれど、どうやらひとごとではなくなってきたこの頃。

補償は、どこまでされるの? どんな注意をしたらいいの?
どんな手口が行われているのか?、予防策があるのか?・・ もし、自分の身にふりかかってきたら、いろんな疑問が渦巻く。

できれば、そんなことが起きる前に、知識を得てまた予防策もとっておきたいものだ。

そこで、今日の本。
カード&ネットの仕組みと防犯術を教えてくれる。

クレジットカードは、現在
 VISA    60%
 マスターカード 28%
 アメックス   10%
 のこり2%が、JCBやダイナース といったところ


銀行のキャッシュカードの紛盗難は被害にあってから30日以内に金融機関に届け出た場合のみ補償されるそうな。一日でも過ぎれば全額は、預金者負担という。げげげ。

クレジットカードの盗難、紛失の補償は届出日の前後60日分が保険で保障されるらしい。ふーむ。

こうした事例もふくめカードやネット取引におけるセキュリティについて考えさせてくれる。


僕の思いつき


岩他流カード術が紹介されている。

 +おつきあいでつくってしまった余計なカードはリストラする。
 +暗証番号はぜったい誕生日などにしない。(それが理由で補償が受けられ
  ないことがあるらしい)
 +認証サービス、ネットサービスを利用する
  ( http://www.visa.co.jp/verified/index.jsp など)

などなど。

きょうはちょっと財布の中身を整理しておこう。
(あれれ、このカードなんだっけ・・・なんちゃって)


オススメ度

★★★★+カード護身術

読んで欲しい方

・カードの達人になりたいと考えてる方
・防犯に興味ある方
・ネットで買い物をよくやる方

Posted by webook at 21:54 | TrackBack

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