2007年07月20日

人生を変える!「心のブレーキ」の外し方 ~ 石井裕之 + 

   

書籍情報

「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~
石井 裕之
フォレスト出版 (2006/11/21)
売り上げランキング: 55

本のひらめき

この本、僕が手にしたときはすでに23刷を数えていた。ものすごく売れている本である。

まず、こんな問いから始まる。

 どうしてヤル気は、長続きしないのでしょうか?
 どうして感動は、すぐに冷めてしまうのでしょうか?

そして、その答えとして「心にブレーキが働くからだ」という。ブレーキは、実は、潜在意識というものに自然と備わっている機能だった。現状をそのまま維持したいという心の摩擦力である。

本書は、潜在意識を見方につけ、実現したい夢ややりたいことを実らせる方法を説いている。例えば:

 消え行く感情を定着させる唯一の方法は、
 その感情を、行動に変えること だという。

 感情は受動的な体験、しかし、行動は能動的な体験である。

だから、すんごくいいことや感動したことのあとは、それを何かの行動にしておくと(実行する、誰かに伝える、書き写す・・)といいらしい。

 根拠がなくても、ホンモノのの自信を持てばいい。

 最初は、演技だったハッタリもホンモノになる。
 Fake it until you maike it.

夢をもったら、それが実現したときのイメージをありありと浮かべてみるとよいとか、イメージ写真を貼っておくといいとか・・・聞いたことがある。それらも要するに潜在意識に働きかけることになるからだ。

本書は、なぜ潜在意識に働きかけるといいかが、なるほど・モードで書かれているのがうれしい。

潜在意識は、「意識が考えるのを止めたあとも、ずっと答えを求め続けるから」だという。ただし、答えを求め続ける方向が問題だ。

僕は、なぜいつもうまくいかないんだ・・・という問いに対しては、答えがみつからずいつまでもマイナスのスバイラルにいってしまう。しかし、僕は、どんなことができるんだろう?という問いには、いくつかの具体的な答えがみつかる。プラスの方向の問いを持ち、潜在意識がそちらに向かって考え続けるような思考法がいいようだ。

読みやすく、分り易い中に、深い真実の道がみえてくる。CD付き。


僕の思いつき

この本は、潜在意識の本。潜在意識さんと仲良く共同戦線をはるためのコツが書かれている。

佐藤富雄さんの、自律神経系の話(褒めるのは人のためじゃない)も、この潜在意識と同じように、フィジカルな面で僕たちをとんでもない高見につれていてくれるようだ。

自律神経系と潜在意識。このふたつの無意識を、見方につけておきたいね。

心のブレーキが、すっかりはずれている人を、実は僕たちはMoso系と呼んで楽しんできた。いろんなものがつながって、ストンと心に収まった。



オススメ度

★★★★★+潜在意識さん

読んで欲しい方

・心のブレーキとは何か知りたい方
・潜在意識を味方にしたい方
・素直な心を持っている方

Posted by webook at 2007年07月20日 17:23 | TrackBack
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