2003年08月03日

■ふしぎな数のおはなし(芳沢光雄)

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ふしぎな数のおはなし

著者:芳沢光雄
数研出版|2002年 10月|ISBN:4410138243|191P|1,480円

こどもだけじゃなく大人も他のSめる数の話。
たとえば本についているISBN番号。この本でいえばISBN4=410=13824=3である。
ここには符号理論があって、10文字の数字を次のように計算すると必ず11の倍数になるという。
1番目の数x1+二番目の数x2+3番目の数x3+・・・10番目の数x10=11の倍数
というように正しいものはその答えが11の倍数になるのだ。
途中で読み間違えたり、入れ替えたりすると11の倍数にならない。そこで正しいかどうかが判別できることになる。
また、1cmを100回ほど倍にしていくととんでもない長さになること、折り紙を利用した定点の不思議など日常や自然、そして宇宙にまで広がる数字の話が楽しい。
夏休みにお子さんとご一緒に・・・。

Posted by webook at 2003年08月03日 14:44