2005年02月06日

社会人のオキテ ~ 大條充能

自分をまぁーるくするのはやめとこうぜ!

書籍情報

社会人のオキテ―どんな会社でも自分を生かす50の熱い方法
大条 充能
実業之日本社 (2005/02)
通常4~6週間以内に発送


本のひらめき

著者は、元リクルートマンで、総務業務のアウトソーシング会社「株式会社ゼロイン」社長である。大條さんが書いたこの本は、めちゃ熱い。

言ってることはしごくもっともなことなんだけど、著者が実践してきたことだけに、熱く心に響く。どんな会社でも自分を活かせる50のオキテは、かっこいい!

たとえば:
 
 会社の意思で働くやつと自分の意思で会社を変えるやつ、この違いはどこに
 あるのか? その本質は、仕事や会社を自己実現のツールとしてとらえてい
 るかどうかにあるぜ。

 目的地へ確実にむかうための計器を持て! = 自分決算書
 自分決算書とは、一年の間に自分が設定した課題目標に対して、何が達成で
 き、何が達成できなかったをチェックする「自分P/L」と、新たにストッ
 ク、あるいはレベルアップできたキャリアや経験や能力の成長を図る「自分
 B/S」を作ることだぜ。

など。このほか、「社内情報通にはさらに情報が集まり、結果として視野が広まるぜ」「おかしいと思ったら直接話せ!」「一日の積み重ねが一年であるように業務のスピードを高めようとおもったら細かい仕事を素早く行うクセをつけることが大事だぜ」などなど、どれもいいツボを押してくれるオキテだ。

うー、こういうのを20代のうちに読んどけば・・・・。
(うんにゃ、何事も遅すぎることはない)


僕の思いつき

サラリーマン、ビジネスマンをやってるとさまざまな「モヤット」ボールがたくさんたまる。どうしても上司にしぶしぶ従う、まわりとの調和を考えた妥協、多勢に無勢・・・などなど。

そしてごくまれに、バカを承知で自己主張を声に出すやつがいる。もしそんなバカがいたら拍手を送りたい。人が覚悟を決めてかかるとき、そこにロジカルな納得性があればきっと道は開ける。

もし、モヤットボールを心の中にもっていたら、この本を読んでバカになってみるのもいいね。一度オリコウサンになると、なかなかバカになりにくい。成長には「バカ」になる過程がいる。

世の中、おりこうさんはいっぱいいるが、バカは少なすぎる。(んじゃないだろうか?!)

よし、大條さんをダイバシティーセミナーに呼んでくるぞ、と。


オススメ度

★★★★★+熱いオキテだぜ!


読んで欲しい方

・熱く生きたい方
・自分らしく生きるのがすきな方
・会社を再生させたい方

Posted by webook at 2005年02月06日 15:52 | TrackBack