2005年09月10日

地球がもし100cmの球だったら ~ 永井智哉+明宝トマトケチャップ

僕らは0.1ミクロンの存在

書籍情報

地球がもし100cmの球だったら
永井 智哉 木野 鳥乎
世界文化社 (2002/09)
売り上げランキング: 11,884


本のひらめき

地球規模のことや宇宙のことなど、身近な距離感や基準をはるかに超えたものを理解するには、縮小してたとえると分り易い。

本書は地球を直径1mの球にしたらどうなるかと解説した本である。

今までこうした比喩の本はいくつかいいのがあった。

【世界がもし100人の村だったら】
  http://webook.hp.infoseek.co.jp/2001.12/2001.12.14.htm

【1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND】
  http://webook.tv/archives/000288.html

本書もそういう縮小してたとえる本である。

直径100cmの地球だど30x30cmくらいの面積が熱帯林で、そのうち3x3cmくらいずつが毎年消えていくという。3x3cmといっても実際は日本の40%くらいが毎年なくなるという。(ゲゲ)

地球が直径100cmの球だとすると人間は0.1ミクロンくらいの大きさという。ホコリみたいなもんだ。そんなホコリが、地球全体に大きな影響を与えている。

0.1ミクロンになって、地球を眺めてみるのもいいね。イメージと実感を引気寄せる感覚を味わってみよう。


僕の思いつき

「世界一受けたい授業」でも紹介された。TVで著者の解説をご覧になった方もいるかもしれない。

もしも地球が・・クイズがある。トライしてみよう。

 地球を100cmの球とすると、エベレスト山は【ホニャララ】cmである

 地球を100cmの球とすると、人類全体が飲み水として使える水の量は
 【ホニャララ】一杯分である。

 地球を100cmの球とすると、オゾン層の破壊で南極大陸上空に
 【ホニャララ】と同じ大きさの穴が開いている。

 こちらで、どうぞ。
 http://www.ntv.co.jp/sekaju/student/20050521.html


オススメ度

★★★★☆+地球の大きさ

読んで欲しい方

・地球を感じたい方
・地球がすきな方
・イメージをふくらませたい方

Posted by webook at 2005年09月10日 19:36 | TrackBack