2005年10月05日

渋井真帆の日経新聞読みこなし隊 ~ 渋井真帆

新聞ってこんなに面白かったっけ?!

書籍情報

渋井真帆の日経新聞読みこなし隊
渋井 真帆
日本経済新聞社 (2005/09)


本のひらめき

僕は相当長い間、日経新聞の読者である。日経を読もうと若者に呼びかけるTVコマーシャルを見ると、ほほえましく思ったりしていたものだ。

ところが・・・この本を読んで、いかに自分が「受身」で「脳みそ休止」状態で新聞と対峙していたかが分かった。愕然!(うぐ)

本書は、渋井さんが、日経新聞社で毎月開いている無料セミナー「日経新聞読みこなし隊」をベースにパワーアップした本である。

そのセミナーは、百席の定員がいつもオーバー状態。超人気講座らしい。主婦、学生、経営者、ビジネスパーソンと様々な方が参加しているという。抽選にもれた方にも是非その雰囲気を・・ということでできたのが本書だ。

セミナーを聞くように、とっても読みやすく、しかも、目からウロコがいっぱい。渋井さん独特の言い回しがとっても快感である。

 経済 = 人間の欲望や行動を貨幣という単位で数値化したもの

 日経新聞 = 世界経済欲望ドラマ新聞

なんて表現は、もうサイコウ!

この本には、情報(新聞、ネット、TVなど)に触れるとき、どういう姿勢と視点で接すればいいのか、何をどう思考すればいいのか・・・そんなヒントがいっぱいだ。

たとえば、ヨコ読み、WEB思考、3つの話、企業活動の4つのステップなどこれいいねぇというフレームがある。

最近の記事で、あーあれはそういうことだったのね! という発見も楽しい。トヨタのロシア工場誘致とプーチン大統領をつなぐ秘密、ソニーのFIFAスポンサー戦略、トヨタ、日産の役員人事戦略など、再発見「!」の連続。

知的好奇心をとってもタフにしてくれる。超おすすめ!

僕の思いつき

渋井教という言葉があるくらい渋井さんファンは熱狂的らしい。その気持ちがとってもよくわかる。本書を読んで、僕もすっかりファンに・・。

さてさて、そんなすばらしい刺激隊長に触れて、自分もブレークしたいもの。つまり、自分の頭で考える・・・習慣が欲しい。

渋井さんは、3つの輪(個人、会社、国家)というフレームを提案している。
それじゃ僕は、つねに4つの視点(人、プロセス、顧客、カネ)を意識して読んでみよう・・・とか、あってもいいね。

フレームワークや思考法に触れたら、さっそく「いいかえっぺ」や「おきかえっぺ」などをやってみたい。(← これ、加藤昌治さんからのヒント)

いはぁー、刺激的だった・・・。ふぉー(HG風)。



オススメ度

★★★★★+自分のフィルター

読んで欲しい方

・日経新聞をもっと深く読みたい方
・経済に興味ある方
・先読みが大好きという方

Posted by webook at 2005年10月05日 15:13 | TrackBack