2005年11月24日

私はこうして発想する ~ 大前研一

フタを外していこう・・・

書籍情報

私はこうして発想する
大前 研一
文藝春秋 (2005/11/10)

本のひらめき

大前さんがこれまで手がけてきたビジネスの先見性や世界経済の動向を見抜く洞察力が、どんな発想から来たのか・・・本書は、そのもとになる「発想のスキル」を開示した本である。

例えば「国土は輸入できる」なんていう発想はとてもユニーク。これはどういうことかというと、日本の農民がオーストラリアへ言って水田を開墾すれば、お米がキロ25円で作れる。だから、それを輸入すれば日本の国土を使う必要はない・・・そんな視点からの発想である。おぉー!

「少子化時代でも学びたい需要は増えている」という発想も「?」と「!」が同居する。少子化時代、大学は冬の時代を迎えた・・・とマスコミがいえば、私たちもそうかもな~と考えてしまうが「待ちなさい」と大前さん。OBに門戸を開き、10年、20年前の卒業生たちに大学院をアピールすれば巨大なマーケットがあるではないか・・というわけだ。ふむふむ。

これらは「先入観」というこびりついた発想のフタをとろう!というメッセージを伝えるためのサンプルだ。

「先入観を疑う」のほかに
「ネットワークから考える」
「“他にはないもの”を目指す」
「歴史から教訓を引き出す」
「敵の立場で読む」
「討論する」

などについて書かれている。

ネットとTVの未来はどうなるのか、中国や韓国、北朝鮮は日本をどうみているのか、三菱自動車のトップになったらどうする・・・など、私たちの周りにあるテーマを掘り下げながら、自分で考え、発想する大切さを訴える。

“大前流・思考法”を盗んでみよう。


僕の思いつき

ドロボウがバカを見るのは、盗んだものを使えないときである。
私たちは、ドロボウをするわけじゃないので、大前さんの方法で面白いと思ったら、マネて、使って、自分流に使い倒してしてしまえばいい。

さて、僕は今回、この本から「フタ」を拝借することにした。

 ぼくらの脳みそにはいくつかのフタがある。
 ガラスのフタは実は3つあった・・・

  意識のフタ(僕にはきっとできっこない)
  固定概念のフタ(みんながそういうし、きっとそうだろうな)
  無知のフタ(知らないことは分らない)

この本からは、いっぱい刺激をうけとこう。



オススメ度

★★★★★+発想する技術

読んで欲しい方

・創造的発想の達人になりたいと考えてる方
・クリエイティブに仕事したい方
・発想の視点をたくさんもちたい方

Posted by webook at 2005年11月24日 21:42 | TrackBack