2006年02月11日

凡人でも上場できる!起業の黄金ルール ~ 浜口直太 + ブログ

見てきたまんま・・・

書籍情報

凡人でも上場できる! 起業の黄金ルール
浜口 直太
日本実業出版社 (2006/02/09)


本のひらめき

著者も起業した一人である。そのときのエピソードがとてもシビレる。
大学を卒業して10年後に起業しようと決めていた著者は、当時勤めていたコンサル会社の上司に相談する。怖くてなかなか起業に踏み切れなかったときのことだ。

「実をいうと、失敗したことを考えたら怖くてなかなか起業に踏み切れません」 
「それでは、私が背中を押してあげよう。君をクビにする! その代わり、君
 を今の倍の報酬で顧問に受け入れる。だから、独立しなさい。」

著者は、このとき涙がとまならかったと述懐している。

起業には、時の運と人の縁が必要だと思う。浜口さんも、独立する前に「売り先」を決めておこうとか、ベンチャー成功のカギは人脈経営だ、ともいっている。

本書には、凡人でも起業できるという黄金ルールがとてもわかりやすく解説されている。まだ起業を迷っている人も、すでに起業した人も、本書に書かれた黄金ルールは、とても役立つのではないだろうか。

僕的に非常に心に響いたのは・・

  勤務先を批判するくらいら、自分で理想の会社を創ってしまおう。

  夢や志がなくても、好きなことで起業していい。

  最初は、営業がで来る人しか雇ってはいけない。

  起業家はクレイジーなくらいでちょうどいい。

などである。

著者は、サム・ウォルトン(ウォルマート)、マイケル・デル(デル)、ハーブ・ケレハー(サウスウエスト航空)、渡邉美樹(ワタミ)、千本倖生(イーアクセス)、宋文洲(ソフトブレーン)など数多くの起業家に会い、そのクレイジーさに触れてきたという。

また多くの企業の上場を支援してきた経験から抽出された「黄金のルール」は納得がいくものばかりである。

僕の思いつき

起業するのに理由は必要ない、という。起業の理由が、たとえどんなに自己中心的なものでも、だという。なぜなら、当初利己的であっても、真剣に社長業をまっとうしようとすればだんだん他利的になってくるからだという。
なるほど。

起業を考えている方は、背中を押してもらえるね、きっと。
とやかく悩まず、勇気をしぼって「行動」あるのみ・・と説く。

さて、本書には、ちょっとした楽しい企画がある。
         ↓ ↓
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出版元の日本実業出版社が、2月15日(水)~2月17日(金)までキャンペーンを
実施します。その間にamazon.co.jpから『凡人でも上場できる! 起業の黄金
ルール』をご購入された方に限り、著者浜口直太氏秘蔵のコンテンツ「ベンチ
ャーラッシュ時代を生き残るために」がもらえます。
詳しくは、下記のサイトにアクセスしてください。
       http://www.njg.co.jp/c/4026.htm
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どうせ本を買うなら、楽しみもいっしょに手に入れるのも悪くない。
Mosoを広げるきっかけにお薦めの本である。


オススメ度

★★★★★+勇気ある行動

読んで欲しい方

・起業家をめざしている方
・ベンチャーに興味ある方
・これからの人生を自分らしく生きたい方

Posted by webook at 2006年02月11日 23:43 | TrackBack