2006年06月21日

「できる社長」だけが知っている数字の読み方 ~ 金児昭

なるほど・・・

書籍情報

本のひらめき

できる社長と決算数字の関係は、なかなか含蓄が深い。

本書は、経理・財務畑を歩んできた著者がみた「できる社長」の数字への係わりを紹介したものだ。例えば・・・

 「できる社長」は、決算書のような報告で上がってきた数字を見てからモノ
  を考えるようなことはしません。何をするにもまず現場です。

  入金、出金、利益といったシンプルな考え方の経営の根本には、三つの
  基本的な精神がある。正確さ、迅速さ、誠実さ。

  頭を使わない節約は、会社を暗くする。
  (コピー枚数を機械的に減らすのではなく、すべての書類をA4一枚に)

  監査する会計士が、チェックする相手から報酬をもらうのは危うい。
  どこかの協会にプールして、そこから報酬をもらうようにすべきだ。
  これに関しては世界中が間違っているのです。

など、鋭い視点がたくさんある。

会社の数字を見ている方におすすめ。


僕の思いつき

社長の目線・・・というのは、こういうものか。というヒントがいくつかある。

できる社長の顧客対応
できる社長の社員満足対応
できる社長のメディア対応

とか、考えてもいいねー。



オススメ度

★★★★+社長の目

読んで欲しい方

・会計に目ざめたいと考えてる方
・企業会計に興味ある方
・社長を元気にしたい方

Posted by webook at 2006年06月21日 10:34 | TrackBack