2002年11月20日

【ネーミングの成功法則】..岩永嘉弘 ★★★★+モノの名は

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2002-110】 2002/11/20(水) ★
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ξ
▲▼▲ モノやサービスの名前をじっと眺めるとなかなか面白い。
Web ◎◎ k  おかしの「ばかうけ」、ポケモンの「アリゲイツ」
| △ | など面白いものがある。
\e/ 今日は、こうした心に残るネーミングに関する
^□~ 面白い本をご紹介・・・
/L      真之助
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 ネーミングの成功法則 】
  ◎ カラコラム:【 ビジネスラジオ 】
  ◎ 著者~便り:【 原田勉さんからのお便り 】
  ◎ プレゼント:【 吾人の任務 】3冊 堀義人さんサイン入り
  ◎ スポンサー:【 丸善&ダイエット 】
  ◎ 出版企画A:【 マーケティング 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ネーミングの成功法則】

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■ジャンル:ビジネス、ブランド、ネーミング
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■著者:岩永嘉弘(いわなが・よしひろ) 
  早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒業。光文社編集記者、明治製菓宣
  伝部を経て、ロックスカンパニー・岩永事務所を設立。コピーライターと
  して独立。著書に「ネーミングが広告だ。」など。
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■出版社:
PHP研究所/ISBN4-569-62391-3/1550円/241P
2002/9/17 第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「我輩には名前が、ある!」

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■ <忙しい方はここだけ>

人や会社に名前があるようにモノやサービスにも名前がある。それらは、どれ
も思い入れや気合が入ってつけられている。
モノやサービスは、印象的で耳にのこり、かつ感じのいいものでないといけな
い。なぜか・・・覚えて欲しい、そして買ってほしいからである。

ものの名前は、商品名といったり、書名といったり、題名といったり、会社名
といったりジャンルによっていろんな言い方があるけれど、それらをひっくる
めて「ネーミング」という言葉が使われ始めたのは70年代頃からだという。
ネーミングの元祖ともいえる著者が、本書では、徹底したネーミングのハウツ
ーを披露する。何か新しいコト・モノに名前をつけようとしている人は是非、
参考にしたい本だ。

ネーミングの記憶の法則というのがある。
 「ネーミングの記憶の度合いは、 時間、距離、品種数に反比例する」
というものだ。商品とかのネーミングをひねり出すときには、頭のスミにおい
ておきたいね。

本書では、胴切りネーミング(クムタク=きむら+たくや)、調理掛け算ネー
ミング(SONET=SONYxINTERNET)などのメーミング分析に
はじまり、ネーミングのレトリック(1文字、略字、語呂、えことば、数字な
ど17の名づけ作法)、商標などの登録調査など具体的なハウツウが、とても
面白く書かれている。読んでいて楽しい。

1文字レトリックでは、ウイスキーの「膳」「響」などが紹介されている。
関連して、作家c宗典さんが「し」というタイトルのエッセイを連載して
いることが紹介されている。「し」というのは同音異義語が一番多い言葉だと
か・・。一文字が無限の宇宙を包含するというサンプルとして登場するのだ。
驚いたことにあの原田宗典さんはもと岩永事務所でコピーライターをしていた
という。(原田さんは、「どうころんでも社会科」などの著者)

徹底的なネーミングのハウツーもの、というだけあって、具体的にとても参考
になる!

おすすめ度は、★★★★+モノの名は
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■ <お暇な方は、もう少し>

「ものの名前の記憶は、時間、距離、品種数に反比例する」というネーミング
の記憶の法則をもう少し噛み砕いてみると・・

 1)時間がたてば経つほど薄らいでいく
 2)距離が遠いほど曖昧になっていく
 3)品種が多いほど曖昧になる

たしかに・・・。で、どうするの?っていうところが本書の存在価値。

僕は、17のネーミングレトリックが一番面白いと思う。
一文字、二文字、語呂、地口、当て字、略字、オノマトペ、記号、数字、長い
ネーミング、会話後、言葉遊び、ナンセンス、七五調、えことば、ロゴデザイ
ン、体系語とある。

語呂合わせは、なじみのある製品に多い。
たとえば
 「野菜中心蔵」(れいぞうこ)。
 「最洗ターン」(せんたくき)
 「大清快」(えあこん)
いずれも家電製品である。

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ゴロや略字などことばのあそびは大好きだが、なにも加えず、何も足さずとい
う「尾頭付き素ネーミング」もなかなかいい。
 蔵、花子、プレジデント、ODDESSAYなどなど。お菓子の「ばかうけ」
もこの路線。もともとあるものそのまんま使っているものだ。

身の回りのネーミングを、これはどんな手法で創ってるのかな?なんて考え
ながら眺めてみるのも楽しいね。

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■ <オススメ度>

   ★★★★+モノの名は

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティング部門の方
  社長さん
  プロジェクトマネジャーの方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

  ●BK1   ( http://tinyurl.com/2ukj )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/2ukm )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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2002.11.22[金]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
2002.11.21[木]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
2002.11.20[水]:【ネーミングの成功法則】..岩永嘉弘
PHP研究所/ISBN4-569-62391-3/1550円/241P
    ★★★★+モノの名は
2002.11.19[火]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
2002.11.18[月]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-20 ・ ・ ・ ‥… □■

 【メールマガジンの楽しみ方】の著者、原田さんからお便りを頂戴
 しました。たいへん光栄です。原田さんありがとうございました。
 これからもますますのご健勝とご活躍を!
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> 松山真之助 さん
> > 貴方のメルマガに書評していただきありがとうございました。
> きわめてご丁寧な紹介で恐れ入りました。深く読んで頂いて
> 感謝しております。こんごもどうぞよろしくお願いしました。
> 検索して見つかり、遅くなりましたがお礼申し上げます。
> ホームページへのアクセスが11・4、11・5とふだんの3倍の
> 100を超えたのでびっくりして検索しました。
> お願いがあります。
> まぐまぐの★ Webook of the Day ★ の
> 【Webook #2002-108】 2002/11/04(月)号の
> 本文を電子耕に転載させていただけないでしょうか?
> もちろん貴誌の紹介もさせていただきます。
> よろしくお願いします。
> > =====================
> 原田 勉
> tom@nazuna.com
> http://nazuna.com/tom/
> =====================
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<Webook &ビジネスブックラジオ Present 企画>

 【吾人の任務】 堀義人著 著者サイン入り。 3名さま

 番組は聞かなかったけど、このメルマガを読んだという方も申込みOK。
 なお、はずれちゃった方も、ご希望の方には、グロービスの案内を
 お送りします。ご希望の方、「パンフも欲しぃ」 って 書いてね。

  宛先 :webook2002@yahoo.co.jp
  タイトル:【吾人の任務】+お名前
  本文 :お名前、ご住所、年齢(年代)、ご職業、コメント、
      その他なんでもかいてね。
      あ、グロービスのパンフ欲しい方は「ほしぃ」って
      書いてね。 
〆切 :11月29日(土)まで (放送日の関係で延長です)

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-110【BBR後記】・ ・・… □■

 先日、BBR=ビジネスブックラジオ(USEN i-29) の収録がありました。
 ゲストは、「全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術」の著者玉木剛
 さんと週末起業家コンサルタントの藤井孝一さん。
 初のダブルヘッダーでしたので、ちょっとつかれましたが、とても
 楽しい対談でした。
 玉木さんには、本の事前PRが大事だと教わり、なーるほど。
 藤井さんは以前からのお友達ですが、ものすごいエネルギッシュな活動ぶり
 に驚愕・・・。今回もギャラリーの方がお見えになり、楽しい収録に
 なりました。
 ディレクターの盛池さんは、すんごくやせた!(ダイエット中)

                       しんのすけ@BBR
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スポンサーからの楽しいPR情報です。
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缶詰めのはじまりは、1804年にフランスの皇帝ナポレオンが兵士たちの食料確
保のために、12,000フランの懸賞金付きで「新しい食品貯蔵法」を公募。ニコ
ラ・アペールが「容器の中に食べ物を入れて密封し、加熱殺菌して保存する」
という原理を考え出し当選したことが始まりとされ、1810年にイギリスでブリ
キ缶が発明されるまではビン詰めだったそうです。            
下記の情報は書店「丸善」のちょっと変わった人気商品、缶詰めの情報です。
皆さまはご存知でしたか? (読み物じゃなくって食べ物ですよー)

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-020【マーケティング】・‥… □■

 先日、富士山・コムの相内さんとDen発行者の松山太河さんに会った。
 BSCの本のことをお話すると、裏表紙にあらかじめ著名な人やパブリシ
 ティの書評をもらって刷り込んじゃうといいよとアドバイスをいただく。
 米国のビジネス書などは、ほとんどそんな感じである。
 いいですね、これ、いただき!
 玉木剛さんにもとってもいいことを教わった。
 本の出版にあたっては、事前にしかるべき人にゲラや献本を送り、書評を
 書いてもらうといいとのこと。また、アマゾンでトップ何位とかのニュース
 性があれば、即プレスリリースを送る。
 そういうことがうまく仕掛けられるといいなぁ。
 マーケティングは先んずることが勝負だねぇ。
 その前に原稿ちゃんと書こう・・・。うっす。

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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▲▼▲ ことしもあと残り少なくなってきました。
Web ◎◎ k 先回りして準備しちゃおう。
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\b///       また来週!
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 2002年11月20日 00:29