2003年05月09日

【そこに僕はいた】..辻仁成 ★★★★☆+僕もいた

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★ 【Webook #2003-033】 2003/05/09(金) ★
★ “みどりの季節”の金曜日 ★
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ξ
▲▼▲ 子供のころ、少年のころ、青春時代・・人生はそれぞれ
Web ◎◎ k  色がある。光も影もある。
| △ | 辻仁成という生き方に
\e/ 自分を重ねてみるのも楽しい。
^Y^ あんなことも・・・あったなぁ。
<\ 真之助
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 そこに僕はいた 】
  ◎ プレゼント:【 トップポイント 】~(全員当る!)〆切間近?
  ◎ カラコラム:【 ビジネスブックラジオ 】~ 5.12@渋谷
  ◎ ネットの輪:【 三好一美さん 】~ モリー、アメリカ上陸?

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【 そこに僕はいた 】

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■ジャンル:エッセイ
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■著者:辻仁成(つじ・ひとなり)
  1959年東京生まれ。89年「ピアニシモ」ですばる文学賞を受賞しデビュー。
  「海峡の光」で芥川賞を受賞。「白仏」でフェミナ賞外国小説賞を日本人
  で初めて受賞した。音楽、映画等でも活躍。
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■出版社:
新潮文庫/ISBN4-10-136121-5 /362円/203P
1995/6/1 第1刷  2002/7/5 第14刷
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■ <ワン・チョット>

 「  そこに私もいた。 僕もいたなぁ!  ・・・  」

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■ <忙しい方はここだけ>

辻仁成が、そこにいる。

そんなエッセイだ。小学校から高校までの様々なエピソードを物語る。辻少年
の心のヒダがよくわかる。そこには、読者も似たような経験があったり、まっ
たく異なる世界だったりするのだが、なんとなく共感を覚えるところが不思議
である。

「ドラエモン」に出てくるのびたやジャイアン、すねお・・・
「ちびまる子ちゃん」に出てくるまる子ちゃん、野口さん、ふじき君・・・・
時代も環境も違うのになぜか共感を覚える・・
それと同じような感覚がこのエッセイにはある。

ほろ苦い経験、あまったるい想い、ほのかに感じた大人の世界・・・そういう
ものを通じて僕たちは大人になってきた。みんなそれぞれ異なった体験と時間
の経過があるのにどこか似通ったものがあるのは不思議だ。

自分にはそんなことはなかったなぁ・・という憧れもあるかもしれない。
まぁ、それはそれで、いいじゃない。
あなたも青春リフレーンをしてみよう。

実はこの本、小学生の子供が先に読み、それを借りてよんだ本。
  “お、おまえ、こんな本読んだのか?!” 
と驚く父親・・・
そして同時に、“ま、いっか・・・みんなこうして大人になるんだし・・・”
と、好い加減な納得をした父親もまた、そこにいた。笑

  なんか、よかとですばい、この本。

おすすめ度は、 ★★★★☆+僕もいた
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■ <お暇な方は、もう少し>

時間は一瞬で過去になる。そして戻ってこない。と、僕はずっと思っていた。
最近、妙なことに、そうでもないんじゃないの・・・と思うことがある。

もう戻ることのない過去のことも時間という「流れ」の中で連なっており、自
分という人格や人生を形づくっているんだという気がする。つまり、今も存在
している・・・というわけだ。

大人になってしまった今、小学校の頃あこがれた子や、喧嘩したあいつ、ライ
バル、恐い先生・・・などなど誰しも、いろんな思い出がある。
そして、「そこに僕(私)はいた」というなつかしい瞬間がある。

この本は、辻仁成という作家の「その瞬間」を笑いと涙でリアルに再現したエ
ッセイだが、なぜか、読者もその瞬間にひきずられる。そして、自分の中の懐
かしいあのころを思うのである。

宝ものをリフレーンしてみたいねー。

胸ポケットにはいるくらい小さく薄い文庫本である。
電車の中で読んでみよう。


印象的なお話は:

  義足の子と遊んだ話 (僕はそこにいた)
 新聞配達の少年の話 (新聞少年の歌)
 ゴワスとの思い出 (ゴワスが行く)
 友達を利用した話 (砂糖菓子の中身)

どの話も、
 僕たちはこうして大きくなったんだなぁ・・・
 そういえば俺も、似たようなことあったよなぁ・・・
なんて共感できる。


------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://tinyurl.com/bd0h

\ 辻仁成のオフィシャルサイト:
/   http://www.j-tsuji-h.com/
\   http://www.j-tsuji-h.com/html/Hitonari/index.htm (本)

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

驚いた父親の続き:
 
 父:おまえ最後までよんだんか?

 子:うんにゃ、最後のほうはよくわからんし、とばしちょったばい・・

 父:そっかぁ。(ほっ。 高校生のところが分かってたんなら大変だ!)

そっと胸をなでおろす父であった・・・

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■ <オススメ度>

   ★★★★☆+僕もいた

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■ <読んで欲しい方>
  子供の頃があった方
  お子さんがいる方
  ちょっと昔に戻りたい方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●楽天Webook ( http://tinyurl.com/bd0n )
●BK1 ( http://tinyurl.com/bd0r )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
  ●アマゾン     ( http://tinyurl.com/bd0h )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.05.09[金]:【そこに僕はいた】..辻仁成
        新潮文庫/ISBN4-10-136121-5 /362円/203P
★★★★☆+僕もいた
2003.05.08[水]:【--】..

2003.05.07[水]:【 椿 】..アキ・シマザキ
森田出版/ISBN4-434-02708-5 /1600円/174P
★★★★★+2通の手紙
2003.05.06[火]:【--】..おとなの日

2003.05.05[月]:【--】..こどもの日

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-033【ビジネスブックラジオ】 □■

 5.12(月)は、ひさびさにビジネスブックラジオの収録。
 渋谷のUSENスタジオ。
 見学もありです。
 今回のゲストは、玉置剛さん、(18:30-), 高橋浩子さん(19:30-)。
 玉木さんは以前一度スタジオにお越しいただいた。今回は
 「なぜあの商品だけが大ヒットしたのか!」をフィーチャー。
 高橋浩子さんは僕の上司(笑):その秘密はスタジオで・・・
 「メルマガ成功のルール」発刊直前インタビューです。ものすごく周波数
 周波数の会う方で、前世は親戚だったかも・・? 楽しみだにゃぁ~。
 見学の方、一応メールくださいね。
 ほとんどお構いできませんが、適当にやっててちょ・・・

                       しんのすけ@ひさびさ
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-08 ・ ・ ・ ‥… □■

  ●<Webook 2003Present 企画 第4弾>

  【TOPPOINT】 ~ 希望者全員!(うっそぉー!)マジ!

   トップポイント。知るひとぞしる新刊ビジネス書情報誌である。
   毎月、最新のビジネス書のエッセンスを実にわかりやすくまとめた
   情報誌(TOPPOINT)だ。1冊1000円の価値は十分にある。
   それ以上と誰もが思っているはずだ。
      http://www.p-b.co.jp/
   橋本忠明さん@京都が発行している。
   日本の多くの経営者の間では密かなブーム(経営者の秘密兵器)に
   なっているらしい。 その5月号に、な、なんと
   「バランススコアカードの使い方がよくわかる本」が紹介されている!
   今回、超太っ腹企画として
   ご応募の方【全員】にもれなく
   TOPPOINT(5月号)をプレゼント。下記へ急ごう!

   ■ 宛先: webook2003@yahoo.co.jp
   ■ メールのタイトル:TOPPOINT+ あなたのお名前
   ■ メールの本文: お名前、住所、メールアドレス、
             年齢(年代)、ご職業、コメント
   ■ 〆切:5/23(金曜)まで
     (あんまり多かったら早めに〆切るかもね)

                       しんのすけ@企画人 
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■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-16【三好一美さん】  ‥… □■

 モリームーン。
 ハリーじゃないよ。モリーだよ。
 読んだ?
 ぼく、とってもワクワクしたんだ。

 三好さんは、「モリームーンの世界で一番不思議な物語」の翻訳者の方。
 http://webook.hp.infoseek.co.jp/2002.12/2002.12.25.htm
 今度ラジオで対談させていただこうと思っている。
 まだお会いしたことはない。
 楽しみだにゃぁー。

 《News》★ モリー・ムーン、ついにアメリカ上陸
    モリー・ムーンのアメリカ版、4/29 ハーパー・コリンズから発売
  世界30カ国語への翻訳や20世紀フォックスによる映画化が決定。

    アメリカ版はイギリス版を若干アメリカ向けにアレンジしている。
    さて、どこがどのように違っているんだろう?
    ⇒ <モリー・ムーン百科事典:マジソン・アベニュー>をチェック!
      http://www.molly-moon.jp/07.html

                    しんのすけ@催眠パシロヘータ
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 5/09 ケビン・D・ワン氏 インタビュー(ダ・ビンチの取材)
 5/12 ビジネスブックラジオ 玉置剛さん、高橋浩子さんと対談
 6/13 BSC_users パーティ&トーク@元麻布ヒルズ
 x/xx ビジネスブックラジオ 三好一美さんゲストにお迎え(モリームーン)
 
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▲▼▲ SARSにまけない免疫力をつけておこう。
Web ◎◎ k 再来週は中国だ!
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\v/ ^^^ また来週ね。
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 2003年05月09日 23:06