2004年04月07日

■<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です(山田真哉)

kaikeinohonn=yamada.jpg
  わかりやすさとは、アートである。

<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です
   =========================================
   |著者:山田真哉
   |日本実業出版社
   |ISBN: 4534037384 |2004/04|1300円
    =========================================

 なんとなく理解はしたが、その基本的なツボを人に教えるほどではない。
 そんな「やや不満感」がいつまでも残っていがちなのが「会計」の世界。
 毎月、決算報告を聞いてはいるものの、ところでそれってどういう意味だ
 っけ?なぁーんていまさら人には聞けないし・・・という状況だ。
 そんな会計コンプレックスを打破するためには必読の一冊。

 世界一と謳っただけのことはある。さすが山田さん、超分かりやすい。
 世界一分かりやすいだけでなく、楽しみ(エンタテインメント)の要素も
 盛り込んであるのが素晴らしい。カッキーと萌ちゃんの痛快会計ドラマが
 織り込んであるのだ。

 貸借対照表(B/S)はストックの世界、損益計算書(P/L)はフロー
 の世界。いきなりそういったことを説明するのではなく、もっと直感的な
 アナロジーの世界で理解を進めてくれるのがうれしい。(ここが山田さん
 の真骨頂だ)

 会計の世界を4つの箱にわけて説明を進めている。
 4つの箱は 木(資産、財産
       水(資金源)
       火(費用、出費)
       金(収益、売上) である。

 トヨタやホンダなど実際の会計データを事例として引用しながら解説がす
 すむので、リアリティも十分。

 会計の二面性、財務的改善の方法、税効果会計の意味と背景など、今まで
 わかったフリをしてきたことが、ふむふむと納得できるのが痛快である。

 この本を読んで思った。分かりやすさというのは一種のアートである、と。
 ビジネスアートの世界を感じるねぇ。

 ====================================================================
 

   ★★★★★+芸術的な分かりやすさ

 
   ・企業会計を勉強しなくっちゃという方
   ・いまさら会計のイロハをきけないという方
   ・女子大生という字を見ると無意識にデレっとなる方(笑)

Posted by webook at 2004年04月07日 18:27