2004年08月10日

■白い手の残像(汐見薫)

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ダイヤモンド経済小説優大賞、優秀作です。

白い手の残像
    
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   |著者:汐見薫
   |ダイヤモンド社|2004年 07月
   |ISBN:4478930546|本体価格:1,500円 |
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 ビジネスミステリー小説である。
 一人の女性が飛び降り自殺をする。そこに偶然二人の男が居合わせた。新
 聞記者の広瀬と通称BIS老人を呼ばれている山室だ。
 新生理想銀行と沖田建設との癒着が、ふたりの男と正義感あふれた会計士
 の手によって解き明かされていく。

 冒頭、一人の女性が税務署に呼び出しをくらうところからはじまる。物語
 の伏線だ。そうとはわかっていながら読み進まないとそのウラが見えてこ
 ない。
 なぞときの仲間にはいった感じで、最後まで飽きさせず読ませてくれる。

 実は・・・(うーん、やめとこ。本を読んでのお楽しみ)

 ダイヤモンド経済小説大賞は、なかなかいい企画だったようだ。
 http://www.diamond.co.jp/novel/index.html


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 <オススメ度>

   ★★★★★+香林

 <読んで欲しい方>
   ・ビジネス小説がすきな方
   ・ミステリー好きな方
   ・ウラを見てみたい方

Posted by webook at 2004年08月10日 23:46