2004年09月21日

残業しない技術 ~ 梅森浩一

サクっとこなす、にくいやつ。

書籍情報

残業しない技術
残業しない技術
posted with amazlet at 04.09.23
梅森 浩一
扶桑社 (2004/07/16)
売り上げランキング: 276
通常4~6週間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.5
2 うーん、内容と比較して値段が高いかな
3 簡単に読める
3 技術というより

本のひらめき

仕事はサクサクっとやるのが気持ちいい。テキパキやるのも気分いい。
ダラダラとやったり、ノロノロとされるとイライラするのは上司の共通項。
スピードという仕事の要素は、経営者にとっても担当者にとっても有効なことが多い。

残業しない技術というテーマの本書は、「手抜きではなく、スマートで過不足ない」仕事のやりかたを、かなり具体的に提示する。

例えば;

 なんでも100%こなそうとしない。80%でもやり過ぎ。

 プライベート、もちろん最優先!

 朝方ブランドを確立して、サクっと6時に退社する。

 できる奴は何をやっても許される。

などなど。
いずれも身近なテーマと、サクっと読める短さがいい。

著者サイトにも面白い情報が掲載されている。
→ http://www.updownsizing.com/


僕の思いつき

仕事は労力をかけた量で評価されることは少ない。アウトプットの質と量の問題である。もう少しつけたすと質と量とスピードの問題である。いずれにしても「掛け算」で構成されている。つまり、仕事=質x量xスピード。

質で勝負するのが難しい状況なら、量とスピードで勝負するのもいいね。
「あいつの報告は質はともかく回数と速さはすごい。会議の10分後に、会議メモをもってくるよ」みたいな評判は、差別化ブランドとして成り立つ。

そこで、身の回りのテーマを掛け算(足し算でもいいけど)で表現してみるのをやってみよう。

 できるやつの仕事 = 質x量xスピード
 お薦め病院の要素 = 医者の技術x医者の人柄x看護婦さんの優しさ
 出来る部下の報告 = タイミング+全体が見える内容+次のアクション
 出来る上司の口癖 = 元気かね?+何が問題かね?+君ならどうする?
            +素晴らしいね!

学校で習った算数は、こういうところでやっと役にたつ。笑

楽しい法則をひねり出したら、メールちょうだい。→ hello@webook.tv

オススメ度

★★★★+サクっと

読んで欲しい方

・早い仕事がすきな方
・残業は避けたい方
・アフター5は自分時間という方

Posted by webook at 2004年09月21日 20:49 | TrackBack