2004年10月09日

稼ぐが勝ち ~ 堀江貴文

仙台はどちらに・・・?

書籍情報

稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方
堀江 貴文
光文社 (2004/08/07)
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おすすめ度の平均: 4.08
4 共感できないところもあるが
5 結構やるじゃん。
3 現代ビジネス指南書


本のひらめき


日本のプロ野球も、新しいステージに入りそうだ。ストライキに続いて、新しい球団が生まれるかもしれないというニュースで盛り上がってきた。仙台ではライブドアの堀江社長と楽天の三木谷社長がビジネスの火花を散らす。

本書は、その一人、ライブドアの堀江氏の本だ。オン・ザ・エッジの・・と言ったほうが僕には親しみがわく。

起業街道まっしぐらの堀江氏は、使われるより使う側がいいというのが持論。サラリーマンの父親をみて、使われているより使う側のほうが断然いいと思ったという。

受験戦争を勝ち抜いて、一流大学に入り、卒業したら省庁や一流企業に入るのが従来の「成功」のパターンだった。それはいってみれば搾取の構図で、ピラミッドの下のほう(若い人)は、年寄りに搾取されているという。「使われる」社会の構図ということだ。それにいち早く気づいた著者が、起業に向かうのは当然の流れだったという。

「僕は会社の経営で悩んだことはありません。すぐにシンプルに決断する。」という。そこにビジネスのチャンスがあれば、即決で行動する・・そんなスピード感がある。いち早くインターネットの未来を察知し、起業した著者は、ねっからの文系営業マンでもあり、ネット技術に鋭敏なIT系でもある。そしてなにより、思い切りのいい起業家というところだろう。

本書の最後に球団買収の話が登場する。近鉄や巨人の社長やオーナーは、ほとんど時代おくれのサラリーマン経営者に見えているようだ。若い人の時代だねっていうエネルギーを感じさせてくれる。

サラリーマン社会にどっぷりつかっているかたには、ちょっと苦い味の本。
失敗をおそれず挑戦している若者には、元気がでる本。

僕の思いつき

自分がプロ野球の球団オーナーになる。~ 堀江さんVS三木谷さん
新しい自動車を一から作る。~ 慶応の先生
ジェット機を独自に作る。~藤野さん(ホンダ)
ホテルを新規に作って社長になる。~ Tさん

サラリーマンをやってると、そんな大それたことなど「できるわけがない」とついつい思ってしまう。しかし、上記は現実にそういうことを思ったり、やっている人の例だ。藤野さんやTさんの話は、アドレナリン沸々といった印象をうけた。ぼくらもなんかデッカイこと考えてみますかね。

僕は・・・
社会に埋もれた「経験」を経験価値にたかめる社会起業家活動かな。
まずは、職場のみんなと本を出すことだ。次は地域と学校。やりたいことがあるって楽しい。


オススメ度

★★★★+100億円


読んで欲しい方

・起業を考えてる方
・ビジネスマンの方
・ライブドアか楽天か気になる方

Posted by webook at 2004年10月09日 11:22 | TrackBack