2005年06月25日

中小企業ですがモノづくりでは世界でトップです ~ 木村元紀

世界で光る

書籍情報


本のひらめき

失われた10年、不況の連続、中国の台頭で競争力を失う製造業・・などなど
日本のモノつくりの環境は、厳しい状態が続いてきた・・・・と多くが思って
いる。

しかし、そんな中でも世界に誇るオンリーワンの技術や製品を生み出し、常に
自社の優位性維持に努力してきた企業は、よのなかの変化にも耐え、すばらし
い成果を出している。

本書では、チタン合金も一刀両断する超音速ウォータージェットの「スギノマ
シン」、直径10Mの船舶用プロペラを100万分の1ミリの制度で仕上げる
「ナカシマプロペラ」、国内シェア80%米ボーイングが旅客機も客室視認用
ミラーに採用した特殊ミラーの「コミー」など、非常にユニークな企業が紹介
されている。

 スギノマシン   http://www.sugino.com/index.html
 ナカシマプロペラ http://www.nakashima.co.jp/
 コミー      http://www.komy.co.jp/
 三津海製作所   http://www.mitsuvac.co.jp/ (MITSUVACは世界的に有名)

本の表紙には、携帯電話を製品のまままっぷたつに切断した写真がある。ウォ
ータージェットで切ったものだ。なんだか不思議。

いずれも中小企業でありながら、その技術の高さやムダトリなど効率追求の徹
底さ加減が尋常ではない。ISOなどはとる必要がない・・・という企業もあ
るほどだ。ISOのレベルをも凌駕している品質の自負がそこにはある。

へぇーと驚く、企業の活躍に胸が踊る。


僕の思いつき

すごい会社には、何かがある。そういうものを調べてみるのもいいねぇ。
かならずしも大企業や名の知れた会社じゃないことがある。

大学の先生(就職担当)や学生のみなさんもこういうところを、日ごろから調
べておくといいかもね。


オススメ度

★★★★+オンリーワン

読んで欲しい方

・モノつくりが好きな方
・世界に誇る技術に興味ある方
・元気な中小企業を知りたい方

Posted by webook at 2005年06月25日 14:31 | TrackBack
Comments

ただ、規模が中小という定義なだけで紹介されている各企業のレベルは高く、経営者と社員のプライドが伺えます。

いろいろな領域で、「なぜ世界トップなのか」のヒントがキーワードで与えられています。

製造業では必須のキーワードばかりですが、真に実行するのは難しいですね。

私も一技術者として、とても参考になる言葉が多かったです。

これから、就職する学生、大企業ばかりでなく本書に出てくるような企業も考えてはどうだろう。

転職適齢期を過ぎたエンジニアより・・・

夢、信念って大切。

Posted by: しかお at 2005年07月09日 23:18
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