2005年09月24日

「成功」を呼び込む9つのマス ~ 今泉浩晃

穴は埋めたくなる!

書籍情報

「成功」を呼び込む9つのマス
今泉 浩晃
全日出版 (2004/06)
売り上げランキング: 172,391


本のひらめき

最近、セミナーやコーチングなどで、マンダラートをよく使う。
3x3=9個のマスを書く。真ん中のマスにテーマを書いて、まわりの8つのマスに関連すること、要因、必要なこと、解決法などを埋めていく。

本書はマンダラートを編み出した今泉さんが、その使い方やナゼいいのかなどについて紹介した本である。なかなか奥深いものがある。

9つのセルは、真ん中の一つのセル+まわりの8つのセル。セルの切り方はほかにも12とか16とかあるのに、なぜ8つなのか・・・。それは人間の情報処理能力にも関連しているらしい。人が一度に認知できる方向は8方向がせいぜいだし、また記憶の数も8つがいいところ(電話も8桁だねぇ)。だから、この8セルというのはなかなかいい線らしいのだ。

で、例えば真ん中に「わが社のビジョン」とか「僕の夢」とか「セミナーで何を話すか」といったテーマを書いて、まわりの8セルにいろいろ書き込むのである。すると、関連性、原因と結果、絞込み・・・など様々な脳みその働きを感じながら埋めていくことになる。その脳内化学反応を活性化させる思考ツールがこのマンダラートというわけだ。

一度やってみると病みつきになるかも・・・

同時に、マンドマップとマンダラートの違いは何か・・・みたいなことを考えるのも楽しい。

マンダラートの入り口としてお薦めの一冊。


僕の思いつき

著者のサイトはこちら:
 http://www.mandal-art.com/
フリーのウエブソフトもいろいろあるようだ。
 http://www.sepata.com/ (このサイト繋がりにくいのだが。。。)

何でも、これは面白そう!と思った「新しいやり方」は試してみるに限る。実際に試して、よさそうだったら、理屈や理論はさておき使い倒したほうが自分のためになる。

とにかく使ってみる・・・これこそが、成長の秘訣。

さ、そんじゃいってみようか。



オススメ度

★★★★☆+新しいやり方

読んで欲しい方

・思考法をためしたいと考えてる方
・マスを埋めるときワクワクする方
・考えるのが大好きという方

Posted by webook at 2005年09月24日 05:09 | TrackBack