2006年03月05日

売上げがぐんぐん伸びる「笑顔」の法則 ~ 門川義彦 +HINAMI

やっぱ、笑顔はいい!

書籍情報


本のひらめき

メラビアンの法則が本書にも登場する。
1970年代に行われたアルバート・メラビアン博士の実証実験の結果である。
話し手が聞き手に与える印象はどんな要素で決まるかというもの。

 顔の表情  55%
 声の質   38%
 言葉     7%

というものだ。さらに相手の表情の中で「喜びや楽しさ」は伝わりにくいが、「怒りや悲しみ」の伝達は早いという。

だからこそ笑顔には価値がある。

本書は笑顔コンサルタントの著者が、小売の現場600社以上で実践してきた笑顔のマジックが披露されている。
売上が2.5倍とか、クレームが3分の1に減ったとか、万引きも激減したなど様々な効果があったという。

いい笑顔を評価する仕組みは、ディズニーランドなどではしっかりと組み込まれていたりする。会社がその理念のところで、徹底しているところがいい。

大いに刺激を受けた本である。


僕の思いつき

いくつかの具体的アイデアが紹介されているが、すぐにやってみたいのが、「名札の写真を笑顔バージョンにする」こと。

ほとんどの会社では、ID写真にまじめな(見ようによっては手配写真のような・・・)顔写真がはってある。履歴書もそうだ。

ちょっとしたことなのに、なぜできないのだろう・・・

やっちゃいましょうね、これ。



オススメ度

★★★★★+笑顔は習慣だ

読んで欲しい方

・笑顔になりたいと考えてる方
・笑顔で元気になりたい方
・あの人の笑顔が大好きな方

Posted by webook at 2006年03月05日 19:58 | TrackBack