2006年04月06日

ぱじ(3) ~ 村上たかし

ももちゃんカワイイ。

書籍情報

ぱじ―Momo‐chan’s grandfather“Paji” (3)
村上 たかし
集英社 (2001/05)
売り上げランキング: 132,415

本のひらめき

ももちゃんはおじいちゃんと二人暮し。パパがわりのおじいちゃんだから、ももは「ぱじ」と呼んでいる。

週刊ヤングジャンプに連載された4コマ・マンガである。こころがほっこり、気持ちがしっとり、素敵なマンガのシリーズ3巻である。

またまた菅さんが貸してくれた。家族みんなで読んでいる。2巻もよかったけど、子どもたちに占有されているのでスキップ。

今号では、こんなシーンが印象的。

給湯器の調子が悪いので、お風呂やさんへいったももちゃんとぱじ。幼稚園のももちゃんは、お風呂屋さんの様子をみてこう思う。

 めちゃくちゃ熱い部屋に苦しそうにはいっていたり
 お湯も熱くてふっとうしているみたいにアワが出ていたり
 そのお湯も怪獣の口からでてきたり
 ぱじは、「極楽、極楽」っていうけど
 むしろ地獄っぽいけど・・


年賀状の中にまじっていたお母さん宛のダイレクトメール。なくなったママへの賀状をみて、ぱじが
 (無神経なダイレクトメールじゃ。迷惑じゃのう!)
と思っていると、ももちゃんが言う。
 やさしいね!
えっ、と驚き顔のぱじに向かって
 もう、いないおかあさんにも、忘れずに出してくれるなんて!
とももちゃん。
ぱじは、思う。
 (やさしいのは、おまえのほうじゃよ)

心が落ち着かないときがあったら、ちょっと読んでみるといいね。


僕の思いつき

最近、福島さんの感動物語伝説「ウサギの目はなぜ赤い?」にはまっている。赤い目のわけはウサギが感動して泣いているから。では、泣くほどの感動とは何かみんなで創作してみよう・・というネット上のコラボレーション企画だ。

ももちゃんとぱじの物語も、こんなシーンがあったらほんわかするね・・みたいなのを考えてみると楽しいかも。

おじいちゃん、おばあちゃんのの記憶がある方、ちょっと考えてみよう。



オススメ度

★★★★★+ガメ

読んで欲しい方

・最近、笑ってないなーって方

書籍情報

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・緊張で疲れた方
・このごろありがとうって言ってない方

Posted by webook at 2006年04月06日 20:07 | TrackBack