2006年04月09日

歌って身につく英会話ソングリッシュB'z編 ~ 泉忠司 + 少女チャングムの夢

すでに覚えているから・・・・

書籍情報

歌って身につく英会話 ソングリッシュ B'z編
泉 忠司
ゴマブックス (2006/02/21)
  

本のひらめき

SONGLISH(ソングリッシュ)という造語がある。著者の泉さんが生み出したSongとEnglishを合わせた言葉だ。なぜ、こんなことを考えたのだろうか・・・

それは、こんな経緯があったからだという。

「面倒な暗記や勉強はイヤだ。でも英語を話せるようになりたい」と思っている人は多い。「虫のいい話」といえばその通りなのだが、なんとかできないか・・ということで、泉さんは試行錯誤。Jポップなどの歌詞を通じて「すでに覚えている英語」を糸口に暗記不要の英会話術を編み出すことになる。これがソングリッシュのはじまり。

第一弾は「宇多田ヒカル」が題材。そして本書は第二弾で、「B'z」バージョンというわけである。

はずかしながらB'zにあまりなじみがなかった僕は、まずB’zのオフィシャルサイトを覗いてみた。  http://bz-vermillion.com/top/index.html
ご存知ない方は、そこにあるいくつかの歌を聴いてみよう。試聴できるので、本書にでてくる歌を聞き、それからこの本を読んでみると、「なるほど+へぇ」が味わえる。

本書の構成は、
 まずB’zの曲があり(♪ 例:だからその手を離して)
 そこにある英語表現(例:get out of my way )の使える場面の解説が続き
 my way を別の言葉に置き換えるイージーアレンジで練習、
 さらにステップアップレッスンがある、
といった具合。

単語力、表現力が「自然に」の伸ばせるところがいい。「すでに覚えている英語表現」をそのまま(あるいはちょっとだけ変えて)使うというのがイチバンのミソ。どっかにフックがあると、なんでもやりやすいよね。


僕の思いつき

ドラゴン桜では、英語の教師が歌って踊りながら英語を覚えるシーンがあった。泉さんは、。“本物のドラゴン桜先生”とも呼ばれる超人気カリスマ大学講師だ。

泉さんとは3回ほど、セミナーなどでお会いした。ゆっくりお話する時間がなかったけれど、先日のBB-TVのときにいろいろお話ができた。すんごく、楽しい方である。本書を読むと、またぐんと泉さんの魅力が増す。

人に会う、本を通じて会う、いろんな出会いがある。

晴香さんのネットTVで、座右の銘を書いてほしいとリクエストされ

 ご縁は、人生を拡大する
 ご縁は、人生を深化する
 ご縁は、人生を加速する

っていうのを書いてきた。

泉さんともごも、また何かを変えてくれそうだ。



オススメ度

★★★★☆+歌って習得

読んで欲しい方

・英語を話したいと考えてる方
・B'zが好きな方
・ノバにいくのは気がひける方

Posted by webook at 2006年04月09日 15:29 | TrackBack