2006年04月11日

感動を売る!「人とお金」が集まる仕事術 ~ 中村伸一 

書籍情報

感動を売る!「人とお金」が集まる仕事術
中村 伸一
ナツメ社 (2006/04/12)
  

本のひらめき

著者の中村さんは、旅行会社の社長である。冒険に特化した特別な旅行会社である。その名を「地球探検隊」という。中村さんの前にいるのは「お客様」ではなく「隊員」である。なぜ、そんな呼び方をするかといえば、地球探検隊の提供する旅は、会社が主催して提供する旅ではなく、参加する人(隊員)が?みんなで「創る」感動の旅だからである。

地球探検隊が行っている旅は、トレックアメリカツアーのようにお客様(隊員)と主催者の距離が非常に近い。スタッフとリピーターはニックネームで呼びあったり、「隊員は友達」という関係にある。友達といってもなあなあではない。友人をがっかりさせたくないという真剣勝負がそこにある。だから、いろんな場面で「感動」がうまれる。そしてなにより、よいお客様がどんどん集まる。

僕がもっとも感動を覚えたエピソードは、「大人の修学旅行」に卒業式を欠席して参加したシンヤさんのエピソード。
 
 中村さんが、シンヤ以外の隊員にメールする。「オレたちでシンヤの卒業式
 をやらない?」隊員はすぐにノってきて

でたとえば、
本書は、中村さんの起業と冒険の旅である。すばらしい感動がある。石原さん、武沢さん、高橋さん、田口さん、鶴岡さん、福島さんなども登場しなんだからとっても近い感じがする。

ついに出た!


僕の思いつき

僕がはじめて隊長に会ったのは、何かのセミナーだったような。以来、僕は、地球探検隊の隊員にいれてもらっている。高橋浩子さんの出版記念セミナーでもお会いしたりしている。

折にふれ、気になる存在だった中村隊長。ついに処女作を出版、なんだか自分のことのようにうれしい気分。

さっそく読んだら、これがまたたいへんな感動物語の連続。ますます隊長を尊敬することになった。

地球探検隊のメルマガでみつけた素敵なメッセージは、メール署名に活用したり、それほど頻繁にお会いしているわけではないのに、いつも近くにいる感じがする地球人。そんな人である。

いつかジェイカレッジでもこの★の感動物語を語っていただこう!



オススメ度

★★★★★+僕らは地球人

読んで欲しい方

・になりたいと考えてる方
・に興味ある方
・を元気にしたい方

Posted by webook at 2006年04月11日 19:23 | TrackBack