2006年05月23日

通勤電車で寝てはいけない! ~ 久恒啓一 + 和田さんセミナー

   そうそう、あれはゼッタイにモッタイナイ!

書籍情報


本のひらめき

楽天ブックスで、本の検索をしてみた。キーワードは「通勤時間」。すると、なんと53冊もの本が検索されて出てきた。通勤時間は、多くの人にとって寝る、食うに次ぐ、「まったくもって日常的なシーン」である。その時間をどう活用するかについて、こんなにも多くの本が出ていることに改めて驚く。

さて、今日の本は、久恒さんの通勤電車成功法則の本である。久恒さんは、会社勤めをしていた30歳のころから「電車に座って通勤すること」に相当のコダワリをもっていたという。なぜか・・・

それは、通勤時間をコストやガマンの時間ではなく、有意義な意識時間、あるいは貴重な資源と認識していたからだ。

久恒さんの「遠くに住むという独自の哲学」は、すなわち「最低でも1時間以上の通勤時間を確保し、座って通勤する」ことであり「その時間に様々な知的活動をする」習慣でもある。

久恒さんは、通勤時間にその日の仕事のシミュレーションをしたり、本を読んだりと有効活用してきた。また会社に早く着くからそれを利用して「前業」をしたり、新聞その他の情報を整理したり・・・朝時間をフルに活用してきた方だ。こうなると、朝だけではなく、人生スパンの計画のたてかたや仕事への取り組み姿勢も変わってくる
から不思議だ。

通勤時間。年間約500時間(往復2時間x250)を無意識に流れる時間にするか、未来を切り開く意識時間(コンシャスタイム)にするか。どちらを選ぶのも自由だがその先の人生が大きく異なることだけは、確かだ。

久恒さんの実体験に基づく知的ビジネスマンの生活習慣、そこから大いなるひらめきをもらっちゃおう。

いつも通勤時間に寝ているアナタ、ギュウギュウ詰の通勤様式を疑問に思わないアナタ、この本で、人生変えてみよう。


僕の思いつき

今年、会社に入社した新人の皆さん。もしこのメルマガを読み、この本を読んだら、ぜひ実行してほしい。

 「朝一番に会社にくること。しかも誰よりも早く。」

そのためには、「9時以後の付き合い酒は飲まない」などのルールも必要になるが、やがて「あいつは朝早いから・・」ということで許してもらえるようになる。

「ゼッタイに」いいことがある。また、10年後に、きっと感謝したくなる。

この、ごくごく単純な習慣をするか、しないか・・・。神様は、すました顔でただ見ているだけ。選ぶのはあなた。

あー、人生ってなんて単純なんだろう!(笑)



オススメ度

★★★★☆+Zzzはいけない。

読んで欲しい方

・通勤時間を有効に使いたい方
・時間管理に興味ある方
・自分を元気にしたい方

Posted by webook at 2006年05月23日 11:49 | TrackBack