2007年02月13日

起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法 ~ 吉沢大 + ODECO!?

   手ガネは、血液だ。

書籍情報

起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法
吉澤 大
日本実業出版社 (2006/08/31)
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本のひらめき

勝ち残る会社とは、「潰れない型をキッチリと作った上で、攻勢に出る」ような会社だという。そのためにはどうするか・・・というのが本書のテーマ。

で、どうするか・・・

タイトルにもあるように「手ガネ」(自由に使える金)を増やすということだ。

起業し、自分のビジネスを継続的に続けるためのノウハウが、堅実なスタイルで紹介されている。「稼ぐ力の強化」「支出削減の発想法」「借りる力のフル活用」などから構成
されている。お風呂がある。蛇口から出るお湯(お金)を増やし、排水栓から出る量(支出)を減らし、風呂にたまる量(残高)を増やす。そんなポンチ絵がある。まさに企業経営のイロハを象徴している。これらの3つの力を実践的に説いているところがうれしい。

稼ぐ力のところでは、弱者の戦い方として、専門家戦略を紹介している。

 誰に:相思相愛の関係が作り出せる相手だけに
 何を:自分の強みに特化した商品を売るために
 どうやって:一つの部門でNo1というキャラクターを確立する

というもの。キャラが立つってことだね。その時に、分野をまたぐキャラがあるとより強いという。例えば、弁護士資格をもつ医師、金融工学に精通した会計士、コーチングもできる便利屋、写真にも詳しい編集者、ITにつよい著述家、会計に強いマーケター・・・などなど。

また、著者が実際に流したFAXのDM(凡人がやった結果はこんなもの)とか、銀行に融資を要請するときの資料のカバーレターの記載事項など、実践的な事例も紹介されている。

ハデさはないけれど、着実に押さえておきたいツボがいっぱい


僕の思いつき

勝ち残り度レーダーチャートが冒頭に登場する。6つの視点で、潰れないための要素を分析するものだ。

 粗利益率、必要運転資金、リピート率、労働分配率、設備投資、参入障壁

の6つだ。なかなか面白い分析がある。

同様に、自分の周りの事象を分析してみるのもたのしいね。いくつかの要素を洗い出してみる。例えば、

 よりより組織運営に必要な要素は・・
 平和な家庭を築くコツは・・・
 仕事をサクサクこなす要素は・・
 タイムマネジメントに必要な要素は・・

などなど。マトリクスも面白いが、こういうのもイケるかもね。
(ねむそうな会議があったら、やってみて・・・・。あ、冗談ね)


オススメ度

★★★★☆+手ガネ

読んで欲しい方

・つぶれない会社にしたい方
・堅実経営をしたい方
・元気な会社にしたい方

Posted by webook at 2007年02月13日 09:39 | TrackBack