2007年02月27日

デキる上司 ~ 白潟敏朗 + 物語、まもなく公開!

やっぱり、やり方なんだ・・

書籍情報

デキる上司
デキる上司
posted with amazlet on 07.04.08
白潟 敏朗
中経出版 (2007/02/28)
売り上げランキング: 944


本のひらめき

できる上司、と聞いて何を連想するだろうか・・・。仕事バリバリ、部下思い、言葉にパワーが・・・いろいろあるけれど、本書では3つの視点(目線)から考えている。

  部下の目線
  上司本人の目線
  社長の目線

である。成果を毎年出し続ける上司が「デキる上司」なのだという。といっても自分で営業して自分で成果をあげちゃうのではなく、やはりチームとしての成果が重要。だから、重要なのは「部下のヤルキを引き出し、部下が成長する」ことだ。これが本書のテーマで、そのシンプルしかけ20個が解説されている。

話しかけるセミナーのような展開で、実に読みやすく、そして愉しい。

そもそも、このシンプルしかけは

 かんたんに実行できる
 なのにばつぐんの効果がある
 そして、らくらく継続できる

とくるから、たまらない。しかも1000社以上で実際に効果があがったんだからマチガイナシ。

コミュニケーションをよくする「最近どう?」「いるのにメールぶ~」「ならのしか」、任せて、認めて、成長させる「伸びたくん」「おほメール」、最強チームのための「お互いを知ろう会」などなど、ネーミングを聞いただけで愉しそうなしかけが20連発。これは、いい! 即実行!

デキる上司をめざす方、必須の本。
  

僕の思いつき

労働衛生学からの引用で

 「ヒジョーにおもしろい仕事」をしている人は生産性が3倍、疲れが1/3
 「メチャメチャつまらない仕事」をしている場合は、生産性1/3、疲れが
  3倍。

つまり9倍の差があるってことだ。これはデキる上司とダメ上司の差でもある。いろんなしかけを使って、できれば、生産性3倍、疲れ1/3の世界にしていきたいもの。

仕事は楽しくなくっちゃ! ね。

白潟さんの本は、どれもベストセラー。かんたん、ばつぐん、らくらく・・・なのがいい。

ってことで、実は、白潟さんには4月にジェイカレッジにご登壇いただくことに・・・。やったね!


オススメ度

★★★★★+シンプルしかけx20

読んで欲しい方

・愉しく仕事をしたい方
・デキル上司になりたい方
・職場の雰囲気を改善したい方

Posted by webook at 2007年02月27日 12:37 | TrackBack