2007年03月08日

話を「聴いて」人を育てる技術 ~ 高原恵子 + FM世田谷


   聴くスキル・・・

書籍情報

話を「聴いて」人を育てる技術
髙原 恵子
PHP研究所 (2007/03/02)
売り上げランキング: 67898


本のひらめき

いきなり質問。 < 職場のストレスの原因ナンバーワンは何だろうか? >

答え・・・「職場の人間関係」だという。

上司との関係、仲間との関係、お客様や取引先との関係・・などいろいろある。

相手の話をさえぎることなく、最後まで聴いているか・・・
相手の話の途中で、「じゃぁこうしたら」「自分でまず考えろよ」とアドバイスや命令をしていないか・・・
相手が受け取る準備ができてから伝えているか・・・

こうした質問にちゃんと答えられるだろうか。うーんと唸る方は、この本がお薦め。

コーチであり、カウンセラーでもある著者が、とても柔らかくそしていくつかの具体例や経験を交えながら、語ってくれる。

川西茂さんの講演で聴いた「刺激と反応」の話や、藤原和博さんの講演で聞いた「C=f(A,B)」というコミュニケーションの公式などを思い出しながら、なるほどと納得がいくことがいっぱいだった。

本書は、女性らしいやさしいタッチで、言葉や文章のクオリアが、とても心地よい。


僕の思いつき

アクノリッジメント(承認)は正の強化、という項目で

 褒めようとするだけで、言葉以外の93%(視線、表情、声ノトーン)が肯
 定的なメッセージを相手に伝えていく

とある。たしかに。逆に

 責めようとするだけで、言葉以外のxx%が否定的なメッセージを相手に伝
 える

といえるかもしれない。

言葉を使うとき、こちら側の内面にどんな思いがあるか・・・で、ずいぶんと伝わるメッセージが違ってくる。

どちらのスタンスを取ろうとするか・・・言葉にならないところで、見えないメッセージが確実に相手に伝わっている。そのことを、意識しておきたい。



オススメ度

★★★★☆+聴く

読んで欲しい方

・話をよく聴きたい方
・コミュニケーションの質を高めたい方
・仲間といい関係をもちたい方

Posted by webook at 2007年03月08日 20:28 | TrackBack