2007年05月06日

ビジョナリー・ピープル ~ ジェリー・ポラス他 + 整理整頓


   どうせ目指すなら、爽やかな大富豪になろう!

書籍情報

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ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 217
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ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 217

本のひらめき

「ビジョナリー・カンパニー」というポラスの前作を読まれた方は多いと思う。この本は、その発展形として、人にフォーカスをあてた本である。

ビジョナリーピープルとは、人が何といおうともどんなに困難が待ち構えていようとも、そこに意義をみつけて突き進む人。自体を切り開き、世界に衝撃を与え続ける人。そういう人々を指す。たとえば、ネルソン・マンデラのように。たとえば、ハーブ・ケレハーのように。例えば、モハマド・ユヌスのように。

本書は、たくさんの人にインタビューを行い、そこから共通する特性を3つの本質的な要素として抽出している。

一つ目は、「意義」。自分にとっても社会にとってもその意義が認められるものでないと続かない。
二つ目は、「思考スタイル」。人一倍の責任感、大胆さ、情熱、そして責任をともなった楽観主義。
三つ目は、行動スタイル。偶然を必然に変えてしまうような不思議な行動力がある。

登場するのは、ビジネス界ばかりではなく、思想家、政治家、学者などさまざなな分野の人である。あー、この人も出てきた~みたいに、知り合いに出逢うような楽しさがある。


僕の思いつき

チクセントミハイ博士もフロー体験のことも登場した。

 自分がしていることに、それが何であれ、どっぷりと浸かりきり、時と場所 を完全に忘れ去っているとき、フロー体験をしている、ということになる。

義務感や追い立てられるような目標意識でやるものとはちょっと異質なものだ。

自分の知っている人が、どんなふうに特徴づけられているのかを、味わってみるのもいいね~。


オススメ度

★★★★☆+ビジョナリー

読んで欲しい方

・世界の成功者にふれてみたい方
・自分も成功者になりたい方
・意義ある人生をおくりたい方

Posted by webook at 2007年05月06日 15:54 | TrackBack