2007年05月29日

ヤングアメリカンズと日本の子どもたち ~ 大野益弘 + 3人ディナー

   何かが・・・そこには、ある! ホンモノの気配。

書籍情報

ヤングアメリカンズと日本の子どもたち―笑顔・涙・感動-出会いと輝きの物語
大野 益弘
メディアパル (2007/05)
売り上げランキング: 74566

本のひらめき

2週間ほど前だったろうか・・・僕はある情熱家の方を前にしていた。その人の名前は佐野一郎さん、NPOじぶん未来クラブの代表の方だ。ジェイカレッジで花のおねえさんをやっている日比谷花壇の日比谷さんと二人で、佐野さんの語る熱い言葉に感動した。

ヤングアメリカンズ・・・・歌と踊りで子どもたちにパフォーマンスを教えてくれる音楽教育活動。言葉で表現するとこうなるのだが、ほんとうは、もっと深く、素晴らしい気づきの世界がある。(らしい)

実は、僕も見たこともない。それでも、佐野さんが語る言葉から、胸がギュっとなるのを感じた。これは、・・・ホンモノだ!と。

この本は、佐野さんが人生を賭けて取り組んでいるヤングアメリカンズの日本での活動を、インタビューを交えてドキュメンタリー風に紹介した本である。

歴史は古く、1962年に、ミルトン・アンダーソンによって設立された音楽公演と教育活動を行うNPO団体である。CBS,NBSなどのテレビ番組にも数多く出演し、6人の大統領からも招かれるなど、すばらしい活動を行ってきた。それが、2006年から日本にもやってきたのである。

全米から選ばれた学生が、日本の子どもたちと一緒にミュージカルを作り上げるプロジェクトで「アウトリーチ」というのがある。これが素晴らしい。

これに触れた人は、必ず感動の涙を流してしまうらしい。本書は、ヤングアメリカンズを知る最初のきっかけとして、読んで欲しい。そして、できたら、ライブを見る(参加する)のが一番おすすめだ。

そこには何かが、ある・・・、そんな気配と強く感じさせてくれる一冊。


僕の思いつき

ヤングアメリカンズの活動は、こちらに詳しい。

  http://www.jibunmirai.com/
  http://www.jibunmirai.com/ya/index2.html

うちの子供も浦安で参加することになった。どうやら、そこには、歌やダンスを教える、指示するというものではなく、自ら感じ、啓ける不思議な場がうまれるらしい。お父さんは、きっと最終日に泣くことになるでしょう。笑

各地で行われる3日間のプログラムは、最終日の公演だけ見学することも可能で、予定があったらぜひ見に行って欲しい。

佐野さんの活動、まじ応援するもんね~。

すでに満席のプログラムもある。
  http://www.jibunmirai.com/ya/jt2007/schedule.html
7月7日(七夕)にあるショーは、ぜひ見て欲しい。
(って、僕も初めて見にいくんだけどね・・・笑)



オススメ度

★★★★★+歌と踊りと感動と

読んで欲しい方

・感動が好きな方
・自分の中の殻をちょっと破ってみたい方
・歌うこと、踊ることが好きな方

Posted by webook at 2007年05月29日 11:25 | TrackBack