2007年05月28日

図解-世界の名著がわかる本 ~ 久恒啓一 + 週末起業ー夏の交流大会(6/9)

   そうだったのか!

書籍情報

図解世界の名著がわかる本―一枚の図で読む!
久恒 啓一 図考スタジオ
三笠書房 (2007/05)
売り上げランキング: 38000

本のひらめき

自慢じゃないけど、この本に登場する名著、実は一冊も読んだことがない。それどころか、手にしたことすらない本もいっぱいだ。(これじゃ、たくさん本を読んでます・・・なんて自慢できるどころじゃないなー:汗)

本書は、図解の久恒さんと図考スタジオが、図解と解説で、世界の名著をサクっとまとめたムック本。

へぇーそうだったのぉ~という驚きと、名著のエッセンスがわかる楽しさがある本だ。

例えば、ニュートンが著した「プリンキピア」。いろんな本にその名前が登場したが、どんな内容かばっちり分る。質量、運動量、慣性、作用反作用など、僕たちが高校物理で習った基本的なことがこの本にまとめられている。これらは、プリンキピアの序章にすぎず、第一巻(ケプラーの第二法則、万有引力)、第二巻(波長の解析など)、第三巻(ケプラー第三法則)と、力学、数学、天文学の基礎が網羅されている。ひぇ~。

古代インドの「ハマーバータラ」や「ラーマーヤナ」は、物語の形をとってヒンズーの教えを説いているものだった。

そのほか、旧約聖書と新約聖書の違い、フロイトの精神分析入門、アダム・スミスの富国論など、歴史や社会でその名前だけ覚えた書物の概要が、短時間で分るのがうれしい。サクっと読んで、へぇーと唸れる。


僕の思いつき

名著と呼ばれるものは、ほかにもたくさんある。
文学系のものは、「あらすじで読む」シリーズがすばらしかったね。

ビジネス系のものも、まだまだたくさんあるので、自分で計画をたてて、まとめてみるのもいいね。とくにマインドマップなんてツールもあるから、それで解説・・・というのはいけるかも。(どぉ?あさださん)



オススメ度

★★★★★+一度は知りたい知識

読んで欲しい方

・名著の概要を知りたい方
・学校の教科書だけでは不満足な方
・昔の名前をリフレインしたい方

Posted by webook at 2007年05月28日 11:36 | TrackBack