2007年06月07日

「そ・わ・か」の法則 ~ 小林正観 + 臨機応援!祝ベルテンポ8周年

   そうじ、わらい、かんしゃ


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●今日の一冊:【「そ・わ・か」の法則】

   人生を輝かせる“実践方程式”

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   |小林正観/著
   |サンマーク出版|2007年05月
   |ISBN:4763197479|1,500円|205P
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<本のひらめき>

そわか、とは般若心経の最後の3文字。そこに小林静観さんの独特の人生論が
重なって、とてもすてきな実践方程式が提示される。

そわかの「そ」は、そうじのそ。なかでもトイレ掃除。
そわかの「わ」は、笑いのわ。
そわかの「か」は、感謝のか。ありがとうの魔法。

この3つが人生を天国系の営みに変えてくれるという。なぜなら、この3つの
は、神様が好む人間の行為ベストスリーだから・・・。

そうじは自我をなくして、さっぱりするため。
笑いは、「肯定」を意味し「受け入れる」ことになる。
感謝は、神への感謝。(英語のサンキューは、あなたへの感謝)

いずれも、シンプル、コストなし。そして、ありのままを受け入れ、ありがた
いと思う気持ちがベースになっている。

自分自身のこと、夫婦のこと、教育のこと・・・さまざまなものが、すーっと
心の中で穏やかさを取り戻し、なるほどそういうことなのねと納得できる。

そうじにしろ、純粋な心でやる必要はなく、邪心でもいい。ただし、面白がっ
てやりなさい・・というのがいい。

ありがとうを朝いうときだって、そのときに別にこころがこもっていなくたっ
ていい、という。最初は形だけでもいいのだ。やがて臨界点を超えたころに、
ドーっと心からの感謝の念がわいてくるという。

そんな気楽なところがいいね。はじめの一歩のハードルがとっても低い。

正観さんの言葉には、聖書や仏典などを引きながらも宗教的な匂いがせず、さ
わやかな「精神世界の翻訳」が、そこにある。

遠くへ転勤する知り合いと、これから出会うであろう仲間の方に、3冊贈った。


<僕の思いつき>

言葉は、正観さんのように意識すると不思議な新鮮さがある。


 「運は動より生ず」これを「運動」と呼びました。

 先に「ありがとう」を百回いうと、脳は、ありがとうの合理的な理由を
 探し始めるらしいのです。

 笑うことは免疫力を高める。感動で泣くことはもっと高める。

 面白いジョークやシャレに対して笑う、これは笑いの初心者。
 面白くなくても笑う、これが中級者。
 究極は、わけもわからずにとりあえず笑う。これが上級者。(笑)

 トイレ掃除もありがとうも、損得勘定から始めてよい。
 
 幸せには「パラダイス」と「ユートピア」の二種類がある。
 パラダイスは、天国的な条件や状況にめぐまれて、目に見えて天国にいる
 なあと思えるもの。ユートピアは、心の問題として天国を感じている状態。

 幸も不幸も、宇宙現象としては存在しない。赤いメガネでみれば赤く
 青いめがねでみれば全て青く見える。今まで、不幸と思っていたことを
 幸せの前半分かもしれないと、考えてみると、世の中が違ってみえてくる
 かもしれない。

 風に従い、流れに従う。こういう人を「風流な人」と呼びます。

感じた言葉は、メモっておこう。

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<オススメ度>

   ★★★★★+光の履歴書

<読んで欲しい方>

   ・愉しい人生を送りたい方
   ・すべてを受け入れたい方
   ・ありがとうの味をしめたい方

Posted by webook at 2007年06月07日 15:22