2007年06月20日

★【Webook 2007.06.20】プレイバックシアター入門 ~ 宗像佳代 + Coaching for Leadership

   一度見たら、ゼッタイに忘れません・・・


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●今日の一冊:【プレイバックシアター入門】

    脚本のない即興劇

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   |宗像佳代(むなかた・かよ)/著
   |明石書店|2006年08月
   |ISBN:4750323802|3,000円|202P
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<本のひらめき>

何年か前だった。
プレイバックシアターの衝撃のパフォーマンスを目にしたのは・・・。

たしか結婚式だったか誰かのお祝い会だったか・・・そこにプレイバッカーズ
のメンバーの人達がいた。わすか2、3分のインタビューの後、一瞬の間をお
いて、そのドラマは始った。3人の人が何の打合せもせず、いきなり寸劇をは
じめる。その内容は、直前のインタビューの核心をついたすばらしい内容で、
見る人を釘付けにした。目が点になるというのは、正にあのときのことだった。
万雷の拍手は、その日一番のオベーションだった。

ずっと心の奥にしまわれていたプレイバックシアターが、つい最近、図ったよ
うに近づいてきた。最初は、ODECOのフォーラム。プレイバッカーズのメ
ンバーの佐藤久美子さんと名刺交換。その時の僕の心の声は・・・
「え、えぇーー、プ、プレイバック・・・。あのときの・・・」だった。

それから数日後、プレイバッカーズの代表宗像さんと、ジェイカレッジの打合
を行っていた。

そのとき著者の宗像さんからいただいたのがこの本だ。プレイバックシアター
のことを紹介したすばらしい本である。

ところで、そのプレイバックシアターって何なのさ・・・

  誰かの体験談を、即興で演じるプレイバック演劇

しかも、「思わず引き込まれる」ような、そして「ひと事とは思えないほど胸
をうつ」表現力がある。通常、アクターとミュージシャンと、コンダクターと
で構成される。コンダクターが観客の一人から「体験談」「物語」を聞き出し
コンダクターとミュージシャンが打合せもせず即興で演じる。そんな感じだ。

本書は、まずプレイバックシアターを見てから読むと、深い共感が得られる。


<僕の思いつき>

プレバックシアターを、ジェイカレッジでもお願いすることになった。幸運!

多分10月初め。初めての方は、ものすごい感激と共感を覚えると思う。それ
から本書を読めばいいのだけれど、善は急げ。感じたときは即行動。今のうち
に本だけは手に入れておいたほうがいい。そうすると、イベントが向こうから
やってくるから。

どうやら、宇宙はそういうふうにできている、らしい。ね!

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<オススメ度>

   ★★★★★+脚本のない感動

<読んで欲しい方>

   ・不思議な感動を味わいたい方
   ・演劇にちょっとあこがれる方
   ・自分の所属する組織をちょっと元気にしたい方

<欲しくなっちゃった方は>

   ・アマゾン  http://tinyurl.com/2ha5w8  (日本の方) 285,689
   ・富士山コム http://tinyurl.com/g4qd  (アメリカの方)

Posted by webook at 2007年06月20日 14:48