2006年05月11日

オンリーワン ~ 野口聡一 + PodCasting セミナー@ヒルズ

   9年間待った甲斐あり・・・

書籍情報


本のひらめき

現在、すでに宇宙に行った方も、これからの方もいれ、日本人宇宙飛行士は8人いる。http://iss.sfo.jaxa.jp/kids/astro/noguchi.htmlちなみに、著者の野口さんは、倍率572倍の難関を突破して、宇宙開発事業団の宇宙飛行士候補に選抜された。

ノグチ・ソウイチさん。5人目の日本人宇宙飛行士である野口さんは、高校3年生のときに出あったある本(宇宙からの帰還)で、宇宙飛行士への夢を膨らませる。

ソウイチさんは、宇宙空間で何を見たのか、それまでの訓練や試験はどんなものだったのか・・・本書を読むとよくわかる。SMAPとの交流なども楽しい。

NASAでは、チャレンジャーやコロンビア号などの事故があり、野口さんの宇宙への旅は、なかなかめぐってこなかった。待つこと9年、念願かなって2005年にスペースシャトル、ディスカバリー号で宇宙の人となる。3回にわたる船外活動を無事に果たしてきた。

宇宙空間は、宇宙服という境界で生と死を分けている。そんな空間に身をおいた人間は、やはり普通の人では感じられないものを感じるようだ。「語らずにはいられない」というソウイチさんの言葉に、本書のエネルギーを感じる。

宇宙への夢をもっている方、おすすめ。


僕の思いつき

自分が生きている間に、宇宙旅行はできるだろうか? なんて思う。宇宙飛行士になるには、もう賞味期限切れらしいので、せめて宇宙旅行者にはなってみたい。

それも無理なら、せめて無重力空間は味わっておきたいね~。

 http://www.jtb.co.jp/space/  いくつか面白い動画あり。
 http://www.spacefuturejapan.com/   
 http://www.virgingalactic.com/jp/Default.asp  ヴァージン航空の挑戦



オススメ度

★★★★+生と死の境界線

読んで欲しい方

・宇宙に関心のある方
・スペースシャトルにのってみたい方
・地球を外から見てみたい方

Posted by webook at 2006年05月11日 12:39 | TrackBack