2007年05月19日

人生を「ハツラツ」と生きる37のヒン ~ 二見道夫 + MAISON BARSAC

   元気ハツラツ・・・・・(C?)

書籍情報


人生を「ハツラツ」と生きる37のヒント
二見 道夫
ファーストプレス (2007/05)
売り上げランキング: 61660

本のひらめき

まわりを見回すと、いつもハツラツとしている人がたまにいる。そして、不思議なことに、その周りにもそういう人がいっぱいいる。類は友を呼ぶの諺どおりだ。

僕たちは、この星に楽しいことだけをやりにやってきた!、んだから、できたらそういうハツラツ人間でありたい。

本書は、本田宗一郎、野間清治(講談社創始者)、田中澄江・・・といった著名人の言動や、故事、エピソードなどさまざまな例を引き合いにしながら、ハツラツ人間になるヒントを指南する本だ。

読みやすく、そして心にすっとはいってくるのがうれしい。

若い方も、働き盛りの人も、そして熟年の方も、よく効くクスリ(ヒント)がいっぱいある。

面白かったのは「健全なスケベ精神は、健康で長生きにつながる」というもの。都内にある特養で、毎月一回「紳士クラブ」なるものが開催されるという。わかりやすくいえば、ロマンポルノを見る会だという。これが、なかなかいい刺激になって、効果絶倫(失礼、絶大!)だという。全国2013の老人福祉施設の調査で、「入居老人に性欲はあるか」との質問をしたところ、男性95%、女性81%が、「ある」と答えたらしい。人生は性、なのであーる。

ハツラツ人間のコツは10ケ条にまとめてあるが、中でも佐藤一斎の言葉が、ツボを抑えている。

  若くして学べば 壮にして成すところあり
  壮にして学べば 老いて衰えず 
  老いて学べば 死して朽ちず     佐藤一斎

学び、成長を喜び、好奇心旺盛、環境に柔軟に対応し、なんでもプラスに転換、元気一杯な人生を・・・・僕たちも送りたい。

そんな欲望のある方に、お薦めの一冊!


僕の思いつき

定期券族に提案したいことがある、と著者はいう。複線型移動の通勤形態だ。

定期の切れ目に、期間を区切り(1ヶ月くらい?)、定期券なしキャンペーンを、自主企画で自演する・・・そんな提案である。

理由は・・・

往復をいつものパターンで、同じことの繰り返し、場合によっては居眠り、よだれの通勤をするよりは、往復を異なる経路にして、いろんな情報を手に入れるというものだ。著者は、これを実践し、ちゃっかり自著の中にとりこんだという。(これ、いいね)

僕もそろそろ定期が切れる。今はSUICAとか便利なものがあるから、定期なしキャンペーンもやりやすい。さっそく実践!

あなたもいかが?



オススメ度

★★★★☆+ハツラツ人間

読んで欲しい方

・人生を愉快に生きたい方
・毎日ハツラツで出かけたい方
・元気オーラをだしたい方

Posted by webook at 2007年05月19日 11:39 | TrackBack