2005年12月31日

★【Webook 2005.12.31】素敵な出会いに感謝をこめて ~ 松山しんのすけ

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++ Webook of the Day 心からの感謝を込めて・・・
++ http://webook.tv
++ book diary by Shinnosuke Matsuyama
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   すべての本にありがとう・・・その本に出逢えてよかった!
   すべての人にありがとう・・・あなたに会えてよかった!
   すべての出来事にありがとう・・・私を成長させてくれた!

   遠くに住む父と母と兄と姉にありがとう・・・
               あなたのお陰で今僕はここで生きている。

   妻と子どもたちにもありがとう・・・
               あなたたちのお陰でお父さんは頑張れる。

   2005年、精一杯のの感謝を添えて


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●今年の素敵な本との出合い:【総集編】

きょうは大晦日です。

一年の終わりをいかがお過ごしでしょうか。

できれば、静かに振り返ったり、来年の夢をじっくり考えたりする時間がもて
ると素敵ですね。

一年間、おつきあいありがとうございました。
たくさんの本に出会い、感動し、実務に行かせるノウハウを得たり、これはイ
タダキと思ったり・・・うれしいことがいっぱいでした。

今日は、364の本の中から、素敵なよりすぐりをご紹介しましょう。
先日、発行させていただいた「仕事と人生に効く100冊の本」とは、違う切
り口でご紹介します。

では・・・・

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<今年のひらめき>


■2005年もっとも心に響いた素敵な7冊(泣けました)

05-12-30 | 毎日の授業、その思想 ~ 露木和男 + すごい!ランチ会議
05-12-20 | 自分であり続けるために ~ 田坂広志 + X-Mass Present!
05-10-01 | でんでんむしのかなしみ ~ 新美南吉/井上ゆかり
05-10-09 | 佐賀のがばいばあちゃん ~ 島田洋七
05-09-08 | なんくるないさぁ。 ~  吉野やよい
05-05-22 | 大きな森のおばあちゃん ~ 天外伺朗/柴崎るり子
05-01-01 | 小出郷文化会館物語 ~ 小林真理/小出郷の記録編集委員会

なかでも田坂広志さんの「自分でありつづけるために」は、もっとも感銘を受
うけた作品でした。お世話になった仲間や友達にメッセージを添えて、プレゼ
ントさせていただきました。
露木さんの本も、教育にかけるすごい情熱と思想が心を打つものでした。


■2005年、科学の心をくすぐってくれた5冊

05-12-04 | フーコーの振り子 ~ アミーア・D.アクゼル/水谷淳
05-09-06 | 地球のなおし方 ~ ドネラ・H.メドウズ/デニス・L.メドウズ +100歳
05-07-14 | カマキリは大雪を知っていた ~ 酒井與喜夫 + 7/22イベント
05-02-16 | 量子コンピュータへの誘い ~ 石井茂
05-01-05 | 脳はなぜ「心」を作ったのか ~ 前野隆司

カマキリ博士の酒井さんは、三好一美さんにご紹介いただいた新潟の方。何年
にもわたる地道な研究は、仮説検証型のすばらしい研究だ。
脳はなぜ「心」を作ったのか・・の前野さんは、お父様からのご紹介。
子を思う父の愛情を感じて胸がキュンとした。


■2005年、世の中を眺める参考になる3冊

05-12-28 | 下流社会 ~ 三浦展 + 年賀状廃止?
05-12-15 | 団塊の世代「黄金の十年」が始まる ~ 堺屋太一 + 100冊クラブ発足
05-08-08 | ネクスト・マーケット ~ C・Kプラハラード


■2005年、なにはともあれやはり「ブログ」でしたの4冊

05-01-10 | ブログではじめる!ノーリスク起業法のすべて ~ 丸山学
05-02-19 | ビジネスブログブック ~ 小川浩/四家正紀/上田一吉
05-04-07 | ウェブログのアイデア! ~ デジビン + ツルちゃんセミナー
05-05-21 | ブログ成功バイブル ~ 百世瑛衣乎
05-12-08 | 図解ブログマーケティング ~ 四家正紀/カレン + プレゼント

ブログが注目された一年でした。
最近では、ブログに加え、iTune, iPod などの流行から伺えるように、音声で
のブログ(PodCasting)も注目です。来年は、これですね。


■2005年、すごい!会社のことを紹介した4冊

05-12-23 | 掃除道 ~ 鍵山秀三郎 + 友達企画2つ
05-10-15 | いい会社をつくりましょう ~ 塚越寛/伊那食品工業株式会 + 労政時報
05-06-25 | 中小企業ですがモノづくりでは世界でトップです ~ 木村元紀
05-01-20 | 日本電産永守イズムの挑戦 ~ 日本経済新聞社


■2005年、子どもと読みたい4冊

05-09-14 | たのしい犬生活 ~ dami
05-09-04 | さいごのまほう ~ 中島和子/秋里信子
05-04-24 | かいけつゾロリたべられる!! ~ 原ゆたか
05-04-23 | いのちのまつり ~ 草場一壽/平安座資尚


■2005年は、マンガもすごかった。この14冊

05-12-26 | マンガでわかるデータベース ~ 高橋麻奈/あづま笙子 + お勧めTV番組
05-11-22 | マンガでわかる統計学(回帰分析編) ~ 高橋信/トレンド・プロ
05-11-02 | マンガでわかる小説入門 ~ すがやみつる/横山えいじ
05-10-17 | マンガ中国入門 ~ ジョージ秋山/黄文雄
05-09-17 | ドラゴン桜(9) ~ 三田紀房
05-07-06 | ドラゴン桜(8) ~ 三田紀房
05-05-14 | ドラゴン桜(7) ~ 三田紀房
05-05-13 | ドラゴン桜(6) ~ 三田紀房
05-05-12 | ドラゴン桜(5) ~ 三田紀房 + BZオープン!
05-05-11 | ドラゴン桜(4) ~ 三田紀房
05-05-10 | ドラゴン桜(3) ~ 三田紀房
05-05-09 | ドラゴン桜(2) ~ 三田紀房
05-05-08 | ドラゴン桜(1) ~ 三田紀房
05-06-08 | 医療機関のためのマンガでわかる「個人情報保護法」対策 ~ 秋元聡/小山規

マンガというのは、なかなか説得力がありますね。僕も書きたいな。


■2005年、さらに・・の1冊

05-02-12 | Excel VBAに恋をした!? ~ 大村あつし

大村あつしさんは、すごいITミリオンセラー作家でいらした。来年会える。

ほかにもいっぱいありますが、このへんで・・・


「仕事と人生に効く100冊の本」もよかったら・・・読んでみてください。
きっと、素敵な本と出会いがありますから・・・。

 アマゾン → http://tinyurl.com/dd3cc


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<今年の思いつき>

いろんな本や人と出会い、今年はほんとにうれしいことが続きました。

今、私のいる企業は実は苦しい状況にあります。しかし、それでもあきらめず
に前に進もうと思い、そして、ものすごい意欲とモチベーションが湧き出るの
を感じています。

なぜでしょうか・・・。

それは、とりもなおさず、素敵な仲間との出会い。それがあったからです。
そして、その中から、小さな「ゆらぎ」がポツポツと生まれ出ているからです。
僕の信頼するアメンボさんは、勇気の一歩を水面に差し出してくれました。感動。

今年は、いろんなトライアルを始めました。すべては、共感の輪でつながった
仲間の方のお陰です。心からの「ありがとう」を贈らせてください。

さて、どんなことがあったでしょうか・・

 ●ジェイカレッジ:

   ある企業の互助会の支援をうけて、オープンセミナーをスタート。
   元をたどれば、あいおい損保の山本さんが月次でやっていらっしゃる
   社内勉強会(外部の人も参加可能)にお誘いいただいたのがきっかけ。
   Webookでご縁をいただいた方に講師をお願いし、素敵な講演を
   していただいています。
   緩いつながりの強い絆があるような気が・・。
   今年は7回実施。初回は、さおだけ屋はなぜ・・・の山田真哉さんでした。

    第1回 山田真哉さん 2005.03.18
    第2回 鶴岡秀子さん 2005.05.26
    第3回 和田清華さん 2005.07.27
    第4回 佐藤 伝さん 2005.08.31
    第5回 加藤昌治さん 2005.09.29
    第6回 兼元謙任さん 2005.10.25 
    第7回 久米信行さん 2005.11.25 

   来年も、楽しい企画が待っています。
    第8回 田中靖浩さんと立川志の吉さん、夢の共演  1.06 金
    第9回 リッツカールトンの高野登さん 2.17 金

   お正月明けの6日(金)は、素敵なプレゼントもあって
   ぜひご参加下さい。2006年度にブレークする素敵な「試み」の
   はじめての場面に居合わる・・・というのは、多分ラッキーです。


 ●Mosoの先に見えるもの:

   ジェイカレッジの仲間で、いろんな妄想(Moso)を膨らませるため
   職員会議(カレッジなので、昔なつかしい職員会議なのです:笑)を
   開きました。
   あと1,2年したら本になるかもしれないと、密かに思っている素敵
   なたくらみ・・・それらが生まれる孵化場です。

   ここでMosoしたことは、いるか日の目をみて、にこやかに振り返る
   時がくると信じてやみません。

   Mosoや、楽し!


 ●すごい!ランチ喜会議でひろがる心の輪:

   Mosoのついでに、思いつきで始めたのが、すごい!ランチ会議。
   ちょっと図にのって言えば“ランチ喜”会議。

   ちいさな揺らぎの始まりは、NHK(増子ディレクター)さんに取材の
   栄誉をいただいたBookオン会議でした。

   職場を中心にしながらも境界線のない仲間があつまり、自分のお薦めの
   本を紹介しあう会議でした。意外な方から意外な本が登場し、素敵な出
   会いの演出が「本」という媒体でできたのではなかったか・・・そんな
   気がしてなりません。

   そして、二回目は、「すごい!会議~カレンダー・手帳編」。
   年末に手に入れたカレンダーの素敵な作品を紹介しあうもの。
   うまれて初めてみる西陣織のカレンダーや、オタク垂涎のレアものまで
   いろいろ。

   さらに、自分たちのオリジナルをMosoしてみるのもやってみました。
   加藤昌治さんに習って、B5の紙にかいてもみました。
   来年も続々と、すごい!会議が予定されています。

   社外の方もゲストに呼んじゃおうかなぁ・・・
   (来たい方います?)

 ●社内NPOという考え方:

   このヒントをくださったのは、ぼくが最も信頼と尊敬の念をいだく中島
   さんの活動でした。
   身体に不自由のある方のために続けている彼の素敵な音楽活動は、心
   から尊敬し、友人としてとても誇らしくも思うものです。

   さて、社内NPO?

   これは、Non Profit Organization(非営利団体)ではなく、
   Non Promotion Organization(非ヒラメモード団体)の略。
   組織や建前のカベの前に、サラリーマンはなかなか異を唱えることが
   できません。おそらくそれがゆえになるべきことができなかったり、
   言うべき事が飲み屋の繰言だけで終わってきたことでしょう。
   そこで、そうしたカベを恐れず、かといって戦闘的ではなく、人の心
   に響く形で、よいことをやるべきときに実行する団体・・・そんな
   位置づけの集まりを意味します。

   ある時ふと、ジェイカレッジも、職員会議も、すごい!ランチ奇会議も
   まだまだこれから始まる何かも社内NPOの活動だなぁ、と思い至る。

   組織の決定や、業務連絡や、会議決定を経なくてもでききる小さなこと
   もやがて、大きな組織を動かす波となって伝わっていくような気がして
   います。

   複雑系の蝶の羽のはばたきのように、しなやかに楽しく


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<来年への思い>

今年はじまったちいさなゆらぎから、すこしずつ大きな波紋が広がって、大き
な変化になっていくことを期待したいと思います。

小さな歩みも、やがて大きな足跡にみえることがあるかもしれない。

そんな思いで歩いていきましょう。来年も。


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●今年最後のおまけ:( くれたらモード )

  何何してくれたら、こんないいことしてあげます。
  何何してくれたら、こんな仲間にしてあげます。
  何何してくれたら、これをあげます。

  という、Take&Giveのスタイルは結構多い。
  マーケティングやPRの世界は、そんなことがごくあたりまえ。
  子どもにもついついそんな口をきいている自分に気づくと恥ずかしい。

  でも、深い人間のつながりをもちたいのなら、それはまったく逆の
  発想だと思っておいたほうがいい。

  くめさんのメール道にもあったが、Give & Give & Given の発想が
  ないかぎり、人は未成熟のまま一生を終えるのではないか・・・

  夫婦も親子も仕事も楽しい仲間も・・・
  Give & Give & Given でいきたいね。

  そういいながら、なかなかできない。人間だもの。


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●今年の進歩: ( 304,015歩 )       年間目標301万歩 

 


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2005年12月30日

毎日の授業、その思想 ~ 露木和男 + すごい!ランチ会議

授業者としての生き方を求めて

書籍情報

毎日の授業、その思想―授業者としての生き方を求めて
露木 和男
学事出版 (2003/07)
売り上げランキング: 287,018

本のひらめき

著者の露木さんとの出会いは、田坂広志さんの出版記念講演のときだった。
ごく短い間だったが、お名刺交換のご挨拶をさせていただく。印象は、とても物腰の柔らかな素敵な方・・・だった。

社会起業家フォーラム(JSEF)のパートナーでもいらっしゃることから、これはよいご縁とさっそくこの著書を買い求めた。
 http://www.jsef.jp/sekai/tuyuki.shtml

読み始めると、すぐ、露木さんの深い思想・・・子どもにたいする深い愛情と、ともに成長する喜び、生きていること、生きていくこと、感じること・・・すべてのことが尊いことに思えるような考え方・・・そうした露木さんの“思い”に強く共鳴する自分を感じた。

そして、子どもの教育のこととして読んでいながら、いつしか、それは会社や組織におけるモチベーションや、仕事に取り組む意義といったことと相似形であることを意識していた。

あー、これは子どもだけではない・・・いまここにいる自分も同じことだと。

静かに語られるいくつかのエピソードは、とてもみずみずしい気づきがもらえる。

生活科の授業で、小学二年生の子どもたちがさまざまな生き物を飼う「研究」が紹介される。そのプロセスのなかで、子どもたちが<互いに目には見えないけれども密接な関係を創り出し“自己組織化”を図っていった>と話が紹介される。
一人一人が違いを認め、それぞれの存在意義を感じ取り、常に関係のあり方の発展を目指していく仲間、それを「学びあう共同体」と命名されている。

身につけること獲得することにあまりにも奔走してきた「勉強文化」に一線を画し、こどもの「自分つくり」の場をつくろうという露木先生の学びの復活は、すばらしい。

共生、共創の学びの場を子どもと教師が作っていく・・・すばらしい授業が、リアルに浮かび上がる。

ノウハウや方法論ではない。深く静かな思想の世界である。ものごとに正対し、こころに正面から向き合い、考え抜いた「教育の思想」は、深いところに響く力を感じた。

魂を揺さぶられるようなすばらしい一冊。時を越えて読み継がれたい本だ。


僕の思いつき

「知ることは感じることの半分も重要ではない」(レイチェル・カーソン)

「こともが磁石の勉強をする意味は、磁石について詳しくなることではなく、 磁石の勉強を先生と親しく追及できたことで、先生をもっと好きになること なんだ」(井深大)

といった心にしみる言葉や、子どもたちのとても純粋で透明な目をもったな作文など、すばらしいものが紹介されている。

露木さんは、授業について次のような表現をされている。

 授業こそが、唯一、教師が成長できる場である。

この言葉は、仕事を通じて自分を磨こうとする社会人にとっても共感できることではないだろうか。

なんども読み返したい本である。そして、この本からもらえる気づきを、明日の自分に生かして生きたい。


オススメ度

★★★★★+共生・共創の学び

読んで欲しい方

・成長することがうれしい方
・ともに感じることが楽しい方
・純粋な目でものをみたい方

Posted by webook at 13:23 | TrackBack

2005年12月29日

名もなき人の生きるかたち ~ 松山淳 + 不思議なご縁 

すぐそこにあるドラマ・・

書籍情報

名もなき人の生きるかたち
松山 淳
文芸社 (2005/12)


本のひらめき

本書は、著者が2004年にインタビューした市井の人、5人の生き方である。

有名な人、著名な人、本を書いた人、成功者と呼ばれる人だけが、すばらしいわけではない。すぐそばにいる名もない人も、すばらしい人生を生きている。

自分のまわりにいる「名もなき人」から、実は私たちは多くのことを学びとり、成長している。そして、誰もがすばらしい人生を送る価値があり、存在自体がすばらしいことに気がつく。

本書は、5人の方の生き方をすばらしい文章で浮かび上がらせてくれている。名もなき人が、なんてすばらしく素敵な生き方をしているのかを感じ・・・僕もがんばろうかな・・みたいな気持ちにさせてくれる。

露木数男さんの本で知ったのだが、レイチェル・カーソンの「知ることは感じることの半分も重要ではない」という言葉を思い出した。本書は、読んで名もなき人の生き方を知る本ではなく、感じる本だと思う。

スマイル・インターナショナル・プリスクールを創設した藪住春枝さんをはじめ、中島さん(700円の力)、加藤さん(その人のために)、山川さん(流れながれて)、杉浦さん(節)の5人が登場する。

名もなき人の素晴らしい生き方を、歯切れのよい文章にまとめる著者の筆力がるばらしい。(轡田隆志さんもきっと太鼓判を押すと思う。僕にはマネできない)

そして、その筆力を支える暖かくやさしいまなざしが、あちこちに感じられるのが素晴らしい。

藪住さんの「私は人生“運と笑顔と挨拶”で生きてきたんですね。」という言葉がとても印象的だ。

中島さんの物語では、「弱い紐帯の強み(The strength of Weak Ties)」という概念が心に残った。

コーチの加藤さんの物語では、「その人のためになりたいという真剣な思いがなければいけないんです」という覚悟が、僕の背筋を凛とさせてくれた。

杉浦さんの物語に登場した詩が、深い余韻を残した。

  孤独の中にこそ価値がある答えがある。
  なぜなら、孤独の中で手にした答えは、
  自分の力で探し出したものだからだ。
  なぜなら、その回答はその人が導き出した
  世界で唯一のものだから。


僕の思いつき

誰しも“名もなき人”のまま生涯を終えるのかもしれない。しかし、それを残念に思う必要はない。なぜなら、どんな人生にも意味があるはずだから。
そして、宇宙や人が進化してきた先端の価値ある存在なのだから。

私の物語。いま、ここで静かに振り返るとどんなことがあるだろう・・・。

年末年始のあわただしさの中で、流されず、ふと立ち止まって考えてみるのもいいね。

私の生きるかたち・・・は何か。何のために生きるのか。誰のために働くのか。
また、新しい物語を紡ぐ時間が365日も与えられるシアワセをかみしめて、新年のスタート地点に立ちたい。


オススメ度

★★★★★+日常にあるドラマ

読んで欲しい方

・人生の達人になりたいと考えてる方
・ドラマのような物語に興味ある方
・生き方にこだわりのある方

Posted by webook at 22:35 | TrackBack

2005年12月28日

下流社会 ~ 三浦展 + 年賀状廃止?

もはや中流は終わった?・・

書籍情報

下流社会 新たな階層集団の出現
三浦 展
光文社 (2005/09/20)
売り上げランキング: 362


本のひらめき

今、世の中には、超豪華な暮らしのセレブもいれば、年収300万円でもいいやという人もいれば、その中間の層もいる。いろんな人が世の中にはいる。

そんな中、一億総中流時代は昔のことで、どうやら世の中は「二極分化」しつつあるらしい・・・。こういう論調をメディアでも雑誌でも聞くことが増えてきた。

二極分化とはどういうことか・・・

皆が中流であることを目指し、それに価値を見出していた「一億総中流化・平等化モデル」は変化し、いまや「階層化・下流化モデル」に変わりつつあるというのが、著者の分析である。

そういう世の中(日本)の様子から、「下流社会」という言葉を生み出して、分析した社会科学の本がこの本。「下流社会」とは、著者の造語だ。
下流とは、食うや食わずの下層階級ではなく、「中の下」という意味。

団塊ジュニアなどの世代で、その価値観、暮らし振り、消費性向などはどうなっているのかをあぶりだし、そこに「下流」という階層集団を浮き上がらせてみせている。

さて、なぜそうなっているか・・・

それは、「最初から中流に育った世代」が、中流であることを目指すことに価値観をもたなくなったからだという。ニートや、フリーターの増加もそんな要因があるのかもしれない。

各種のアンケートデータなどを使い、面白い考察が展開されている。

僕は、ビジネス的な視点から

   日本の企業は、膨大な中流のためにたくさんのものを売るという仕組みでしか
   動けないようなところがある。
   これからは、「中」むけ戦略ではなく、「上」むけ戦略がいいのでは・・・

というところに響くものがあった。トヨタのレクサスは、そういう動きの一つだ。

この本、いろいろ考えるヒントがありそうだ。


僕の思いつき

この本、とっても売れている。アマゾンのレビューも155件(12.28時点)と、たくさんの人が賛否両論書き込んでいる。

中流、上流・・の本は、あったが、下流はなかった。そして、下流は他人ごとだと思っていたのに、もしかしたら自分も・・・というところが、売れている要因のひとつかもしれない。タイトルも刺激的だ。

世の中が総体的に、相対的に、どうなろうとしているのか・・・というのを分析してみるのは、楽しい。

意外に自分というワクをはなれるとなかなか外は見晴らせないものだ。給料しかり、家庭での過ごし方しかり、土日のすご仕方しかり・・・。自分のワクを離れ、世の中どうなってるのか・・・といつも注目していると面白いかも。

よのなかを広く冷静に見る目を鍛える練習もしておきたい。



オススメ度

★★★★☆+中の下

読んで欲しい方

・よのなかを分析してみたい方
・階層化社会に興味ある方
・中流にこだわりのある方

Posted by webook at 20:17 | TrackBack

2005年12月27日

どんな仕事も2割増しでやりなさい ~ 岩崎哲夫 + 三毒?

2割り増しは、うれしい

書籍情報


本のひらめき

ワン・ランク上のビジネスパーソンを目指した、仕事の仕方や習慣を、著者が自らの経験も交えて説いた仕事術や生き方のガイドである。

すーっと心に落ち着くことが書いてある。

タイトルにもなっている「2割り増しでやりなさい」とは、どんなことも、期待以上にやれば、感動を与え信頼と成功がやってくるという。
たとえば、5日以内にといわれたら、4日で仕上げるとか、1億円の目標なら1.2億という具合である。

期待通りをこえて、そこまでやってきたのか・・というのは、確かに感動や感激につながる。期待通りは、不満のない満足で終わってしまうこともある。この具合がとても面白い。

そのほか

 計画通りいかないから「計画」がある。
 夢は中身より、持つことに意味がある。
 好奇心は、人生の風景を一変させる。
 会社とは会社の経営資源と看板を利用しながら自分の夢を実現するところ。
 
など、ナ~ルホドと納得がいく提案がいっぱい。


僕の思いつき

過冷却状態の話が印象的だ。過冷却とは、融点以下(水なら0度以下)に冷却しても、変化のない状態を保っていること。例えば、-20度の液体の水・・みたいな状態だ。ところが、そこにわずかな刺激(風、ワラ屑)があると、いっきょに変化(氷結)するらしい。

企業もそうした過冷却状態がありうる・・・というのが著者の考察。
ずっと古い体質だった野球界に、ちょっとしたことで新球団ができたり、ずっと変われなかった日産が、ゴーンというリーダーでいっぺんに変化したり・・するのは、過冷却状態にあったからではないか・・というわけだ。

わが社ももしかしたら・・・

だとすると、小さな努力と刺激で、大きな変化がおきるかも。複雑系の不思議は身近に起き得るかもしれない。

うん、なんかやってみよう!


オススメ度

★★★★☆+2割増し

読んで欲しい方

・仕事の達人になりたいと考えてる方
・一つ上の仕事をしたい方
・仕事を面白くやりたい方

Posted by webook at 20:23 | TrackBack

2005年12月26日

マンガでわかるデータベース ~ 高橋麻奈/あづま笙子 + お勧めTV番組

データベースって何か、うまく説明してよ・・・

書籍情報

マンガでわかるデータベース
高橋 麻奈 あづま 笙子
オーム社 (2005/12)


本のひらめき

トレンドプロ企画の「マンガでわかる」シリーズ。以前は、統計の話で感動した。今回はデータベース。
普段プログラムをばんばん使いこなしている方には今更かもしれないが、これからデータベースをいじろうとか、うちの会社にも必要じゃないのか?なんて方は、とってもお勧めの一冊。

果物を輸出しているコッド王国が舞台。商品部、外国部、輸出部などの部署があって、いちおうパソコンで管理はしている。しかし、それぞれ独自でやっており、情報のつながりがない。無駄も多い。

そこにデータベースの秘術を書いた本と、その解説をする妖精(ティコ)が登場する。妖精の解説にしたがって、読者もいっしょにデータベースとは何か・・・が理解できる・・という物語仕立ての解説書だ。

リレーショナルデータベースとは、データーベースの設計とは、SQLの基本操作は、データベースの運用は・・・など、入門編がマスターできる。

とても分かりやすくて親切だ。

SELECT文なども登場し、新入社員などに、とってもウケるかも。

僕の思いつき

「マンガでわかる」というコンセプトはとってもいいと思う。わかり易さという命題の前に、マンガというのはとてもパワフル。

何か進めたいプロジェクトがあったら、マンガをちょこっと書いてみるのもいいね。あー、僕も漫画家になりたかったなぁ、昔。

今からでも遅くはない・・・笑


オススメ度

★★★★☆+RDBMS

読んで欲しい方

・DBMSの達人になりたいと考えてる方
・データベースに興味ある方
・SQLでとまどっている方

Posted by webook at 20:28 | TrackBack

2005年12月25日

仕事と人生に効く100冊の本 ~ 松山真之助 + 出版記念交流会

恥ずかしながら・・・自分で紹介します・・汗;

書籍情報

仕事と人生に効く100冊の本
松山 真之助
秀和システム (2005/12/15)


本のひらめき

この本は、4冊目(絵本などの自費出版もいれると6冊目)の本です。不思議なご縁で出来ました。

直接のご縁は、『マインドマップ仕事術』の対談で中野さんと僕の間をとりもってくださった秀和システムの平野さんとの出会いでした。こんな本を作りませんかと素敵な企画と機会を平野さんからいただいたのが、きっかけ。

その前は、まぐまぐさんで出した小冊子「あした読ま~にゃ!54冊の奇跡」(まぐ文庫)でした。いつか、ふつうの本にして出したい・・・と以来ずっと心に思っていました。

その前、IT研究会やグループ21で本のお話をさせていただいたことも、この本が生まれるずっと前にあった小さな「ゆらぎ」の一つでした。久米さんや鈴木さんのお陰です。

さらにご縁をたどれば、まぐまぐというメルマガスタンドを紹介してくださった渡邉さん(サムスル社長)。この方の素敵なアドバイスがあったからこそ、これまでつたないメルマガを配信しつづけてくることができました。その後、百式の田口さんにもお世話になっています。この方とのご縁も不思議な出会いでした。

また、たくさんの素晴しい本を世の中に出してくださった、たくさんの著者の方がいらしたからこそ、今の僕があるのかなと・・・
本に紹介させていただいた著者の方には、何人かお話をさせていただく機会をいただきました。つい最近では、藤光さんや、吉岡さん、三浦さんにもお会いすることができました。これもご縁に感謝です。

そして、一番のご縁は、メルマガを読んでくださっている読者の皆さんとのネットでの出会いでしょうか。誤字脱字、苗字の間違いにも耐え(笑)、素敵な応援メッセージを下さった皆さんのお陰です。ありがとうございます。

本の中身は、これまでメルマガで配信したものを再編集、そして吉越浩一郎さん、兼元謙任さん、山田真哉さんのインタビューも入れました。気楽に読んで、素敵な本と出会うために、お読みいただければ幸いです。

著者と読者の魂の邂逅をもとめて・・・松山しんのすけ@感謝


僕の思いつき

すべてのご縁に感謝を込めて、イベントを企画しました。
来年1月19日(木)です。詳しくは、きょうのおまけを見てください。

この本を作る過程で、たいへん素晴しい経験をしました。たいへんな感動と、おおいに反省する出来事だったのですが、ひとつ成長できたなぁと感じたひとこまでした。詳しくは、1月19日の交流会でお話させていただきます。

出版セミナーというのではなく、交流会という形にしたのは、この本は、僕が作ったというより、多くのご縁によって生まれたからです。

感謝の気持ちを込めて開かせていただきます。よかったら、スケジュールに予定をいれておいてください・・・・。

再びの感謝。


オススメ度

   ☆☆☆☆☆+魂の邂逅をもとめて
    ↑
  (☆は読んだあなたが塗って下さいねー)

読んで欲しい方

・素敵な本に出会いたい方
・著者とお会いしたい方
・感動が好きだという方

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2005年12月24日

時間200%活用術 ~  + 見守り会

時間を味方に引き寄せる。

書籍情報

時間200%活用術
時間200%活用術
posted with amazlet on 05.12.25
日本能率協会マネジメントセンター
日本能率協会マネジメントセンター (2005/11/29)


本のひらめき

よのなかで注目されている人は、なかなか急がしそうである。仕事をしながら本を出し、講演をやり、家事をこなし、子育てもし・・・といったスーパーな人は、よのなかにはたくさんいる。

本書には、そうしたマルチに活躍する人たちの時間管理術のインタビューをまとめた本である。

3色ボールペンの斉藤孝さん、オリジナル手帳の佐々木かをりさん、「超」整理手帳の野口悠紀雄さん、即決断・即行動の中谷彰宏さん、図解思考の久恒啓一さん、ビジョンをもって人生経営をという渋井真帆さんなど、36人のやりかたが登場する。豪華メンバーである。

それぞれご自分の手帳やスケジュール帳の写真が紹介されているが、ひとことでいえば、人それぞれ。

大きな流れ(人生)の時間軸では、ビジョンをもって行動の軸をぶらさず、また優先順位を的確に判断しよう・・という方が多い。
また日常の時間管理では、TODOリストや、ポストイットなどいろんな方法が紹介されている。

39色の活用術を楽しんでみよう。


僕の思いつき

身の回りには、きっと「すごい管理術」をやってる人がいる。時間でも情報でもいいのだが、そういう人にインビューするのもいいね。お昼をみんあでご馳走して、にわか講師をやってもらったら、なおいい。

職場の先生をたくさん生み出すイベントを考えてみよう。



オススメ度

★★★☆+それぞれのやりかた

読んで欲しい方

・の達人になりたいと考えてる方
・に興味ある方
・こだわりのある方

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2005年12月23日

掃除道 ~ 鍵山秀三郎 + 友達企画2つ

トイレ掃除で心を磨く

書籍情報


本のひらめき

小さなことが、大きなものをも変化させる。複雑系のムーブメントの特徴だ。犯罪の多かったニューヨークの街が、地下鉄の落書きを消し、割れた窓を修復していくことでやがて治安の回復を果たした・・・そんなストーリーを聞いたことがある。

本書にある「掃除道」の物語も、小さなそして地道な活動が、いまでは世界的規模にまで発展しているという。

会社のトイレや周辺の掃除を徹底的にすることで、社内の空気が変わり、さらに掃除による「意識の変革」は警察や学校にも広がっていったという。

鍵山さんのたった一人の活動が、やがて大きなうねりとなり、企業を、学校を地域を、そしてよのなかを変えるようなすごいことになっている。まさに複雑系の動きそのものだ。

おそらくこのメルマガを読んでくださる方の中で、職場や学校などでトイレの掃除をされている方は、少ない・・というか稀ではないかと思う。

僕も、会社のトイレは使うだけで、掃除をすることは、ない。掃除のおばさんにありがとうっていうことはあっても、自ら雑巾やブラシをとって・・・ということは考えたこともない。

本書は、そんな僕にはちょっと「衝撃的な」物語だった。

イエローハット(カー用品)の創業者である著者、鍵山さんは、「掃除」、しかも誰もが嫌うトイレの掃除をとことんやって道を極めた方である。
( http://www.yellowhat.jp/ )

掃除道というタイトルは、奇をてらったものでもなんでもない。これは本物だと大ききな感動を覚えながら読んだ。

広島県警が取り組んだ、暴走族を立ち直らせる取り組み、荒れた高校をまともにする取り組み、企業経営が軌道にのる取り組み・・・・いずれも、その基本を「掃除」にした不思議な取り組みなのである。それはまさに複雑系の何かが働いた・・・そんな気がする。

本書でその不思議なムーブメントを感じてみたい。


僕の思いつき

掃除は、やる前はなかなか手につかないが、いったん始めるととことんやりたくなり、終わるととってもスッキリする。

そろそろ年末大掃除の季節だが、掃除は、なかなか精神性のある活動なのかもしれない。

家庭でも、職場でも、一生懸命「掃除」に打ち込んでみるのもいいねぇ。



オススメ度

★★★★☆+掃除を極める

読んで欲しい方

・掃除の達人になりたいと考えてる方
・今度学校のトイレ掃除にいく予定の方
・掃除にはこだわりがあるという方

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2005年12月22日

日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング ~ 富田貴典

アフィリエイトの次に来るもの・・

書籍情報

本のひらめき

ネットの世界は動きが早い。本書は、アメリカ式ネット副業の最新事情を紹介た本である。

アフィリエイトの次にくるというドロップシッピングという方法だ。耳慣れないこのビジネスは、だいたいこんな感じだ。


 在庫を抱えないで、他人(メーカー)の商品をあたかも自分の商品として
 売る方法。販売の値段も自分で決められるのも楽しい。

 商品の配送もメーカーがやってくれる。

 決済の方法などは、PAYPAL,ClickBankなどとても安いコストでできるので
 便利。

つまり、流通、決済といった個人では手に負えなさそうな部分を安いコストで肩代わりする仕組みが流行りつつあるということらしい。「在庫を持たない」「商品管理もしない」「決済、代金回収もしない」「発送もしない」ということなら、ラクちんだね。

アフィリエイトは、他人の商品を紹介してコミッションをもらう方法だが、ドロップシッピングは、自分の商品として売れるとろこが違うようだ。

著者の富田さんがユニークなのは、日本の商品を海外に向けてビジネス展開しているところだ。こういう動きはいいかもしれない。

時間とガッツのあるかた、挑戦するなら今のうち。


僕の思いつき

富田さんのサイト:

 http://www.kaigainet.com/ に詳しい情報がある。

興味をもったかたは、ここで探検してみよう。

さて、日本の何を売っていこうか・・・



オススメ度

★★★★☆+ドロップシッピング

読んで欲しい方

・ネット副業の達人になりたいと考えてる方
・アフィリエイトに飽きた方
・海外相手にビジネスをしたいという方

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2005年12月21日

ブログ成功バイブル ~ 百世瑛衣乎

ブログ成功バイブル ~ 百世瑛衣乎

最強メディア!

書籍情報

超カンタン! 最強メディア ブログ成功バイブル
百世 瑛衣乎
翔泳社 (2005/04/19)
売り上げランキング: 12,438

本のひらめき

人気のブログサイト、11人のインタビューが本書のキー・コンテンツである。たとえばこんな方たちが登場する。刺激的である!

3カ月でブログランキング1位! [発狂ニュース島]
 →  http://blog.livedoor.jp/kenngou777/
 サイトの構成の工夫など勉強になるねぇ。

ブームの波を乗りこなす、ブログサーファー  [あとむの正直日記]
 あとむさんのブログは、ついつい覗き込んでしまう。楽しい。本書では、巨
 大ハムスターのページが紹介されており、思わず笑ってしまった。
 → http://atom.rinc.jp/hamster/hyperham.html
 → http://atom.rinc.jp/hamster/hyperham2.html


ワーキングマザーの世界を変える [ワーキングマザースタイル]
 らむね敵通販生活の村山らむねさんが登場してるねえ。
 らむねさんの日記はこちらで読める。
 → http://www.wmstyle.jp/archives/cat_10.php

楽天やココログなどブログの始め方も解説がある。これから始めてみようという方はとても参考になる。

ブログの本は、数多く出ているが本書もお薦めの一冊だ。
ちょっと一歩を踏み出したい方は、この本と『ウェブログのアイデア!』をまず手にしてみるのがいいかもね。


僕の思いつき

今度の土日。多分、TVを朝から見るでしょう。お昼も。夕方もゆっくり。たぶん・・・合計4時間は見ることに。しかし、それで、何なの? という時間になるのではないだろうか・・・。日曜日もあわせれば8時間。うー。。。。

そこで提案。

その時間を使ってパソコンに向かい、ちょっとブログを始めてみよう。

本書を片手に、とりあえずココログとか楽天とかに登録してみてもいい。
テーマ・・・うーん、あとから考えてみいいんじゃない。
とりあえず、なんかできそうなものでスタート。

でもって、いろいろ探索したりしているうちに、これって僕でもいけそうみたいな題材が閃くこともある。なーに、誰かが始めてるからといって遠慮することはない、ちょっとずらしたり、自分なりにアレンジすりゃぁいいんだから。

さて・・・これを契機にスタートする人が・・・・たぶん5人。約 0.5%。ま、そんなもんなんですな、世の中。 だから、とっても希少価値があるということだ。

さ、土日をどうするかな・・・。



オススメ度

★★★★★+はじめの一歩

読んで欲しい方

・やりたいことを探している方
・ブログに興味ある方
・日記でも・・・という方

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2005年12月20日

自分であり続けるために ~ 田坂広志 + X-Mass Present!

魂のゆらぎ・・・

書籍情報


本のひらめき

僕が尊敬してやまない人をあげるとすれば、まっさきにこの方の名をあげたい。

田坂広志さん。

毎週、届く素敵なエピソードと田坂さんの深い思索がこめられたメルマガ「風の便り」は、僕のひそやかな楽しみである。

何度か感動に涙し、わが身の軽薄さに反省し、新たな視点に勇気をもらい・・・そして、親しい友人に転送したり・・・。数あるメルマガの中でも大切にしているものだ。
 → http://www.hiroshitasaka.jp/tayori/

今日の本は、その「風の便り」が一冊の本になったものだ。前田真三さんの素敵な風景写真と田坂さんの言葉が織り成す素敵なメッセージは、流されずに生き続けるための勇気を僕たちくれる。

すでにメルマガで読んだことがあるのに、紙の上の活字で読むと、また新たな響きが心に届く。やはり紙は、私たち人間が得たすてきな媒体だ。

改めて心に響いたメッセージを書き留めておこう。

 たとえ明日、世界が終わろうとも
 私は、リンゴの木を植える。   (マルティン・ルター)

このルターの言葉を引用し、田坂さんはこう続ける。


   世界が、どう在るかではなく
   自己が、どう在るか

   その覚悟の尊さを、教えてくれたのです。


ショーン・コネリーがボンド役から下りて一人の演技派俳優の道を歩み始めたとき、次の言葉を語ったという。

 決められた道を歩むことは、美しくない。

人生の美学がある。田坂さんは、コネリーの言葉を引き受けてこう続ける。


   「美しい」と感じるか、否か。

   それは、
   プロフェッショナルが道を選ぶとき、
   ひそかに、心に抱く、

   たしかな基準なのです。


こうして書きとめていくと、50個のメッセージが登場してしまう。あとは、また時に触れて・・・・そうだ、22日の夏至の日にろうそくの灯りのもとで読もう。

100万人の人に読んでほしい、とても大切な一冊。
お世話になってるあの方にプレゼントすることにしよう・・・


僕の思いつき

イリヤ・プリゴジン(ノーベル化学者)が残した一つの言葉:

  システム内の小さなゆらぎが、
  システム全体の大きな変動をもたらす。

複雑系についても造詣の深い田坂さんは、よくプリゴジンの話をされる。この言葉に続け、田坂さんは『ゆらぎの勇気』というな素敵なメッセージを紡ぎ出された。

    ・・・・

    一人の社員が、企業に変革をもたらし、
    一人の企業化が、市場を大きく進化させ、
    一人の社会起業家が、この社会を変革する、

    そうしたこともまた、起こるからです。

    そして、もしそうであるならば、
    いま、我々に求められているのは、

    自らが、その「ゆらぎ」となる、
    小さな勇気なのかもしれません。


僕は、今、仲間といっしょに「ゆらぎ」となる社内NPOを模索中だ。NさんやOさんやIさんといった数人の仲間は、互いにゆらぎが響き会っていくのが感じられる。

プリゴジン・田坂さん・この本・・・とひそやかに連なってきた「ゆらぎ」は、もうすぐ何かの形になりそうな予感。

言葉に響き、いっしょに行動できる感動を仲間と共有したい。


オススメ度


   ★★★★★+「ゆらぎ」の先に

読んで欲しい方

   ・言葉に響くのが好きな方
   ・年末年始、自分と対話するきっかけのほしい方
   ・生きる意味を探している方

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2005年12月19日

100万人のキャンドルナイト ~ ブルー・オレンジ・スタジアム + 当選発表!

奇跡は起せる!

書籍情報

100万人のキャンドルナイト
ブルー・オレンジ・スタジアム
アーティストハウスパブリッシャーズ (2005/12)


本のひらめき

まだ幼かった頃、台風や雷で停電になると決まってロウソクが登場した。
まっくらな中にぼーっと頼りなさげにともる光は、家族がよりそう絆のような
気もした。

時は移り、今では都会のあちこちに光があふれている。宇宙からみた地球の夜
は、都市を中心に光の点々が明るく浮かび上がっている。

多くの人は「なんかもったいないなぁ」と思っているに違いない。
なぜなら、今日の本にある「100万人のキャンドルナイト」にたくさんの人
が共感し参加しているからだ。

この草の根ムーブメントは夏至と冬至の日に「2時間だけ、電気を消してキャ
ンドルのあかりだけで過ごしませんか?」というとってもシンプルなものだ。

しかし、どこか心に響くものがある。エコとか地球環境とかにつなげる前に、
心の奥底で「なんか、いいかも・・」と思う気持ち・・・そんなものがうごめ
く。

本書では、坂本龍一、忌野清志朗郎など多くの人の共感の声が載っている。そ
して、一般の人も「未来のことを考えたり」「生きていることに感謝したり」
「大切な人を想ったり」さまざまなときを暗闇とろうそくの光の間で過ごして
いる。何かを感じ、何かを予感させてくれる本だ。

次のチャンスには、僕も参加してみよう。


僕の思いつき

小さな思いがつながって、地球や自然にもやさしい生き方につながれば素敵な
ことだ。今日の本(写真&メッセージ)は、不思議な世界にいざなってくれる。

石黒謙吾さん、ナガオカケンメイさん、そして多くのNPOのみなさん、素敵
なムーブメントを教えてくれてありがとう。

小さな動きが、地球規模の何かにつながる・・・・

なんて素晴しいことだろう。

複雑系のうねりをいっしょに体験してみたいね。



オススメ度

★★★★★+2時間の奇跡

読んで欲しい方

・自然の中の人間を感じたい方
・ろうそくの光に興味ある方
・地球と自然を意識したい方

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2005年12月18日

役に立つ落語 ~ 山田敏之

イタ・ラクゴアリンス

書籍情報

本のひらめき

著者は、40年ほど前ある半導体を発明した人である。ソニーマグネトダイオード(SMD)と呼ばれ、エサキダイオードの再来かと当時、マスコミでも騒がれたらしい。

ソニーでエンジニアとして勤めてきた著者は、部類の落語好き。いつか落語の本を・・という思いがかなって出てきたのが本書だ。ただし、落語といっても技術者的な視点で、落語の面白さと会社での生業、技術のことなどが繋がったちょっと楽しい内容になっている。

随所にシャレがあって楽しい。

「落語は、疲れた心を癒すというだけでなく、人間理解という点でもずいぶん役にたってきた」と振り返る著者は、本書を「役に立つ落語」と命名。

こし方を振り返るエッセイだが、なかなか面白い。

SONYの社長を務め、かつオーケストラの指揮者としても有名だった大賀さんについてこんなエピソードが紹介されている。

 「けれど私だって、大賀さんの半分くらいの線まではいっているんだよ。
  だって彼はコンダクターだけど、私の専門はセミコンダクター(半導体)
  なんだから。」

ゴルフがなかなか上達しないという著者は強がりをこんなジョークにする。

 「今度のコンペでは、72で回ってみせらぁ」
 「72はいけないよ。頭がパーになっちまう」

マジメひとすじの研究者も「落語(笑い)」というエスプリで、一味違う道をきわめてこられたようだ・・・。


僕の思いつき

一日、ひとつ楽しい冗談を言ってみるのもいいね。
では、ここで・・・

 坊やとおじさんの会話:

   ねぇ、坊や、おじさんの車をおしてくんないかぇ
   やーだね。
   なにぃ、生意気だねこの子は・・
   だって、ぼくまだ「おさないんだもの」
   アハハハ、まいった、まいった。

笑うカドには福来る。



オススメ度

★★★★+落語に学ぶ

読んで欲しい方

・笑いの達人になりたいと考えてる方
・落語に興味ある方
・ジョークこだわりのある方

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2005年12月17日

いい言葉は、いい人生をつくる ~ 斎藤茂太 + アマゾン

人生には3つのものがあればいい・・・

書籍情報

いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた
斎藤 茂太
成美堂出版 (2005/01)
売り上げランキング: 2,140

本のひらめき

たぶんこの人にしか言えない言葉だろう・・・と思える言葉があった。

 天使が飛べるのは、
 気を楽にもっているからだ。

なんて素敵な言葉だろう! 

本書には、著者の斉藤茂太先生の生き方が、自身の言葉やエピソードと東西の名言などをちりばめて書かれている。

 空想は知識より重要である  - アインシュタイン

著者がいいたいのは、「志だけは高く持っていないと、自分の中から浮揚力は生まれてこない」ということだ。アインシュタインの言葉は、そのために引用されている。

楽天発想」の言葉、「エラー逆転」の言葉、「成功暗示」の言葉など、心が元気になる考え方がいっぱい。

茂太さんから、元気をもらおう。


僕の思いつき

チャップリンの言葉がある。

 人生には3つのものがあればいい。

さて何だろう? この続きは・・

 希望と勇気とサムマネー

マーク・トゥエインの言葉もいい。

 ほめ言葉をもらえば、
 それだけで二ヶ月間、幸せに生きられる。

人を幸せにする気配りをしてみよう。きっとその3倍くらいのお返しがくるから・・・。



オススメ度

★★★★+いい言葉

読んで欲しい方

・元気言葉の達人になりたい方
・楽しい言葉に興味ある方
・表現にこだわりのある方

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2005年12月16日

ITSの思想 ~ 清水和夫 + JobClick

ほんの少し先のことです・・・

書籍情報

ITSの思想―持続可能なモビリティ社会を目指して
清水 和夫
日本放送出版協会 (2005/10)


本のひらめき

自動車産業は、基幹産業として経済をひっぱっている。周りにあるさまざまな製造業が複合的に支えている。トヨタは、健全経営の先に世界No1を狙っているようだし、破綻しそうな年金の代りにトヨタ株を持ちましょうなんて本もあるくらいだ。

さて、車はデザインや性能がどんどん進化してきたが、今は環境との調和や、事故を減らすための工夫などさまざまな取り組みがされているようだ。

本書は、クルマ社会を、自動車という単品の製品としてではなく、交通システムという社会的なモビリティインフラとして捉え、その未来を考えてみようという本である。

ITS、Intelligent Transport Systems とは、、「人」「道路」「車」を情報によってつないで一体の社会システムとして考えようというものだ。

すでにカーナビとVICSで渋滞道路情報などが分るようになっており、随分便利な世の中になってきた。

さらにその先に、どんな社会があるか・・・車社会を考える一冊。


僕の思いつき

ホンダのインターナビ・プレミアムクラブというのがある。
  http://premium-club.jp/PR/

フローティングカー(プローブカー)情報システムとよばれる仕組みは、ちょとした未来を予感させる面白いものだ。
車同士が互いにつながっているということらしい。

この映像はちょっと面白い。
 http://premium-club.jp/PR/about/images/premiumclub.swf

いろいろ未来を妄想してみるのも楽しいね。



オススメ度

★★★☆+プローブ

読んで欲しい方

・近未来を覗きたい方
・車に興味ある方
・カーナビ大好きという方

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2005年12月15日

団塊の世代「黄金の十年」が始まる ~ 堺屋太一 + 100冊クラブ発足!?

いよいよ自由なときが訪れる

書籍情報

団塊の世代「黄金の十年」が始まる
堺屋 太一
文藝春秋 (2005/09/25)
売り上げランキング: 21,291

本のひらめき

未来社会の予測は面白い。その中で、堺屋さんの本は群を抜いて楽しい。
理由は、振り返ってみると結構あたっていること、さまざまな予兆データを駆使しているのでリアリティがあること、独特の言葉がユニークなこと・・などがあるからだ。

団塊の世代、油断、知価革命など面白く読んだ。

今回は、著者が命名した『団塊の世代』が、さらに次の十年をどうすごすのか・・という内容だ。社会構造に大きな影響をあたえてきた世代を長い時間の流れのなかで捉えようとしているものだ。

団塊の世代は、これまで「ハイティーン」「ヤング」「ニューファミリー」などのブームを生み出してきた世代である。団塊の世代とは狭義には昭和22年(1947)から24年(1949)生まれの世代である。2004年時点で約480万人ほどいる。

その人たちが定年を迎える2007年ころ、これが本書が向ける視線の先だ。

少子高齢化で、年金が破綻する。一人の老人を4人の若者が支える大変な時代になる。だから・・「団塊の世代も定年後はお荷物世代だ」といった雰囲気は、間違いである。団塊の世代は、定年後も時代を切り開く影響力のある集団でありつづけるというのが本書の主張だ。

なぜか・・・

ひとつは、団塊の世代が「金持ち」「知恵持ち」「時間持ち」だからだ。すべてがそうとは限らないが、たしかにそんな気もする。
さらに、高齢者の需要が増える、つまり市場が高齢化すれば、高齢の供給者を受け入れることになる。だから、定年後の世代も社会に出て行ける(働ける)ということになる。お荷物どころではない潜在パワーを秘めている。高齢者は納税者になるということだ。

具体的な数値データ、なるほどと思える事例・・・などで、非常に読み甲斐のある内容だ。黄金の10年を、ちょっと覗いてみよう。


僕の思いつき

これから団塊の世代の「黄金の10年」が始まる。それをサイコウの日々にするために、

 いまから60歳になるまでに自分の好きなこと(テーマ)を見つけて
 60から70の間の10年間それに打ち込む。
 10年もあれば「一人前」になれるからだ。

 満足の尺度を変えよう。
 企業規模基準、肩書序列基準、仲間評判基準 → 合好基準、適所基準、自
 由基準 にしていこう。

などアドバイスがある。これらは、団塊の世代ばかりではなく、もっと若い世代にもあてはまる。

会社という組織を離れたとき何がしたいのか、できるのか、・・・いまからじっくり考えておこう。


オススメ度

★★★★★+解き放たれた団塊

読んで欲しい方

・団塊の世代の達人になりたいと考えてる方
・団塊ジュニアの方
・俺は団塊じゃないって方

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2005年12月14日

成功する人の整理術 ~ 梅森浩一 + PC壊れた

時間、人脈、情報

書籍情報

成功する人の整理術
成功する人の整理術
posted with amazlet on 05.12.17
梅森 浩一
幻冬舎 (2005/10)


本のひらめき

「成功するためには、今の時点で、何を手にして、一方で何を手にしないのかをできるだけハッキリとさせる必要がある。」そのために3つのもの、つまり時間、人脈、情報をうまく整理しよう・・というのが本書のメッセージ。

まずは、時間。
この中では、出来は8割で十分という考え方と、前倒しの法則が気に入った。早いタイミングで、迅速に8割で、前倒しでやっちゃう・・・すると、出来具合以上の価値が生まれる可能性がある。
また9時からの会議は8時50からスタート、金曜締切の仕事は、火曜ぐらいに・・・前倒しで(かつ8割で)やっちゃうのもいいね。

TODOリストで、項目(頼まれ仕事)を消すことに終始しないで、やりたい大切な仕事をガシっとやっつけようとううものだ。

次は、人脈。 
人脈といえば名刺。これがまたクセモノ。「旬の人物」の名刺は、つねに手帳に挟んで持ち歩く・・というのがいいねぇ。データーベースや名刺フォルダーに整理するのも必要だが、いまここで・・・というときには、すぐそばに名刺があるといい。

最後は情報。
ナプキンにメモったりとか、情報を捨てることに躊躇しないなどいくつかの方法が提案されている。


僕の思いつき

整理するものは何か。
まずここから「整理」しておこう。

やりたいこと、人脈、机の上、パソコンのフォルダー、受信メール、年賀状、お金・・・・自分にとって整理すべきトップ3は何か・・・年末のいい時期でもあり、ちょっとたちどまて考えるのもいい。

ぼくは、今日、強制的にパソコンの整理をしてしまった・・・汗;



オススメ度

★★★★+整理したい!

読んで欲しい方

・整理の達人になりたい方
・整理整頓に興味ある方
・時間管理にこだわりのある方

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2005年12月13日

リコー流「売れる社員」の現場力 ~ 神戸健二 + 人生は数式

現場は常にファイアーだ。

書籍情報

リコー流「売れる社員」の現場力
神戸 健二
PHP研究所 (2005/12/02)

本のひらめき

リコーという会社の現場ではどんなことが行われているのか。優良企業には、それなりのワケがある。

リコーや子会社の事業再建を実践してきた著者が、実体験や経営者の言葉などをまじえながら、現場力のヒミツを語った本である。

現社長(桜井正光氏)は、行動の大切さを「ファイアー文化」と表現する。ファイアー(引き金を引く)文化とは、こういうことだ。

 仮説に基づき、まず行動する。行動した結果、なんらかの問題・課題が でてくる。その問題・課題に対して行動を修正し、再度トライしていく。

そんな考え方らしい。さらに、「行動すること」と「止めること」もセットにしているところが素晴しいところ。

ヤマト運輸の小倉昌男氏のことばも紹介されている。

 「私は、経営は理論だと思っている。考えて、考えて、考え抜く。でも
  わからないことがある。その場合は、やってみることである。やって
  みればわかる。やらなければわからない。これは私の信条である。」

というもの。リコーもヤマトも、「考える」と「やってみる」がワンセット。

いくつかのエピソードの最後に『リコースキル』という非常に短いフレーズがある。これが実に小気味いい。例えば

 言葉力を善用せよ。
 早くかかれば速くすむ。
 耳をたてればカドはたたない。
 知恵は出しつづけることで増してくる。
 「指示通りに」はベストではない。
 上に立ったら退路を絶て。
 儲かると儲けるの大差を知ろう。
 
などなど、短いフレーズに深い真実がこめられている。


僕の思いつき

著者は、子会社の社長時代から「これからの企業はどんどん発信すべきだ」と叫んできたという。そして、さらに「自分のよさ、強さを発信する時代になります」ともいう。

企業も個人も同じ。

「よいこと」を出すことで、さらにまたよいことが舞い込んでくる。
どうやら、よのなかはそういうふうにできているらしい・・・。

よいことには、ありがとう、うれしい、たのしい、感動、感謝、感激・・などが含まれている。そういう仲間がいたら、人生楽しいねー。



オススメ度

★★★★+感謝の気持ち

読んで欲しい方

・現場の達人になりたい方
・仲間の力に興味ある方
・現場力にこだわりのある方

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2005年12月12日

コミュニケーション集中治療室 ~ 須子はるか/松村香織 + 夢の共演 

僕もビョーキかもしれない。

書籍情報

コミュニケーション集中治療室
須子 はるか 松村 香織
東洋経済新報社 (2005/12/08)

本のひらめき

僕もビョウーキかもしれない・・・って、この本を読んだら思った。
何のビョーキかって?

たとえば、「伝えたつもりがひとりよがり病」とか「会話マンネリ化ウイルス」「オレオレ症候群」などだ。
どうやらコミュニケーションの未熟さが、病気の根本原因らしい。

それらを実際のビジネスシーンで紹介されるが、どれも「あるある、そういう場面」とうなずいてしまう。そして、その処方箋がコーチングの手法を活用しながら示される。

たとえば、こんなシーン。押出部長が弱気君に指示を出す。

 『会議で使うから金曜日までに提出してくれ』

いわれた弱気君、金曜日中に準備すればいいと思ったのに、実はその資料は金曜日の会議に必要だったのだ。お互いの食い違いはコミュニケーションの問題だと分る。

コーチングのエッセンスが実に小気味欲アレンジされて、すらすら入ってくるところがいい。

ドクターとナースという、若干パロディ的なノリなのだが、診察室にはいってみると、その意外な真面目さと深さに驚く。

コーチングを楽しく勉強したい方、職場のコミュニケーションを気持ちよくしたい方おすすめ。


僕の思いつき

症状のひとつに「自己主張不完全症候群」というのがある。いくつか症状があるがそのうちの一つ「印象が薄い」という症状がある。

処方箋として、「自分を動物にたとえる」「自分を漢字一字にたとえたら何か」など提案されている。

自分を演出することも大切だ。名刺にも会社のお仕着せの住所や部署や職責だけではなく、自分をアピールするキャッチコピーなんかがあるといい。

トムピーターズも、「炎の変革請負人」とか「No1.YESマンです!」などいくつか提案していた。印象が薄くても強くても、なにかそういうものを考えるのは楽しい。

自分に似合うフレーズや擬似的比喩などを考え出してみよう。できたら、名刺に書き込んじゃおう。

最近の僕は・・・・うーんと・・・

 「妄想起業家」「妄想診断士」「妄想学科特任教授」・・・かな。笑



オススメ度

★★★★★+コミュニケーションICU

読んで欲しい方

・コミュニケーションの達人になりたい方
・コーチングに興味ある方
・共感するのが好きな方

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2005年12月11日

みんなのたあ坊の哲人訓 ~ 辻信太郎 + オンゴーイング

哲人の声を聞く。

書籍情報

みんなのたあ坊の哲人訓―今こそ必要な100のことば
辻 信太郎 サンリオ
サンリオ (2005/09)

本のひらめき

たあ坊は、サンリオのキャラクター。たあ坊が、世界の哲人・偉人の名言を紹介する大人の絵本である。
100の言葉は、味わい深い。それぞれ短い解説がある。

いくつか拾っておこう。

 人生は
 退屈すれば長く、
 充実すれば短い。 (シラー ドイツの詩人・戯曲家)

 幸運は、
 大胆な人たちに笑いかける (ウェルギリウスー古代ローマの詩人)

 人間、志をたてるのに遅すぎるということはない
   (ボールドウィンーイギリスの政治家)

 怒りは、
 無謀をもって始まり、
 後悔をもって終わる。(ピタゴラスー古代ギリシアの哲学者)

 幸運は、望むものにしか訪れない。(アイザック・アシモフー米の作家)

ちなみに辻信太郎は、サンリオの社長さんである。


僕の思いつき

なんでも、気に入ったものは集めてみるものである。

100個の名言。
100冊の本。
100枚の写真。

自分の経験や思いを入れ込んで整理してみるのもいいね。



オススメ度

★★★+100

読んで欲しい方

・古今の名言にしびれたい方
・哲人に興味ある方
・言葉にこだわりのある方

Posted by webook at 21:16 | TrackBack

2005年12月10日

直観でわかる数学(続) ~ 畑村洋太郎 + 感動の喪中はがき

数字は頭からガブルんじゃぁ!

書籍情報

続 直観でわかる数学
続 直観でわかる数学
posted with amazlet on 05.12.17
畑村 洋太郎
岩波書店 (2005/10/20)

本のひらめき

数学では、足し算、引き算に始まり九九、掛け算、割り算、分数、ルートなどいろんなものが登場した。
それらをじっくり考える間もなく、その定義を覚え、問題の解き方を練習し、できるようになったら・・・はい、次・・という具合に、ずいぶん駆け足できたものである。

本書は、直観でわかる・・の続編。

足し算、引き算、掛け算は、学校で「下の桁からやる」と教わってきた。
畑村さんは、「エビフライといっしょで頭から食うのがいい!」という。
賛成である!

たとえばこんな具合。

   534
  +207
 -------------
   731
  + 1
 -------------   
   741

いかがだろう。あっと驚く、これいいじゃん!である。
引き算はこんな具合。

   534
  -207
 -------------   
   337
  - 1
 -------------
   327
 
といった具合。

数字や数学、算数とのつきあい方が、ちょっと変わるかも・・・


僕の思いつき

今まで習ってきた常識的なことがらを、「ちょっと待てよ、別の方法ではできないだろうか・・・?」と考えてみるのもいいね。

例えば、異動の挨拶、喪中の知らせなどほとんど定型の挨拶も、違うやりかたはないか・・・なんてね。



オススメ度

★★★★+感じながら分る

読んで欲しい方

・算数の達人になりたいと考えてる方
・数字に興味ある方
・加減乗除こだわりのある方

Posted by webook at 11:42 | TrackBack

2005年12月09日

ブログ道 ~ 久米 行信

自分と向き合える鏡・・・


書籍情報

ブログ道
ブログ道
posted with amazlet on 05.12.09
久米 行信
NTT出版 (2005/12/23)


本のひらめき

久米さんの第二弾がついに出た。「ブログ道」

前作「メール道」では、「心が通う」メールの書き方を具体的な例を交えつつ久米さんらしい語り口で展開されていた。あの本では、相手の立場にたった「あなたモード」が大切だと知った。品性、感性、知性の順でメールを出すときの立ち位置を教えてもらった。

そして、今回はブログの世界。インターネットが登場して以来の衝撃的な出来事がブログの世界。まだまだ発展途上の世界だが、そこにいるのは生身の人間の私たち。どう使うかが大切である。

ブログは単にウエブ日記やマーケティングの道具ではない。
個人にとっては、「自己実現ツール」「縁結びツール」「私の履歴書」「智慧の図書館」になるし、企業でも「経営改革、宣伝広報」ツールにもなる。まさにインターネット革命の真打だと位置づけられる。

電子メール、ホームページ、メルマガなどその機能を進化させてきたネットの世界はブログの登場で、また大きなジャンプを遂げつつある。

本書は、ブログと個人の係わりを深く思索し、私たちに分り易く提示してくれる。技術やテクニックの本ではない。むしろ人生哲学や生き方に通じる内容がある。だから「ブログ道」というタイトルがとても似合う。

僕は、この本を読むうちに「自分と向き合う時間」や「縁を結ぶ意味」などに深い共感を思えた。そして、凛とした久米さんの世界に思わず姿勢を正したくなる自分を発見していた。

 自分自身のブログを無意識のうちに誰よりも深く読み、知らず知らずのうち
 に影響を受ける読者は、実は自分自身です。

という一文にとても共感を覚える。

本書には、望ましいブログの育て方、たとえばブログのネーミングの仕方、間をもたせる文章の書き方、群れず・悩まず・争わないコメントやトラックバックの仕方など、実践的なガイドがあるのもうれしい。

ブログをやっている人も、これからの人も、是非読んでおきたい一冊。
超~オススメの本!と断言しておこう。


僕の思いつき

久米さんによれば

「たかがブログでも人生が変わる」

 そして

「たかがブログだから気楽に書こう」とも・・。

人生が一秒一秒の積み重ねの結果であるように、ブログも日々自分と向き合うきっかけとして活用したいもの。

ブログの先にある「より自分らしい生き方」や、感動や共感や感謝が生み出す「素敵な未来社会」に思いを馳せながら、この本はじっくり味わいたい。

大切な人に心を込めてあげたい本が、また一冊増えた・・・。
久米さんに感謝。



オススメ度

★★★★★+ブログ縁

読んで欲しい方

・自分を写す鏡がほしい方
・素敵なことを凝縮して楽しく生きたい方
・感謝や感動が好きな方

Posted by webook at 22:56 | TrackBack

2005年12月08日

図解ブログマーケティング ~ 四家正紀/カレン + プレゼント

親近感の演出

書籍情報

図解 ブログ・マーケティング
四家 正紀 株式会社カレン
翔泳社 (2005/11/22)


本のひらめき

メールマーケテンィグで高い信頼を集めているカレンは、ブログがよのなかで注目されはじめたころからいち早く「ブログマーケティング」事業を始めている。日産の「TIIDA BLOG」 http://blog.nissan.co.jp/TIIDA/ はその代表事例としてメディアにも取り上げられている。
四家さんは、そういうカレンの広報室長で、講演も多数こなす「顔」の方。

本書の導入部分は、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という豆腐屋さんの話。独特のマーケティング戦略で伸びている豆腐屋さんだ。
   http://www.sanwatouyu.co.jp/

ところが、そんなにすごいジョニーサイトも弱点があって、サーチエンジンに検索されにくい、サイトの特定リンクが張りにくい、更新されても分りにくいという問題点を指摘する。そこで、ブログを作って、問題を解決し、さらに「行列のできるサイト(トラックバックがつく)」を作れば、こんなことが起きるという提案をする・・・。

これらの一連のビジネスストーリーは、ブログマーケティングをさくっと理解するのにいい。

ブログは雑談のできるメディアであり、しかもその雑談の中から商談というビジネス目的につなげられる自然な流れがポイントだという。

いわゆるホームページではなかなか演出しにくい「個人の語り口による親近感がある」とか、お客様と同じ目線で語り合える場であるとか、コミュニティにまぜてもらえる通行手形にもなる・・・など、ブログで実現できるマーケティングの世界が分り易く解説されている。

後半は、ターゲット設定や、シナリオ設定など実践的なブログマーケティング講座がある。

企業でブログマーケティングを検討しているところに、とってもおすすめの一冊。


僕の思いつき

本書で目を引いた事例は、ブラザー社員のブログ「Brotherhood」だ。
 http://d.hatena.ne.jp/brotherblog/

2005年2月に立ち上げたこのサイトは、複数の社員がブタンしながら作成しているという。これは、いまでは会社のファンを作り「ゆるやかな」コミュニティに発展しているという。
入社年次や経歴、特技なども紹介され、似顔絵つきで社員が登場する。
 http://d.hatena.ne.jp/brotherblog/searchdiary?word=%2a%5b%b4%e9%5d

開発社員もデザイナーも営業の前線に立てる場としていいような気がする。

これは、うちでも・・・・と思ってしまった。



オススメ度

★★★★☆+ゆるやかなつながり

読んで欲しい方

・ブログの達人になりたいと考えてる方
・ブログに興味ある方
・マーケティング部門の方

Posted by webook at 11:15 | TrackBack

2005年12月07日

でかいプレゼン高橋メソッドの本 ~ 高橋征義 + 伝ちゃんムック本

1分で読める。すぐ使える。

書籍情報

でかいプレゼン 高橋メソッドの本
高橋 征義
ソフトバンク クリエイティブ (2005/11/29)

本のひらめき

この本、読みようによっては1分で読める。しかも、ちゃんと読める。なにせでかい文字があるから。

高橋メソッド、というのを聞かれた方もいると思う。パワーポイントのプレゼンで、画面にでっかい文字(300ポイントくらい!)を表示して、プレゼンする方法だ。高橋メソッドと名前を付けたところがいいねぇ。

高橋メソッドは、ひとことでいえば、「でかい文字のプレゼン手法」ただ、それだけ。
というと申し訳ないが、それだけなのだ。しかし、シンプルには真理が宿り、不思議なパワーがあったりするから面白い。

高橋さんは、この方法の利点を4つ挙げている。

 1)見やすい。

最初は、それだけだったらしいのだが、「副作用」があったという。

 2)表現が簡潔になる。(言いたいことを凝縮せざるを得ない)

 3)発表しやすい。
 
 4)集中させやすい。

なるほど!。

実は、僕もときどきこの技を使う。とくに大きな会場(100人以上)の時は、とことんデカイ文字は後ろからも見やすくて好感である。

ちなみに、本書は、右ページがデカイ文字のプレゼン。左がその解説(小さい文字)になっていて、右のページだけパラパラめくればすぐわかる、というもの。

次のプレゼンで、ぜひ試してみよう!


僕の思いつき

単純な思いつきでも、それにとことんこだわって、xxメソッドにしてしまうというのはいいねぇ。

 メモの取り方
 ToDoの書き方
 電子署名の書き方
 名刺の作り方
 とことん小さい配布資料(手帳にはいるくらいの。これいいね)

などなど・・・いろいろ考えて、講師になっちゃうのもいいねぇ。やってみる?



オススメ度

★★★★☆+デカイ!

読んで欲しい方

・プレゼンがうまくなりたい方
・パワーポイントでプレゼンする方
・言葉に執着してみたい方

Posted by webook at 20:41 | TrackBack

2005年12月06日

話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 ~ 長尾剛

おいどんはシャイでごわす

書籍情報


本のひらめき

西郷隆盛は、非業の死を遂げた人だが、その人徳から好感をもって語られることが多い。上野の動物園に犬をつれた銅像がある。見るたびに、はて、西郷さんはどんな人でごわしたか・・・ちょっと知りたいと思っていた。

そこで、この本、「西郷南洲翁遺訓」。しかも話し言葉で読めるというから素晴らしい。

「西郷南洲翁遺訓」というのは、本編41項目と追加分2項目があり、リーダー論、政治論、経済論など様々なことが語られている。語られているというのは、まさに言葉とおり西郷さんが語った内容を、庄内藩士(山形県)がまとめ
たものである。

鹿児島(薩摩)の西郷ドンの話を、なぜ、山形県(庄内)の人が?・・と不思議に感じる。これには、あるワケがある。

幕末に薩摩藩と戦火を交えた庄内藩は、負けてしまう。しかし、勝者の薩摩藩(西郷)は、庄内藩の藩主と一部藩士の謹慎を命じただけに留めたという。
理由は、戦いが終わった今、なおも敗者を痛めつけるのは人の道に反するというもの。西郷さんの慈悲の計らいだった。全員切腹を覚悟していた庄内藩の武士たちは、拍子抜けすると同時に、その寛大な西郷さんに深い感銘を受ける。

そして、維新後、旧庄内藩の人たちは西郷を心から慕い、日本列島を縦断して鹿児島留学をつづけ、西郷の教えをうけたという。それをまとめたのが「西郷南洲翁遺訓」である。おぉー。

学問の意義、才覚と徳、地位の無意味さ・・・など深い思索が吐露されたものだ。

味わい深いものが多い。


僕の思いつき

一番見つけたかったのは「始末に困る人」という講話。30番目に出て来た。

 命もいらぬ、名も要らぬ、官位も金も要らぬという人は、始末に困る
 ものです。しかし、この始末に困る人でなければ、艱難辛苦をともに
 して、国家の大事業を成し遂げられないのです。

ほんとに始末に困る人も困るけど、大事を成し遂げる困る人は、すこしはいたほうがいいね。少しでもいいから・・・

ちなみに、西郷さんは意外にシャイだったらしい。



オススメ度

★★★★+徳と才覚でごわす

読んで欲しい方

・人徳のあるひとになりたいと考えてる方
・歴史に興味ある方
・時代を動かしてみたい方

Posted by webook at 20:43 | TrackBack

2005年12月05日

夢をかなえるプロフェッショナル手帳術 ~ Think!編集部+馬はどうしたら水を飲むのか

あの人の手帳をみてみよう・・・

書籍情報

夢をかなえるプロフェッショナル手帳術―Think!Special Issue
季刊Think!編集部
東洋経済新報社 (2005/11)

本のひらめき

手帳がブームである。来年に備えてどんな手帳をもったらいいか。時間管理やスケジュール管理、あるいは夢の実現まで、いろんな使い方があるけれど、さて、達人はどんな手帳をどう使っているのだろうか・・・

本書は、そんな疑問に答えてくれる。

その人、考え方、手帳・・・がカラフルに分るのがうれしい。

山田真哉さん、御立尚資さん、川本裕子さん、くらたまなぶさん・・・・など30人の達人が登場する。

そして、なんとあの伝ちゃんも表紙の写真とともに登場する。いいねぇ。
伝ちゃんの手帳術の極意は、日記にもつながるのがいい。
生きているのは、過去と未来の間のこの「一瞬=今」。人生というつながりの中でどういきるかを過去から未来にむけて見つめるのが日記であり、手帳である。

みなさん、それぞれ愛用の手帳を開示しているので、眺めるだけでも楽しいかもね。


僕の思いつき

この本を読んでわかることは、手帳や人それぞれである・・・ということ。いろんな人のいろんなやりかたを見て、いいとこどりをしていけばいいのではないか・・・というのが僕の印象だ。

自分なりのオリジナル手帳とかフィルアップシートとか作ってみるのもいいね。

僕はいまMOSO-PADってのを使ってる。
いつか世に出したいねぇ。(^.^)



オススメ度

★★★★+手帳がいっぱい

読んで欲しい方

・来年の手帳を探している方
・日記や手帳がすきな方
・夢を実現させたい方

Posted by webook at 20:45 | TrackBack

2005年12月04日

フーコーの振り子 ~ アミーア・D.アクゼル/水谷淳

地球の自転を見にこられたし!

書籍情報

フーコーの振り子―科学を勝利に導いた世紀の大実験
アミール・D. アクゼル Amir D. Aczel 水谷 淳
早川書房 (2005/10)


本のひらめき

上野の国立科学博物館に長さ20mもある巨大な振り子がある。一度家族で見に行った。フーコーの振り子だ。地球が自転していることを証明するためにフーコーが考案したもの。
ゆっくり動くその姿に、歴史の流れと科学の深さをちょっと感じたような。

本書は、フーコーの物語。レオン・フーコーは、19世紀のフランスに生きた人だ。それほど昔ではない。フーコーは振り子だけじゃなく、ジャイロスコープも発明したらしい。!!

科学の歴史は、あんがいいろんな発見とつながりがあって面白い。

フーコーは、その偉大な功績にもかかわらず世間(学会)からは冷たくあしらわれ不遇な時代があったが、後にアラゴーという科学者とナポレオンによって名誉を獲得したという。フーコーとナポレオン。不思議なつながりがあった。


僕の思いつき

フーコーは手先は器用で、親は医者にしようと医学校へいれる。一時、医者の道を目指そうとしていたが、血をみるのがイヤであきらめたらしい。

フーコーの振り子実験の写真や、新聞記事、手紙などもあって興味深々で読める。

歴史に学ぶのも楽しいね。


オススメ度

★★★★+振り子

読んで欲しい方

・科学の歴史に興味がある人
・フーコーの振り子を見た方
・自転にこだわりのある方

Posted by webook at 12:14 | TrackBack

2005年12月02日

戦略の本質 ~ 野中郁次郎ほか

歴史から考察する

書籍情報

戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
野中 郁次郎 戸部 良一 鎌田 伸一 寺本 義也 杉之尾 宜生 村井 友秀
日本経済新聞社 (2005/08/06)
売り上げランキング: 92


本のひらめき

この本は、戦略の本質を過去の戦史から解き明かし、同時にリーダーシップの本質にも迫ろうという学術的色合いのある本である。
中野郁次郎氏ほか防衛大の教授らが執筆している。完成までに20年を要したという(!?)。

毛沢東の反「包囲討伐」戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争などが題材となり、戦略的見地から分析がなされている。戦争や歴史に興味がないとあまり面白くない(と思う)。

終章にある<戦略の本質とは何か>に面白い考察がある。

戦略論というのは、本質論と原則論に傾斜しながら発展してきたという。
 本質論というのは、哲学的、解釈的アプローチ。
 原則論というのは、分析的、科学的アプローチ。
それぞれ左脳型、右脳型とでも言えるだろうか・・・。

きのう田坂さんの講演で聞いたヘーゲルの弁証法も登場する。

 戦略は絶えず「正(テーゼ)」と「反(アンチテーゼ」と
 「合(ジンテーゼ)」のプロセスで発展生成してきている。

 ベトナム戦争ではゲリラ戦が米軍の正規軍を悩ませた。ゲリラ戦の本質は、
 けっして負けないが、勝つこともないという矛盾にある。正規戦とゲリラ
 戦の二項対立、正と反を止揚する(アウフヘーベン)「戦略的に組織化さ
 れたゲリラ戦」が「合」である。

という。この分厚い本で気になった表現は、きのうの講演のあとだから理解で
きたような気がする。やや学術的な硬さが一般うけしない原因かも。


僕の思いつき

どんな戦争でも共通の心理があるように思う。戦うほうは、どちらも「本気」でやるしかない・・・というところ。

だから、戦争では、戦略も、組織も、教育も「本気」モードがある。

生死は関係ないビジネスの世界でも「本気」をどれだけ出せるか・・・それがビジネスの成否を分けるような気がする。

本気。これだねぇ。



オススメ度

★★★+逆転

読んで欲しい方

・戦略を考えたい方
・戦史に興味ある方
・戦い方こだわりのある方

Posted by webook at 00:08 | TrackBack

2005年12月01日

夜回り先生 ~ 水谷修

本気は、通じる

書籍情報

夜回り先生
夜回り先生
posted with amazlet on 05.12.03
水谷 修
サンクチュアリ出版 (2004/02)
売り上げランキング: 9,577

本のひらめき

ジェイカレッジの副校長先生(Oさん)に貸していただいた本。

著者の水谷先生は、夜間高校の先生だ。教師生活のほとんどを非行少年や薬物におぼれた生徒らの救済にささげている先生である。

ひとこと、スゴイ!

どうしようもない自分を理解してくれる人を待っている人が、たくさんいる。

「おれ、イジメやってた」

「おれ、暴走族やったた」

「私、援助交際してた」

そいういう少年少女たちの横に座って、水谷先生は、こう言う。

「・・・いいんだよ」

しかし、たったひとつ「死ぬこと」だけは許さなかった。

身を挺して、かれらの人生を救ってきた先生も、やはり、人間。幾多の悲しい場面にも対峙している。

この本は、そんな先生のいきざまを描いている。

僕なんか、まだまだ・・・と思った。


僕の思いつき

ヤンキー先生や水谷先生、日本には多くの素晴しい先生がいる。
そして、みんな「本気」でことにあたっている。

本気は、すごいことを起す力をもつ。

とっても勇気をもらった。

水谷先生、ありがとう!



オススメ度

★★★★★+いいんだよ!

読んで欲しい方

・誰かの役にたちたい方
・非行少年の更生に関心ある方
・生きる勇気がほしい方

Posted by webook at 11:13 | TrackBack

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