2007年08月24日

感動力 ~ 平野秀典 + 平野秀典さん出版記念公演会

   感動力という新しい可能性・・・


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●今日の一冊:【感動力】

   7つの魔法でビジネス能力がアップする!

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   |平野秀典/著
   |サンマーク出版|2007年07月
   |ISBN:4763184415|571円|232P
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<本のひらめき>

感動するって気持ちいいいよね。そして、自分たちのやってることで、誰かが
感動してくれるってのは、もっと素晴らしいよね。
感動という心の動きに、どうやら無限の可能性が隠されているらしい。

20世紀は、戦うことが基本だった。競合相手を叩きのめして勝ち組みと負け
組みに分ける発想や、戦略、攻略・・・みんな戦闘の用語がビジネス用語にな
っていた。さらには(僕も嫌いな)「お客を落とす」なんて言葉まであった。

でも、21世紀は、「感動力」が新しいビジネス能力のメインになる。

この本は、感動プロデューサーの平野さんが「感動力」という新しい力の「心
と技」を伝授してくれる本である。

感動の創造。これほど楽しいことはないと思う。それには、まず「自分が感動
をもらう側ではなく、創る側にまわる」という「発想の転換」が必要だという。
これ、とっても大賛成!

これからのビジネスは、お客様に買っていただくのはではなく、感動したファ
ンの方に買っていただくのがいいかもしれない。僕は、そういうビジネスをし
ていきたいと思う。

感動といくキーワードで、ビジネスを見つめるとき、私たちは、いろんな気づ
きと発見、そして仕事や人生の勇気がもらえる。

この本には、そんなエッセンスがあふれるほど詰め込まれている。超おすすめ。

アメリカ転勤にあたって、プレゼント本をどっさり仕入れて持ってきた。
感動を創る側にまわるために・・・。あなたにも1冊!


<僕の思いつき>

この本の中で、特に響いたことは

  私たちが感じる現実とは、事実そのものではなく、「事実+モノの見方」
  である。

という表現。おぉー、確かに! (ちなみにこれは、新天地での最初の挨拶で
ちゃっかり使わせていただいた:笑)

そして、自分の中にいるキャラクターには、無駄なものはいない・・・という
考え方。それをさらに発展させると

  短所は、まだ表現されていない個性
  長所は、よく表現された個性

となる。いいねー、この表現。

この本を読んだ同じ頃、メンターであり親友の一人である行縄さんから、これ
に似た素敵なことを教えてもらった。ジョハリの窓の新たな解釈。

 人も知らない+自分も知らないゾーン = 盲点の窓(blind self)

というのが一般的だけれど、この窓を「可能性(possibility)」と呼ぶのだそう
だ。すばらしい!

表現力や感性を磨き、日々、感動の扉をあける努力をしていきたいものである。
僕たちは、この★に感動を生み出すためにやってきたのだから・・・。


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<オススメ度>

   ★★★★★+感動の扉

<読んで欲しい方>

   ・会社を感動の劇場に変えたい方
   ・仕事で感動を作りだしたい方
   ・感動力を高めたい方

<欲しくなっちゃった方は>

   ・アマゾン  http://tinyurl.com/3ctmum  (日本の方)
   ・富士山コム http://tinyurl.com/g4qd  (アメリカの方)

Posted by webook at 15:51

2007年08月03日

「愛される会社」の条件 ~ 佐藤玖美 + 浅沼さん講演会@8/29

   お客さんじゃなくて、応援者やファンを増やしたい・・


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●今日の一冊:【「愛される会社」の条件】

   Buy Me Company から Love Me Company! へ

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   |佐藤 玖美 著
   |ダイヤモンド社|2007年07月
   |ISBN:4478000980|1,500円|
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

CSR(Corporate Social Responsibility )が世間で注目されるようになって
しばらくたつ。

社会的責任とは何か。

環境への配慮とか自然を大切にするとか・・・。
地域社会と融合し、その発展に寄与するとか・・・。
社員がボランティア活動などに積極的だとか・・・。
企業統治がしっかりできているとか・・・。

いろいろあるけれど、とどのつまり、その企業の存在そのものが、社会に地球
によい貢献をしているか、製品やサービスが役にたっているか・・ということ
では、ないだろうか。

本書は、大前研一氏のビジネスブレークスルー大学院大学で著者が教鞭をとっ
ていた「マーケティング実践」という講義から、CSRに関する部分を再編集
したもの。

企業そのものが、どのように社会に貢献できるか、その実践方法を様々な企業
や団体(NPOなど)の事例を紹介しながら展開する。

著者の祖父、母などからひきついだ社会企業家としての魂と思想が、本書には
流れており、単なるノウハウ事例ではなく、思想を感じさせてくれる本である。

それを端的に表現するのが「BUY ME(うちの商品・サービスを買ってく
ださい)」ではなく「LOVE ME(うちの会社を愛してください。価値を
知ってください。)」を目指そうという考え方。
そうそう、お客さんじゃなくって、ファンや支援者がいる企業・・・って素敵
だよね!

スタバ、シャネル、J&J、さまざまなNPO,NGO団体などが登場する。

我が社の存在価値を見直す、よいきっかけになる本。

<僕の思いつき>

「新しい社会づくりの力=人数x意識x行動」というのがある。

グローバル・スポーツアライアンス(NPO)の理事、岡田達雄さんの考えで
ある。

人数を10億人という大きな数字にすると、意識がちょっとプラスに変われば
、そしてわずかな行動を伴えば、大きく社会は変わるということだ。Web2.
0時代的発想である。とても心に響く。

売上だ、利益だ、と社員を追いたて、利益がでたら、やおらCSRでもやっと
くか・・・ではなく、企業活動そのものがCSRになっている事業の取り組み
こそ望まれる。

ノーブレス・オブリージは、高貴になったから義務が生じるのではなく、社会
に貢献する取り組みをしているからこそ高貴である、そんな逆説的な意味にと
らえられたら素晴らしい。(これは、田坂さんの本に書かれていた逆説的理解)

自分の会社は、どこを向いているだろうか・・・・。


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<オススメ度>

   ★★★★★+LOVE ME COMPANY

<読んで欲しい方>

   ・愛される企業を目指したい方
   ・愛される企業とは何か考えてみたい方
   ・社会に対して何ができるか考えたい方

<欲しくなっちゃった方は>

   ・アマゾン  http://tinyurl.com/2maufn  (日本の方) 17,731
   ・富士山コム http://tinyurl.com/g4qd  (アメリカの方)

Posted by webook at 15:45

2007年06月28日

小さな会社の社長のための問題解決マニュアル ~ 福島正伸 + 100冊倶楽部


   あきらめちゃいけない。

書籍情報

小さな会社の社長のための問題解決マニュアル
福島 正伸
PHP研究所 (2007/06/23)
売り上げランキング: 391


本のひらめき

経営資源といえば「人・モノ・金、そして情報」などと言われている。確かにそうだ。しかし、福島さんは、これらの他に無限の経営資源を私達は誰もが持っているという。それは「知恵と努力」。ありふれた言葉なのに、福島さんがそれを語りだすと、とっても心躍るものになるのはナゼなんだろう。

この本では、小さな会社の社長さんが「本当に困ったときに」どうすればいいのか、その心得と処方箋が語られている。心を捉えて離さない福島さんのメンタリング・メッセージが、いっぱいの本だ。

事業の悩み、従業員の問題・・・どんな会社も様々な問題に直面する。そして、これはもうどうしようもない、と思うときがある。そんな時、この本は光をもって語りだす。

「どんなときも手法は無限にある」、「万策尽きた時、あきらめないという名案がある」という福島さんの言霊を、感じてみたい。経営者だけでなく多くのビジネスパーソンにも読んで欲しい、僕のイチオシの一冊!

資金に関する問題、新規事業、人材育成、経営に関する問題など、具体的な問題に対し、福島さんがなるほど!とうなる対応策を指南してくれる。ほんとうに困ったとき、本書を読めば、もう少し頑張ってみるかという元気と、「その手があったか!」というヒントがもらえる。

窓際の本棚と瀬戸際に、必須の本である。


僕の思いつき

モノは考えようである。行き詰ったと感じても、それは気持ちの問題だと福島さんはいう。そして、「どんなときでも手法は無限にある」とも。

福島さんが言うと、この言葉は、言霊になる。

「できそうもない」と思った時点で、できなくなってしまう。失敗とは、あきらめたときはじめて失敗になる。あきらめなければ、かならず成功する。

頭の後ろで、福島さんの声がこだまのように聞こえるような気がする。

本を読むこともすばらしいけれど、さらに、生の声でメッセージを受け取ることもまたいい。

福島さんのセミナーにいってみよう。



オススメ度

★★★★★+不可能はない!

読んで欲しい方

・そんなのできっこない、って思った方
・もう打つ手がない・・って方
・あきらめそうになってる方

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2007年06月01日

コアラ社長の経営戦略 ~ 小原隆浩 + 伝ちゃんオンエアー

   地方都市で成功する!

書籍情報

コアラ社長の経営戦略―どうすれば地方でNo.1になれるか
小原 隆浩
週刊住宅新聞社 (2007/02)
売り上げランキング: 3950


本のひらめき

岐阜県多治見市。ここにちょっとユニークな不動産会社がある。マルイ不動産という。小原隆浩さんが社長で、人口10万の地方都市、多治見市でNo1不動産会社になっている。

 http://www.maruifudousan.co.jp/

今日の本は、その小原さんが出した本。小原社長だからコアラ社長なのだ。笑

ネーミングや電話番号の決め方、立地、お金のかけ方など「起業戦略」にはじまり、キャラクター、ラッピングバス(バスの全面広告)などの「広告戦略」IT戦略、営業戦略、人材戦略など、ちょっとしたことでも「なるほどぉー!」とお役にたつ秘訣がいっぱい公開されている。

たとえば、DM広告のうち方。ほとんど開封もせず捨てられることが多いDMをいかにして開けてもらうようにするか・・・・粗品を入れたり、チリンチリンとなる鈴をいれたり・・様々な工夫がある。

半歩先のトレンドを読むには、東京へでかける。そこにはちょっと先の動きがある。それを感じて地方で生かす。これを、タイムマシーン効果と呼ぶ。

また、給与明細に社長のメッセージを同封する、社員旅行は海外にいく・・・など楽しい工夫がいっぱい。特に海外社員旅行は、関連会社の方に協力してもらって、めちゃ楽しいサプライズを用意するなど、あらゆるものを愉しんでやっている・・・。

起業家、中小企業経営者などの方、おすすめの一冊。


僕の思いつき

毎月ある定例の行事。会議でも給与明細でも懇親会でも・・・なんでもいいんだけど、それらを前代未聞の面白いものにする工夫をいつも考えてると、つまらないことも楽しくなる。

こうしたMosoは、ランチなどを利用して皆で盛り上がってやるといい。それには、ちょっとしたファシリテーションがあると効果的。そこで・・・

  「会社をぐんと面白くするMosoコンサルタント」

を開業しました。ご相談のある方は、こちらへ

     ↓

  Mosoファクトリー
  代表 松山しんのすけ (Moso系専任コンサルタント)
  メール webook@yahoo.co.jp
  
あ、これ、マジ。


オススメ度

★★★★+コアラのまち

読んで欲しい方

・会社をぐんと面白くしたい方
・半歩先をいく事業運営をしたい方
・社員がいきいきとする会社にしたい方

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2007年05月06日

ビジョナリー・ピープル ~ ジェリー・ポラス他 + 整理整頓


   どうせ目指すなら、爽やかな大富豪になろう!

書籍情報

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ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 217
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ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 217

本のひらめき

「ビジョナリー・カンパニー」というポラスの前作を読まれた方は多いと思う。この本は、その発展形として、人にフォーカスをあてた本である。

ビジョナリーピープルとは、人が何といおうともどんなに困難が待ち構えていようとも、そこに意義をみつけて突き進む人。自体を切り開き、世界に衝撃を与え続ける人。そういう人々を指す。たとえば、ネルソン・マンデラのように。たとえば、ハーブ・ケレハーのように。例えば、モハマド・ユヌスのように。

本書は、たくさんの人にインタビューを行い、そこから共通する特性を3つの本質的な要素として抽出している。

一つ目は、「意義」。自分にとっても社会にとってもその意義が認められるものでないと続かない。
二つ目は、「思考スタイル」。人一倍の責任感、大胆さ、情熱、そして責任をともなった楽観主義。
三つ目は、行動スタイル。偶然を必然に変えてしまうような不思議な行動力がある。

登場するのは、ビジネス界ばかりではなく、思想家、政治家、学者などさまざなな分野の人である。あー、この人も出てきた~みたいに、知り合いに出逢うような楽しさがある。


僕の思いつき

チクセントミハイ博士もフロー体験のことも登場した。

 自分がしていることに、それが何であれ、どっぷりと浸かりきり、時と場所 を完全に忘れ去っているとき、フロー体験をしている、ということになる。

義務感や追い立てられるような目標意識でやるものとはちょっと異質なものだ。

自分の知っている人が、どんなふうに特徴づけられているのかを、味わってみるのもいいね~。


オススメ度

★★★★☆+ビジョナリー

読んで欲しい方

・世界の成功者にふれてみたい方
・自分も成功者になりたい方
・意義ある人生をおくりたい方

Posted by webook at 15:54 | TrackBack

2007年04月28日

とっておき京都 ~ 中村寿男 + 中村さんに乗せてもらえる?!

歴史の深みと、おもてなしの暖かさ・・・


書籍情報

とっておき京都―No.1ハイヤードライバーがこっそり教えます
中村 壽男 すげさわ かよ
祥伝社 (2007/04)
売り上げランキング: 7847

本のひらめき

京都。日本が誇る古都は、学生時代にちょっとだけ立ち寄っただけで、実はほとんど未知の世界。ぼくにとっては、京都といえばまぐまぐ発生の地・・のほうがピンときたりする(笑)。はずかしながら、金閣寺、龍安寺、二条城・・など、歴史の教科書やガイドブックに登場する名所旧跡をナマで見たことがない。(あー、なんともったいない)

よし、京都に行こう・・・と思ったとき、まさにうってつけの本が手元に届いた。それが今日の一冊。京都MKハイヤードライバーの中村さんがご自身の経験や蓄えてこられた知識を総動員して、とっておきの京都を案内してくれる本だ。中村さんといえば、TV番組でも紹介されたナンバーワン・ドライバーの方。その方がこっそり教えるとっておきの京都は、味わい深い。

なぜ、中村さんのハイヤー観光は人気なのか・・・。その一端がコラムに紹介されている。お客様の昼食時間を利用した「絵葉書つくり」である。カラーペンを使い一日のコースを手書きイラストで書き、帰り際にプレゼントするのだそうだ。素敵なプレゼントだ。もちろん、中村さんの素敵なサービスはこれだけじゃない。心に寄り添った素敵な観光ハイヤーは世界に自慢できる日本の誇り。

英国バースでの英語研修などもうけ、京都育ちの地の利も活かし、そして心のこもったホスピタリティのサービスを受けて感動しない人はいないだろう。ハリウッドの俳優などからご指名があるのもうなずける。これまで、スピルバーグ、トム・ハンクス、リチャード・ギアなどの俳優などが中村さんのガイドを楽しんだという。

本書は、そんな中村さんのガイドを楽しみながら、京都の町を散策できる。もしこれから京都に行く方がいたら、旅行ガイドブックよりもこの本をお薦めしたい。そこには、人のぬくもりと歴史の重みを併せ持つ独特の中村ワールドがあるから・・・。

二条城に始まり、石庭の龍安寺、円山公園のしだれ桜、時代祭り・・・などなど、中村さんの語りに案内される京都をめぐる旅は素敵な「とっておき」がたくさんある。

歴史の重みとおもてなしの深さを感じる一冊。
きっとあなたも、京都が好きになる。


僕の思いつき

中村さんが、大切にしていることがいくつか紹介されているが、鉄の掟というのがある。それは「匂い」。タバコはもちろんすわないし、食べ物も焼肉、餃子、ペペロンチーニなど匂いそうなのは一切御法度とか。最近は加齢臭にも気をつけるという念のいれよう。やはりプロは、とことんこだわるところが違う。

そんな中村さんだが「お客様にとって何がいちばん快適かを見極めるのは、永遠の課題です」とあくまでも謙虚なことをおっしゃる。

京都には、お逢いしたい方がいっぱいいるねー。それでは、京都に中村さんを訪ねて、インタビューの旅とまいろう・・・。(まじ、いってこよ。Mosoツアー企画第3弾!)

東京MKから独立されたアイサンクスの素敵なサービスも感動的。西に東に、素敵なサービスがいっぱいだねぇ。


オススメ度

★★★★★+とっておきのドライバー

読んで欲しい方

・京都に行きたい方
・中村さんにあいたい方
・MKタクシーが好きな方

Posted by webook at 20:44 | TrackBack

2007年04月06日

リクルートのDNA ~ 江副浩正 + 元会計士さん公演!

   源流を見る・・・


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●今日の一冊:【リクルートのDNA】

   起業家精神とは何か

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   |江副浩正/〔著〕
   |角川書店|2007年03月
   |ISBN:4047100870|686円|215P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

リクルート事件、というのがあった。未公開株を政治家に賄賂として配ったと
いうもので、1988年のこと。首謀者として逮捕されたリクルートの創業社
長である江副氏。本書の著者である。

一兆8000億円もの借入金を残して、創業した会社をさることになった江副
氏ではあるが、リクルートという会社に根付いた社風やマネジメントスタイル
は、DNAとして受け継がれた。その後、社員たちががんばり、借金を返済し
現在は、実質負債ゼロ。しかも、売上高利益率30%という超優良企業でもあ
る。

リクルートの卒業生をみるとそうそうたる人たちがいる。杉並区立和田中学校
長の藤原さん、i-Modeを世に出すときに活躍した松永真理さんなどなじみの人
をはじめ、上場企業の社長になったひとは20人ほどになるという。知り合い
の方にもすごい方がいっぱいいる。人材輩出起業のゆえんである。

そんなリクルートの創業当時からの会社の作り方、育て方を回顧する本である。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というモットーも、江副
さんが自ら考え出したものという。

失敗もいくつかあるが、いい雰囲気といい仕組みがあると、会社は(人は)ど
んどんガンバル。社員皆経営者主義、会社の中に会社がいっぱい、社内報、早
期退職者の卒業式など・・・ユニークなしかけは、ずっと昔からリクルートに
はあったようだ。

面白い会社のヒントをこの本から得てみたい。


<僕の思いつき>

自社の誇れる遺伝子はなんだろう・・・
これから残したい遺伝子をつくるとすればどんなものが欲しいだろう・・・

みたいなことを考えてみるのもいいね。
誰の許可もいらない。Mosoもいい。

そして、できたら、それは誰かに話してみたい。

こんな会社にしたいんです!って。


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<オススメ度>

   ★★★★☆+企業遺伝子

<読んで欲しい方>

   ・会社の風土を面白くしたい方
   ・愉しく頑張れる会社にしたい方
   ・後輩に残したいものがある方

Posted by webook at 13:44

2007年01月29日

ゾウを倒すアリ ~ 廣川州伸 + 天才性?

   考えるアリ。


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●今日の一冊:【ゾウを倒すアリ】

   空を飛び、時間を越える戦略で戦おう

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   |廣川州伸 著
   |講談社|2007年01月
   |ISBN:4062820420|1,400円|229P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

巨像のような大手に負けず独自ビジネスを進めるアリのような中小企業15社
の物語。

一対一の人間的な関係性を重視して顧客の心をつかんが居酒屋チェーン、お客
さまの「困ってるんです」に答えるしかけで下請け体質を脱したバネメーカー、
独立宣言で観光イノベーションを果たした温泉町、役人の暴論にドイツを巻き
込んで逆襲したカモミールの輸入業者などなど、へぇーという元気な中小企業
がいっぱい登場する。

そこには、人間力で勝負するビジネスモデル、地域密着で勝負するビジネスモ
デル、海外とも連携するグローバルなやり方など、それぞれ特徴がある。

著者は、これらの企業をアリにたとえ、巨像にも立ち向かえる中小企業を紹介
している。そして、最後に「情報」や「コンセプト」といった智恵をフル活用
する4次元の経済学で結んでいる。

これまでの規模やシェアで圧倒するやり方ではない新しいビジネスのやり方が
注目される時代になってきた。ブルーオーシャン戦略などの本もあった。

すでに成功しているこれらの「すごい!アリ企業」から学ぶことは多い。


<僕の思いつき>

本書に登場する企業は、あえてN社とかI社長とか匿名にしてある。ビジネス
雑誌などで聞き覚えのある会社もあって、ははーん、あの会社のことだぁ・・
なんて思ったり、どこだろうこの会社、知りたいな・・なんて思ったり。

で、ここはやはり、もっと詳しく実名も含めて知りたいもの。

ということで、廣川さんにはセミナーで熱く語っていただくことにいたしまし
ょう。

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<オススメ度>

   ★★★★★+四次元の経済

<読んで欲しい方>

   ・独自のポジションを獲得したい方
   ・強い中小企業にしたい方
   ・自由度が高いビジネスをしたい方

Posted by webook at 11:27

2006年10月29日

商いの原点 ~ 荒田弘司 + ホノルルマラソン

 商いの道、何にても新法工夫可致候 (商売記より)

書籍情報

本のひらめき

現在の三越、そして三井グループは、寛文13年(1673年)に溯るという。伊勢松坂の商人、三井八郎兵衛高利が、江戸本町1丁目に呉服店(越後屋)を開店したときである。
数年の後、江戸屈指の大店(おおだな)に成長する。今でいえば、ITベンチャーが時価総額x兆円となり、六本木ヒルズにオフィスを構えている・・といった趣だ。当時の作家、井原西鶴が「日本永代蔵」にその新しいビジネスのやりかたを絶賛している。(ちなみにこの本は、日本の経済小説の原点らしい。)

何が新しいかといえば、それまで掛売りの商習慣を、現金即金払いにしたことだ。当時、現金売りは小さな小売店では普通だったが、大きな店では「掛売」が一般的だったようだ。つまり、資金がいっぱいあるからできる・・というブランドにもなっていた。そこで、越後屋は現金取引を始めたのだがそこにちょっとした新法工夫があった。

 現金取引でお願いします、そうすれば掛売りと違って、利息を足さなくても
 よい分、お安くできます。

顧客とお店にとってWIN-WINをアピールしたという。また顧客が望む分だけ切り売りする方法、顧客に来店してもらう方法・・など当時としては斬新な発想と創意工夫があったようだ。

本書は、三井、三菱、住友、安田・・・など現代の財閥系の家祖をたどり、その経営哲学を家訓から学ぼうというもの。歴史は繋がっているという不思議な感覚を味わえ、ビジネスのためにもなる。オススメ本。


僕の思いつき

店内分業、仕立販売、現金正札売など、今では誰でも知っているやり方も、はじめてやった人がいる。

モノを運んでレジで精算、車にのったまま買い物をするドライブスルー、飛行機の中でお土産を買う、小包の宅配・・・よのなかには様々な便利な方法がある。こういうのも、はじめて思いついてスタートした人がいる。こういうのはすべて、顧客満足のために頭と知恵を使ったものだ。

改めて、あーいうのはどうやって思いついたんだろう?なんて考えてみてもいいねー。結構苦し紛れで編み出されたものもある。

困っていること、苦境に陥っていること、もうあかん・・と思うことがあったら・・・・ビッグチャンスかもしれない。



オススメ度

★★★★☆+商売の原点

読んで欲しい方

・ビジネスモデルを変えたい方
・事業を起こしたい方
・世のためになることをしたい方

Posted by webook at 16:42 | TrackBack

2006年10月17日

強い会社をつくりなさい ~ 小山昇 + 一新塾

   強い会社は、個人が活きている

書籍情報

強い会社をつくりなさい
小山 昇
阪急コミュニケーションズ

本のひらめき

株式会社武蔵野。ダスキン事業から様々なNo1事業を展開しているユニークな会社である。http://www.musashino.co.jp/

社長の小山さんが、その経営哲学から、経営者はどんな発想が必要か、社員は何を考え行動すべきか・・・などビジネスマンの心得を語った本である。

どちらかといえば失敗から学んだという(謙遜含む)ビジネスの基本がある。仕事の心得、時間の心得、お金の心得、コミュニケーションの心得、非常識の心得などなど。

 チャンスを逃すのは致命傷。まず、手を上げる。それから考える。

 名刺を出し惜しみしない。お客様に名刺の貯金をさせる。

 経営に管理は必要。しかし最小限にとどめたい。我が社の総務は社員一人。

 2番、3番ではダメ。目指すはNo1.

などナルホドがいっぱい。まずは環境整備で日本一。次はITに特化し、ボイスメールで日本一、emailで日本一、グループウエアで日本一・・とNo1にこだわる戦略がすばらしい。社員も誇りをもてるから・・・。
どんな小さなことでもNo.1をめざすことが大切だという。

気付きがいっぱいの本。


僕の思いつき

小山さんは常々、社員にこう言っているという。

  会社の一人一人が「あなたは素晴らしい」と名指しで言われるように
  なってください。そうなることが大事なのです。

そう、いまや企業ブランドにぶら下がる時代は終わり。個人がブランド化して企業ブランドをコラボレーションするような時代。

個人をもっと売り出すような工夫を人事の人はすべきだねー。とくに大企業の方は・・・。コンプライアンス、個人情報管理・・・と内向きマネジメントも重要だが、もっと個人を外に売る工夫も同時にやってほしいところ。

そのあたりのバランスは、大きな企業ほど薄い。人事部さんがんばってねー。



オススメ度

★★★★☆+はたらく

読んで欲しい方

・楽しい仕事をしたい方
・仕事がすきな方
・わくわくして毎日すごしたい方

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2006年10月14日

負けるな町工場 ~ 中里良一 + ユヌスさんノーベル賞

好きかどうか・・・一番の判断ポイント

書籍情報

負けるな町工場―ハンデをプラスに変える発想法
中里 良一
日刊工業新聞社
売り上げランキング: 210,241


本のひらめき

中里スプリングの話は、ある知り合いの方から伺っていた。群馬県にあるちょっと変わった会社・・・そこでは、優秀社員に会社の設備や材料を使って好きなものを作る権利や、いやなお客様を断る(切る)権利がもらえるのだとか。

なんだか楽しそうな会社!

本書は、二代目社長の中里さんが、自身の思い、中小企業経営者への提言などを語ったものである。

町工場といえば3K、暗い・汚い・きついの3K職場の代表格。いつのまにか「産業構造の底辺にあり、下請け、孫受けの仕事をこなす末端の製造業」という意味あいになってしまったという。そして著者は思う。著者は3Kを別の意味に考える。「企画力がない」「既成概念から抜け出せない」「希望がない」この3Kから抜け出すことが町工場の未来に繋がるという。

他社の嫌う仕事を積極的に受け、特殊加工や設備機材の特殊化などニッチ戦略で成功し、中里ブランドを確立した。いわゆる規格ばねシリーズだ。数量は少ないが「一時間でも早く」欲しいといった緊急品のばねをそろえ、顧客ニーズに対応したのが最初だったという。

また会社経営、とくに人の活用という点では、とてもユニークなものがある。高い目標をコミットさせ、ノルマを達成したら金一封・・といったアメムチ式の思考回路とは一味違う世界がある。なにしろ、顧客を選ぶ判断基準は、儲かるか、大口か、といったものではなく「なんとなく好きか嫌いか」という実にファジイなものだ。ファジイだからこそ、実は高感度でもある。好き嫌い、楽しいかどうか・・・そんな雰囲気のマネジメントは楽しそうだ。

なんだか中里スプリングには、不思議な空気があるらしい。本を読んで、現地に行ってみよう。


僕の思いつき

中里さんは、独特の経営思想がある。利益についていえば・・・

 利益は会社が肥える(大きく)なるためのものではない。社員や経営が楽し
 く有意義に仕事ができるようにすることに使うべきものである。私はそう信
 じて疑わない。

だから、右肩上がりでドンドン行けではなく、社長も社員も楽しく仕事ができ好きな取引先に全力投球できることこそ大事だという。

売上と利益を前年対比○%増・・・なんてのを株主にコミットしている企業はよくあるが、それは幸せなんだろうか・・・とふと思う。中里スプリングで行われているビジネスは、たぶん新しい世紀の新しいビジネスのやり方に違いない。

だからこそ、一番頑張った社員に贈られる「会社の設備と材料を好きにつかって自分の好きなものを作れる権利」なんてのがある。

また、楽しい会社をめざすのなら、毎年でも、3年に1回でも利益の一部を会社の什器備品の取替えに使ってみる九台の器量が欲しい・・・という。賛成!

楽しくする工夫・・・これこそがヤルキとモチベーションの元になる。さぁ、そういうのを考えてみようねー。

 ■半日、会社の外で何をしてもいい権利。
 ■1日、Googleとかにいって見学できる権利
 ■1週間、社長秘書をできる権利

などなど。


オススメ度

★★★★☆+JOYの会社

読んで欲しい方

・楽しい仕事をしたい方
・仕事がすきな方
・面白い仕事しかやりたくない方

●今日のおまけ:( ムハマド・ユヌスさんやったね! )

 先日、紹介した「ムハマド・ユヌス自伝」には、グラミン銀行が生まれた
 背景が詳しくかかれている。

 10/4のジェイカレッジ報告会でもちょこっとグラミンの話をした。
 参加者の方から、共感の感想と、ユヌス氏来日予定があるというお話を
 うかがい、とてもうれしかった。

 ノーベル平和賞のニュースに、狂喜乱舞。そーこなくっちゃ・・である。
 日本にユヌスさんが来たら、会いに行こう・・・

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2006年08月07日

あなたの起業成功させます ~ 小出宗昭 + 書道楽

挑戦すること自体が尊い

書籍情報

本のひらめき

このごろ、静岡が熱い。空港ができる、新規航空会社も準備が進んでいる、そしてSOHO静岡がある・・・・。

同じ静岡県でも市によって特徴があるらしく、本田、スズキ、ヤマハなど世界的企業を生んだ浜松市は「やらまいかの浜松」、方や静岡市は、「やめまいかの静岡」と呼ばれていたという。
(やらまいか=やってやろう、やめまいか=やめとこうよ)

しかし、いまやその静岡もSOHOしずおかの注目度アップで、ずいぶんとその名誉も回復されてきたらしい。

本書は、SOHOしずおかという、静岡県内の起業家支援施設の物語である。行政が出資・運営する施設。へたをするとハコモノ倒れに終わっていたかもしれない。ところが、どんなモノ、コトでも「人」によってガラリと変わる。

SOHOしずおか開設の一週間前に辞令をうけたのが、銀行マンの小出さん。一人出向である。誰も、何をどうするのかわかっていない・・・そんな状態で放り出された(失礼)小出さん。持ち前の熱い気持ちムラムラで、全国区のインキュベーション事例になっていく。
 http://www.soho-shizuoka.gr.jp/index.cfm

本書は、その活動と情熱の記録だ。

本気の対応と、とことん行動。これが起業マネージャー小出さん流のやり方だ。

はじめは相談に来る人もまばらだったのが、5年で月に1000人もの人がくるようになった。それは、小出さんの情熱と行動力が大きく影響している。

最初の成功は、入居者の一人マーケティングプランナーの佐藤猛さんと地場産業の水鳥工業とのコラボレーションだったという。(体操の水鳥選手とは関係あるのかなぁー)
 http://www.mizutori.co.jp/
その後、マスコミも注目し雑誌やTVへの露出も盛んだ。

後半にあるソフィアバンク副代表の藤沢さんの言葉が小出さんの活動をとてもうまく表現している。

 入居者(ベンチャーの卵)を支援される側ではなく、支援する側の人材に
 してしまっている。

こうした巻き込み型の活動は、モチベーションをぐんと上げる。
静岡にいってみよう。


僕の思いつき

JSEFのお仲間で、いつかお会いしたい方リストに入っている小出さん。
いよいよお会いすべき時期が近づいてきたのかも・・・。

小出さんは起業成功の秘訣は次の3つだという。

 1)売り(オンリーワンの要素)
 2)情熱の持続
 3)さくっとした行動力

1)は智恵、2)は心、3)は汗だね。

さて、何かやりたくなったあなた、静岡にいってみる? 笑



オススメ度

★★★★☆+本気熱

読んで欲しい方

・事業を始めたいと考えてる方
・起業支援に興味ある方
・ニッポンを元気にしたい方

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2006年08月02日

あと5センチ、夢に近づく方法 ~ 渡邉美樹 + 王監督、退院!

起業の心・・・

書籍情報


本のひらめき

ワタミ。けっこう好きである。なかなか美味しいしお値段がとってもお得。
最近は、ワタミフーズは、WATAMIと名を変え、外食産業だけでなく、環境や介護の世界にも展開している。

渡邉美樹さんの、仕事の思想がすばらしい。

企業理念の「地球で一番のありがとうを集めるグループになりたい」
なんて、なんて素敵なフレーズだろう。

ビジネスにお金を儲けるという要素は必須のことだが、それに慢心してしまう人、それにどこまでも突き進んでしまう人、そして、それをいつか世のために使おうと転換する人。どうやら、渡邉さんは第3の人である。

本書は、起業を目指す人、起業相半ばの人などにむけ、質問に答える形で、渡邉さんが、ビジネスに取組む思いを語ったものである。

2000年に刊行された「前略…。 青年社長・渡邉美樹が贈る30通の返信」の文庫化した本である。しかし、6年の時を経てもまったく色あせない内容は、そこにゆるぎない仕事の思想、ビジネスの思想があるからだ。

具体的な指南になるほどとうなずくもよし、深い思いに響くもよし。

おすすめ!


僕の思いつき

起業を考えているなら、ちょっと読んでおくといい。
会社勤めでも、参考になる考え方や思考法がある。

何を思って、仕事をするか・・・そんなところを、まとめておくといいね。



オススメ度

★★★★☆+世界一のありがとう

読んで欲しい方

・世の中に役に立つ仕事をしたい方
・起業に興味ある方
・自分を元気にしたい方

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2006年06月14日

ちょっとアホ!理論 ~ 出路雅明 + 生茶(5月2日)

アホ!が世界を救う!?

書籍情報


本のひらめき

アホちゃうか!。これは関西言語圏で使われるびみょうな言葉である。
ほんまもんのアホは、どうも仕方がないのだが、ちょっとアホは、なにやら
とても面白いことが起きるらしい。

古着屋ショップのすばらしいアホ物語について書かれたこの本は、僕の感性
をビビビっと異常なまでに刺激してくれた。

たった1台のワゴンから始めて、若者向けのカジュアルショップを展開し、
7年で年商35億円にしたやる気満々の青年がいた。しかし、燃尽症候群に
陥り、創業者の著者は「隠居じじい」のようになってしまう。なんとかしよ
うと「中期計画」「社員教育」「マーケティング理論」「人事考課システム
」「顧客管理システム」などいろんなものを導入して挽回を図るが、すべて
が裏目。倒産の危機、家族の病気、自分も胃潰瘍・・・と弱り目に祟り目。

そんな折、ふと心の中でおきた開き直り。別に殺されるわけじゃないし、ど
っちみちやるんだったら“楽しくやろう!”という希望の光を見出す。
すべての判断基準を
  ▼ 正しいか、正しくないか/良いか悪いか/すべきか?しないべきか?
ではなく
  ▽ 楽しいか、楽しくないか?
という実にシンプルなものに切り替えてしまった。常識人を抜け、ちょっと
アホになったのである。さぁ、ここからが快進撃。この模様は、本書で十分
堪能していただくとして、サワリを少しだけ。たとえば・・・

従来の中期経営計画発表会なんてお堅くてつまらないのはやめて、「やった
るで総会」を開く。そこでは、ちょっとアホ!な面白い目標を宣言する。
また、経営理念もよくあるまじめーでかたーいものはやめて、「元気に、明
るく、ちょっとアホ」なんて言葉がならぶ楽しいものに変えてしまった。
ヒュマンフォーラム新聞で、「ちょっとアホ」の楽しさを伝え、楽学塾とい
う社内研修の場で創業者(著者)の「ちょっとアホ」を生で伝える。
なんてことをしながら、社員がとことん楽しみ、お客様もまきこんで面白ろ
がってしまうノリを爆発させていった。 http://www.humanforum.co.jp/

もう、ほとんとMosoのノリである。読んでいても楽しくて仕方がないよ
うな雰囲気が伝わってくる。(いーなぁ、こんな会社!)

働くとは何か、会社はどうあったらいいのか・・なんて考え始めた方、ぜひ
この本から「ちょいアホ」のエキスと、Mosoの楽しさをもらっちゃおう。 

ジェイカレッジ初の「ちょっとアホ」講演、決定! イェーイ!


僕の思いつき

競争優位になるために「差別化」したい・・そんな企業は多い。やれ最新のIT
技術を入れて、斬新で超オリジナルな商品開発をして・・・と、まじめなコン
サルタントなら数字や分析グラフを駆使してそう言うに違いない。

それは正しい。しかし、面白いか?それ? という疑問が、本書のイチバンの
メッセージだ。社員が面白く、楽しく、そしてお客さんもいっしょに喜んでく
れるような、そんな製品やサービス。それは、楽しい仕事やわくわくして働く
社員からしか生まれない。

ちょっとアホ、にならないとそれはできないのだ。そう、Mosoである。
本書の最後に出路さんのロールスロイス物語がある。「もう完全に“ちょっと
アホ!”の妄想です」とあった。うしうし。Moso!Moso!

Moso製作所株式会社構想に取り入れたい楽しいしかけがいっぱいあるねぇ。



オススメ度

★★★★★+ちょっとアホ!のすすめ

読んで欲しい方

・仕事を楽しくしたいと考えてる方
・ちょいアホに興味ある方
・仲間と楽しく仕事したい方

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2006年05月21日

スープで、いきます ~ 遠山正道 + 青色申告ソフトの悩み

   社員でもあり社長でもあるという働き方。

書籍情報

本のひらめき

スープストック東京(Soup Stock Tokyo)を、最近よく見かける。
  http://www.soup-stock-tokyo.com/popup/book.html

こってりとして具沢山。食事になるスープのお店である。現在34店舗を数え、なかなか人気らしい。先日の「すごい!ランチ会議」でも、テイクアウトをもってきた方がいた。

本書は、そのスープストック東京の起業物語である。著者は、今も現役の商社マン(三菱商事のビジネスマンである)であり、そしてスープストックの創業者でもある。だから正確には社内企業物語である。

著者は、「人生で配られる勝負カード」が2枚あったという。
「三菱商事の社員であることと、アートワーク(タイルに抽象画を描き個展を開いている)」この2枚である。しかし、なかなか個人性と企業性は一致しない。そこで、著者は情報産業グループから小売や食の世界へベクトルを向ける。

ケンタッキーフライドチキンへの出向し経験をつむ中で、ある日「女性が一人でも入れるスープのお店」をひらめく。本書は、その後の企画、立ち上げ、苦労、そして成功の軌跡を、著者自身の言葉で綴ったものだ。

企画書がものすごく楽しい。「スープのある日」という物語形式の企画書だ。97年に書かれたその企画書が、そのまま掲載されている! 空想で書かれたその「未来予想図」は、なかなかリアリティがある。Mosoもこういう風にリアルにいけたら面白い。

瀬戸際のピンチや、スマイルズ(著者の会社)のユニークなオペレーション(ファミリー制度など)は、本書で読んでいただくとしよう。

社員旅行で著者が仲間に伝えたコトバが素晴しい。一人一人に心をこめたメッセージを読み上げ(朗読し)たあと、最後に締めくくった言葉だ。

  私自身は、父から夢を、母から優しさを、三菱商事から信用と誠実さを
  もらいました。そしてスマイルズの仲間たちには、友情と信頼と能力と
  努力があります。スマイルズの仲間たちが一つになって、これからも
  世の中に新たな提案をドンドン行い、そして世の中の体温を少しでも
  上げるお手伝いをしていこう。われわれには必ずそれができると信じて
  います。

いわゆるサラリーマンとして働いている多くの方も、この物語を読んで元気をもらってみよう。


僕の思いつき

本書のもっとも興味深いとろこは、新規ビジネスの企画書である。なんと、物語風になっている。(いいねぇーこういうノリ)
そのフルバージョンも本書には掲載されている。

こういうユニークな企画書には実は伏線がある。著者の遠山さんは93年ごろ電子メールの効果と普及をねらったある物語を書いた。

「二村課長の電子メールのある一日」と題されたものだ。電子メールやインターネットで生活や仕事の仕方がこんなにかわるよというもの。宛先が楽しい。
 <このタイトルに興味のない全ての人々へ>

これはかなり好評となり、当時の三菱商事の槙原社長にも読まれたらしい。

何か企画を考えているなら、物語という手法をちょっと試してみたいね。



オススメ度

★★★★★+熱病

読んで欲しい方

・社内で新規ビジネスを立ち上げたいと考えてる方
・ベンチャーに興味ある方
・会社や組織を元気にしたい方

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2006年03月23日

まずは小さな世界で1番になる ~ 江村林香 + 河合由紀さんセミナー

書籍情報


本のひらめき

著者の江村さんは、2003年にお会いしたことがある。僕の出版記念セミナーにおいでいただいた時だった。とても元気のある活発な方だなーというのが印象だった。飛行機会社をやりたい・・・とおっしゃっていて、いろいろお話したのを覚えている。当時はタクシー会社の社長さんだった。

そして、ふと本屋でみた本になんと江村さんのお写真が。おっ!これは!と即購入。あの江村さんが何を考え、どんなふうに事業を起してこられたのか・・じっくり拝読することができた。

なるほど。江村さんの成功と成長のヒミツはこれだったのか! というのがこの本に書かれている。とても元気がでる内容だ。

 鶏口となるも牛後となるなかれ

お父さんから教えられた人生の格言だという。高校の時、それを実感。偏差値をワンランク落とした学校に入り、そこでトップになる。それまでオール3だった少女は「鶏口」のポジションを得たわけである。

社会に出てからの江村さんは、まさにこの格言どおりの戦略で勝ち続ける。

 自分が一番になれる場所を探す。

ことが大事。そしてまた

 自分を必要としてくれる場所を探す。

ことも重要だという。ふむふむ。

音楽派遣業のエルパ。 
 http://www.music-lpa.com/
インターネットでタクシーバスを予約できるヒュマンビークル。
 http://www.tabiashi.com/hvstyle.html
赤坂を拠点にする観光ハイヤーのアウテック。
 http://www.outech.co.jp/
などを立ち上げ軌道に乗せた後、ローカル路線を飛ばす航空会社の社長に転進
する。http://www.airtransse.com/

すごいなぁーと感心するその経歴を支えたノウハウは、じつは、すぐにもマネできそうなシンプルなことが多い。

  思いは口にして書く
  何をしたいかと同じくらい大事な「いつまでにしたい」
  ウィルはスキルに勝る
  プランの合否は、儲かるか、明日実行できるか

など・・・うーん、これイタダキ!みたいなのがいっぱい。


僕の思いつき

江村さんに会いに、函館にいこう!
でもって、ジェイカレッジにも来て頂こう!
きーめた。(函館に一緒に行きたい人、募集します)


オススメ度

★★★★★+鶏あたまの学校

読んで欲しい方

・事業をはじめたいと考えてる方
・起業に興味ある方
・自分を鼓舞したい方

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2006年03月16日

「へんな会社」のつくり方 ~ 近藤淳也 + ロングテールの続き

常識には→はてな?

書籍情報

「へんな会社」のつくり方
近藤 淳也
翔泳社 (2006/02/13)


本のひらめき

近藤さんに会ったのは、たしか3年ほどまえ。ソフト化経済センターでその年のいかがわしい会社大賞?(ソフト化賞)を受賞されたときのこと。二回目は昨年、百式の田口さんの会議でのこと。

はてなというサービスが立ち上がり、みんなが「?」って「!」だよねって思いはじめたころだ。

本書は、はてなの創業者、近藤さんがご自身の情報や常識に対する考え方や、株式会社はてなの経営の模様などを語った本である。

「ウェブ進化論」の梅田望夫さんのあとがきも読み応えがある。

情報共有とは「私のこと」を「あなたと私のこと」に変えること・・という考えで、事業も社内の運営もとてもユニークなものがある。

例えば、会議はたって行ったり、プログラミングはペアで行う(ペアプログラミング)、開発合宿(山荘など)、他の会社とオフィスを交換するなどなど。

ITの先端企業だから、さぞやすごいデジデジしているかと思えば、とても人間チックなのだ。

進行管理も「あしか」と呼ばれるメモ紙ベースのやり方だ。これは写真もありへぇーこんな風に・・・と、はてなの雰囲気が良く分かる。

オープンというのがキーワードだ。開発の完成度50%くらいで公開し、ユーザーとコラボで精度を高めるやり方など、なかなか面白い。

梅田氏が言っているように『不特定多数無限大を信頼する心』を過剰に有している会社・・それが、「はてな」である。


僕の思いつき

近藤さんは、どうやら子どものころから、『常識』を疑い、いつものやり方に疑問をもつ少年だったようだ。「権力」と「情報隠蔽」に敏感になるようになった・・・と述懐している。

「ルールなんていうのは、たくさんある可能性の中の単なる一つに過ぎない」というのはなかなか至言。

近藤さんに、仕事のやり方や、仕事に対する考え方などを伺う機会をぜひつくりたいねー。ジェイカレッジ、呼んじゃおかなー。


オススメ度

★★★★★+常識を超えて

読んで欲しい方

・常識の壁を破りたいと考えてる方
・はてな、に興味ある方
・つながることで何かを生み出したい方

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2006年02月11日

凡人でも上場できる!起業の黄金ルール ~ 浜口直太 + ブログ

見てきたまんま・・・

書籍情報

凡人でも上場できる! 起業の黄金ルール
浜口 直太
日本実業出版社 (2006/02/09)


本のひらめき

著者も起業した一人である。そのときのエピソードがとてもシビレる。
大学を卒業して10年後に起業しようと決めていた著者は、当時勤めていたコンサル会社の上司に相談する。怖くてなかなか起業に踏み切れなかったときのことだ。

「実をいうと、失敗したことを考えたら怖くてなかなか起業に踏み切れません」 
「それでは、私が背中を押してあげよう。君をクビにする! その代わり、君
 を今の倍の報酬で顧問に受け入れる。だから、独立しなさい。」

著者は、このとき涙がとまならかったと述懐している。

起業には、時の運と人の縁が必要だと思う。浜口さんも、独立する前に「売り先」を決めておこうとか、ベンチャー成功のカギは人脈経営だ、ともいっている。

本書には、凡人でも起業できるという黄金ルールがとてもわかりやすく解説されている。まだ起業を迷っている人も、すでに起業した人も、本書に書かれた黄金ルールは、とても役立つのではないだろうか。

僕的に非常に心に響いたのは・・

  勤務先を批判するくらいら、自分で理想の会社を創ってしまおう。

  夢や志がなくても、好きなことで起業していい。

  最初は、営業がで来る人しか雇ってはいけない。

  起業家はクレイジーなくらいでちょうどいい。

などである。

著者は、サム・ウォルトン(ウォルマート)、マイケル・デル(デル)、ハーブ・ケレハー(サウスウエスト航空)、渡邉美樹(ワタミ)、千本倖生(イーアクセス)、宋文洲(ソフトブレーン)など数多くの起業家に会い、そのクレイジーさに触れてきたという。

また多くの企業の上場を支援してきた経験から抽出された「黄金のルール」は納得がいくものばかりである。

僕の思いつき

起業するのに理由は必要ない、という。起業の理由が、たとえどんなに自己中心的なものでも、だという。なぜなら、当初利己的であっても、真剣に社長業をまっとうしようとすればだんだん他利的になってくるからだという。
なるほど。

起業を考えている方は、背中を押してもらえるね、きっと。
とやかく悩まず、勇気をしぼって「行動」あるのみ・・と説く。

さて、本書には、ちょっとした楽しい企画がある。
         ↓ ↓
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
出版元の日本実業出版社が、2月15日(水)~2月17日(金)までキャンペーンを
実施します。その間にamazon.co.jpから『凡人でも上場できる! 起業の黄金
ルール』をご購入された方に限り、著者浜口直太氏秘蔵のコンテンツ「ベンチ
ャーラッシュ時代を生き残るために」がもらえます。
詳しくは、下記のサイトにアクセスしてください。
       http://www.njg.co.jp/c/4026.htm
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうせ本を買うなら、楽しみもいっしょに手に入れるのも悪くない。
Mosoを広げるきっかけにお薦めの本である。


オススメ度

★★★★★+勇気ある行動

読んで欲しい方

・起業家をめざしている方
・ベンチャーに興味ある方
・これからの人生を自分らしく生きたい方

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2005年12月13日

リコー流「売れる社員」の現場力 ~ 神戸健二 + 人生は数式

現場は常にファイアーだ。

書籍情報

リコー流「売れる社員」の現場力
神戸 健二
PHP研究所 (2005/12/02)

本のひらめき

リコーという会社の現場ではどんなことが行われているのか。優良企業には、それなりのワケがある。

リコーや子会社の事業再建を実践してきた著者が、実体験や経営者の言葉などをまじえながら、現場力のヒミツを語った本である。

現社長(桜井正光氏)は、行動の大切さを「ファイアー文化」と表現する。ファイアー(引き金を引く)文化とは、こういうことだ。

 仮説に基づき、まず行動する。行動した結果、なんらかの問題・課題が でてくる。その問題・課題に対して行動を修正し、再度トライしていく。

そんな考え方らしい。さらに、「行動すること」と「止めること」もセットにしているところが素晴しいところ。

ヤマト運輸の小倉昌男氏のことばも紹介されている。

 「私は、経営は理論だと思っている。考えて、考えて、考え抜く。でも
  わからないことがある。その場合は、やってみることである。やって
  みればわかる。やらなければわからない。これは私の信条である。」

というもの。リコーもヤマトも、「考える」と「やってみる」がワンセット。

いくつかのエピソードの最後に『リコースキル』という非常に短いフレーズがある。これが実に小気味いい。例えば

 言葉力を善用せよ。
 早くかかれば速くすむ。
 耳をたてればカドはたたない。
 知恵は出しつづけることで増してくる。
 「指示通りに」はベストではない。
 上に立ったら退路を絶て。
 儲かると儲けるの大差を知ろう。
 
などなど、短いフレーズに深い真実がこめられている。


僕の思いつき

著者は、子会社の社長時代から「これからの企業はどんどん発信すべきだ」と叫んできたという。そして、さらに「自分のよさ、強さを発信する時代になります」ともいう。

企業も個人も同じ。

「よいこと」を出すことで、さらにまたよいことが舞い込んでくる。
どうやら、よのなかはそういうふうにできているらしい・・・。

よいことには、ありがとう、うれしい、たのしい、感動、感謝、感激・・などが含まれている。そういう仲間がいたら、人生楽しいねー。



オススメ度

★★★★+感謝の気持ち

読んで欲しい方

・現場の達人になりたい方
・仲間の力に興味ある方
・現場力にこだわりのある方

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2005年11月23日

優しさと感動のこだま ~ 池森賢二

こだまするものがあるっていいねぇ・・

書籍情報

優しさと感動のこだま―ある企業の軌跡
池森 賢二
講談社 (2005/07)
売り上げランキング: 16,373

本のひらめき

企業は何をめざして事業をしているか・・・これを理念といったり、ミッションと表現したり、いろいろである。

しかし、それが額にかざられ風化しそうなものか、社員全体に染込んだDNAのようなものなのかで、結果は大いにちがってくる。

ファンケルは、創業の経緯から始まり、すばらしい感動物語がたくさんあるようだ。
何のためにこの事業をやっているのか・・。その目指すものが社員全体に浸透しているからこそ、生まれる感動だ。

本書は、創業者の池森さんがファンケルの事業を始め、継続してきた中で出会った感動的なエピソードを語った「企業の絵本」である。

正直であること、公正であること、感謝すること・・・そんな気持ちを大切にしてきた創業者の心意気が感じられる本である。


僕の思いつき

百貨店にお店をだしたときのエピソードがある。その中で、池森さんはこう語る。

 売上を上げることを目標にするのではなく、
 お客様を大切にすればいい。
 お客様の満足を追求することが大切なのだ。

BSC(バランススコアカード)も、一番上に財務の視点をおくのはいかがなものか・・・とふと思った。

社員を大事にし、お客様に満足以上の感動をとどけるリーダーの気概と仕組みがある。そんな会社にうちもしてみたい。



オススメ度

★★★★☆+感動のこだま

読んで欲しい方

・感動するのが好きな方
・人に役立つことに興味ある方
・優しさこだわりのある方

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2005年11月17日

儲かる商売のナマ現場が見たい! ~ 戸田覚

気になれば行って見よう!

書籍情報

儲かる商売のナマ現場が見たい!
戸田 覚
ダイヤモンド社 (2005/08/20)
売り上げランキング: 24,333


本のひらめき

ツーカーの老年むけ携帯電話、アイスのガリガリ君、田園調布にある信念の花屋さんサンフローリスト、高級万年筆の斎書館など、独自のポジショニングでブランド力を発揮しているサービスや製品がある。

これらを取材し、著者の分析を披露したムック本である。

知っていたけど、実はそんな裏や哲学があったんだ~といったオドロキが楽しい。

僕の思いつき

通勤経路や近くに、どうも気になるお店・・・があったら、ぜひそこを取材してみよう。

取材というと、新聞記者や雑誌の記者じゃないといけない・・・なんてのは、まちがった固定概念。

勝手に自分で名乗ればなんてことはない。
「会社で社内情報の編集に・・・」とか
「メルマガを発行しようかと考えていて、優秀企業を取材したいんですが・・」とか、かってにつくってしまえばいい。

もちろんおふざけはいけないけど、それなりにマジメに取り組めば道は開ける。

「あなたの街の素敵な企業訪問」なんてメルマガもいいねー。

なんでもやればできちゃういい時代。
どう?あなたも戸田覚さんになってみない?!。



オススメ度

★★★☆+ナマ現場

読んで欲しい方

・商売の達人になりたいと考えてる方
・お客様に感動してほしい方
・商品にこだわりのある方

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2005年10月31日

未来から選ばれる企業 ~ 立石義雄

素敵なコンセプト

書籍情報

本のひらめき

オムロン。http://www.omron.co.jp/index2.html

実は、この会社には毎日お世話になっている。万歩計とJRの自動改札である。

立石一真氏(著者の父)が創業したのは1933年。オムロンという社名は京都の御室という地名に由来する。
グループ連結6000億円の大企業は、実は120のニッチ事業の集合体だという。“企業は社会の公器である”という考え方を約45年前から掲げて、社会に貢献することを目指している。

本書は、二代目社長である著者が、オムロンのめざすものを語り起こしたもの。

企業理念、時代認識、人の育成と個人に期待するもの・・・など、この会社の目指しているものが解説されている。

農業社会→工業社会→情報化社会→最適化社会→自律社会・・というふうに世の中の変遷を捉えている。今は、工業化社会が過去に忘れてきたもの~環境、資源、産業廃棄物、安心、健康・・・などに対応する産業の時代だという。まさにオムロンは、安全安心、環境、健康に取り組んでいるところだ。

企業IR的な側面もあり、参考にしたい。


僕の思いつき

社会から見て「魅力のある会社」
社員から見て「誇れる会社」

こんな会社が「未来から選ばれる会社」なのかもしれない。

さて、我が社の魅力と誇りは何か・・・じっくり考えてみよう。



オススメ度

★★★★+先駆ける

読んで欲しい方

・IRの達人になりたいと考えてる方
・社会の変遷に興味ある方
・社会貢献にこだわりのある方

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2005年10月15日

いい会社をつくりましょう ~ 塚越寛/伊那食品工業株式会 + 労政時報

創業以来47年増収増益増員

書籍情報

いい会社をつくりましょう。
塚越 寛
文屋 (2004/09)
売り上げランキング: 2,690

本のひらめき

「かんてんぱぱ」ブランドで知られる伊那食品工業株式会社。この会社は長野県にある。本書を読むと、一度訪れてみたくなる。

 →  http://www.kantenpp.co.jp/

こういうすばらしい会社があちこちにあるというのは、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思う。

本書は、社長の塚越さんが伊那食品工業をどのように育て、経営してきたか、そしてこれからどんなふうにしようとしているかを、分かりやすく語りおこした本である。

社是は 「いい会社をつくりましょう。~ たくましくそしてやさしく~」となっている。

いい会社とは、社員の幸せを通じて社会に貢献したい・・・というものだ。

株主のためではない、経営者のためでもない、会社を構成する人々、つまり社長をふくめて社員全員の幸せのために存在する! というのが塚越さんの考え。だから、株式上場はしていない。まだ、株式市場が塚越さんの理想とする企業像を支えるほど成熟していないからだ。(なるほど)

継続、持続することを旨とし、モアモア病に犯されることはない。この会社のブランド商品である「かんてんぱぱ」がヒットしたときも、大手スーパーからの全国展開を断っている。(すごい)

社内のモラルアップやモチベーション向上のヒントは、全員が知っていること、情報や進むべき方向を共有していることだという。(うらやましい)

長野県の小さな会社(というと失礼だが)の、とんでもなく素敵な経営を覗いてみよう。


僕の思いつき

よのなかには、まだまだ知らないすばらしい企業がたくさんある。
たくさんある!という事実だけでも知っておきたい。

これから就職しようというような学生の人は、こういう会社こそ目指すべき会社じゃないかなー・・・とそっと教えてあげたい。大企業とか名前だけで安心する時代は終わった。

さて、うちんちの会社は、どれだけ立派な会社だろうか・・・

哲学や、理念をどれだけ胸をはって人に話せるだろうか・・・

自信がないときは、自分で考える。これがイチバン。


オススメ度


 
★★★★★+社員の幸せ

読んで欲しい方

・よい会社にしたいと考えてる方
・地方の企業に興味ある方
・かんてんが大好きという方

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2005年09月28日

あなたの「経験」を「通信講座」にして稼ぐ法 ~ 小林敏之

経験は偉大なテキストになる。

書籍情報

あなたの「経験」を「通信講座」にして稼ぐ法
小林 敏之
同文舘出版 (2005/08)
売り上げランキング: 1,910

本のひらめき

本書は、小林さんの二冊目の本である。小林さんは「情報起業」という言葉を使った初めての方(日本人)である。さらに本書では「講座起業」に、さらには「通信講座起業」へと進化する。

ところで、講座起業とは何か?

それは自分の経験を講座やセミナーにしてビジネスにするということである。講座を売るというのは、「あなたの過去の経験を売る」ことだという。

なぜそんなことができるのか。それはこれから人々がお金を使うコンテンツは「自己啓発」だからだという。実際に消費者動向調査(内閣府)で過去10年ずっと支出を増やすと回答されているのが「自己啓発」だという。ぉおー!
人々の支出はどうやら「学ぶに向かっている」ということらしい。

さて、情報起業、講座起業で多くの人(90%)がつまずくのはテーマの設定であるという。何をテーマにするのか・・・というのが問題だ。ヒントは、「悩み」「人の役にたつ経験」などだ。普段の生活でそういうものを体験したときがチャンス。悩みこそ企画、テーマは自分の中にあるのである。

本書には、いくつかの起業事例がある。たとえば、行政書士の花道を書いた澤田雅美さんの体験開放型事例や、パワーマネキンの松田綾子さんのようにわらしべ長者型などの成功事例だ。


僕の思いつき

自分には他人に教えられるよう誇れるものはない・・・といった思い込みは誰にもある。しかし、よく考えてみると身の回りには様々な困ったことや悩み事があり、それにどう対処したかといった経験は、非常に重要なテーマの元、ノウハウのネタになりうる。

まず、思い込みをなくすところが一番。(ガラスの蓋は開けておこう)

そして、もうひとつ。単なる体験は、そのままでは使えない。どうしたら人様にも役立つようなノウハウや知見になるかという「内観」モードが重要だという。ふむふむ。

このプロセスをじっくり考える時間をもつかもたないか・・・それがポイントのようだ。

答えは自分の中にある。だね。


オススメ度

★★★★★+誰かのためになることを

読んで欲しい方

・起業したいと考えてる方
・通信講座をやることに興味ある方
・セミナー大好きという方

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2005年09月16日

ヒルズではたらく社員の告白 ~ ― 

で、ホントはどうよ・・・

書籍情報

本のひらめき

「実際どうよ?」と聞かれるのは、ヒルズに住んでる三木谷さんやホリエモンではない。これらの成功ITベンチャー企業に勤める社員たち。

セキララな本音のトークが書かれている。

もちろん、それがすべてではないかもしれないが、華やかに見える人気ネット業界の真実の一面を伝えているようだ。

ネントベンチャーの社長たちは、連日マスコミやメディアに登場するが、それを支える一般社員までは見えてこない。本書では、社員のインタビューなどで働く立場の実態が紹介されている。とくにライブドアの実情が興味深い。

これからネット系にいおうかなー、なんていう人はぜひ読んでおこう。


僕の思いつき

ライブドアは、パソコンを自分で買わないといけない。電話だって自分で調達しないといけない・・・ひぇー。しかし住宅手当は厚い。7万円也。など、いろいろ面白いこともわかる。

ホリエモンを評したある社員の言葉が印象的だ。

 どういうお金の稼ぎかたができるかより、どのように人との人間関係が構築 できるか、また仕事を通じてどうやって社会に貢献できるか・・・の局面に 移っているのではないか・・。

なるほど、鋭い指摘に思える。

社会にどのように貢献するか・・・という「志」部分、それがなかなか伝わってこないところが、ライブドアの課題かもね。

さて、うちんちの会社は、世の中にどんな貢献をしているのだろうか。

そんなことを真剣に考えてみたい。
でないと、会社のことを誇りをもって話せないから・・・。
どうせなら「誇り高い」仕事をしたいものだ。



オススメ度

★★★★+ヒルズ族

読んで欲しい方

・ヒルズに住みたいと考えてる方
・IT企業に興味ある方
・ベンチャー大好きという方

Posted by webook at 18:14 | TrackBack

2005年08月31日

なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか ~ 藤沢久美

「顧客の専門家」を目指せ!

書籍情報

なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか 顧客が自然に集まる10の発想転換
藤沢 久美
ダイヤモンド社 (2005/08/20)
売り上げランキング: 412

本のひらめき

この本は、ワクワクする閃きがいっぱいある。世の中にはこんなにすごいことをやってる企業があったのか!と目からウロコがいっぱい落ちる。ホント!

藤沢さんは、「21世紀ビジネス塾」(NHK)のキャスター就任を契機に、様々な企業を訪問、訪れた企業は3年間で400社以上にのぼるという。
その中でキラ星のように輝いているいくつかの企業をみると、21世紀にビジネスのあり方がうかんでくる。それはひとことで言えば「御用聞きビジネス」だ。

本書では、こうしたエクセレントな企業に関する藤沢さんの分析がとてもわかりやすく、ビビッドに紹介されている。

さて、御用聞きとは、何か・・・

それは

 「売りに行く」から「聞きに行く」へ
 
 「商品の専門」から「顧客の専門家」へ

 「商品を売る」から「自分を売る」へ

 「モノづくり」から「場づくり」へ

 「顧客の声を聞く」から「従業員の声を聞く」へ

など、へぇの連続!、ヒラメキてんこもりである。

なるほどと腑に落ちる企業の取組みから、わが身に照らし「使ってみたい」
ヒントがいっぱいある。

今年のベストブックにはいる一冊、超お薦め。


僕の思いつき

NHKの番組がもとになっているからなのか、それともあえてそうされているのかはわからないけど、本書には企業名が一切でてこない。

岐阜県にある洋菓子屋さんとか、1995年に誕生した問屋さんとか、長野県の白馬村の隣の小さな村、という風に紹介されている。

企業名を具体的書いてくれたら・・・とも思うが、たぶん、その先のアクションは、読者がとるべき一歩だね。というか楽しみでもある。ヒントは書かれているので、ネット検索してみればいいわけである。

僕もガマンできずに調べたねぇ:笑・・・例えば
  
 ▼年間休暇140日、残業禁止の電気設備要資材の会社・・とは
  → 未来株式会社 http://www.meikosin.com/0304/kouen.html

 ▼クレームはわが社の宝物!という四国のビルメンテナンスの会社・・とは
  → 四国管財株式会社 http://www.shikokukanzai.co.jp/taio/

などなど、本を読んだら、さらに「その先」のアクションを楽しませてくれるのだ。これが本書の、実は「隠された楽しみ」でもあるのだ。

宝物を探すように、心に響く会社を探り当ててみよう!



オススメ度

★★★★★+顧客の専門家へ

読んで欲しい方

・企業のバージョンアップを考えてる方
・元気な中小企業に興味ある方
・事業変革が大好きという方

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2005年08月25日

ブルー・オーシャン戦略 ~ W.チャン・キム/レネ・モボルニュ

競争がない・・・?

書籍情報

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する
W・チャン・キム レネ・モボルニュ 有賀 裕子
ランダムハウス講談社 (2005/06/21)
売り上げランキング: 475


本のひらめき

ビジネスに競争はつきものだ。しかし、同じ土俵でいつまでも消耗戦を繰り広げていくのは疲れる。本書ではそうした血みどろの戦いをレッド・オーシャンと表現する。

一方、創造性のある戦略をもてば、競争そのものが意味がなくなる。今までなかった市場を創造し輝かしい未来のあるブルーオーシャンが広がる。ブルー・オーシャンとは、競争を超越するほどの創造的な戦略で切り開かれた新しい市場のことだ。

今までにそういうのはあったか・・・?
実は結構あった!

 カナダが世界に誇るパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」
   http://www.fujitv.co.jp/jp/events/quidam/cirque/whats.html
 ビジネスジェットを共有する「ネットジェッツ」
   http://www.ryoma21.jp/news/amerika/us_report3.html
 NTTドコモの「iモード」
 テキサスにある女性専用フィットネスクラブ「カーブス」
  http://www.curves.co.jp/
 コーコストエアラインの「サウスウエスト航空」
  http://www.southwest.com/

などなどたくさんの企業の戦略が解説されている。

競争をも超越するほどのすばらしい戦略は、いかに素晴しいのかを「戦略キャンパス」を使って分析し、思考するところが非常に面白い。
さらに4つのアクション(取り除く、付け加える、増やす、減らす)で競争すらない差別化を合理的に生み出す考え方もいい。

モチベーションをあげるためには3つの要素があるという。
 「中心人物」「金魚蜂のマネジメント」「細分化」

公正なプロセスを支えるには3つのEが必要だという。
 「関与 Engagement」「説明 Explanation」「明快な期待内容 clarity of
  Expectation」

なるほど、言葉だけでもいくつか閃くものがある。

たくさんの人に薦めたい一冊である。この本は、熟読だね!


僕の思いつき

実は、この本、即実践で使えるヒントをもらった。
そういうときは、即実践。

かのトム・ピーダーズもこういっている

  素晴しいアイデアを思いついたら、3日以内に試してみることが大切。
  そうしないと、単なる思いつきに終わってしまうから。

ということで、さっそく「戦略キャンバス」なるものを使ってみた。
なかなか、いい感じ・・・

ヒントとエネルギーをもらっちゃったもんねー。



オススメ度

★★★★★+競争のない世界

読んで欲しい方

・新規ビジネスを考えてる方
・新しい計画を策定中の方
・ヒントをエネルギーが欲しい方

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2005年08月23日

かき氷の魔法 ~ 藤井孝一

親子で試してみる?

書籍情報

かき氷の魔法―世界一短いサクセスストーリー
藤井 孝一
幻冬舎 (2005/08)
売り上げランキング: 1,019

本のひらめき

以前(1998年)、「はみがきつくって億万長者」という児童書を紹介した。
→ http://webook.hp.infoseek.co.jp/98.7/98.7.27.htm
この本は、アメリカの子どもの本。20数年以上も前から、アメリカの子どもたちは「起業」について自然に学んでいたりする。

かたや日本では・・・

藤井さんが主宰する週末起業家フォーラムなどで、ようやく「雇われの身」のビジネスパーソンは目覚め始めた。好きな仕事をして、自分のために人のために働く面白さに。

世の中は大きく変わり、「雇われる生き方が磐石な時代は終わった」ようだ。だから、僕たち親の世代も、起業や週末起業などを考えるのがノーマルな時代になってきた。

ということは、その子どもたちの時代はもっと進んでいてもいい。

この本は、小学生の「ぼく」がかき氷を作って売るというビジネス体験の物語。お父さんから差し入れされたお金をもっと増やしてかえすという夏休みの体験がストーリーになっている。友達も巻き込むし、またライバルも出現したりするなかなか楽しいお話だ。

夏休み、親子で読みたい一冊。
(こういうのが学校指定図書になったらいいねぇ)


僕の思いつき

最近、ぼくも物語にこっている。それはリアルの世界でもそうだし、自分のやりたいことでもそうだ。

実現したい夢を、物語ふうにビビッドに描けたら、実現も早いかも・・・

なんかトライしてみない?!



オススメ度

★★★★★+雇われずに生きる

読んで欲しい方

・いつかは起業をと考えてる方
・新規ビジネスに興味ある方
・子どもの将来を考えてる方

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2005年08月16日

図解山田真哉の結構使える!つまみ食い「新会社法」 ~ 山田真哉/緒方美樹・宮崎剛

つまみ食いって楽しい!

書籍情報

図解 山田真哉の 結構使える! つまみ食い「新会社法」
山田 真哉 宮崎 剛 緒方 美樹
青春出版社 (2005/07/23)
売り上げランキング: 190


本のひらめき

先日に続いて、新会社法の解説書である。ただし、本書は、つまみ食いして、かつ「結構使える」ところがいい。

なにしろあの山田真哉さんがプロデュース・編著である。分かりやすさにおいては太鼓判がついている。(^.^)

30分で分かるよ!というだけあって、図解+解説+マンガという構成でポイントを押えてくれる。

新会社法の3大ビックリは

 1)有限会社の廃止
 2)資本金は1円でいい。(しかもずーっと1円でもいい)
 3)取締役は1人でいい。(従来は最低3人)

さらに4大特徴として

 1.条文がカタカナからひらがなへ
 2.起業が簡単になる
 3.M&Aを柔軟にする
 4.合同会社、LLP、会計参与の新設

などがまとめられている。

今回、僕的に勉強になったのは増資・減資の解説。(新会社法とは別だけど)

▲600億円の累積赤字がある企業が、資本金を減らして(1000万円→400万円)赤字を一掃するなんてのが、減資(無償減資)だ。資本金は、株主が、『返さなくてもいい、ただしうまくいったら配当してくれ』と提出したお金だから、株主が合意できれば減資による財務体質改善はひとつの手段である。

もう一つ勉強になったのはサラリーマン法人(通称)の話。

サラリーマンが勤めている会社との関係を残したまま独立してつくる会社のことで、雇用の関係から業務委託の関係に変えるものだ。もちろん、独立後は自由裁量でいろんなことにチャレンジできる可能性が広がる。山田さんによれば、これからこういうのが増えると予想されるそうだ。

つまみ食いは結構うまかった。


僕の思いつき

新しい法律ができるとき、それを噛み砕いて解説。しかも、つまみ食いで結構使える内容にする・・・という需要はこれから多いのではないだろうか。

法律に限らず、企業の中で動いている変革や、業界動向とかを「つまみ食いで結構使える」資料にまとめたらいいかも。

本書のスタイル(解説+図解+マンガ)も参考になる。

では、さっそく会社のファイルを新設してみよう。

  「つまみ食いで結構使える、業務手順」
  「つまみ食いで結構使える、お客様対応」
  「つまみ食いで結構使える、危機管理マニュアル」
  「つまみ食いで結構使える、新人向けガイド」
  ・・・


オススメ度

★★★★★+結構使える!

読んで欲しい方

・30分で新会社法を知りたい方
・会社を作りたい方
・自分の会社と新会社法の関係が知りたい方

Posted by webook at 08:56 | TrackBack

2005年08月14日

新「会社法」のことが手っ取り早くわかる本 ~ 柳沢義一/長谷川直彦

手っ取り早く

書籍情報


本のひらめき

日本の法整備というのは、実に遅れている・・・。いまだに明治時代の文体が
そのまま、なおかつカタカナまじりで書かれている。現在、商法も有限会社法
もカタカナ文語体で表記されているという。

例えば、「取締役ハ3人以上タルコトヲ要ス」(商法255条)といった具合。
おいおい・・である。この国の政治や行政は、なぜ、そんなことを放置してき
たのだろうか・・・。

2006年、新会社法が施行される。ポイントは4つ。

 1)上記で紹介したようなカタカタ表記を口語体にする
 2)会社法という法律の誕生
     今まで、商法第二編、有限会社法、商法特例法などにバラけていた
     ものと一つにまとめた
 3)規律の不均衡を是正した
 4)社会経済情勢の変化に対応 ~ ライブドアの買収問題にも対応

僕の今年の目標に「会社を設立する」というのがある。
本書によれば株式会社も設立も以前より簡単になるようだ。たとえば、

 * 類似商号の規制がなくなり、調べる必要がなくなる。
 * 最低取締役は1人でもよくなる。
 * 資本金の保管証明が不要となり、預金の残高証明でもよくなる。
 
などなど。いいねぇー。

また、LLC、LLPなどについても解説がある。

新会社法のことを手っ取り早くわかるにはとっても便利な本。

僕の思いつき

現在、会社にお勤めのビジネスパーソンも独立や起業を考えたことが一度はあ
のではないだろうか・・・。その気合の程度はいろいろでも、ふっと心をよぎ
ったことはあるはず。

そんなとき、自分の会社を作るとしたら・・・なんて思ったことがあるなら、
ぜひ、この本を読んでおこう。
今、社会の流れは大きく個人に有利になりつつある。いつまでもブラサガリ・
ビジネスパーソンでいることはない。小さくても、自らの才覚で生きていける
道があるはず。

 事業を考える
 社名を考える
 5年後のイメージを考える
 顧客ターゲットを絞る

そんなことを考えてみるのも悪くない。このメルマガを読んだすぐあと、3分
でもいいので、紙に向かってみよう。  ヨーイ・ドン。



オススメ度

★★★★★+新会社法

読んで欲しい方

・会社をこれから作りたい方
・変更がすきな方
・新会社法が知りたい方

Posted by webook at 20:25 | TrackBack

2005年08月12日

「CD起業」のススメ ~ 作野裕樹

やりたいことをやろう!

書籍情報

「CD起業」のススメ―20代で成功するインターネット儲けの新法則
作野 裕樹
現代書林 (2005/08)
売り上げランキング: 798


本のひらめき

やりたいことにエネルギーを注ぐか、他人に振り回されるか・・・
会社員でいるうちはお金持ちになれない・・・
インターネットを使った起業はいろいろあるが、流れを自分でつくらないと、儲からない・・・

などなど、本書には、著者が実体験で学んだ起業のポイントが書かれている。とても読みやすく、なんだかすごく元気が沸いてくる。

作野さんは、自身の起業体験、智恵、ノウハウ、失敗談などをCDに吹き込んで販売している。オンリーワン商材+粗利が高い+智恵に価値がある・・など、どうしてそれが売れるのかが解説されている。

月収300万円だ。今時、CD(メディア)は安い、1枚70円くらいの原価。注文がきてからつくればいいので在庫リスクはなし、コストも低い。

   しかし、僕にはそんなノウハウなんて・・・・

と思うのがほとんどの人の気持ち。

そこに著者は、こう激を飛ばす。

  「ないと思い込んでいるうちは、いつまでたっても見つからない」

あると思えばあるし、ないと思えばない・・という。まったく賛成!
ただしコツはある。「人の悩み、相談、頼まれごとに耳を傾ける」ことだという。なるほどー。

ひとつ、今年はCDでも・・・


僕の思いつき

以前、中谷彰宏さんからもらった年賀状に、端正な筆で、「あると思えばあるないと思えばない」とかかれていたのを思い出した。

そう、何かCDにしたい、何があるだろう・・と考えれば、案外あったりする。それが人の役にたち、悩みに答えるものなら・・・いけるかも。

まずはサーベイが必要だね。

あなたの出せるものは、何だろう?

うーんと、僕は・・・・ (マジ、考えよっと)

「あると思えばあるという生き方」のCDでもつくってみるかな。いろんなツールも駆使して・・・おー・・・いけるかも・・・。
今年の僕のNewYearResolutionsのひとつには、モノを売るという項目が実は入っている。なるほど!、これはセレンディピティに違いない。


オススメ度

★★★★★+CDをつくろう

読んで欲しい方

・いつか起業をと考えてる方
・情報商材に興味ある方
・何かを売るのが大好きという方

Posted by webook at 20:40 | Comments (1) | TrackBack

2005年08月11日

グーグルを超える日 ~ 兼元謙任 + Jカレッジ

僕らはみんな、人の役に立ちたいと思っている!

書籍情報

グーグルを超える日 オーケイウェブの挑戦
兼元 謙任
ソフトバンクパブリッシング (2005/07/27)
売り上げランキング: 9,323


本のひらめき

OKWebを始めた兼元さんの心意気がつまった本である。僕はこの本を新幹
線の中で読んだ。(実は、涙をながしながら・・・・)

すでにお読みになった方は、なんで泣くのさ?と不思議に思われるかもしれな
い。でも、泣けちゃったんだから仕方がない。笑

なぜ、涙を流すほどに感動したか。。。

インターネットは、鉱脈を掘り当てるとものすごいい勢いで拡大し、すばらし
いサービスが提供でき、同時に大きな成功も手に入る。しかし、一方で人を貶
めたり悪用することもできる。諸刃の刃である。

OKWebは、人が知りたいことを質問し、知っている人が善意で答える。も
ちろん無償だ。そんな世界を作り出しているOKWebの理念は、インターネ
ットの目指すべき未来を実にみごとに体現してくれている。
そして、「世界的知識資産」を作ろう、世界一大きな助け合いの場を創造しよ
うという兼元さんの理念がすばらしい。そんな点が僕の心にグっときちゃった
のだ。だから、思わず感動の涙が出たという次第。

先日は、OKWebのちょっと愉快な面をログ風に書いた本を紹介した。
 http://webook.tv/archives/000715.html
本書では、その裏にある、兼元さんのすばらしい志と情熱が語られている。
田坂広志さんが、兼元さんを社会起業家の一人として応援しているのもよく分
る。兼元さんはまさに社会起業家だ!(堀江さんとは対極にありそうだ)

僕も、OKWebが将来、グーグルを越える知的情報の架け橋になると思う。
ぜったい応援しちゃうもんねー! 

困ったこと、知りたいことがあったら、グーグル検索もいいけど、OKWeb
で聞いてみようね、答えてみようね。

http://okweb.jp/

なにしろ、人類がはってしてきたのは、そして発展していくのは次の言葉があ
ったから・・・・

   それは、「質問」

いいねぇ、この言葉。質問、QUESTION。これからは、QQ(クエスチ
ョネア・クオーシェント)の時代である。

この本、僕は鳥肌を立て、感激の涙を浮かべながら読んだ。超推薦!

僕の思いつき

実は、兼元さんは森下さんのご紹介で古い知り合いである。兼元さんのほんと
うのすごさ、オーケーウェブのすばらしさをやっとこの本で理解したというの
が正直なところ。(あー、なんて僕はアホだったんだ)

わかればすぐ行動するのが僕のとりえで(そんなの誰でも同じ?)、次の3つ
を決定。

 1)ジェイカレッジにきていただく。(たぶん10月だね)
 2)僕のいる会社にプレゼンにきていただく。(ASK-OK)
 3)インタビューに行って雑誌などメディアの記事にする。 

兼元さん、まっててねー。



オススメ度

★★★★★+夢想家

読んで欲しい方

・誰かに聞いてみたいことがある方
・インフォメディアリに興味ある方
・人の役にたつのが大好きという方

Posted by webook at 20:43 | TrackBack

2005年08月04日

華僑大資産家の成功法則 ~ 小方功

素直な心には聞こえてくる・・・


書籍情報

華僑 大資産家の成功法則 お金がなくても夢をかなえられる8つの教え
小方 功
実業之日本社 (2005/05/14)
売り上げランキング: 518


本のひらめき

中国ブームだが、正直なところ中国を巨大な市場と安い労働力というふうに捉えている人が多いのではないか・・・。しかし、かつて日本は中国に学び発展してきた。文字だって、都市づくりだって・・・。今、ビジネスの仕方を学ぶときかもしれない。

著者は、脱サラして起業した人である。大手企業を退職し起業をめざすが、何をどうしたらいいのかが見極められず、そのヒントを求めて中国へ留学。そこで出会った華僑の資産家、王さんにビジネスの真髄を教わる。

本書は、そんな著者の成長の記録だ。王さんという華僑にさまざまなレッスンを受ける様子が実にリアルに描かれている。まるで映画をみるように進む展開はとてもワクワクする。しかも、示唆に富んだヒントがいっぱいだ。ヒントというより人生の羅針盤といったほうがいいだろうか。

たとえば:
 
 変化に気付いただけではビジネスにはならない。重要なのは「必要」と されるものが何か、に気付くことだ。

 成功の度合いを稼いだお金で評価しないほうがいい。・・・
 それは「信頼」だ。信頼してくれる人の人数は、君達がまじめに努力し
 つづける限り確実に増える。

 中華圏においては、どこの会社の人間かということよりも、どういう
 人間なのかということのほうが大切だ。

 相手に興味を持つことは最大の礼儀に値する

 信頼は得るものではなく育て上げるものだ。

 訪れたチャンスはためらわずにわしづかみにするんだ。

などなど、著者が門前の小僧よろしく、王さんから受けた薫陶はとても奥が深い。なんというか、しっくりとおなかに収まるころが心地よい。

本書の後半は帰国後の起業編だが、決して順調ではなく自転車操業が続く。しかし、そんな中で王さんから受けた教えが生きてくる。真剣、正直、信頼・・・そんなキーワードが小方さんの窮地を救う。

広告がうまくいかなかったとき、倒産寸前にまで追い込まれたとき・・・そこには意外な展開が待ち受けていた。それは幸運でもなんでもない。著者の真摯で誠実な仕事振りに感銘を受けた人が「日本の王さん」になってくれたのだ。

ビジネスや仕事に、こんなふうに立ち向かっていけたら素晴らしい!・・そんな感動を覚えながら読み終えることができる。

爽やかで感動的、そして奥が深い!


僕の思いつき

中国から帰国する直前、ある大きなパーティで、王さんが著者を紹介するシーンがある。

 「彼は、私が知るかぎり、はじめて中国に学びにきた日本人です。」

日本は経済先進国だから中国にビジネスのやり方を教わるほどではない・・と無意識に思っている人が多い中、ガーンと頭を殴られた思いがする言葉だ。

世界にネットワークをもつ華僑の人たちがなぜ成功しているのか・・・本書を読むとその真の理由がわかるような気がする。

要は、信用と人のネットワーク。契約書ではない、人を信じられる胆力のようなものがもっとも大事なものなのだ。

 「人と組むときは、十分に検討して相手を選べ。もし組むんだったら
  徹底的に相手のことを信じろ」

という王さんの教えがある。「成功の秘訣は、お金を増やすことではなく、信頼してくれる人を増やすことだ」というのが王さんのイチバンの教えではない
だろうか。

さて、そんな相手は今の自分にとって誰だろう。

15分ほど時間をつくって静かに考えてみよう。



オススメ度

★★★★★+信頼が一番

読んで欲しい方

・起業しようかと考えてる方
・あたらしいビジネスに興味ある方
・中国が大好きという方

Posted by webook at 17:27 | TrackBack

2005年08月03日

孤独のチカラ ~ 斎藤孝 + 名乗れば・・

孤高をめざせ!

書籍情報

孤独のチカラ
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斎藤 孝
パルコエンタテインメント事業局 (2005/07)
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本のひらめき

「群れたい」と思うのは人間の本能的な活動なのかもしれない。しかし、そこには意外に危険な惰性も潜んでいる。

むれていれば、ひとまず安心・・・子供のときも、学生の頃も、社会人になってからも・・・「むれたい」願望は、共通の意識としてあるような気がする。しかし、それは同時に、自分と向き合う時間を浪費する「おもしろうてやがてさみしき」過ごし方になるかもしれない。

本書は、売れっ子作家(と言うとご本人は気分を悪くされるかもしれないが、昨年1年で30冊以上も本を書いているから、超がつく売れっ子である)の斎藤さんが、自身の孤独だった時代を振り返り、孤独には意味がある!という論を展開した本である。

「受験に失敗した18から明治大学で職をえる32歳までは、ずぶずぶの孤独だった」という。その暗黒の10年を、暗くてさみしい孤独の時間ではなく、己とむきあい、我を磨き、「単独者」をめざした“ための時期”としたところが斎藤さんのエライところ。

孤独を恐れず、単独者になることをいとわず、ここちよい場所から一段成長するための技法を解説している。

「バッテリー」の原田巧が登場したり、ムーミンのスナフキンがでてきたり、坂口安吾や太宰治や岡本太郎の文章などが紹介されたりする。孤独の実践者達を知ることができるのもいい。

孤独をポジティブに捉え、自分を成長させる技法をつかめるかも。

さいきんつるんでばっかりで、オレ・・このままでいいのかなぁ・・なんて思ったことがある若い方、とくにオススメ!

ネットワークがどんどん広がって、つながりっぱなしの快感にしびれている方も、自分と向き合う時間をつくるきっかけに、是非!


僕の思いつき

実は僕は・・・・
中学、高校のころは、「ガリ勉」に近い状況だった。友達と遊んだり、部活に熱中したりするのをうらやましく思ったりもした。

子供ながらに「自分はこれを選んでいるんだ」と思って、自分を納得させていたような気がする。これ(勉強)で生きるしかないんだ・・みたいなことを考えていた。一方で、こんな勉強ばかりじゃ、ヘンな人間になってしまうのでは・・みたいな不安もあった。ある意味孤独だったような気もするが、孤独を極めるほどではなかった。

結局、ヘンな人間にはならなかったから(結局、へんな人間になっちゃったかもしれないが:笑)、それはそれでよかったのかも。

もし、今、自ら「選んだ道」を歩んでいるのなら、とことん歩いてみるのもいいねぇ。たとえそれが孤独な道でも。若いころは特に。

自分が孤独だったころを思い出して、それがどんな意味があったのか・・・なんて考えてみるのもいいね。自分を鏡に映す時間にする授業のひとつとして。



オススメ度

★★★★☆+ひとりぼっちの力

読んで欲しい方

・孤独が好きだった方
・孤高に興味ある方
・ひとりが大好きという方

Posted by webook at 17:30 | Comments (1) | TrackBack

2005年07月11日

ホリエモンへの挑戦状 ~ 浅井隆/戦略経済研究所21

よのなかを変えるために。

書籍情報

ホリエモンへの挑戦状―若者が夢を持てる国造りをしよう!!
浅井 隆 戦略経済研究所21
第二海援隊 (2005/05)
売り上げランキング: 70,296

本のひらめき

ニッポン放送株をめぐるホリエモン騒動は、すっかり過去の出来事になってしまった。テロやら政治やらいろんなことが次々と起きるので、あのときの騒動はすでに過去へと流れていったようだ。

本書は、ホリエモンがやったM&A劇をネタにしつつ、実はよのなかを変えるための激をとばす内容になっている。なかなか熱い内容がある。

ホリエモンは、旧態依然と安寧をむさぼる日本企業にM&Aの脅威というリスクに目覚めさせるTVドラマをやってくれた。
多くの人が、いいぞいいぞと囃子ながら、実際のところ心からの応援はしていなかったような気もする。

なぜか。

それは、堀江さんの言動から

「ITと放送メディアの融合をめざす」といえば聞こえがいいが、その先にあるべき、いったいどんな姿を目指すのか、何のために(どんなふうによのなかに貢献してくれるのか)がいまいち見えなかったところが不満だったからだ。

ソフトバンクの孫さんがいうように全国にネット網を広げ、社会を便利にするぞみたいな「志」のようなものが感じられなかった・・・むしろ、なんだかマネーゲームを楽しんでるだけのような印象を受けたのではないだろうか。

本書は、ホリエモンへの挑戦となっているが、堀江社長を批判するためのものではない。変革期にみられるチャレンジャーとしておおいに評価もしている。
本当の趣旨は、著者が「若者が夢をもてる国を作りたい」という夢に対して、挑戦しようというものだ。ホリエモンは、そのためのひとつの題材になっている。

あの騒動は何だったのかをレビューできることと、これから著者がやろうとしていることが分かる点が、本書のキモである。

熱い方におすすめ。


僕の思いつき

著者は、高級新聞(ザ・タイムズとかル・モンド、ワイントンポストなど)を発行することと、ホンモノのシンクタンクを作ることを目下の目標としている。

明治維新の頃の志士を引用しながら、これからの時代を切り開く道筋をつけようとしている。志や高し。

飲み屋さんじゃないところで、たまにはこういう議論もしてみよう。



オススメ度

★★★★+志

読んで欲しい方

・変革が好きな方
・ホリエモンに興味ある方
・日本大好きという方

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2005年07月08日

ニュービジネス活眼塾 ~ 大前研一

これからは構想力だ!

書籍情報

ニュービジネス活眼塾 アタッカーズ・ビジネススクール講義録
大前 研一
プレジデント社 (2005/05/31)
売り上げランキング: 127

本のひらめき

恥ずかしながら僕は、アタッカーズビジネススクールの一期生(通信)である。今から思えば、あのとき新聞の広告をみて、よし行ってみるか・・と思ったのがいろんなチャレンジのスタートだったような気がする。

最初は、会社にかけあって「僕をアタッカーズビジネススクール」に派遣してください・・・なんてやったのだが、それはかなわず。自分で行くことにした。会社はケチだと思ったが、それは正解だったのかもしれない。全てに意味あり。

すでに卒塾生は4000人。そのビジネススクールの始業式と卒塾式にで大前氏が講演する。本書は、その抜粋をまとめたものだ。95年から2002年の講義が収録されている。

なつかしい内容があるが、今読んでもナルホドとうまるところが、またすごい。

いくつかの大前さんの事業アイデアがおしげもなく開示されている。パクリもOK。パクって成功したものが勝ちというわけだ。

例えば・・・

一人暮らしのお年寄り3,4人を一つの単位にして、だれかの家をリフォームし他の家は売却、改築日やヘルパー人件費にあてる「コミューナルホームズ」構想(97年)など、面白いアイデアがある。

最後のページに卒塾生による起業会社一覧がある。一期生の後藤さんによるケンコーコムをはじめ起業した会社は600社にのぼる!。

シュワっとした刺激をもらえる本である。


僕の思いつき

気になるフレーズ:

 私の唯一のツールは「なぜか」である。
 
 これからはもう「戦略」という言葉ではダメではないか。
 これからは「構想力(イマジネーション)」だ

さて、今日は、何回「なぜだろう」と思ったかカウントしてみよう。



オススメ度

★★★★★+ABS

読んで欲しい方

・大前さんの本が好きだった方
・起業に興味ある方
・ビジネス構想が大好きという方

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2005年06月30日

革命社長 ~ 吉越浩一郎

臨場感あり!

書籍情報

革命社長
革命社長
posted with amazlet at 05.07.02
吉越 浩一郎
日本実業出版社 (2005/06/23)
売り上げランキング: 6,734

本のひらめき

トリンプ・インターナショナル・ジャパン。 http://www.triumphjapan.com/
この会社のことを表現するのに適した言葉:

 早朝会議、残業なし!、18期連続増収増益、禁煙報奨金制度、新卒2年目 でプロジェクトをまかされる、〆切はいつも明日まで、仕事は人生の一部で 全部じゃない、仕事はゲームだ、・・・・

いろいろ思いつく。たぶん、今もっとも注目度の高い会社がこのトリンプ・インターナショナルである。社長は吉越浩一郎氏、本書の著者だ。

本書では、いくつかのエピソードや経営思想が語られており、とても臨場感のある内容になっている。

いくつか社員の声(インタビュー)が入っているのがいい。
またアイデア商品(ブラジャーもなか=虎屋さん特製、桃尻ゴルフボール=一点集中できていいとか:笑)や、天使のブラ、こ悪魔のブラなどビジネス誌の記事や本に登場する「例のモノ」が写真でも見えて楽しい。

なにより、社内の熱い雰囲気、経営の思想、仕事の楽しみ方などが、臨場感をもって語られているのがいいねー。

トリンプは、めちゃテンションの高い雰囲気の中、社員も経営者も仕事を楽しんでいる企業というイメージが強い。

すでに多くの人がこの会社の「早朝会議」を見学し、それぞれ感動を得ているという。長野県知事の田中さんも訪れ、スタッフを見学に行かせたという。

本書で熱くて面白い雰囲気を感じてみよう。


僕の思いつき

・・・
・・・
よし、会いにいくことにした!


オススメ度

★★★★★+臨場感あり

読んで欲しい方

・女性下着が好きだという男性の方(ちょっと危ない?)
・トリンプに興味ある方
・面白い仕事をしたい方

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2005年06月25日

中小企業ですがモノづくりでは世界でトップです ~ 木村元紀

世界で光る

書籍情報


本のひらめき

失われた10年、不況の連続、中国の台頭で競争力を失う製造業・・などなど
日本のモノつくりの環境は、厳しい状態が続いてきた・・・・と多くが思って
いる。

しかし、そんな中でも世界に誇るオンリーワンの技術や製品を生み出し、常に
自社の優位性維持に努力してきた企業は、よのなかの変化にも耐え、すばらし
い成果を出している。

本書では、チタン合金も一刀両断する超音速ウォータージェットの「スギノマ
シン」、直径10Mの船舶用プロペラを100万分の1ミリの制度で仕上げる
「ナカシマプロペラ」、国内シェア80%米ボーイングが旅客機も客室視認用
ミラーに採用した特殊ミラーの「コミー」など、非常にユニークな企業が紹介
されている。

 スギノマシン   http://www.sugino.com/index.html
 ナカシマプロペラ http://www.nakashima.co.jp/
 コミー      http://www.komy.co.jp/
 三津海製作所   http://www.mitsuvac.co.jp/ (MITSUVACは世界的に有名)

本の表紙には、携帯電話を製品のまままっぷたつに切断した写真がある。ウォ
ータージェットで切ったものだ。なんだか不思議。

いずれも中小企業でありながら、その技術の高さやムダトリなど効率追求の徹
底さ加減が尋常ではない。ISOなどはとる必要がない・・・という企業もあ
るほどだ。ISOのレベルをも凌駕している品質の自負がそこにはある。

へぇーと驚く、企業の活躍に胸が踊る。


僕の思いつき

すごい会社には、何かがある。そういうものを調べてみるのもいいねぇ。
かならずしも大企業や名の知れた会社じゃないことがある。

大学の先生(就職担当)や学生のみなさんもこういうところを、日ごろから調
べておくといいかもね。


オススメ度

★★★★+オンリーワン

読んで欲しい方

・モノつくりが好きな方
・世界に誇る技術に興味ある方
・元気な中小企業を知りたい方

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2005年05月25日

サニーサイドアップの仕事術 ~ 峰如之介/山崎祥之

ニュースはPRだ!

書籍情報

サニーサイドアップの仕事術
峰 如之介 山崎 祥之
日経BP社 (2005/01/27)
売り上げランキング: 5,733
通常24時間以内に発送


本のひらめき

テレビ東京の『トレンディたまご』(通称トレタマ)は、なかなかユニークな商品やサービスを紹介する。取材ネタになるととたんに世間の注目をあびて、売れ始めたりする。

人は、PRやコマーシャルにはちょっと身をひくが、ニュースや記事になると身を乗り出して聞きたくなる。第三者の声というのは、同じ事を言っていても注目度が異なるというのはいろんな世界に共通する。

本書は、ニュースを意図的に作ることでPR効果を上げ、対象の製品や人の価値を向上させる<サニーサイドアップ>社のビジネスノウハウを紹介した本である。 → http://www.ssu.co.jp/

具体的事例がリアルに紹介されており、とても興味をそそる。例えば
 ポスター1枚からキムタクとシューズを演出した話
 中田英寿ビジネス(nakata.net のブレークや「東ハト」の再生役CBO)
などだ。この他、スポーツ選手など個人ブランドの創造プロモーションでは、乙武くん(スポーツライター)、北島康介(水泳)、杉山愛(テニス)など、へぇーあの人の影にもサニサイドアップがあったんだぁと驚く。

SSU(サニーサイドアップ)という会社は『PRとはニュースをつくる仕事だ』と事業を定義したところが素晴らしい。クライアントの情報(商品)を広告やコマーシャル枠を買って宣伝のかたちで伝えるのではなく、メディアにニュースとして取り上げてもらって消費者に伝える・・ということだ。第3者情報の価値とでもいえばいいだろうか。さらに進んで、クライアントのブランドを創造するマネジメントまで進化しているところも注目だ。

田坂さんがニューミドルマンという呼び方で、情報のメキキ人のポジションを定義されていたが、SSUは、既存のマスメディアをニューミドルマンに仕立てるやり方ともいえる。

言うわ易し行うは難しであるが、広報宣伝にいる人は必見だね、これ。


僕の思いつき

日本企業は、どちらかというと現状肯定ベースのPR手法を続けてきたように思う。ニュースリリースを関係メディアに配って、もし気に入ってもらえれば取り上げてもらえる・・・という『あなたまかせ』『きまぐれ』戦略だったような気がする。

本書のサニーサイドアップは、そこに『ニュースにしよう』という意図と周到な作戦がある。

何事もただではニュースにはならない。どうしようもなく平凡なことや商品も何かを付け加えるととたんにニュースになる。

身の回りのありふれた商品、製品、サービス、仕事の結果、プレゼン資料をニュースにするにはどうしたらいいか・・・考えてみよう。

何かのイベントがあって、絶好のPR機会なのに社長の都合がつかない・・・なんてことがあったらどうするか・・・なんてことも考えてみよう。(ビデオ出演なんて方法もある。そのほうがかえって目立ったりもする:笑)

あきらめないことだねぇ。



オススメ度

★★★★☆+たのしいさわぎ

読んで欲しい方

・広報部の方
・PRに興味ある方
・面白いこと大好きという方

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2005年04月27日

起業のネタ! ~ 森英樹

考え方と手順だね。

書籍情報

起業のネタ!
起業のネタ!
posted with amazlet at 05.05.01
森 英樹
明日香出版社 (2005/04/07)
売り上げランキング: 355
通常24時間以内に発送


本のひらめき

いつか僕も起業したいけど・・・ビジネスのいいネタが・・・と一歩進みだすことを逡巡している方、この本は、必読書!

日経新聞の記事を「ネタ」にユニークな内容のメルマガ「経営戦略考」を発行している森さんの本だ。

森さんと藤井さんが主催している「週末企業フォーラム」の会員アンケートで一番多くあげられる悩みは、「起業ネタがない」というもの。47%弱あったという。しかし、ネタは実は至るところに転がっているという。僕も同感。

で、本書では起業のためのネタをみつける「考え方」と「手順」を丁寧に指南してくれる。ユニークな起業事例も楽しい。

自分ならではの専門分野を探す、好きなことをみつける、できること、得意なことをみつける・・・など発想の仕方がある。

自分ならではの専門分野?・・・うーん、と唸ってしまう方も安心されたい。

 「専門分野は決めるものであって、既に備わっているものだと考える必要は
  ない。俺はこれを専門にする!と決めればよいのです。」

と森さんはいう。ブログがちょっと得意なら、ブログコンサルタントを名乗ってしまえばいいのだ。実際、中野英彦さんは、日本初のブログコンサルタントを名乗った人である。

かならずしもオリジナリティにこだわらなくてもいい、自由な発想にこだわらなくてもいい・・・など、肩の力を抜きながら目からウロコのアドバイスがとてもイカしてる。

起業家志望の方、おすすめ!


僕の思いつき

躊躇している人の背中を押してくれる森さんの言葉がもう一つ。

「資格でない限り、専門家を名乗るには、誰にも遠慮はいらない。
 自分で肩書きを作り、それを名乗ればいいのです」

なーるほど。

さて、自分の得意なこと、できることで何か面白い肩書きを考えてみよう。

 超速検索士
 感動探検隊隊長
 熱血企業変革請負人
 日記コンサルタント
 手帳アドバイザー
 ・・・

いろいろ考えて、できれば名刺にも刷り込んじゃうと楽しいねぇ。



オススメ度

★★★★★+ネタ!

読んで欲しい方

・起業を企んでる方
・いつか・・・って思ってる方
・何か始めたい方

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2005年04月26日

子育て主婦の公認会計士合格記 ~ 小長谷敦子

あきらめない!

書籍情報

子育て主婦の公認会計士合格記―子どもを産んでから、自分の夢を実現する!
小長谷 敦子
中経出版 (2005/01)
売り上げランキング: 19,822
通常24時間以内に発送

本のひらめき

簿記の3級と2級に受かるまで・・・約1年
公認会計士の二次試験に受かるまで・・・約5年
公認会計士の三次試験に受かり晴れて公認会計士となるまで・・・約4年
あわせて10年。本書の著者小長谷さんが会計士になるまでの道程だ。

10年前の自分はどうだっただろうか。あの時、何かを思い立ちずっと続けていたら今ごろ・・・。

10年後の自分はどんなだろうか・・。今、何かを心に決め、これから10年(いや5年でも)続けて目標に向かっていったら・・・。

何も思わなければ、すーっと過ぎてしまう時間。僕たちにいつも「選択」をせまりながらサッと過ぎさる時間。よーし、僕も何か目標をしっかりもって頑張るぞ・・・そんなことを思わせてくれる本である。

本書は、子育てのため育児休暇をとっていた著者が、あるとき「このままではいけない」と行動を起こし、公認会計士になってしまう自伝的内容の本だ。

公認会計士の試験(二次試験)は、最低4000時間は勉強しないといけないらしい。一日8時間として500日。ひぇー。

しかし・・・なにもしないでごく普通に過ごしても500日、必死に合格めざしてがんばっても500日。どちらを選ぶかは、自分次第。

うーん、この本、考えさせてくれるなぁ・・。


僕の思いつき

著者は結婚前に自分への投資にあてようと100万円をコツコツためたという。使い道自由の「自己投資預金」だ。それは、簿記3級から公認会計士の2次試験合格までにすべて使い果たしたという。

こんなに使っていいのだろうか・・・これから先、子供の教育費もかかるし・・・・と思い悩んだこともあったと小長谷さんは述懐する。しかし、そんなとき思い出されたのがお母さんの言葉:

  「財産は一瞬でなくなるけど、自分に投資したら誰にもとられない。
   自己投資を忘れてはいけない。」

ふむふむ。なるほど。

これから結婚する人は、奥さんやだんなさんに「これは私の自己投資資金」として使いたいから・・・と最初に宣言しておくのもいいねぇ。できれば、将来こういうことに使いたい・・・みたいなことが言えればなおよい。

今年入社したばかりの新入社員の方は、この3年で何にいくら自己投資するか真剣に考えておきたい。(このアドバイスが欲しい方は メールくださいね
→ hello@webook.tv )

自己投資。稼いだお金の使い道でこれほど有益なものはない。



オススメ度

★★★★☆+一年発起!

読んで欲しい方

・社会に貢献したいと思う方
・今の生活を変えたい方
・夢のカケラを大切にしている方

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2005年04月19日

アマゾンの秘密 ~ 松本晃一

地上で最大の・・・学び舎

書籍情報

アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか
松本 晃一
ダイヤモンド社 (2005/01/28)
売り上げランキング: 2,147
通常4~6週間以内に発送


本のひらめき

2000年11月、ネット書店のアマゾンが日本でもオープンした。今ではアマゾンはネット上で本やCDなどが買えるインターネットインフラとして大変な地位を確保している。本家は、1995年7月にジェフ・ベゾスが自宅のガ
レージで創業している。

本書は、スタートアップ当時の興奮と熱狂をその当事者自身がリアルに伝えるノンフィクションストーリー。著者は、アマゾンの立ち上げ当初からアドバイザーとしての立場で参加したマーケター&IT技術者である。

アマゾンの立ち上がりのころ、実はボクもアマゾンに参加する可能性がほんの少しだけど・・・あった。だから、もしかしたら本書の中で『M』さんとかで登場したかもしれない。そう思うとこのノンフィクションドラマは、とても身近でなつかしいような感じがする。

アマゾンから離れた著者が、アマゾンを振り返って述べる件が印象的だ。

  アマゾンは、僕にとって学び舎そのものだった。
  アマゾンには、学べることがとめどもなく、ある。

会社で仕事をしていて、自らの成長を実感できる環境こそ企業が大切にすべきことではないだろうか。社員を大人として扱う風土、組織のだれもが必要な情報や知識を自由に得られる環境・・・などなど、アマゾンの裏側も、面白い世界があるようだ。


僕の思いつき

今ではアマゾンで本を注文することは、ごく普通の買い物という感じがするようになっている。アソシエイトプログラム(アフィリエイト)も利用している。だから、本書で紹介されている内容は、どうも他人事ではないような気がする。西野さんほか、登場する人物に知り合いがいるのもも楽しい。

すんごいプロジェクトに参加しているなら、それをあとで後世に伝えられるようにログを残しておくのも悪くない。

ログの名は・・・・『○○の秘密』、としておこう。



オススメ度

★★★★★+地球上で最大

読んで欲しい方

・本屋が大好きな方
・アマゾンで本をかったことがある方
・アマゾンってそんなにすごいの?という方

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2005年03月07日

行政書士の花道 ~ 澤田尚美

「何を始めるのでも、10年続ければ必ず花開く」
                  (著者のお母さんの言葉)

書籍情報

行政書士の花道
行政書士の花道
posted with amazlet at 05.03.07
澤田 尚美
ダイヤモンド社 (2005/02/17)
売り上げランキング: 3,616
通常24時間以内に発送


本のひらめき

実はこの本が出る前、著者の澤田さんとお会いした。山田真哉さんのプロモーション企画会議の席だった。そのとき、澤田さんからは本の表紙のドラフトを見せていただき、ちょっとした胸騒ぎがしたのを覚えている。「こ、これって、なんだか面白そう!・・・・」 ざわざわ。

そして、今その本が手元あり、胸騒ぎはホンモノだったことを実感する。

行政書士というのは、ずいぶんまえから知ってはいた。記憶に残る最初は、運転免許証の書き換えの会場。へぇーこんな仕事があるんだぁ、でも書類を作るだけでお金取るなんてずるいや・・・って思ったのが最初の印象だ。以来ずーっと行政書士の仕事については理解不足(誤解!)のまま今日に至る。

で、この本を読み「そうだったのか!」と長年の無知に光明が差した。

本書は、行動的で情にもろい行政書士、右原カンナ(みぎはら・かんな)26歳が活躍するビジネス小説だ。行政書士の世界を小説として描いた初めての本である。現役の行政書士さんが、その経験をベースに書いているからリアリティに富んでいる。

非常に面白い!。超~お薦めの本だ。

理由は、3つ。
まず、行政書士の仕事がリアルに分かるところ。社会の舞台裏で活躍するプロフェッショナルな黒子の仕事の面白さがとてもよく伝わってくる。行政書士は気軽に相談できる町の弁護士さんといった感じである。
さらに、建設業の許可や、外国人在留資格といった世の中の仕組みが分かるところも実に楽しい。
3つめは、物語に人情の機微が染み込んでいるところ。短い1話完結型のストーリーの中で、ホロリとさせてくれるところは感動もの!。

公認会計士の世界では、山田真哉さんが、萌ちゃんの物語ですばらしい境地を切り開いている。そして、今、行政書士の世界にもまた新たな星が生まれた!ブラボー!である。


僕の思いつき

風俗営業許可申請の物語(行政書士の花道、本のタイトルでもある)では、主人公の行政書士カンナと先輩行政書士日向との会話が興味深い。

「右原さんの場合は、資格とかそういう概念を完全にとっぱらって、周りをまきこんで仕事をすすめていくからな・・・。俺は許認可業務に限らず、融資や補助金申請や企業戦略のコンサルなんかも手がけていきたい。今までどおり、資格業という土俵にたっていたら、俺達行政書士はいつまでたっても他の資格業のセンセイたちから一段下の目でみられたままおわってしまう。だからこそ資格業にしばられないやり方で一緒にやっていきたいんだ・・」

きっと、著者の澤田さんもそう思っているに違いない。

枠にとらわれず、思いっきり伸びていいのが若い世代の特権。花道は切り開くもんだねぇ。

さて、あなたの枠はなんだろう。ちょいとはみ出してみない?



オススメ度

★★★★★+花道!

読んで欲しい方

・行政書士を目指している方
・行政書士って何してるの?という方
・サムライ業が好きな方

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2005年03月02日

逆転戦略 ~ 鈴木貴博 + とどろき塾のセミナー

ピッチの逆襲!?

書籍情報

逆転戦略 ウィルコム-「弱み」を「強み」に変える意志の経営
鈴木 貴博
ダイヤモンド社 (2005/01/28)
売り上げランキング: 467
通常24時間以内に発送

本のひらめき

WILLCOM(ウィルコム)。最近、新聞の全面広告を見かけることが多い。なんだろう、この会社?と思っていたら、この本が出た。

どうもカーライルという米国の投資ファンドが絡んでいるらしい。カーライルの代表はあの元IBMのルイス・ガースナーJrだ。これまでの実績では、カーライルの投資先は、相当高い確率で成長したという。

ウイルコムは、元DDIポケット、つまりPHSの会社である。うーむ、なぜ今ごろPHSが・・・。ピッチは安いけどつながりにくい、エリアが狭いなどの理由で携帯電話に圧倒されたんじゃなかったか・・・。

そんな疑問を紐解きながら、なぜ、今、カーライルという超優秀ファンドが、ウィルコムに投資したのかその理由が解き明かされている。

携帯、PHSなどの歴史と今、そしてちょっと先の未来が垣間見えるユニークな本だ。

PHSがピッチと呼ばれて若者に受けたのは97/98年ごろ。DDIポケットは、一時はシェア50%を超える大躍進をしたのだが、携帯にくらべて「つながりにくい」という評判とともに衰退していく。その後の携帯の小型化、i-Mode、写メールなどと「ちょっと前の歴史」が面白い。

さて、携帯電話躍進の影でPHSは何もしなかってわけではなく、首都圏を中心に必死でアンテナの数を増やしていたという。それが逆転のための屈身だったのだ。そんな歴史と、これからの大化けするかもしれないという仮説が非常に躍動的で面白い。中国版PHS(小霊通)も大きく伸びているという。

ひさびさに興奮する内容だった。

この本を読み、「ちょっと先未来」を注視するのも面白いのではないだろうか。


僕の思いつき

SWOT分析なんてのがある。発想は、強みを伸ばし、弱みを克服する。そして機会を捉え、競合に打ち勝つ・・・というものだが、言うわ易し・・である。

また、弱みを弱みとだけみるのではなく、そこにチャンスや逆転の機会を見出すことも戦略策定には重要だろう。

弱みの本質を解き明かすと、けっこうチャンスだったりもするから面白い。
そんなものが身近にないだろうか?



オススメ度

★★★★★+逆転

読んで欲しい方

・エアエッジを使ってる方
・PHSを使ったことある方
・逆転ホームランが好きな方

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2005年02月13日

ブログで始める超速起業入門 ~ 中野瑛彦/藤井孝一

ブログといえば・・・

書籍情報

ブログで始める超速起業入門
中野 瑛彦 藤井 孝一
明日香出版社 (2004/11)
売り上げランキング: 1,237
通常24時間以内に発送

本のひらめき

ブログが注目されてかれこれ一年あまり。ブログという言葉自体も定着してきた。

しばらく前の起業物語には、メルマガというのがキーワードとして大きい位置をしめていた。いまでもそれは変わらないが、さらにブログという要素が急上昇してきた感がある。本書は、一般の人がブログをつかって起業するときのヒントをやさしく解説してくれる本だ。

こんな例が紹介されている。
株式信用取引のメルマガを発行していたはるこちゃん、読者1000人くらいで伸び悩んでいるとき、ブログをスタート。5ヶ月ほどして、雑誌から掲載の依頼が来たという。さらにその後大手出版社からは本を書きませんかというオファーを受けることに・・・。絵に描いたようなかっこよさだが、こういうのが実際に起こるのである。

ただし、ブログを始めればそれでよいというわけではない。マーケティングの戦略が必要だ。本書では、「あなたが興味ある分野から、オンリーワンとなれるニッチな分野を探そう」と説く。著者自信も、ブログコンサルタントというまだ誰も使っていなかった肩書きでオンリーワン戦略を地でいく人だ。

起業してみたい、事業を始めたい・・という方は、次のようなステップで進むといよいという。
 1)オンリーワンのテーマを探す
 2)それが他人の役にたつことかを調べる
 3)インターネットやブログを道具として使う。
 4)お金に換える
 5)起業する

さて、ちょいと考えてみますかね。


僕の思いつき

ブログの時代である。これだけいいぞと言われていて、それでも二の足を踏んでいる人がいたら今すぐ始めてみよう。試してみるということは、ともて面白いから。

何かやりたいことが見つかったとして、それを有名にする魔法の「呪文」が必要である。そんな方は、オーバーチュアが提供するキーワードアドバイスツールを試すといい。本書で知ったこのサービス、なかなかユニーク。

http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/?mkt=jp

ためしてみよう!


オススメ度

★★★★☆+ブログ起業

読んで欲しい方

・起業を考えている方
・オンリーワンを目指したいという方
・ブログを始めたい方

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2005年01月20日

日本電産永守イズムの挑戦 ~ 日本経済新聞社

出来るまでやる!

書籍情報

日本電産永守イズムの挑戦―すぐやる 必ずやる 出来るまでやる
日本経済新聞社
日本経済新聞社 (2004/12)
売り上げランキング: 157
在庫切れ


本のひらめき

日本電産の永守重信氏は、そのすばらしい経営で各界から注目の人である。現在、日本電産グループ直系18社や関連会社を束ねる名経営者である。カルロスゴーンのほかにもこんな経営者魂をもった人がいるのを知るのは楽しい。

昨日は「不思議な会社」(名南製作所)の本だった。今日の日本電産も不思議な会社の仲間だろう。モーターを中心にしたメーカーだ。

この会社の経営哲学はこんな言葉に集約されている。

「情熱、熱意、執念」
「知的ハードワーキング」
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」

執念というのがすごい。出来るまでやる、ってのもビビるねぇ。日本電産の創業物語というのが本書のメーンストーリーだが、永守イズムと呼ぶにふさわしい企業経営の精神は、とても刺激的。ある意味、ごくあたり前のことなのだが、それを徹底的にやるとろころが凄いところだ。

三協精機のM&Aのニュースは記憶にある。そのプロセスも詳細に説明されている。僕が一番心にヒットしたのは、合併後の永守氏の行動だ。約12ヶ月の間に一般社員や主任クラス1056人と昼食懇談会を持ち、管理職とは327人と25回にわたる夕食をとったという。ポケットマネー2000万円を使ったらしい。もちろん食事をするのが目的ではなく、自身の経営哲学を広めることと腹をわった話を聞くためだ。自分ちの会社の社長はこんなことをしてくれるだろうか・・・。

また三協精機のコスト改革にあたっては、1円以上の支出はトップの決済が必要だと宣言し、すべての稟議を見たという。数秒とはいえめくら判ではなく、的確な指示が飛ぶから、経費はめちゃくちゃ締まったものになったようだ。

人材に対する考え方も名南製作所とも通じる。
人の能力の差は5倍程度しかないという。5倍もあるのか!と驚くが、もっと大事なのは意識、やる気の差だ。それは100倍以上へたをすると1000倍以上あるという。だから頭のいい人ではなく意識の高い人を採ることにしているという。

本の最後に永守語録が載っている。お気に入りは

「智恵を出すというのはそんなに難しいことではない。
 今自らがやっている仕事を1秒でも早く楽にできる方法を
 考えればよいのである」

などなど、この企業グループで行なわれている「不思議なやり式」は、我が身に照らして大いに勉強になる。


僕の思いつき

整理整頓は、永守イズムの大事な要素の一つ。
理由は・・・廊下を歩くのも100円、資料を探すのも100円、身の回りが乱れていると、ちょっとしたことにも時間がかかる。つまりコストがかかるのだ。ABC(Activity Based Costing )という管理手法があるが、そういう意識で日々の仕事を見直すとトヨタみたいに強力な仕事環境ができてくる。

そもそも自社のコスト構造も意識しないような企業があったら、早晩消え行く運命かもしれない。我が社は大丈夫だろうか・・・

自分の行動(例えば、資料探しに10分かかるとして)が、いくらかを計算してみておくのも面白いね。

東レシステムの高村社長は言った(プロジェクトX風)。

     「測れば変わる!」



オススメ度

★★★★★+出来るまでやる!

読んで欲しい方

・優良企業のベンチマーキングをしたい方
・不思議な会社がすきな方
・いい会社に変身させたい方

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2005年01月17日

「企業理念」開発プロジェクト ~ 足立光正

理念は重たい。

書籍情報

「企業理念」開発プロジェクト―意識改革を実現する7つのステップ
足立 光正
ダイヤモンド社 (2004/12)
売り上げランキング: 31,671
通常24時間以内に発送

本のひらめき

最近、有名な大手企業で「うっそー」というような不祥事が続いている。大きくブランドを傷つけたり、社会的信用を失ったり・・。そういう企業にも「理念」や「社是」はある。きっと素晴らしいことが謳ってあるに違いない。なのになぜ・・・

理念が現場の活動にまで浸透するにはそれなりの「汗」が必要である。
最初の汗は、作る汗。
次は浸透する汗。
その次は、時代や環境に合わせて変える汗。
なにごとも楽(ラク)して実るものはないらしい。

本書は、CI(コーポレイトアイデンティティ)の開発に力を注いできた著者が企業理念の作り方を指南する本である。

担当者や外部コンサルにまかせてちょいちょい・・と作ることもできるが、企業理念はそんな簡単に作ってはいけない。トップを始めとした志と汗が必要なのだ。

理念を見直すタイミングはいくつかある。
 1)トップの交代
 2)企業合併などで企業文化や風土が異なる組織が一緒になるとき
 3)新事業進出などで企業内環境が大きくかわるとき
 4)外部環境変化に、従来からの価値観が対応できないとき
 5)経営意志として自ら大転換を決意したとき
などである。2)に該当する企業は最近多い。

我が社の理念を作ろう、企業理念を見直そう・・・という会社にとっては、とてもガイドになる本である。


僕の思いつき

企業理念があるように、個人にも人生の軸となる考え方がある。ゆずれない一本がある。普段はあまり意識していなくても、ここは譲れないな・・みたいなところだ。

自分の生き方をステートメントとしてまとめておくのもいいかもね。


オススメ度

★★★★+理念開発

読んで欲しい方

・企業理念を持ちたい方
・社是、理念、方針ってどうちがうのって方
・企業理念を見直したい方

Posted by webook at 20:59 | TrackBack

2005年01月11日

楽天の研究 ~ 山口敦雄

舞台裏へようこそ!

書籍情報

楽天の研究―なぜ彼らは勝ち続けるのか
山口 敦雄
毎日新聞社 (2004/12)
売り上げランキング: 6,441
通常4~6週間以内に発送

本のひらめき

楽天と僕はとても近い距離にいる。楽天日記やってるし、楽天ブックスでもお店開いてるし・・。ってちょっと違うんじゃないかと言われそうだが、楽天とはなんだか妙に親しみを感じるのである。

三木谷さんの友達の友達が友達だし、今度楽天イーグルスの社長になる吉田敬さんとは食事したことがあるし、などと勝手にファンになっている僕である。

さて本書は、昨年プロ野球参入で一挙に全国区になった楽天の成功の舞台裏を覗くドキュメンタリーだ。楽天創業者達へのインタビューを交えて、とてもリアルにその成功の軌跡を映し出している。

冒頭に紹介されている戦略共有を目的にした「朝会」の模様が新鮮だ。毎週開かれるその会議は、社長三木谷さんの話のあと、書く事業部の責任者が事業報告をする。最大90秒という短さ。時間が測られてオーバーするとチンと鳴るらしい。

「世界一のインターネットサービス企業」をビジョンに掲げる楽天は、そのカリスマリーダー三木谷さんに負うところが多いが、決してそれだけではない。本書には創業時代からの多くの役員インタビューが掲載されており、生の声がとても興味深い。

楽天の成功の軌跡は

 起業家魂+ITスキル+M&Aスキル+スピード!+時の運= 楽 天

といったところだろうか。

利益が44億円のときに利益目標を1000億円に置くといった三木谷流の目標設定の仕方や、とにかく「徹底してやる」ことや「スピード!」が多くの企業が<我が社ではちょっと・・>と思うところではないだろうか。

本城さんと三木谷さんが楽天を構想するとき考えたアイデアは実は3つあったという。
 1.地ビールレストランのフランチャイズ展開
 2.天然酵母のパン屋の全国展開
 3.インターネットモール

当時インターネットモールは大手企業が手がけて失敗し撤退していたところだ自分なら出来ると思い、誰もやらない分野・・・・そこが狙い目だねぇ。


僕の思いつき

もし、自分の目標がぼんやりとでもあるようだったら、ちょっと大胆な目標に変えてみるのも面白いかもしれない。ターゲットの設定の仕方で、物事の枠組みが変わったり、新しいコンセプトが生まれてきたりする。

三木谷さんは利益が44億円のとき1000億円の目標をぶち上げた。
孫さんはミカン箱の上で(つまりまだなんにもないとき)に1兆2兆と吠えた。

僕は、気が小さいので・・・3倍・・・と言ってみた。笑


オススメ度

★★★★☆+スピード!

読んで欲しい方

・楽天でお店を持ちたい方
・ネットショッピングがすきな方
・起業家にあこがれる方

Posted by webook at 09:11 | TrackBack

2005年01月10日

ブログではじめる!ノーリスク起業法のすべて ~ 丸山学

ブログ起業?!

書籍情報

ブログではじめる!ノーリスク起業法のすべて―あなたの日記をお金に換える法
丸山 学
同文舘出版 (2004/12)
売り上げランキング: 301
通常24時間以内に発送

本のひらめき

本書は、いまホットなブログ(Weblog)を利用して起業しようという本である。著者はノーリスク起業法のノウハウを広めている丸山さんだ。民間企業の経理総務課長を経て行政書士事務所を開設した人だ。ただ事務所を開設しただけではなく、ネットを通じた情報発信活動で成功したきた方である。

本書は小資本起業で成功する3つの武器について解説されている。3つとは、ブログ、言葉力、個人ブランドだ。

個人の小資本起業においては、営業にお金をかけるわけにはいかない。そこでお客様に口コミや情報でファンになっていただく方法が、ブログだ。

ブログは「ファンを観客席に座らせるのではなく、ベンチ裏や楽屋裏へご招待するお客様身内化の方法」だという。なるほど。

ブログは、せいぜい10分もすれば無料サイトですぐできる。

やりたいことをみつけたらブログを使って営業する・・・そんな起業のステップを踏んでみても面白い。

「やりたいこと」は何か・・・という自問の答えが見つかったら、本書を参考にしてノーリスク起業してみよう。

本書と連動したメルマガも発行されている。 → http://www.marujimu.com/

僕の思いつき

自分は何をやりたいか。なにが得意か。どんなチャンスがあるか。どんなお客様を想定できるか。競合はあるか。・・・そんな思考プロセスは、なかなか自分だけでは難しい。

そういう時の触媒(キャタリストコーチ)がいたらいいねぇ。
もし、ご入用なら夢工房しんのすけで・・・。


オススメ度

★★★★+ノーリスク起業

読んで欲しい方

・ブログでもやるかって思った方
・起業モードにいる方
・社長になった方

Posted by webook at 21:34 | TrackBack

2004年12月14日

これが働きたい会社だ ~ 渡邉正裕

隣りの芝生は・・・

書籍情報

これが働きたい会社だ  社員が教える企業ミシュラン
渡邉 正裕
幻冬舎 (2004/11/11)
売り上げランキング: 789
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.6
5 4年生
5 就活に是非。
4 会社の雇用制度について


本のひらめき

自分の周りにはいろんな会社の方がいらっしゃる。お客様だったり、出入りの業者さんだったり、あるいは競合会社だったり。そんな企業の裏側はどんなんだろう・・?  なぁんて思うのは人情というもの。

本書は、トヨタ、IBM,日本生命、三井物産、全日空、朝日新聞、NHK等いわゆる大手企業を中心に、企業カラーや、年収の推移、会社の意思決定カルチャーなどをレポートした本である。かなり辛らつな分析もあって、実態に近いんだろうなぁという印象を受ける。取材された側は、おいおい・・ってところもあるかも。

たとえば:
 法にふれるようなことは絶対にしない、人畜無害な上司が多い。
 仕事にやりがいを求めない、あるいはやりたいことがない人にとって、
 これほど良い会社はない、と強調する人もいる。
などなど。(これはA社の事例)

この種の企業紹介ではユニークなポジションにあるのではないだろうか。

評価・報酬の体系(年功型⇔成果型)、雇用安定性(終身⇔Up or Out)、意志決定カルチャー(ボトムアップ⇔トップダウン)がそれぞれに分析されており普段、新聞や雑誌などで見聞きしている姿とマッチして面白い。

また、年俸のカーブ(25歳~50歳)も俗っぽいけど興味深い。
平均的な50歳で各社の年収を比べるとこんな具合。
 全日空  :1250万円
 サントリー:1300万円
 ソニー  :1350万円
 IBM  :1400万円
 三井物産 :1700万円
 朝日新聞 :1700万円
 三菱商事 :1800万円
もちろん、業績などで上下のばらつきはあるが、へぇーという数字もある。

リクルートは独特のカルチャーで、「38歳定年、副業OK、転職支援に1000万円」という人材輩出の仕組みが面白い。

著者サイト:MynewsJapanにさらに詳しい情報がある。(有料)
http://mynewsjapan.com/


僕の思いつき

普段お付き合いのある会社があったら、そこの企業情報をねほりはほり聞いてデータをまとめてみるのも面白いね。「まとめていく」という行為に価値は宿るかもね。

そういうのがあると営業も商談も交渉も、別の意味あいをもって楽しくなる。


オススメ度

★★★☆+隣りの芝生

読んで欲しい方

・これから就職するという方
・自分の会社のポジションをみたい方
・転職をあきらめた方

Posted by webook at 17:25 | TrackBack

2004年12月06日

採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長 ~ 安田佳生

伸びる会社は社員が伸びる

書籍情報

採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長
安田 佳生
サンマーク出版 (2004/10)
売り上げランキング: 311
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.33
4 社長が人間として成長しなくては・・・
5 中小企業社長必読!!
4 「気づき」を与えてくれます。


本のひらめき

中学や高校のクラスは40人前後のことが多い。日本人の40人にひとりは社長だというから、きっと同級生の中には独立して社長になっている方もいるだろう。つまり、意外とたくさんいるのである。

で、世の中のならいに従って、すべてがすべて素晴らしい社長さんとは限らない。会社をつぶす社長もいれば社員や事業を伸ばす社長もいる。本書は、採用のプロとして10年間に3000人以上の社長と対面した著者がその差について考察したものだ。

伸びる会社(伸ばす社長のいる会社)は、何か・・・様々な分析があるが、僕が一番ピンときたのはこれだ。

 社員が成長できる会社が「伸びる会社」である。

著者はもとリクルートだけあって、その点も抜かりない。著者の会社ワイキューブにもちゃんと独立支援制度がある。社長を生み出す仕組みである。もちろん「伸ばす社長」として。
大企業が苦し紛れに編み出した転職支援とはちょっと違う。

もうひとつ仕組みとして面白いと思ったのは、ワイキューブで行なっている新人教育のひとつ「クレド」。これはリッツ・カールトンホテルで行なっている理念の共有のための活動だ。(クレドというのは信念、信条という意味のラテン語)定期的に社員が、クレドに書かれた意味を体験事例などをもとに「考える」時間をとることだ。やみくもに唱和するのではない。同じ価値観でサービスを提供する・・といった目的のためにはなかなかいい仕組みかもしれない。


僕の思いつき

職場にマネジャーがいたとしよう。
毎日仲間と価値観の共有をはかるために何かをしたいとしよう。
どんなテーマで何をするか・・・。ちょっと考えてみたい。

その前に、共有すべき理念や価値観はステートメントになっているか・・ここを確認しなくては・・・。え、ない? うーん、来年に向けて考えてみよう。

こういうのをマジに考えたい方はこちらもご参考に:

(はてなの質問)

 リッツカールトンホテルの「クレド」や、株式会社武蔵野の「手帳」のように 経営者の思想や会社の方向性を社員に浸透させる道具、方法、考え方を説明し た書籍やページを紹介してください。よろしくお願いします。

 →  http://www.hatena.ne.jp/1092624580

 ここにはお菓子を仕事にできる幸福 (東ハト)、真実の瞬間(SAS)などが
 紹介されている。

(リッツのクレドに関する記事)

 → http://appleworld.com/entertainment/choice/ritz_3.html



オススメ度

★★★★+伸ばす社長

読んで欲しい方

・社長と話したい方
・できる社長を認識している方
・社長の方

Posted by webook at 07:54 | TrackBack

2004年10月30日

ミッション・経営理念 ~ 社会経済生産性本部

自社のミッション、知ってる?

書籍情報


ミッション・経営理念 社是社訓―有力企業983社の企業理念・行動指針
社会経済生産性本部 日本生産性本部=
生産性出版 (2004/06)
売り上げランキング: 11,245
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4
4 経営理念の参考書


本のひらめき

983社の経営理念、ミッション、社是、社訓などをあつめたデータブック。あいうえお順に掲載されている。著作者の社会経済生産性本部が各社の広報部やIR担当にアンケート依頼して作成したもの。パラパラと眺めてみても各社の歴史や経営の様子がうかがい知れて面白い。

清水義典さんが一言いいそうな、長ったらしい文章の社是もある。
 「xxにかんがみ、xxするとともに、xxをもって決意し、xxとなる」

また松下電器産業のように創業以来(だね多分)かわらぬ信条や精神を掲げている企業もある。「産業報国は当社綱領に示す処にして・・・べからず」といった感じ。やや時代がかった文体でそれ自体に重みがある。

また、スパンクリートコーポレーションのように「社是、社訓のない会社」という一文を寄せているところもある。社長村山さんのあいさつ文が面白い。
→ http://www.spancretecorp.com/com.html

ANAは、グループ経営理念に「コンセプトの構造」が感じられて好感だ。
→ http://www.ana.co.jp/cp/rinen/index.html

ゴールドマンサックス証券会社は、3ページにわたる長い文章を掲載しているが、なかなか読ませてくれる内容がある。

本書は、基本的にデータベースである。それ以上でも以下でもないところを狙っている。


僕の思いつき

データはそれだけでは意味がない。そこに何かを読み取ったり分析したりしてはじめて意味がでてくる。せっかくだから、この本もそういう風に利用してみたい。

 同じ業種を比べる。
 社是、社訓、理念の使い分けを比較してみる。
 古めかしさの順にならべる。
 構造化の程度を比較する。
 誰に向けた文章かを整理する。
 内向け&外向け軸とモダニズム&オールドファッション軸でプロットする。
 
今はネット上に掲載しているところがほとんどだから、そういうものを使えば独自にもできる。今その会社をリードしている経営者と経営理念をつないで分析してみるのも面白い。今度、こういう本を書いてみたい。

僕のお気に入り経営理念は、松田さんのタリーズコーヒーだね。
 → http://www.tullys.co.jp/company/policy/
ポリシーの5つめがとってもいけてる!


オススメ度

★★★+経営理念

読んで欲しい方

・我社の経営理念ってなんだっけ?という方
・自社の経営理念を考えてる方
・他社のミッション表現に興味をもった方

Posted by webook at 11:45 | TrackBack

2004年10月12日

アフィリエイトで手堅く月5万円稼ぐ50のコツ ~ 小林智子

自分で商売してみることはすごい経験!

書籍情報

アフィリエイトで手堅く月5万円稼ぐ50のコツ
小林 智子 エイジ TOMONORI tsuba3 アフィリエイトのコツ編集委員会
インプレス (2004/08/01)
売り上げランキング: 772
通常24時間以内に発送します。
おすすめ度の平均: 3.75
4 エッセイ的に読む価値あり?!
5 実体験に基づくアドバイスだから説得力がある
2 独自な視点を


本のひらめき

月5万円といえば平均的なサラリーマンの一月のおこずかい。かあちゃんから「はいこれ」って渡されているサラリーマンの方もいることだろう・・。笑
それとは別にフリーなキャッシュを稼ぐことができたらうんと楽しい。

本書は、ホームページを利用したアフィリエイトの話。手堅く月5万円も稼ぐことができたら、それはお金以上の面白みがあるはずだ。

インターネットで取引される電子商取引のうち10%がアフィリエイト経由だと言われている。2003年度の経済産業の予測から計算するとその額は、約5000億円。今後もますます増えるであろうネット取引で、多くの企業はアフィリエイトを取り入れていくはずだ。・・・間~違いない。

本書では、4人のアフィリエイターが、手堅く稼げるようになるコツを披露してくれる。

半年間はぐっとガマンすべし、メルマガには手をだすな(労力と効果の関係)、店主の顔を見せよ、どんな文章にも愛情をこめろ・・・など経験者ならではのアドアイスがある。

家庭への高速ネット接続も普及してきた。そろそろ始めてもいいかもしれない。
なにしろ『やってみることに失敗はない』のだから・・・。


僕の思いつき

アフィリエイトで売るならどんなものがあるか、考えてみよう。
思いついたら、Googleなどで検索してすでにやってる人のことを研究してみよう。こりゃかなわんと思っても、そこから何かのヒントをもらっておこう。次の商品を考えてみよう。
・・・てなことを30分やったら、始められるかもしれない・・。

翌日「ねぇねぇ、こんなこと考えたのよ」と友達に話してみる。

そして、今週のツキに期待しよう。何か始まる。

オススメ度

★★★★+ツキ5万円

読んで欲しい方

・アフィリエイトに興味をもってる方
・おこづかいを増やしたい方
・家族で何かはじめたい方

Posted by webook at 14:48 | TrackBack

2004年09月30日

日本のもの造り 哲学 ~ 藤本隆宏

書籍情報

日本のもの造り哲学
日本のもの造り哲学
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藤本 隆宏
日本経済新聞社 (2004/06)
売り上げランキング: 2,240
通常2~3日以内に発送します。
おすすめ度の平均: 4.25
4 内容と読みやすさが両立している
5 もの造り日本の強さを再考,アーキテクチャーの概念を分かりやすく解説
5 トヨタだけでない日本の製造業の最大公約数コンセプト


本のひらめき

物事を見る目線はいろいろある。

著者曰く、この本の目線は、工場の天井裏からみるような感じと言う。高さ10mくらいの目線だ。

高度数万メートルの上空からみる「日本経済論」でもなく、高度数百メートルから企業全体をみる「経営戦略論」でもなく、また高度1.5メートルの現場目線でもない。

工場の天井裏から製造現場の真実を見ること、それがもの造り現場の経営学というわけだ。現場発の経営戦略論でもある。その視点こそが本書のユニークな点だろう。

日本のもの造りの現場は

  強い工場+弱い本社
      ↓
  強い工場+強い本社

にすることが重要だという。日産のゴーン改革などは、まさにこの流れだと分析する。

ちょっとユニークなものつくり経営戦略論がある。


僕の思いつき

鳥の目だとか、虫の目だとか、魚の目だとかわかりやすいメタファーで、視点の違いを説明すると楽しい。また、本書のように高度を具体的に言うのも分かりやすい。

目線や視点を面白く表現する方法は、ほかにないだろうか・・・。
豚の鼻、アリの耳、オジギソウの感性、稲穂のたれ加減度・・・うーん、もう一つ何かを超えたいな。

オススメ度

★★★★+もの造り

読んで欲しい方

・工場の生産性を管理している方
・自社のものつくりを見直したい方
・もの造りの現場に興味をもった方

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2004年08月26日

■柔道ストラテジー(David B.Yoffe Mary Kwak)

judo-strategy.jpg
メタファー(比喩)は雄弁に語る。    

柔道ストラテジー
     小さい企業がなぜ勝つのか
   --------------------------------------------
   |著者:David B.Yoffe Mary Kwak / 藤井正嗣監訳
   |日本放送出版協会|2004年 08月
   |ISBN:414080890X|本体価格:1,900円 |349P
    --------------------------------------------

 オリンピックも後半になってきた。前半のハイライトはなんといっても柔
 道。谷選手や野村選手らの活躍に日本中が沸いた。

 本書は、柔道という日本が生み出したスポーツをビジネス戦略の比喩(メ
 タファー)に使って、勝つための戦略は何かをさぐる面白い本である。
 意外なことに欧米では、多くのビジネスプロフェッショナルが柔道をビジ
 ネス上の比喩に使ってきたらしい。

 柔道の要諦は、ムーブメント(機敏に有利なポジションを手に入れる)、
 バランス(協業したり対決を避けたり)、レバレッジ(相手の強みを弱み
 に変えてしまう)の3つだという。
 これらは体力や規模のない小さな企業にとっては非常に有効だ。

 レバレッジの例では、チャールズシュワブの例が登場する。
 90年代初めIRA(個人年金)市場を席巻していた巨人フィデリティは
 手数料で4500万$以上を手にしていた。弱小のシュワブはIRAの手
 数料をタダにするレバレッジ戦略にでる。これによってフィデリティは、
 シェアを失うか利益を失うかの苦しい二者択一を迫られたのだ。 
 今まで強みだと思っていたものが一挙に弱点になるからレバレッジの技は
 すごい。
 同じような例は、サウスウエスト航空、セガ、CNETなどでもある。

 一方、大企業も柔道ストラテジーは有効だが、ときには相撲ストラテジー
 (体力、規模にものを言わせてねじふせる)も必要である。
 マイクロソフトが体力にものを言わせて(IEの無料配布で)ネットスケ
 ープをねじ伏せたような場合だ。

 IT業界を中心に豊富な事例を登場させ、柔道ストラテジーをわかりやす
 く解説している。 監訳は、藤井正嗣さん。 http://tinyurl.com/6w7bw

 翻訳書を通じて外国の人から柔道や相撲の歴史や基礎知識を教えてもらう
 というのもなかなか面白いものがある。(70へぇはいったね) 

 「そういう風にいってもらえると、とっても分かりやすいネ」というのは
 よくある。柔道、相撲意外にもスポーツや自然をメタファーに利用するの
 は楽しいことだ。なんか考えてみよっと・・・。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★☆+イッポン!

 <読んで欲しい方>
   ・オリンピックで柔道を応援した方
   ・ビジネスと柔道をつなげてみたい方
   ・ライバルに一本をみまいたい方

Posted by webook at 19:37

■柔道ストラテジー(David B.Yoffe Mary Kwak)

judo-strategy.jpg
メタファー(比喩)は雄弁に語る。    

柔道ストラテジー
     小さい企業がなぜ勝つのか
   --------------------------------------------
   |著者:David B.Yoffe Mary Kwak / 藤井正嗣監訳
   |日本放送出版協会|2004年 08月
   |ISBN:414080890X|本体価格:1,900円 |349P
    --------------------------------------------

 オリンピックも後半になってきた。前半のハイライトはなんといっても柔
 道。谷選手や野村選手らの活躍に日本中が沸いた。

 本書は、柔道という日本が生み出したスポーツをビジネス戦略の比喩(メ
 タファー)に使って、勝つための戦略は何かをさぐる面白い本である。
 意外なことに欧米では、多くのビジネスプロフェッショナルが柔道をビジ
 ネス上の比喩に使ってきたらしい。

 柔道の要諦は、ムーブメント(機敏に有利なポジションを手に入れる)、
 バランス(協業したり対決を避けたり)、レバレッジ(相手の強みを弱み
 に変えてしまう)の3つだという。
 これらは体力や規模のない小さな企業にとっては非常に有効だ。

 レバレッジの例では、チャールズシュワブの例が登場する。
 90年代初めIRA(個人年金)市場を席巻していた巨人フィデリティは
 手数料で4500万$以上を手にしていた。弱小のシュワブはIRAの手
 数料をタダにするレバレッジ戦略にでる。これによってフィデリティは、
 シェアを失うか利益を失うかの苦しい二者択一を迫られたのだ。 
 今まで強みだと思っていたものが一挙に弱点になるからレバレッジの技は
 すごい。
 同じような例は、サウスウエスト航空、セガ、CNETなどでもある。

 一方、大企業も柔道ストラテジーは有効だが、ときには相撲ストラテジー
 (体力、規模にものを言わせてねじふせる)も必要である。
 マイクロソフトが体力にものを言わせて(IEの無料配布で)ネットスケ
 ープをねじ伏せたような場合だ。

 IT業界を中心に豊富な事例を登場させ、柔道ストラテジーをわかりやす
 く解説している。 監訳は、藤井正嗣さん。 http://tinyurl.com/6w7bw

 翻訳書を通じて外国の人から柔道や相撲の歴史や基礎知識を教えてもらう
 というのもなかなか面白いものがある。(70へぇはいったね) 

 「そういう風にいってもらえると、とっても分かりやすいネ」というのは
 よくある。柔道、相撲意外にもスポーツや自然をメタファーに利用するの
 は楽しいことだ。なんか考えてみよっと・・・。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★☆+イッポン!

 <読んで欲しい方>
   ・オリンピックで柔道を応援した方
   ・ビジネスと柔道をつなげてみたい方
   ・ライバルに一本をみまいたい方

Posted by webook at 19:37

2004年08月22日

■斎藤一人の「世の中はこう変わる!」(小俣貫太)

hitori-yononaka.jpg
先を読んで準備する・・・。    
斎藤一人の「世の中はこう変わる!」
    
   時代を読んで百戦百勝!
   --------------------------------------------
   |著者:小俣貫太
   |東洋経済新報社|2004年 02月
   |ISBN:4492394249|1,500円 |198P
    --------------------------------------------
 
 時代の変遷を読むのは企業経営や人生にとって重要であるが、読み切れない
 のが人の常。そこで、時代の先を読み準備を整えておくための知恵を、日本
 一の大金持ち斉藤一人からもらおうという本がこれだ。
 斎藤氏の薫陶を受けてきた小俣貫太氏(銀座まるかんの販売代理店社長)が
 書いている。

 経済の流れ、雇用の変化、顧客満足、リーダーシップなどが書かれており、
 “斎藤一人はこう言った調”で、とても読みやすいのがいい。

 デフレは100年続くという。その理由は「戦争がなくなること」と『中国
 が世界の工場になる』からだ。デフレが続くのは中国の人件費が先進国並み
 になるまで続き、中国が満杯になればさらにアフリカなど人件費の安い地域
 に波及すると読む。

 売り上げを上げるためにお客を喜ばせる→顧客満足を損なう
  (意識が売る側中心)×
 お客さんを喜ばせると売り上げが伸びる→顧客満足になる
  (意識が顧客中心) ○

 現在会社のトップは『万機公論に決し、下々の意見を広く採り入れた方針が
 よい』とされているが、斉藤さんはトップが絶対体制時代になると説く。
 会議で、ああでもない、こうでもないと時間をつかい、結局人真似に終わる
 だけでは遅くて仕方がないからだ。経営はスピードが大切だということだ。

 トップ絶対体制は、規律で縛り付ける経営ではなく、「オレはいつも、目の
 前の人を喜ばせようと考えるんだ。それがお客さんであっても、従業員であ
 っても同じなんだよ」ということだという。いいねぇ。

 テレビは怪物・・というところも僕は気に入った。テレビは、視聴者がきっ
 と見たいだろうという人々の心を写す鏡であり、その鏡を見て人々が動いて
 しまう。そんなところが怪物だというわけだ。ふむふむ。

 先がわかれば、何でも楽しい。
 時代を読む一人節を聞いてみよう。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★☆+備えあれば

 <読んで欲しい方>
   ・半歩先をみたい方
   ・時代を冷静にみたい方
   ・一人って誰なのという方

Posted by webook at 10:16

■斎藤一人の「世の中はこう変わる!」(小俣貫太)

hitori-yononaka.jpg
先を読んで準備する・・・。    
斎藤一人の「世の中はこう変わる!」
    
   時代を読んで百戦百勝!
   --------------------------------------------
   |著者:小俣貫太
   |東洋経済新報社|2004年 02月
   |ISBN:4492394249|1,500円 |198P
    --------------------------------------------
 
 時代の変遷を読むのは企業経営や人生にとって重要であるが、読み切れない
 のが人の常。そこで、時代の先を読み準備を整えておくための知恵を、日本
 一の大金持ち斉藤一人からもらおうという本がこれだ。
 斎藤氏の薫陶を受けてきた小俣貫太氏(銀座まるかんの販売代理店社長)が
 書いている。

 経済の流れ、雇用の変化、顧客満足、リーダーシップなどが書かれており、
 “斎藤一人はこう言った調”で、とても読みやすいのがいい。

 デフレは100年続くという。その理由は「戦争がなくなること」と『中国
 が世界の工場になる』からだ。デフレが続くのは中国の人件費が先進国並み
 になるまで続き、中国が満杯になればさらにアフリカなど人件費の安い地域
 に波及すると読む。

 売り上げを上げるためにお客を喜ばせる→顧客満足を損なう
  (意識が売る側中心)×
 お客さんを喜ばせると売り上げが伸びる→顧客満足になる
  (意識が顧客中心) ○

 現在会社のトップは『万機公論に決し、下々の意見を広く採り入れた方針が
 よい』とされているが、斉藤さんはトップが絶対体制時代になると説く。
 会議で、ああでもない、こうでもないと時間をつかい、結局人真似に終わる
 だけでは遅くて仕方がないからだ。経営はスピードが大切だということだ。

 トップ絶対体制は、規律で縛り付ける経営ではなく、「オレはいつも、目の
 前の人を喜ばせようと考えるんだ。それがお客さんであっても、従業員であ
 っても同じなんだよ」ということだという。いいねぇ。

 テレビは怪物・・というところも僕は気に入った。テレビは、視聴者がきっ
 と見たいだろうという人々の心を写す鏡であり、その鏡を見て人々が動いて
 しまう。そんなところが怪物だというわけだ。ふむふむ。

 先がわかれば、何でも楽しい。
 時代を読む一人節を聞いてみよう。

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 <オススメ度>

   ★★★★☆+備えあれば

 <読んで欲しい方>
   ・半歩先をみたい方
   ・時代を冷静にみたい方
   ・一人って誰なのという方

Posted by webook at 10:16

2004年08月06日

■企業変革のプロフェッショナル(一条和生)

kigyou-henkaku.jpg
  進化するための変化は楽しい!

企業変革のプロフェッショナル
    持続的な成長を可能にする戦略とリーダーシップ
   --------------------------------------------
   |著者:一条和生 
   |ダイヤモンド社|2004年 07月
   |ISBN:4478374686|2,000円|190P
    --------------------------------------------
 
 著者の一條さんは、大前研一氏プロデュースのビジネス専門チャンネル、
 ビジネスブレークスルーに出演している。(僕も出てみたいなー)
  http://www.bbt757.com/servlet/ShowLecturer?lecid=0005
 その中から「企業変革」のコンテンツを編集したものが本書。
 番組放映時の質問メールや著者の回答なども掲載されている。

 企業が永続的に成長していくためには、イノベーションジレンマ(=過去
 に優秀であったがゆえに、企業変革が難しくなること)を克服し、つねに
 企業変革をすすめていかなければならない。

 トヨタは、企業変革という点ではすばらしいDNAを備えている。それは
 表面的にはトヨタ生産方式として知られている。トヨタ生産方式は、その
 手法がすぐれていただけではなく、そこに強いリーダーシップととことん
 やりぬく企業風土があったからこそ、世界に誇れる方式に昇華したのであ
 る。
 トヨタ生産方式とは、効率的な生産手法ではなく「企業変革の手法である
 」というところに注目する。つまりイノベーションジレンマの克服手段と
 なっているということだ。(カタチだけまねしてもダメよとも言う)

 トヨタだけではなく、ワールド、シャープ、ゴーンの日産などの事例をひ
 もときながら、企業変革に必要な要素を解説する。

 ミッション、ビジョン、3C(顧客、競合、自社)の順にWHATを考え
 ていくプロセスは、BSC(バランススコアカード)と同じで、共感を覚
 えた。

 リーダーシップやチームワークといった最も大切な人間的要素は、トヨタ
 の強みを参考にしている。リーダーシップの本質をこう表現する。

   リーダーシップは、ポジションや職種には無関係である。

 ビジョンや価値観をつくり、仲間と共有し、それを実現していく行動力と
 いうことになろうか。そういえばGEの工場にも同じような標語があった。

   Leadership is Action, Not Position

 この本から学んだもうひとつのこと。
 本を書いたり、講義をしたりすることは、人の残してくれた遺産を消化し
 自分なりに統合するプロセスから生まれる。つまり、人の知恵は大いに利
 用したらいい・・ということだ。アイデアもそうだねー。
 この本を読んでたら、ふとそんなことも思った。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★+変革

 <読んで欲しい方>
   ・会社を変えててみたい方
   ・企業変革プロジェクトを画策中の方
   ・かえることかわることがすきな方

Posted by webook at 16:58

■企業変革のプロフェッショナル(一条和生)

kigyou-henkaku.jpg
  進化するための変化は楽しい!

企業変革のプロフェッショナル
    持続的な成長を可能にする戦略とリーダーシップ
   --------------------------------------------
   |著者:一条和生 
   |ダイヤモンド社|2004年 07月
   |ISBN:4478374686|2,000円|190P
    --------------------------------------------
 
 著者の一條さんは、大前研一氏プロデュースのビジネス専門チャンネル、
 ビジネスブレークスルーに出演している。(僕も出てみたいなー)
  http://www.bbt757.com/servlet/ShowLecturer?lecid=0005
 その中から「企業変革」のコンテンツを編集したものが本書。
 番組放映時の質問メールや著者の回答なども掲載されている。

 企業が永続的に成長していくためには、イノベーションジレンマ(=過去
 に優秀であったがゆえに、企業変革が難しくなること)を克服し、つねに
 企業変革をすすめていかなければならない。

 トヨタは、企業変革という点ではすばらしいDNAを備えている。それは
 表面的にはトヨタ生産方式として知られている。トヨタ生産方式は、その
 手法がすぐれていただけではなく、そこに強いリーダーシップととことん
 やりぬく企業風土があったからこそ、世界に誇れる方式に昇華したのであ
 る。
 トヨタ生産方式とは、効率的な生産手法ではなく「企業変革の手法である
 」というところに注目する。つまりイノベーションジレンマの克服手段と
 なっているということだ。(カタチだけまねしてもダメよとも言う)

 トヨタだけではなく、ワールド、シャープ、ゴーンの日産などの事例をひ
 もときながら、企業変革に必要な要素を解説する。

 ミッション、ビジョン、3C(顧客、競合、自社)の順にWHATを考え
 ていくプロセスは、BSC(バランススコアカード)と同じで、共感を覚
 えた。

 リーダーシップやチームワークといった最も大切な人間的要素は、トヨタ
 の強みを参考にしている。リーダーシップの本質をこう表現する。

   リーダーシップは、ポジションや職種には無関係である。

 ビジョンや価値観をつくり、仲間と共有し、それを実現していく行動力と
 いうことになろうか。そういえばGEの工場にも同じような標語があった。

   Leadership is Action, Not Position

 この本から学んだもうひとつのこと。
 本を書いたり、講義をしたりすることは、人の残してくれた遺産を消化し
 自分なりに統合するプロセスから生まれる。つまり、人の知恵は大いに利
 用したらいい・・ということだ。アイデアもそうだねー。
 この本を読んでたら、ふとそんなことも思った。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★+変革

 <読んで欲しい方>
   ・会社を変えててみたい方
   ・企業変革プロジェクトを画策中の方
   ・かえることかわることがすきな方

Posted by webook at 16:58

2004年07月28日

■花王強さの秘密(平林千春/廣川州伸)

kaou-no.jpg
人は規則やルールで仕事をするわけじゃない・・・

【花王強さの秘密】
    23期連続増益を続ける「最強DNA」を読み解く

   --------------------------------------------
   |著者:平林千春/廣川州伸
   |実業之日本社|2004年 07月
   |ISBN:4408105937|1,500円|
    --------------------------------------------

 家にある花王の商品をさがしてみたら・・・ビオレU、クイックルワイパ
 ー、アタック・・・など結構あった。
 これらの製品を生み出している花王という企業は、81年度から2003
 年まで23期連続増益(経常)というトンデモない偉業を成し遂げている
 会社だ。日経ビジネスなどで取り上げられることも多い。

 あたり前であるべきことをあたり前にやっている・・といえば、トヨタと
 似ている。(あたり前というのは、なかなか難しいのだが・・)

 本書は、中興の祖丸田芳郎社長から、常盤、後藤、尾崎と受け継がれてき
 た花王の企業DNAを掘り下げた本だ。ふたりのマーケティング・プロが
 提示する分析は、綿密な取材の上に裏打ちされて説得性が高い。

 製造業は、結局お客様に認められて売れなければならない。そのためには
 消費者の声を聞き届ける(あるいは、声になっていないニーズの口を開く
 )マーケティングが重要で、それに応えるコスト競争力のある生産能力が
 必要だ。花王はTCR(トータル・コスト・リダクション)で、トヨタは
 トヨタ生産方式で非常に優れた生産能力を持っている。もっているだけで
 なく常に進化させている。
 一方、それだけではなく顧客にできるだけ近いところからの発想を心がけ
 ている。いつもスーパーで消費者の動きを見ていた丸田社長にスーパーが
 用意したという「丸田チェアー」のエピソードは有名だ。

 本書は、経営者の姿勢、企業風土、商品開発のしくみ、市場創造力など全
 方位的に花王を分析している。花王を読み解くきっかけにしたい。

 言い出しっぺが一番えらい、稟議書がない、自分でコントロールできない
 ことはやらない、あたり前のことをあたり前に実行する・・・など花王の
 企業DNAを紹介し、その強さの秘密の解明を試みている。

 「花王の理想は、管理のない自発的マネジメントだ」という。タイムカー
 ドはない、稟議もない、役員会議もオープンな場所で、役員室は個室では
 ない・・・など、規則や制度でしばるのではない気風は、ちょっと注目し
 たいところだねぇ。
 
 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★☆+あたり前を・・

 <読んで欲しい方>
   ・ビオレUを使ってる方
   ・お家にクイックルワイパーがある方
   ・お風呂でバブ使った方

Posted by webook at 08:35

2004年05月03日

■仕事で遊ぶ社員が会社を強くする(杉山定久)

asobu=sigoto.JPG
 社員が楽しむ会社。いいねぇ。

仕事で遊ぶ社員が会社を強くする
        
   ============================================
   |著者:杉山定久
   |イースト・プレス|2004年 02月
   |ISBN:4872574192|本体価格:1,300円 |214P
    ============================================

 世の中には、まだまだ面白い会社がある。
 南富士産業株式会社・・・静岡県裾野市にある建築関係の会社だ。
 社員数約100人。採用の募集に5000人もの人がくるというから、ユ
 ニークな経営をしているところに違いない。
 本書には、社長、杉山さんの仕事哲学が紹介されている。仕事とは何か、
 人を育てるとはどういうことかなどが、実際の事例を紹介しながら書かれ
 ている。

 八角住宅(特許)を提供し、屋根外壁、中国茶などの中国ビジネスまで様
 々なものが有機的につながった事業展開をしている。
 その中で、働く人たちの仕事ぶりははまさに「仕事で遊ぶ」ノリのようだ。

 現在、一番若い課長は25歳。
 学生にはインターンシップ制度を提供している。
 社員は自分のためになる本はすべて社費で購入できる。年間何千冊にも
 なるという。そういう発想そのものがユニークだよね。(僕もマネしちゃ
 お)読み終わった本は中国に寄贈するんだとか。

 社長さんの哲学が伺える言葉:

   いい人生とは、多くの人と出逢い、さまざまなものを吸収する
   チャンスが多い人生です。
   そしていい会社とは、
   社員のそのチャンスを与える会社だと考えています。

 こんな社長さんの会社で働いてみたいねえ。
 メルマガも社著自ら発信しているので、読んでみるのもいいね。
 → http://www.mfsg.co.jp/index.html

 感じてマネしたいことがいっぱいの本である。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+ケミストリー

 
   ・働くことに興味ある方
   ・人を育てる会社に興味ある方
   ・8角住宅に興味ある方

Posted by webook at 12:14

2004年04月26日

■会社を辞めずに億万長者!(牧野真)

infoprener.jpg
  辞めずに・・というところがいいね。

会社を辞めずに億万長者!
        「情報起業家」入門
   ============================================
   |著者:牧野真
   |オーエス出版|2004年 02月
   |ISBN:4757302126|1,400円
    ============================================

 本書の著者牧野さんは、2つのメルマガを発行している。
  ◎ 会社を辞めずに億万長者!米国発「情報起業家」入門  
  ◎ 間違いだらけのマーケティング サルでも儲かる新法則
 合計5万人以上の読者がいる。しかも創刊後まだ2年ほどだから凄い。
  → http://www.1speedmarketing.com/
 本書は、メルマガを核に情報起業した牧野さんの体験をベースに、会社勤
 めをしたまま、インフォプレナー(情報起業家)になる方法を解説する。

 本書のエッセンスは、「経験」を「情報という商品」に変えるというとこ
 ろである。
 経験は足許にある。その経験を体系化したり、見方を変えてみると、よの
 なかの人にとっては案外価値ある情報(商品)だったりする。

 例えばダイエット。今の時代、女性も男性もダイエットには関心が高い。
 自分で実行している方も多い。そんな中でダイエット(ノウハウ)を商品
 にしてしまうことも可能だ。それは何より体験がモノをいう。
 著者は、「商品提供発想」(モノを売る)ではなく、「ソリューション提
 供発想」がポイントだという。
 具体的には、ダイエットに関するセミナー、小冊子、合宿、体操、エステ
 、ビデオ、講習会、そしてモノ(ガム、飴、サプリ)など、ダイエットと
 いうキーワードだけでもいろんな展開がある。
 そして、それは・・・(経験のある人なら)誰でもできる。

 どうやるか・・・が問題だ。
 まずは著者のようにメルマガなどで情報発信するのが簡単便利効果的。

 そのときのネーミングも重要だ。
 自らをどう名乗るかで決まる。
 「副業プロデューサー」「おつまみ専門家」「居眠りの仕方を教えるコン
 サルタント」(米に実際にあり半日で1.5万ドルとか)・・・など、へ
 ぇーという名前が紹介されているが、それぞれ結構いけてる名前だ。

 自分の経験(足許)を掘って、何か情報商品にならないか、ちょいと考え
 てみたくなる本だね。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+インフォプレナー

 
   ・起業に興味ある方
   ・副業に興味ある方
   ・情報に興味ある方

Posted by webook at 08:22

2004年04月19日

■「行列のできるスーパー工務店」の秘密(平秀信)

koumuten=taira.jpg
先生の給料でも買えるよ!
 (小学5年生営業マン=娘さんが塾の先生にいった名セリフ)
「行列のできるスーパー工務店」の秘密
     3割安くていい家が建つ
   ============================================
   |著者:平秀信
   |日本実業出版社|2004年 02月
   |ISBN:4534037066|1,400円 (1,470円)
    ============================================

 小学5年生が家を売った! というメルマガがある。本書の著者平さんが
 発行している「マーケティング力を3分間で吸収するショート・メルマガ
 」である。実は僕も購読中だ。 http://hirahidenobu.com/

 平さんはこのメルマガで知った。その後、この本を読んだ。
 神田正典さん、阪本啓一さん、石原明さんの本や考え方が好きな方は、本
 書が気持ちよく読めるはず。

 平さんは、もと地元ゼネコンの建築部長だったがバブル崩壊後倒産。その
 後、工務店「エルハウス」を創業。2年目にして55棟を受注、4年で年
 商10億円達成と、まさに行列のできる工務店に成長させる。
 そんな経験を踏まえ、お客様とどのように対峙すべきかというマーケティ
 ングの極意を展開している。

  お客様に何を売るか(売らないか)
  お客様に何を訴えるか
  お客様に何を感じてもらうか

 など、行列のできる工務店の秘密が紹介される。
 お客様と友達になる←そのためにはお客様に振り向いてもらえる情報を出
 す←そのためには自社のUSP(ユニーク・セールス・プロポジション)
 を意識する←・・・ てな感じ。

 自己開示質問法というのが目に付いた。(コーチング修行中だからね)
 例えば
  「私は千葉にすんでるんですが、○○さんはどちらに?」
  「私んちは中学生と小学生がいますが、○○さんは何人家族ですか?」
 こんな風に自分のことを話してからお客さんのことを聞くとすんなり話し
 てくれる。ごく単純だけど、これは使えそうだ。

 もう一つは、小冊子。
 神田さんも、藤井さんも、石原さんも、小冊子というプチメディアで道を
 開いた。平さんも同様だ。うーん、これはちょっと考えどころだねぇ。


 ====================================================================
 

   ★★★★★+USP

 
   ・工務店に興味ある方
   ・家を新築、改築したいという方
   ・マーケティング大好きという方

Posted by webook at 08:29

2004年04月14日

■資本金1円で小さな会社を作る本(丸山学)

1en.jpg
 会社を作りたくなったら・・・

【資本金1円で小さな会社を作る本】
   =========================================
   |著者:丸山学
   |秀和システム|2004年 03月
   |ISBN:4798007277|1,500円(税込:1,575円)
    =========================================

 株式会社、有限会社が資本金1円でも設立できるというニュースは、ちょ
 っとした衝撃だった。平成15年2月のことだった。
 へぇーと思ったが、まだ先のことだとやり過ごしてきた。

 最近お世話になっているオン・ゴーイング代表の斉藤潔さんは、プロのビ
 ジネスコーチ。その斉藤さんが、実は1円起業で独立された方だったのだ。
 斉藤さん → http://www.on=going.com/
 斉藤さんのコーチングセミナーは、素晴らしく感動的だし、うーん、一円
 起業かぁ・・・と僕の中でにわかに関心が高まった。

 そこで手にしたのがこの本。とってもやさしく分かりやすい。
 資本金1円で会社を作れる制度は、条件がある。
 ます、設立できるのは「事業を営んでいない個人」だという。つまり、サ
ラリーマンとか主婦とか学生とか失業者とかである。理由は、起業を促し
 経済活性化、雇用増大を促すためだ。
 事業を営んでいない個人というなら、すでに事業をやってる人はだめなの
 と質問したくなるが、ちゃんと裏わざもある。
 また、この法律は時限立法で平成15年から20年の5年間だけである。
 実際に1円だけで会社がほんとに作れるかというとNoだ。定款にはる印紙
 代など諸経費を合計すると、株式会社で約31万円、有限会社で約20万
 円の費用がかかる。しかも、つくたら利益がでなくても税金はとられる。
 (法人都道府県民税で2万円、法人市町村民税で5万円)およよ。
 定款の書き方、会社代表印の作り方など具体的なノウハウがうれしい。

 大事なことは一つ。 痛い目にあう>ということのようだ。
 宇宙の必然がそういう時だよーって教えてくれたら、またこの本を開いて
 みよう。
 ====================================================================
 

   ★★★★+1円起業

 
   ・起業に関心もっている方
   ・新しく事業を起こしたい方
   ・会社を作ろうとしている方

Posted by webook at 17:10

2004年04月13日

■ブックオフ 情熱のマネジメント(グロービスMBA ブックオフ探検隊)

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あっちっち・・・、情熱は熱くないといけない。

ブックオフ 情熱のマネジメント
        
   =========================================
   |著者:グロービスMBA ブックオフ探検隊
   |日経BP企画
   |ISBN: 4861300142 | 2004/04/15
    =========================================

 本書は、グロービスで学んだ仲間たちが、中古本ビジネスで躍進を続ける
 ブックオフの企業探検をする話だ。

 ブックオフといえば、いらなくなった本を買い取り、グラインドなどの処
 理をして再生した本を売るという中古本の新しいビジネス・モデル。フラ
 ンチャイズ形式で事業を伸ばしている。

 さて、その中で起きていることとは・・・・

 そこに働く人の言葉でいえば「超つらいけど、チョウ面白い!」というも
 の。働く人のやりがい、生きがい、楽しみがいといったものを演出しつづ
 けている「情熱マネジメント」そのものなのだ。

 フレームワークだ、経営手法だ・・という机上の勉強ではなく、現場での
 汗と情熱のほとばしりの中にこそ真実という神さまがいる。

 すべては人の営み。
 そこに感動、感激、情熱を生み出すしかけや仕組みがあったら楽しい。
 京セラ稲盛さんのアメーバ経営や他利の精神、イトーヨーカ堂鈴木さんの
 サイエンス(なぜだろう?+仮説検証)のある経営、リクルートのモチベ
 ーション・マネジメントなどをヒントに、創業者の坂本さんたちはブック
 オフのコアを形成していく。
 
 そんな熱い企業ブックオフを、熱いグロービスの仲間達が探検した物語で
 ある。この本のタイトルがなんともイカしてるよね!

 昨日は、感動をマネージメントする本。
 今日は、情熱をマネージメントする本。
 最近は、こうした人の心の奥底から湧き上がるものにとても興味がある。

 ====================================================================
 

   ★★★★★+情熱と汗の間に

 
   ・熱い情熱をもっている方
   ・うちの会社にないのは・・・っていう方
   ・情熱マネジメントはいいねぇという方

Posted by webook at 15:17

2004年04月10日

■図解「非常識に儲ける人」の1億円ノート(起業家大学/主藤孝司)

1okuen.jpg
マインドマップがあったぞ!  

図解「非常識に儲ける人」の1億円ノート
        
   =========================================
   |著者:起業家大学/主藤孝司
   |三笠書房|2004年 01月
   |ISBN:4837920489|1,000円 (税込:1,050円)
    =========================================
 
 起業、図解、ものごとの捉え方、生き方・・・こうした言葉がぐるぐる回るよう
 な楽しさと感動がこの本にある。
 薄いムック本スタイルの本だが、これは価値ある一冊。
 なんたって、とびらにあるアイデアのメモ書きシートがマインドマップ。いろん
 な企画が書かれている。これをみただけで、うー、これはいい感じぃ~、と思っ
 てしまった!。

 図解と文章で解説される「1億円の絶対法則」は、なかなか響くものがある。

 たとえば、こういうものがあったらいいなーと思ったあと、その「わがまま」を
 通しきった人がだけが儲けられる!という法則。ヤマト運輸、旅の窓口などの事
 例をひもときながらの解説は面白い。
 また、「世間のビジネス常識とは違う考えや行動が成功を生むという法則」では
 ベン図があって分かりやすい。
 <みんなができっこないという+皆が流行らないという+みんなが知らない>の
 重なる部分においしいネタがあるというものだ。

 しかし、本書で最高のネタだと感じたのは、考えや行動のP/L,B/Sシート
 だ。この部分は思わずコピーをとった!

 たとえば、人生の損益計算書(P/L)では
   売上=チャンス、運、洞察力、直感、縁、ひらめき
   費用=しっと、ねたみ、悪口、批判、あきらめ、怒り
   利益=お金、時間、豊かさ、幸せ
 というものだ。ふむふむだねぇ。人生やビジネスを会計のフレームにあてはめた
 ところがユニークだ。

 図解が久恒さん流で、とてもいい感じ。
 解説も事例を豊富に織り込んでわかりやすい。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+非常識

 
   ・久恒さんの図解に興味ある方
   ・起業したいという方
   ・アイデアはいいんだけどねぇという方

Posted by webook at 15:26

2004年04月04日

■かなり不揃いの起業家たち(中尾吉宏)

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 世間はひろいねぇー!

かなり不揃いの起業家たち
熱い思いから寒いネタまで、ホンネ満載の自作メッセージ
   =========================================
   |著者:中尾吉宏
   |アリーフ一葉舎|2002年 08月
   |ISBN:4899920040|1,525円 (税込:1,601円)
    =========================================

 よのなかにはたくさんの起業家のみなさんがいる。そんなことはわかって
 はいるのだが、実際にこうして本になってみると、へぇーという驚きがわ
 いてくる。
 本書は、京都・大阪の異業種交流会から生まれた、起業家たちの物語。
 36人の方が、起業のきっかけや事業への熱い思い、そして生き方を語る。

 ひとりぐらい存じ上げている方もいるかな・・・・なんて見ていったのだ
 が・・・・。実は、一人もいなかった。世間は広い!
 それだけ、たくさんの方が起業し、あたらしい事業を進めていると思うと
 なんだか元気がでる。

 僕的にビビっときたのは、株式会社C&L研究所日本支社の小田雅彦さん
 のケース。小田さんは、36歳のときに「45歳で独立します」と宣言し
 たという。結局10年先ではなくもっとはやくその夢は実現した。資本金
 1ドルの株式会社である。 http://www.umaikoto.com
 小川さんは、夢が実現した大きな要因は<目標をたてたこと>だという。
 NLP( http://www.webook.tv/archives/000444.html ) を活用した夢の
 実現支援のサービスである。 <うまいこといかせ屋本舗>という。
 
 本としては、不揃いの起業家(2)のほうが面白かったような気も・・・
  http://www.webook.tv/archives/000528.html

 ====================================================================
 

   ★★★☆+かなり

 
   ・起業に興味ある方
   ・何かやってみたいという方
   ・ベンチャーはいいねぇという方

Posted by webook at 19:36

2004年03月23日

■トヨタのキャッシュフロー戦略(丸山弘昭)

toyota=cashflow.jpg
やるなら徹底的に・・・

トヨタのキャッシュフロー戦略
         トヨタ式カネの生み方・使い方の秘密         
   =========================================
   |著者:丸山弘昭
   |中経出版|2004年 03月
   |ISBN:4806119628|1,500円 |191P
    =========================================

 トヨタ経営の要諦を一言で表現すれば、「高い志を持ち続けることとそろ
 ばん勘定を合わせること」だという。

 高い志を持ち続けるというのは、だれでもそうだよなと同意する。しかし
 トヨタが2兆円もの手元資金を有し、超優良経営を続けている背景には、
 二つ目の「そろばん勘定をあわせる」という点がみのがせない。はやりの
 言葉で言い換えればキャッシュフロー経営を行なうということである。

 トヨタは上記2つの基本を「愚直なまでに徹底し続けてきた」ところがえ
 りゃところだわね。あのトヨタも、戦後は金策に奔走するような苦しい時
 代があった。それをを乗り越え、現在のトヨタ銀行とまで呼ばれるように
 なるプロセスを「そろばん勘定=キャッシュフロー」という視点から分析
 したのが本書である。さらに、将来への先行投資戦略のしたたかさも見せ
 てくれる。

 トヨタ生産方式などトヨタの強さを分析した本は最近たくさん出ているが
 そろばん勘定の点から書かれた本はめずらしい。本書は、そういう意味で
 ユニークだ。

 ムダなカネはいっさい使わず、必要な先行投資にはドンと使う・・・そん
 な戦略的なお金の使い方はマネしてみたいところだ。

 ムダなカネを使わないことは、地味であるがゆえになかなか継続するのが
 難しい。景気がよくなればつい緩めたくなってしまうからだ。そこをしっ
 かり締めて危機感を継続しているところがトヨタの強みの一つだ。

 そして、必要な先行投資にはドンと使う。トヨタが元町工場を作った昭和
 34年、誰もがその投資に首をかしげたが、ネライはあたりその後のトヨ
 タ躍進の原動力になっている。自動車学校の経営やサービスセンターの設
 置なども同じだ。10年20年先を見た先行投資はトヨタのお家芸のよう
 だ。最近では、バイオプラスティックのためのサツマイモの栽培、移動空
 間を創造するためのGAZOO事業などがある。
 
 「カネを産むカネの使い方」を戦略として見事に進めているトヨタの秘密
 を覗いてみよう。

 ====================================================================
 

   ★★★★★+愚直と先見

 
   ・トヨタに興味ある方
   ・かろーらが大好きな方
   ・キャッシュフローが大切だって方

Posted by webook at 08:56

2004年03月20日

■バカ売れオンラインショップの作り方(山田雅彦)

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やはり成功テクニックが・・・

バカ売れオンラインショップの作り方
        
   =========================================
   |著者:山田雅彦 http://www.surv.co.jp
   |翔泳社|2004年 02月
   |ISBN:4798105864|1,400円 |222P
    =========================================
 
 なんでも先駆者の人の声は聞く価値がある。
 ネットショップはいろんなものがあって百花繚乱、失敗も成功もいっぱい
 ある。本書は、ネットショップの成功法を、具体的なノウハウとともに解
 説した本だ。

 リアルもネットも基本はお客様にどのように対応するかが決め手。
 本書では、お客様との関係を深めていく8つのステップが解説されている。
 
 メルマガにしろ、ホームページの作成更新にしろ手間がかかる。その手間
 に対して、時間コストを意識することが大事だという点、大いに賛成!
 顔写真だけではショップの「顔」が見えない、代金回収のリスクなどの他
 「店長日記をかくなら楽天広場で」「アフィリエイトやふるさとメールを
 有効活用」など具体的な指南がうれしい。

 すでにネットショップを営んでいる方も、これから始める方も一度読んで
 おいて損はない。

 バカ売れシナリオを描く、参考にしたい。

 ====================================================================
 

   ★★★☆+先駆者の試行錯誤

 
   ・オンラインショップ始める方
   ・ネットビジネスを考えている方
   ・ネットのビジネスに関心ある方

Posted by webook at 22:44

2004年03月09日

■ かなり不揃いの起業家たち(2)(中尾吉宏)

fuzoroinokigyouka.jpg
不揃いってことは、ユニークってことだ。 
かなり不揃いの起業家たち(2)
         「起業」その無限大の夢と可能性を信じて
   =========================================
   |著者:中尾吉宏
   |アリーフ一葉舎|2003年 12月
   |ISBN:4899920059|1,525円 |193P
    =========================================

 世の中には、こんなに元気な若者がいるんだ!・・と頼もしくなる。
 この本は、関西起業家サークル来夢の中尾さんが中心になり、起業家たち
   ( http://www1.ocn.ne.jp/~laimu/kk1.htm )
 の思いと軌跡をまとめた本である。本書は、第二弾。かなり不揃いの起業
 家30人と、未来の起業家4人が登場する。

 タイトルどおり、かなり不揃いである。
 それがまたいい。

 社労士、カウンセラー、ソフト会社、企画屋さん、足マッサージ、事務支
 援など様々な起業家が登場する。へぇー、こんなこともあるのかぁ・・・
 と感心したり、驚いたり。
  → http://www.kyoto=venture.net/miyako/?no=659

 ちょっと目をひいた林檎じゃなくって、事業は、学会の事務サービスを提
 供している乾泰子さんの(有)セクレタリー・オフィスサービス。
 子育て続行中の乾さん「自分も楽しみ、他の人も助けられる仕事をしよう」
 とはじめたのが大学や研究所の先生方の事務作業のアシスト。たとえば学
 会雑務の支援だ。( http://www.s=off.com/ )

 会員の住所管理、学会誌の発行、文部科学省への申請書、会費の徴収、会議
 の設定と召集・・・これじゃ、研究どころではない。
 実は、最近、僕も航○宇○学会の幹事とやらを仰せつかり「・・・ったく」
 なんてボヤきながら一年過ごした。まさに乾さんにお願いしたいことがい
 っぱいあった!

 乾さんのサービスを見て、町内会のサービスも欲しいなぁと思った。理由
 は、学会って、基本的に町内会(自治会)とおんなじ構造だから・・笑

 世の中には、いろんな仕事やサービスがある。
 まだ存在しないものもある。(ん? 笑)

 この本を見て、へぇーと面白がったあとには、僕ならこんなことを・・と
 いう次の「不揃いな起業家」を夢見たい。

 ====================================================================
 

   ★★★★+可能性

 
   ・起業に興味ある方
   ・楽しいことが大好きな方
   ・いつか社長になってみたい方

Posted by webook at 08:07

2004年03月04日

■なぜ松下は変われたか(片山修)

matsushita.bmp
改革の成否は「○○○」次第だ。

【なぜ松下は変われたか】
        
   =========================================
   |著者:片山修
   |祥伝社|2004年 02月
   |ISBN:4396612052|1,600円 |275P
    =========================================
 
 松下電器は、かつて「変われない日本の象徴ではないか」と言われた。
 その松下が、中村社長のもとで大きく変化をしている。世間は、変化する
 対象には注目する。その変化が急激でかっこいいほど注目度は高い。

 2002年の松下の連結決算は、早期退職者(1.3万人)の特別退職加
 算金などで4310億円の大赤字を出した。
 開闢以来の大赤字に浮沈意識に染まった社員もさすがに目を覚ましたとい
 う。危機意識を持つことは大事なことだ。
 本書は、創生21計画に取り組んだ松下社員の現在進行形プロジェクトX
 である。

 九州松下菊水工場から始まった多能工化の生産改善、事業部解体で「供給
 者理論」から「買い手理論」への脱皮、社内ベンチャー制度による人材育
 成など様々な取組みが固有名詞を使いながら紹介されている。

 「松下電器は何を創っていますか?」という質問に対し松下幸之助は、こ
 う答えなさいと言ったという。

  「我社は、人を創っております。
   しかる後に、電気製品も作っております」

 そんな雰囲気がリアルに伝わってくる中村改革のドキュメントである。

 ====================================================================
 

   ★★★★+破壊と創造

 
   ・松下はどうなってるんだと心配だった方
   ・組織変革を考えている方
   ・松下が大好きな方

Posted by webook at 15:14

2004年03月03日

■起業人(夏目房之介)

kigyuojin.jpgヒトを見る技術・・・か。

起業人
成功するには理由がある!         
   =========================================
   |著者:夏目房之介
   |メディアセレクト|2003年 12月
   |ISBN:4861470013|1,400円 |287P
    =========================================

 著者は、夏目漱石のお孫さん。だからというわけではないのだが、さすが
 文章が面白い。
 この本は、起業家(IT系)を取材して、その人となりを紹介した本だ。

 著者は、どちらかといえばIT系には強くないというが、どんな分野であ
 れ、肝心なのはヒト。
 著者は、ヒトに肉薄する取材をしている。
 そして、とても楽しくそれを文章にしている。面白いのだ。

 登場するのは、ディーエヌエーの南場智子さん、フューチャーコンサルテ
 ィングの金丸恭文さん、サイボウズの高須賀宣さん、有線ブロードネット
 ワークスの宇野康秀さん、オフィスノアの加治木紀子さんなどだ。
 ベンチャー創業者23人が登場する。
 
 インタビュー記事は、既に知っていることやとおりいっぺんの内容で案外
 つまらなかったりするのだが、この本は、とっても面白い!

 なぜか。

 著者が類稀な「ヒトの面白さを見る技術」を持っているからだろう。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+起業人の人間学

 
   ・ITベンチャーに興味ある方
   ・起業家が大好きな方
   ・起業したいと思ってる方

Posted by webook at 21:19

2004年02月21日

■百万分の一の歯車!(松浦元男)

haguruma.JPG
世の中にはやっていい競争と、やってはいけない競争がある。

百万分の一の歯車!
世界一の超極小部品をつくる樹研工業の技と哲学         
   =========================================
   |著者:松浦元男
   |出版社:中経出版|2003年 07月
   |ISBN:4806118419|1,400円|223P
    =========================================

 まず扉を開けて見開きの写真に驚く!
 米粒の上にちらばった百万分の1、10万分の1、1万分の1の歯車の写真
 である。人間の感覚は、100万分の一と言われてもすぐにはイメージで
 きないが、こうして写真をみると「へぇ」である。しかも単にギザギザが
 ある歯車ではない。ちゃんとサイクロイドカーブを描いている歯車なのだ。
 そんな小さいものがどんな製品に利用されるか・・・・実はまだ用途がな
 い! なんと!。

 しかも、その開発に投入した2億円もかけたという。年商28億円の規模
 の会社にしては、大胆な投資である。では、なぜそんなことを・・・。
 そこには、ダントツ世界一になるという「先回り戦略」があったのだ。

 しかし、それだけで終わらないのがこの本のすごいところだ。
 世界一の技以上に感動的なストーリーがこの本にある。

 社員には元ヤンキーや元暴走族がいる。何しろ、採用は先着順なのだ。
 しかし、かれらは一流だ。ドイツ語だって話す。かれらに教えを請いにく
 るのは大学教授だったり工学博士だったりするのだ。彼らがなぜ能力を伸
 ばせたか・・その秘密がある。「動機と機会を与えれば数倍の能力を発揮
 する」というものだ。

 著者の経営理念がしびれる。「世の中にはやっていい競争とやってはいけ
 ない競争がある」・・・品質と技術と財務の競争はやるべきだが、価格、
 規模、品揃えでは競争してはいけないということだ。なるほど・・。
 
 涙がでるくらい感動するエピソードがいっぱいある。

 写真はこちら:
  http://j=net21.jasmec.go.jp/info/excellent/02list/02_13.html

 のりも先生のひとこと: 「うっそ!」
   (歯車が載っている白いものがお米だと分かったとき、あげた声)

 ====================================================================
 

   ★★★★★+百万分の5じゃない!

 
   ・フレークスルーしたい方
   ・人を育てたいと考えている方
   ・世界一になるんだと思い直した方

Posted by webook at 21:01

2004年02月09日

■情報起業(藤井孝一)

johokigyou.jpg
自分の経験は売れる? ほんまかいな・・

情報起業
        
   =========================================
   |著者:藤井孝一
   |フォレスト出版|2004年 02月
   |ISBN:4894511614|1,400円
    =========================================
 
 藤井さんの「週末起業」はベストセラーになった。
 その要因は何だろうか・・。世の中のビジネスマンは、多かれ少なかれ自
 分自身を自立した存在にしたい、自分ブランドを構築したい・・・そんな
 思いにかられているからかもしれない。
 
 隣の席の仲間が本を書いた、みじかな友人が雑誌に載った、あいつは副業
 で楽しくやってるらしい・・・そんなことが起きるとちょっと焦る。
 俺もこのままサラリーマンをしてていいんだろうか・・と。
 会社で立派に仕事をこなし、それなりの処遇とポジションを得ているにも
 かかわらず・・・である。
 そうした多くのビジネスパーソンの思いは、「オンリーワン」という自分
 のポジションを確保したいということではないだろうか・・。

 その夢をかなえる秘密がこの本にある。
 オンリーワンだけでなく、それがビジネスに繋がる小資本起業のノウハウ
 である。

 オンリーワンなんてそう簡単になれるものではない・・とお思いの方は、
 間違っている。案外簡単である。なぜなら個人の経験値はそれ自体がオン
 リーワンだからである。新聞を読んで考えたこと、テレビをみて自分の経
 験と重ね合わせたこと、業務のやり方の工夫・・あらゆるものが個性の反
 映であり、情報起業のもとになりうる。

 本書は、藤井さん自身の「情報起業」のプロセスを開示しながら、多くの
 サラリーマンに元気と一歩を踏み出す勇気を与えてくれる

 藤井さんの起業体験は、メルマガ発行⇒コンテンツを雑誌や書籍で展開⇒
 セミナー⇒コンサル⇒会員組織化・・・こんな流れである。
 もとサラリーマンの藤井さんが手に入れたものは「人のお役にたてるとい
 う充実感、好きな仕事を好きなときだけする自由、そしてサラリーマン時
 代を大きく上回る収入」だという。

 いいねぇ・・と思ったら、マネしちゃおう。「情報起業」のネタは、あな
 たの中に存在し、はやく世に出たいと待っているのだから・・・
 
 さて、今から「カリスマ○○」と名乗ってみよっか!

 ====================================================================
 

   ★★★★★+オンリーワン

 
   ・週末起業を狙っている方
   ・起業を考えていいる方
   ・ビジネスマンの方

Posted by webook at 14:34

2004年01月27日

■メルマガ成功の鉄則(平野友朗)

meruamga=hirano.jpg
ネタはあり、仕組みもあり・・あとは・・

メルマガ成功の鉄則
     読者1万人をお客に変える
   =========================================
   |著者:平野友朗
   |サイビズ|2003年 12月
   |ISBN:4916089332|1,000円 |79P
    =========================================

 著者は、一年前までは広告代理店に勤めるサラリーマン。今はメルマガ専
 門コンサルタント。へぇーやればできちゃうんだ! って元気がでる。
 その経緯は、著者のホームページにある。 http://www.sc=p.jp/

 本書は、著者の経験をもとにメルマガをビジネスにつなげるヒントを図解
 したもの。
 「メルマガは個人の起業を可能にする夢のスーパー営業ツールだ!」とい
 うのは著者自信の経験が言わせた言葉。ちなみに著者がはじめて出したメ
 ルマガは「いいお店・繁盛店・人気のお店何が違う?」(まぐまぐ 90451)
 である。

 インプレスの「インターネット白書2003」によれば、携帯その他も含めた
 ネット普及率は73%。メール利用者の90%以上はメルマガを読み、よく
 読むメルマガは4誌、メルマガを読んで商品を購入した人は60%以上だ
 という。なかなか面白い数字である。
 さらにメルマガ発行者はメール利用者の1%に過ぎないと言う。うむ、こ
 りゃチャンスだね。 

 もう少し数字をいってみよう。
 メルマガ発行スタンドデータ:(2003.10)
   マルマガ  発行数    読者登録数
   まぐまぐ  約 26000誌  約 2500万人
   マッキー  約 69000誌  約 2800万人
   マッキー  約 13000誌  約 400万人

 本書は
  + いいタイトルは検索機能を駆使してつくれ
  + ネタギレで困った時の奥の手
  + 御用聞きは7日ごとに

 などメルマガ発行準備からビジネスまでいいツボを押さえている。
 シンプルで要所を抑えてあり、なかなかグーだね。
 
 ====================================================================
 

   ★★★★★+メルマガで独立

 
   ・メルマガ出したいってお考えの方
   ・商売の輪を広げたいという方
   ・なにか面白いことしたい方

Posted by webook at 14:16

2004年01月14日

■はじめよう!プチ起業(長谷川雅一)

petit=kigyou.jpg
 与えられるもの? 創るもの?

はじめよう!プチ起業

   =========================================
   |著者:長谷川雅一
   |同文館出版|2003年 11月
   |ISBN:4495563114|1,200円| 222P
    =========================================

 著者は、ギターの専門学校を出たあと、いわゆる「就職」というものを一
 度もしたことがない。ギター教室、学習塾、PCショップなど50あまり
 の仕事は、すべて自分で創ってきたという。根っからの起業家だねぇ。

 多くのサラリーマンも学生も、仕事は(就職して)与えられるものという
 意識がどこかにある。著者は、それを「他人まかせの発想」であるとし、
 これからの時代は発想を変えて「仕事は自分で創るもの」という意識がい
 いんだよという。いろんな仕事を作り出してきた著者だけに説得力がある。

 さて、プチ起業だが、これは藤井さんの週末起業やしんのすけの早朝起業
 と同じく、小資本、ノーリスクで始める副業的な起業のことである。

 世の中、不況、不景気と言っても、ビジネスチャンスは意外にゴロゴロと
 転がっている。
 本書は、へぇー、そんなこともあるのかぁというやれそうなビジネス事例
 を紹介しながら、プチ起業のためのノウハウを解説している。

 着眼点と発想法をメモっておこう。

 2つの着眼点:
  1)世の中の「お困りごと」を解決できないか?
  2)楽しさ、快適さ、生きがいを提供できないか?

 7つの発想法
  1)今の仕事で使っている技術を活かしてプチ起業できないか
  2)今、あまっている時間・モノを活かしてプチ起業できないか
  3)自分の趣味や特技を活かして、プチ起業できないか
  4)パソコンやインターネットを使ってプチ起業できないか
  5)お店を作ってプチ起業できないか
  6)人の労働力を利用してプチ起業できないか
  7)プチ起業して、不労所得を得ることはできないか

 自分の周りを見渡せば結構あるものだ・・ということに気がつくことがフ
 ァーストステップのようだ。
 便利屋さんや、お掃除屋さんなど身近な事例を取り上げ、具体的なチラシ
 作成などを織り交ぜながらケーススタディが展開する。なかなか面白い。

 ====================================================================
 

   ★★★★+ぷちっ

 
   ・副業やってみたいっていう方
   ・友達が副業やってるという方
   ・起業してみたい方

Posted by webook at 19:12

2004年01月01日

■ファン(継続読者)が増えるメルマガ消えるメルマガ(高橋浩子)

merumaga2.JPG

________________________________________________________

++   Webook of the Day    あけましておめでとうございます
++    http://webook.tv
++   book diary by Shinnosuke Matsuyama
_________________________________________2004.01.01______


         【 2004 】

       明けましておめでとうございます。
       今年もよろしく、おねがいします。 ○
       新しい年のはじめの熱い思い・・。   /~\ 
       あなたも宣言してみませんか?!。 ~~~ ⌒
       Webook New Year Resolutions ! 。    ~~~
       僕のは、こちらに              ~~~
       → http://webook.tv/2004.htm
       ワクワクできる年にするでごザル。
       しんのすけ@ウッキー         (・・)
                          (τ )

________________________________________________________


  今年は、あなたの出番でごザル!

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●今日の一冊:【 ファン(継続読者)が増えるメルマガ消えるメルマガ】
        〈立ち上げ:継続:集客〉の成功のひみつ
   =========================================
   |著者:高橋浩子
   |明日香出版社|2003年12月31日
   |ISBN:4756907008|1,500円 |268P
    =========================================

 どうも著者の高橋さんとは他人の気がしない。(と、前にも書いた)
 お気楽だ・・と自らを表現する高橋さんの魅力は、初めての人もすぐに打
 ち解けてしまう不思議な雰囲気があることだ。
 そんな高橋さんが、メルマガ成功者にインタビューしてまとめた第二弾。

 本書で取り上げられている中で印象的なものは、プレジデントビジョンだ。
 HTMLメルマガで、4ヶ月の間に3万人が読者になったプロフェッショ
 ナルスタンスのメルマガである。まぐまぐなどのフリーサイトは使用せず
 独自サーバーで配信している。増永寛之さん、ライブレボリューションの
 社長さんである。 → http://president=vision.com/

「僕は50歳までメルマガを発行し続けようと思ったんです。週に1人の
  ペースで1000人の社長に話を聞こうと。まぁ、ライフワークですよ
  ね。」

 だからこそ、自分で配信システムを作るのが一番だと判断したという。
 自らプログラム開発した独自システムだ。
 HTMLだから、文字+画像の配信だ。しかもムービーで「動く社長」も
 見える。コンテンツも配信方法も読者獲得の手段もすべて戦略的だ。
 その結果、創刊後わずか4ヶ月で3万人突破という爆発的なスタートをき
 ることになる。
 のほほんジワジワ系に対し、こうしたガツンドカン型メルマガもいいね。

 このほか登場するのは・・・
  中村さんの「地球探検隊」 
          http://www.expl.co.jp/index.html
  藤井さんの「ビジネス選書&サマリー」
          http://www.kfujii.com/
  木戸さんの「営業マン必見!小心者の私ができた年収1千万獲得法」
          http://www.694=12.com/
  金森さんの「たった1日で800万!楽して儲かる脅威のFAXDM」
          http://www.ad.il24.net/~gyosei/
  戸松さんの「人と地球にやさしい雑貨 マガジン」
          http://ecozakka.com/
  日野さんの「ミズリィ・ウォッチャー」
          http://www.herstory.co.jp/

 第一弾の「メルマガ成功のルール」に引き続き、本書でも高橋さんのすば
 らしい「引き出し技」が光っている。登場する発行者の人たちのわくわく
 加減がとてもよく伝わってくるからだ。

 新しい年の初めに、本書からいい刺激を受けてみたい。
 さ、あなたの出番でごザル! 

 ====================================================================
 

   ★★★★★+出番でごザル!

 
   ・今年はメルマガ始めるぞっていう方
   ・メルマガ配信している方
   ・自分を出したい方

 <欲しくなっちゃった方は>
   ・アマゾン  http://tinyurl.com/3d7m3
   ・楽天Books http://tinyurl.com/22fbz
   ・Bk1   http://tinyurl.com/2rwsn
   ・富士山コム http://tinyurl.com/g4qd

________________________________________________________

●今日のお年玉1:( Webook読者参加型出版プロジェクト ) 始動!

 現在、マインドマップ出版プロジェクトが進行中です。
 今年の春を目指して執筆中です。
 コンセプトは「マインドマップで読書しよう・・」というものです。
 で、このプロジェクトは、Webook読者の方にも参加いただける企画に
 しよう思います。
 Webook で紹介した本(あるいはそれ以外でも)をマインドマップ
 にしてお送りください。

  ◆企画参加のメリット
    参加者の方はすべてお名前(&ひとことPR)を書籍の中で
    紹介します。
    また、すばらしいマインドマップは本文の中でもご紹介
    したいと思います。
    その後開催される(かもしれない)セミナーには無料ご招待。
    本が出来上がる途中経過を逐次お知らせします。

  ◆企画参加要領:

   1)メール
    エクセルシートに 読んだ本のマインマップを書いてメールする。
    あて先: mmdokusho@yahoo.co.jp
内 容: お名前(ペンネーム)、住所、電話、メールアドレス
         マインドマップに付け加えたいコメント(長くてもOK)
         マインドマップを書いたエクセルシートを添付

   2)郵送
    手書きシートを郵送する。
あて先: とりあえず メールをください。送り先をお知らせ
         します。mmdokusho@yahoo.co.jp
内 容: お名前(ペンネーム)、住所、電話、メールアドレス
         マインドマップに付け加えたいコメント(長くてもOK)
         マインドマップもお忘れなく!

◆応募期間:1月1日~3月15日


 日本で、世界で始めての試みになるはずです。ふるってご参加ください。
 いっしょに新しい世界を作りましょう! まってるよ~!

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●昨日の進歩: ( 5,943歩 )       年間目標200万歩 
________________________________________________________


発行者 : Webook of the Day 松山真之助 ( hello@webook.tv )
発 行 : まぐまぐ ID= 969
     : Pubzine ID= 14941
登録解除: http://webook.tv/mm.html
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Posted by webook at 12:08

2003年12月29日

■成功する週末起業(藤井孝一)

shuumatsu-zukai.jpg
今年のキーワードは、やっぱり・・・・

成功する週末起業】実践図解ノート

   =========================================
   |著者:藤井孝一
   |青春出版社|2003年 12月
   |ISBN:4413006607|1,000円 |95P
    =========================================

 今日が御用納めの方もいるよね。一年間お疲れさんでした。
 今年を振り返ると、やはりなんといってもこのキーワードが目に付いた。
 「週末起業」
 藤井さんが、だいぶ前から推奨してきたトレンディな働き方/生き方だ。
 
 好きなこと=得意なこと=やりたいこと=仕事 という図式だ。

 藤原和博さん(杉並区の校長先生になった元リクルートフェロー)の言葉
 でいえば「ベクトルの和の法則」である。

 仕事ってそんなもんじゃない・・・なんてどこかで思い込んできた僕達。
 そろそろ時代が変わってきたらしい。

 会社を辞めずに・・・というところがミソだ。インターネットのお陰で、
 会社勤めをしたまま好きなことをビジネスにすることができるような時代
 に今僕たちはいる。小資本、低リスクってわけだ。だから、誰にでもやろ
 うと思えばできる。

 本書は、藤井さんの大ブレークした著書「週末起業」(筑摩書房)を図解
 したムック本だが、とても分かりやすい構成になっている。週末起業フォ
 ーラムに参加している週末起業家の事例もあって、なかなか楽しい。
 たとえば、釣り券ドットコムのTさんは、なかなか面白いビジネスだ。
   http://www.turiken.com/
 
 メルマガマーケティング、昼間の電話転送、法人化の損得、税金対策など
 実務的なノウハウもある。

 週末起業の心得は再掲しておこう。
   1)何を商売にするか慎重に選ぶこと
   2)継続的に投資をすること
   3)家族を巻き込むこと
   4)時間をスケジューリングしてしまうこと
   5)ノルマ感覚ではなく、心から楽しむこと
  
 来年は、こんなセリフを口にしてみたい・・・
   → 「楽しくて寝るヒマがもったいない!」

 ====================================================================
 

   ★★★★★+週末起業だぁ!

 
   ・週末起業、僕もやりたいっていう方
   ・ビジネスプランを立てたことがある方
   ・起業家になりたい方

Posted by webook at 08:21

2003年12月24日

■マンガ ウォーレン・バフェット(森生文乃)

buffett.jpg
 ビジネス書もマンガの時代に突入!

マンガ ウォーレン・バフェット
 世界一おもしろい投資家の世界一もうかる成功のルール
   =========================================
   |著者:森生文乃
   |出版社:パンローリング|2003年 11月
   |ISBN:4775930052|1,600円 |163P
    =========================================
 
 ウォーレン・バフェット。
 それは、しばらく前、あるベンチャー起業家の方から聞いた名前だった。
 投資家の間では知らない人はいない。
 現在、バフェット氏は、ビルゲイツと世界の資産家首位争いをしているが
 ふたりは実はとても仲がいいという。まったく別世界ということと互いに
 数字に強いことが魅力らしい。(著者から伺ったお話)

 ジョージ・ソロスは投機家。バフェットは投資家。こんな表現がいいかも
 しれない。バフェットは、確かに株で大もうけしたいわゆる億万長者であ
 るが、どこか人好きのするおじさまのようだ。

 小さいころから、ビジネスの才覚に長けていた。6歳のころにはすでにコ
 ークで商売をしていたという。もう少し大きくなって始めた新聞配達も子
 供なりにうまいマーケティングで14歳のころは大人の月給と同じくらい
 稼いでいたという。
 その後、グレアム理論と出会ったのが19歳。コロンビア大学でグレアム
 の弟子となる。その後、資金運用会社を始めたのが25歳。窮地のアメッ
 クスを救ったり、ソロモンブラザースを建て直したなど数々のエピソード
 が展開される。双子のように似ている法律家のマンガーとの出会いも面白
 い。

 いくつかのバフェット成功のルールがまとめてある。

  買うのは企業、株ではない、
  わからないことには手を出さない。
  企業に関する3つの指針
    単純明快な企業を選ぶ
    業績の安定している企業を選ぶ
    将来の見通しの明るい企業を選ぶ

 などなど。どれもあたりまえなんだけど、バフェットが言うと重みがある。
 バフェットの成功のヒミツは、自ら足を使い現状を確認、人に直接あって
 実態をきく、そして考え抜く・・という言ってみれば「あたりまえ」のこ
 とだ。

 本書は、マンガ&ビジネス書だ。とっても読みやすい。
 ビジネスもマンガで読む時代だねぇ・・。
 
 バフェットがCEOを務める会社のサイト:
  http://www.berkshirehathaway.com/

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+マンガだ!

 
   ・バフェットってだぁれ?という方
   ・お金持ちになりたい方
   ・お金の使い道に悩んでいる方

Posted by webook at 08:18

2003年12月11日

■藤巻のたのしく商売する法則(藤巻幸夫)

fujimaki-rule.jpg
仕事も遊びも自分が楽しまなくちゃ、人の心なんてつかめない!

藤巻のたのしく商売する法則
   =========================================
   |著者:藤巻幸夫
   |日本実業出版社|2003年 11月
   |ISBN:4534036736|1,300円| 185P
    =========================================

 ファッション業界の話である。が、しかし、商売の話でもある。人生の話
 でもある。
 
 著者の藤巻幸夫さん。この方、伊勢丹に入社し様々な失敗をしながらも商
 売を笑売にしてきた方。今では、アパレル業界のカリスマ的存在。200
 3年の10月からは福助(靴下)の社長を務める。
 (ちなみにお兄さんは元カリスマディーラーの藤巻健史さん。二人の著者
  もある「 藤巻兄弟の大人塾。」 → http://tinyurl.com/yor4

 本書は、藤巻さんがアパレル業界でやってきた仕事ぶりをベースに、商売
 とは何だぁ?というのを楽しく展開している。

 「今の時代にあっているかどうかを判断する力」を「センス」と定義する。
 これからは「センス」の時代だと。センスって何かというと、「これはい
 いものだとすばやく判断しお客さまに自信をもって勧められる力」だとい
 う。フムフム。
 
  トレンドから発信される「モード」である。
  それらが3-5年たって「ファッション」という動きになり
  10年ぐらいたつと「スタイル」となる。
  やがてスタイルにこめられたメッセージが支持されて「ブランド」
  となり、そしてひとつの「歴史」を作り出す。

 これは、藤巻流のアパレル業界鳥瞰図だが、何でも通じることだね。

 商売に向きあう気持ちや姿勢が、とても心に響くことばで語られている。
 僕にとってアパレルはユニクロくらいしかなじみがないけど(笑)、いく
 つかビビっとくる言葉があった。

 「あれこれ迷ったとき、どんなデータよりも便りになるのが知識と経験、
  それにセンスに裏付けられた“勘”。」なんて、いいねぇ。
 「森を眺め、林を観て、木を診る」っていうのも気に入った。
 
 商売を笑売に変えるヒントがいっぱいだ。 

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   ★★★★☆+商売笑売

 
   ・ブランドや商売のことを考えてる方
   ・藤巻ってだぁれ?っていう方
   ・ヒットのヒミツについて知りたい方

Posted by webook at 10:05

2003年12月07日

■起業スーパーセミナー(川崎裕司)

kawasaki.gif
講座起業のひとつの事例・・

起業スーパーセミナー

   =========================================
   |川崎裕司
   |9500円 (送料無料、代引き手数料無料)
   |CD2枚組 / 130分 (音声収録)
    =========================================

 マイカンパニー、一人ビジネス、一人社長・・など個人事業を立ちあげる
 ことがちょっとしたブームになっている。
 週末起業後のステップアップだ。

 今日はちょっと趣向を変えて、本じゃなくってCD、聞く本をご紹介。
 オーディオブックである。
 何かビジネスを始めようなんて考え始めたあなたによく効くかも。

 何が入っているか・・・?
 大企業に後からあぶらげをさらわれる市場ではなく、ニッチな市場で勝負
 しよう!とか、無借金経営を肝に銘じておこう!など商売の基本から、売
 れるサイトつくり、ネットビジネス運営のこつなど商売のツボを教えてく
 れる。 東京とハワイに事務所を持ち、ふたつの会社を運営している著者
 が、「マイカンパニー」を作ろう!と語りかける。

 CDを聞いてまず驚くのは、川崎さんの声がとってもいいことだ。乙武く
 んの声を聞いたときの驚きにも似ている。都内某所のスタジオで収録した
 だけあって非常に聞きやすい。
 
 先日紹介した「一人ビジネスらくらく起業法」の中に講座起業というコン
 セプトがある。このCDは、まさにそんな考え方の延長線上にあるのかも
 しれない。自分の経験や考えが、「智の商品」になるという見本である。
 著者は、これを3本目のビジネスとしている。
 足元をしっかり掘ってみるのもいいもんだ。

 忘年会で2時間と1万円を使うか、CDで130分と1万円を使うか。
 ちょっと悩んでみるのもいい季節。
  
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   ★★★★+マイ☆カンパニー

 
   ・独立起業をなんとなく考えている方
   ・やりたい事業がある方
   ・人生をちょっと見直してみたい方

Posted by webook at 11:10

2003年11月29日

■「スモールビジネス」成功のセオリー90!(射手園達一)

small-biz.jpg  好きなこと、得意なこと、人に頼まれること。
  あなたのビジネスチャンスを整理してみよう。

「スモールビジネス」成功のセオリー90!
   =========================================
   |著者:射手園達一(いてぞの・たついち)
   |光文社|2003年 08月
   |ISBN:4334974112|1,400円| 322P
    =========================================

 事業を起こす方法はいろいろある。週末起業、早朝起業、一人ビジネス起業
 思い切っての起業、リストラ起業・・・などなど。

 本書の著者は、32歳でアメリカへ渡り、成功と失敗を繰り返しながらアメ
 リカでのビジネス基盤を着々と作ってきた方である。
 自らの35年間の実体験をもとに、チャンスを見つけビジネスとして成功す
 るための知恵を公開している。
 今から起業家としてチャレンジしようとする人には、すばらしくいい教科書
 になる。

 いわゆる起業をするにしても、あるいは副業的にビジネスを始めるにしても
 大切なことがある。たとえば・・・
  「自分の好きなこと、得意なこと、人が求めていること、人からよく頼ま
   れること、それがビジネスになる」
  「よい商品だから売れるのではなく、売れるからよい商品だ。買手の立場
   から商品を探すことが大事」
  「ビジネス他の立ち上げに3年かかるというのはウソ。全力投球の3日で
   反応が出て、3週間で結果が出て、3ヶ月でビジネスの基礎ができる」
  「ビジネスで失敗したからといって、落ち込んだりする必要な全くない」
 などなど。経験者だからこその重みがある。
 90個のチップスは、どれも心にとまる成功のヒントがある。

 「日本では努力という言葉が重要視されていますが、これは典型的なサラリ
  ーマン的発想でしょう。努力すれば認められる、努力すれば昇給できる、
  というのは、他人に自分の運命をゆだねる発想でしかありません。」とは
 なかなか厳しい言葉だ。しかし、確かに・・・。ならば、いっそのこと・・
 といきなり起業できないのがサラリーマンの悩みどころ。
 しかし、悩みは、ほんとの悩みではない。できたらいいなーくらいの軽いも
 のでやり過ごすことが多い。スモールビジネスのスタートもいきなりはでき
 ない。助走期間が必要だ。本書は、そんな助走の人にも役に立つ。

 著者の主宰する一旗会も覗いてみよう→ http://www.beq.co.jp/~hitohata/

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   ★★★★☆+ゼロから

 
   ・事業を始めてみたいっていう方
   ・アメリカでのビジネスに興味ある方
   ・会社を作ってみたい方

Posted by webook at 14:01

2003年11月28日

■1人ビジネスらくらく起業法(小林敏之)

hitoribiz-kouzabiz.jpg
  自分らしく楽しく起業できるネタは、実は足元に・・。
1人ビジネスらくらく起業法
リストラ、失業汗と涙で生み出した
   =========================================
   |著者:小林敏之
   |あさ出版|2003年 09月
   |ISBN:4860630343|1,400円|199P
    =========================================

 この本は、僕にとって今年最高の面白さがあった。
 お金儲けという意味ではなく、夢の実現、個人の自立、起業・・とういう
 ものが、自分のスタイルにとてもフィットしたからだ。

 本書でもっとっもキンコーンと響いたのは、下記の3つのキーワード。
 (1) 講座起業
 (2) 自分プロデュースのためのレッテル戦略
 (3) 任意団体の活用

 講座起業というのはこういうことだ。
 長年関ってきてごくあたりまえのことも、よく考えてみるとそれを知らな
 い人にとってはものすごく価値あるノウハウだったりする。それを整理し
 て講座にしてしまえば、リストラサラリーマンが、突然、xx講座の先生
 に早変わり。ビジネスチャンスが生れるということだ。著者は、実際にリ
 ストラ+講座起業という経験をしている。世の中を別の視点や角度で見る
 と実に面白い状況があるということだ。

 自分プロデュースのために、その後の展開(営業)がしやすいようなレッ
 テルを意図的に貼る作戦も面白い。たとえば、会社の中では勝手に新組織
 をつくって部長を名乗ることはできないが、世の中でならなんでもできる。
 例えば僕は「AllJapan 分かりやすさ向上委員会」事務局長なんてのを勝手
 に名乗っている。自分プロデュースはハデで大きいほうがいい。知らない
 うちに週末起業家ということにもなっている。人が貼っても自分で貼って
 もいいが、レッテルは大きくハデにということだね。

 任意団体の活用も目からウロコ。株式会社や有限会社をつくらなくても、
 世間体のいいかっこいい肩書きはつくれるのだ。
 xx協議会(会長)とか、xxx協会(会長)とかは、自作自演で何でも
 でき、かつ傍目にはなんだかスゴクみえちゃうのだ。そんな現実やハウツ
 ウが紹介されている。

 一人ビジネスという言葉をGoogleで検索すると577件ほどでてく
 る。起業というと、えらくリスクをもって危険なことをするような雰囲気
 があるが、実はもっとお気楽に楽しくやれそうな気がしてきた。
 この本、超オススメだ!(というのを内緒にしておきたいくらい・・)

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   ★★★★★+講座起業!☆

 
   ・講師になってみたいっていう方
   ・一人ビジネスに興味ある方
   ・事業をやってみたい方

Posted by webook at 21:30

2003年11月25日

■「1人ビジネス」であなたも年収1000万円稼げる!(西田光弘)

hitoribijinesu.jpg週末起業家の次のステップは、これだね。

「1人ビジネス」であなたも年収1000万円稼げる!

   =========================================
   |著者:西田光弘
   |大和出版(文京区)|2003年 10月
   |ISBN:4804716513|1,400円| 249P
    =========================================

 一人ビジネス・・・とは、次のような流れの中にある成長のステップであ
 ある。

  サラリーマン → 週末起業 → 起業 → SOHO → 一人ビジネス
  → 一人社長 → 組織社長

 言ってみれば、藤井孝一さんの薦める週末起業家の「次なるステップ」と
 いってもいいだろう。
 さて、その一人ビジネスという考えは、多くの人に勇気を与える。次のよ
 うなメリットを見ればその理由がわかる。

  メリット1:自分の身の丈にあった目標を設定できる
  メリット2:自分の得意なこと、取り得を生かすのでストレスがない
  メリット3:人を雇うことにまつわるあらゆるわずらわしさがない
  メリット4:自分がスケジュールの中心なので、家族第一のビジネス
        をすることができる。

 1000万円という目標をかかげて「決断」すること、戦略企画書、ホー
 ムページ、メルマガの活用、家族の説得、ふにゃふにゃでも口に出すこと
 、売れる仕組みなどなど、多くのノウハウが満載である。

 著者のサイトはこちら: → http://www.wakuwakuwork.com/

 会社に頼らず、自分の智慧と努力で1000万円なんていいじゃぁあーり
 ませんか。ちょっとかじっておきたい一冊。

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   ★★★★+身の丈

 
   ・社長になってみたいっていう方
   ・独立に興味ある方
   ・一人でできるビジネスをやってみたい方

Posted by webook at 20:22

2003年11月09日

■大前研一のアントレプレナー育成講座(大前研一&ABS)

atackers-5.jpg
ビジネスチャンスは、いっぱいあるみたいだよ!  
大前研一のアントレプレナー育成講座
         アタッカーズ・ビジネススクール Part V

   ===============================================
   |著者:大前研一/アタッカーズ・ビジネススクール
   |プレジデント社|2003年 9月
   |ISBN:4833417758|2,800円 |395P
    ===============================================

 アタッカーズビジネススクール(ABS)という起業家養成熟がある。96
 年からスタートし、すでに3000人が卒業している。僕はその栄えある1
 期性(の落こぼれ組)である。ま、トライしてみただけは偉かった。笑

 そのスクールのエッセンスを纏めた本がこれまで4回発行され、本書はその
 第5弾。大前さんの講義や、時代を牽引するベンチャー成功者の実学講義を
 再現したものと、「事業計画の作成」「アントレプレナー・マーケティング
 」など起業に必要なスキルについて書かれている。

 特に、著名な経営者の講義は、知らなかった経営の秘密や、起業家精神や戦
 略思考などがとてもよく伝わってくるのでオススメだ。

 QBハウス(10分1000円の床屋さん)の小西國義社長、ファンケル
 創業者池森賢二会長、サイバードの堀主知ロバート社長などが、事業への思
 いや経営の苦労などを語っている。いずれも事業への情熱やどんな壁も乗り
 超えてやるといった心意気が伝わってくる。

 大前さんは、「見えないものを見る構想力(イマジネーション)」が大切だ
 と説く。広大な沼地に世界中から人がやってくる様子を構想したディズニー
 (オーランドのディズニーワールドは、昔はワニがいるような沼地だった)
 や、アイルランドに米国の間接業務誘致を構想したライアン・コリガン、
 携帯電話をみて「これからの銀行はこれだ!」と言ったシティ銀行の元CE
 Oジョン・リードなどを引き合いにしながら、構想力の重要性を具体的に教
 えてくれる。

 また、構想を事業として進めていくプロセスを「1、2、3/30、31、
 32/300」という数字で説明しているのが面白い。途中でジャンプして
 みることが必要で、そこが家業と事業の違いだというわけだ。詳しくは本書
 を読んで欲しいが、なるほどーと分かりやすい。

 週末起業じゃもうガマンできない・・・という方は、この本で、ガツンとい
 ってみよう。
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   ★★★★★+見えないものを見る

 
   ・まさに起業しようとしている方
   ・新規事業に興味ある方
   ・独立したいと考えている方

Posted by webook at 10:28

2003年11月08日

■金融維新(木村剛)

kinyuuishin.jpg「中小企業に貸せる」新銀行が生まれる!?

金融維新】 日本振興銀行の挑戦

   ===============================================
   |著者:木村剛
   |アスコム|2003年 09月
   |ISBN:4776201194|1,700円|349P
  ===============================================

 これは気概に満ちた男たちの現在進行形の物語である。日本復活のために
 新しい流れを生み出そうという7人の男たちの命をかけた心意気が伝わる。

 東京青年会議所の有志が中心になって設立される「日本振興銀行」。
    http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_kimura50
 その設立にまつわる男たちの物語だ。

 本書の著者木村さんが、社外取締役になっている。そのため、マスコミは
 うけねらいで「木村剛銀行」などと形容したりした。

 この銀行設立プロジェクトの中心になっているのは、落合伸治、35歳。
 オレガ株式会社という独立系のファイナンス・カンパニーの社長だ。そし
 て彼の構想に共鳴した男たちが周りを固める。著者の木村さんは、社外取
 締として参画し、むしろ厳しい眼でこの新銀行の経営を支援する立場だと
 いう。
 
 いつのころからか日本の銀行は土地や資産などに担保をとることで資金を
 融資し、人を見る眼が鈍くなってしまったようだ。
 そして、貸しはがしなど、安易な道に流れてしまう怠惰な構造が普通にな
 ってしまったらしい。
 そこで、本来の金融の道を目指そうというのが、日本振興銀行の趣旨には
 ある。日本の企業の99%を占める中小企業に対し、まともな金融サービ
 スを提供しようというものだ。

 幕末から明治にかけ活躍した安田善次郎の生き方を標榜しながら、新しい
 うねりを生み出そうとするこの人たちに注目してみたい。
 熱い男の情熱にあふれる本だ。
 へぇー銀行って、案外面白いじゃん!と思わせてくれる。

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   ★★★★★+心意気

 
   ・今勤めている銀行を変えてみたいっていう方
   ・木村剛に興味ある方
   ・中小企業に味方したいと考えている方

Posted by webook at 17:07

2003年10月27日

■本田宗一郎に学んだホンダのヒトづくり・モノづくり(亀山清隆)

honda=kameyama.jpgバイク、自動車、ロボット、ジェット機・・・

本田宗一郎に学んだホンダのヒトづくり・モノづくり

   =========================================
   |著者:亀山清隆
   |出版社:実業之日本社|2003年 08月
   |ISBN:4408105481|1,600円 |
   =========================================

 しかし、ホンダってほんまに面白い会社である。先月10日、長野県で開
 かれた飛行機シンポジウムでは、かなり衝撃的なプレゼンを目にした。
 ホンダはビジネスジェット機を開発中で、まもなくテストフライトを実施
 するという。現在進行形の開発物語をそのプロジェクトリーダーである藤
 野さんが発表したのである。すげぇー!というのが率直な感想。
 活き活きとそのプロジェクトに取り組んでいる人たちに、モノづくり、ヒ
 トづくりのホンダを見た思いがする。

 本書は、ホンダ元ホンダマンが語るホンダDNAの物語だ。
 創業者の本田宗一郎のエピソード、本田氏と二人三脚だった藤澤武夫のエ
 ピソードを中心に、ホンダという「情熱」企業の源をたどっている。

 破天荒で天真爛漫でそれでいて人間をとことん追及する技術屋を貫いた本
 田宗一郎という人間は、いまなおその魅力に陰りがない。
 この本は、そんな創業者に間接的に会える本である。

 「お客さんに迷惑をかけるようなものをつくるんじゃねぇ!」と怒鳴って
 いたという本田宗一郎は顧客満足などという言葉が流行るはるか以前から
 ユーザーに親切なモノヅクリを考えていたようだ。次の言葉は、宗一郎ら
 しい肉声か感じられる。

    モノをつくるときには、それといちばん長いことつきあわなきゃ
    ならねぇヒトのことを考えろ。いちばん長いのはお客さんだろ。
    その次は売った店の修理工だろ。その次はウチの工場の人間だ。
    作り出した本人のくせして、いちばん短いのは設計者だ、ずっと
    使う人のみになって、考えたら不親切なモノなぞ設計できねぇは
    ずだ!
 
 常にお客様と世界を目線の向こうにおいていた創業者。本田宗一郎という
 ヒトはすごいおっちゃんだった。そこに育った人たちもはやり原点は本田
 宗一郎という人間ということだ。

 「オレはオートバイやクルマをやったが、本当にやりたかったのは飛行機
 なんだよ」といった本人がかなえられなかった夢は、後継者達が着実にそ
 の夢の実現を推し進めている。
 この会社、「情熱」っていう言葉がほんとに似合う。

 バイク、自動車、ロボット、ジェット機・・・とモノづくりのメーカーは
 同時にヒトづくりの会社でもある。底流にあるものは、本田宗一郎の情熱
 =DNAだろうか。

 ちなみに僕は、ホンダCRVに乗っている。
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   ★★★★☆+ホンダらしさ

 
   ・ホンダが好きだっていう方
   ・アシモに興味ある方
   ・ホンダのジェット機に乗りたいという方

Posted by webook at 07:39

2003年10月01日

■ソニーのDNAを受けついだ11人(加藤良平)

SONY=DNA.jpg
SONYブランドを超えて輝いた人たち・・

ソニーのDNAを受けついだ11人

   =========================================
  |著者:加藤良平
  |集英社インターナショナル/集英社|2003年 07月
  |ISBN:4797670878|1,500円|237P
   =========================================
 ソニー、ホンダ・・・不況の中にも元気印の大企業として注目の会社だ。
 注目したいのは、企業という組織体ではない、そこにいる「人」である。
 SONYブランドは、世界的な価値を持ち、経済の波や技術革新の波を超
 えて伸び続けてきた。SONYを語る本は数多い。井深、盛田両氏の経営
 や創業魂にまつわる本など枚挙に暇がないほどだ。
 しかし、それだけがソニーではない。ソニーで働いたことを誇りに思い、
 そこで学んだことを活かして次のステップに進んだ数多くのビジネスマン
 がいる。彼らが、ソニーという会社を「人生の乗り物」として語るとき、
 ほんとうの意味で企業価値が浮かび上がってくる。

 リクルートもそうなんだが、ソニーも基本的な考え方はこうだ。
 「企業は人のためにある。入社したからには一生懸命働いていい製品を生
  み出して欲しいが、自分に会わなきゃいつまでも居る必要はない。転出
  は大いに支援する」といったところか。
 定年でも定年前でも、ソニーを卒業する人、した人を応援する企業姿勢は
 大いにマネしたいところだ。

 本書は、11人の元ソニーマンが語る、ソニー創造性の秘密・・といった
 趣向の本だ。著者の加藤さんも実は元ソニーマン。11人は先輩にあたる
 人たちで、多くがその後独自の企業の社長などを勤めている戦士たちだ。

 中井純さん/分担をおとなしく守る技術者なんてソニーにはいない
  http://www.mainichi.co.jp/eye/murata/200109/06=2.html
 横野滋さん/―役員も平社員もない、良い技術はみんなで認め合う/
 吉田博文さん―失敗した分野も含めとにかく試してみる労を惜しまない/

 などそれぞれの人生が面白い。いずれもソニーというブランドに支えられ
 たのではなく、ソニーという乗り物を楽しく乗り回した・・という雰囲気
 がスバラシイ。

 曰く、ソニーは、どの担当の人が何を言ってもOK
 曰く、手を上げた人には、とにかくチャンスをあげる
 曰く、失敗を恐れる意識が、非常に薄い
 曰く、圧倒的多数が反対しているがゆえにプロジェクトを中止させる
    ということはない。8mビデオ、プレステを見よ!
 曰く、社員の「ワルノリ」が許されてしまう会社・・

 といったことが、その人の体験談としてさりげなく語られるところに本書
 の魅力がある。いよいよ、「人」が企業を語る時代になってきた。

 著者が語るソニーの公式: ものつくり魂+マネジメント=創造性
 うーん、ソニーか。新しいクリオ、ぽちぃにゃぁー。
 ===================================================================
 

   ★★★★☆+乗り物

 
   ・企業と人との係わりを考えている杉山さん
   ・自己実現に邁進中の方
   ・ソニーっていいよなぁという方

Posted by webook at 08:19

2003年09月01日

■週末起業(藤井孝一)

shuumatsukigyou.jpg
好きなことxできることx乗ってること
=週末起業のタネ

週末起業
  =========================================
  著者:藤井孝一
  筑摩書房|2003年 08月
  ISBN:4480061274|680円 |206P
  =========================================

 週末起業。そろそろ現代用語辞典にも載りそうだ。
 元サラリーマン、元週末起業家、現在コンサルタントの藤井孝一さんが創
 った言葉だ。この本は、その週末起業のススメを説いた本。

 年金も怪しくなってきた、会社はボーナスや賃金カットがふつうになって
 きた・・・なんだかヤバイ・・・。そう思う人は多い。
 が、この先どうしたらいいか?を真剣に考え、行動しようとしている人は
 少ないのではないだろうか?

 その答えがこの本にある。週末起業である。これは、会社を辞めずに起業
 することだ。藤井さんが主宰する「週末起業フォーラム」には、すでに、
 1200人以上の人たちが集う。彼らは、会社を辞めずに自分のやりたい
 ことで複業をものにしている人たちだ。
 本書にも紹介されている先人達の事例は:ここ ↓
              http://shumatsu.net/meikan.html

 さて、それじゃぁ僕もと考える時、何が大切か。藤井さんはこういう。
 <やりたいこと>と<できること>と<時流に乗っていること>が重なる
 部分で、週末起業のタネを見つけるのがいいという。
 週末起業は、やりたいことをビジネスにするのだから、こんな面白いこと
 はない。それこそ「面白くて寝るヒマもない」状態になる。そんなワクワ
 ク人間が増える時こそ、日本の未来が明るくなるだろう。
 
 本書では、週末起業の魅力がたっぷり書かれているほか、「同僚には黙っ
 ていたほうがいい」などの実践的アドバイスや、税務、会社設立のコツな
 どお役立ち情報もある。この本を手にした時が「スタート」になるといい
 ねー。「こんな時代」を生き抜く「複」業生活のヒントを拾いたい。

 さぁ、次はあなた(僕)の番!。
 ==================================================================

 
   ★★★★★+楽しくて寝るヒマがない!

 
   ・力をもてあましているサラリーマンの方
   ・先行き不安な方
   ・やりたいことがあるんだけど・・という方

Posted by webook at 06:39

2003年08月25日

■小さな会社・社長のルール( 竹田陽一+栢野克己)

takeda.gif

小さい会社にはそれなりの戦略がある。
地域戦略、顧客戦略がいけてるね。

【小さな会社・儲けのルール】
ランチェスター経営成功への実践手法
  ==========================================
  著者:竹田陽一+栢野克己
  フォレスト出版|2002年 11月
  ISBN:489451138X|1,400円 |265P
  ===========================================

 これから独立しようとする人や、起業まもない方は読むといい本だ。
 
 この本は、ランチェスター戦略の伝道者、竹田陽一氏と、九州アドベンチ
 ャー大学の栢野克己氏が、小さい会社が目指すべき弱者戦略を分かりやす
 く説いた本だ。
 
 ほとんどのビジネス書は大企業向けである。ビジネス雑誌も新聞も同じ。
 やれトヨタがどうした、ソニーやGEがどうした・・といったことが中心
 になっている。ところが世の中、ほとんどは中小企業。世に社長はおよそ
 700万人、日本の労働人口6000万人とすると大人の8.5人に一人
 は「社長」になる。(へぇー67)
 世の中に流れる情報の9割は大企業のことばかりだから、この本のような
 中小企業の生き残り戦略本は価値がある。(・・とは本書の中のウリ言葉)

 ランチェスター理論は、商品(兵器)、営業(戦法)、エリア(戦場)に
 対する考え方が、強者と弱者では異なると説く。
 当然、小さい会社は、弱者戦略が必要になる。
 
 ・売り物は絞れ・・・大企業がバカにする業種・商品を狙ってNo1になる。
 ・エリアも絞れ・・・大都市ではなく地方・限定エリアでNo1になれ。
 ・客層も絞れ・・・・誰でもではなく、豊かな老人だけとか。
 ・営業は数をこなせ、お礼のハガキを出せ、長時間労働せよ・・・

 などなど。

 これらの弱者戦略を、豊富な事例(これは栢野克己氏の主に担当)が強力に
 補強している。
 *商品戦略では、たこ焼きの「八ちゃん堂」、
 *地域戦略では、日本生命のNo1セールスレディ、平戸の森聖美子さん
 *客層戦略では、弁当箱企画の「美研」、
 などが面白い。

 おふたりのキーメッセージをここに・・
 経営の目的はお客を作り出し、(地域での)市場占有率を高めること。
 = (竹田陽一) 
 いつの時代も平凡なことを非凡に続けること。=(栢野克己)

 
   ★★★★☆+弱者戦略

 
   ・中小企業の社長さん
   ・週末起業家の方 ~ 藤井さんのお知りあいの方ほとんど
   ・これからやるぞ!って方

 
   ・http://tinyurl.com/l1ye :アマゾン
   ・http://tinyurl.com/l1yj :楽天ブックス
   ・http://tinyurl.com/l1yq :BK1
   ・http://tinyurl.com/g4qd :富士山コム(米カナダ在住の方)

Posted by webook at 07:38

2003年08月21日

■『メルマガ』成功のルール(高橋浩子)

merumaga.jpg

『メルマガ』成功のルール
あなたもメルマガを立ち上げよう!

著者:高橋浩子
明日香出版社|2003年 05月|ISBN:475690646X|P|1,300円


「メールマガジンを出したいんだけどぉ・・」という方や、「発行してるけど、いまいち効果が…」という方に、先行“成功組”直伝の“成功のルール”を伝授する一冊。高橋さんが、突撃インタビューで成功組の8人にインタビューし、それぞれの味を<素>のまま引き出している。
初めて会った時から、他人じゃないな、この方・・という気がした高橋さん。この本が48冊目という大先生なのだが、そんなそぶりは微塵も出さないところが素敵だ。日本一お気楽なメルマガ発行者でもある。僕は、もう大ファンである。
(特別にお許しをいただき、営業隊長を拝命している・・笑)

さて、この本、メルマガハッピーサークル(これが、またなんとBSCのコンセプトを先取りした素晴らしいコンセプトなのだ)を回す楽しさを存分に伝えてくれる。メルマガ発行者、発行希望者のバイブルにもなろうか・・・なんちゃって。

百式の田口さん、がんばれ!社長の武沢さん、営業マンは断ることを覚えなさいの石原さんなどそうそうたるメンバーが登場する。僕もなぜだか8人の一人にまぜていただいてるのは、何かの手違いか高橋さんの慧眼か・・笑
メルマガの素晴らしさを伝える本としてはダントツ・オススメ。

t=cube55.jpg

♪ 2003.8.20(水)、外苑前のCOCO=DE=SICAで、高橋さんのライブトークセミナーがあった。
満員御礼の大盛況で、熱気が外に溢れる雰囲気でしたねぇ。
しーちゃん先生、西口先生、それに僕も飛び入りで、なんだか愉しいひと時。
いや、面白かった。高橋さんもキレイでおましたにゃぁー。


t=cube55=1.JPGきのうお会いした方・・・
 「高橋浩子ホームページ」主役!
 「明日香新社」石野社長
 「クスリのらくだ」峰村静江さん
 「Coco=de=sica」松尾校長先生
 「日経新聞の読みどころ」宮本隆徳さん 奇遇!
 「勉強の達人」の西口正さん 

こういうの是非またやりまひょ!

Posted by webook at 12:52

2003年08月12日

■日本流(長谷川祐一)

nihonryu.jpg

日本流
仕事はしあわせの種まき

著者:長谷川裕一
ダイヤモンド社|2003年 07月 |ISBN:4478321035|206P|1,400円

<てとてをあわせてしあわせー。なぁーむー>
と書けば、多くの日本人はあのリズムが頭に浮かぶ。そう、お仏壇のはせがわぁーである。
すっかり耳になじんだあのコマーシャル。もうすでに20年以上も続いており、現在、CMの女の子は3代目だという。おそらく広告訴求率はダントツにちがいない。
その株式会社はせがわの社長、長谷川祐一さんが書き下ろした軽快な生き方論の本である。長谷川社長のビジネス論でもあり、日本の文化論でもある。基本は仏教の教えに根ざしているが、なんとも心にしみることが書かれている。
たとえば・・・
レストランで無愛想なウエイトレスにあたっても、文句で返すよりさわやかな挨拶やほめ言葉で接したほうがよほどいい・・などなど。
驚くことに、社員1200名ちかくの優良企業になった今も、社長、専務ほか役員の方もトイレのお掃除をされるそうだ。(なんと!) お仏壇というモノを商売にしていては決していまの<はせがわ>はなかった。心をいかにこめるか・・そんな原点があちこちに書かれている。
長谷川さんは、この本のキモを八正道です・・とお話くださった。8つの正しい道のことである。
正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定。
人それぞれに何かを感じ取れる本だ。おすすめ!

HASEGAWA=CEO.jpg

先日、この会社のバランススコアカードの研修会でお邪魔させていただいた。
長谷川社長にお会いして、名刺交換の後、いきなり・・・
<なんてさわやかな方でしょう!>
と僕に素敵な言葉を投げかけてくださった。少々てれくさかったが、瞬間に心が開いた感じがした。ようこそ・・・という気持ちがものすごくストレートに伝わってきたからだ。ここへきてよかった・・そんなOpenな気持ちにいっぺんになってしまった。ただそのひとことだけで!(驚き!)
本をいただき、読み進めるうちに、現在の?はせがわの経営のすばらしさのわけがよくわかった。長谷川裕一さんの生き方そのものだとわかったからだ。
本書には高校のころ番長の態度が変わったエピソード、タクシーに乗ったときの挨拶・・・など
著者の原点がわかるお話が多くある。

Posted by webook at 13:00

2003年07月29日

■泣いた、笑った「お葬式」日記 (月間フューネラルビジネス編集部)

osousikinikki.jpg

泣いた、笑った「お葬式」日記
葬儀の現場で働く若者40人エッセイ

著者: 月刊フューネラルビジネス編集部編

綜合ユニコム/ISBN:4=88150=360=X/198P/1,400円
発行年月:2003.4

最近、葬儀関連の本が続くって?
いやなに、葬儀屋さんをはじめようってわけじゃぁないんだわ・・・。最近、この業界にちょっと関心がありその手の本や雑誌を読み漁っているだけ。
お葬式といえば、家族が亡くなった悲しみの儀式・・・なんだが、できれば見栄ではなく、ほんとうに故人を偲ぶセレモニーにしたいもの。
この本には、葬儀の現場で働く人たちの感動的な体験やずっこけ体験などをまとめた<現場>の声がある。(悲しみに沈んだ)お客様に(ああいい葬儀だった・・という感慨を提供する)サービスの現場である。生と死を見つめる人間ドラマに接する職場である。あなたの偏見が(もしあるとすると)変わるかもしれない本だ。

Posted by webook at 15:04

2003年07月26日

■ドットコム仕事術(大前研一)

oomae.jpg

ドットコム仕事術
The art of work in the cyber age

著者: 大前研一
小学館/ISBN4=09=379452=9/287P/1,300円
発行年月: 2003年 08月


今が不況だからというわけでもない。
今がネットでつながりっぱなしの時代だからというのでもない。
この本の存在理由は、いつの時代にも通じる自立人間の仕事術を伝えるためにある。会社や人にたよらず力強く生きていくためにはどうしたらいいのか。そんなヒントがたくさん、しかも実に具体的に書かれている。大前研一という稀有なビジネスマンの秘密の公開でもある。これまで多くの本で、ビジネスマンの生き方メッセージを発信してきた大前さんだが、本書は、それらの集大成的な雰囲気がある。
読んでいてとても元気になると同時に、具体的なノウハウを実践してみたくなる。
<一人めしはチャンスを逃す><電子メールの新作法><だらだら会議を減らす2つの秘策>などなど。Y=aXの法則があちこちにあって楽しい。やりたいこと(Y)があればなんとでもなる!ということだ。
印象的な言葉はこれ・・・『サラリーマンが今いる部門、今いる会社という狭い枠の中だけで人生の設計図を描く時代はもはや終わっている』。さて、本書にある最強メソッドをひとつでも実践してみるか・・・・。
★★★★★+Art of Work

Posted by webook at 11:12

2003年07月25日

■売れるしくみはこうつくれ(岡崎太郎)

okazaki.jpg
売れるしくみはこうつくれ

通販勝ち組が教える!

著者: 岡崎太郎
オーエス出版/ISBN4=7573=0170=7/1,400円/231P
発行年月: 2003年 05月

ゼロからスタートし、今や月商1億円を超える通販ビジネスを
している著者。
ヒット商品は<いちごミルクダイエット>。名前を聞いただけで
『!』となる方もいるはず。奇をてらったのではない。夢を商品名に乗せたのだ。商品の
価値はお客様の夢の大きさできまる。確かに商品そのものの価値もさることながら、そ
れを買って使う自分が何か楽しい気分になるーつまり、素敵な夢の部分にお客様はお
金を払う。そこに商売の心がある。
本書は、通販ビジネスの実践的ノウハウの書として活用しても十分に役立つのだが、
それに加えてビジネスへの情熱や志の部分があるのがいい。
本書は、橘川幸夫さんの出版パーティでたまたま著者の岡本さんに会い、そこで買い
求めた本である。 岡崎さんが書いてくれたサインはこうだった・・・
 「工夫の工夫、工夫と工夫」なんだか岡崎さんの味がしみだ
しているなぁ。
福岡が本拠地。今度いってくるかぁ・・・。僕も通販始めるか・・・なーんて思ったり。

★★★★★+夢を乗せて

Posted by webook at 09:30

2003年07月22日

■なぜYAHOO!は最強のブランドなのか(カレン・エンジェル)

yahoo.jpg
なぜYAHOO!は最強のブランドなのか
カレン・エンジェル (著), 長野 弘子 (翻訳)
英治出版/ISBN4=901234=31=5/1600円/302P
2003.7.30 初版

Yahoo はヤホーと読むのか、ヤフーなのか・・・なんて思ったころが懐かしい。
ヤンとファイロの二人の学生がはじめたインターネット検索エンジンは、インターネットの浸透とともに大躍進を果たしネットバブルの象徴として大きくもてはやされた。そして、ITバブル崩壊の大波にも曝された。
多くのネット企業が消滅していった中で、Yahooはその地位を持ちつづけているのは奇跡的だ。その理由を時間軸上で追っているのが本書だ。
ビットバレーの人たちとシリコンバレーの熱狂(余波)を肌で感じていた僕にはこの本はなんだかとっても肌があう。
94(発端)95(共感)96(公開)97(躍進)98(伝道)99(絶頂)2000(崩壊)2001(彷徨)2002(未来)とつけられたタイトルはYahooの歩みを特徴的に表現している。日米のITの動きがまとめられているのも楽しいね。
著者は、Yahooの粘り強さの秘密を、技術の優位性ではなく、無形財産であるブランドの価値を最も重視した結果だと指摘する。いまだにYahooは人手を介してデータの整理がされているという。それは、二人の創業者の使命感(=時代精神をサイトに反映させ、ひとびとの役に立つサービスを提供する)に支えられているからだと言う。なるほどね。
あ、英治出版で立ち読みできるよ・・・(もうちょっとしたら)。

Posted by webook at 08:27

2003年07月04日

【当たり前のことをやり抜く会社が勝つ! 】..丸山弘昭 ★★★★★+やり抜く!

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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-041】 2003/07/04(金) ★
★ “いろんな記念日”の金曜日   ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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  田坂広志さんの新しい取組み「社会起業家フォーラム」に
  パートナーとして参加させていただいてます。
  こちらをご覧ください。  

   => http://www.jsef.jp/about/partner.shtml#


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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ 好況の時も、不況の時も、当たり前のことを
Web ◎◎ k  やりぬくことが大切なんだねぇ・・。
| △ | 当たり前・・・なかなか難しい。
\e/ 負けない経営の基本を見ときましょう。
^Y^
く\... 真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 当たり前のことをやり抜く会社が勝つ! 】
  ◎ プレゼント:【 「メルマガ」成功のルール 】~当選者発表!
  ◎ プレゼント:【 Right Now ! 】~ ビジネス誌創刊記念 5冊
  ◎ カラコラム:【 ガイヤシンフォニー 】

  * おしらせ~:【 夢あるセミナー 】 堀之内九一郎さん 7/12土
  * おしらせ~:【 出版パーティ 】 橘川幸夫さん 7/15火

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【 当たり前のことをやり抜く会社が勝つ! 】

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■ジャンル:ビジネス、経営
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■著者:丸山弘昭(まるやま・ひろあき)
  1946年生まれ。一橋大学経済学部、同大学商学部卒業。公認会計士、税理
  士。(株)アタックスグループ代表パートナー。
  著書に「ベスト・プラクティス経営」など。
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■出版社:
中経出版/ISBN4-8061-1759-5 /1400円/222P
2003/2/5  第1刷 3/1 第2刷
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■ <ワン・チョット>

 「 当たり前のことがわかっているようでわかってない。 」

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■ <忙しい方はここだけ>

中堅・中小企業、ベンチャー企業の経営戦略、事業再構築支援などに定評ある
著者が、不況時代の生き残り戦略を分かりやすく説いた経営指南の書。

「当たり前のことを粘り強くやりぬくことが勝ちにつながる」というが、その
当たり前のことがなかなかできないのも現実である。

原則倒産時代といわれるこの長い不況の中、2万件近い倒産件数のうち75%が
販売不振、業界不振などに代表される不況型倒産だといわれている。
冒頭では、“財務指標につねに敏感であるべし”という当たり前が機能せず倒
産してしまったマイカル、新潟鐵工所(ともに2001年倒産)が紹介される。

一方、そんな時代に事業を着実に伸ばしている企業もある。本書には、購買代
理店というビジネスモデルで躍進中のミスミ、選択と集中を徹底している信越
化学工業、お客様本位の姿勢を貫くカレー専門店の壱番屋、余計なところにカ
ネをかけないアミューズメントデベロッパーのゲオなど優良企業の“当たり前
企業戦略”が紹介されている。

それらの中には著者が経営支援に携わった企業(壱番屋、ゲオなど)があり、
単なる概念的指南ではないところに説得力がある。

勝ち組み企業の「当たり前」には、『顧客から支持される価値創造を続けるこ
とである』、『利益は「結果」ではなく「計画」である』、『我々が1ドル無
駄遣いすることは、お客様に1ドル高く売ることになる』(ウォルマード創業
者、サム・ウォルトン)など示唆に富んだものが多い。

なんとしても生き残るという経営の基本を本書から読み取りたい。

おすすめ度は、 ★★★★★+やり抜く!
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■ <お暇な方は、もう少し>

勝ち組企業や、負け組企業の事例をふんだんに紹介しながら、経営理念、戦略
的経営、会計数値、育つ人材、事業承継など経営の「当たり前」を解説してい
る。

僕は、バランススコアカード的な視点で本書を読んだ。そうそう!って思う点
がいっぱいで、読んでて気持ちよかった。(新幹線の中で読んだ)

著者はオーナー企業の経営指南や事業再生を手かげてきたこともあり、事業後
継についても書かれている。自分の跡を誰に継がせるかということはオーナー
経営者の最後の一大事業であり、大きなテーマでもある。

例えば息子に事業を継がせるべきでしょうか?といった悩みには、3つの質問
をするそうだ・・・

 1)そもそも継がせるべき事業か?  <=うわっ、厳しい質問!
 2)後継者は継がせる器か?
 3)子供が継げる状態になっているか?

どれも重たい質問だねぇ・・・。二代目の経営能力の鍛え方や、事業継承プラ
ンの作り方など具体的なアドバイスもある。

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ ★表紙のイメージ:
\   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=03005119   

\ ★著者が代表と務める(㈱)アタックスのサイト:
/   http://www.attax.co.jp/
\    会員になるとPROTOPICSという経営情報メルマガがもらえる。
/    時代の深層を掘り下げるなかなかいいコンテンツだ。
\    プロの目の情報は価値がある。

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

実は、6月に著者の丸山さんにお会いしてきた。
不思議なめぐり合わせでお会いすることになったのだけど・・・。
はじめてなのに、互いの本を読んでいて意気投合。なんだか素敵な邂逅という
雰囲気が(僕は)した。

何か新しいことが始まりそうな・・・予感が・・・。


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■ <オススメ度>

   ★★★★★+やり抜く!

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■ <読んで欲しい方>
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

  ●楽天Webook ( http://tinyurl.com/g2mu )
●BK1 ( http://tinyurl.com/g2mv )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
  ●アマゾン     ( http://tinyurl.com/g2mp )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.07.04[金]:【当たり前のことをやり抜く会社が勝つ! 】..丸山弘昭
中経出版/ISBN4-8061-1759-5 /1400円/222P
★★★★★+やり抜く!
2003.07.03[水]:【--】..BSCセミナー@MS&NBS
タイガースと富士山へいこうが受けました!
2003.07.02[水]:【--】..
2003.07.01[火]:【--】..
2003.06.30[月]:【--】..半年を振り返る  BSC_resolutions.ML

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-041【ガイヤシンフォニー】 … □■

先日「私には夢がある」の和田さん、岩崎さんたちと楽しいお食事。
 その折、話題になったのが「ガイヤシンフォニー」。
 地球・宇宙・自分・自然・そんな係わりがビビっとくるはずの映画だ。
 もう何年も前から見たいと思いつつ見てない映画だ。

この映画の話に盛り上がったところ、夢あるセミナーでその監督さんの
 お話があることが判明。うーん、これは見逃せない。
 
 ●「メッセージの伝道師・龍村仁の『感動』人生」
   ~人は、大きな生命のつながりの一部分として、生かされている~
   講師:映画監督 龍村仁氏
   日時:2003年7月26日(土)13時半~17時
   http://www.yumearu.com/culture-tatsumura.htm

 よかったら行ってみようね。


                     しんのすけ@人生の作品
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-09 ・ ・ ・ ‥… □■

  ●<Webook 2003Present 企画 第5弾> 当選者発表

「メルマガ」成功のルール の当選者です。おめでとうございまーす。
  著者高橋さんのサイン入り本が届くよん、まっててねぇー!

  1)冨田晶●さん 広島市  目と目があいましたねぇ
  2)大伴公●さん 富山県  好奇心はエネルギーの元!ですね。
  3)十亀洋●さん 武蔵野市 「自分も発行者になろう!」←革命です!

  外れた方にも、ひょっとすると高橋さんからの熱ぅ~いメッセージが
  いくかもねぇ・・・。 ふひひひ。

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  ●<Webook 2003Present 企画 第5弾> Right Now!  5冊!

  ビジネス雑誌 「Right Now!」 創刊記念プレゼント5名様!
  プレゼント希望の方は住所・氏名・年齢・職業・電話番号を明記の上、
  『Right Now!プレゼント希望+お名前』を書いてRight Now!編集部宛
  (rn-info@zeikei.co.jp) & webook2003@yahoo.co.jp にメールを!

  応募のルール
  ◆応募資格: webook 読者&地球人
  ◆あて先 : to: rn-info@zeikei.co.jp  (編集部)
         cc: webook2003@yahoo.co.jp (しんのすけ)
  ◆タイトル: Right Now!プレゼント希望+あなたのお名前
  ◆本文  : 住所・氏名・年齢・職業・電話番号を明記
         ついでにコメントも。
  ◆〆切  : 7月22日(火)

                       しんのすけ@企画人 
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 ▼
---------------------- pr(夢あるセミナー)---------------------------
  ●「波瀾万丈人生で見つけたどん底からの行動哲学」
   講師:株式会社生活創庫 代表取締役社長 堀之内九一郎氏
   日時:2003年7月12日(土)15時~18時、大井町
   http://www.yumearu.com/houkoku16.htm

-------------------- pr (橘川幸夫さん出版記念ぱーちぃ)---------------
  ◆新しい時代に向けての出版記念会を開きます。
   久しぶりの大型パーティです。各界の人が多数集まる予定です。

   日時 2003年7月15日(火)18時から21時まで
   場所 麻布・エーライフ
   〒106-0031 東京都港区西麻布1-7-2 明星麻布70ビル
   PHONE:03-5785-2531 http://www.e-alife.net/
   参加費 6000円
   ▼参加ご希望の方は、以下にて受付ております。
     http://www.demeken.co.jp/labo_hima.html

----------------------------- pr -------------------------------------

★《あした読ま~にゃ!54冊の奇跡》 発売開始! @まぐ文庫
Webook選り抜き+ビジネスブックラジオ対談+α
        まぐ文庫トップページの右側にあるよ
              ↓↓↓
        ● http://www.mag2.com/bunko/
               ↓
              <?>
----------------------------- pr -------------------------------------
 ▼
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ξ
▲▼▲ ついに富士山ドットコムサイトのWebookが
Web ◎◎ k リニューアルしました!。
| △ | http://www.fujisan.com/online/book/voice/index.html
\v/ ^^^ 寄り道してね!
 -)(-δ’ 
. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ■5/26 まぐ文庫「あした読ま~にゃ!54冊の奇跡」発売開始@まぐまぐ
 ■6/18 上麻生中学校で講演してきました。給食美味かった!
 ■6/27 BSC パーティ&トーク@元麻布ヒルズ 楽しかったよー
■7/03 MS&NBS のBSCセミナーで講演したよー
 □7/11 サイトリニューワル合宿@100 ぐわんばるじょ!
 □7/25 G県人会でセミナー予定 楽しみやわね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Posted by webook at 23:13

2003年03月12日

【失敗に学べ!】..板倉雄一郎 ★★★★★+タダじゃぁ起きない

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-018】 2003/03/12(水) ★
★ “ウグイスが鳴いたぞ”の水曜日     ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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       《バランススコアカードの使い方がよく分かる本》
                ↓↓↓
◆アマゾン   http://tinyurl.com/6pcb (配送料無料) 
◆BK1    http://tinyurl.com/6pbx (ビジネス書トップページに)
        http://tinyurl.com/6pbv (BSCの本、詳細)
◆楽天ブックス http://tinyurl.com/6pc1 (楽天ビジネストップページに)
        http://tinyurl.com/6pc2 (BSCの本、詳細)

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Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ 歩かないよりは、転んでも歩いたほうがずっといい。
Web ◎◎ k 
| △ | いいた言葉だねぇ・・・
\e/
^□~ 本書から、失敗を生かす知恵と勇気を学びたい。
<\ 真之助
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web. . 。 o O 〇 K !

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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 失敗から学べ! 】
  ◎ プレゼント:【 女子大生会計士の事件簿 】~ 当選者発表♪
  ◎ カラコラム:【 板倉雄一郎さんだよ 】~ビジネスブックラジオ
  ◎ ネットの輪:【 KENさん 】~ 毎日1分!英治新聞メルマガ 
  ◎ 出版企画A:【 本屋さん 】~ めぐり

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【失敗から学べ!】

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■ジャンル:人生、ビジネス、起業
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■著者:板倉雄一郎(いたくら・ゆういちろう)
  1963年千葉県生まれ。ベンチャーマトリックス株式会社代表取締役会長。
  著書に「社長失格」「ベンチャー、われ倒産す」など。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
日経BP社/ISBN4-8222-4290-0 /1400円/220P
2002/7/20 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「おぉ、あの板倉さんの復活ストーリーだ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

かつて「ダイナミック」な失敗をした著者、板倉雄一郎さん。
時代の先端をするどく突っ走っていたハイパーネットだったが、何十億の負債
を抱えて倒産してしまう。自己破産となった板倉さんは、その失敗劇を「社長
失格」というタイトルの本にした。1998年のことだ。

その著書に「復活」を気配を感じとられた読者は多かったはず。
僕もその一人だ。

そして今、その復活劇バージョンとして本書がある。

板倉さんは、執筆、セミナー、コンサルティング、ベンチャーキャピタリスト
・・なと様々な活躍でみごと「社会復帰」した。
本書は、復活した板倉さん自らが語る、失敗から学べ!講義だ。

ベンチャーで事業を起こそうとしている方、すでにスタートアップした方など
必見の洞察がある。

米国では、「失敗したことのない人」を「なにもやったことのない人」と見な
す。また、「失敗したことのある人」を「経験をつんだ人」と見なす・・そう
だ。米国のベンチャーキャピタリストは、起業家をそういう目で見るというの
だ。それは失敗者にやさしいのではなく、“合理的な判断”としてそういう認
識をするのだ。

方や日本、失敗者は、悪人・・・といったイメージが強く、敗者復活はなかな
か容易ではない。
僕は「社長失格」を読んだ当時、板倉さんが復活するときは、日本の起業環境
もだいぶましになっているのだろう・・と思ったが、ようやくそういう気分が
社会の中でうまれているのかも・・・・

そういう意味で、自ら復活劇を見せてくれた板倉さんという人は、日本の「ベ
ンチャー環境」を変えてくれるかもしれない貴重な存在である。

「歩かないで転ばない人より、歩いて転んだ人の方が、価値ある人になる。」
のではないか・・・という板倉さんの言葉は、心に留めておきたい。

起業家である人も、企業の勤め人の人も、多く熱く学べる本だ。

おすすめ度は、★★★★★+タダじゃぁ起きない
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■ <お暇な方は、もう少し>

ハイパーネットというのを知らない方もいるだろう。
ハイパーネットというのは、広告収入を基本にした無料プロバイダーの仕組み
である。板倉さんが編み出したビジネスモデルである。
現在もその特許は生きており、NetZero(米国出張のとき僕はよく利用
する)などが実際に使っているものだ。
ネット接続をすると、別ウインドウが出て広告を見る・・その代わり無料接続
できる・・・といったものだ。
日本でも一時そうしたプロバイダー事業を提供していた。

板倉さんの失敗の原因がまとめてある。
カネ:銀行から資金融資を受けていた板倉さんの会社は、おりしも強まった銀
   行のBIS規制のあおりを受け、融資の引き上げ(貸しはがし)にあっ
   たのが一番の原因。
モノ:動かないコンピュータを自前で作ってしまったこと。
ヒト:大企業出身の技術者だったり、MBAホルダーだったり・・・ブランド
   力のあるヒトをとったが、実際には機能しなかった・・・
   (いっしょに働いていた中には、iMode の夏野剛さんもいた)
などだ。これらの経緯は、「社長失敗」のほうにリアルな描写がされている。


------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02035118

\ 板倉さんのサイト:
/   http://www.fbi.co.jp/itakura/

/   
\   
/ 
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

さて、今の板倉さん。執筆、講演、コンサル、ベンチャーキャピタルなど多忙
な中で復活を果たしている。
ホームページの講演録を見ると、まーほんとにひっぱりだこ状態だ。

失敗を恐れず、チャレンジする多くのベンチャーのヒトに、多くの示唆を与え
る内容になっている。

中でも、起業家、経営者が陥りやすいワナのところがいい。
<起業家/経営者はどこで間違うのか?>第4章だ。

経営者には特別な能力はいらない。しかし、ひとつだけあえて言うならヒトを
見る目。
「自分より優れた“他人”の持つ脳慮kにいち早く気づき、自分より優れた人
 間を“なんとか手に入れたい”と思える能力」
だという。
うーん、言うは易し、行なうは難しの世界だ。なんのかんのといっても、結局
企業は人で動いている。

冷静と情熱のバランスの上に、成功は待っているのかもね。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+タダじゃぁ起きない

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■ <読んで欲しい方>
  ビジネスパーソンの方
  起業家の方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●BK1   ( http://tinyurl.com/7az7 )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/7azb )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
  ●アマゾン      ( http://tinyurl.com/7az2 )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.03.14[金]:【--】..
2003.03.13[木]:【--】..
2003.03.12[水]:【失敗に学べ!】..板倉雄一郎
日経BP社/ISBN4-8222-4290-0 /1400円/220P
★★★★★+タダじゃぁ起きない
2003.03.11[火]:【仕事に効くビジネス書超要約101選】..藤井孝一
ぶんか社/ISBN4-8211-6150-8 /950円/159P
★★★★★+週末起業家
2003.03.10[月]:【--】..POP休刊
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-03 ・ ・ ・ ‥… □■

  <Webook 2003Present 企画 第3弾>  企画進行中

  久恒啓一さんの著書・・・・かな?
  お楽しみにー。
                       しんのすけ@企画人 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-017【板倉雄一郎さんだよ】… □■

 本日です。渋谷のスタジオ 19:00からです。
 よかったら・・・来てね。
                     しんのすけ@なんでも学ぼう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-06【Kenさんに聞く】・ □■

今日は、まぐまぐ総合15位の超人気英語系メルマガ「毎日1分!英字新聞」
の発行人であるKENさんのインタビューをお届けします。
ちょっと長いけどよんでねー。

      --------------------------------------------
真之助:こんにちは。「毎日1分!英字新聞」は発行部数6万部の超人気メル
    マガです。本当に毎日お疲れ様です。「Webook」は家庭の平和
    維持のため(笑)週末はお休みですが、KENさんのメルマガは土日
    、祭日も休まず発行ですよね!

KEN:あははは。実は私はものすごく飽きやすい性格でして3日坊主のプロ
    です。
小さな会社を経営していますが、考え方がコロコロ変わるのでスタッフから愛
想をつかされています。昨日言ったこととまるで反対のことを今日あたかも自
分の信念であるかのごとく話してしまいます(笑)本来何かひとつのことをず
っとやり続けるというのは苦手なんです。だからこのメルマガが2000年の
9月からずっと続いているのは、私の人生でも不思議な現象なんですね(笑)

真之助:いやそれはある意味で分かります。ひとつの考え方にとらわれず、常
    に柔軟な考え方をする方、ということですね。将来の予測は常に変化
しますので、経営者がそれに合わせて考え方を変えていくというのは至極自然
なことだと思います。あ、これ決してフォローではないです。
ところで、私はTOEICに挑戦中ですが、このメルマガのおかげでどれだけ
助かったことか!前回のテストでも、ほとんどの時事問題で英文の意味がよく
分かりましたが、これもKENさんのメルマガのおかげといっても過言ではな
いですよ。はっきりいってTOEIC受験者必須のメルマガです。他にもTO
EIC関連のメルマガがたくさん出ていますが、「毎日1分!英字新聞」の足
元にも及ばないというのが実感です。

KEN:ありがとうございます。「毎日1分!英字新聞」は最近こそイラク、
    北朝鮮関連が多いですが、基本的にジャンルにはとらわれません。バ
イオテクノロジー、医療、マーケット、ビジネス、福祉、映画などの、幅広い
分野を網羅しています。だから、TOEIC、TOEFLの時事問題には最適
です。生きた情報、ナマの情報を英語で学びます。とりわけ私は映画好きです
ので、記事とは無関係に長々と最近みた映画批評をしちゃうときがあるので要
注意です(笑)
また、このメルマガなんと、リスニング対策にもなるんです。その日に読んだ
メルマガの内容が、CNNや海外ニュースで放送されますから。

真之助:あの「ひとこと」とか「編集後記」では記事の背景の解説をしていま
    すが、これ、まじめに面白すぎます!どこからそんな情報をGETし
てくるんだろう、といつも不思議に思うくらいです。
KENさんはどのくらい時間をかけて1本のメルマガを作るのですか?

KEN:通常、記事選びから解説までいれて1時間くらいでしょうか。対訳で
    も時々表現が難しいものにあたると、いろいろ検証しますので時間が
かかります。翻訳会社を運営していますので、知人のネイティブにチェックを
いれてもらうこともあります。あと、私独自の視点でいろいろ言いたいことを
言っている「編集後記」が注目されてきまして、これにも時間をかけますから
、1時間から1時間半くらいになるでしょうか。

真之助:やはり、それくらいかかるんですね。でも365日本当にご苦労様で
    す! 私を含め「Webook」の読者の中で英語上達のために日々
学習されている方も多いと思います。最後にズバリ、英語上達の秘訣を教えて
ください!!

KEN:なにをおいてもまず「毎日1分!英字新聞」を購読してください(笑)
    無料です!ただし、気を抜くとどんどん溜まりますので、メーラーの
自動振り分け機能を使用されることをお勧めします。
次に、DVDで英語字幕を出して洋画を見てください。これも力がつきます!
まずは日本語字幕で映画をみてストーリーや台詞を理解します。
次に英語字幕だけで映画をみてください。2回はみてください。これで映画を
3回みたことになります。
さて、次は英語字幕無しでTRYです。なんと字幕無しで英語が耳に飛びこん
できますよ!この学習法は、英会話教室にいくよりもはるかに安価で力がつき
ます。DVDプレーヤーは1万円でおつりがくる値段で購入できます。
もちろん力の差がありますから、分からなかったところは英語字幕を出して、
何度も聞いてください。  メルマガ「毎日1分!英字新聞」+DVD
この方法が今一番新しく、力がつく英語学習法です。

真之助:なるほど。DVDの英語字幕機能をつかった学習法ですね。
    今日は、ためになるお話をありがとうございました。

メルマガ 「毎日1分!英字新聞」の購読はこちらから。
 
http://www.mag2.com/m/0000046293.htm

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-013【本屋さん】・  ・ ‥… □■

紀伊国屋さんにも今、本が並んでまーす。
 BOOKS GOROさんにも今度 全店で並びまーす。
 談さんにもありまーす。
 三省堂さんにもありまーす。
                     しんのすけ@POP営業マン
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 ▼
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ξ
▲▼▲ 桜も咲き始めたみたいだね。
Web ◎◎ k
| △ | じゃ、またね。
\v/ ^^^
 -||-’ ^^^^
. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 22:51

2003年03月11日

【仕事に効くビジネス書超要約101選】】..藤井孝一 ★★★★★+週末起業家

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-017】 2003/03/11(火) ★
★ “沈丁花の香りがゆれる”の火曜日   ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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 昨日、八重洲ブックセンターに行ってきました。同じ頃に出版された
 3さつのBSC本の中では一番売れてました。(いいねぇ)
 八重洲ブックセンター2Fのエレベータ上がった正面と、経営コーナー
 にありました。確かに減ってる・・・(笑)
 オリジナルポップ見てねー。 んでもって、よかったら読んでね!   

       《バランススコアカードの使い方がよく分かる本》
                ↓↓↓
◆アマゾン   http://tinyurl.com/6pcb (19位!) わーぉ!
           愛知県の林さん情報ありがとうございました。
◆BK1    http://tinyurl.com/6pbx (ビジネス書トップページに)
        http://tinyurl.com/6pbv (BSCの本、詳細)
◆楽天ブックス http://tinyurl.com/6pc1 (楽天ビジネストップページに)
        http://tinyurl.com/6pc2 (BSCの本、詳細)
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ ビジネス書は何のために読むのだろう?
Web ◎◎ k  インプットするため?
| △ | No~ぉ。
\e/ アウトプットするためだ! 入れるばかりの読書は
^□~ 資源(時間と¥)のムダ使いかも・・?
<\ 真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !

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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 仕事に効くビジネス書超要約101選 】
  ◎ プレゼント:【 女子大生会計士の事件簿 】~ 当選者発表♪
  ◎ カラコラム:【 板倉雄一郎さん 】~ビジネスブックラジオご登場 
  ◎ 出版企画A:【 PRに感謝です 】~石原さん、渡邉さん 

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【仕事に効くビジネス書超要約101選】

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■ジャンル:読書、ビジネス
----------------------------------------------------------------------
■著者:藤井孝一(ふじい・こういち)
  経営コンサルタント、中小企業診断士。エブス・コンサルティング代表。
  起業に関するコンサルティングで「週末起業」の啓蒙活動と支援をする代
  表的な存在。メールマガジン「ビジネス選書&サマリー」は読者1万人を
  超る人気メルマガである。  http://www.kfujii.com/
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
ぶんか社/ISBN4-8211-6150-8 /950円/159P
2003/1/24 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「おぉ、あのメールマガジンが本になった!」

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■ <忙しい方はここだけ>

週末起業家といえば、藤井孝一さんである。週末起業家という言葉は、藤井さ
の造語。近いうちに現代用語辞典にも載るかもしれない。

藤井さんのメルマガは、「ビジネス選書サマリー」である。読者1万人を超え
るその秘密は、密度の濃いコンテンツにある。僕と同じようにビジネス書の書
評という観点からはライバルともいえるのだが、微妙に違う視線と方向性は、
互いに励ましあえる素敵な存在だ。
その藤井さんは、すでに著書を何冊も出している。

本書は、藤井さんが発行してきたメルマガ『ビジネス選書サマリー』の中から
選りすぐった本の書評を纏めた本である。さらに、大前研一氏、中谷巌氏、斎
藤孝氏などの著者インタビューもある。

この本は藤井さんの分身ともいえる本だ。
ビジネストレンドを知るもよし、また本屋で買うべき本の参考にするもよし。
経営コンサルタント&週末起業家グルの藤井さんのエネルギーを本書から読み
とってみたい・・・

お薦めですぞ! これ。

おすすめ度は、★★★★★+週末起業家
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

本書には『藤井孝一流 ビジネス書の読み方選び方』の記事がある。ここは、
とってもお薦め。

<読書は刺激。自分を変えていくことが読書から得る真の宝>
<書籍も読む時間もタダじゃない! 回収(発信)を心がけよ!>
<著者の主張、本のマーケット・・・疑ってかかる精神を大切に>
<今自分に必要なものは何? 目的をハッキリとさせよ>

などビジネス書を向き合うサラリーマンの心得が明確に語られて入て、とても
参考になる。

超要約101選は、1ページに1冊のスタイルで簡潔にまとめられ、本のPR
文句ではないが、5分で1冊読める勘定だ。


------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://tinyurl.com/51gu

\ 藤井孝一さんの週末起業家のサイト:
/   http://www.kfujii.com

/   週末起業家を目指す方、藤井さんの門を叩いてみよう。
\   きっと新しい発見と、踏み出す勇気がもらえるから・・・
/ 
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

インタビューでは、大前研一さんと藤原和博さんが面白い。

大前さん曰く、

  『読むより動け。読むならその3倍考え、行動せよ!』

インタビューで藤井さんが、大前さんは実はあんまり本を読まないんですって
ね?と問いかけ、その答えが上記だ。
中国関連の本も最近立て続けに出した大前さんだが、たしかに、政府要人から
企業人まで多くの人と会い、現地を見てくるという『行動』がベースになって
いる。だからこそリアルで面白い本にもなっている。
3倍考えよ! というのは・・・うーん、痛いねぇ・・。

藤原和博さんの場合:

  『私の著作は、すべて新しい人生の企画書です。』

という。確かに、藤原さんの本からは、僕たちサラリーマンの生き方そのもの
を見つめなおすヒントに溢れている。しかも、そういう生き方の見本を藤原さ
ん自身が見せてくれているのがいい。(今度は、天上がりの校長先生だ!笑)
藤原さんは、最近ぼくのことをPRしてくれてて、本書にも
 『通勤時間に本を一冊よんで書評を配信しているネット界で有名な・・・』
と形容してくれている。うれしはずかし・・・。

『今の時代、読書はインプットではなくアウトプットに使う』べきだという藤
原さん。まさにその通り! それを実行している典型的な人が本書の著者であ
る藤井孝一さんだ。

出せば、帰ってくる!
そんな連鎖こそ、藤原さんも言っている新しい生き方の一つなか。

藤井さんの週末起業フォーラムもお薦めだ。
詳しくはここを見てね!
  http://www.kfujii.com/sks01.htm

新らしい生き方を見つけるために、本書を手にしてみよう。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+週末起業家

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■ <読んで欲しい方>
  ビジネスパーソンの方
  起業家の方
  本を読む時間がないとお嘆きの方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●BK1   ( http://tinyurl.com/75qv )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/51gu )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
  ●アマゾン      ( http://tinyurl.com/75qx )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.03.14[金]:【--】..
2003.03.13[木]:【--】..
2003.03.12[水]:【--】..
2003.03.11[火]:【仕事に効くビジネス書超要約101選】..藤井孝一
ぶんか社/ISBN4-8211-6150-8 /950円/159P
★★★★★+週末起業家
2003.03.10[月]:【--】..POP営業休刊

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-02 ・ ・ ・ ‥… □■

  <Webook 2003Present 企画 第2弾> 

 会計監査の世界をコミカルに描いた「女子大生会計士の事件簿」
   http://webook.hp.infoseek.co.jp/2003.01/2003.01.16.htm
 著者の山田真哉さんの直筆サイン入り!!
 の当選者発表です!

 1)松田●孝さん(静岡県)お元気ですかぁー。
 2)大瀧●夫さん(山形県)社員の皆様にPRくださいね。
 3)高尾●正さん(愛知県)意識的に・・・ですね!
  
 おめでとうございます。楽しんでくださいねぇー!
 今回応募者数がとっても多かったです。外れた方ごめんなさい。
 次のチャンスに・・・・

                       しんのすけ@企画人 
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-017【板倉雄一郎さん登場】… □■

 明日のビジネスブックラジオは、「社長失格」「失敗に学べ!」の著者
 板倉雄一郎さんがゲスト。
 板倉さんとは、数年前ハイパーネット倒産の顛末を書いた「社長失格」を
 プレゼントしていただいたの始まり。
 まだ、一度もお目にかからないまま時が経ち、ついにラジオ収録で実現す
 ることになった。うーん、どんな方だろう・・・。
 スタジオで収録の見学もありだから、興味あるかたメールください。
 
                     しんのすけ@なんでも学ぼう
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■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-06【】     ・・ ‥… □■

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-012【PRに感謝です】・‥… □■

 BOOKS GOROという書店グループでも全店で僕の本を
 扱ってくださることに・・・
 ぼくんちの近所にもあるし、やったぁー!ですね。
 売り場でウロウロしてみよっと。
 (へんなおじさんと思われないように・・)笑

 営業マンは断ることを覚えなさいの石原さんがPRしてくださいました。
 うるうる・・・です。
 まぐまぐ ID 0000087425

 Smamsulの渡邊さんもPRしてくれました・・・感激です!
 まぐまぐ ID:0000000452 
 ありがとうございましたぁ・・。

                     しんのすけ@支えられてます
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Web ◎◎ k
| △ | じゃ、またね。
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. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 22:50

2002年12月20日

【営業マンは断ることを覚えなさい】..石原明 ★★★★★+断る?!

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-119】 2002/12/20(金) ★
★ “横須賀にて”の金曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲
Web ◎◎ k  今日は、驚異的な本のご紹介です。
| △ | かって面白くなかったら僕が買い取ります。
\e/ (いいのかぁ、そんなこと言っちゃってぇ)
^□~ いや、ほんま。そのくらいすごいんですわ。
/L                真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 営業マンは断ることを覚えなさい 】
  ◎ カラコラム:【 富士山・コム in Japan スタート!】
  ◎ プレゼント:【 クリスマス・プレゼント特集 】
            ♪ おじさんの「時間割」 x3名様
            ♪ ねずみとサンタクロースx?名様
            ♪ グロービスマネジメントレビュー x3名様
  ◎ 出版企画A:【 横須賀市行政改革セミナー 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【営業マンは断ることを覚えなさい】

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■ジャンル:ビジネス、営業
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■著者:石原明(いしはら・あきら)
  経営コンサルタント。1958年静岡県生まれ。ヤマハ発動機を経て、S
  MIビジネスに携わる。89年SMI世界大会でセールスマネージャー世
  界大賞受賞。現在、日本経営研究所代表として、講演活動、各社顧問、幹
  部教育などで活躍中。著書に「成功曲線を描こう」「心を身軽にする80
  のインストラクション」など。  
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
日本経営研究所/800円/92P
2001/7/15 第1刷  2002/11/15 第8刷 
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■ <ワン・チョット>

「逆説的なタイトルのこの本、とんでもない驚きが、ある!。」

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■ <忙しい方はここだけ>

誰しも、このタイトルを見て、「おいおい、なんじゃこりゃ?」と思うに違い
ない。だって、営業マンが断るなんて、か~んがえられない・・・から。

そうなのだ。僕らの常識からいえば、営業マンは絶対に断るなんてしちゃいけ
ない・・・ということになっている。だからこそ、この本は、タイトルからし
て人を引き寄せる。そして、引き寄せられた僕は、そのタイトルが奇を衒った
ものでないことに更に驚いてしまった。

そうなのだ。断ると売れる、のである。
あーーなんてことだ。ますます不可解!?

そう思ったらぜひ、読んでみよう。
この本、絶対にソンはしない。恐らく10人中10人が、「!」マークを頭の
上に浮かべる。そんな恐るべき(驚くべき)内容がある。この認識は当たって
いるようで、原田さんのホームページをみるとこう書いてある。

 -----------------------------------------------------------------
 この本を読んで
 ◆ 即、営業会議を開いた会社が 70%
 ◆ 営業マン全員に読ませた会社が 80%
 ◆ 販売方法を変えようと思った会社が 90%
 ◆ そして100%の会社が、取引先には読ませたくないと思ったそうです。
 -----------------------------------------------------------------

いや、まったく。上記は誇張でもなんでもない、まったくその通りだと僕も思
う。僕も、以前いた会社に50冊くらい買いましょうなんて薦めている。

おいおい、そうまで薦めるなら、中身は何がかいてあるのか言ってよ・・と言
われそうだ。
でも、言わない! (あははは)

おすすめ度は、★★★★★+断る!?
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■ <お暇な方は、もう少し>

でも、言わない。というところを読んで、なんだよ・・・と思いながら、つい
この続きを読ん出る人は、きっとこの本を読む。

上記までの23行は、本書の「キーポイント」をシミュレーションしたものだ。
男女の関係、売り手とお客さん、ビジネスネゴシエーション・・・様々なシー
ンで、(好きになって欲しい、ちょっと欲しい、知りたいのに)「断られる」
とどうなるか・・・・ =>ますます、その気が上気する。

人間て不思議なものだ。この心理学を営業に応用したのが、石原さんの「断る
営業」といえよう。

お客様は、「なんでもホイホイ言うことを聞いてくれる営業マンから買いたい
」のではなく、「売れている営業マンから買いたい」のだ。このポイントを押
えることが第一だ。

お客さんの要求に添って予定を無理してやりくりして顔を出すと「なんだ、こ
いつヒマなんじゃないかぁ・・・大丈夫かなあ」なんて思われる。尽くした努
力とはまったく逆効果になったりする。
「その日は無理です、絶対に。いっぱいなんです」とかいって(それがホント
でなくても)断る!。
すると、お客様はかえって信用を増したりする。・・・人間ってヘンだねぇ。
しかし、それが人間、それが心理学なのだ。

このあたりを、実にわかりやすい具体的な事例で教えてくれる。ガビーン・・
・そうだったんかぁ・・と目からウロコとはこのことか、と思うところだ。

「断ること」で、お客様との対応の主導権がこちら側にやってくるのだ。
逆転の発想というか、まったく驚いたことに普段の常識をまったく逆のところ
に真実を発見し、まず驚いてしまう。
営業シーンの真実の瞬間が実にうまく捕らえられ、ナルホド!という納得が得
られる面白い本だ。

_________________________________
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| |   http://www.nihonkeiei-lab.com/book/index.html
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
後半では、「断る営業」の組織化の話。
断ることによって主導権を握るビジネススタイルを、こんどは仕組みとしてど
う作るかという、組織的な対応について指南する。これもまた、ウロコぽろり
な話が展開する。

わずか92ページの読みやすい本に、どうしてこんなスバラシイ驚きがあるの
だろう?と思わずにはいられない。いや、まいった。

普通の本屋さんではまだ流通していない。
さ、どうします?
どうやったら手に入るか教えて欲しい?
 ・・・
 ・・・
 ・・・
うふふ、教えなーい・・・(あは)

 ------ 番外 ----------
 実は、著者の石原さんとは、先日偶然にもある忘年会でお会いしました。
 ビビっときましたねぇ。
 来年の1月8日のビジネスブックラジオにもお越しいただくことに・・。
 なにやら不思議なご縁のある方です・・・・・。


----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>

   ★★★★★+断る?!

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■ <読んで欲しい方>
  営業部長の方
  営業本部長のあなた
  営業マンの方
  マネジャーの方
  経営者の方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

● ⇒ここへメールしないと買えないよ!: youkoso@nihonkeiei-lab.com
    ほんとはウエブで買えるんだけどね。
    http://www.nihonkeiei-lab.com/book/index.html

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.12.20[金]:【営業マンは断ることを覚えなさい】..石原明
          日本経営研究所/800円/92P
   ★★★★★+断る?!
2002.12.19[木]:【ビジネスマンは、本を書こう】..畑田洋行
サンマーク出版/ISBN4-7631-9453-4/1300円/184P
★★★★+書けるかも?
2002.12.18[水]:【--】..宴会でしたぁ

2002.12.17[火]:【ビジネス・ウエポン】..大前研一
小学館/ISBN4-09-387413-1/1500円/253P
★★★★★+PSA
2002.12.16[月]:【中華連邦】..大前研一
PHP研究所/ISBN4-569-62115-5/1300円/205P
★★★★★+中華連邦
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-22 ・ ・ ・ ‥… □■

<Webook クリスマス Present 企画 >
今年一年のご購読のお礼にプレゼント企画をしました。

 【おじさんの時間割】       太田空真著      3名さま
 【ねすみとサンタクロース(mini)】 のりも&しんのすけ著 ?名さま

 申し込み方法:
   宛 先 : webook2002@yahoo.co.jp
   タイトル: タイトル+お名前
   本 文 : お名前、住所、コメント、今年よかった本など
   〆 切 : 12/24(火)

      -------------------------------------

<Webook 2002年感謝Present 企画 >
  
 【グロービス・マネジメント・レビュー創刊号】  3名様

  グロービスの堀義人さんからステキなプレゼント企画を頂きました。
  グロービスのMBAシリーズが季刊誌になる。
GMR(グロービスマネジメントレビュー)の創刊号です。
  HBR(ハーバード・ビジネス・レビュー)を超えようっていう
  ものです。グロービスの志と気合が入っている季刊誌です。
  マネジメントに係わる人、必読!

 申し込み方法:
   宛 先 : webook2002@yahoo.co.jp
   タイトル: GMR+お名前
   本 文 : お名前、住所、コメント、今年よかった本など
   〆 切 : 12/31 11:59までだよぉーん。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-119【富士山・コム!】・ … □■

 ついにスタートしました!!
 何がって? 
 ビット・バレーのネットエイジ、そしてシリコンバレーのちょっと北にある、
 バークレーを基地にした全米通販サイトの富士山ドットコムがついに日本
 に上陸! 日本国内における雑誌のネット通販を立ち上げました。

【富士山マガジンサービス】だ。
===>  http://www.fujisan.co.jp

 グロービス・マネジメント・レビューもあるし
 日経ビジネス、 日経ビジネスアソシエ、宣伝会議、和樂など様々な
 ジャンルが並ぶ。壮観である!
 なんだかスゴイ品揃え、それに特典もうれしい。
 是非覗いてみてね!

 友人の相内さん達が起こした会社だ。~いいぞぉ!
 西野伸一郎さん、ネットエイジの西川潔さん、松山太河さんもいる。
 ぼくはそこの社外営業マン。(勝手押掛け採用社員である)
 みなさん、ごひいきに~。

                      しんのすけ@たのしいね
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-027【横須賀市セミナー】‥… □■

今日は、横須賀市の行政改革セミナーにいってきました。どうしたわけか
 ”民間企業の事例”ということで声をかけて頂きました。30分ほど
 おしゃべりさせていただきました。慶應の金安先生や筑波の古川先生
 とお話させていただき、勉強になりました。
 野間さんや井出之上さんのお話を聞いていると、 横須賀市ってすんごく
 進んでいるんだなぁと感心しました。
 お話はけっこうウケていただき、話してるほうも楽しかったです。
 高村社長のお話を紹介したら、ご本人がいらしてドキ。ありがとう
 ございましたぁ。
 詳しい様子は、またBSCメルマガで・・・・

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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 ▼
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ξ
▲▼▲ 横須賀には、「携帯サブレ」という市職員の
Web ◎◎ k デザインとネーミングのすばらしいクッキーが
| △ |  ある。今まで観たクッキーの中でサイコウ!
\b/ ^^^^    じゃ、また来週ね!
  ))> ^^^^
<ー~...... ^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 22:33

2002年12月06日

【巨象も踊る】..ルイス・ガースナーJr ★★★★★+進化★

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-112】 2002/12/06(金) ★
★ “ついに原稿できた!”の金曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ 日本IBM、その巨大なエンタープライズも一時は恐竜と
Web ◎◎ k  揶揄された。恐竜は巨象によみがえり、しかもダンスも踊
| △ | れる。
\e/ 今日は、その復活劇の立役者、ルイス・ガースナーJrの
^□~ ビジネスストーリー。今年いちおし。必読書!
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 巨象も踊る 】
  ◎ カラコラム:【 インフルエンザ 】
  ◎ プレゼント:【 吾人の任務 】3冊 堀義人さん当選者発表!
  ◎ 出版企画A:【 原稿、ついに完成! 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【巨象も踊る】

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■ジャンル:ビジネス、自伝
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■著者:ルイス・ガースナーJr.(Louis V. Gerstner, Jr.)
  1942年ニューヨーク州生まれ。63年ダートマス大学工学部卒業。65年ハー
  バード大学ビジネス・スクールでMBA取得。同年マッキンゼー入社。
  77年アメリカン・エキスプレスの旅行関連サービスグループの責任者とし
  て入社。89年RJRナビスコ最高経営責任者(CEO)。93年、崩壊の淵にあっ
  たIBMを再建のためCEOとなる。その後、数年のうちにIBMを再生させ
  1990年代を代表する経営者として称賛を浴びる。2002年春にCEOを退任し、
  同年末までIBM会長。
■訳者:山岡洋一(やまおか・よういち)、高遠裕子(たかとお・ゆうこ)
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■出版社:
日本経済新聞社/ISBN4-532-31023-7/2500円/456P
2002/12/02 第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「偉大な経営者は腕まくりして、みずから問題に取り組む。」

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■ <忙しい方はここだけ>

日経新聞の「私の履歴書」を読まれるビジネスマンは多いと思う。とくに著名
な経営者の場合は、注目度が高い。GEのジャック・ウエルチ、日本の経営者
ではヤマト運輸の小倉昌男、アサヒビールの樋口広太郎などの時は、きっと多
くの人がこの記事を読んだに違いない。最近ではIBMのルイス・ガースナー
が登場した。僕などコピーをとったりしていたものだ。

本書は、ガースナー「私の履歴書」のネタ本である。日経新聞の私の履歴書を
読んでワクワクした人は、この本を絶対に読むべき!だ。
新聞のワクワク度を1とすれば、本はその100倍くらい。
多くの気付きと勇気を与えてくれる。
昨日くらいから書店に平積みになって並んでいるはずだ。

絶滅寸前の恐竜だと揶揄されたIBMで、ガースナーは何をしたのか?
ひとことでいえば、「あたりまえのことをした!」
松下幸之助はんが生きてはったらこう言うたはず・・・
「あんた、雨の日には傘をさしますやろ。」IBMかていっしょや・・って。
ところが、世の中不思議なもので、当たり前のことがなかなか当たり前にはで
きないようになっている。だからこそ、松下翁の言葉に重みがある。

ガースナーがエライのは「絞込み」「実行」「リーダーシップ」という経営哲
学をとことん貫いた(雨の日に傘をさした)ことであろう。
3つのキーワードの中に「実行」という言葉が入っている。ガースナーは、実
行力は経営者が最も評価されていない側面だという。「実行」というありふれ
た言葉が現実には難しいからだ。雨の日に傘をさすことは難しい!。

ガースナーは、瀕死のIBMの応急処置(93年当時)よりも、その後の戦略
展開や企業文化の変革のほうがずっと苦しかったと述懐している。当たり前の
ことも、フェーズによって異なり、困難さも違うということだ。

ガースナー曰く、「偉大な経営者は腕まくりして、みずから問題にとりくむ」
こんな言葉を贈りたい企業が今、日本にはいっぱいある。

読む人それぞれ、自分の立場からたくさんの気付きが得られるすばらしい本で
ある。読んだ後は、自分だけの本に・・・なっているハズ。
この本は、今年のベスト5の一冊! 絶対(買って)読むべし!ですぞ。

おすすめ度は、★★★★★+進化★
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■ <お暇な方は、もう少し>

ガースナーは恐竜IBMを前に、リーダーとして幾つかの決断をしている。
そのベースをなしているのは「お客様」の視点。たとえば・・・

 ホストはもう終わった、これからは完全に分散型PCの時代だと世の中が走
 っていたとき、ガースナーはお客様の立場にたった判断をする。
 お客様は、自分がインテグレーターになってITを利用したいなどと思って
 はいない、経営上やりたいことができればそれでいいのだ。だったらIBM
 はそういうインフラを全体的に提供する「統合的なサービス」を提供する企
 業をめざすべき。こう判断したのだ。
 それは、当時IBM分割論が華やかで内部もそう思っていたのをひっくり返
 したことに繋がる。

ガースナーのお客様の視点は、AMEXなどで顧客の立場を経験したことが大
きく影響している。技術のトレンドではなく、お客様が望む本質は何か?、そ
ういうところに経営判断の基点を置いたところがガースナーのスゴイところ。


この本を楽しく読む方法:

 最近、マインドマッピングという方法を気に入っている。
 人に聞いたこと、本で読んだこと、会議の内容・・・なんでもいいのだが
 真中にテーマを書き、そのまわりにテーマごとのヒゲ(項目)を伸ばして
 いきながらまとめるものだ。

 本書もそういうふうにして読んでいくと面白い、そうすると最後に
 “この本は要するに”・・・みたいなものが自然とできあがっている。
 本の裏表紙などを使えばいい。大部な本が1ページに凝縮される過程は、
 自分でも快感になるはず。

さらに、それを別の視点で見てみると・・・・

 な~んと・・バランス・スコアカードの視点が見えてくる。
 絶滅寸算の恐竜のようだと揶揄されたIBMに乗り込んだガースナーがとっ
 た経営マネジメントは、まとめるとバランス・スコアカードの4つの視点を
 実にみごとにマネージしていたことになる。(ま、当然といえば当然なんだ
 けど)てなことを発見するのも楽しいものである。
 それは、こんな感じ:→ (時間があったらホームページにアップします)

書いていた本の最終原稿をチェックしていたとき、バランス・スコアカード事
例としてガースナーのBSCを急遽入れ込んだのは、感動(感じて動く)の結
果かな・・。(来年2月の発行予定だから、見てね!)


戦略と実行の間をガースナーは、実にすばやくそして見事につないだ人だと思
う。この点について興味深い表現がある。

 「戦略と事業活動を別モノだと考えている企業が多い。戦略は年に一回作成
  され、時間をかけて会議で検討され、上層部に承認される。そして、みん
  な安心してそれぞれの部署に戻り、それまでとほとんど変わらぬ方法で事
  業を続ける。」

私たちのまわりで毎年起きている事象を見事に喝破している。
ガースナーは、そこを見事にマネージした人だろう。たとえば資源配分(リソ
ース管理=人の配置)という武器は、戦略的なことを進めるときに有効に使う
べきだろう。ガースナーは人を使うのもうまかったようだ。
こうした詳細こそ、本書でじっくり味わって欲しいところ・・・。

エスタブリッシュド企業にありがちな、官僚的文化を打ち砕き、お客様に顔を
むけた企業に変革したガースナーの道のりは、今の日本企業によいお手本とな
ると思う。
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.nikkei.co.jp/hensei/gerstner/
| ↓
| IBMのサイトにガースナーの情報がある。
| http://www.ibm.com/lvg/
| ガースナーにeMailも送れる。(読んでくれるかなぁ)
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書の最後に、ガースナーが社員全員にあてて送った電子メールが掲載されて
いる。肉声(筆)の?Eメールである。ガイースナーは、「会社の動きとその
理由についての情報を社員が共有できるようにすれば、すべてが用意になるこ
とに気付いた」からだといっている。
CEOから直接出されるメールは、「社員を戦略と実行のパートナーにする」
ツールになっていたのだ。

顔の見えるリーダーとはかくあるべし・・・のすばらしいサンプルだ。
(ソニーの出井さんもホームページやメールで同じようなことをしていた)

日経新聞の「私の履歴書」を読んだだけで満足する人がいたら、それはもった
いない。ハリポッターのプレビューをみただけで満足してしまうのと同じだ。
2500円、456ページの価値は十分ある。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+進化★

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■ <読んで欲しい方>
  社長!
  その次の社長候補の方
  その次の次の社長候補の方
  ミドルマネジャーの方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

  ●BK1   ( http://tinyurl.com/3a2o )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/3a2q )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.12.06[金]:【巨象も踊る】..ルイス・ガースナーJr
日本経済新聞社/ISBN4-532-31023-7/2500円/456P
★★★★★+進化★
2002.12.05[木]:【-】..日本リーダーズ協会でBSCプレゼン
2002.12.04[水]:【-】..お休み (骨休み)
2002.12.03[火]:【-】..お休み (骨休み)
2002.12.02[月]:【-】..原稿完成!(やったぁ)
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-21 ・ ・ ・ ‥… □■

<Webook &ビジネスブックラジオ Present 企画 当選者発表♪>

 【吾人の任務】 堀義人著 著者サイン入り。 3名さま

 1)浅尾さま 文京区(Webookでのご応募)
 2)那田さま 市川市(Webookでのご応募)
 3)守さま  木更津(USENでのご応募)

 サイン入りの本は、グロービスから直接送られます。
 また、グロービスのパンフご希望の方にも送られますのでお楽しみに。

 「グロービスマネージメントレビュー」がついに創刊らしい! 12.16
 http://gmr.diamond.co.jp/

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-111【インフルエンザ】・・… □■

 先日インフルエンザの予防接種をした。近所の病院で。3000円也。
 そのとき、摂取にあたって・・という注意事項を読まされ、アンケート欄
 で同意を求められた。
 さて、その注意事項、CSの観点からは落第!
 「過去にアナフィラキシーを起こした人」はダメとある。
 アナフィラキシー?
 思わずうーん。だいたい想像はつくけれど、こんな専門用語をおばあちゃ
 んやおじいちゃんがわかるはずはない(と思う)。
 分からないときは受け付けの人とかに聞けばいいけれど、分かりそうにない
 ことは最初から書いちゃダメ。
 製造元の田辺製薬にさっそくメール。2日後、ご指摘ごもっとも・・という
 ことで来年の書類に反映すべく対応されるとのこと。
 文章作成は、(財)阪大微生物病研究会。全国共通のがつくられるとのこと
 です。世の中がひとつ変わるか・・・(なんちゃって)

                 しんのすけ@なんでも言ってみよう会
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-022【ついに出来た!】・‥… □■

 ようやく原稿が書きあがりました!
 大前さん、舟崎さん、吉川さんなどからも引用の了解をいただきました。
 編集を担当してくださるOさんに原稿を渡しました。
 5ヶ月の奮闘は第一ハードルクリア。
 でもこれからがまた長い作業の始まり・・・・。

 先日、ビジネスブックラジオ収録の折、ゲストの松林さんが次に出す本
 のゲラを見せてくれた。校正の書込みがあった・・・。
 昔から、あういうのにあこがれてたのよねぇ~(ミーハーだけど)。
 しかし、松林さんは面白い。インタビュアーをすっかり忘れて大笑いの
 収録でした。(耳は無事だった。笑。)

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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ξ
▲▼▲ 来週、またシンシナティへ出張。
Web ◎◎ k シックスシグマの勉強してきます。
| △ |_
\b///       また来週!
 |_|~~
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:30

2002年10月16日

【仕事は楽しいかね?2】..デイル・ドーテン ★★★★☆+最高の職場

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-105】 2002/10/16(水) ★
★ “シックスシグマ見習中”の水曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ 先週はシックスシグマの研修でGE社へいってきました。
Web ◎◎ k  すばらしい内容でした。様々な本がでていますが、流石
| △ | 本業で使い切っているだけありますね。
\e/ さて、今日は、仕事は楽しいかね?の第二段です。
^□~
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 仕事は楽しいかね?2 】
  ◎ カラコラム:【 シックスシグマ 】
  ◎ 出版企画A:【 アメリカで原稿書き 】


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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【仕事は楽しいかね?2】Gifted Boss

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■ジャンル:ビジネス、マネジメント
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■著者:デイル・ドーテン(Dale Dauten )
  1950年生まれ。アリゾナ州立大学大学院卒業。80年マーケティング・リサ
  ーチ専門会社「リサーチ・リソーセス」を起業。現在、米国を代表する人
  気コラムニスト。 著書に「仕事は楽しいかね?」ほか。
 訳者:野津智子(のず・ともこ)
  獨協大学フランス語学科卒。翻訳家。主な訳書に「鉄火面」「正しければ
  それでいいの?」など。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
きこ書房/ISBN4-87771-083-3/1300円/208P
2002/7/27 第1刷  2002/9/5 第4刷
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■ <ワン・チョット>

 「最高の職場=自由+変化+チャンス」

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■ <忙しい方はここだけ>

僕はいつもEメールの署名に格言や金言をオマケでつけている。
たとえば、これからチャレンジングな仕事をしようとする仲間へのメールには
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  試してみることに失敗はない。
  「仕事は楽しいかね?」 デイル・ドーテンより
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みたいな感じでオマケをつけるのだ。

そして、本書を読んだ後はもう一つ格言のバリエーションが増えた。
それは、↓これ。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  最高の職場=自由+変化+チャンス
  「仕事は楽しいかね?2」デイル・ドーテンより
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本書を一言で言えば、最高の職場にふさわしい3つの条件を生み出せる上司の
心得、となろうか・・。マネジャー諸氏にとって、「ところで、僕はどうだろ
うか?」なんて自省と気付きのきっかけになる。

本書も1冊目と同じく、マックスおじさんが私に語りかける人生の英知のお話。
今回は最高の上司や最高の部下の話だ。
一冊目の「仕事は楽しいかね?」では、挫折感と抑圧感にさいなまれていたサ
ラリーマンの私が、シカゴ、オヘア空港で吹雪で足止めされる。偶然そこで知
り合ったマックスおじさんに人生の英知をもらうストーリーだった。一夜にし
て人生が変わってしまった「私」はその後トントン拍子に出世し、人をマネジ
メントする立場となった。そして私は中間管理職としての新たな悩みを抱え、
マックスの門を再び叩くのだった。

「私」はマックスの言葉によって「本物の上司、本物の部下、最高の職場」と
は何かに気付いていくのだ。すべては気付きの世界である。どんな素晴らしい
本も先達の話も、聞く側がカギを握っている。気付くか、気付かないか。

職場において、本物の上司と本物の部下の求めるものは、結局同じだという。
それは、
 1)自由(信頼。管理がない。仕事をゆだねる。)
 2)変化(有能な部下が求め、優れた上司が見たがるもの)
 3)チャンス(次々と新たなプロジェクトを創り出さないと満足しない)
だ。

マックスおじさんいわく:
  優秀な管理職の仕事は、管理することじゃない。

そういえば、図解の第一人者でもある久恒啓一さんは、企業のマネジャーを「
管理職」と呼ぶからいけないのであって、「企画職」と名前を変えたらいい!
と言っておられた。確かに!  

職場のマネジャーを張ってる方、いい刺激があるかも・・。

おすすめ度は、★★★★☆+最高の職場
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■ <お暇な方は、もう少し>

並みの上司と優れた上司の対比がなかなか面白いので拾っておこう。


並みの上司:明確な規則と規範を決める。
優れた上司:規則ではなく高い規準を決める。
      (些細なことは寛大に、重大のことは細心に)

並みの上司:答えを教える。
優れた上司:質問を投げかける。

並みの上司:他社に負けない給与や待遇を示して「うちで働かないか」と誘い
      をかける。
優れた上司:「きみの才能を花開かせるチャンスのある素晴らし環境で働かな
      いか」と誘いをかける。

並みの上司:チームプレーヤーを探す。
優れた上司:同士を探す。

などなど、優れた上司のあり方を、こうした言葉や、具体的な事例で語り明か
していく。

_________________________________
@ 戻る 上司 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02037965
| ↓
|  http://www.dauten.com/
|  ドーテンのサイトです・
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
マックスの語る物語は、新聞のコラム用のインタビューの中で著者が実際に見
聞きしたストーリーだという。元IBMのニシムラとか、バーガーキング、ジ
ャックインザボックスの経営を支援したノーム・ブリンカーなどいろんな人が
でてくる。
また、マックスという老紳士もモデルがいて、ロジャー・アクスフォードとい
う元大学教授である。そして登場人物の「私」は、著者自身であり、『願わく
ばあなたであり、すべての管理職の人である』という。

2001年刊「マックス・メモ」の改題改訂本である。

最後のエピローグは、泣ける。マックスが私を連れて行ってくれたある会社で
の出来事・・・社員の一人(モス)がホジキン病というリンパ腫の病気になり
、治療の甲斐あって復帰するのだが、化学療法のおかげで髪の毛が抜け落ちて
いる。そこでモスの同僚たちが自分たちも丸刈り頭にしようと企画する。
CEOのエリックは「そりゃいい。丸刈りにした一人につき100ドルをガン
協会に寄付する。そして丸刈りの人が100人を越えたら自分も丸刈りにする」
と言った。
結果、・・・192人もの人が丸刈りになり、当然、CEOも丸刈りに。
会社に復帰した当日、モスは100人以上の丸坊主に迎えられ感激する。
マックスと私はその光景を言葉もなく立ち尽くして見ている・・・
そんなエピローグである。

非凡なる職場環境は、なかなか感激的ではありませんか。

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■ <読んで欲しい方>
  現場のマネジャーの方
  プロジェクト・リーダーの方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+最高の職場

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

  ●BK1   ( http://tinyurl.com/20db )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/20da )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.10.18[金]:【-】..お休み (BSCのプレゼン@東京會舘)
2002.10.17[木]:【-】..お休み (BSC原稿書いてます)
2002.10.16[水]:【仕事は楽しいかね?2】..デイル・ドーテン
きこ書房/ISBN4-87771-083-3/1300円/208P
★★★★☆+最高の職場
2002.10.15[火]:【-】..お休み  BSCC原稿書き
2002.10.14[月]:【-】..お休み (シンシナティから帰国)

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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-21 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-106【シックスシグマ】・ ‥…□■

 シンシナティは、シカゴから1時間くらいのところにある。オハイオ州。
 そこにGEがあり、シックスシグマの研修を受けてきた。
 素晴らしい内容と講師陣。なるほど世界一の企業になっただけはある!
2週間のコースで、次回は12月に再度受講することに・・・。
 グリーンベルト、ブラックベルト、マスターブラックベルトとランクアップ
 する。僕は、まだノー・ベルト。
 日本企業もシックスシグマを取り入れているところがあるようだが、
 一番大切なことは何か・・・トップ(CEO)のやる気の度合い。
 ボトムアップでやってるようでは、かつてのZD運動やQCサークルみたいに
 なってしまう。はやり戦略的な取り組みというのはトップの気概が大切
 やなぁ・・・と思った次第。教室の壁にいいことばが貼ってあった。

 Leadership is Action, Not position.

                         しんのすけ@変革
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
秋といえばファッションを連想される方も多いのではないでしょうか。デザイ
ンやカラーの流行はファッションに欠かせない情報ですが、実は流行色という
のは、実シーズンの2年前に決められていることをご存知でしたか?よって、
書店にある出版物などでも、約1年先の流行色情報を容易に得ることができる
のです。ちなみにこの秋冬の流行色のテーマは、「ヴィンテージ・カマイユ
(時の移ろひ偲ばせる色)」だそうです。心の安定感や精神の豊かさを求める
人々の心を反映させた色が選ばれているとのことですが、今から2年前にその
ような心理状況まで含んで決定されているとしたら複雑な気分ですよね。
異業種合同ブランドで話題の『 WiLL 』では、2003年春に発売予定の冷凍冷蔵
庫に追加する新色をアンケートにて決定するそうです。下記の情報から、アナ
タがお好みの「カラー」を投票してみてはいかがでしょうか?

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☆☆                               ☆☆
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-015【アメリカで原稿書き】… □■

 出張中は、あまり出歩かなかった。というのも例の原稿書きがあったからだ。
 Residense Inn(Marriott) では、朝食サービスと夕方のハッピーアワーが
 あるので、ほとんど外食しなくてもすんでしまう。なぁーんて素晴らしい。
 さらに、ロビーにはADSLでネット接続がただ。これも最高。
 とってもいい環境でした。
 原稿もちょっと進んだかな・・。
 
                 まつやま・しんのすけ@BSC
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ξ
▲▼▲ 昨日、千葉県地方は、ものすごい雷さんでした。
Web ◎◎ k ひゃぁ、こわかった!
| △ |_
\b///       また来週!
 |_|~~
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:25

2002年10月02日

【抱擁力】..高塚毅 ★★★★+恕(じょ)

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-104】 2002/10/02(水) ★
★ “台風一過 Dream Skyward”の水曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ このところ、本の原稿書きでweekly になってますが
Web ◎◎ k  やっぱり、もっとご案内したいなって思いなおし
| △ | コンパクト版Webook でいってみようかと・・・
\e/ 今日は、その第一号。
^□~ どうでしょか?。
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 抱擁力 】
  ◎ カラコラム:【 日本航空システム 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【抱擁力】

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■ジャンル:ビジネス、対談
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■著者:中谷彰宏(なかたに・あきひろ)+高塚猛(こうつか・たけし)
中谷:1959年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。博報堂のCM
    プランナーを経て、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
高塚:1947年東京生まれ。リクルートに入社後、週刊就職情報誌を創刊。
    月刊住宅情報事業責任者を歴任。99年(株)福岡ドーム、福岡ダイエ
    ーホークスの代表取締役を兼任。著書に「会社再建3つの戦略」など
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
経済界/ISBN4-7667-8248-8/1400円/251P
2002/10/07 第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「抱擁力=包容力。」

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■ <忙しい方はここだけ>

「自分と未来は変えられる」の著者、高塚さんの名前が気になりだしたのは、
実はこの本がきっかけだった。中谷さんと高塚さんの対談本だ。

「自分と未来は変えられる」は、高塚氏のホテルやプロ野球球団の再興プロジ
ェクトを通じたマネジメントの奥義を伝える本であった。自己拡張心理をうま
く活用したWinWinのマネジメントは、社員も関係先もお客さんまでもま
きこんでしまうとても楽しいものだった。さっすが、元リクルートっていう雰
囲気がした。再建不能と言われた盛岡グランドホテルを一年で黒字化させ、
福岡3点セット(赤字の福岡ドーム、シーホークホテル、ダイエーホークス)
を見事に再生させた手腕は、高塚さんを“再建請負人”と呼ばせている。

そんな高塚氏のビジネス・イメージを先に持った後で、本書は読むといい。
(読む順が逆だとちょっとヘンかもしれない)

この本を読むと、高塚さんは、意外に女ずき!?な方なんだなぁって思える。
携帯電話には、各地の知り合いの女の子の番号がいっぱいだし、初対面でもす
ぐ抱擁したり、キスしたり。それだけ聞くと、なんだかエッチなおやじ・・と
思うのだが、そういうヘンな印象をまったく感じさせない自然さが、高塚さん
の行動、しぐさ、言葉にあるからだろうか。
これを「抱擁力」という。

本書は、高塚さんの人間的な魅力を中谷さんが引き出している。

おすすめ度は、★★★★+恕(じょ)
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■ <読んで欲しい方>
  高塚毅って?という方
  人の心を動かすものは何だろう?って考えてる方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://tinyurl.com/1qrw )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.10.04[金]:【-】..お休み (BSC原稿書いてます)
2002.10.03[木]:【-】..お休み (BSC原稿書いてます)
2002.10.02[水]:【抱擁力】..高塚毅
★★★★+恕(じょ)
経済界/ISBN4-7667-8248-8 /1400円/251P
2002.10.01[火]:【-】..お休み (BSC原稿書いてます)
2002.09.30[月]:【自分と未来は変えられる】..高塚猛(こうつか・たけし)
かんき出版/ISBN4-7612-5986-8/1400円/206P
★★★★★+変えられるもの
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-104【日本航空システム】 ‥…□■

この前、糸山英太郎氏の本を読んだ、と書いた。
 「金儲け哲学」という本だ。
 その本にもJALのことがたくさん出てくる。個人株主では筆頭になる。
 本日、JALとJASは統合会社、日本航空システムとして生まれ変わる。
 企業統合は最近のはやり、銀行も証券会社もメーカーも・・・。
 異なる文化が寄り合うのは、大変なことである。どの企業統合のその裏側
 では、さまざまな軋轢や交渉や感動がある。
 「システム障害はなぜ起きたか-みずほの教訓」には、統合のときの経営
 トップのリーダーシップこそ成功のカギだと書かれている。
 糸山コモンもそういうところを、アドバイスしてくれたらいいねぇ。
 さて、Dream Skyward というコピーでスタートする日本航空システム、
 そのリーダーシップに期待しよう。

                      しんのすけ@コモン・センス
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 ▼
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ξ
▲▼▲
Web ◎◎ k 台風一過の青空に
| △ |_ キンモクセイの橙色が似合う。
\b///       また来週!
 |_|~~
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:24

2002年09月18日

【リクルートという奇跡】..藤原和博 ★★★★★+奇跡の素

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-101】 2002/09/18(水) ★
★ “ビジネスブックラジオ余韻”の水曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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お知らせ
お知らせ    BK1に新連載 !
お知らせ    《 松山真之助の Webook of the Month 》登場♪
お知らせ    トップページ→ビジネス・経済・をクリックしてね。
お知らせ     http://www.bk1.co.jp/
お知らせ
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ξ きのうは、藤原和博さんとラジオ対談。
▲▼▲ USENのビジネスブックラジオの一コマ。
Web ◎◎ k  いやぁ、面白ろかったぁ! 
| △ | その藤原さんが書いたリクルートのInvisible Value!
\e/ 人材輩出企業といわれるリクルートの奇跡の航跡を
^□~ たどります。うーん、ほんま奇跡だわぁ。
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 リクルートという奇跡 】
  ◎ カラコラム:【 人生は甘い!? 】
  ◎ 著者から~:【 福田秀樹塾開講! 】
  ◎ 出版企画A:【 札幌市 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【リクルートという奇跡】

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■ジャンル:ビジネス、企業
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■著者:藤原和博(ふじはら・かずひろ)
  1955年東京生まれ。東京大学経済学部卒。リクルート広報課長などを経て
  「フェロー」制度を自ら提案、その第1号に。2003年から杉並区の公立中
  学校の校長に就任予定。
  http://www.yononaka.net/index.html ← 藤原さんの「よのなかNet 」
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■出版社:
文藝春秋/ISBN4-16-358900-7/1429円/255P
2002/9/15 第1刷   
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■ <ワン・チョット>

 「奇跡といっしょに歩いてきた人のリクルート秘話・・。
  リクルート社員も知らない!? わぁーお。」

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■ <忙しい方はここだけ>だけ。

人材輩出企業という形容詞がよくつかわれるリクルート。本書の著者の藤原和
博さんをはじめ、「iモード事件」の松永真理さん、シーマンの開発者斎藤由
多加さんなど著名な人以外にも、新しいビジネスの創業など起業や独立をした
多くの人たちがいる。

なぜ、リクルートはリクルートなのか。あのエネルギーや企業風土、その仕組
み、江副氏が残していったリクルートDNA等など・・、リクルートの奇跡の
秘密を著者独特の視点と言葉で解説。
いやぁ、こりゃすごいわ!と思わずにはいられない。

本書の冒頭、著者が株主総会で現社長に退陣要求をする場面から始まる。いき
なり、ギョェーである。そんなことがまかり通るほど、リクルートという企業
はすごい会社である。リクルート事件、ダイエーによる買収など大きな試練を
乗り越え、しかも確固たる独自のポジションを持ちつづけてきたこの会社は、
いったいどんな会社なのか・・・。その中にいる人にスポットを当てながら奇
跡の航跡をたどっている。

藤原さんは、奇跡の当事者だったり、先導者だったりするのだが、それにして
もリクルートはすごい人たちの集まりである。そして、人に付随した見えない
資産こそこの会社のVlueだと心得た会社である。

著者の藤原さんいわく(昨日のラジオ対談)「リクルート社員の80%くらい
は知らないことが書いてあると思いますよ」

リクルートという実践ビジネススクールを卒業し、たった一人で日本の教育改
革に乗り出した藤原さんが、渾身の筆を揮っている。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という精神のうえに人財
価値を高めている企業の秘密を除いてみよう。

おすすめ度は、★★★★★+奇跡の素
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■ <お暇な方は、もう少し>

ちょっと脱線。昨日のビジネスブックラジオの実況中継・・・
日本図書ライブ社長の盛池勇歩さんがこの番組のDirectingパーソナリティであ
ります。  http://bmg.nikkei.co.jp/review/index.cfm?contents_id=11
      http://www.usen-cs.com/station/business/business.html
僕は、またかけだしの見習。


 「みなさん、こんにちは。松山しんのすけです。ビジネスブックラジオ、
  今週はゲストプログラムです。今日のゲストは元リクルートフェロー 
  の藤原和博さんをお迎えしています。・・」

なんてセリフから始まります。

藤原さんに いきなり、
 「あぁ。まつやまさんキンチョウしてません?」なんてつっこまれて
 ハィー、キンチョウしてまぁす・・っていっぺんに楽になりました。

その後、藤原さんの「よのなか」科の授業開発や、リクルートでのドジなお話
など伺いながらあっという間の30分。

_________________________________
@ 戻る 藤原 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02044069
| ↓
|  著者のサイト「よのなかNET」
|   http://www.yononaka.net/index.html
|   よのなかのつながり (EXリクルートの人たちの紹介)
|   よのなかフォーラムの掲示板(三室さんや関口さんの書込みに注目)
|   
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
番組の後、打ち上げでみんなで繰り出した先では、ドイツビールを飲みながら
番組より面白い話も飛び出したり・・・??

  藤原さんは著書のタイトルは、全部ご自身で考えるんだそうです。
  100個くらいアイデアを出し、ひとるブレストをして決めるんだとか。
  ただひとつの例外は、21冊目である「人生がつまらない人へ」。
  これだけは、出版社のほうの意向で編集者によるタイトル決めとなった
  そうです。
  「絶対、僕ならあのタイトルにしないねぇ。だって、電車の中で本のタイ
   トルをかくさなくっちゃいけないもん」と笑った藤原さん。
  ちょっとだけつまらに人はたくさんいるから、結構いけてたかもしれませ
  ん。

  藤原さんは、サインをするときは、馬の絵を書く。これがまたウマい。
  狩野派の流れを汲む(?)流麗な線はプロ並である。
  1万頭のサインを目指してます・・なんて言いながらスラスラ走るペン
  さばきは見事だったですねぇ。


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■ <読んで欲しい方>
  リクルートに関心のあるビジネスマン
  リクルートに興味ある学生さん
  EXリクルートの方
  いまリクルートにいる方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+奇跡の素

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●楽天Webook ( http://tinyurl.com/1i1p )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.09.20[金]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.19[木]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.18[水]:【リクルートという奇跡】..藤原和博
文藝春秋/ISBN4-16-358900-7/1429円/255P
★★★★★+奇跡の素
2002.09.17[火]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.16[月]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)

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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-20 ・ ・ ・ ‥… □■

「福田秀樹塾」を開講します!と福田さんからご案内がきました。
 記念すべき第一回の開講セミナーは見逃せません!

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     第1回福田秀樹塾

 Webook超推薦
 『中学生マミちゃんの大疑問 日本ってお金に復讐されてるの?』
 の著者・福田秀樹さんの勉強会に参加しませんか?

  ◆日時:10月8日(火)20:00-22:30開催
  ◆会費:4000円。懇親会費用含むです。

 「WEBOOK」読者の方5名様(会場の収容人員の関係で・・・)を
 この勉強会にご案内します。お気軽にご参加下さい!

  ◆詳しくは、下記URLをご覧下さい。
    http://www.ntlib.biz/fukuda/

 しんのすけも参加するかもよ!

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-101【人生は甘い!】 □■

 先日、テレビでラサール石井の波乱万丈を見た。そこで入江塾の話が
 登場するのだが、塾長の言葉が実にいい。
 灘、ラサールなど進学校に入るための中学の進学塾だ。灘や鹿児島ラサール
 などへいけなかった生徒が挨拶にきたときの塾長の言葉がいい!。

「 人生は甘いもんだから、何度でもやり直しがきくんだよ!」

 そんなことをとっさに言える塾長は、さすが。
 人生は甘いもんだ! なんて、逆説的だけどとってもいいなぁ。

 人生は甘い・・を地でいくラサール石井の楽屋日記はこちら:
   http://www.lasa-r.co.jp/about/about_index.html

しんのすけ@たしかにそうかもしれない
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 ますます都心回帰が進んでいますが、全国都市部に住居を移すのは何もビ
 ジネスマンだけでなく、意外とシニア層が多いとか。
 首都圏に関しては、1都3県で約3,342万人。日本人の4人にひとりは首都圏
 に住み、10人にひとりは東京都に住んでいるそうです。そぉーなんだぁ!
 当然のごとく「条件の良い住まい」の競争率も高くなっています。いかに情
 報化社会のツールとサービスを駆使するかがポイントですね。
 そろそろPRモード・・・
 下記は野村不動産の情報会員のご案内。あらかじめ希望した条件に適合する
 新築マイホーム情報を優先的に取得できる全国規模のサービスです。
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-012【札幌市】  ・ ・‥… □■

自治体のBSC取組み事例として札幌市役所の方とコンタクト。
 札幌までいってみようっかなぁ・・。
 札幌といば、北大の地震学者の島村先生のところもお寄りしたいな。
 うーん、ホッカイドー!

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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 ■ バランス・スコアカード メルマガNo6 : Pubzine 18104 □
 □ バランス・スコアカード MLスタート : BSC_Users@eGroup ■
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』(969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ
▲▼▲ まったねー
Web ◎◎ k
| △ |_
\b///  読書の秋
 |_|~~
L_ また来週!
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:21

2002年09月10日

【経営の質を高める8つの基準】..大久保寛司 ★★★★★+8つの心

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-099】 2002/09/10(火) ★
★ “コオロギさんの大合唱”の火曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ みなさん、こんにちは!
Web ◎◎ k  経営の質が問われるこの時代、価値創造の価値基準は
| △ | はやりお客様主体でなくてはいけません。
\e/ 今日は、そんな思想のもとにつくられたJQAの
^□~ 本質に迫る本です・・・。
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 経営の質を高める8つの基準 】
  ◎ カラコラム:【 Yahoo!BB 】
  ◎ 出版企画A:【 Oさん 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【経営の質を高める8つの基準】日本経営品質賞の狙い

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■ジャンル:経営
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■著者:大久保寛司(おおくぼ・かんじ)
  1949年生まれ。横浜市立大学商学部卒業。日本アイ・ビー・エム入社。
  CS部長等を経て退社。現在、人と経営研究所所長、日本経営品質賞アセス
  メント基準研究会責任者。著書に「二十一世紀残る経営、消える経営」他
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 かんき出版/ISBN4-7612-5914-0/1500円/286P
2002/1/15 改訂増補版 第4刷  1997/5/20 第1版   
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■ <ワン・チョット>

 「お客様価値を主軸に据えてこそ、経営の質は高まる。」

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■ <忙しい方はここだけ>

日本経営品質賞(JQA=Japan Quality Award) という経営品質の向上を目指した
表彰制度がある。表彰制度がある・・と書くと誤解を招くかもしれない。
コトの本質は、表彰されることやすることではなく、日本経営品質賞がもつ経
営のコンセプトそのものだからだ。つまり表彰ではなく、コンセプト。
(その意味で僕はこの呼び方に不満があるんだけど・・・、ま、いいか)

コンセプトは「すべての企業活動の視点を顧客におき、経営全体をバランスよ
く運営するための視点とアセスメント基準」である。
つまり、経営とは何をもって行えばいいのか?ということをとてもよく整理で
きる仕組みなのである。

経営は、利益追求だけでいいのか、人材中心でいいのか、お客様をとことん向
いて商売しないといけないのか、コストカッターが必要なのか・・・などいろ
いろなことを考えなければならない。どれをとってみても重要である。しかし
、それらをどのように組み合わせ、バランスをとり、連係させて運営するか・
・・それこそが経営の要諦といえる。

と、ここまで書いてくると、あれれバランス・スコアカードと似てるじゃない
の?となる。まったくその通りである。

日本経営品質賞のすばらしいところは、「まず測ってみましょう」というとろ
である。測ることはアセスメントという。PDCAサイクルの前にまず「C」
があるのだ。計画(P)するにもまずは、己を、世間を、競合を測る(C)こ
とから始めようというところだ。

本書は、日本経営品質賞のコンセプトを非常に分かりやすく解説してくれる。
そして、何よりすばらしいところは、コンセプトを実際にころがすために必要
な「心」を説いているところだろう。

日本IBMのお客様満足度向上委員会をリードした著者は、お客様主体の経営
とは何かを知り尽くしている。そんな著者が、日本経営品質賞の仕組みだけで
はなく、心を説いているところが本書のキモ。

もともと日本経営品質賞は、顧客主体の考え方から発している。著者は、「多
くの人が顧客満足を上げれば、売り上げや利益の増加が見込めると考えて顧客
満足を売り上げの手段ととらえているのではないか」・・・と問う。
これは突き詰めていくと経営哲学の域に入るけれど、大事な部分だ。
「顧客満足は手段ではなく、目的とすべきである」という著者の言葉には、重
い意味がありそうだ。

多分に実用的でもある本書だが、経営の心の部分も是非感じ取りたい・・・。

おすすめ度は、★★★★★+8つの心
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■ <お暇な方は、もう少し>

日本経営品質賞という経営の品質を測る(アセスする)基準がある。
1980年代、飛ぶ鳥を落す勢いだった日本を研究したアメリカが生み出した
マルコム・ボルドリッジ賞(1988年レーガン政権の下で作られた)の日本版と
いったところだ。1995年12月に創設されている。
徹底した顧客重視、品質重視を基本とした経営システムである。

JQA=(財)社会経済生産性本部の資料によれは、

 日本経営品質賞とは:

 「顧客視点から経営全体を運営し、自己革新を通じて新しい価値を創出し
  続けることのできる“卓越した経営品質の仕組み”を有する企業の表彰
  を目的として(財)社会経済生産性本部が1995年12月に創設した表彰制度。
  8つの領域からなるアセスメント基準書により3段階の審査がある。
  80年代の米国経済復活に寄与したとされる米国マルコム・ボルドリッジ
  国家品質賞(MB賞)に基づいている。」 ものである。

日本経営品質賞のフレームワークは下記の8つのカテゴリーで図解できる。


          3)顧客・市場の理解と対応:110
  ----------------------------------------------------------
     ↑↓         ↑↓          ↑↓
1)リーダーシップと  4)戦略策定と展開:60      
   意思決定:120   5)個人と組織の能力向上:110 8)活動成果
2)経営における    6)価値創造のプロセス:100 :400
   社会的責任:50
    ↑↓         ↑↓          ↑↓
  ----------------------------------------------------------
           7)情報マネジメント:60

8つの基準は、それぞれ重みがつけられ、合計1000点になる。
この図の最もキモになるところは、お客様の満足をいかに引き出せるかという
ところに最も大きな価値基準があることだという。

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@ 戻る 経営 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01008799
| ↓
|   日本経営品質賞
|    http://www.jqac.com/
|    
|   マルコム・ボルドリッジ賞(MB賞):米国
|    http://www.quality.nist.gov/
|    
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
松原恭司郎氏によれば、バランス・スコアカードも日本経営品質賞もMB賞の
影響を受けていると言う。ま、時代に応じて人は同じようなコンセプトを考え
出すものなんですね。そして、バランス・スコアカードのコンセプトもまた逆
にMB賞や日本経営品質賞にとりこまれているようだ。

日本経営品質賞をはじめて勉強する・・・という方がいたら、マニュアルの如
き解説書ではなく、本書を最初に手にするといいと思う。

バランス・スコアカードに関心のある方は、共通項を意識しながら読むと面白
いと思う。

大久保さんがよく言うように、感じる力を持った人がいれば日本は良くなる。
本書から経営の心を感じてみたい。

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■ <読んで欲しい方>
  経営者の方
  企画部の方
  人事部の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+8つの心

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://tinyurl.com/1d9n )
●BK1   ( http://tinyurl.com/1d9o )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.09.13[金]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.12[木]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.11[水]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.10[火]:【経営の質を高める8つの基準】..大久保寛司
かんき出版/ISBN4-7612-5914-0/1500円/286P
★★★★★+8つの心
2002.09.09[月]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)

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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-20 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-099【Yahoo!BB】・ ・ ・… □■

 僕の職場では、いまYahoo!BBが大流行。そばに聞ける人がいる
 というのは、なにより心強いコールセンターだ。
 僕もつられて導入した。・・・のはいいのだが、無線の子機がある電話機
 のせいか、電話機能がいまいちになってしまった。
  1)ハウリングして聴きにくい。
  2)相手が通話中になりやすい
 ということで、我が家の奥様には大不評・・・。あちゃぁ、である。
 説明書にもそういう不具合の可能性が書いてあるが、まさか自分が当たる
 とは・・・。
 CATV常時接続からの乗り換えを目論んだのであるが見事失敗。
 解約できるかなぁ・・・孫さ~ん。

       しんのすけ@bi-bi-
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 さてさて、暑い日が続きます。
 9月に入ったからといってスグには涼しくなりませんね。
 学生の休みも終わり、朝夕ラッシュの混み具合も元どおり。
 学生といえば、夏休みの間10代の若者の「髪に関する相談」が急増するそう
 です。ひぇー知らなかったなぁ・・。
 「ウチの家系は大丈夫」なんて言っている方も油断は禁物!遺伝するの
 は体質であり、髪質は自分でケアすることが必要だとか。
 そういった髪のこと、下記の情報でちょこっと学んでみませんか?
 と、いきなりPRモードに突入ですが・・
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-010【Oさん】・ ・ ・ ‥… □■

僕の編集担当はOさんという方。この方なしにバランス・スコアカードの
 本の企画はない。Oさんは、物静かな雰囲気の方なんだけど、とっても
 人の心を動かすのが得意な方。
 そろそろ・・なんて思ってたりすると、ふーっとそばにきて(メールな
 んだけどね)、いい季節ですねぇ・・・なんて囁いていく。
 それがまた、実に絶妙なタイミング。
 あ、頑張らなくっちゃって思うオーラの風をつれてくる言葉。
 この方は、ひょっとしたらものすごい方なんじゃないかといつも思う。
 同じ風を感じ、同じ光を受け止められる・・そんな雰囲気がなんとも
 心地よい。
 これが妙齢な女性ならサイコウなんだけど、だはは・・・実は男性。
 しかし、心の琴線を鳴らすのは男も女も関係なさそうだ。
 人生は出会いですなぁ・・・。

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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 ■ バランス・スコアカード メルマガNo6 : Pubzine 18104 □
 □ バランス・スコアカード MLスタート : BSC_Users@eGroup ■
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』(969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ
▲▼▲ 先日、大久保悦子さん(大久保寛司さんの奥様)
Web ◎◎ k,Mobook の本を読んだ。感動的な子育て(育てられ)の
| △ |_ 記録である。「育て育てられの記」。
\b///  読書の秋 いつか紹介したい超オススメ本。
 |__|~~ 大久保さんちは夫婦で日本を変えている?
L/\\ また来週!
^^^^^^^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:19

2002年05月20日

【ONとOFF】..出井伸之 ★★★★☆+CEO

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-066】 2002/05/20(月) ★
★ “さぁ、これからだ!”の月曜日  ★
★ http://listen.to/webook               ★
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★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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ξ
▲▼▲    オン(仕事)とオフ。その微妙なアンジュレーションは
Web ◎◎ k   だんだん境界がなくなってきた。
| △ |   陰陽相交わりながら宇宙は流れていく・・・。
\e/  ソニーの出井氏のオンとオフを覗いてみよう。
^□~   ところで今日は、オンだっけ?(笑)
/>                       真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 ONとOFF 】
  ◎ カラコラム:【 月の土地を買う? 】 1980円/エーカー
  ◎ プレゼント:【 財務革命 】 5/25 〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ONとOFF】

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■ジャンル:ビジネス・エッセイ
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■著者:出井伸之(いでい・のぶゆき)
1937年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。60年ソニー入社。62
  年スイスに留学。二度にわたるスイス勤務ののち、ソニー・フランスの設
  立に従事。その後オーディオ事業部長などを経て、取締役へ。95年に大賀
  典雄氏の後を受けて社長に。現在会長兼CEO。GE,ネスレの社外取締
  役。著書に「出井伸之のホームページ」ほか。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 新潮社/ISBN4-10-453901-5/1400円/222P
2002/4/25 第1刷   2002/5/10 第2刷
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■ <ワン・チョット>

「OFFでの蓄積は、いつのまにか会社の仕事(ON)に還流する。」

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■ <忙しい方はここだけ>

ソニー、ホンダ、トヨタ・・・日本を代表する元気印の企業だ。こうしたエス
タブリッシュ企業のCEOの素顔はなかなかわからない。多分、その会社にい
ても何万人もいる社員の中では、なかなか見えないものだろう。

社長自らが、インターネット、イントラネットなどのメディアを通じ語りかけ
ることは、社員や世間とのコミュニケーションを活発化させる。ソニーの社長
が書いた「出井伸之のホームページ」という本(98年)は、そういう意味で
画期的であった。

本書もソニーのイントラネット上に設けられている出井氏のページ「A Point
of View」のコンテンツをもとに編集させれたものだ。
98年から2002年までの文章がもとになっている。

なかなか触れることができないトップ・エグゼクティブの普段着の姿に触れる
ことができる・・・楽しい本だ。何を考え、何を社員に訴え、どんな行動をし
てきたのか・・・そんな出井氏のナマの姿が浮き彫りに・・・。
どんな本を読み、どんな映画を見、誰とワインを飲み、ゴルフの結果がどうで
・・・など世界的に著名なビジネスエグゼクティブの日常も見える。

社内に向けたメッセージで印象的なものは「非連続の改革」。改革には、2つ
ある。一つは絶えざる経営効率のアップ。もう一つが事業構造そのものの変革
、つまり非連続の改革だ。Improvement と  Innovation と言えばいいだろう
か。

曰く、A Point of View は、「私の日記であり、戦略メモ帳であり、社員と対
話する大切な場でもあるが、変革へのメッセージをいかに伝えるかに毎回心を
砕いている」とある。

企業の中には、社長自らがメルマガなどで情報発信をしている企業もあるだろ
う。出井氏の発信している情報は、大変参考になるのではないだろうか。
メッセージは、つねに“いっしょに頑張ろう”という目線になっているのが印
象的だ。

おすすめ度は、 ★★★★☆+CEO
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

井深氏の追悼講演での江崎玲於奈氏のスピーチが紹介されている。著者が常に
訴えている改革という言葉に繋がるいい言葉だ。

 江崎氏のスピーチは、「セカンドランナーからファーストランナーへ」。
   ファーストランナーとは、クリエイティブな失敗やリスクテイクを恐れず
   自己発見に努める人達
   セカンドランナーとは、お手本や前例がないと何もできない、協調性や
   組織プレーを重んじる、自己犠牲をいとわない人達
   現在の延長に未来はない。これからはファーストランナーの時代だ。
   Visit the future to find the guide.

というもの。著者は、いたく感激して、「訪未創新」という言葉を作ったという。
(98年10月のメッセージ)

出張先での会食の話題も多く、なかなか面白いものがある。
パリでの演劇プロデューサーとの会食で、出た面白い話。

 世界で一番薄い本は、-- イギリス人が書いたレシピ集
 2番目に薄い本は、 -- ドイツ人のジョーク集
 3番目は、     -- 謙虚なフランス人のリスト

ぐふふ。日本で一番薄い本は? と問いかけで終わっているが、さて・・・。

著者はワイン好きでも知られるが、サンフランシスコでのコッポラ・ワイナリ
ーの話も楽しい。映画監督として有名なコッポラ氏は、ニーバムワイナリーに
半分出資して、ワイナリーを営むという贅沢な人生の楽しみを持っている。
コッポラのワインは、僕も(安いのを)のんだけど、オイシイ。

ジャック・ウエルチ、カルロス・ゴーン、ビル・ゲイツなど、世界のトップ・
エグゼクティブとの交流など、なかなか知ることができないビジネス・オフ&
オンを覗けるのも楽しい。

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@ 戻る CEO 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02021388
| ↓
| SONYホームページの著者
|     http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/corp/mm/
|
|    SONY のデザインのページは、目をみはるサイトデザイン!!!
|    こりゃぁ凄い!!(見る価値あり!)
|     http://www.sony.co.jp/Fun/SonyDesign/
|
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【ソニー社長出井伸之のホームページ】 1998.03 
http://www.hoops.ne.jp/~webook/98.6/98.6.3.htm
も、本書と同じ趣向の本であった。
「組織と個人」「世界の大企業人の素顔」「ゴルフ、趣味のワイン」など出井
社長の、行動、感動、思考がここにある・・・というものだった。

  
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■ <読んで欲しい方>
  社長メルマガを発行中の社長さん
  経営者の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+CEO

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2002.05.24[金]:【】..
2002.05.23[木]:【】..
2002.05.22[水]:【】..
2002.05.21[火]:【】..
2002.05.20[月]:【ONとOFF】..出井伸之
 新潮社/ISBN4-10-453901-5/1400円/222P
★★★★☆+CEO
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-11 ・ ・ ・ ‥… □■

 ▼ Webook2002プレゼント企画No.6♪ ▼
    【財務革命】 棚橋隆司著 ~ 2名様

 ▼ 応募方法
    ・タイトル:財務革命+あなたのお名前
    ・本  文:お名前、ご住所、メール、お年(頃)、コメント
    ・宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
    ・〆  切:5/25(土)

 ▼ 著者、小池さん、上山さんのご協力で実現しました。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-066【月の土地を買う?】‥… □■

きのう知り合いの方から、月の土地を買ったよってメールをいただいた。
  えぇっ? そんなバカな・・・と半信半疑。
  そこに記されたURLを覗いてみると
    http://www.lunarembassy.jp/
  なるほど、デニス・ホープ氏が月の所有権を主張した法律(?)があり
  それに基づいて権利を販売している・・ということらしい。
  1エーカー(約1,224坪≒サッカー場くらい)あたり 1980円!
  なんだか楽しいじゃぁありませんか。
  地球外不動産と宇宙法、月協定などの解説は、非日常の思考空間を
  味あわせてくれるので、興味深い。
  夢と宇宙規模思考の場を買うと思えば楽しいかもね。
  さぁーて、どうしたものか。。。

               しんのすけ@1980円の投資
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
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ξ get↓      バランススコアカードのメルマガ
▲▼▲ got↓      早速多くの方にご登録いただき
Web ◎◎ k lot↓  ありがとうございます。
| △ | low↓      Pubzine 181104 です。
\O/ bow↓      また・・・あした
<|ト boy↓
... />   joy↓          真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 23:45

2002年03月22日

【つまらない毎日なら、「好き」なことで独立しよう】..松本すみ子 ★★★★☆+一生モノ

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-040】 2002/03/022(金) ★
★ “春のつむじ風びゅー@”の金曜日  ★
★ http://listen.to/webook               ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ   人生は何もしないでいるにはあまりに長い。
▲▼▲   人生は何かするためにはあまりに短い。
Web ◎◎ k  誰が言ったか忘れたけど、何かに没頭すると時間は
| △ |    あっという間に過ぎる。
\σ/,   独立。この言葉にビビビっとくる人は、この本を
~|Y|~~    是非、読んでおこう。
< >                         真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 つまらない毎日なら、「好き」なことで独立しよう 】
  ◎ カラコラム:【 挙句の果て 】
  ◎ プレゼント:【 天使は森へ消えた 】3名様

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【つまらない毎日なら、「好き」なことで独立しよう】

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■ジャンル:ビジネス、起業、女性
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■著者:松本すみ子(まつもと・すみこ)
  有限会社アリア代表取締役。著書に『つまらない毎日なら、好きなことで
  独立しよう』(明日香出版)があり、2001年7月からは、リクルートのガ
  イドサイト・オールアバウトジャパンの「シニアライフ」にてガイド役を
  担当する。ISIZE BOOK“5時から作家塾”デビュー作家。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 明日香出版社/ISBN4-7569-0418-1/1400円/205P
2001/4/30 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「今日は女性の方だけに・・・ 男どもはあっちあっち → 。」

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■ <忙しい方はここだけ>

本書は、「これから独立しようとしている女性、独立したいけれどもう一歩が
踏み出せない状況にある女性を励まし、後押しするため」の本だ。
男どもはあっちあっち・・と言いたいところだが、男性諸氏にもなかなか参考
になる。なぜ? うーん、つまり独立するってことは、書類や手続きの問題じ
ゃなくて心、志の問題だし、躊躇してる男性の方もいるはずだから・・・。

本書は、独立まもない著者が、自分自身の経験も踏まえ、会社を辞め独立する
ときの心構え・・・、うーんちょっと違うな、気持ちの持ち方みたいなものを
教えてくれる本だ。背中にそっと手をあてて、やさしく勇気づけてくれるとこ
ろがいい。

やりたいことがあって・・・でも家庭やいろんな事情があるし・・・と思って
いる方は、あきらめないでチャンスを待つことが大切だという。
《やりたいことがある人は、いわば潜伏期間でも必要な要素を無意識のうちに
 選別してとり入れています。結果として、常にその方向に向かって努力を重
 ねていることになるのです。》
と言われると元気がでるではありませんか。「一生モノ」の仕事を手にいれる
ためのヒントやアドバイスは、それを欲している方には、値千金。

まだまだ社会(会社)は、男社会を前提に動いている。女性で独立を考えるよ
うな方には、会社組織の中でさまざまな不条理がある。20年以上の会社勤め
のあと自分の仕事を見つけた著者の経験は、なかなか参考になるのではないだ
ろうか・・・。

松本さんの“ホラぁっ!”て声が聞こえたら最高。

おすすめ度は、 ★★★★☆+一生モノ
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■ <お暇な方は、もう少し>

《世間というのものが、自分の属している、この世界だけではないと気づく
 ことはたいへん重要なことです。そうすれば、そこで行き詰まっても、
 まだ道はいくらでもあると考える事ができます。》
とは、素敵なメッセージ。大企業なんかだと、公私にわたり至れり尽くせりだ
から、自分の会社環境が全て・・みたいなものにドップリとつかりがとちであ
る。でも・・・世間は広い。

そして広い世間でも自分は通じるだろうか? 広い世間を見渡して自分は何が
やりたいのだろうか? 広い世間に自分はどんな人脈を持っているだろうか?
などなど、高みの視点にたつと“考えたい”ことはたくさんでてくる。

Part2では、自分を棚卸するヒントが書かれている。《私に一体何ができ
るのかしら?》
職務履歴書や自分年表を書いてみることからスタートだ。やりたいことがある
人は、それに向かって収束するような構成になる。やりたいことがイマイチ明
確じゃない人は、ゼロリセットから考えてもいい。しかし、基本は《好きなこ
と》《得意なこと》だからMyヒストリーをクールに書いてみるのはいいこと
だ。

そして、著者はさらに“人との出会い”について付加することを薦める。
 「人もモノもビジネスも、すべては“出会い”からはじまる」
というのは、けだし名言!とマーキングしたところ。

やりたいことがあっても、それを人に話して賛同されなかったときはガッカリ
する。そんなときも“はじめから100%賛同なんてありえないし、反対があ
って当然”くらいに思っておけばクジケない。
__________________________________
@ 戻る 独立 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01019569
| ↓
|  著者、松本さんの会社
|   http://www.arias.co.jp/
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
著者は、こんな言葉でポンと背中を押す。

《できるかできないか。そんなことは誰にもわからない。できると思うのも、
 できないと思うのも、全部自分。何かを始める人はまず“やる”と決めて
 そのためにはどうしたらいいかを考えるのです》

そうそう。そうなんだよねぇ。
さぁ、いっちょう行ってみよっかぁ。

「人生は何事もなさぬにはあまりに長いが、何事かをなすにはあまりに短い」
(中島敦『山月記』)らしいですぞぉ。

なお、本書は、ISIZE BOOK“5時から作家塾”の第一号作品である。
 http://www.ntlib.biz/book/after5/

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■ <読んで欲しい方>
  独立をめざす女性の方
  生きがいのある仕事を見つけたいあなた
  ちょっとだけ勇気が欲しい方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+一生モノ

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2002.03.22[金]:【つまらない毎日なら、「好き」なことで独立しよう】..松本
 明日香出版社/ISBN4-7569-0418-1/1400円/205P
★★★★☆+一生モノ
2002.03.21[木]:【】..春分の日(休刊)
うわぁー凄い強風。黄沙も飛んできたかな・・。
2002.03.20[水]:【子供は無限に伸びる】..陰山英男
 PHP研究所/ISBN4-569-61936-3/1400円/209P
★★★★☆+100マス
2002.03.19[火]:【住宅新時代への指針】..鶴蒔靖夫
 IN通信社/ISBN4-87218-211-1/1800円/238P
★★★☆+合理的
2002.03.18[月]:【ペンギンの国のクジャク】..BJギャラガー他
 扶桑社/ISBN4-594-03408-X/740円/167P
★★★★+組織の海
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

 ▼ Webook2002プレゼント企画No.4♪ ▼
    【天使は森へ消えた】3名様

 ▼ 応募方法
    ・タイトル:天使は森へ+あなたのお名前
    ・本  文:お名前、ご住所、メール、お年(頃)、コメント
    ・宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
    ・〆  切:3/30(土)

 ▼ サンマーク出版の佐藤理恵さんのご協力をいただき実現しました。

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-040【挙句の果て】・ ・ ・…□■

 挙句の果てにこうなった・・・なんていうけど、挙句(あげく)って
 なんだっけ? とこれもギモンに思ってみた。またまた子供の辞書に答が。

 これも短歌や俳句からきてるらしい。連歌や俳諧の最後の句を【挙句】と
 いうことから、一番終わりと言う意味で使われる。
 出世魚のいちばん終わりの名前から 【とどのつまり】という表現もあっ
 たねぇ。ん、なーるほどぉ。
 ところで・・・・  なれの果て の なれ ってなんだぁ?

             しんのすけ@歯なれわざ
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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 サイバーテックの橋元さんがやってるぞぉ。秋葉原のリナックスビルは
 秘密にしたいグッドスポット!。(いこいこっ)

   ◎ 顧客とりこメールセミナー ご案内 ◎
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 【日時】 2002年3月29日(金) 16:00~17:30
 【主催】 株式会社サイバーテック
 【場所】 東京都千代田区外神田3-13-2 リナックスビル2F
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ξ  .   .    
▲▼▲   .         また来週・・・
Web ◎◎ k          ポチ、今年の春は駆け足じゃのぉ~。
| △ | ,_,       
\O/ ゝ___(..)
<|ト---- (___ ●
... />    />  >\         真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 21:09

2002年02月07日

【大事なことはみんなリクルートから教わった】..柳谷&藤田 ★★★★★+じゃお前ならどうする?

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-022】 2002/02/07(木) ★
★ “続けてるよん・・”の木曜日  ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ  
▲▼▲    
Web ◎◎ k   藤原和博さんなどユニークな人材輩出企業の
| △ |     リクルート。そのエネルギーの謎に挑む・・
\σ/_?   メラメラと燃えるような本です・・・
|Y )      ・・っちっち。 
< \                 真之助@消火器用意!
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【 大事なことはみんなリクルートから教わった 】
    ◎ カラコラム:【 Archaeologist 】
    ◎ プレゼント:【 イチローから盗め、ビジネス動体視力 】2名様

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【大事なことはみんなリクルートから教わった】

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■ジャンル:ビジネス、企業風土、人生
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■著者:藤田久美子+柳谷杞一郎(やなぎたに・きいちろう)
 柳谷杞一郎(やなぎたに・きいちろう):1957年生まれ。慶応義塾大学文学部
   卒業。写真家。『エスクァイア日本版』の副編集長などを務める。
 藤田久美子(ふじた・くみこ):東京都生まれ。女子美術短期大学造形科で
   グラフィックデザインを専攻後、グラフィックデザイナーを経てフリー
   に。著書に「パッチワークとステンシル」など。
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■出版社:
 雷鳥社/ISBN4-8441-3326-8/1500円/414P
2001/11 /10 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「リクルート、そこは幼稚園の砂場だった!?」

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■ <忙しい方はここだけ>

ひさしぶりに血液が沸騰した。そんな本だ。

幼稚園の砂場という表現は、ロバート・フルガムの「人生に必要な知恵はすべ
て幼稚園の砂場で学んだ」(全米400万部のベストセラー)からきている。
本書の“はじめに”で引用されているのだが、まさにその通り!だと、読み終
えてからも思える。

リクルートは、「人という資産」を投資(採用)の段階から、運用(教育、実
業務)までとことん大切にする(こきつかうのがうまい)企業だ。
こきつかう、というのは語弊がある。リクルートで仕事をする人は、むしろ砂
場で遊ぶように時間も忘れて没頭するのだから、やはり「何か」があるのだ、
リクルートって。社員がワクワクしながら、自分の思いを口にし、人を口説き
、足を動かして仕事をする・・そんなDNAがちらばっている会社のようだ。

僕もリクルートの人(あるいは元リクルート)と公私ともにお付き合いがある
が、ぼくらと同じなんだけどちょっと違う・・その“ちょっと”を大切にして
いるという気がする。

本書は、リクルートという企業の中で自分を磨き、そして自分ブランド(企業)
を興した人達を通じ、リクルートという企業の秘密(DNA)に迫ったドキュメン
タリー(インタビュー集)だ。
(株)マングローブの今野誠一、衆議院議員(民主党)の加藤公一、トラベシ
ア・留学図書館の平河理恵、リクルートフェロー第一号の藤原和博・・・など
リクルートの砂場で遊んだ11人のインタビュー記事と、リクルートのキャリ
ア制度などを紹介するR-fileから構成されている。

リクルートから教わったという大切なことは、それぞれ少しずつ違うのだが、
「人」という無限の可能性を引き出す事に惜しみなくエネルギーを注ぐリクル
ートの風土にピッタリはまった人達は、「自ら機会を作り、その機会によって
自らを変えた」(=かつてのリクルート社是)という点で共通している。

未来形のプロジェクト“R”で、リクルートの砂場のヒミツを探ってみよう。

おすすめ度は、★★★★★+じゃお前ならどうする?
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■ <お暇な方は、もう少し>

どんな人も主役にしてくれる。というより前面に押し出されて主役にされてし
まう。やらざるを得ない。そんな気風を感じる。

リクルートの砂場で遊んだあと、衆議院議員となった加藤公一は、就職の時の
ことをこう語る。

 「社員が異常に元気で幸せそうなんです。ひとりひとりがビジョンを語るし
  人間の密度が濃いというか、人間の質量を感じるという印象でした。」

「採用というのは、会社にとって必要な人間を口説く事です。必要な人材であ
れば本人の意思は関係ないというのがリクルートの採用に対する考え方です。」
労力もお金もかける、その入れこみ様はものすごいらしい。リクルートフェロ
ーの藤原さんも「88年の採用は150人の選任スタッフを貼りつけ、人件費
も含め80億円くらいはかけたはず」と、採用にかけるキチガイ沙汰ふりを紹
介している。

総務、人事、経理などのコンサルとアウトソーシング事業を進めるマングロー
ブを設立した今野さんは、リクルート時代を振り返りこういう。
 
 「社内で一番多く聞いた言葉は、「お前はどうしたらいいと思う?」と
  いう言葉。」

という。すべて、考える人、行動する人・・・を求めている企業なのだ。

11人の卒園生(?)のうち最後に登場するのは、リクルートフェロー制度を
自ら作り、自らその第一号になった藤原和博さん。一度お会いしたことがある
が、実に活動的な“さだまさし”である。(TVの画面でテリー伊藤の横にすわ
っているスーツを着たさだまさしがいたら、それが藤原氏だ・・と文中でも表
現している:笑)

会社が人にお金を惜しまない・・・だけではない、仲間を称える仕組みがあち
こちにある。パンパカパーン・・・っていうイベントが、そこここで行われて
いるらしい。トム・ピーターズの世界だ。

インタビューは普段着のことばで語られている。そこも、いい。

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@ 戻る 砂場 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01055134
| ↓
| 遊ぶ、真似る、学ぶ、稼ぐ、独立する。
| リクルートという砂場は、そういうところがスナバシイ。
|
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
リクルートのキャリアップ制度の紹介では、おもしろいことが書かれている。
リクルートのBBC(リクルートビジネスカレッジ)という社内教育と内外の
企業・教育期間への派遣プログラム制度がある。そのスタート時のキャッチフ
レーズが面白い。

  「リクルートでえらくなったって しょうがなかったりして」

うーん、シビレル。そうなんだよね。それはどんな大きくて有名な会社でも同
じ。こんあコピーを公然と言っちゃうのはいかにもリクルートらしい。

採用時だけではなく、その後の教育への値からの入れ様は、やはり並外れたも
もがある。本書インタビューにもでてくるが、MBAへの留学などにおいても
準備金で100万円ほどポンとくれたりする度量がある!

うーん、この本でまたリクルートにリクルートする人が増えるなぁ。

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■ <読んで欲しい方>
  人事部の方
  経営者の方
  20代、30代の方
  人事部の吉田さん
  人材開発室の加藤さん
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+じゃお前ならどうする?

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

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●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.02.08[金]:【】..

2002.02.07[木]:【大事なことはみんなリクルートから教わった】..柳谷&藤田
 雷鳥社/ISBN4-8441-3326-8/1500円/414P
★★★★★+じゃお前ならどうする?
2002.02.06[水]:【コーチングの思考技術】..ハーバードビジネスレビュー
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-37388-4/2200円/266P
★★★+Leader
2002.02.05[火]:【おげんきですか?ぼくのうち】..きたやまようこ
 偕成社/ISBN4-03-439070-0/1000円/71P
★★★★☆+ポチタビ
2002.02.04[月]:【もりにてがみをかいたらね】..きたやまようこ
 偕成社/ISBN4-03-439060-3/1000円/71P
★★★★+ポチブル2
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-04 ・ ・ ・ ‥… □■

 ▼Webook2002プレゼント企画No.2♪ ▼

    著者、杉山さんのご協力を得て下記の本をプレゼント
    【イチローから盗め、ビジネす動体視力】 2名様

 ▼応募方法
    ・タイトル:ビジネス動体視力+あなたのお名前
    ・本文:お名前、ご住所、メール、お年(頃)、コメント
    ・宛先:webook2002@yahoo.co.jp
    ・〆切:2.16(土)大安 

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-021【Archaeologist】 ・  ・□■

 Archaeologist = a person who study the past human life and try to
find out an old treasures and historical things.
For example, Professor Yoshimura of WASEDA university,
who visits Egypt frequently and discovers ancient
treasures, is one of famous archaeologist in Japan.

ぼくのレベルってこのくらい(あはは、添削歓迎。)
考古学者のことだ。アーキオロジスト って聞こえたナぁ。

ネットでみつけたおしゃれな解説は:
 
  Archaeologist = who finds answers to mysteries about how humans
have lived.

            しんのすけ@アーキオロジスト
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 ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
 ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
 ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ   / / / /    
▲▼▲  .  ・ .     雨があがっても散歩する
Web ◎◎ k  / /       またあした。
| △ | . ,_,         
\O/ ___(..)
||---- ゝ____●
... /> /> />            真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 20:13

2002年01月28日

【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】..真木和俊監修 ★★★★+6σ

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-014】 2002/01/28(月) ★
★ “春のフライング”の月曜日  ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ  
▲▼▲   シックス・シグマ・・・すぐにGE,ウェルチを
Web ◎◎ k  連想するが、製造業だけの宝物ではないらしい。
| △ |    ど~れどれ?
\σ/_6   
|Y )     
/ <                    真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】
    ◎ 著者の言葉:【杉山勝行さんから2】
    ◎ カラコラム:【レゾリューション5】
    ◎ プレゼント:【戦略バランスト・スコアカード】ほか 6冊!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:図解【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】

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■ジャンル:ビジネス、6σ
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■著者:ダイヤモンド・シックスシグマ研究会
  青木保彦、安藤紫(あんどう・ゆかり)、谷村磨未子
 監修:眞木和俊(まき・かずとし)
  シックスシグマ・コンサルティンググループ、リーダー。
  maki@gcjapana.com
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-37363-9/1500円/159P
2001/7/26 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「ウエルチの経営と、あなたの日々の業務を結びつける、本。」

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■ <忙しい方はここだけ>

シックスシグマといえば、製造業の専売特許みたいに思っていた。ウェルチの
経営手法の一つとして有名だし、だいたいその名前がいかにもそれらしい。
100万個のうち3個しか不良品がでないくらいの品質(Quality)と
いうのがよくある説明だ。つまりメーカーの工場のようなところにピッタリ!
という「顔」をしているのだ、このシグマ君ってヤツは。

しかし、実際には、シックスシグマはもうひとつの顔、つまり社内改革運動論
を代表するキーワードとしての顔である。したがって、それはもはや製造業だ
けのものもではない。流通もサービスも営業も・・・なのである。

本書は、ウエルチの世界と僕の日々の業務の世界を結びつけるシックスシグマ
入門の書である。高邁な用語の説明ではなく、百貨店、ゴルフ場、銀行などの
ケースに加え、会議の効率アップなどといったどの企業にも当てはまる事例な
どでシックスシグマってなあに?をとても分りやすく解説する。

もし、今、自分の会社の社内に「業務改革」なんて名前の活動があるのなら、
本書はまさにピッタシの性格だ。
日常業務の様々な問題を、「データ(事実)をもとに」「DMAIC*なアプ
ローチで」「最終的にはコストや利益を追求して」進める改善活動・・・が
シックスシグマの基本だ。
  *DMAIC(Define → Measure → Analize → Imrove → Control)

シックスシグマの活動を進める上でのツール、例えばパレート図、COPQ
(Cost of Poor Quality)、バイタルフュー、などのツールをうまく活用し
て社内の“改革”をロジカルに説得力をもって進める方法が、卑近な事例の
中で解説されていく。

こりゃぁいいじゃんって、まず思えるから、入門書としての本書のミッション
は十分果たしているといえる。

本書の前編「これならわかるシックスシグマ」とともに読んでおきたい一冊。

おすすめ度は、★★★★☆+6σ
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書の構成は、下記のように具体的な事例をもとにシックスシグマ的な日常の
業務改善の手法を紹介している。

 入門編―いつでもどこでもシックスシグマ―社内業務を快適に
 初級編―お得意様を囲い込め―ナンブ百貨店外商部、存亡の危機!?
 中級編(みんな、会議が大嫌い―会議、会議じゃ仕事ができない!?
 ゴルフ場経営も楽じゃない―シグマカントリークラブの試み
 上級編―待たされるのはまっぴらごめん―シグマバンク新橋支店の挑戦

問題(課題)をどのように捉え(アンケートなどデータに基づいて事実をつむ)、
どのように分析し(例えばパレート図や顧客マトリクスなどで)本質をつかみ
どのように解決策を考え(魚の骨図、ブレスト、目標をメトリクスで設定)
それを試し(仮説検証、実験計画法=Design of Experiment)
継続させていく(プロセスやシステム対応)
といった一連の流れの中で、業務改善を図っていくのがシックスシグマである。
(たぶん:僕も入門者だから:笑)

データのとり方、課題の整理の仕方、本質の見つけ方・・・など、日々の業務
の中で、あ、これ使っちゃおう!というのが見つけられたら、本書を読む価値
がある。

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@ 戻る 6σ 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01036251
| ↓
| GEMINI Consulting group のサイト:
|   http://www.gcjapan.com/sixsigma.html
|   6シグマで、企業革新を進める方法をコンサル。
|
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ところで、BSC(バランススコアカード)のエバンジェリストではなかった
かって? そう、僕はここで悩む事になるのだ。
あれれ、どう位置付ければいいの?って。

とりあえず、こう整理してみた。
BSCは戦略的なトップダウンの経営ベクトルを部署、グループ、個人へと整
合性・統一性をもって推し進める「戦略推進ツール」であり、社員を能動的に
動かすモチベーションドライバーとしての「評価ツール」である。

一方のシックスシグマというのは、組織・個人に浸透したその戦略を進める上
で、日々の日常業務を“どのように具体的に改善していくか?”という、地道
な活動をスマートに行っていくための活動手法(作戦)といえる。

BSCはパラシュート部隊、シックスシグマは地上部隊・・・? ん、ちょっ
とヘンな例えかな・・。

どちらも経営手法の一つだ。ハサミといっしょで使いようですな。

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■ <読んで欲しい方>
  業務改革委員に任命されちゃった方
  なんとかしなくっちゃ・・という方
  GEに関心ある方
  ウェルチの本を読んだ方
  企業統合、企業合併、企業改革の担当の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+6σ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://go.iclub.to/6sigma/ ) 直接購入可
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●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.02.01[金]:【】..
2002.01.31[木]:【】..
2002.01.30[水]:【】..
2002.01.29[火]:【】..
2002.01.28[月]:【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】..真木和俊監修
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-37363-9/1500円/159P
★★★★☆+6σ http://go.iclub.to/6sigma/
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  ▼ Webook2002プレゼント企画No.1 ▼

   東洋経済新報社の松本さんのご協力を得て、今年最初のプレゼント!     
   次の本を2冊づつ、プレゼント。
   応募資格は、公開してもいい今年の誓(Resolutions)を一言
   いただける方です。    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

   1)戦略バランスト・スコアカード (キャプラン&ノートン) 2冊
   2)ITコストの管理 (セバスティアン・ノークス)  2冊
   3)クリエイティブ アカウンティング(イアン・グリフィス) 2冊

   ▼応募方法
    ・タイトル:本の名前+あなたのお名前
    ・本文:(お名前、ご住所、メール、年齢、Resolutions、コメント)
    ・宛先:webook2002@yahoo.co.jp
   1)は人気高、2)、3)がねらい目!ですぞ。

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■

 先日、「イチローから盗め、ビジネス動体視力」をご紹介しましたが著者
 の杉山勝行さんと、現在メルトモ(笑)中です。
 あの本にまつわる出版こぼれ話、続編。杉山さんのご了解を得て
 バラしちゃいましょう。
 ---------------------------------------------------------------
> 松山さま、
> 先日の続きを書きます。
> さてイチロ―選手のコダワリには恐れいりました。
> こちら側としては「イチローから盗め、ビジネス動体視力」の表紙で
> ネクタイを締めたイチロー選手を用意したのですが、
> 彼はヤンキース戦でリベラと対決している最中というのに、
> この写真を拒否してきました。自分は野球人だから、ユニホーム姿を
> 使って欲しいというのです。
> 正直言って私は唸りました。そこまでのコダワリがあるのかと。
> 素晴らしいですね。私は一層、イチローのファンになりました。(杉山)
 ---------------------------------------------------------------
 うーむ、さすがイチロー。でもイチローって、何歳でしたっけ?
 まいったな~。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-014【レゾリューション5】 ・□■

  引き続き、今年の誓い(New Year's Resolutions)。
  ご了解を得てここにアナウンス!
  今日は、神奈川県のMさん。24歳。
-------------------------------------------------------------------
> 【Resolutions】
> 私のResolutionsは、1人前になる事です。
> 社会人になって、もう(まだ?)3ヶ月が立ちましたが、
> 新卒は私しかおらず、他の方は皆、即戦力となる方ばかりです。
> > そのような中にいますと、自分の仕事の出来なさが身にしみます。
> 3ヶ月間はインプットをひたすらしてきたので、
> 今年1年間でインプットからアウトプットが
> 出来る様なりたいと思っています。(いや、なります。)
-------------------------------------------------------------------
  なんだか、若いエネルギーのほとばしりを感じるレゾリューション
  ですね。会社を変える人材として期待しちゃいましょう! ガンバ!

  おまけで、いただいたコメントは、3つの要素でまとめていただき
  ナルホドって(僕も:笑)思いました。

> 【コメント】
> いつも、拝見させて頂いています。
> 真之助さんのメールには、私にとって3つの良さがあります。
> 1、ビジネス関係の本が多く紹介されている。
> 2、本の内容を短時間で知る事が出来る。
> 3、見やすい。

 元気のでるコメントありがとうございました。

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            しんのすけ@Resolutions2002
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 ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
 ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
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ξ    O いしやぁーきいもぉ~
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Web ◎◎ k  .            またあした~。
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2001年12月17日

【カルロス・ゴーンの「答えは会社のなかにある」】..★★★★+(5%+95%)

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  【ねずみとサンタクロース】 文:まつやまのりも 絵:しんのすけ
  12月21日(金)英治出版から発行。シェアーブック方式。
   ご予約は、-->  webook@yahoo.co.jp へ。 幻の限定50部。

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 カルロス・ゴーンの「答えは会社のなかにある」】
   ◎ カラコラム:【 絵本企画・続3 】 
   ◎ プレゼント:【 クリスマスプレゼント特集 】 全15冊! 
   ◎ アンケート:【 2001 Webook 読者アンケート】 よろしくぅ

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■著書名:【カルロス・ゴーンの「答えは会社のなかにある」】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:小宮和行(こみや・かずゆき)
  雑誌「財界」編集部を経て、フリージャーナリストとして独立。
  自動車業界、電器ほか多業界に多彩な人脈ネットワークを構築。
  著書に「マツダin USA」「パリ発資生堂」など。

 「ゴーン」1954年ブラジル生まれ。仏エコール・デ・ミーヌでエンジニアリ
  ングの学位を取得し卒業。ミシュラン北米で抜本的なリストラを遂行。現
  在、日産自動車株式会社最高経営責任者。
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■出版社:
  あさひ出版/ISBN4-900699-87-x/1400円/231P
  2001/12/15  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「危機=機会(チャンス)という等式は、
  今、カルロス・ゴーンのものとなった。」

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■ <忙しい方はここだけ>

今、もっとも売れている経営者の自伝は、ジャック・ウエルチとカルロス・
ゴーンであろう。
ウエルチは、過去形、ゴーンは現在進行形という意味で、これからピークを
迎えるのはカルロス・ゴーン。その意味でも僕は、ゴーンに注目したい。

すでに何冊かのゴーン、日産に関する本をご紹介したが、本書は、ゴーンの
数々の印象的な言葉を選りすぐり著者の解説を加えたものである。

タイヤメーカー、ミシュランの再建、フランス自動車メーカーのルノーの建
て直しなど数々の実績を引っさげ、太い眉毛のおじさんが日産にやってきた
のは、99年の4月。6月にCOOに就任する直前から彼は、熱心に現状分
析を始めた。やがて99年の10月に「日産リバイバルプラン」としてコミ
ットメントを発表し、翌年2000年の決算では、過去最高益の3300億
円を達成してみせたのだ。

彼は約束を果たした・・というサブタイトルの自伝「ルネッサンス」は、今
バカ売れ状態である。すでに読まれた方も多いに違いない。
カルロス・ゴーンに注目したい方は、本書のゴーン語録も楽しく読めると思
う。

「計画の立案は仕事の5%にすぎない。残る95%は計画の実行にかかって
おり、成功のカギは経営にあった」という。
強力なリーダーシップを発揮するとはいえ、実施にあたっては現場の個々人
の力を引き出す必要がある。クロスファンクションチームという経営と現場
の相乗効果を生み出す仕掛をつかい、ゴーンは5+95の算数を見事に成立
させた。

危機はチャンスだといった樋口廣太郎氏の言葉は、今、カルロス・ゴーンに
こピッタリの言葉になった。

おすすめ度は、★★★★+(5%+95%)
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■ <お暇な方は、もう少し>

着任以来、熱いメッセージを発信し続けているカルロス・ゴーン、その素顔に
迫るいくつかの言葉は、経営経営を変革しようとしてる多くの経営者に「これ
、いただき!」と思わせるものがある。

いくつか言葉をひろってみよう。

◎ 再建計画は社内に根付き、社員の信頼に裏打ちされていなければ
  ならない。

◎ すべての仕事は、“顧客の要望にどれだけ応えられたか”と“いくら
  収益を出せたか”の2つによって評価される。
  (2001年5月 フジTV 報道2001)

◎ 約束した成果は100%達成できると断言する。どんな条件下であれ
  業績を回復する、と約束したのだ。 (2000年1月文芸春秋)

◎ 計画の立案は仕事の5%にすぎない。残る95%は計画の実行に
  かかっており、成功のカギは経営にあった。
  (2001年9月 エコノミスト)

◎ Zは我々のNDA、つまりDistinct Nissan Advantage(日産ならでは
  の長所)を備えている車である。
  (2001年9月 デトロイト・オートショー)

◎ 日産は“あらゆるひとにとっての何か”ではなく、
  “ある人にとってのすべて”になろうとしている。
  (2001年4月 NYCオートショー)

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「確固たる経営としての意志を示し」「組織の結束を強め」「社員を奮い立た
せ」「決断と実行を呼び起こす」・・・そんなリーダーは、危機に瀕した組織
にとっては、まさにはまり役。

「利益とコストの感覚を徹底する」コストカッターの役回りも「社員の心をつ
かみ、動かす」リーダーの前には、正義となる。

記者会見、雑誌インタビュー、テレビ番組などさまざまな場面で口に出された
言葉が、日産という会社の危機を機会に変えてきた。
言葉のパワーを覗いてみよう。

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■ <読んで欲しい方>
  経営者の方
  広報部の方
  企画部の方
  小泉純一郎さん
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+(5%+95%)

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2001.12.21[金]:【】..   <== ねずみとサンタクロース 発刊日
2001.12.20[木]:【】..
2001.12.19[水]:【】..
2001.12.18[火]:【】..
2001.12.17[月]:【カルロス・ゴーンの「答えは会社のなかにある」】
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あさひ出版/ ISBN4-900699-87-x/1400円/231P
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 |  ■【ミーム力、とは?】..清水修&石黒謙吾    = 3名様♪
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 |  ■【ザ・マン盆栽2】....パラダイス山元     = 3名様♪
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 |  ■【最高の報酬】........松山太河編       = 3名様♪
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.11/2001.11.22.htm
 |  ■【カップル・ストーリーズ】石黒由紀子     = 3名様♪
 |      本日ご紹介の本です。
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 |   δ メール先: webook2001@yahoo.co.jp
 |   δ タイトル: 本のタイトル+お名前
 |   δ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   δ できたら アンケートにもお答え下さい。
 |   δ 〆切 : 12/23(日) 
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    プレゼント企画は、著者・編集者・出版社各位のご好意とご協力
    により実現しております。改めて御礼を申し上げます。

    あ、そうそう Webook読者アンケートもよろしくネ:
   
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-184【絵本企画・続3】・・…□■

 現在、Webook絵本企画は、印刷工程に入っております。
 発行元は、斬新な出版に取り組んでいる英治出版です。
 デジタルパブリッシングサービスの協力により、ただいま、印刷中・・!
 この絵本は、しんのすけパパと、娘ののりもの合作。
 親ばか本ですが、よかったら読んでね。
 発刊は12.21となります。
 お申し込み頂いたかたには、のりもとしんのすけのサイン入りを
 お送りします。
 シェア・ブック方式ですので、お代は読者の感覚で1225円以内・・と
 いうことに。
 50部しか印刷しません(おとうさんのおこづかいの関係)ので、お早めに。
 あ、そうそう、絵本サンプルは、今ホームページに載せてあります。
http://webook.plaza.gaiax.com/
 
                      しんのすけ@ほんやさん
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:06:44  +2分 対先週金曜
東京の日入:16:30 +1分
日昼時間 :09:46  -1分
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 18:45

2001年12月11日

【この指とまれ】..南部靖之..................★★★★+正々堂々

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★ 【Webook #2001-181】 2001/12/11(火) ★
★ “平和は楽し”の火曜日     ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 この指とまれ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字142=志 】 
   ◎ プレゼント:【 クリスマスプレゼント特集 】 全15冊! 
   ◎ アンケート:【 2001 Webook 読者アンケート】 よろしくぅ

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■著書名:【この指とまれ】

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■ジャンル:ベイジネス、自叙伝
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■著者:南部靖之(なんぶ・やすゆき)
  1952年生まれ。76年関西大学工学部卒業。在学中から情操教育を目的とし
  た学習塾を経営。卒業直前の2月に(株)テンポラリーセンターを設立。
  93年、新CIを導入し、グループ名を「パソナ」に変更。同時にパソナグル
  ープCEOに就任。2000年パソナ代表取締役グループ代表に就任。
 絵:本宮ひろ志(もとみや・ひろし)
  1947年、千葉市生まれ。
  「俺の空」「サラリーマン金太郎」などの作品多数。
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■出版社:
  講談社/ISBN4-06-210503-9/1300円/182P
  2001/10/19  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「それが世の中のためになるかどうか・・・
  この旗印に賛同する人、この指とまれ!。」

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■ <忙しい方はここだけ>

若干24歳で人材派遣ビジネスで起業を果たした南部靖之氏の自叙伝である。
本宮ひろ志のマンガが、挿入されビジネス・ストーリーを盛り上げている。

パソナグループを率いる南部氏は、ビジネス起業の原則をこう表現する。
「それが世の中にためになるのか?」
つまり、やろうとすることが世の中の問題を解決し、人の役にたつことかとい
うことが問題だということだ。それを自らに問うた後、自信がもてることであ
ればどんな困難も克服できる勇気や自信がわいてくるという。

学生最後の年に起業したいきさつが語られるが、まさに、世の中のためになる
ため・・・という大義名分=旗印を見つける事ができたからこそ、その後の困
難も克服できたようだ。現在、様々な雇用形態が発生する中で、雇用のプラッ
トフォームをめざした企業理念は、まさに著者が志した“旗印”といえる。

ビジネスは、人との出会い、師との出会いが大切だという。著者は、小学6年
生のころから近所のお寺で開かれていた情操教育のようなものに参加し、そこ
で得た人生の知恵は、今の経営にも生かされているという。中学、高校、大学
の期間も続けたというから、それは大きな影響があったに違いない。最初の師
との出会いである。
出会いは、積極的に動かないとやってこない。そんなことを感じさせるエピソ
ードが披露されている。

パソナグループのホームページに本書と連携した動画コンテンツがあり、こち
らも覗くと楽しいかも。

学生向けに熱い志エネルギーを放っている著者の「思い」が伝わるサクセス・
ストーリーである。

おすすめ度は、★★★★+正々堂々
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■ <お暇な方は、もう少し>

リスクについて、面白い内容が紹介されている。
リスクとは、もともとは「勇気を持って試みる」という意味で、語源はラテン
語のrisicare(リジカーレ)だという。
リスクは、ヤバイことや危ない事といったマイナスのイメージを持っているが
もともとは、プラス指向だったと知る。

本宮ひろ志のマンガは、もともと「志」をとても意識した画風になっているの
で、本書に流れるビジネスの志にとてもよく似合っている。

新しくビジネスを興そうとしている方、起業家の方、など著者の生きかた、考
え方は、とても参考になるのではないだろうか。

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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01049524
| ↓ 
| 『社会の問題点を解決する』
| パソナの変わらぬ旗印は、これだ。
|   http://www.pasona.co.jp/  の会社情報>企業理念 にうまく
|   まとめたコンテンツがある。
|
|
|                     => Back to 書籍
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アニメーションを駆使したホームページとも連動した内容となっているので、
必見!! 
http://www.dream-makers.jp

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■ <読んで欲しい方>
  就職を控えた学生の方
  来年就職という学生の方
  若い方
  人事部の方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+正々堂々

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2001.12.14[金]:【】..
2001.12.13[木]:【】..
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2001.12.11[火]:【この指とまれ】..南部靖之.....★★★★+正々堂々
  講談社/ ISBN4-06-210503-9/1300円/182P
2001.12.10[月]:【カップル・ストーリーズ】..石黒由紀子..★★★★+びじゅある
  エクスナレッジ/ ISBN4-7678-0147-8/1200円/P
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 |  ■【ペンギン・ラブ】....鎌倉文也        = 3名様♪
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.11/2001.11.02.htm
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-181【e漢字142=志】 ・ ‥…□■

 志=こころざし
  =サムライ(士)の心、決死の覚悟で臨む未来への願望。
   やりたいと思ったころをつきつめる気持ちは、侍のように
   我が身をなげうってやらなければならない・・・ということの
   ようです。

   もう少し、柔らかいものは、思い。田んぼでぼーっと考える心か?
   思いは、まだ志ほどではないが、それすらなければ、先もない。

   まずは、思いを大切にしてみようか。
   
              
                     しんのすけ@すこしだけ
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東京の日出:06:40  +1分 対前日
東京の日入:16:28 -0分
日昼時間 :09:49  -1分
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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2001年12月03日

【動き出した中国IT市場】..寺島実郎監.......★★★☆+三網合一

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 動き出した中国IT市場 】
   ◎ カラコラム:【 ウィルス株 】
   ◎ プレゼント:【 クリスマス特集 】
   ◎ 読者コーナー【 盲導犬クイールの一生: 那月ちゃんの感想 】

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■著書名:【動き出した中国IT市場】

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■ジャンル:ビジネス、中国
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■著者:寺島実郎(てらしま・じつろう)監修
  沈才彬(ちん・さいひん)+三井物産戦略研究所中国経済センター編
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■出版社:
  日本能率協会マネジメントセンター/ISBN4-8207-4021-0/2000円/233P
  2001/10/01  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「Beg → Beg.com! → e-Beg.com!!
  中国IT産業史に残るであろう空想ネット企業ストーリィ?。」

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■ <忙しい方はここだけ>

中国、この巨大な国は、今、最も世界の注目と期待を浴びている。
WTOの加盟(2001)、夏季オリンピックの北京開催(2008)、IT産業の発
展を明確に打ち出した第10次5ヵ年計画・・・などなど、これからの中国が
経済大国へと急激に発展するマイルストンが見えている。
その巨大な労働力と市場を、世界が脅威と期待の熱い眼差しでみていることに
間違いはない。

本書は、三井物産戦略研究所がまとめた中国IT最前線である。
中国を30億人の民を抱え、安い労働力を提供している国・・・だと思ってい
ると、この国の未来を大きく見誤る事になる。

すでに中国のシリコンバレーと呼ばれる中関村では、産官学一体のハイテクベ
ンチャーが軒を連ね、5000社を超えるIT企業が活発に蠢いていると言う。
驚くのは、中国国産PCメーカー(従業員1.6万人)のCEOは、若干37
才、また国のIT政策の中心的なポジションを担う役人も34歳など、30代
40代の若手が台頭しているところだ。
日本のIT企業のトップは、孫正義44歳を例外としてほとんどが60代。
これはヤバイんじゃないの?って思ってしまう。

中国をIT市場としてみても、すでに携帯電話ユーザーは、8526万人(2
000年末)で、日本(6500万人)を抜いて世界第2位。恐らく2001
年中には、アメリカを抜いて世界最大の国になることは間違いない。
ネット利用者数も日本(2700万人)に急接近しつつある。2250万人。

21世紀の経済超大国になるかどうか・・・目を話せない中国動向を、ITと
いう時代の波の中で捉えることができる。

中国進出など、日本企業の取組みの参考になる本だ。

おすすめ度は、★★★☆+三網合一
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■ <お暇な方は、もう少し>

中国IT革命の先端を走っているのは、3か所。北京市、深川、上海である。

また、中国IT業界の起業家群像としては、3つの世代があるという。
第一世代は、PCメーカー創業者で、国や大学の研究者からビジネス社会へ入
った人達。中国語では「下海組」というらしい。なかなか、いいネーミングだ。
第2世代は、ソフトメーカーの技術完了組。会計ソフトの用友ソフトの王文総
裁が代表者だという。
 http://www.ne.jp/asahi/cn-jp/gold-net/invest/it_acsoft.htm
そして、第3世代は、アメリカ留学・勤務組だ。MBAをとったり、技術を修
めた若い人達が、中国ネット業界を動かしているようだ。

「社会主義の看板を掲げる資本主義国」、中国の動向に日本もうかうかしてい
られない。
(ちなみに著者は、日本をして「自分のことを資本主義国だと思っている社会
主義国だ」と辛口の比喩をしている)


監修者の寺島氏が2000年9月に中国出張で聞いたというジョークが、今の
中国のITフィーバーぶりをよく伝えている。

  ある日、ホームレスは町で看板を掲げ通り掛りの人達に施しを求めた。
  看板には「Beg(乞食)」という文字が書かれているが、誰もお金
  をくれなかった。
  翌日、このホームレスは「Beg」の後に「com」を付け加えると
  奇跡が起り、大勢に人達から相当のお金を集めた。
  3日目、彼は、「Beg.com」の前にさらに「e-」を付け加えた結果、
  投資家たちが殺到し、あわただしい対応に追われたため、急遽、2人
  のアルバイトを雇わざるをえなかった。

ネットバブルの兆候あり、である。いずれにしても爆発的な成長を続けている
ことは間違いないようだ。

中国は、その安い労働力に強みがあると言われて来た。基本給は月収500元
(約7500円)程度だという。労働コストは、日本のざっと25から30分
の位1である。
しかし、本当の強みは、この安さだけではなく、その質とフレキシビリティに
あると指摘する。勤勉さはもはや日本以上という。急な残業や深夜労働もいと
わない優秀な労働力は、味方につければ最強、競合なら最悪である。

さらに、インドのようにエンジニアの豊富さも注目だ。毎年40万人以上の理
工系学生が輩出されており、優秀で“ワーカホリック”なエンジニアが容易に
確保できるという。

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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01045561
| ↓ 
|   三井物産戦略研究所のサイト:
|   http://mitsui.mgssi.com/
|   寺島氏のプロフィール:
|   http://mitsui.mgssi.com/terasima/profile/t_prfle.htm
|
|                     => Back to 書籍
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
三網合一というのは、情報サービス産業を発展させるために、通信網、放送網、
コンピュータ網という3つのネットワークを融合させる政策である。光ファイ
バー、ワイヤレスのブロードバンド網を国をあげてつくっちゃおうというわけ
だ。

ゴルゴ13のマンガの題材になるくらいだから、この国のパワーは凄いものが
ある。中国IT動向をつかむきっかけに是非。

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■ <読んで欲しい方>
  中国に関心のある方
  IT企業の方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★☆+三網合一

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2001.12.06[金]:【】..

2001.12.06[木]:【】..

2001.12.05[水]:【】..

2001.12.04[火]:【】..

2001.12.03[月]:【動き出した中国IT市場】..寺島実郎監..★★★☆+三網合一
日本能率協会マネジメントセンター/ISBN4-8207-4021-0/2000円/233P
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-16 ・ ・ ・ ‥… □■

台北にお住まいの浜田さんからお便りを頂きました。
【盲導犬クイールの一生】の感想を送っていただきました。
お母さんのご了解を得て掲載します。
那月ちゃん&お母さん、ありがとうございました!
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 > 浜田 那月
 > 11歳
 > 台北日本人学校5年生
 > ----------------------------------------------
 > コメント:
 > クイールは12年間盲導犬としてがんばってたと思う。
 > そして小学校の体育館で仁井さん夫妻がいるのに、
 > その方に行かないで、じっとしていて、あらためて
 > クイールは「すごい!!」と思った。
 > そして最後にはクイールは死んでしまったけど、
 > 12年間盲導犬として生まれて育って
 > りっぱなりっぱな盲導犬としてがんばったナーと
 > 思いました。
 > もう死んでしまったからクイールはいないけど、
 > 今でも目の悪い人はたくさんいるから、
 > 募金などして、
 > 盲導犬をたくさん育てて目の見えない人の
 > 役に立つようにすればいいと思いました。
 > 本当にこの本を読み、クイールってすごいと
 > 思いました。
 > -----------------------------------------------
 >  那月
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【盲導犬クイールの一生】..石黒謙吾&秋山良平..★★★★★+クー
 那月ちゃん、素敵なコメントありがとう。元気でね。(しんのすけ)

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-175【ウイルス株】・ ・ ‥…□■

ウイルス株。株式市場の話ではなく、風邪ワクチンの話。
  どういうカゼの吹き回しか(風邪の引き回し?)、土曜日にインフルエ
  ンザの予防接種を受けた。
  チクん・・ですんでしまった。接種量=1ml、料金3000円也。
  ワクチンの種類が知りたいからと、先生に頼んでワクチンの空箱をもら
  った。なかなか、面白いことが書かれている。北里研究所の製造だ。
  使用ウィルス株というのが表示されている。
   A型株 ニューカレドニア/20/99
       パナマ/2007/99
   B型株 ヨハネスバーグ/5/99
  とあった。なんだかヘッジファンドの投資先みたいた。
  あたるも八卦、当らぬも八卦・・みたいなところは株もウイルス株も
  同じ。
  だったら、打つウイルス株も投資家(患者)にも選ぶ権利があっても
  よさそうな・・・。

                       しんのすけ@株主だぁ。
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★ 発行は『まぐまぐ』(ID=969) と『Pubzine』 ID=14941 を利用してます。
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:06:33  +2分 対先週金曜
東京の日入:16:28 -0分 (日没は今が一番遅い)
日昼時間 :09:55  -2分
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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▲▼▲         またあした!
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  | ⊥ | /~/       さぁ、年賀状の季節ですぞ。
  ,_\o/_/~/         
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 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:40

2001年11月29日

【あなたが伸びれば、会社も伸びる!】.Catlin..★★★★+起業家変身

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★ 【Webook #2001-173】 2001/11/29(木) ★
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= もくじ =


   ◎ 本日の一冊:【 あなたが伸びれば、会社も伸びる! 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字140= 遊名人 】
   ◎ 読者の声 :「Zカー読みました」 清水さんからのお便り

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【あなたが伸びれば、会社も伸びる!】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者:K・カトリン、J・マシューズ
  Katherine Catlin: 起業家育成専門のコンサルテイング会社「カトリン」
   グループ創業パートナー。 http://www.ceoexchange.com/
  Jana Matthews :「カウフマン起業家会議」を主宰。カウフマン・センタ
   ーのシニアプログラムディレクター。
 訳者:阪本啓一(さかもと・けいいち)
   マーケティング・コンサルタント。1958年大阪生まれ。大阪大学人間工
   学部卒、旭化成入社後,NYCでコンサルティング会社「Palmtree Inc.」
   を創業。「スローなビジネスに帰れ」など著書、訳書多数。
   http://www.palmtr.com/
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■出版社:
  翔泳社/ISBN4-7981-0118-4/1600円/258P
  2001/11/21  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「ひよっこ起業家からほんもののCEOへ変身する旅= CEO 変身!。」

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■ <忙しい方はここだけ>

eビジネスだ、ベンチャーだ、起業家だと浮かれていた時代は、さっさと過ぎ
去り、ほんもののビジネスだけが淘汰される時代になった。

しかし、ベンチャーや起業家が死んだわけではない。しぶとくスマートに生き
残り、時代を切り開いている企業は、たくさんある。こういったスタートアッ
プ企業が“成功企業”へ成長していくプロセスには、その創業者自身のリーダ
ーシップの変革が欠かせない。

本書は、ふたりの起業家育成のおばさまが著した、リーダー変身術の本である。
本書のミッションとして扉にこう謳ってある。
 「一人でも多くの起業家が、真の成長企業のリーダーとして
  自身も成長を果たすこと」

生まれて間もない頃のガレージ企業も、やがてその成長過程にそって、人に任
せることが多くなり、権限委譲、組織化、絶え間ない変革・・・といったこと
が必要になってくる。

本書では、その成長過程を「創業ステージ」「よちよち歩きステージ」「育ち
盛りステージ」「安定成長ステージ」に分け、それぞれの過程におけるCEO
の役割や変化の要諦が指南されている。
すでに起業家から成功企業CEOへと地歩を固めている先達の生の声を引用し
ながら、起業家が「個人として求められる自分自身の変化」の大切さを説く。

小さくても大きくても組織を変えるには、まずリーダーが変わらなければなら
ない。あなたは、今どのステージだろうか?

おすすめ度は、★★★★+起業家変身
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■ <お暇な方は、もう少し>

成功企業とはどんな会社か?
創業した会社が急成長してもそのまましっかりCEOの地位を守ってガンバッ
テいる起業家としては、マイクロソフトのビル・ゲイツ、デルコンピュータの
マイケル・デル、ヴァージンアトランティックのリチャード・ブランソン、日
本でいえばソフトバンクの孫正義・・などであろうか。

著者は、彼らの成功の秘密をこう言いきる。
「自分のリーダーシップの役割とスタイルを、会社の成長にしたがって変身さ
 せることができた」からだと。

求められる知識と能力は、会社の成長段階の各ステージで異なるという。それ
は当然かもしれない。
本書では、各ステージでの役割、責任、個人として求められる変化などがまと
められている。

成長マネジメントをうまくやるために知る必要がある8つのことは・・・。

 自分自身 役割 会社 顧客 環境 社員 未来 そして、可能性。


成長スピードにあわせて会社をリードする10の鍵は、これ・・。

 1.組織構築者となろう。
 2.成長のために必要な変革を予測し、会社をその変革の軌道に乗せよう。
 3.「すごい」人を採用し、育成しよう。
 4.あなたが持って生まれた起業家としての強みを、リーダーシップの能力
   にまで高めよう。
 5.信じる価値に忠実でいよう。
 6.鏡をみよう。
 7.経営トップチチームや社員から意見をもらおう。
 8.師匠、コーチ、同業者と相談し、アドバイスをもらおう。
 9.常に学びつづけよう。
 10.仕事を楽しもう。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.shoeisha.com/book/Detail.asp?bid=1303
| ↓ 
|  ダーウィンの残した進化のポイント
|
|    重要なのは、行動の素早さや頭の良さなどではなく、生き残る
|    ために選びとった選択肢をどれだけ受け入れる事ができるか
|    という受容能力の問題である。
|
|                     => Back to 書籍
|      
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さあて、いよいよ・・・・。
えーっと、あの人と、あの人と、うーんあの人には・・是非、読んでもらいた
い。「あの人」って誰かって? →(ナぁーイショっ)

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■ <読んで欲しい方>
  起業家の方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+起業家変身

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2001.11.30[金]:【】..

2001.11.29[木]:【あなたが伸びれば、会社も伸びる!】..★★★★+起業家変身
 翔泳社/ ISBN4-7981-0118-4/1600円/258P
    get ==> http://go.iclub.to/chgceo/
2001.11.28[水]:【市場占有率2002年版】..日経産業..★★★+シェア
  日本経済新聞社/ ISBN4-532-21861-6/1500円/399P
    get ==> http://go.iclub.to/share/
2001.11.27[火]:【「最悪」の事態を乗り切る技術】..★★★+危☆管理
H&I/ ISBN4-901032-41-0/ 952円/150P
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2001.11.26[月]:【サンタのおばさん】..東野圭吾...★★★★★+眉に小麦粉
  文芸春秋/ ISBN4-16-320540-3/1333円/66P
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今週の節約小計 5385円
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-15 ・ ・ ・ ‥… □■

  <Zカー読みました> と清水さんからお便り頂戴。ご紹介します。
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> 真之助さん
> > こんにちは。
> 何度かプレゼント企画に応募させていただき、当選もさ
> せて頂いたことのある清水です。その節はありがとうございました。
> > さて、久しぶりに長時間電車に乗る機会があり、じっくりと本を読む
> ことができました。普段は車通勤なのでなかなか本をじっくり読む時
> 間がないのです。
>
> その際、#2001‐157で紹介された【Zカー】を読みまし た。ほんとに
> ビジネス・ドラマを読むようなわくわく感があり、読み進むうちに全身
> に鳥肌の立つような感じがしました。
> > 日産には何人か知人・友人が勤務しているのですが、正直言ってあまり
> 好きな会社ではありませんでした。日産車にも乗ってみたいという魅力
> を感じる車はありませんでした。
> > でも、この本を読み終わってみると、日産も捨てたもんじゃないなと、
> 会社って変わることができるんだなっていうのが実感できました。
> > 新しいZも是非乗ってみたいなっていう気にさせられましたね。現実的
> にはファミリーカーには向かないので難しいとは思いますけど。
> > 印象に残っているのは「進歩充夢」という言葉です。すぐには現実には
> ならないけれど、自分たちが歩みを進めながら夢を充たしていこう。
> 心の中で強く思い続けて少しずつ進んで行けば、きっと叶う。
> それが夢なんだと。
> > 勇気をもらいました。
> これからもwebook楽しみにしています。
> >     ****************
>      清水 祐一
>      yuichi-s@muc.biglobe.ne.jp
>     ****************
----------------------------------------------------------------------
 清水さん、素敵なお便りありがとうございました。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-173【e漢字140=遊名人】・ □■

 有名人=>遊名人

  ゆうめいじんは、結果として遊名人となれる。
  名前を出せば、遊べる・・・人だ。
  逆方向で、遊名人(遊びの名人)になれば、有名人にもなれる。
  仕事も遊びのように楽しくやれれば、有名人になれるかもね。

                        しんのすけ@e漢字.com
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:06:29  +1分 対前日
東京の日入:16:29 -0分 ”
日昼時間 :10:00  -1分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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  | ⊥ |         青野さん、今日は楽しかったです。
    \o/         多謝!
<_>
  d b  
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:39

2001年09月14日

【コンサルタントに踊らされるな、日本企業!】..青木、安藤..★★★★☆+企画書

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★ 【Webook #2001-131】 2001/09/14(金) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 コンサルタントに踊らされるな、日本企業! 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字118=企画 】
   ◎ 出版社情報:【 読者書評グランプリ 総額20万円 】英治出版

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【コンサルタントに踊らされるな、日本企業!】

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■ジャンル:ビジネス、コンサル
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■著者:青木保彦+安藤紫
 青木=1970年、NECに入社。NEC総研を経て2001年2月からコンサルテ
   ィング活動に従事。共著に「シックス・シグマ」「カスタマークリエー
   ション」など。
 安藤=広告代理店、NEC総研を経て、現在NECにてコンサルティグ活動
   に従事。共著に「シックスシグマ」「カスタマクリエーション」など。
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■出版社:
  ダイヤモンド社/ISBN4-478-37364-7 /1600円/195P
  2001/8/30 発行
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■ <ワン・チョット>

「上手に踊るコンサルの方程式
     コンサル成果=コンサル結果+クライアントの工夫 」

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■ <忙しい方はここだけ>

コンサルテーションを活用するということは、企業の「考える」部分を外部へ
アウトソーシング(委託)することである。
問題を整理し、課題を構造化し、解決策を提示する・・・そういった一連の“
考える”部分と“プレゼンテーションする”部分を、その道のプロにたのむと
いうことだ。

当然丸投げでは、なんの役にもたたない。美しいレポートが風化するの待つだ
けになる。こんなに高い金を使って、そんなハズじゃぁ・・・という嘆き声は
できれば聞きたくないものだ。

コンサルを利用するにあたり、「共通目的に向かってシナジー交換を発揮する
にはどうしたらいいのか」とテーマで、コンサルと担当事務局の現場の空気を
リアルに再現しながら、その心得を説く。

コンサルの失敗要因の事例分析に始まり、「コンサルを活用する意志と目的を
明確にしておくべき」「事務局責任者にはキーパーソンを」「コンサルは、あ
くまでテクノクラートと心得よ」など導入する企業側の事前準備、コンサルの
選び方、アプローチ法、コンサルとの人間関係構築、報告書の読み方など、実
践的な方法を解説している。

著者自身がコンサルを生業としている。クライアントからのこんな一言は、コ
ンサルをノリノリにさせる・・といった「心得」もあって、生身の人間同士の
付き合いという微妙な関係が垣間見えて面白い。

最大の成果を生むコンサル徹底活用術という副題のついた本書を読んで、会社
のお金を有効に使ってみよう。

おすすめ度は、★★★★☆+企画書
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■ <お暇な方は、もう少し>

コンサルタントを利用するときの実践的なノウハウ本として、なかなかいいア
ドバイスが書かれている。
これから「わが社の事業戦略策定に関連してコンサルを受けてみよう」なんて
お考えの向きにはピッタリの本だ。

コンサルを受ける前の事前準備、コンサルの選び方、契約、コンサルタントと
の信頼関係の築き方、報告の読み方・・・などフェーズ毎の“心得”が実践的
に書かれている。

選び方と、付き合い方のエッセンスを少し・・・・・。

まず選び方:
コンサルタントの見分け方、5つの評価項目だ。

 1.肌があうか。
 2.わかるように説明してくれるか
 3.自分が謙虚になれる相手か
 4.コンセプト、方法論に偏りすぎていないか
 5.クライアントの立場で考えてくれるか

しごくもっともで、かつシンプルな項目である。

さらにもっと実践的、具体的なところでは、こんなことも・・・。

コンサル会社に電話して面談アポをとるときは、先手必勝、コンサル会社に押
しかけるのがよいという。なぜなら、コンサル会社の人が「弊社のコンサルタ
ントがお伺いさせていただきます」というのは、「おたくの会社を値踏みにい
かせていただきます」という意味であり、そこは、クライアント側から押しか
けそのコンサル会社の様子、雰囲気を嗅ぎ取ることがまず先の“一手”という
わけだ。
ともあれ、契約前のフェーズは、アポイントを取る時点から互いの値踏みとい
うつばぜり合いだと思ったほうがいい。

また、コンサルテーション契約をする前の「企画書」(これこれのアプローチ
で御社のこういう問題をこういうふうに解決する提案をさせていただきます、
みたいなもの)の内容で実力判断するコツもある。

そのとき、企画書のプレゼンに隠された落とし穴にはまらないのが肝心。
たとえば、
 「ここに示しました事業改革の道筋は、グローバルスタンダードともいうべ
  き経営の常識にほかなりません」
などと言われたとき、そうかぁ我社はグローバルスタンダードに遅れている、
この先生のコンサルでなんとか追いつかなければ・・・なんて思ってはいけな
いのだ。いわれなきコンプレックスと恐怖心を植えつけられてはいけない。
それはコンサル会社の思う壺なのだ。こんな時、どう切り返せばいいかまで書
いてあるから、親切というかなんというか・・。

コンサルタントは、とくに著名なコンサルタントは「先生」と呼ばれる。奉ら
れて登場するのだ。若くても経営トップに経営指南を説くわけだから、自然と
社内の人間は上目遣いの目線を使うことになる。
『クライアントがコンサルタントを「先生」と読んでしまった瞬間から、両者
のバランスは微妙に崩れ始め、コンサルタントは顧客の上位に奉られることに
なるのだ。』しかし、コンサルはあくまで業者なのである。まずは、正しい認
識を心得てから依頼することだ。
著者は「コンサルタントに対する正しい認識」をこうまとめる。

 1.コンサルタントはアウトソーシング業者に過ぎない
 2.「業者」を奉るのは筋違い
 3.対等なパートナーに「先生呼称」は不適当

なるほど、なるほど・・・。
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@ 戻る 提案  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
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|  標準企画書、オンリーワン企画書
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「iモード事件」という松永真理さんの本に、コンサル(マッキンゼー)と、
しっくりこない場面が面白く描かれている。他山の石的なサンプルになるだろ
う。

なお、世の中にはコンサルテーションという知的価値の高い(値段の高い)テ
クノクラート・サービスの他に、調査会社というものもある。
コンサルのように「考える部分」のアウトソーシングではなく、「調べる」部
分の外部委託だ。

最近知ったのは、SVPジャパンという会社。友達がいるのでごひいきに。
  http://www.svpjapan.com/

それと ミック経済研究所もなかなかよい。
  http://www.mic-r.co.jp/

ほかにも企業調査から不倫調査、盗聴調査などさまざまなサービスがある。
調査会社の調査も面白そうだ。

話しがズレちゃった。
本のほうは、コンサルテーションの有効活用の話。実践的で、読物としても面
白い。

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■ <読んで欲しい方>
コンサルを利用しようとしている方
  コンサルの事務局を任された方
  コンサルの方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+企画書

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  ●Webook@楽天ブックス・スタート 9/10 12:00 Open !
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2001.09.14[金]:【コンサルタントに踊らされるな、日本企業!】..青木、安藤..★★★★☆+企画書
  ダイヤモンド社/ ISBN4-478-37364-7/1600円/195P
2001.09.13[木]:【--】..ニュースつかれ

2001.09.12[水]:【改革王になろう】..中谷彰宏..★★★★+改革ぅオゥ!
  オータパブリケイションズ/ISBN4-900297-66-6/1400円/278P
2001.09.11[火]:【--】..台風15号休刊

2001.09.10[月]:【十二番目の天使】..オグ・マンディーノ..★★★★★+天使だった★
 求龍堂/ ISBN4-7630-0106-X/1200円/268P
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今週の節約小計 4200円
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  【 読者書評グランプリ 総額20万円 】 ★★★★★

    英治出版「アメリカン・ドリームの軌跡」発売を記念
    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp
    
  英治出版では、「アメリカン・ドリームの軌跡」の発売を記念致しまして
  読者の皆様のご応募による書評グランプリを開催致します。
  審査員として、書店界のカリスマ店長ことbk1店長の安藤哲也氏、
  ビジネス書千里眼ことbk1ビジネス書編集キャップの寺島淳一氏、
  日刊のメール書評でおなじみの webook ofthe day 発行人松山真之助氏
  リクルート社フェローの藤原和博氏をお招き致しました。

  また、優秀賞10万円をはじめとする賞金をご用意致しております。
  どなたでもご応募頂けますので、奮ってご応募ください。
  スタッフ一同、たくさんの力作をお待ちしております。   

                           (英治出版)
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  プレゼント当選者の方からのお便りです。
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> お疲れさまです、真之助さん。
> 【会計のことが面白いほどわかる本】が当選した横浜の磯部です。
> 日が暮れるのが早くなってきましたね。
> Webookの海上保安庁の発表の時間からも感じます。
> 寂しさが少し漂う秋の夜長は、読書の季節になりました。
>
> 遅れ馳せながら、感想を少し。
> 平日の間は、Oracleの資格試験の本を読んでいたので、あまり読めず、
> 夏休みの間に最後まで読ませてもらいました。
> 面白かった&タメになりました。
> 天使ちゃんが、一つ一つ細かく質問してくれるので、読んでいる方も
> 知っている事でも確認しながら読めるので、ホントに分かりやすかったです。
> まだ、基本編なのでこれで満足していてはダメなのですが、
> 続けて理解編も読みたくなりました。
> これも読んで、一つ苦手な事をなくしたいと思います。
> ちょっとは会計について語れるようになりますかね、両方読めば。(笑)
> 一つ一つ苦手な事を克服して、CEOの道に近づきたいと思います。
>
> 他のメルマガで、続けていく事は大変だとか書いてあったのですが、
> Webook楽しみにしてますので、これからも頑張ってメマガ続けてく
> ださい。

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磯部さんありがとうございました。理解編も是非!。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-131【e漢字118=企画】・・ □■

  企画=きかく
    =人を立ち止らせるような計画のこと
    =規格にはまった陳腐なものはやめておこう。
    =奇革なものがいいねぇ。

                   しんのすけ@e漢字.com
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東京の日出:05:22 +1分 対前日
東京の日入:17:51 -1分 ”
日昼時間 :12:29  -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ζ    
▲▼▲            また来週!
Web ◎◎ k          明日は敬老の日だよ!
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  d \o/ 凵  牛乳!イッポーン
    ~~|_|~~~   
  _||_
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Posted by webook at 18:13

2001年09月12日

【改革王になろう】..中谷彰宏.................★★★★+改革ぅオゥ!

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 改革王になろう 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字117=改革 】
   ◎ 出版社情報:【 読者書評グランプリ 総額20万円 】英治出版

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【改革王になろう】

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■ジャンル:ビジネス、
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■訳者:中谷彰弘(なかたに・あきひろ)
  1959年大阪生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。博報堂を経て、株
  式会社中谷彰宏事務所設立。著書に「ホテル王になろう」ほか。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
  オータパブリケイションズ/ISBN4-900297-66-6/1400円/278P
  2001/9/10 発行
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■ <ワン・チョット>

「改革を、習慣づけることができた人が、成功する。」

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■ <忙しい方はここだけ>

変化の時代、生き残るには改善ではなく、改革だ・・というテーマでまとめら
れた本だ。『週刊ホテルレストラン』に連載された内容から、各界における改
革推進の中心人物にスポットを当て、一冊の本が生まれた。

登場人物は、オリエンタルランド常務取締役奥山康夫氏、スルガ銀行代表取締
役社長岡野光喜氏、リスク・ヘッジ代表取締役田中辰巳氏などだ。

改革は、反対や痛みを伴い“やりぬく”覚悟と行動がポイントである。
「やりたい」と「やりんだ」には天地の開きがあるというシェラトン・ベイ・
グランデ・トーキョベイ・ホテルの副総支配人三浦至氏の婚礼サービス物語は
なかなか迫力がある。もうひと粘り・・・その差が改革の成否を握る。

本書で一番印象的な内容は、リスクヘッジ代表の田中辰巳氏のインタビュー。
「サービスは、究極、危機管理だ。」というのは、至言ではないだろうか。
通常の業務の中でお客様に感動(経験)や、信頼を築いていても、不測の事態
にどう対応するかで、それらの価値は一瞬にリセットされる。へたをするとマ
イナスまで振れる。危機をチャンスに変えたジョンソン&ジョンソンの事例や
危機を転換できなかった東芝(胃カメラ)、三菱自動車、ブリジストンなどを
引合に出しながら、目に見えない価値のリスクマネジメントを語る。

スルガ銀行の“銀行らしくない”サービスの話も興味深い。

どんな世界においても「改革物語」は面白い。

おすすめ度は、★★★★+改革ぅオゥ!
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■ <お暇な方は、もう少し>

リスクヘッジの田中氏によれば、危機管理はふたつに分けて考えるべきだとい
う。つまり、ひとつは(1)リスク。マネジメント(起きる前)、もうひとつ
は(2)クリシス・マネジメント(起きた後)。

特に後者については、(誰でもそうなのだが)対応がなかなか難しい。
ただ謝ればいいというものでもない。
田中氏によれば謝りかたの5原則は

 【社・長・限・界・デショ】だという。

 シャ:謝意表明
 チョウ:調査報告
 ゲン:原因分析
 カイ:改善案提示
 デショ:処分

イザというときには、報道や顧客、社内のあちこちから問い合わせが殺到し、
担当者は冷静な対応がむつかしくなる。
情報が交錯したり、過剰反応をしたり・・・

「非常時には、次を考えるプロが必要」だという。葬儀屋というのは古来から
ある非常時のプロだ。企業の中には、そういうプロが少ない、あるいはそうい
うプロの必要性に対する意識が低いのが現実。
そういう中、リスクヘッジというコンセプトの企業があること自体、時代の要
請に適合しているともいえる。田中氏にちょっと注目しておきたい。

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|   改革王になろうの編集担当をされた和田さんのサイト:
|     http://webook.gaiax.com/home/wada38ka
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書は、ちょっと特別な本だ。
どこがって・・?
えーっとね、本書の編集担当が、あの和田清華さんなのだ。
和田?だぁーれ?というかたは、いませんね!(無理やり!)

Webookの読者で、というより応援団をしていただいてる方で、中谷彰弘の本が
好きで、とても行動的で、気配りも素敵で、チャーミングな女性。弱冠25歳。
その方がついに、中谷彰弘さんの編集担当になり、そして出来あがった本がこ
の本なのだ。ブラボー!
彼女のひたむきというか、前向きというか、エンバーギブアップのマインドは
まわりの人を元気にする。
そんな“元気”もページのどこかにきっと入っている・・・のが本書だ。

以前、プレゼント企画でとてもユニークなアイデアをいただき、ファンになっ
たかたも多いかもしれない。

(おめでとう!)

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■ <読んで欲しい方>
改革の目になった方
  改革の嵐に翻弄されてる方
  改革の謳い文句を聞き飽きた方
  改革の文字を見ると快感を感じる方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+改革ぅオゥ!

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2001.09.14[金]:【】..

2001.09.13[木]:【】..

2001.09.12[水]:【改革王になろう】..中谷彰宏..★★★★+改革ぅオゥ!
  オータパブリケイションズ/ISBN4-900297-66-6/1400円/278P
2001.09.11[火]:【--】..台風15号休刊

2001.09.10[月]:【十二番目の天使】..オグ・マンディーノ..★★★★★+天使だった★
 求龍堂/ ISBN4-7630-0106-X/1200円/268P
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今週の節約小計 2600円
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  【 読者書評グランプリ 総額20万円 】 ★★★★★

    英治出版「アメリカン・ドリームの軌跡」発売を記念
    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp
    
  英治出版では、「アメリカン・ドリームの軌跡」の発売を記念致しまして
  読者の皆様のご応募による書評グランプリを開催致します。
  審査員として、書店界のカリスマ店長ことbk1店長の安藤哲也氏、
  ビジネス書千里眼ことbk1ビジネス書編集キャップの寺島淳一氏、
  日刊のメール書評でおなじみの webook ofthe day 発行人松山真之助氏
  リクルート社フェローの藤原和博氏をお招き致しました。

  また、優秀賞10万円をはじめとする賞金をご用意致しております。
  どなたでもご応募頂けますので、奮ってご応募ください。
  スタッフ一同、たくさんの力作をお待ちしております。   

                           (英治出版)
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-13 ・ ・ ・ ‥… □■

 マーケティング関連のお仕事をなさっている中島さんから
 素敵なお便りを頂戴しました。
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 > 松山真之助 様
 >
 > こんにちは。中島と申します。
 > いつも『Webook』を楽しく読ませていただいています。
 >
 > 名刺に「?→!」というのはすっごくかっこいいですね。
 > 『眺めのいい部屋』という映画をご存知ですか?
 > ?には!という答がある、ということが1つのテーマになって
 > いる、イタリアとイギリスを舞台に繰り広げられるリリカルで
 > 美しい物語なのです。
 >
 > 「?→!」からいろいろな世界が広がっていきそう・・ですね。
 > 私も自分のキャッチを考えよう、っと思いました。
 >
 > 益々のご活躍を楽しみにしています。
 >
 > 中島
----------------------------------------------------------------------
 中島さんありがとうございました。なぜ(?)っていうのは、人間に与えら
 れた思考のツールなんでしょうね。首を傾げ、考えている姿ってカッコいい。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-130【e漢字117=改革】・・ □■

  改革=かいかく
    =革命的に改める。
    =改めるという字には、もともと己という字が入っている。
     つまり、自らやらなきゃならないということだ。
     これはxx部の担当だから・・・といくらクレームしても
     はじまらない。
     状況、原因、解決策までととのえて、「こうしたい」んです
     けどぉ・・・とやることが大事。
     自分でやれよ。ということだ。
     やったもんがち。
                   しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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東京の日入:17:48 -1分 ”
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▲▼▲            また明日!
Web ◎◎ k     ○      台風、大丈夫でしたか?
  | ⊥ |   _○○_     テロ惨事、大丈夫?
  d \o/    ※※※         
    ~~|_|ゝ   ※※※※
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Posted by webook at 18:12

2001年09月07日

【逆転の思考】..バンジャマン・コリア.........★★★★+オオノイズム

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★ 【Webook #2001-128】 2001/09/07(金) ★
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★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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  >>>>>>【 読者書評グランプリ開催中 総額20万円 】<<<<<<<

    英治出版「アメリカン・ドリームの軌跡」発売記念
    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp
書評を書いて、オコズカイをGET! よっしゃぁ。
    
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 逆転の思考 】 日本企業の労働と組織
   ◎ カラコラム:【 e漢字116=新米 】
   ◎ 出版社情報:【 読者書評グランプリ 総額20万円 】eijipress
   ◎ プレゼント:【 バリュー・クリエーター 】3冊! 9/8まで!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【逆転の思考】

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■ジャンル:ビジネス、生産管理、社会
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■著者:バンジャマン・コリア
  1948年生まれ。パリ第七大学、リール大学など大学での教育研究とともに
  労働組織、技術革新などの研究分での第一人者として活躍。博士論文であ
  る「工場とストップウォッチ」は、今やレーラー主義やフォード主義研究
  の古典となっている。
 訳者:花田昌宣、斎藤悦則
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■出版社:
 藤原書店/ISBN4-938661-45-4/2800円/274P
1992/3/30 初版   
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■ <ワン・チョット>

 「フランス人が見た“かんばん方式”の構図・・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

きのう紹介した【トヨタ生産方式】(大野耐一著)をフランス人が読んだら、
こんなふうに日本が見えた・・・という本である。
地球をまわり、時間を超え、日仏の言語をまたぎ、ふたたび大野耐一の生産革
命がやってきたという感じがする。

日本の経済成長が著しく、ジャパンアズナンバーワンだのエコノミックアニマ
ルだの脅威と羨望が入り混じったまなざしで世界が日本を注目した頃があった。

本書の著者は、86年にはじめて日本を訪れた。名だたる企業を訪問し、下請
けの零細工場も視察し、各種の書籍や資料も持ちかえり、熱心な日本研究家で
あったが、どうもしっくりした日本解明のカギが発見できなかったようだ。
やがて、89年、仏訳された大野耐一の【トヨタ生産方式】を目にした著者は、
「ジャポンは何が違うのか!?」の答えを発見したのだ。

「テイラーやフォードのように規模の経済や画一化には頼らず、まったく新し
い出発点に立って、多種多様な製品を同時に少量生産することを目指しながら
新しい生産性の源泉を追求する」オオノイズムを、元祖大野耐一の本以上に分
析し解説している。

若干、学術的(論文的)な表現が多いが、海外が日本のオリジナルな生産方式
をどのようにとらえたのか、日本をどう見ていたのかが分かり、興味深い内容
である。できれば「トヨタ生産方式」(大野著)を先に読んでからのほうがい
い。

フランス語から日本語へ「ひっくり返して」出されたオオノイズム研究の本を
読んでみるのも面白い。

おすすめ度は ★★★★+オオノイズム
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■ <お暇な方は、もう少し>

「在庫の問題は単なる出発点に過ぎなかったのである。もっとはっきり言えば
生産の経済性を追求すべく、在庫を組織の“機能不全”や“過剰コスト検出装
置”とすることなのである。」
と、大野氏がしつこく説いた在庫のムダをはぶく仕組みを再分析している。

「トヨタ生産方式」からの引用が多数あるので、大野氏の本を復習できる楽し
みがある。

「トヨタ生産方式」にも書かれているが、“目で見る管理”(アンドンと呼ば
れる表示装置など)は、労働者に自ら考えるクセを導入することになった。
システム(仕組み)の中で働く労働者が、ブルーカラーではなく、ホワイトカ
ラーの任務も担うところがキモである。

本書では、5回ナゼを考えるとか、企業の風土とかには触れられていないのが
ちと寂しいところ。
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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=92009331
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|  立教大学の澤田さんが本書のコンテンツをうまくサマライズしている。 
|    http://www.ir.rikkyo.ac.jp/~koji/documents/socio/coriat.html  
 
|  フランス人が見た、日本の産業構造分析を覗いてみよう。
|
|         => Back to 書籍
|
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参考図書リストには、大野耐一の『トヨタ生産方式』(1989、仏訳)がしっか
りと載っている。

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■ <読んで欲しい方>
  トヨタ生産方式をフランス語で理解したい方
  ムッシュエマダムの方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+オオノイズム

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
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詳しくは: http://www.fujisan.com/times/jalmileage.html

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2001.09.07[金]:【逆転の思考】..バンジャマン・コリア..★★★★+オオノイ
ズム
 藤原書店/ ISBN4-938661-45-4/2800円/274P
2001.09.06[木]:【トヨタ生産方式】..大野耐一..★★★★★+5回のナゼ☆
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-46001-9/1400円/232P
2001.09.05[水]:【--】.. うどんで休刊

2001.09.04[火]:【マンションは何千万円もして人生最大のかいもの
     なのに高いか、安いかわからないし
     どうやって選んだらよいのか分からない人が読む本】..★★★★+転
ばぬ先に
 エクスナレッジ/ ISBN4-7678-0108-7/1400円/238P
2001.09.03[月]:【白い犬とワルツを】..テリー・ケイ..★★★★+見えた?
新潮文庫/ ISBN4-10-249702-1/ 552円/272P
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今週の節約小計 6152円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-23 ・ ・ ・ ‥… □■

  【 読者書評 グランプリ 総額20万円 】 ★★★★★

    英治出版「アメリカン・ドリームの軌跡」発売を記念
    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp
    
  英治出版では、「アメリカン・ドリームの軌跡」の発売を記念致しまして
  読者の皆様のご応募による書評グランプリを開催致します。
  審査員として、書店界のカリスマ店長ことbk1店長の安藤哲也氏、
  ビジネス書千里眼ことbk1ビジネス書編集キャップの寺島淳一氏、
  日刊のメール書評でおなじみの webook ofthe day 発行人松山真之助氏を
  お招き致しました。

  また、優秀賞10万円をはじめとする賞金をご用意致しております。
  どなたでもご応募頂けますので、奮ってご応募ください。
  スタッフ一同、たくさんの力作をお待ちしております。   

  なんと真之助が審査員に・・?

    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-10 ・ ・ ・ ‥… □■

   松林博文さんかららのプレゼントです。
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 | ̄ Webookプレゼント企画 第15弾 New♪
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 |  ■ 【バリュー・クリエーター】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.08/2001.08.24.htm
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 |   ☆ メール先: webook2001@yahoo.co.jp
 |   ☆ タイトル: バリュー+お名前
 |   ☆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   ☆ 〆切 : 9/8(土) <=あしただよ!
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  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-13 ・ ・ ・ ‥… □■

Mさんから本のご紹介を頂きました。ロバートケネディ、新渡戸稲造、エジ
 ソンなどのエピソードを引きながら、生きる元気をくれる本のようですね!
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> Webook of the Day 真之助様
>
> いつも楽しく読ませていただいております。
> ところで、「読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。」
> とございましたので、早速メールをお送りさせていただきました。
>
> 実は、最近、すてきな本をみつけました。
> 双葉社より「誰にも代われない人生」(関口勝利著)という本です。
> 本当に良い本だと思いまして、ぜひご紹介いただけたらと思います。
>
> 中身は「今を生きる」、「志を持つ」、「欠点を美点に生かす」など、
> 短編の集まりで、どちらかと言えば最近のビジネス本の中に出てくる
> ような内容です。
> 本当に「人生は誰にも代われない」というのは、当たり前のことですが、
> なかなか普段はそこまで感じていないこと。苦しいことがあるとついつい
> 投げやりになってしまいますが、その本を読んで、自分の人生は、誰にも
> 代わってもらうことができないのだから、それなら、もうちょっとがん
> ばってみよう!という気持ちになってきました。
>
> 今後も、メルマガ楽しみにしております!
>
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  Mさん、素敵なお便りありがとうございました。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-127【e漢字115=新※】・・ □■
     
  新米=しんまい=その道に入ったばかりの初心者。新前と書くことも。
    =しんまい=今年とれたお米。少し水加減を減らさないと緩くなる。
          新※ と書きたいところ。
          今年は暑い夏で、※の育ちもよかったようだ。
 
                   しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/

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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』(ID=969) と『Pubzine』 ID=14941 を利用してます。
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  Pubzineでも配信スタート。メルマガDB機能が便利です・・。
  http://www.pubzine.com/   ID=14941(意欲良い)
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:17 +1分 対前日
東京の日入:18:01 -1分 ”
日昼時間 :12:44  -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ζ    
▲▼▲            また来週!
Web ◎◎ k     ※
  | ⊥ |    ※※
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    ~~|_|ゝ   ※※※※ ※百票(俵か)
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                 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:11

2001年08月10日

【Keywordでマスター「物流」のしくみ】花房陵..★★★★+物流

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2001-117】 2001/08/10(金) ★
★ “オリーブの実がなった!”の金曜日        ★
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★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 Keywordでマスター「物流」のしくみ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字106= 提案 】
   ◎ プレゼント:【 ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】8/11迄

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【Keywordでマスター「物流」のしくみ】

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■ジャンル:ビジネス、物流
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■著者:花房陵(はなぶさ・りょう)
  株式会社アバンセ代表取締役。物流コンサルタント。物流センター業務設
  計・改善指導等の現場実務を重視したコンサルティングが企業関係者に広
  く支持されている。
メールマガジン「物流現場見たまま感じたまま」を発行。
  http://avance-tokyo.com/
hanabusa@avance-tokyo.com  
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■出版社:
 すばる舎/ISBN4-88399-110-5/1400円/202P
2001/5/19 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「知るは楽しみ也・・を味わえる大人の社会科。」

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■ <忙しい方はここだけ>

20世紀のビジネスは、隔たりを埋めるところにビジネスが成立してきた。
隔たりとは、生産者と生活者の間にある“場所的隔たり”、“時間的隔たり”
、“人的隔たり(所有権)”のことだ。

隔たりを渡るもの、つまりビジネスのネタは「物」「情報」「権利」がある。

情報と権利については、ITの進化がいわゆる「つながりっぱなし」の状態を
作り出し、そのあり様を変えようとしている。“隔たり”が一挙になくなり、
ビジネスのやりかたも大きく変わりつつあるところだ。

一方の「物理的なもの」については、ワープ技術が開発されるまでは(?)ど
うしようもない。ここに物流というバックヤード技術とノウハウの世界がある
。本書は、この“物流”の世界をとてもわかりやすく解説してくれる本である。

本書の内容は、流通や物流の基本、物流サービス、ITと物流、物流の最先端な
ど、こと物流に関する広範はエリアをカバーしている。経営的な視点の見方が
あることや、意外と知らないことが分かったりと、面白く読めるところがいい。

八百屋さんにある野菜がどのような経路と仕組みでお店にならぶのか、アパレ
ル製品がショップに並ぶにはどんな流れがあるのが、僕たちはなんとなくは知
っている。その、“なんとなく”をクリアに解説してくれるところが、本書の
魅力。読物としても面白いのだ。知るは楽しみ也・・を感じさせる。

味気ない解説モノとちょっと違う楽しみがあるのは、著者のコンサル経験と「
奥さんにも分かるようにしたかった」という視点によるものが大きいようだ。

おすすめ度は ★★★★+物流
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■ <お暇な方は、もう少し>

物流のベーシックから:

 流通には、商流と物流の二つの流れがある。商流は、売買によって商有権を
 移転させるものだ。これに対し、物流は物理的な商品の移動を実現する流れ
 である。

 物流という言葉は、1965年ごろのことで、高度経済成長の中でモノの流れに
 関わるコスト(輸送、保管、荷役)が高騰し問題になったころ誕生している。

 
最近、ITが注目されているが、このITと物流はちょっと似たとろこがある
ことを発見して、おもわずニンマリしてしまった。
物流子会社の解説は、まさにそんな一つ。

物流は、企業(主にメーカなど)が自社製品を流通させるために社内に物流部
門を設けたのが初期の段階。それが子会社化され、コストダウンを図ったのが
その次。いわゆる物流子会社だ。

これをITで言えば・・・
IT部門は、企業が、社内のシステムや外部向けシステムを構築運用するため
に設けた部門で、それはやがてコスト削減の旗印のもと、子会社化された。い
わゆるIT子会社だ。

どちらの場合も、親会社がコスト削減=子会社の収入減というジレンマになり
子会社は、その中で悩むことになる。
産んだ子供は育てなければ・・・と、外向けのビジネス(物流なら、親会社以
外へ物流サービスを売る、ITなら、親会社以外の企業のシステム構築や運用を
始める)に向かうのだが・・・・。

物流という社会の仕組みを理解しながら、ビジネスのダイナミズムを感じるこ
とができる。知る楽しみのある本である。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01023409
| ↓
|   日立物流(株)、本書にも登場する。
|     http://www.hitachi-hb.co.jp/japanese/index-j.htm
|
|                  => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
クロネコヤマトの大和運輸の宅配サービスのビジネス物語や、引越しサービス
のABCなど、物流という世界で面白いビジネスモデル創造もある。
本書は、そういった個別のビジネスモデルの解説書ではないが、物流全般をビ
ジネス、経営の視点からわかりやすく解説しているところがオススメである。

何でも「流れる」ところにビジネスがある!

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■ <読んで欲しい方>
  物流、流通に関連する部門にいる方
  八百屋のスイカがどうやってここにあるのか「?」を持った方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+物流

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
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●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook ) 3周年!

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2001.08.10[金]:【Keywordでマスター「物流」のしくみ】..花房陵..★★★★+物流
 すばる舎/ ISBN4-88399-110-5/1400円/202P
2001.08.09[木]:【--】.. 障害対応休刊

2001.08.08[水]:【--】.. 宴会休刊

2001.08.07[火]:【何もいいことがなかった日に読む本】中谷..★★★☆+ブルー
 PHP研究所/ ISBN4-569-61672-0/1000円/114P
2001.08.06[月]:【この方法で生きのびろ!】..ジョシュア他..★★★★+危機一髪
 草思社/ ISBN4-7942-1066-3/1200円/194P
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今週の節約小計 3600円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-23 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-09 ・ ・ ・ ‥… □■

     著者、武井さんのご協力で実現したのプレゼント企画です!
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 | ̄ Webookプレゼント企画 第14弾 New♪
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 |  ■ 【ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.07/2001.07.24.htm
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 |   ☆ メール先:webook2001@yahoo.co.jp
 |   ☆ タイトル:ユーザビリティ+お名前
 |   ☆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   ☆ 〆切:8/11(土)
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 |  応募条件:【ウェブ・・・】の本とWebookをお友達にご紹介ください。
 |  ご紹介の気合の入り具合で 当選確率が高まります(!?)笑
 |  著者の武井由紀子さんのご協力で実現しました。
 |  サインもいただけるようです!! (うほっ)
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-116【e漢字107=提案】・… □■

提案=ていあん
    =お日様のもとで正しいことを、できるだけ安く木に書いたもの
     課題解決の方策は正しく、安くが条件になっている・・?
     ちと、くるしい理解?。
 
                   しんのすけ@e漢字.com
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東京の日出:04:55 +0分 対前日
東京の日入:18:37 -1分 ”
日昼時間 :13:42  -1分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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                 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:52

2001年08月03日

【ぼくたちは、銀行をつくった。】..十時裕樹..★★★★★+銀行

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2001-114】 2001/08/03(金) ★
★ “朝顔の青紫の鮮やかさ”の金曜日         ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 ぼくたちは、銀行をつくった。 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字105= 不思議 】
   ◎ プレゼント:【 ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】NEW!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ぼくたちは、銀行をつくった。】ソニー銀行インサイドストーリー

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■ジャンル:ビジネス、銀行
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■著者:十時裕樹(ととき・ひろき)
  1964年山口県生まれ。早稲田大学商学部卒業。ソニー入社。銀行設立の中
心メンバー。ソニー銀行取締役・営業企画部統括部長として、インターネ
ット・ホームページなどの開発総指揮を行う。
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■出版社:
 集英社インターナショナル/ISBN4-7976-7044-4/900円/143P
2001/6/27 第1刷  
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■ <ワン・チョット>

 「ソニー遺伝子は、新たな“種”を起こした。銀行というフィールドで。」

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■ <忙しい方はここだけ>

ジャーナリスト大宅壮一は「結局のところソニーは大メーカーのモルモットの
ようなものだ」と皮肉った。これに対し、故井深大が放った言葉は有名だ。

 「小社は業界のモルモットたらんとしております。
  すなわち、先駆者、開拓者をもって任じております。」

ソニーは、その強力なブランドに甘んじることなく常にチャンレンジャーとし
て創業期のベンチャー精神を保ってきている。

そんなソニーDNAを“ソニー銀行”誕生の過程を通じて見せてくれるのがこ
の本だ。もともとは、2001.1.31 にスタートした「はじめての銀行のつくりか
た」というメールマガジンが基になっている。
(開業後の現在は、メルマガはない・・ようだ)

ソニー銀行ができるまでの“ちょっと面白い話”を取り上げて紹介したにすぎ
ないと謙虚する著者だが、これはとても面白い!。ハマル・・・というやつだ。
金融庁の担当をして「なんともいえない独特のテンポが面白いね」というのは
、この本の魅力をうまく言い表している。

 金融監督庁を訪ね、
 「あの~、銀行をつくりたいんですけど」
 と聞くと、
 「は? 銀行を、ですか?」

といったシーンから始まる。想定されてないことや新しいことを始めるときは
こんなものかもしれない。著者である十時氏、社長となる石井茂氏、会長とな
るの伊庭氏などソニー銀行誕生にかかわる人たちの物語は、こんなノリで展開
する。

苦労話は出てこない(実際は結構大変なものがあったに違いないが)。
仕事を楽しんでしまう・・そんな雰囲気が全体に流れている。だから読んでい
て楽しい。元気がでるような気がするのだ。それが、本書の魅力であり、まさ
にソニーという会社の遺伝子なのかもしれない。

出井さんや大賀さんなども登場し、なかなかワクワクする内容のストーリーな
のだ。これが現在進行形のビジネス物語だから、なおのこと面白い。

メルマガを読み損ねた方は、本書でその面白さを凝縮追体験しよう。
ソニーがなぜソニーなのかが納得できる。

おすすめ度は ★★★★★+銀行
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■ <お暇な方は、もう少し>

2001.7.10現在でのソニーバンクの実績は下記の通りだ。
僕もその一人になる予定・・・。

  ■ 口座申し込み数 :約35000件
  ■ 口座開設数   :約21000件
  ■ 預金額合計   :約82億円

ソニー銀行の特徴は、お客様自身が考え、調べ、行動するというコンセプト
を実現するマネーキットだ。
  http://sonybank.net/whatsmk.html

ソニー銀行のトップページにもこんな言葉がある。

  お客さまご自身が簡単に「考える」「調べる」「行動する」ことを可能に
  するしくみが必要だと考えました。

「金庫としての銀行」や、金融商品を羅列するだけじゃなく、お客さんの主体
性を重視しているところがいい。

MONEYKitは資産運用、資産の現状把握、金融に関する知識の習得、金融取り引
きなどが可能な4つのKitグループに分かれ、合計22のおもちゃ(ツールという
)がある。
金持ち父さんの本を読んで、実際にいろいろ考えてみたい時、こんな銀行が役
にたつかもしれない。


本書は、メールマガジンがもとになっている。こんな記事でも紹介されており、
本になる前から注目されていたものだ。

 久米さんの経営よもやま話:
  http://nvw.nikkeibp.co.jp/nvw/column/kume/20010309.html
 産経新聞のネット記事:
  http://www.sankei.co.jp/databox/pc/0104html/19kei013.htm

メルマガも本書も、ソニー銀行の強力なマーケティングツールになっている。
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@ 戻る 銀行  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01032827
| ↓
|    ソニー銀行はこちら:
|      http://sonybank.net/     
|                       => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書は、インターネット的な編集になっている。
というのは、本文中でフォーカスしたい言葉は、色が変えてあり、しばらくあ
とにその解説がある。まるでリンクをクリックしているような感じだ。
これって、ちょっとオシャレだね。

ソニーバンクの生い立ちを、追体験することにより、ソニーの仕事の仕方を垣
間見てみよう。銀行という生業の「常識」が変わるかもしれない・・・。

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■ <読んで欲しい方>
  ソニーブランドが好きな方
  ソニーのDNAを覗いてみたいかた
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★★+銀行

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook ) 3周年!

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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2001.08.03[金]:【ぼくたちは、銀行をつくった。】..十時..★★★★★+銀行
集英社インターナショナル/ISBN4-7976-7044-4/ 900円/143P
2001.08.02[木]:【マスターの教え】..J・マクドナルド..★★★+心象
 飛鳥新社/ ISBN4-87031-470-3/1000円/126P
2001.08.01[水]:【携帯で声の大きくなる男 デート中にメールを打つ女】..★★★+マナー
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70226-8/1400円/209P
2001.07.31[火]:【学習する会社のナレッジ・コラボレーション】..★★★+形式知
 かんき出版/ ISBN4-7612-5932-9/1400円/221P
2001.07.30[月]:【金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント】
         ...ロバートキヨサキ..★★★★★+クワドラント
 筑摩書房/ ISBN4-480-86332-X/1900円/311P
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今週の節約小計 6600円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-23 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-09 ・ ・ ・ ‥… □■

     著者、武井さんのご協力で実現したのプレゼント企画です!
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 | ̄ Webookプレゼント企画 第14弾 New♪
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 |  ■ 【ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.07/2001.07.24.htm
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 |   ☆ メール先:webook2001@yahoo.co.jp
 |   ☆ タイトル:ユーザビリティ+お名前
 |   ☆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   ☆ 〆切:8/11(土)
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 |  応募条件:【ウェブ・・・】の本とWebookをお友達にご紹介ください。
 |  ご紹介の気合の入り具合で 当選確率が高まります(!?)笑
 |  著者の武井由紀子さんのご協力で実現しました。
 |  サインもいただけるようです!! (うほっ)
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  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-12 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-113【e漢字105=不思議】… □■

  不思議=ふしぎ。
     =思いめぐらしたり、議論したりできないこと。
      不可思議も同じ線上にあるかな。
      不思議なことに思議という単語はなかった・・・・。

                   しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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)
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東京の日出:04:49 +1分 対前日
東京の日入:18:45 -1分 ”
日昼時間 :13:56  -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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▲▼▲  ~^~~~~~~~~~~~~~~   また来週~・・。
Web ◎◎ k            少々夏カゼぎみ・・・
  | ⊥ |             エアコンの寒さはなんとか  
  d_\o/             ならんでしょうかねぇ・・。
      |_|ゝ
_||_  ~~~~~~~~~~~
                 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 18:48

2001年07月06日

【大金をつかめ!】..K・ブランチャード........★★★★☆+Bucks

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★ ⌒ ⌒ ★
★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2001-098】 2001/07/06(金) ★
★ “あぁ、暑い!”の金曜日           ★
★ http://listen.to/webook ★
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★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 大金をつかめ! 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字93=・・・】
   ◎ プレゼント:【 盲導犬クイールの一生 】New!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【大金をつかめ!】

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■ジャンル:ビジネス、物語
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■著者:ケン・ブランチャード+シェルダン・ボウルズ
 ケン・ブランチャード: ケン・ブランチャード社CSO(最高精神的責任)
    サンディエゴ在住。
    スペンサー・ジョンソン(『チーズはどこへ消えた?』作者)との共
    著「1分間マネージャ」(ダイヤモンド社刊)をはじめとするアメリ
    カの大ベストセラー作家。今まで出版された彼の著者は合計で120
    0万冊以上も売れ上げ、25ケ国語以上に翻訳された。
  シェルダン・ボウルズ: 作家、講演家。また実業者としてさまざまな委
    員も務めている。カナダ、ウィニペグ在住。ニューヨーク・タイムズ
    やビジネスウィーク誌で記者として活躍後、生命保険会社の副社長石
    油会社の社長を経て現在にいたる。最近では新しいビジネス(洗車の
    フルサービスのチェーンストア)に取り組み、執筆・講演活動など幅
    広く活躍している。
 訳者:沢田京子(さわだ・きょうこ)
  翻訳家・作家。1955年東京生まれ。昭和女子短期大学、ロンドン大学SOAS
  卒業。全日空客室乗務員を務めた後、ヴァージン航空日本文化講師を経て
  90年よりフリーに。
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■出版社:
 小学館プロダクション/ISBN4-7968-8002-x/1300円/215P
2001/6/28 第1版
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■ <ワン・チョット>

 「 つかむのは大金だけじゃない・・・」

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■ <忙しい方はここだけ>

原書タイトルは【Big Bucks!】(巨額のドル札)。いかにも直接的
な題名であるが、単に金儲けの秘訣を探るというだけではない。

レンという名前の若者が、ふとしたきかっけで3人の牧師に導かれ、お金儲け
のノウハウと人生の哲学を学んでいくという物語である。

レンは、巨万の富を得ることができる人間になるための3つのテスト「喜びの
テスト」「目的のテスト」「創造性のテスト」を受けることになる。
ビジネスに成功し、富みを得るための考え方を、それぞれのフェーズ毎にメン
ター(指導者)に会い、話を聞きながら習得していく。
そのプロセスが物語り風に進行する。

ごく普通のマネージャー(サラリーマン)だったレンは、メンターに導かれ、
大金持ちになるための3つの秘訣を習得し、会社の中で成功し、さらに独立し
て大成功を収める。

最初の秘訣は「楽しまない限りお金を儲けることはできない」というもの。
ビジネスはお客様が喜ぶ事が自分の喜びにつながらなければならないいうこと
だ。次の秘訣は、やや逆説的だが「お金儲けが楽しむことよりも重要でなけれ
ば、お金を儲けることはできない。」というもの。ビジネスには、集中が重要
だということを説く場面である。3つめは、「収入から経費を差し引いたもの
が利益である」というまことに常識的なもの。しかし、その真意をレンととも
に理解すれば、ナルホドと納得する。

メンターやアドバイザーとの対話の中で、レンが理解していくプロセスは、読
者自身の納得と発見を伴い、とても面白く読める。

お金というとても俗物的なモノを得るためのノウハウでありながら、ビジネス
の成功、人生の成功とは何か、生きる価値は何かなど人生の哲学が隠されてい
るところが魅力である。

成功を収め金持ちになったレンは、しかし、どこかに物足りなさを感じる。そ
して、最後に見つけたものは・・・。

おすすめ度は ★★★★☆+Bucks
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■ <お暇な方は、もう少し>
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@ 戻る 大金  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |  http://www.shopro.org/books/taikin/index.html
| ↓
|   もったことないけど、イメージしてみよう。
|                      => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
成功のための秘訣は3つであった。しかし、実は4つめのテスト(秘訣)があ
った。それは、大金を掴み成功を収めたレンが、最後に悟る人生の喜びである。
「本当の豊かさは他人を助ける者に訪れる」というのが、人生を価値あるもの
にする秘訣となっている。

本書は、二人の著者による三部作の最後の本だ。会社は個人が成功を収めるた
めに必要な3つのファクターを3冊の本で説いている。
「1分間顧客サービス」では、より抜きのサービス提供者を
「1分間モチベーション」では、より抜きの雇用者を
「大金をつかめ!」では、より抜きの投資をテーマにしている。

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■ <読んで欲しい方>
  お金持ちになって人生を楽しくしたいかた
  成功の秘訣を除いてみたい方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+Bucks

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2001.07.06[金]:【大金をつかめ!】..K・ブランチャード..★★★★☆+Bucks
 小学館PRO/ ISBN4-7968-8002-x/1300円/215P
2001.07.05[木]:【ものづくりのヒント】..岸田能和..★★★★+虚心
 かんき出版/ ISBN4-7612-5940-x/1400円/223P
2001.07.04[水]:【--】..お誕生日オメデトウ休刊

2001.07.03[火]:【宮内義彦 経営論】..宮内義彦....★★★★★+実践
  東洋経済新報社/ ISBN4-492-97021-5/1300円/228P
2001.07.02[月]:【知られざる特殊特許の世界】..稲森謙太郎..★★★★+あん
ぐり
 太田出版/ ISBN4-87233-526-0/1600円/258P
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今週の節約小計 5600円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-22 ・ ・ ・ ‥… □■
  _______________________________
  /|
 | ̄ Webookプレゼント企画 第13弾 New♪
 | ===========================
 |  応募条件:【クイール・・】の本とWebookをお友達にご紹介ください。
 |  ご紹介の気合の入り具合で 当選確率が決まります(!?)笑
 |
 |  ■【盲導犬クイールの一生】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.04/2001.04.13.htm
 |
 |  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
 |  → タイトル:クイール+お名前
 |  → 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |  → 〆切:7/11(水)
 |
 |   分類王、石黒謙吾さんのご協力で実現しました。多謝!
 |   ちなみに石黒さんのブルーオレンジスタジアムのサイトでは
 |   Webookのご紹介をいただいています。(光栄)
 |     http://www.blueorange.co.jp/
 |     http://www.blueorange.co.jp/books/index.htm
 |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     **** 第14段 『????』

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-05 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-12 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-097【e漢字93=・・】 ・… □■

  ・・・ 今日は休息。 
                    しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:04:31 +1分 対前日
東京の日入:19:01 +0分 ”
日昼時間 :14:30  -1分 ”
       (ついに日中時間が短くなり始めた・・・)
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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         !
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▲▼▲~^|~~    また来週~・・。
Web ◎◎ k |      雨がふりそう・・。
  | ⊥ | b       
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                 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:35

2001年06月25日

【ザ・ゴール】..E・ゴールドラット............★★★★☆+ボトルネック

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2001-093】 2001/06/25(月) ★
★ “長い週のはじまり”の月曜日         ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 ザ・ゴール 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字88=隘路 】
   ◎ プレゼント:【 楽天市場直伝EC商売繁盛60の秘訣】〆切6.27
           【 会計のことが面白いほどわかる本 】当選発表!
 
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ザ・ゴール】

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■ジャンル:ビジネス、生産管理
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■著者:エリヤフ・ゴールドラット(Eliyahu M.Goldratt)
  イスラエルの物理学者。1948年生まれ。TOC(Theory of Constraints:制約
  条件の理論)の提唱者として知られる。本書「ザ・ゴール」で説明した生
  産管理の処方をTOCと名づけ、その研究や教育を推進する研究所を設立。
  その後、スループット会計や思考プロセスへと発展させ、アメリカにおけ
  る生産管理やSCMに大きな影響を与えた。
訳者:三本木 亮(さんぼんぎ・りょう)
  1960年福島県生まれ。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学でMBA
  取得。現在、ブリガムヤング大等で教鞭をとるかたわら国内外数社の取締
  役、コンサルタントを務める。
 解説:稲垣公夫(いながき・きみお)
  NECアメリカのV.P.&ゼネラルマネジャー。著書に「アメリカ生産革命」「
  TOC革命」など。
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-42040-8/1600円/552P
2001/5/17 第1版
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■ <ワン・チョット>

 「15年以上、日本での翻訳が制限されていた幻の本・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

本書の原書がアメリカで出版されたのは1984年。ざっと16年以上前のこ
とだ。そしてこの本、アメリカでは250万部以上というから化け物的な売れ
方をした本である。そんなビジネス書であれば当然、日本語に翻訳がされるは
ずだが、本書にはちょっとしたいわくがあった。
原作者のゴールドラット博士が、長い間日本における翻訳を許可しなかったの
である。理由は「本書が日本語で出版されると、世界経済が破滅してしまう。
部分最適の改善にかけては超一級の日本人にこの全体最適の手法を教えては、
貿易摩擦が再燃して世界経済が混乱する。」というものだったようだ。
日本の高度成長が世界で注目されていた時期だけに、それは真剣な考えであ
たようだ。それほど、米国の生産管理の革新に役立った本だということでも
ある。

本書は、ビジネス書といいながら小説仕立てである。
アレックスというある工場の所長があと3ヶ月の実績次第で工場を閉鎖すると
通告されるところから始まる。その工場はいつも在庫の山に囲まれ、顧客から
の注文はいつも遅れるのが常であった。ある日、アレックスは、大学時代の恩
師であるジョナ(実は、ジョナは著者自身の投影である)に出逢い、TOC(
制約条件の理論)をすこしづつ伝授されて、業績を回復するというお話しだ。

企業(工場)がその目的(ゴール)を達成するためには何が必要か・・?
目的(=お金を儲けること)のためには、スループットを増やすか、在庫を減
らすか、経費を減らすかの3つ。生産工程のボトルネック(一番の制約条件)
をみつけ、それをいかに改善するかが問題である。
こんなテーマを、小説仕立ての面白さと、ビジネス書的な実用性を織り交ぜて
展開していることがユニークなところだ。

働きすぎで家族との時間がとれないアレックスが妻に見放されるという、これ
もありがちが想定も読者を引きつける要因だ。

552ページという大部な厚さの本であるが、面白く読みながら同時にTOC
の考え方が見えてくるというのがいいところ。

ものつくりの生産管理部門、プロジェクト管理部門の方是非。

おすすめ度は、★★★★☆+ボトルネック
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書を読んで、脳裏に浮かぶのはトヨタのカンバン方式だ。先ごろ、その生産
方式はビジネスモデル特許を取得したようだ。
生産方式が企業(特に製造メーカー)の利益を左右することは、想像に難くな
い。大きなテーマなのだ。

5月16日、NHKで放送された「常識の壁を打ち破れ」という企業の生産管
理の物語は、とても興味深かった。そして、本書を読むと、同じようなテーマ
がTOCという形で織り込まれていることに驚く。
その番組には、「工場再建屋」の異名を持つ山田日登志氏の生産管理手法の改
善の模様が工場ドキュメンタリーとして紹介されていた。

_________________________________
@ 戻る 隘路  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |  http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01023696
| ↓
|   Constraints(制約条件)
|   「常識の壁を打ち破れ」山田日登志氏の生産革命のTV番組
|     http://www.nhk.or.jp/special/libraly/01/l0005/l0512s.html
|     「屋台方式」と呼ばれる一人でほとんどの組み立て作業を
|     行う新しい方式が紹介されていた。
|
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途中、主人公のアレックスは息子のデイブといっしょにボーイスカウトのハイ
キングにつきあうこととなる。たまたまボーイスカウトのリーダー役の大人が
急遽参加できなくなり、アレックスが臨時のリーダーをやるはめに・・・。
大勢の隊員をひきいて長い山道をすすむ。長くのびた隊列はあたかも向上の生
産ラインのように見える。
ボトルネックが全体の生産効率に影響することを比喩的に考えることになるシ
ーンである。
このハイキングでは、ハービーという子供が全体のボトルネック(制約条件)
になっていた。

生産ラインの生産性を上げるために、従来、改善ということはコスト削減と同
義で扱われていた。
しかし、ジョナのヒントをもとに、何が大切かを考えたアレックスは、スルー
プットが一番大切だと気がつく。

スループット(Throughput)
在庫(Inventory)
作業経費(Operating Expense)

そして何が一番の制約条件(Constraints)であるかを見つけ、それをクリア
する方法を考えていく過程が面白い。

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■ <読んで欲しい方>
  生産管理部門にいるかた
  プロジェクト管理にお悩みの方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+ボトルネック

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2001.06.26[火]:【】..

2001.06.25[月]:【ザ・ゴール】..E・ゴールドラット...★★★★☆+ボトル
ネック
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-42040-8/1600円/552P
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今週の節約小計 1600円
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 |  ■【会計のことが面白いほどわかる本】(会計の基本の基本編)
 |      http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.05/2001.05.31.htm
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 |    1)日向 雅○さん 宮城県
 |    2)荒田 寧○さん 大阪市
 |    3)磯部 敏○さん 横浜市
 |
 |  ■【会計のことが面白いほどわかる本】(新会計基準の理解編 )
 |      http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.06/2001.06.01.htm
 |
 |    1)三藤 達○さん 川崎市
 |    2)樋口 佳○さん 茨城県
 |    3)広中 敬○さん 京都市
 |
 | ホント、たくさん応募ありがとうございました!
 |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 |  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
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 |   楽天大学学長の仲山さんのご協力で実現しました。多謝!
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     **** 第13段 『盲導犬クイールの一生』企画進行中

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-092【e漢字88=隘路】 ・… □■

 隘路=あいろ
    山あいの狭い道=>モノゴトをなしとげるときの難関。
    制約条件を文学的にいうとこうなるんでしょうか・・。

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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
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東京の日出:04:26 +1分 対先週金曜日
       (ついに夜明け時刻が遅くなり始めた)
東京の日入:19:01 +1分 ”
日昼時間 :14:35  +0分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 18:31

2001年04月20日

【コーポレートセキュリティ】..大塚寿昭..★★★★+リスク

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 コーポレートセキュリティ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字60= 貸借 】
   ◎ プレゼント:【 部下を愛しますか?・・ 】 本日〆きり! 
【 ザ・ベストCEO 】    本日〆きり!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【コーポレートセキュリティ】

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■ジャンル:ビジネス、セキュリティ
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■著者:大塚寿昭(おおつか・としあき)
  1949年生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。日本IBM勤務を経て、システム
  ・コンサルタントとして独立。埼玉女子短期大学兼任講師。
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-37343-4/1800円/173P
2001/3/8 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「転ばぬ先の・・・・セキュリティ」

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■ <忙しい方はここだけ>

昨日に続いて、企業のセキュリティに関する本をご紹介。
セキュリティ・ポリシーを設定しようとしてる方がいるなら、これはまさにオ
ススメの本。とっても実用的な内容があるからだ。
僕も会社のセキュリティ・ポリシーや情報管理について制度を整備しようとし
ているところであり、丁度いい内容に小躍り。(えい、パクっちゃおう!)

これまで各種情報は「不便さ」というファイヤーウォールに守られて、ほわー
んとした中でなんとかセキュリティを保ってきた。ところが、ITの急激な進
展で速やかな対策を迫られている・・・というのが現状ではないだろうか。

本書は、こうした状況の中、セキュリティ確保のための方策を「マネジメント
セキュリティ」「システム・セキュリティ」「ハード・セキュリティ」の3つ
の観点からまとめている。
マネジメント・セキュリティとは、セキュリティ・ポリシーの設定、社員の教
育などの制度や取組みのことだ。
システム・セキュリティは、まさに情報技術・システム関連の対策のこと。
ハード・セキュリティは、人の出入り、警備防災、機密文書の保管などの対応
を指す。これらの3つをバランスよく整備することが、企業のセキュリティ上
大切だと説いている。

警視庁のサイバーテロ対策状況調査報告(2001.1.26)によれば、調査企業2000
社のうち9割がサーバーテロへの対応計画すら持ち合わせていないという事実
があるという。まだまだ、セキュリティの分野は未成熟なのである。

転ばぬ先の杖を一冊いかが。

おすすめ度は、★★★★+リスク
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■ <お暇な方は、もう少し>

「セキュリティ」とうテーマは、人を疑い、人を信用しないということから始
まる重いテーマだという著者の言葉は、この問題を扱うときの心理的な難しさ
をよく現している。企業が定めるセキュリティポリシーは、外部からの侵入に
対する面と、内部流出という「社員を疑う」面も持ち合わせているからだ。

昨日の「eポリシー」は、まさに内向きの対応(プライバシーとの攻防)がメ
インであったが、本日の本は、どちらかというと外向き(外からの侵入対策)
にポイントがある。

会社によっては、トップマネジメントが「わが社のセキュリティポシリーを早
く設定せんかぁ」と叫んでいるところがあるのではないだろうか。
セキュリティ・ポリシーってどんなものかも意識せず叫ばれていることがある
から恐ろしいのだが、このあたりは具体的にその策定方法、サンプルがあって
分かりやすい。

ポリシーの設定手順はこんな感じだ。

  情報資産の洗い出し
   ↓
  各資産の重要度ランクづけ
   ↓
  発生しうる脅威とリスクの分析
   ↓
  セキュリティ。ポリシーの明文化

情報資産には、「顧客情報」「企業情報」「人事情報」「情報システム」など
があり、これらについてリスクや対策を考えておくこと・・・これが今求めら
れていることなのだ。

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| ↓
|  自分の思ったとおりになっていると錯覚している状態
|  それでも、思って行動しないよりはずっとマシ。
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

この分野は黎明期であり、あたらしい制度なども整備されつつある。
情報処理技術者試験制度の中に2001年度は、新たに【情報セキュリティ・
アドミニストレーター試験】が制定されている。2001年10月に第一回の
試験があるという。(資格オタクの方 ねらい目!)
   http://www.jitec.jipdec.or.jp/1_11seido/h13/ss.html

また資格としては情報システムコントロール協会(ISACA)の国際資格で
ある「公認情報システム監査人」資格がある。
   http://www.isaca.gr.jp/cisa.htm

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■ <読んで欲しい方>
  会社のセキュリティルールを決めようとしているかた
  情報システム部のかた
  セキュリティ担当役員の方
  ハッカーのかた
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+e防衛

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
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●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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2001.04.20[金]:【コーポレートセキュリティ】..大塚寿昭..★★★★+リスク
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-37343-4/1800円/173P
2000.04.19[木]:【eポリシー】..M・R・オーバリー..★★★★+e防衛
 日経BP社/ ISBN4-8222-4218-8/1400円/210P
2000.04.18[水]:【--】..決算休刊

2000.04.17[火]:【--】..決算休刊

2001.04.16[月]:【意地悪な世の中で好かれる人になる簡単な方法】..★★★★
☆+簡単
 PHP研究所/ ISBN4-569-61489-2/1250円/216P
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今週の節約小計 4450円
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| ̄ Webookプレゼント企画 第8弾
| ==========================
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|  ●『部下を愛しますか?それとも失いますか?』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.26.htm
|  ●『ザ・ベストCEO』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.22.htm
|
|  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
|  → タイトル:部下を+お名前 又は、CEO+お名前      
|  → 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  → 〆切:4/20(金)
|
|  産業編集センター、河原さんのご協力で実現しました。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-09 ・ ・ ・ ‥… □■
 
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-057【e漢字60=貸借】 ・… □■

 貸借=たいしゃく。貸借対照表の貸借である。

 貸=お金「貝」の「代」りになるというストラクチャー。
 借=「人」は「昔」のことを覚えているというストラクチャー。
   あの時の借りを返すよ・・なんて。
 
 今ごろは貸借対照表(B/S)作成に負われている方も多いはず。
 年度末が3月のところが多い日本では、いまごろが年度決算をする
 ところが多い。連結決算などの影響でもっと早いところも徐々に
 増えてはいるけれど。
 この字の成り立ちも人間的で面白い。

    しんのすけ@e漢字.com
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:03 -2分 対前日
東京の日入:18:18 +1分 ”
日昼時間 :13:15  +3分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
▲▼▲    また来週・・。 フジの花もちらほら・・・
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\0/・ b
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  ( |    
\        
____ /|_____         真之助@Webook of the Day

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Posted by webook at 00:26

2001年04月19日

【eポリシー】..M・R・オーバリー..★★★★+e防衛

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★ 【Webook #2001-056】 2001/04/19(木) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 eポリシー 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字59=防衛 】
   ◎ プレゼント:【 部下を愛しますか?・・ 】New 
【 ザ・ベストCEO 】   New
 
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■著書名:【eポリシー】

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■ジャンル:ビジネス、セキュリティ
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■著者:マイケル・R・オーバリー(Michael R. Overly)
  米国ロサンゼルス市のフォレイ&ロードナー法律事務所に勤務するコンサ
  ルタント。専門はインフォメーションテクノロジー関連。  
 訳者:藤本叔子(ふじもと・よしこ)
  電気通信大学卒、IBMにて十数年間エンジニア生活の後、ドミニカ共和
  国で国際協力の後、翻訳家に。訳書に「XMLバイブル」など。
 速水幹由(はやみ・みきよし)追補著
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 日経BP社/ISBN4-8222-4218-8/1400円/210P
2001/2/26 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「防衛手段はたいてい事件がおきた後で導入される・・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

インターネットの世界は、日々新しい技術やサービスが生まれているが、キラ
ーアプリをあげろといわれれば、第一に電子メールが挙げられるだろう。
重要なビジネスツールになっているだけに、企業と従業員の間で起こる訴訟の
ほとんどは電子メールについてのものだという。(US事情)

インターネット時代に企業を守るとはどういうことなのか。
従業員からの訴訟に対する企業防衛の話がまず最初にくるのは、米国事情らし
いところだ。

本書は、従業員からの訴訟、第三者からの訴訟、企業情報、機密情報の保護と
いうテーマに分け、インターネットツールの中でも電子メールにフォーカスし
て書かれている。

いかに企業を防衛するか・・という視点から、eポリシー設定の必要性を訴え
ている。そもそも会社における従業員のプライバシーとはどこまで認めればい
いのか、労働組合によるメールの利用はどう考えればいいのか・・・など具体
的な場面における考え方が整理され、さらに法的な背景やサンプルポリシーの
提示があるのがうれしいところ。

米国の企業はインターネットの利用ルール「eポリシー」を導入して、訴訟か
らの防衛や企業秘密漏洩などに備え始めている。米国の現状と「eポリシー」
の考え方がわかる。

わが社もそろそろ、電子メールの利用方法の規定をつくらねば・・という方に
参考になる。

おすすめ度は、★★★★+e防衛
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■ <お暇な方は、もう少し>

訴訟王国アメリカ、いろんな権利を主張し、それに関連した法律がある。
プライバシーに関しても、個人の権利を守る為の法律があり、それは、場面に
よっては企業の活動を制約することにもなる。
だから、企業側も個人の権利とのせめぎあいの中で、自ら(企業)を守るため
の防衛手段が必要となる。

冒頭に米ニッサンモーターの訴訟事例が紹介されている。
露骨に性的な内容のメールをシステム管理者が発見し、会社は、その発信者の
社員に警告を出し、それでも改善されなかったためについにその社員を解雇。
ところが、その社員はプライバシー侵害をたてに訴訟を起こす。
ニッサンは、明確な電子メールポリシーをもっていたため、この訴訟に勝訴し
たという事例だ。

訴訟王国アメリカならではの事例かもしれないが、こういうルールの整備は、
日本においても必要なところである。

本書では、会社の中における個人のプライバシーは、基本的にない・・・と
いうスタンスである。
サンプルポリシーとして、「プライバシーを期待できないこと」を謳ってい
る。

 「会社が利用者に使用させるコンピュータおよびコンピュータアカウント
  は、業務の遂行に役立てるためのものである。利用者は、そのコンピュ
  ータシステム上に作成、保管、送信、受信するすべての情報において
  プライバシーを期待しないものとする。
  コンピュータシステムは、会社の資産であり、業務上の目的だけに使う
  ことができる。」

当然といえば当然だが、こういうのをルールにしておくかどうかは、後々、
トラブルに遭遇したときの対応に大きな違いがでるというわけだ。
米ニッサンもこういうのがあったからこそ、プライバシー侵害という訴訟に勝
つことができたのだ。

電子メールがビジネスツールとして、欠くことの出来ない存在になってきた今
日、日本においても電子メールの使い方のルールなどを整備しておいたほうが
いい時期かもしれない。
企業内での個人の活動とプライバシーの保護という、なんとなくグレーなまま
で通ってきた「環境」は、公正なルールを持つことにより透明性を持たせる必
要がある。

おそらくほとんどの人が、会社のメール上を個人的な目的に使ったことがある
はず。電話だって同じ。しかし、それが悪用されたときに会社として対抗でき
る手だてをもつか、持たないかは、企業にとって大きな違いがある。

仮にルールを作り、そのルールに一人一人が承諾のハンコを押したとしても、
100%個人利用は許さないというお堅い運用をしない限り、個人の自由度と
それに付随する創造的な雰囲気をそぐことはないであろう。

ルールを決める目的を明確にして、定着を図ることが、日本におけるルール・
メイキング上大切なことかもしれない。精神的なアレルギー対策が日本では大
切である。

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サンプルポリシーが提示されており、実用的に使えるところがいい。

80対20の法則にのっとれば、電子メールのルールを決めることは、現在の
企業活動の情報管理とプライバシーの問題のかなりの部分をクリアすることに
なると思われる。

情報システム部か、総務か、企画か・・・しかるべきポジションの担当者の方
は読んでおいたほうがいい。

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■ <読んで欲しい方>
  企業の中でセキュリティ関連の仕事をしている方
  機密書類がポロって机に置かれている職場の方
  eメールでやばいことを流した方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+e防衛

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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2001.04.20[金]:【】..

2000.04.19[木]:【eポリシー】..M・R・オーバリー..★★★★+e防衛
 日経BP社/ ISBN4-8222-4218-8/1400円/210P
2000.04.18[水]:【--】..決算休刊

2000.04.17[火]:【--】..決算休刊

2001.04.16[月]:【意地悪な世の中で好かれる人になる簡単な方法】..★★★★
☆+簡単
 PHP研究所/ ISBN4-569-61489-2/1250円/216P
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今週の節約小計 2650円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-15 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄ Webookプレゼント企画 第8弾
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|  ●『部下を愛しますか?それとも失いますか?』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.26.htm
|  ●『ザ・ベストCEO』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.22.htm
|
|  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
|  → タイトル:部下を+お名前 又は、CEO+お名前      
|  → 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  → 〆切:4/20(金)
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|  産業編集センター、河原さんのご協力で実現しました。
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-09 ・ ・ ・ ‥… □■
 
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-056【e漢字59=防衛】 ・… □■

 防衛=ぼうえい。
 防ぐ+衛る。たまにはシンプルに。
    しんのすけ@e漢字.com
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:03 -2分 対前日
東京の日入:18:18 +1分 ”
日昼時間 :13:15  +3分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
▲▼▲    また明日・・。 はなみずきの季節ですねぇ
Web ◎◎ k     
| △ |      110mハードル。ゴール!
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____/_____         真之助@Webook of the Day

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Posted by webook at 00:25

2001年04月09日

【あなたの情報はこうして盗まれている】........★★★★☆+データ

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2001-051】 2001/04/09(月) ★
★ “パリっと決めて・・”の月曜日       ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 あなたの情報はこうして盗まれている 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字55 = 評価 】
   ◎ プレゼント:【 bウエブ革命 】5冊     4/10(火)〆切
          【 えきーぷ 】ギフト券千円   4/10(火)〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【あなたの情報はこうして盗まれている】

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■ジャンル:ビジネス、セキュリチィ、プライバシー
----------------------------------------------------------------------
■著者:チャールズ・ジェニングス & ローリー・フィーナ
  Charles Jennings:TRUSTeのほか、インターネット企業のPreview Systems
  社等の共同創始者。
Lori Fena : TRUSTeの共同創始者兼会長。ElectronicFrontierFoundaion
  の会長。
 訳者:荒木ゆりか(あらき・ゆりか)
  上智大学外国語学部英語科卒。米国テキサス州で教鞭をとった後、南カリ
  フォルニアを中心に翻訳、編集など従事。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-959-2/2200円/393P
2000/12/10 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「プライバシーは、以前、単純な“障害”によって守られていた。」

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■ <忙しい方はここだけ>

プライバシーの問題は、なかなかやっかいな問題である。考え方そのものが個
人的なものであり、また、ITが急速に発展した現代では、問題意識と環境の
変化のギャップが大きくなってきたからだ。

無防備・・・という言葉がちょうどピッタリの最近のIT環境をさまざまな事
例を紹介しながらひもとき、ネット時代のプライバシーをどう考えればいいの
かを考察する。また、個人はどう対処すべきかの具体策も提示している。

本書は、インターネット時代・・・いやデータネット時代(という新たな表現
を導入)における個人情報の保護について、様々な面から鋭い分析と洞察を試
みている。そんなことまでできちゃうのか・・!といった驚くべきIT進化の
状況もわかる。
個人情報のあり方を考察する社会学的な思考から、クッキーを削除する方法な
どといった具体的なものまで、幅広くかつ深い内容は面白く読める。

「どのようにして自分のプライバシーを守るか」「誰を信頼すればよいのか」
という二つの問いに対する答えが、本書にある。

おすすめ度は、★★★★☆+データ
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

XMLという新しい技術がまた「つながりっぱなしの世界」をよりバインドし
やすくしている。
個人の情報は、いろんなところにデータベースとしてたまりつつある。それら
が大きなデーターベースとしてつながると、これはもうプライバシーなんてな
いに等しくなるかもしれない。
(橘川氏の次作には、そんな内容もかかれているようだ・・・・)

一般市民に対するデータ収集は、ローマ帝国時代からある。ということは随分
古い話である。「過去、700年ばかりの間は、データは情報は紙に書き留め
られ、箱やキャビネに収納されていたため、個人情報へのアクセスは大変な労
力と時間がかかっていた」という“不便さ”がプライベートなことををなんと
かプライベートなままにしてきた。
そこに登場したのがデータベースというツール。そして、散在するデータベー
スをつなぎやすくするくする。さまざまな目的にそって、何度でも、そして苦
もなく情報が組み合わされる時代。本書はこういう新しい情報環境を「データ
ネット」時代と読んでいる。

本書は、こういう時代における個人情報、プライバシーのありかた、考え方、
(とりあえずの)対処の仕方など、幅広く、そして根源的な考察と実践法を提
供している。
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@ 戻る PII 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |  http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00056061
| ↓
|   Personal Identifiable Information (個人特定情報)
|   TRUSTe
|   http://www.truste.com/
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
個人としての行動チップスがいくつか具体的に紹介されている。

◎留守番電話の受信メッセージには「2人目」を案じする。
  「・・・の後にメッセージを残してください。xxx(架空の男性)か
   私のどちらからかおり返しご連絡します。」
  これは女性がストーカーから身を守る方法のひとつ。

◎家族のウエブサイトがあれば、あまり情報を暴露しすぎないようにする。
  学校名や住所、電話番号などは公開しないようにする。

◎嘘をつく、別名をつくる・・・
  ウエブサイトが信用できそうにないときは、嘘をつくのも一つの手。
  ボストンコンサルティングが行った調査では、PII(個人情報)を
  要求するサイトでは、軽いウソをつく・・というのが数の多い回答で
  あったという。
  ウソを奨励するわけではないが、プライバシー方針に納得がいかなけれ
  ば、ウソも方便である。

一方で、信頼できる会社やサイトには、真実を語る とフォローも入れている。

そのほか、クッキーをカモフラージュしたり、メールを暗号化するソフトなど
が紹介されている。ストーカーも恐ろしいくらいな行動をともなうアメリカな
らではの事例がある。


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■ <読んで欲しい方>
  セキュリチィに敏感なかた
  個人情報の漏れがちょっと気にかかる方
  プライバシーを守りたいかた
おすすめです。
----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>

  ★★★★☆+データ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2001.04.13[金]:【】..

2000.04.12[木]:【】..

2000.04.11[水]:【】..

2000.04.10[火]:【】..

2001.04.09[月]:【あなたの情報はこうして盗まれている】..★★★★☆+デー

 翔泳社/ ISBN4-88135-959-2/2200円/393P
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今週の節約小計 2200円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-14 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄ Webookプレゼント企画 第6弾 当選者発表
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|   「サービス王になろう2」中谷彰宏氏サイン入り
|   http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.02.htm
|
|   おめでとうございます。オータパブリケイションズの和田さん
|   から、送られます。お楽しみに・・・・
|
|   1)横山すみ○さん 「読書年」がんばって!
|   2)菅原 ○さん  仙台のサクラはこれからですね
|   3)乙瀬○治さん  いいお仕事見つけてください
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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|  ◆申込み先:http://www.goekeep.com/ のぺージ右上
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|  ◆お願い :上記申込みページのご意見・ご感想欄に
|       「しんのすけさんのファンです!」とご記入下さい。
|  ◆当選人数:10名(西日本の方だけね)
|  ◆応募〆切:2001年4月10日(火)
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| ̄ Webookプレゼント企画 第7弾
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|   「bウェブ革命」 5冊。
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|  ◆ メール先:webook2001@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:bウェブ革命+お名前      
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  ◆ 〆切:4/10(火)
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|  インプレス森谷さまと訳者糸川洋さんのご協力で実現しました。
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-09 ・ ・ ・ ‥… □■
 
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-051【e漢字55= 評価】・… □■

  評価=ひょうか。
  評価=「価」値を、公「平」に、「言」う、というストラクチャー。

  製品やサービスの評価、企業実績の評価・・・などなど様々な評価が
  ある。本の書評もひとつの(勝手きままな)評価ではあるが、その書評
  の評価を決めるのは、読んだ人だから・・・ま、いいか。

  一番難しいのが人の評価。人事考課というやつだ。
  先日も、その関連の本を探索した・・・。(結果、いろいろ情報を
  いただき、Kさんも僕も勉強になりました)
  人の評価で大切なこと・・・それは「言う」=「伝える」ことかも
  しれない。部下の評価が、よくわからないヒエラルキーバランスの中
  で決められる、給与というタイミングで表面化する。
  その前に、ナゼ、何を期待するか、どうするか・・・などを直接「言う」
  ところに人の評価の ほんとうの意味がある。
  さて、それでは早速・・・

         しんのすけ@e漢字.COM
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:17 -4分 対前日
東京の日入:18:09 +2分 ”
日昼時間 :12:52  +6分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 00:23

2001年03月27日

【スモールビジネスマネ ジメント】..★★★★+ピリリ

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★ ⌒ ⌒ ★
★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2001-046】 2001/03/27(火) ★
★ “もくれんも満開”の火曜日          ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 スモールビジネスマネジメント 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字50 = 知事 】
   ◎ プレゼント:【 マッキンゼー式世界最強の仕事術 】 3/30〆切
【 サービス王になろう2 】3冊 4/ 4(水)〆切
New! 【 bウエブ革命 】5冊     4/10(火)〆切
        New! 【 えきーぷ 】ギフト券千円   4/10(火)〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【スモールビジネスマネジメント】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者: デブラ・クーンツ・トラベルソ(Debra Koontz Traverso)
  ハーバード大学助教授。コンサルティングや遠隔学習サービスの「ライト
  ディレクション・コム」の共同社長も勤める。ワシントンD.C.在住。
  Debra@OutsmartingGoliath.com
 訳者: 阪本啓一(さかもと・けいいち)
マーケティング・コンサルティング会社Palmtree.Inc代表。NYC在住。
  著書「パーミション・マーケティングの未来」。 
  surf@palmtr.com
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-867-7/1600円/421P
2001/3/15 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「大企業をやっつけたい?。
  いいとも、ここにおいでよ、いい作戦があるから。」

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■ <忙しい方はここだけ>

どんなに大きな企業にもはじめの一歩がある。GEもマイクロソフトも、ソニ
ーもホンダもトヨタも・・。そして、今も未来のビッグ・ビジネス(大企業)
を夢見る起業家達は熱い志をエネルギーにして、アパートの一室や事務所の片
隅でうごめいている。

本書は、そんなスタートアップしたばかりのスモール・ビジネス起業家にむけ
た実践的ビジネス指南書である。

ビッグ・ビジネスが持っているパワーは、経理・財務、企画、生産などをこな
す組織であり、製品であり、デリバリー力であり、こぎれいなオフィスであり
、ブランド力であり、そして何より大きいのはすでに獲得している「顧客」で
ある。こういう大企業にスモール・ビジネスが打ち勝っていくには、それなり
の武器と戦い方がある。

たとえば、会社の名前のつけ方、住所の表示方法、コーチやメンターの利用法
、名刺の工夫、電話の使い方・・などなど。いずれも細かなノウハウが書かれ
ている。そう、実に細かい点に気配りをしており、実践ガイドとして即使える
ところがうれしい。「神は細部に宿る」と誰かが言ったが、ビジネスは細部の
マネジメントも大切だ。

翻訳はマーケティング・グルの阪本啓一氏。その独特の味がする言い回しは、
本書を原作以上に面白くしている--といったら言い過ぎか?!。

おすすめ度は、★★★★+ピリリ
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

原書の副題には
「How to achieve equal footing with companies thatare bigger,richer,
 older,and better known 」 となっている。
要するに、名の知れた大企業の向こうを張ってガンバルにはどうしたらいいか
といったところだ。

タイトルは「Outsmarting Goliath」
Goliath というのは、聖書に出てくる巨人ゴリアテのことだ。大企業のことを
表現している。そのゴリアテに対抗してスモールビジネスを大きく魅力的に見
せるための工夫が、それはそれは具体的に書いてある本がこれだ。

例えば名刺については・・・

「名刺はいつでも出せるようにしておこう。財布、コートのポケット・・・。
 名刺をあちこち探る図は、あなたがあまり名刺を出しなれていないように
 見せる。しょっちゅう名刺を交換しているイメージを演出しなければなら
 ない。

 会議やランチで最後までいることができないひとには必ず名刺を渡すよう
 にしよう。相手の名刺をもらうチャンスである。後日、ミーティングをご
 一緒できてよかったという旨の手紙を送り、もし、適当だと判断した場合
 彼らが退席した後の内容の要約を同封してあげよう。・・いやみなく自分
 を売りこむことができる。

 何かアドバイスを求められ、答えが短いものであれば、名刺の裏に書こう。」

などなど、これでもか・・・というくらい具体的で詳細なアドバイスが書かれ
ている。しつこいくらいだが、結構面白いし、役に立ちそうな気がする。

__________________________________
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.shoeisha.com/book/ で検索する。
| ↓
| 大企業(ゴリアテ)も分解すれば一人の人。
| おんなじだ。恐れることはない。
|
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この本で映画を一本見た(つもりになった)。
「ユー・ガッタ・メール」、トムハンクスの巨大書店に対抗したメグ・ライア
ン演じるNYCの素敵な書店が題材。
この映画に出てくる書店のモデルがあるそうで、マンハッタンのブックス・オ
ブ・ワンダーというお店らしい。映画にも店のシャッターや店内のレジが登場
するらしい。巨大書店(ゴリアテ)にあたるのはバーンズ・アンド・ノーブル
だ。今、メグの(演じていた店主の)本屋の回りには3店ものB&Nがあるが
それでも、ブックスオブワンダーはしっかり生き延びているという。いや、そ
れどころか繁盛しているんだそうな・・・。

その理由は、「どこにも負けない、本に対する知識」だそうだ。
お客さんに「あのぉ・・黄色い表紙で、禿げ頭の人が書いた、えーっと・・」
といわれたら、「セス・ゴーディンですね。それならこちらに。そうそう、
もしよかったら阪本啓一の本もいいですよ・・・」みたいな対応ができるかど
うか-というところだ。
ワンダー書店で、主任に昇格する条件は、「近所の学校で本に関する知識を教
えること」だそうだ。本好きでないと勤まらない。

大企業ではなし得ない特別なこと=(坂本氏風に言えばとんがってる特別なサ
ービス)を提供するというポジショニングがワンダー書店の成功の秘密である。

隙間マーケティングの事例として出てきたこの本屋(映画)は、なんだか魅力
的。映画をみたくなってしまった。


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■ <読んで欲しい方>
  スモールビジネスを始めた方
  起業を考えている方
  ブレークしそうな方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+ピリリ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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2001.03.30[金]:【】..

2000.03.29[木]:【】..

2000.03.28[水]:【】..

2000.03.27[火]:【スモールビジネスマネ ジメント】..★★★★+ピリリ
 翔泳社/ ISBN4-88135-867-7/1600円/421P
2001.03.26[月]:【部下を愛しますか?それとも失いますか?】..★★★★+部
下の気持
 産業編集センター/ ISBN4-916199-25-1/1500円/359P
----------------------------------------------------------------------
今週の節約小計 3100円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-12 ・ ・ ・ ‥… □■

  えきーぷ、永尾さんの企画です。

/========<春の特別企画>==============
| JR西日本の駅店舗の「お買物・飲食」に使える?商品券?!
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|  ◆申込み先:http://www.goekeep.com/ のぺージ右上
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|  ◆当選人数:10名(西日本の方だけね)
|  ◆応募〆切:2001年4月10日(火)
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|  ● 〆切:4/4(水)
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| ̄ Webookプレゼント企画 第5弾 
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|  『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』 5冊
|    著:イーサン・M・ラジエル
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|   この本のコメントをどこかのオンライン書店に書きこむよって
|   お約束いただける方に一冊プレゼント。(抽選で5名様)
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|  ● メール先:webmaster@eijipress.co.jp
|      cc: webook2001@yahoo.co.jp
|  ● タイトル:マッキンゼー+お名前      
|  ● 本文:コメントを書きこむ予定のオンライン書店名(いくつでも)
|       住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴
|  ● 〆切:3/30金
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-08 ・ ・ ・ ‥… □■
  
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-046【e漢字50= 知事】・… □■

  知事=ちじ。 
  地方自治体の首長。県知事、都知事、府知事。
  漢和事典によれば、事=「旗を手に持つ様を表し、公事に従う役人の意を
  表す」とある。するてぇと、知事とは 「知恵」を働かせる「役人」の事
  になる。決して悪知恵を働かせてはいけない・・・。
  先日の日曜日千葉県知事の選挙があり、堂本新知事が誕生した。日本で
  3人目の女性知事である。著書もたくさんある。
    http://www.domotoakiko.to/index.htm 
  千葉県民としては、おばさまの知恵に期待したい。
  
         しんのすけ@e漢字.COM
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://webook.plaza.gaiax.com/ の登録、解除で・・
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:35 -1分 対前日
東京の日入:17:59 +1分 ”
日昼時間 :12:24  +2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
▲▼▲    また明日・・。
Web ◎◎ k     
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||__/  > ヤフープレス 5月号
   <| /    > ソフトバンクパブリシング
~\/ \      >  4月13日発売 に記事あり・・。
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  ¨             真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 00:50

【スモールビジネスマネ ジメント】..★★★★+ピリリ

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★ 【Webook #2001-046】 2001/03/27(火) ★
★ “もくれんも満開”の火曜日          ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 スモールビジネスマネジメント 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字50 = 知事 】
   ◎ プレゼント:【 マッキンゼー式世界最強の仕事術 】 3/30〆切
【 サービス王になろう2 】3冊 4/ 4(水)〆切
New! 【 bウエブ革命 】5冊     4/10(火)〆切
        New! 【 えきーぷ 】ギフト券千円   4/10(火)〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【スモールビジネスマネジメント】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者: デブラ・クーンツ・トラベルソ(Debra Koontz Traverso)
  ハーバード大学助教授。コンサルティングや遠隔学習サービスの「ライト
  ディレクション・コム」の共同社長も勤める。ワシントンD.C.在住。
  Debra@OutsmartingGoliath.com
 訳者: 阪本啓一(さかもと・けいいち)
マーケティング・コンサルティング会社Palmtree.Inc代表。NYC在住。
  著書「パーミション・マーケティングの未来」。 
  surf@palmtr.com
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-867-7/1600円/421P
2001/3/15 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「大企業をやっつけたい?。
  いいとも、ここにおいでよ、いい作戦があるから。」

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■ <忙しい方はここだけ>

どんなに大きな企業にもはじめの一歩がある。GEもマイクロソフトも、ソニ
ーもホンダもトヨタも・・。そして、今も未来のビッグ・ビジネス(大企業)
を夢見る起業家達は熱い志をエネルギーにして、アパートの一室や事務所の片
隅でうごめいている。

本書は、そんなスタートアップしたばかりのスモール・ビジネス起業家にむけ
た実践的ビジネス指南書である。

ビッグ・ビジネスが持っているパワーは、経理・財務、企画、生産などをこな
す組織であり、製品であり、デリバリー力であり、こぎれいなオフィスであり
、ブランド力であり、そして何より大きいのはすでに獲得している「顧客」で
ある。こういう大企業にスモール・ビジネスが打ち勝っていくには、それなり
の武器と戦い方がある。

たとえば、会社の名前のつけ方、住所の表示方法、コーチやメンターの利用法
、名刺の工夫、電話の使い方・・などなど。いずれも細かなノウハウが書かれ
ている。そう、実に細かい点に気配りをしており、実践ガイドとして即使える
ところがうれしい。「神は細部に宿る」と誰かが言ったが、ビジネスは細部の
マネジメントも大切だ。

翻訳はマーケティング・グルの阪本啓一氏。その独特の味がする言い回しは、
本書を原作以上に面白くしている--といったら言い過ぎか?!。

おすすめ度は、★★★★+ピリリ
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■ <お暇な方は、もう少し>

原書の副題には
「How to achieve equal footing with companies thatare bigger,richer,
 older,and better known 」 となっている。
要するに、名の知れた大企業の向こうを張ってガンバルにはどうしたらいいか
といったところだ。

タイトルは「Outsmarting Goliath」
Goliath というのは、聖書に出てくる巨人ゴリアテのことだ。大企業のことを
表現している。そのゴリアテに対抗してスモールビジネスを大きく魅力的に見
せるための工夫が、それはそれは具体的に書いてある本がこれだ。

例えば名刺については・・・

「名刺はいつでも出せるようにしておこう。財布、コートのポケット・・・。
 名刺をあちこち探る図は、あなたがあまり名刺を出しなれていないように
 見せる。しょっちゅう名刺を交換しているイメージを演出しなければなら
 ない。

 会議やランチで最後までいることができないひとには必ず名刺を渡すよう
 にしよう。相手の名刺をもらうチャンスである。後日、ミーティングをご
 一緒できてよかったという旨の手紙を送り、もし、適当だと判断した場合
 彼らが退席した後の内容の要約を同封してあげよう。・・いやみなく自分
 を売りこむことができる。

 何かアドバイスを求められ、答えが短いものであれば、名刺の裏に書こう。」

などなど、これでもか・・・というくらい具体的で詳細なアドバイスが書かれ
ている。しつこいくらいだが、結構面白いし、役に立ちそうな気がする。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.shoeisha.com/book/ で検索する。
| ↓
| 大企業(ゴリアテ)も分解すれば一人の人。
| おんなじだ。恐れることはない。
|
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この本で映画を一本見た(つもりになった)。
「ユー・ガッタ・メール」、トムハンクスの巨大書店に対抗したメグ・ライア
ン演じるNYCの素敵な書店が題材。
この映画に出てくる書店のモデルがあるそうで、マンハッタンのブックス・オ
ブ・ワンダーというお店らしい。映画にも店のシャッターや店内のレジが登場
するらしい。巨大書店(ゴリアテ)にあたるのはバーンズ・アンド・ノーブル
だ。今、メグの(演じていた店主の)本屋の回りには3店ものB&Nがあるが
それでも、ブックスオブワンダーはしっかり生き延びているという。いや、そ
れどころか繁盛しているんだそうな・・・。

その理由は、「どこにも負けない、本に対する知識」だそうだ。
お客さんに「あのぉ・・黄色い表紙で、禿げ頭の人が書いた、えーっと・・」
といわれたら、「セス・ゴーディンですね。それならこちらに。そうそう、
もしよかったら阪本啓一の本もいいですよ・・・」みたいな対応ができるかど
うか-というところだ。
ワンダー書店で、主任に昇格する条件は、「近所の学校で本に関する知識を教
えること」だそうだ。本好きでないと勤まらない。

大企業ではなし得ない特別なこと=(坂本氏風に言えばとんがってる特別なサ
ービス)を提供するというポジショニングがワンダー書店の成功の秘密である。

隙間マーケティングの事例として出てきたこの本屋(映画)は、なんだか魅力
的。映画をみたくなってしまった。


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■ <読んで欲しい方>
  スモールビジネスを始めた方
  起業を考えている方
  ブレークしそうな方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+ピリリ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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2001.03.30[金]:【】..

2000.03.29[木]:【】..

2000.03.28[水]:【】..

2000.03.27[火]:【スモールビジネスマネ ジメント】..★★★★+ピリリ
 翔泳社/ ISBN4-88135-867-7/1600円/421P
2001.03.26[月]:【部下を愛しますか?それとも失いますか?】..★★★★+部
下の気持
 産業編集センター/ ISBN4-916199-25-1/1500円/359P
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今週の節約小計 3100円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-12 ・ ・ ・ ‥… □■

  えきーぷ、永尾さんの企画です。

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|  ◆申込み先:http://www.goekeep.com/ のぺージ右上
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|  ◆お願い :上記申込みページのご意見・ご感想欄に
|       「しんのすけさんのファンです!」とご記入下さい。
|  ◆当選人数:10名(西日本の方だけね)
|  ◆応募〆切:2001年4月10日(火)
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|  ◆ メール先:webook2001@yahoo.co.jp
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|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  ◆ 〆切:4/10(火)
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|  インプレス森谷さまと訳者糸川洋さんのご協力で実現しました。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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|   「サービス王になろう2」3冊。しかも著者中谷彰宏氏サイン入り
|   http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.02.htm
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|  ● メール先:wada@ohtapub.co.jp
|      cc: webook2001@yahoo.co.jp
|  ● タイトル:サービス王2+お名前      
|  ● 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  ● 〆切:4/4(水)
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|    著:イーサン・M・ラジエル
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|  ● 〆切:3/30金
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-046【e漢字50= 知事】・… □■

  知事=ちじ。 
  地方自治体の首長。県知事、都知事、府知事。
  漢和事典によれば、事=「旗を手に持つ様を表し、公事に従う役人の意を
  表す」とある。するてぇと、知事とは 「知恵」を働かせる「役人」の事
  になる。決して悪知恵を働かせてはいけない・・・。
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日昼時間 :12:24  +2分 ”
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Posted by webook at 00:19

2001年03月15日

【手にとるようにIT経営がわかる本】..........★★★★+IT

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★ 【Webook #2001-039】 2001/03/15(木) ★
★ “あたたかーい日”の木曜日       ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 手にとるようにIT経営がわかる本 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字45 = 糠 】
   ◎ プレゼント:【 マッキンゼー式 世界最強の仕事術 】3/30〆切
【 結婚 】3/16 〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【手にとるようにIT経営がわかる本】

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■ジャンル:ビジネス、IT
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■著者: 渡辺パコ
  1960年東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。90年に有限会社水族館
  文庫設立。著書に「図解&キーワードで読み解く通信業界」「LANの本質」
  「生命保険がわかる本」等
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 かんき出版/ISBN4-7612-5911-6/1400円/217P
2001/2/13 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「IT時代。経営者は本書の内容を常識として持っていたい・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

TVのコマーシャルにはURLが入り、名刺にはEmailアドレスが書かれ
ている・・・そんな状況が普通になってきたこの頃、ITは、企業の中にそし
て生活の中にすっかり浸透してきた。こんなIT時代に、企業がITをうまく
利用し、これからの事業を成功に導くためのヒントがコンパクトにまとめられ
ている。ERP,CRM,TCO,顧客シェア、アフィリエイトなど、IT経
営に関する言葉の背景と意味がよく分かる。

ITを如何に使いこなすかの最後のポイントは人。「知識」を持っている人で
はなく「知恵」を出せる人が従来にも増して求められるのもIT時代の特徴で
ある。

ITそのものは所詮ツールである。ITを導入すればそれだけで企業の活動が
飛躍的に躍進するというわけではない。ITを「何のために導入するのか」「
どう使いこなすか」「効果(目標)をどこに置くのか」・・といった“考え方
“や”戦略的”なものの見方が重要なのだ。その意味でも、現在注目されてい
るITと経営の関係を手っ取り早く把握するということは大いに意味のあるこ
とだ。

本書には、ITと経営戦略、ITと組織管理、ITとマーケティング、ITと
ビジネス手法などについて、分かりやすい解説と経営的な見地からの洞察が書
かれている。技術的解説に終わらず、戦略的な思考とナゼ(Why)の発想に
基づいた構成であるところがオススメだ。

頭の整理にちょうどよい。IT経営のエッセンスをこの手に・・・。
おすすめ度は、★★★★+IT
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■ <お暇な方は、もう少し>

今日は、ここは・・・・
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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01007084
| ↓
|  イットと読んだ人は退陣表明となった・・・
|
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■ <読んで欲しい方>
  ITを企業戦略に活かしたい方
  企業のトップの方
  情報システム部以外の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+IT

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
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2001.03.16[金]:【】..

2000.03.15[木]:【手にとるようにIT経営がわかる本】..★★★★+IT
かんき出版/ ISBN4-7612-5911-6/1400円/217P
2000.03.14[水]:【てじなのかんげいかい】..宮川ひろ..★★★☆+てじな
          PHP研究所/ ISBN4-569-68267-7/ 950円/78P
2000.03.13[火]:【君の席はそこではない!】..岩下宣子..★★☆+マナー
リヨン社/ ISBN4-576-00699-1/1200円/159P
2001.03.12[月]:【コーチングが人を活かす】..鈴木義幸..★★★★☆+自発
ディスカバー21/ ISBN4-88759-119-5/1300円/125P
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今週の節約小計 4850円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-09 ・ ・ ・ ‥… □■

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| ̄ Webookプレゼント企画 第5弾 
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|  『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』 5冊
|    英治出版 2001年4月新刊(4月10日発売予定)
|    著:イーサン・M・ラジエル
|    訳:嶋本恵美、田代泰子
|
|    事実を徹底的に分析し、仮説を検証し、思考を厳密に構造化し
|    ていくビジネス思考など、マッキンゼーの秘密に迫る・・・・
|   ----------------------------------------------------------
|   この本のコメントをどこかのオンライン書店に書きこむと
|   お約束いただける方に一冊プレゼント。(抽選で5名様)
|
|  ● メール先:webmaster@eijipress.co.jp
|      cc: webook2000@yahoo.co.jp
|  ● タイトル:マッキンゼー+お名前      
|  ● 本文:コメント書きこもうと思うオンライン書店名(いくつでも)
|       住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook暦
|  ● 〆切:3/30金
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| ̄ Webookプレゼント企画 第4弾 
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|   「結婚」ナガオカケンメイを3冊+α冊プレゼント!
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|   あの頃をみずみずしく蘇らせて、夫婦の絆を確かめたいかた
|   是非ご応募ください。真之助の奥さんも泣いた・・・らしい。
|
| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2001@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:結婚+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook暦、結婚xx年
|  ◆ 締切り:2001/3/16(金)大安 今日は〆きり
|
|  著者ナガオカケンメイさん&プロデュース石黒謙吾さんのご協力で
|  実現しました。結婚してる方、応募資格あり・・です。
|  婚約中のかたも、いいことにしましょう・・・
|
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-07 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-038【e漢字45= 糠 】・ … □■

  糠(ぬか)。
  コメ偏+健康の「康」。
  おコメの外側は、ビタミンやミネラルなどが含まれており、玄米のまま
  食べたほうがほんとうは体にいいようだ。
  発芽玄米・・・なんてのも最近は注目されている。
  (けっこうおいしいかたよ)
  糠は、玄米に残っている。
  あんまり白白した白米より、ちょっと褐色の玄米のほうがいいかも。
  食は健康の基本の基本。糠(ぬか)りなく・・・?

         しんのすけ@e漢字.COM
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
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東京の日出:05:53 -2分 対前日
東京の日入:17:48 +1分 ”
日昼時間 :11:55 +3分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
▲▼▲    またあした。
Web ◎◎ k     
| △ |    
\σ/ _ パラパラ
\_||__/
     | |   「日経ネットブレイン」4月号 P171
   / \ ))  Webook書評があるよ(ネットコミュニティ戦略)
  / /     
¨   ¨   
                      真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 00:14

2001年03月01日

【衛星ビジネス・ウォーズ】..G・ドルシー......★★★★+宇宙

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★ 【Webook #2001-031】 2001/03/01(木) ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 宇宙ビジネス・ウォーズ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字37= 認める 】
   ◎ プレゼント:【 インターネット広告実践法 】富士通総研Presents
   ◎ お願い  :【 アンケートのお願いです 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【宇宙ビジネス・ウォーズ】

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■著者: ゲーリー・ドルシー
  ノースカロライナ大学チャペルヒル校でジャーナリズムの修士号を取得。
  米国のノンフィクション作家。
 訳者: 高遠裕子(たかとお・ゆうこ)
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■出版社:日経BP/ISBN4-8222-4222-6/2500円/489P
     2001/1/29 第1刷
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■ジャンル:ビジネス、宇宙、通信
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■ <ワン・チョット>

「 宇宙にだってベンチャーな世界があるんだ・・・。」
  
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■ <忙しい方はここだけ>

ベンチャーな世界は、なにもインターネットに限ったことではない。ITの次
はゲノムだといわれるように遺伝子工学も可能性溢れる世界だし、新エネルギ
ー供給の世界、さらには宇宙ビジネスだって、起業家たちの活躍するフィール
ドに違いない。

本書は、宇宙スペースのビジネス利用をめぐるベンチャー起業家の奮闘物語だ。
宇宙ビジネス(衛星ビジネス)というと、NASAなどを代表に国家的なプロ
ジェクトで取り組まなければ何も出来ないと思いがちであるが、こんな世界に
も小さなベンチャー起業が頑張っていたのだ。

本書は、ディヴィッド・トンプソン率いるオービタル・サイエンス社の波乱に
満ちた宇宙ビジネスがストーリーの軸になっている。低軌道の衛星を複数打ち
上げ衛星通信網を築こうという通信衛星プロジェクト「オーブコム」をめぐり
、様々な苦難と戦う様子がドキュメンタリータッチで描かれている。

「宇宙(衛星通信)」を「インターネット」に置き換えれば、シリコンバレー
などで起きている動きとなんら変わるところはない。ただし、インターネット
の世界は、スタートアップのコストリスクが少ないのに対し、宇宙はとほうも
なく高価で厳しい世界だという点が大きく異なる。

それでも挑戦する起業家がいるというところに、アメリカの柔軟性とエネルギ
ーを感じる。
スペース・バレーの鼓動を聞いてみよう。

おすすめ度は、★★★★+宇宙
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■ <お暇な方は、もう少し>

数年前だったか、出張でサクラメントのある企業を訪問したことがある。
水素エンジンの開発を行っている会社で、敷地はばかでかくつくてあった。
なにしろ水素が爆発でもしたらあたり一面が大変なことになるから・・・とい
う理由を聞いて、敷地内を車で案内してもらった時もそぞろな気持ちがした。

ちょうどそのころと、本書の描いているスペース・ベンチャー達が、ビジネス
企画書をもって走り回っている頃(92~95年)が一致しており、なんだか同じ
空間にいたような気がして、ちょっとわくわくしながら読んだ。

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@ 戻る 宇宙 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01003757
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|  ビジネス・フィールド
|                      => Back to 書籍
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
宇宙への兆戦は、米ソの覇権争いの道具だった時代から、スペースシャトルの
ように経済性も追求する時代になり、さらに、国レベルの事業から民間のビジ
ネス、しかもベンチャーも参入できるビジネスフィールドとなってきた。

どんな世界(フィールド)にも“おバカさん”(=アントレプレナー)はいる
ものだ。
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■ <読んで欲しい方>
  火星.comを考えてる方
  衛星通信ビジネスに興味あるかた
おすすめです。
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■ <オススメ度>

 ★★★★+宇宙

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2001.03.02[金]:【】..

2000.03.01[木]:【衛星ビジネス・ウォーズ】..ゲーリー・ドルシー..★★★★
+宇宙
日経BP/ ISBN4-8222-4222-6/2500円/489P
2000.02.28[水]:【-】..WoW Night! 休刊

2000.02.27[火]:【平成サラリーマン川柳傑作選十貫目】..★★★★+十貫め
講談社/ ISBN4-06-210531-4/1000円/235P
2001.02.26[月]:【キャリアショック】..高橋俊介...★★★★☆+ショック
          東洋経済新報社/ ISBN4-492-53108-4/1500円/214P
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今週の節約小計 5000円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-06 ・ ・ ・ ‥… □■

     Webookプレゼント企画 (第3弾)
_________________________New_____
/|
| ̄ Webookプレゼント企画 第2弾 
| ======================
|   「インターネット広告実践法」(田中&須田)を3冊プレゼント!
|    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.01/2001.01.19.htm
|
| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2001@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:インターネット+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook暦、コメント
|  ◆ 締切り:2001/2/28(水)
|
|   著者、田中秀樹さん(富士通総研)のご好意で実現しました。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-031【e漢字37=認める】・ … □■

  おととい、「コーチング」の本を読んだ。★x5!。次にご紹介します。
  その中にあった漢字のエピソード。
  コーチングの心得は、信、認、任 だという。
  そのひとつ「認める」
  人は認められたい存在である。どんな小さなことでもいい。認められる
  必要とされるというのは、自分の存在を確認できる素敵な瞬間だ。
  で、「認」めるとは =「言」う+「忍」ぶ というストラクチャー。
  人を認めるということは、いろいろ言いたいことがあってもそれを
  ぐっとこらえて忍ぶということだ。
  「よくやったねぇ」のあとに「だが、ここは、そこは、それは・・・」
  とやられたら、せっかくの言い気分もダイナシ。
  認めることは、いいところを誉めて、気に食わないところは忍ぶという
  のが心得のようだ。
  人の上に立つ方は、まず「認」めることが肝心。
  うーん、おりしも査定の時期だなぁ。 

         しんのすけ@e漢字.COM
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
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        ■■■ ≪アンケートのお願い≫ ■■■ 
              よろしくぅ・・・

この度、Webookは、“ビジネス知識友の会”の結成に参加し、更に、読者の
皆様への価値向上を図って行くことになりました。

 ビジネス知識友の会URL: http://www.b-tomo.net/

そこで、アンケートを通じて、読者の皆様について、少し情報のご提供を
お願いしたいと思っております。
この情報は私達のメールマガジンへの情報告知する場合に、できる限り皆様
にお役に立つ情報を掲載するためにのみ、活用させて頂きますのでご理解と
ご協力お願いいたします。
尚、この目的以外には絶対に流用しないことをお約束します。 
                
と・・固いことを書きましたが、読者属性を調査させてくださいって
ところです。よろしくお願いしまーす。

 それじゃぁ
 アンケートへGo → http://www.cm-japan.net/index_cmjapan.html

一昨日アンケートのお願いをしましたが、一部不具合があり修正しました。


                         松山真之助@感謝
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:06:11 -1分 対前日
東京の日入:17:36 +1分 ”
日昼時間 :11:25 +2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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▲▼▲      ありゃりゃ、もう3月。はやいっすねぇ。
Web~●●~k      また明日!。
| > |     
\o/ ゝ”   今度、毎日新聞社刊
    _|| __| ”  「パソコンを始めよう~超初心者編(仮)」
< \ \ ”  で取り上げていただけるようです。  
  ~~●~~~~~~~~~~   3.16発売
     水球
              真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 00:09

2001年02月23日

【ネット起業!あのバカにやらせてみよう】......★★★★☆+バ カ

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2001-028】 2001/02/23(金) ★
★ “春を呼ぶ雨”の金曜日           ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 ネット起業!あのバカにやらせてみよう 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字34= 情報 】
   ◎ プレゼント:【 インターネット広告実践法 】富士通総研Presents

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ネット起業!あのバカにやらせてみよう】

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■著者: 岡本 呻也(おかもと・しんや)
  1965年愛媛県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、プレジデント社入社。
  93~97年まで月刊『プレジデント』の編集にあたる。99年退社。
  個人サイト「日本の会社いかがなものか」を運営。
  http://www.ne.jp/asahi/shin/ya/
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■出版社:文藝春秋/ISBN4-16-356650-3/1714円/288P
     2000/10/20 第1刷
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■ジャンル:ビジネス、アントレプレナー
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■ <ワン・チョット>

「 本物のバカ=知恵x情熱x仲間+時の風 」
  
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■ <忙しい方はここだけ>

世の中にはいろんなバカがいる。
普通のバカ、どうしようもないバカ、とんでもないバカ、本物のバカ・・・。
本書はたくさんのバカが登場する本だ。ただし筋金入りの本物のバカだ。

ダイヤルキューサービスの真田哲弥、サイバードの堀主知ロバート、ハーパー
ネットの板倉雄一郎、ネットイヤーの小池聡、ビットバレーアソシエーシ