2007年06月08日

レバレッジ時間術 ~ 本田直之 + 臨機応援!-八代目儀兵衛

   消費ではなく投資にまわそう!


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●今日の一冊:【レバレッジ時間術】

   ノーリスク・ハイリターン

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   |本田直之 著
   |幻冬舎|2007年05月
   |ISBN:4344980395|720円|
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<本のひらめき>

レバレッジとは、てこのこと。小さな努力で大きな成果。本田さんは、このス
マートなやりかたをいろんなところに応用している。本田さんのオフィスには
Doing More With Less のステッカーがいっぱいある。それがビジネスの、そ
して人生の哲学でもあるからだ。

前回紹介した「レバレッジ読書術」は、読書に対する考え方をシフトさせる素
敵なやり方が紹介され、ベストセラーになった。
今回は、時間術への応用である。

時間とお金は、貯められるかどうかという点で大いに違うが、いろんな面でに
ていることがおおい。投資という考え方がとても興味深い。

時間は貯めることができないが、増やすことは可能だという。どうするか。そ
れが「時間を投資する」ということだ。

時間投資の基本は、「仕組みをつくる」ところ。
もうひとつ重要なのが、やりたいことの時間を「天引き(先に予約)」するこ
と。

さらに、自己投資「時間」をもとうというのもおおいに共感する。テレビもだ
らだらと消費の時間としてパッシブに見るか、学習やリサーチの「投資」とし
てアクティブに見るかではまったく異なる。

本書にも当然チェックリストだToDoだスケジューリングだという時間術の
定番メニューが登場するが、その背後にある「時間にレバレッジをかける」と
いう発想、時間に投資するという考え方が、とてもユニークで、かつ、共感度
が高い。

ハワイに住むという人生目標から俯瞰逆算して、いろんなレバレッジを工夫し
てきた本田さん。本書から「自分の時間を自分でコントロールする」生き方の
ヒントをもらいたい。


<僕の思いつき>

おおくのビジネスパーソンは、はじめは時間を売ってお金をもらっている。ア
ルバイトは、ダイレクトにそういう契約になっている。時給いくらという風に。
正社員になっても最初は、自分の時間を捧げて給料をもらう・・つまり、時間
を売ってお金をもらう、そんな構図はかわらない。

やがて、部下を持ち組織の上司になると人の時間を預かることになる。「わる
いけど、これやっといて!」という具合に。

部下はもたないというスペシャリストの道を歩む人も、やらされ仕事が減って
自分の好きなことだけやれるようになる。これは、自分時間が増えることだ。

いずれにしても、自分のやりたいことをする時間は、増える。

それからが問題。それを、人のために再投資して使う。そんな使い方が美しい
かもしれない。

個人の世界でも、効率化してあまった時間は、なにかのカイゼンとか研修とか
再投資にそお時間を使えたらすばらしい。
3M(15%)、グーグル(20%)のスカンクタイムをあらかじめ与えてい
る企業は、これらの時間を消費に使えというのではなく、レバレッジのききそ
うな投資に使え・・・と提供しているのだろう。

自分時間を増やし、再投資に回す・・・そんな使い方をしたいねー。


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<オススメ度>

   ★★★★★+時間投資銀行

<読んで欲しい方>

   ・時間術を学びたい方
   ・やりたいことをやりたい方
   ・ラットレースを抜け出したい方

Posted by webook at 15:26

2007年06月06日

ひとり仕事術 時間管理編 ~ 中本千晶 + 今日の臨機応援

   せかせかではないが、かといってだらだらでもない。


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●今日の一冊:【ひとり仕事術 時間管理編】

   時間とうまくつきあうための七色法則

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   |中本千晶/著
   |バジリコ|2007年04月
   |ISBN:4862380441|1,500円|230P
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<本のひらめき>

時間管理術、タイムマネジメント・・・などといえば、多忙なビジネスパーソ
ンが、いかにして時間を効率的に使うか、とか最近はやりのGTDとかハック
ス系の道具箱を思い浮かべる。

しかし、世の中には、会社勤めのひとだけじゃなく「ひとり仕事」、つまりフ
リーランスの方もたくさんいる。本書は、そんな方向けの時間管理術の本。


時間とうまくつきあう七色法則というのがある。ちょっとしたパラダイムシフ
トを感じさせてくれる。

 その1:時間の主人ではなく、時間と友達になる

 その4:質の高い時間が結果として収益を生む。
      ひとり仕事人には、「会社にいる時間」=「お金を生む時間」
      という概念はない。

 その7:「自分で決める」の積み重ねである。
      自分の時間の使い方を決めてきたのは、誰だろう。会社だったり
      学校だったり、家族だったり・・・自分自身で決めてきた範囲が
      あまりに少ないことにびっくりすることだろう・・・。

このほか、ひとり仕事人の事例がいっぱい登場する。

時間をいかに効率的に・・・と考えてる人は、ちょっとこの本で、視点をずら
せてみるのもいいね。


<僕の思いつき>

まず一番こころに響いたのは次の言葉:

 時間の主人となって「管理」するというより、時間と友達になって「うまく
 つきあう」という感覚のほうが、ひとり仕事には似合う。

というもの。なるほど。寸暇を惜しんで効率を上げるんじゃなく、そのときど
きを愉しくワクワクすごす・・・そんな生き方。いいねぇ。いい時間が流れそ
うな気がする。

経営手法もがちがちの管理手法は、最後に心の破綻をきたして制度崩壊が起き
る。時間管理も同じかもしれないなー・・とふと思う。もちろん、いい方法は
試したり習慣にするにこしたことはないが、それに縛られては本末転倒。ゆる
ゆるでもいいので、気持ちよくやってみたい。

管理するのではなく、受け入れる愉しむ、それがいい。世の中なんでもそうか
もしれない。

 人は、管理されたらイヤでたまらない。
 仕事も、管理されてやるのは、実につまらない。
 病気だって、理学的医学的にガチガチに対処するより、受け入れちゃって
 鷹揚にかまえたとたん、改善にむかったりする。

そこには、ちょとした心の余裕と自由が生まれるような・・・。発想の転換が
そこにはある。


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<オススメ度>

   ★★★★★+命とは君たちが使える時間のことだ

<読んで欲しい方>

   ・フリーランスの方
   ・独立系の仕事をしている方
   ・時間に追われている方

Posted by webook at 15:19

2007年05月31日

レバレッジ時間術 ~ 本田直之 + 


   

書籍情報


レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則
本田 直之
幻冬舎 (2007/05)
売り上げランキング: 499

本のひらめき

レバレッジとは、てこのこと。小さな努力で大きな成果。本田さんは、このスマートなやりかたをいろんなところに応用している。本田さんのオフィスにはMore xx with less xx のステッカーがいっぱいある。

前回紹介したレバレッジ読書術は、読書に対する考え方をシフトさせる素敵なやり方が紹介され、ベストセラーになった。今回は、時間術への応用である。


僕の思いつき


オススメ度

★★★★★+

読んで欲しい方



Posted by webook at 16:15 | TrackBack

2007年05月07日

いつも忙しい人、なぜか余裕のある人 ~ 箱田忠昭 + 目標はワスレロレロ


書籍情報


いつも忙しい人、なぜか余裕のある人 最後に笑う人の時間管理術
箱田 忠昭
PHP研究所 (2007/02/24)
売り上げランキング: 39745

本のひらめき

クイズの括弧の中は、何を思い浮かべるだろうか・・・。
常識的な答えは money。そう、時間はお金!と俗人的な答えが浮かぶ。確かにそういう面もあるのだが、もっと深く考えると Time is Life 時間は、命と同じ・・・ということになる。また、時間は人生そのものとも読める。命は、この一瞬一瞬だし、今日があるからといって明日があることは保証の限りではない。また、明日という日も、そのときになれば「常に今日」である。生きていること、即ち、今、一瞬。・・・そしてそれは時間である。

なんて禅問答みたいだけれど、けっこうそういうことかもしれないね。

で、この本は、時間管理術の本ななんだけれど、そういう禅の心みたいな洞察とハウツウがほどよくマッチした、とっても読みやすくそして深い本である。

著者の箱田さんは、若くして成功者となり、また、サーフィン、禅、ボディビル・・など多彩な愉しみで人生を楽しんでいらっしゃる方である。本書が、単にタイムマネジメントのノウハウだけという薄っぺらなものになっていないのは、禅からの訓え(おしえ)がちりばめられていることも一因ではないかと思う。

禅の訓えにちょっと素敵なものがある。

  即今(たった今やらずに、いつやる?)
  当所(ここでやらずに、どこでやる?)
  自己(あなたがやらずに、誰がやる?)

またこんな言葉も印象的だ。

  成功とは旅であり、
  あなたが「実現させたい」と思った時からスタートしている。

アイビー・リー(2万5千ドルのアドバイス)の言葉も印象的。

  寝る前に、翌日やるべきことを6つ思い起こせ。

その他、やらないことリスト、スタンバイリスト(Todo)、目標設定、時間を買う、一時一事の法則、など楽しいチップスがいっぱいである。そして微妙に心をくすぐる考え方がうれしい。

僕は、この本でたくさん弾けるものを感じた。


僕の思いつき

夢ー願望ー目標。この3つは、微妙に言葉のニュアンスが異なる。字を見るとなんとなくその違いも分かるよね。

で、この先が著者の素敵なところ。領域を分けている。

仕事の領域、経済の領域、家庭の領域、健康の領域、自己啓発の領域、そしてその他の領域だ。それぞれ、著者のヒストリーがある。

若い方、新入社員の方・・・ぜひ、この本を参考に描いて欲しい。会社からあ絶えられた目標シートだけ書き込んで安心していたはいけない!

夢は、なんとなくぼやーんとしたものでいい。たとえば、いつか名の知れた経営者になりたいなー程度。そして、願望は、いつか外資系企業の社長になりたい、たとえばxxxみたいな会社の。目標は、40歳までに、外資系企業の社長になる。(で、それを手帳などに書き出す)

Moso(もうそう)が、Koso(こうそう)になり、Kodo(こうどう)に移るような楽しさがある。

今日、15分を使って、やってみよう!


オススメ度

★★★★★+時間は命

読んで欲しい方

・時間をいかしたい方
・時間にふりまわされたくない方
・余裕のある仕事をしたい方

Posted by webook at 13:26 | TrackBack

2007年01月05日

下川浩二凡人が面白いほど進化する成功手帳術 ~ 下川浩二 + 準喫煙車両

   人生のおもちゃ箱
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●今日の一冊:【凡人が面白いほど進化する成功手帳術】

   手帳の面積は人生の面積。

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   |下川浩二/著
   |河出書房新社|2006年11月
   |ISBN:4309243967|1,500円|232P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

下川手帳の愛用者の方は、全国に1000人ほどもいらっしゃるとか。すごい
ことです。しもやんこと下川さんとお会いしたのは、とあるセミナーだった。

 手帳のここにサインを下さい・・・
 いっしょに写真をとっていいですか・・・

ちょっとユニークな方だなぁ・・と思った。なんとなく違う「気」を感じさせ
る方だなと思ったら、独立され、そして本も出されてしまった。

本書は、下川式手帳の生みの親である下川さんが、手帳を活用して人生の成功
を得ましょうと提案する本だ。

下川さんの経験やノウハウがふんだんに盛り込まれている。

一番強いメッセージを受けたのはここんとこ:

 だいたい日本のビジネスマンの手帳というと、スケジュール手帳になって
 いるのが現状です。
 一方、内外の成功者といわれる人の手帳の中身は、スケジュール手帳が
 メインではなく、やりたいことリストがいっぱい詰まった手帳になって
 います。 ・・・(90へぇ。)

他人との約束でいっぱいになった手帳より、未来の自分との約束がたくさん書
かれた手帳のほうが、ずっといいに決まってる。

下川さんの手帳は、見ると超分厚いA5サイズのシステム手帳。中身をみると
また驚く。講演会で会った人のサイン、ビジュアル化された夢、格言・・など
いっぱい愉しいものがつまっている。「人生のおもちゃ箱」状態と下川さんは
いう。

夢実現のための7つの成功習慣。学びの新兵器=マインドマップシート。年賀
状などを除く「ご縁重縁はがき」を1000枚書くという目標を記録する欄・
・・などなど、いいことはぜーんぶやっちゃう手帳パラダイスだ。

なんか僕もやってみようかなーなんて方、ぜひお試しを。
あ、その前にこの本よんだほうがいいね。


<僕の思いつき>

下川さんは、一筆入魂のはがきを出すのが得意。

誰でもやろうと思えばやれることなのだが、それがなかなかできない。
誰でもやれることを誰もができないくらい徹底的にやると何かが起きる・・
とだれかがおっしゃっていたが、下川さんはまさにそれ。

ゆうべ、寝入りばなにふとおもったことを今年からやろうと思う。

 子供に結婚するときに渡す手紙を毎年書こう

っていう企み。年齢に応じたその時々に、親として思ったことを本気で書いた
手紙を、嫁ぐ娘にドサっとあげるってのもいいかなーと。

こんな思いつきは、下川さんの本を読んだあとだから出てきたのかも。
今年も5日経過。すでに3日坊主になったこともあるかもしれないけれど、ま
た心機一転はじめればよし。

今年は、いっちょう自分のために、精一杯頑張ってみようじゃありませんか。


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<オススメ度>

   ★★★★★+おもちゃ箱を持つ

<読んで欲しい方>

   ・今年は特別な手帳をもちたい方
   ・手帳で夢をかなえたい方
   ・愉快な手帳がほしい方

Posted by webook at 10:12

2006年12月25日

TIME HACKS! ~ 小山龍介 + タイトル決定!

   時間の単位=長さ(アワー)、深さ(ジワー)、濃さ(グワー)。

書籍情報

TIME HACKS!
TIME HACKS!
posted with amazlet on 06.12.31
小山 龍介
東洋経済新報社
売り上げランキング: 451


本のひらめき

時間管理、スケジュール管理・・・この分野は、いつの時代もニーズが高い。いろんな本がでている。最近は、ハックスという名前で、ネット時代にふさわしくちょっとオシャレな方法と考え方がよく紹介されている。

本書は、「アイデアハックス」の著者、小山さんが、こんどはタイムハックスについて語った本である。

具体的な方法を紹介しながら、その背後にある考え方やものの見方がとてもユニークだ。

「今に集中するためには、過去と未来をすっかり忘れ去らなければならない」
という禅の世界のような言葉もあって、なかなか深いのだ。

時間に対する「質感」というのもいい。ニュートン時間(客観的でデジタル)なものとベルクソン時間(主観的で子供のころ味わった濃厚な時間)という対比が面白い。多くの人が共感できる捉え方だね。僕も、時間の単位は、長さのほかに、深さや、濃さがある・・・なんてセミナーでしゃべったりしているけれど、小山さんにとても共感を覚える。

一方で、グーグルカレンダーやマインドマネジャーでガントチャートを自動生成したりする今時のツールの紹介などもある。ナウさと渋さが同時にあるのが素晴らしい。

試してみたいハックスがいっぱいだ。


僕の思いつき

お金を投資する・・というのは、分り易い。しかし、時間を投資するという考え方は、意識的にやらないとなかなかできない。無料セミナーでも、参加するのは、時間という流れる資産の投資である。

時間を投資して得られるものは・・・「経験」だという。そして、その経験を新たな価値に昇華させられたら素敵だ。

グーグルは、就業時間の20%を個人プロジェクトに投費やすことができるという。もちろんレポートがいるが、これは素晴らしいシステムだと思う。

来年の方針を作っているマネジャー諸氏は、ちょっとこのオプションを考えてみたい。



オススメ度

★★★★★+一瞬と一生

読んで欲しい方

・時間効率を気にしてる方
・時間を味方につけたい方
・タイムハックスを試したい方

Posted by webook at 16:19 | TrackBack

2006年05月19日

成功者に学ぶ時間術 ~ 夏川賀央 + CHEK*PAD 2万人

いいものはいただきっ、と。

書籍情報

成功者に学ぶ時間術
成功者に学ぶ時間術
posted with amazlet on 06.05.21
夏川 賀央
成美堂出版 (2006/03)


本のひらめき

本書は、成功した人から「タイムマネジメント」の方法を手っ取り早くいただいちゃおう・・という本である。

時間管理といっても、つきつめれば仕事の仕方であり、仕事に取り組む姿勢であり、頭の使い方でもある。本書には、「無駄トリ」の大野耐一さん、「自分時間にこだわる」竹内均さん、朝早くから活動したカルロス・ゴーンさん、整理術の大家、野口悠紀雄さんなどが登場する。

変わったところでは、ドリフターズのいかりや長介さん、まるかんの斉藤一人さんなども出てくる。

いろんな本で紹介される時間管理術を、コンパクトにぎゅっと凝縮し、著者のコメントもいれて紹介されている。自分のセンスにあったものを試してみるのもいいねー。

 どんな仕事も小さな仕事の積み重ねである。(小倉昌男)

 電車の中には小さな宇宙がある (通勤時間を有効活用した竹内均さん)

 断ることで仕事を選ぶ (五十棲剛史さん)

など、仕事のやり方のコツが印象的だ。


 

僕の思いつき

著者は、多くの本を読んでいる。そして、そこから大事なものを取り出し、自分なりのテイストで編集して読者に提示している。

入力、編集、発信・・という一連のプロセスは、やるときはこの順番だが、やろうと思うときはこの順番ではなく逆の発想がいい。

発信するために、何か気に入ったことを編集する、そのためにまた何かを入力する・・・という具合に。

出すようになるとまた楽しくなる。時間も延びるし、生きてくる。



オススメ度

★★★★+人に学ぶ

読んで欲しい方

・時間を効率的に使いたい方
・タイムマネジメントに興味ある方
・毎日を元気に仕事したい方

Posted by webook at 19:03 | TrackBack

2006年01月23日

「できる人」の時間の使い方 ~ 箱田忠昭 + 書評ブログ・マーケティング

人生 = 今から死ぬまでの間

書籍情報


本のひらめき

うすうす分かってはいたけれど、言葉にしてもらうと、ナルホド!と思うことはよくある。例えは:

 過去のことはもうどうしようもない。自分の人生を考えるなら、
 私の人生=今から死ぬまで と考えたほうがいい。だから、今日が誕生日である。

 厳密に言えば時間そのものは管理することはできません。常に過ぎ去っていく時間
 に行う行動を管理することは可能です。この「行動管理」こそが時間管理なのです。

 願望を目標に変える3つの方法は
   1.期限が設定されていること
   2.具体的であること
   3.紙に書きだしていること

どれも、言われてみると、そうだなと思うと同時に、僕も似たようなことを考えていたことと感じることではないだろうか。

本書は、時間の使い方について、その心構えといくつかの具体的な方法を紹介している。著者の実践してきた経験に裏打ちされているので説得力がある。また、含蓄のある引用などで興味深く、分かりやすい。

これまでいくつか読んだ時間管理の本の中では、ぐんとお勧めの本!


僕の思いつき

一日2時間くらいの時間は軽く生み出せる。そして、それはどのくらいに値するかというのを試算している。2時間x365=730時間。24時間で割ってみると約30日。1年たてばまるまる一ヶ月も増える。

この計算、実は僕もセミナーなどでよく使ってきた。箱田さんが奇しくも同じ計算を紹介しているので、うれしくなった。(誰が先にやった・・・などと無粋なことは言いません・・笑)

ほかにも共感する項目がいっぱいあった。

  物事は最初の4分間、初動の4分間が決め手である。
                  (アメリカの心理学者ズーニン)

というのもまったく同感だ。

なにか思いついたら、あるいは、何か上司に頼まれたら即、最初の4分で構想などをまとめるといいね。
今週も今日のはじめの1時間が決め手・・・かも。



オススメ度

★★★★★+今、ここで。

読んで欲しい方

・時間管理の達人になりたいと考えてる方
・行動と習慣に興味ある方
・スケジュールとプランにこだわりのある方

Posted by webook at 20:04 | TrackBack

2005年12月24日

時間200%活用術 ~  + 見守り会

時間を味方に引き寄せる。

書籍情報

時間200%活用術
時間200%活用術
posted with amazlet on 05.12.25
日本能率協会マネジメントセンター
日本能率協会マネジメントセンター (2005/11/29)


本のひらめき

よのなかで注目されている人は、なかなか急がしそうである。仕事をしながら本を出し、講演をやり、家事をこなし、子育てもし・・・といったスーパーな人は、よのなかにはたくさんいる。

本書には、そうしたマルチに活躍する人たちの時間管理術のインタビューをまとめた本である。

3色ボールペンの斉藤孝さん、オリジナル手帳の佐々木かをりさん、「超」整理手帳の野口悠紀雄さん、即決断・即行動の中谷彰宏さん、図解思考の久恒啓一さん、ビジョンをもって人生経営をという渋井真帆さんなど、36人のやりかたが登場する。豪華メンバーである。

それぞれご自分の手帳やスケジュール帳の写真が紹介されているが、ひとことでいえば、人それぞれ。

大きな流れ(人生)の時間軸では、ビジョンをもって行動の軸をぶらさず、また優先順位を的確に判断しよう・・という方が多い。
また日常の時間管理では、TODOリストや、ポストイットなどいろんな方法が紹介されている。

39色の活用術を楽しんでみよう。


僕の思いつき

身の回りには、きっと「すごい管理術」をやってる人がいる。時間でも情報でもいいのだが、そういう人にインビューするのもいいね。お昼をみんあでご馳走して、にわか講師をやってもらったら、なおいい。

職場の先生をたくさん生み出すイベントを考えてみよう。



オススメ度

★★★☆+それぞれのやりかた

読んで欲しい方

・の達人になりたいと考えてる方
・に興味ある方
・こだわりのある方

Posted by webook at 15:00 | TrackBack

2005年12月14日

成功する人の整理術 ~ 梅森浩一 + PC壊れた

時間、人脈、情報

書籍情報

成功する人の整理術
成功する人の整理術
posted with amazlet on 05.12.17
梅森 浩一
幻冬舎 (2005/10)


本のひらめき

「成功するためには、今の時点で、何を手にして、一方で何を手にしないのかをできるだけハッキリとさせる必要がある。」そのために3つのもの、つまり時間、人脈、情報をうまく整理しよう・・というのが本書のメッセージ。

まずは、時間。
この中では、出来は8割で十分という考え方と、前倒しの法則が気に入った。早いタイミングで、迅速に8割で、前倒しでやっちゃう・・・すると、出来具合以上の価値が生まれる可能性がある。
また9時からの会議は8時50からスタート、金曜締切の仕事は、火曜ぐらいに・・・前倒しで(かつ8割で)やっちゃうのもいいね。

TODOリストで、項目(頼まれ仕事)を消すことに終始しないで、やりたい大切な仕事をガシっとやっつけようとううものだ。

次は、人脈。 
人脈といえば名刺。これがまたクセモノ。「旬の人物」の名刺は、つねに手帳に挟んで持ち歩く・・というのがいいねぇ。データーベースや名刺フォルダーに整理するのも必要だが、いまここで・・・というときには、すぐそばに名刺があるといい。

最後は情報。
ナプキンにメモったりとか、情報を捨てることに躊躇しないなどいくつかの方法が提案されている。


僕の思いつき

整理するものは何か。
まずここから「整理」しておこう。

やりたいこと、人脈、机の上、パソコンのフォルダー、受信メール、年賀状、お金・・・・自分にとって整理すべきトップ3は何か・・・年末のいい時期でもあり、ちょっとたちどまて考えるのもいい。

ぼくは、今日、強制的にパソコンの整理をしてしまった・・・汗;



オススメ度

★★★★+整理したい!

読んで欲しい方

・整理の達人になりたい方
・整理整頓に興味ある方
・時間管理にこだわりのある方

Posted by webook at 11:34 | TrackBack

2005年11月26日

時間とムダの科学 ~ 大前研一ほか

「ずるずるスケジュール」から抜け出そう!

書籍情報

時間とムダの科学
時間とムダの科学
posted with amazlet on 05.11.26
大前 研一 ほか
プレジデント社 (2005/08/18)
売り上げランキング: 291


本のひらめき

大前研一さん、御手洗富士夫さん、後藤卓也さん、斉藤孝さん、新浪剛史さんなど著名人のタイムマネジメントのコツをまとめた本である。

大前さんの人生密度を二倍にする「時間リストラ法」というのが、かっこいい。
Pointは4つある。

1つめは「仕事のスケジュールを半分にすることを考えろ」という。
過去の手帳をレビューしてみると実際に仕事に使っていたのは3割程度。残りの7割の時間は、人に邪魔されていたか、人の邪魔をしていたかで費やされているという。だから「10%削減」なんてせせこましいことではなく、半減!というわけだ。

次にやるべきことは浮いた時間をどう使うか。社会人として今後身につけていくべきスキルをその時間を使って獲得することだという。

3つめは家族との時間や社会とのつながりの時間である。子どもに会社の厳しさやプレゼンの方法を教えたり、ボランティア活動で社会貢献をしたり・・・そういうことをする時間を持てという。

4つめは、その延長線上にある老後の人生に係わるスケジュールだ。リタイア後にできることを若いうちから前もって見つけておくべきだという。

いろんなことをちゃんと決めてないからずるずると流され、一生ずるずるでいってしまう。そんな「ずるずるスケジュール」から抜け出そうという。賛成!


僕の思いつき

ドラッカーの優先順位の法則を枝川公一さんが紹介している。優先順位をつけようとは誰でも言うが、そのコツがある。必要なのは、分析やロジカルシンキングではなく「勇気」だという。ふむ。そして、優先順位の4つの法則は
 1)過去ではなく未来を選べ
 2)問題ではなく機会に焦点を合わせよ
 3)横並びではなく独自に方向を決めよ
 4)無難で容易なものではなく変革をもたらすものに照準を高くして合せよというもの。

対話するときことは、言葉自体を聞くということ意外に「感じ」を感じること雑談(対話)の中でそういう本音や本心を感じることができる。だから、雑談は形式的な会議よりずっといい・・というのは、花王の会長、後藤卓也さん。

後藤さんは5時起床、22時就寝の朝型スタイルだ。朝7:30に出社し、それからの1時間は、だれでもアポなしで話ができる時間だという。いいねぇ。
ワタミフードの渡邉美樹さんは、朝4時起き。
ほかにも早起きの人は多い。

タイムマネジメントの中で、ほとんどの人が取り組める早起きという習慣は、ぜひトライしてほしい一つだ。
どう? 月曜日がスタートするにはとってもいいタイミングだよ。



オススメ度

★★★★☆+ずるずるを抜け出せ

読んで欲しい方

・時間管理の達人になりたいと考えてる方
・タイムリストラをしたい方
・24時間と人生を変えてみたい方

Posted by webook at 21:40 | TrackBack

2005年10月30日

「超」時間管理法(2006) ~ 野口悠紀雄

45万ユーザー!?

書籍情報

「超」時間管理法2006
「超」時間管理法2006
posted with amazlet on 05.11.05
野口 悠紀雄
アスコム (2005/09/23)
売り上げランキング: 2,300


本のひらめき

手帳ビジネスは、出版の世界ではとても美味しい分野らしい。すべての手帳が
売れているというわけではないが、毎年膨大な手帳がこの時期になると売り出
される。その数、トータルすると数千万部とか。ひぇー。

今日の本は、野口悠紀雄さんの超整理手帳をフィーチャーした本だ。本の中に
2006年版の超整理手帳がとじこんである。
手帳だけ買うのもいいが、ユーザーの声や著者(発案者)のメッセージがある
本として買うのもいい。

実は、僕もちょこっと登場しておりまして・・・

発売からすでに11年だという。45万人ユーザーに支持されているのはそれ
なりの理由がある。僕なりに整理すると

 A4という標準サイズを折りたたんで活用できる・・・というのが第一。
 ジャバラ式に長期を見渡せるのが第二
 ネットで様々なリフィルファイルをダウンロードして使えるのが第三。

てなところだろうか。何より、胸ポケットにはいる幅だという点も忘れてはな
らない。

さて、来年の手帳・・・どんなスタイルにしますかねー。


僕の思いつき

僕的には、カンガルーポケットのアイデアがいい。これは超整理手帳の進化の
なかで特筆すべきものだと思う。

あれは、実はほかの手帳に差し替えても使える(A5,A4じゃないとダメだ
けどね)。

カンガルーポケット的なものをもっとカンガエルーぞ。



オススメ度

★★★★+2006年のこだわり

読んで欲しい方

・時間管理の達人になりたいと考えてる方
・タイムマネジメントに興味ある方
・手帳にこだわりのある方

Posted by webook at 22:04 | TrackBack

2005年10月24日

「お金持ち」の時間術 ~ 中谷彰宏

お金も時間もほしいねぇー


書籍情報

「お金持ち」の時間術
中谷 彰宏
リヨン社 (2005/09)
売り上げランキング: 2,078

本のひらめき

人は「最も犠牲にしたくないものが時間で、二番目がお金」だそうだ。なるほどそうかもねー。

だから「自分の時間を人にプレゼンとするとますます時間が増える」というのは真実かもしれない。

感動のサービスも、自分の時間を犠牲にして、えっそこまでやってくれたの!というところに生まれるようだ。お金を使うより、時間を使うほうがずっとたいへんなことは誰もが知っているから。

ほかにも

 日付を覚えると、毎日が記念日になる。

 プレゼントをすると時間がお返しされる。

 一年中、贈り物のグッドタイミングである。

 お金持ちは帰り支度が早い。

 「素敵」というたび、「素敵な時間」が増える。

 自分で「これ以上できない限界」を作らない。

 お金持ちは、100円にも100万円にも基準を持っている。

などなど・・・中谷さん風味の時間術がいっぱいある。


僕の思いつき

お金持ちの人がどんな時間の使い方をしているか、お金の使い方をしているか、人の使い方をしているか・・・気になる人がいたらよく観察しておこう。

さて、今日は誰を観察するかなー・・・


オススメ度

★★★+時間とお金

読んで欲しい方

・時間管理の達人になりたいと考えてる方
・お金持ちに興味ある方
・時間とお金にこだわりのある方

Posted by webook at 17:04 | TrackBack

2005年10月23日

スピード決断トレーニング ~ 西村克己

早いですね、は ほめ言葉

書籍情報

スピード決断トレーニング
西村 克己
PHP研究所 (2005/10/03)


本のひらめき

スピードというのは、重要だ。本書は、スピードをもって仕事をするコツを68の問題を考えながら身につける本だ。

早いということはビジネスシーンにおいては、とても価値がある。多少粗くてもツボを外していなければ多いに感謝される。

以前、いっしょに働いていた同僚は、なにかあるとすぐにドラフトをもって相談にきてくれた。もう、あっという間に・・・という表現がぴったり。あのスピード感は、唖然とするほどだった。

本書でスピードをもった仕事ぶりを考えてみたい。


僕の思いつき

タイムマネジメントについて大いにヒントをもらえた本だ。
タイムマネジメントとは、時間を管理しているような錯覚をするが、実は時間は管理するものではない。感覚的に長かったり短かったりするが、一定速度でながれている。その中で「どう仕事や、やりたいことを行うか」をマネージすることがタイムマネジメントの本質。(だと思う)

では、その要素は何があるのか・・・

 仕事の速さ(スピード)
 仕事の量(ボリューム)
 仕事の質(クオリティ)
 仕事を任せる力(組織マネジメント)
 人に頼める力(ネットワーク)
 捨てる力(プライオリティ)
 隙間をつかう力(習慣)
 だんどり力(スケジュール)
 目標設定力(プラン)
 情報力(アンテナ)

うーむ。これで本が書けそうだ。笑



オススメ度

★★★★+決断

読んで欲しい方

・仕事の達人になりたいと考えてる方
・スピードのある仕事をしたい方
・スピードこだわりのある方

Posted by webook at 17:06 | TrackBack

2005年10月14日

<ビジュアル式>メモの達人 ~ 矢矧晴一郎

だかがメモだけど・・

書籍情報

“ビジュアル式”メモの達人
矢矧 晴一郎
インデックスコミュニケーションズ (2005/07)
売り上げランキング: 21,903


本のひらめき

私たちは毎日何かしらメモをとっている。電話のメモ、やりたいことのメモ、家人への伝言・・・あるいは、積極的に日々見聞きしたことをカードにメモしている人もいるかもしれない。

こうした何気なくやっている行為を、ちょっと冷静に分析してより生産性の高い、より創造的なものにするには・・・ということで書かれたのが本書である。

メモはちょっとした記憶の代わり・・・とたいていの人は思っている。しかし著者は、もっとすばらしいことに使おう!と主張する。

 メモは記憶の代わり★
 メモは圧縮のかたまり  ★★
 メモはふくらましのもと ★★★
 メモは想像のもと ★★★★
 メモは創造のもと ★★★★★

図解を用いる、未来にむけてメモる・・・などいくつかのチップスを紹介している。


僕の思いつき

会社でよく使うメモは2種類あるような気がする。自分のため、誰か人のための2種類。

自分のためのメモ
 これは、ある程度のフォームを決めて、それを将来何かに使える形に
 しておきたい。手帳に残せるようだといいね。
 

人に渡すメモ
 用件と感情が伝わるといいね。ひとこと「ありがとう」とか「いつも頼りに
 してるよ」とかのひとことが、メモの価値をあげることがある。

きょうのメモを、ちょっとだけしげしげと眺めてみよう。



オススメ度

★★★+メモりぃーな

読んで欲しい方

・メモの達人になりたいと考えてる方
・他人のメモに興味ある方
・メモパッドにこだわりのある方

Posted by webook at 09:04 | TrackBack

2005年10月13日

仕事を成し遂げる技術 ~ デーヴィド・アレン

仕事が速くなる技・・・

書籍情報

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
デビッド・アレン 森平 慶司
はまの出版 (2001/09)
売り上げランキング: 7,300


本のひらめき

アメリカでは、どうやらこんな言葉がはやっているらしい。

 GTD=GETTING THINGS DONE

田口さんのアカデメディアに参加された方は、Life Hacks とかいう言葉といっしょにGTDなんて言葉も耳にしている。

要は、ホワイトカラーの生産性をあげようってこと。
あるいは、僕たちの日々の仕事を効率化するためのヒントみたないものを共有しあって、楽しくやろう・・みたいなムーブメントだ。(と思う。たぶん)

本書で得たヒラメキは、モノゴトが自分のところにきたとき、それが出来そうなことだったら「2分以内でできるか」というフィルターを持つ・・・というアイデアだ。

 書類が来た

 実行可能? → NOなら (ゴミ、参考資料、とっておく)

  ↓

 2分以内でできる?

  ↓

 YESなら すぐやる
 NOなら 誰かに委託したり、延期して予定表に書く・・など

といったフローチャートがいけてる。

また、チェックリストをつくろう・・というのもいただき。

本としては、ちょっと分かりにくいというか読みにくい。構成の工夫とかしたらもっといいね。


僕の思いつき

田口さんの CHK*PAD と伝ちゃんの日記をヒントに、エクセルで「朝のチェック・パッド」をつくり、使っている。

→ THE21 に写真あります。

朝、会社についたらPCが立ち上がる時間と、メールをざざっと読んだあとの時間を使って、その日の行動をメモ、時間帯もレイアウトする。

チェックリストもつくろう。そうだ、PKG(パッケージ)という考え方もいいなー。

 出張CK LIST + 出張PKG  :今日早速役立った。
 帰省CK LIST + 帰省PKG
 年度末業務CK LIST
 異動時の申送りCK LIST + 異動PKG

あぁー、なんだか楽しくなってきた。

ヒントになりそうな超お薦めは・・・やはり、田口さんとこだね。

  http://checkpad.jp/
http://www.ideaxidea.com/archives/2005/09/index.html


オススメ度

★★★+Life Hacks

読んで欲しい方

・仕事を楽しくしたいと考えてる方
・効率化に興味ある方
・Life Hacks 大好きという方

Posted by webook at 08:58 | TrackBack

2005年10月10日

ミリオネーゼの手帳術 ~ 佐々木 かをり

「!」

書籍情報

ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法
佐々木 かをり
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2003/12)
売り上げランキング: 3,466

本のひらめき

佐々木かをりさん。2つの会社の経営者、政府の仕事、テレビの仕事、講演、さらに子育て・・・・となれば、どうやってタイムマネジメントを?と聞きたくなるのが人情。

本書は人生を自分らしくいきるための時間管理やスケジュール管理のコツなど佐々木さんウエィを解説したもの。スケジュール帳についての説明が興味深い。

大学自体から「スケジュール帳」にはこだわりがあったという。これまでにいくつかの変遷があったようだがポイントは一冊にまとめるという点。
ファイロファクス、A4サイズ手帳、現在はB5とA5の中間サイズという。変わってきた・・というところに注目したい。
またアナログとデジタルという点では、うまく使い分けをするのがコツとか。

いくつかのチップスがある。
仮予定は、決定した予定とは位置をずらして書き、「小林さんとランチ?」と?マークつきて書き込む。

自分の夢を実現させるためにやりたいことはすべてスケジュール帳に書き込む。たとえば、つきに一度、友達と素敵なレストランで食事する・・といった目標があったら具体的にスケジュール帳に書き込んでおくといいという。
なるほど!。

人のやり方から、ひらめきをもらって自分のやりかたをバージョンアップしたいものだ。


僕の思いつき

佐々木さんも「自分のノウハウを結集したオリジナル手帳をつくりたい」ということをおっしゃっている。

多くの手帳利用者はそうおもっているのではないだろうか・・・


  「!」



オススメ度

★★★★+スケジューリング

読んで欲しい方

・時間管理をうまくしたいと考えてる方
・手帳に興味ある方
・予定を立てるのが大好きという方

Posted by webook at 19:48 | Comments (1) | TrackBack

2005年09月05日

川本裕子の時間管理革命 ~ 川本裕子 + CEOサロン

出口(アウトプット)から考える!

書籍情報

川本裕子の時間管理革命
川本 裕子
東洋経済新報社 (2005/07/29)
売り上げランキング: 257

本のひらめき

マッキンゼーのシニアエキスパート、早稲田大学大学院の教授、大証の社外取締役、政府の審議会、著作や講演、そして二児の母・・・そんな役回りをスマートにこなす川本さん。

この本は、多忙な川本さんが、タイムマネジメントのコツを語り起こした本である。マッキンゼーのコンサルタントらしくとてもすっきりと整理された考え方と、女性らしいソフトな語り口がとても好感。

 時間の使い方は、テクニックよりも自分の気持ちの持ちようのほうが
 大切だと思います。

という冒頭の言葉がとても心に響く。

ではどんな気持ちをもっていたらいいか・・・、

  『出口から考える』思考法 
   会社での問題解決ばかりでなく、引越しの段取など卑近な事例が楽しい。

  数字の目標を持つ
   午後二時までにこれをやる、30分であと何ページ書くなど

  自分コストという考え方
   せこせこするのではなく、自分の生み出す価値に敏感になる

など素敵な考えが紹介されている。

コンサルタントのクセとして(?)ミッシー(MECE)とかの言葉をつい使いたくなるところだが、じゃんけんを例にしてやさしく説明しているところなど、ほっとする。

忙しくて、そんなことできっこない・・・とお考えの方は、自分の脳みその中にある『ガラスのふた』を取り払ってみよう。川本さんのような方もいることだし・・・。

僕の思いつき

いくつかのマトリクス分析の紹介がある。

 時間とインパクトの関数
   縦軸:かかる時間の長短
   横軸:インパクト(効果)の大小  
 
 ウィルスキルマップ
   縦軸:やりたい思い(ウイル)の大小 
   横軸:スキル(成熟度)の大小

などだ。四象限にわかれたところにどんな名前をつけるかがミソ。

楽しいからいろいろ考えてみようね!
(できたら、送ってください)



オススメ度

★★★★☆+出口思考

読んで欲しい方

・時間を味方にしたいと考えてる方
・時間管理に興味ある方
・ロジカルシンキングが好きという方

Posted by webook at 09:57 | TrackBack

2000年06月13日

【大人のスピード仕事術】..中谷彰宏.........★★★☆+スピード

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★ ⌒ ⌒ ★
★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2000-091】 2000/06/13(火) ★
★ “雨は僕の晴れ(ケロケロ)”の火曜日      ★
★ http://clicks.to/webook/ ★
★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★    ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:04:24 -0分 対前日
東京の日入:18:58 +0分 ”
日昼時間 :14:34 +0分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【大人のスピード仕事術】

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■ジャンル:ビジネス、人生訓
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■著者:中谷彰宏(なかたに・あきひろ)
1959年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。博報堂で8年間
CMプランナーを務めた後、(株)中谷彰宏事務所設立。
作家、俳優、演出家として多方面で活躍。著書多数。
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-70205-5/1400円/182P
2000/6/1 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「実は、(仕事の質)=(正確さ)x(スピード)です。」

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■ <忙しい方はここだけ>

仕事はどうせなら楽しくやりたい。仕事は会社の業績が伸びるようにガンバル
ものだけど、どうせなら自分も成長できる仕事にしたい。
仕事は、やらされるものより、自分でやるものにしたい。

仕事=自己実現というのが一番の理想である。

その理想に向ってどんなことに気をつければいいのか・・・いくつかの仕事術
に関する本がでているが、本書は、『スピード』に的を絞って中谷流仕事術が
紹介されている。

スピードがシゴトの質を決め、トラブルや失敗をプラスに転ずるにもスピード
が重要である。仕事の“スピード力”を鍛えるための53の具体例が展開され
ている。

『企画書なんか5分で書かなければ成功しない!』というのは結構インパクト
がある。日本社会で物事が遅々として進まない理由を、稟議や会議が多いから
だというのはよく言われることだが、著者はそうではないという。ホントの理
由は、『その稟議や会議にかける企画書を作るスピードが、圧倒的に遅い』か
らだとういう。・・・・うーむ、ちょっと耳が痛いぞ。

相手の目の前でサラサラと企画書を作り上げてしまうくらいのスピード感が、
ビジネスを加速する。

よおし、今日は頑張ってみよう!

おすすめ度は、★★★☆+スピード
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■ <お暇な方は、もう少し>

組織はスピードを奪う。

確かに。担当ー上司ーその上司ーそのたま上司・・こういうヒエラルキーは、
きちんと守らないと組織が崩壊する。
しかし、あんまりがっちり組織構造を守ろうとすると、今度はスピードが落ち
、さらにはなにも決定できないような状況になる(あるいは決める気持ちさえ
なくなる)

『組織は、分り易く言えば、肩書き』である。上司としては、下の者が自分を
飛び越えて上に何かを伝えたりすると気分が悪い。
しかし、そこで怒ってはいけない。
仕事を早くすることを“肩書きでジャマしてはいけない”のだ。

会議でも相談でも、終わりになって「では・・いつか、そのうち、まもなく」
といったフレーズで、〆切が曖昧なまま終結することが、ままある。
これらには、かならず明確な〆切をつけよう・・・というのはまったくその
とおり!

本書では、アインシュタインのエネルギーの相対性理論まで登場する。

E=mc^2 (質量x 速度の2乗)

というやつだ。20世紀の仕事は質量を大きくすることだった。(たしかに、
重厚長大産業は、そういう表現がピッタシ)しかし、これからは、スピード
を大きくすることでエネルギーを大きくする時代だという。
だって、速度の2乗に比例するんだから・・・
“エネルギーの法則の意味が、今ようやくわかってきた”という次第。

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後半の、危機管理、トラブル対応、失敗の対処もスピードを軸になかなか面白
い事例で解説されている。

ちなみに本書は、スピードシリーズの第7弾。

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■ <読んで欲しい方>
ビジネスマンの方
バリバリ仕事してる方
仕事ってつまんな~ぃという方
おすすめです。
----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>

★★★☆+スピード

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )

アメリカ・カナダ在住の方は 《今週のWebook コーナーから 》↓
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2000.06.16[金]:【】..

2000.06.15[木]:【】..

2000.06.14[水]:【】..

2000.06.13[火]:【大人のスピード仕事術】..中谷彰宏..★★★☆+スピード
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70205-5/1400円/182P
2000.06.12[月]:【あした、きっと かわる。】..神岡学..★★★☆+オタマ
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70129-6/1200円/**P
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今週の節約小計 2600円
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-05 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-14 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-091【CTC】・ ・ ‥… □■

ある企業のブローシャーにこんなことが書いてあった。

『コンピューターは人力で動く』

ノスタルジックな感じと深淵な経営哲学の香がいっしょになった感じだ。
コンピュータは人間のする仕事を早く正確に代替するイメージが強いのに
人力で動く!とは逆説的で面白い。
心は、デジタル社会という一見非人間的な仕事も、実はきわめて人間的な
出会いがもとになっているというもの。
ベンチャーの集まりもビットな情報交換をベースに、結局は人と人との
生身の(アトムな)繋がりが肝心だ。
ある企業というのは、CTC(伊藤忠テクノサイエンス)で、
その創生期にシリコンバレー人脈との出会いが今日の発展に繋がった・・・
そんなことを表した表現である。

                    しんのすけ@人間モード
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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