2006年07月31日

売上アップのすごいしかけ ~ 白潟敏朗 + 未来からのメール

かんたん+ばつぐん+らくらく

書籍情報

売上アップの すごいしかけ
白潟 敏朗
中経出版 (2006/08/01)


本のひらめき

ミクシィの友達の数を増やしたい、メルマガ読者を増やしたい、会社の売上を伸ばしたい・・・・程度の差こそあれ誰もが何かを増やしたい。しかし、それはあくまで結果。

その向こうに何を思い、何をみつめてやるかが問題だ。

本書は、売上アップのすごいしかけを伝授してくれるが、みつめている目線がよい。

ピーター・ドラッカーの言葉を引用し

 企業の目的は、それぞれの企業の外にある。
 会社は社会の機関であり、その目的は社会にある。
 ・・・企業目的は、顧客の創造にある。

そのためにやるべきこと2つ(マーケティングとイノベーション)を、白潟さん風に再定義している。

 マーケティング=顧客の要求からスタートすること
 イノベーション=新しい満足を顧客に生み出すこと

さてここからが、白潟流すごいしかけの楽しいところ。

顧客の要求からスタートしよう・・・と社内に叫んでも盛り上がらない。そこで、新しいフレーズを考案。コキャスタ、である。顧客の要求からスタートするの略。その逆はxxスタ。トーマツの発想で考えるとトマスタ。ソニーならソニスタ。こうやって言葉遊び的に広げるとなんだか楽しい。

本書には、かんたん(実行)、ばつぐん(効果)、らくらく(継続)のしかけが17個登場する。

どれだけお客様をむいているのかCQ10のチェックシートや、ジョハリの窓をもじった商売繁盛の窓どは、おおいに右脳を刺激してくれる。

また、お客さまの喜びの声をカベや掲示板に張る・・・といったしかけには、実際の事例写真も掲示されている。みんなでパチパチも写真で見るとまた臨場感がわく。

300社以上で実績をあげているこのしかけ。実際に売上アップした企業の声が社長の写真入りで紹介されているのも説得力が増す。

ともあれ、刺激一杯の本をまず・・。白潟さんのセミナーを聞くような語り口がまた楽しい。


僕の思いつき

楽しいしかけを考える。これこそが経営者の考えるべき要諦のような気がする。経営者は社長だけでなく、現場のリーダー、部門長・・・いろんな立場で考えるべきだね、きっと。

で、そのときにより柔軟な発想をするためにMoso力っていうやつだが役立つね。うん。

本書で、いろいろなヒントをもらったら、自社風にアレンジする、そこから少しシフトした新しいアイデアを試す、人に薦めてみる・・・などいろいろありそうだ。

うはー、今週も楽しそうだねー。



オススメ度

★★★★★+コキャスタ

読んで欲しい方

・売上アップを楽しくやりたい方
・コキャスタに興味ある方
・営業マンを元気にしたい方

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2006年07月30日

愛の絶対法則 ~ 稲垣節子 + 100冊倶楽部第二回Moso会議

Ahaのパッチン。

書籍情報

愛の絶対法則
愛の絶対法則
posted with amazlet on 06.08.05
稲垣 節子
ぜんにち出版 (2006/04)


本のひらめき

女性のための生き方指南書。とはいえ、そこには人間に普遍な素晴らしい考え方がある。

「私たちは、常に見えない観念に捉われている」と稲垣さんはいう。これを「こだわりの紐(ひも)」と呼ぶ。
  保身の紐
  完全主義者の紐
  高いプライドの紐
  激しい思い込みの紐
などだ。そしてこの紐、不思議な特徴がある。第3者からはよく見えるのに、本人には見えないという弱点。そして、本人にしか外せない紐だが、その気になれば簡単に外せる。こんな特徴があるという。なるほど・・・

また、「私たちは毎日、何かの選択をしている」。そのときに上記のこだわりの紐をほどいて対処すればよいという。

さてその方法は・・・

人間関係は、プラスにはプラスを、マイナスにはマイナスを呼び起こすエネルギーワークだという。これは言いえて妙。プラスはよいとして、マイナスのストロークを受けたときどうするか。著者は「浄化」という言葉を進める。僕はそこから「許す」という言葉も連想した。

マイナスの要因は「ねたみ」「ジェラシー」もある。自然な心の動きではあるけれど、そこからはマイナスしか生まれない。そこで・・・と著者はいう。

「○○さんは、とてもきれい。それを認めることのできる私は素晴らしい。」と自分自身に言ってあげるのだという。これは女性に限らず、ビジネスシーンでもありうる。

素敵な生き方のヒントがいっぱいの本!


僕の思いつき

「許す」という行為と、「人の優れていることを認められる自分も素晴らしい」と思うこと・・・これらは、すばらしい考え方のコツだと思う。

Mosoするときにも役立ちそうだ。

佐藤富雄さん、佐藤伝さんも、同じようなことをおっしゃっていたような・・・・気がする。人生の法則は、共通する言霊が宿っているらしい。



オススメ度

★★★★★+紐を外して

読んで欲しい方

・幸せになりたいと考えてる方
・スイッチを切り替えたい方
・自分を元気にしたい方

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2006年07月29日

SNS的仕事術 ~ 鶴野充茂 + Mosoはこうして実現する!

情報発信だね!

書籍情報

SNS的仕事術 ソーシャル・ネットワーキングで働き方を変える!
鶴野 充茂
ソフトバンククリエイティブ (2006/07/15)


本のひらめき

鶴岡秀子さんに紹介いただき、鶴野さんのことを知った。ツルツルコンビだと鶴ちゃんは笑った。

そして、この本に出会い、一瞬でファンになってしまった。鶴野さんにもジェイカレッジにご登壇いただかねば・・・。

さて、本書は、SNS的仕事術ということで、最近のインターネット環境の進化の上にたち、会社や組織の名前に頼らず、個人のネットワークを生かして仕事をしていこう・・・という本である。

ソーシャルネットワークの何たるかを解説する本ではない。もっと深く、身近で、そしてエネルギーをもらえる内容がある。

インターネットは人と人を繋ぐ機能がある。以前は、出会い系サイトが隆盛したがちょっとあやしげな動きに辟易した。しばらくしてSNSという少しクローズドなものに進化しそれは「人脈サイト」となった。田坂さんの言うらせん階段を一段のぼってもどってきた感じである。

SNSは、人脈を広げるよりも「個としての特性を発信する場」「自分ブランドを確立するサイト」の意味がつよい。ただつながって数を増やしてもあまり意味がないのだ。

鶴野さんは「自分は何者かを定義しないと、本当に出会いたい人とは出逢えない」という。確かに! 鶴野さんは自分を「自己演出プロデューサー」と定義し、個人の自立を応援している。

自己演出、自分ブランドに欠かせないのが「情報発信」。SNS的情報発信の10のコツを鶴野さんは紹介する。

+ プロフィールに欠かせないPPC
   Portfolio(作品、実績) Profile(何ができる人か) Credentials(人
   はどう見ているか、評判)
+ 雛形を決めて頻繁に更新しやすくする
+ 記事の書き方に工夫を(結論が先、読者のために書く、周辺情報も書く)
+ 写真にこだわる
+ メール署名に自分のサイトのURLを

などだ。

本書にはSNS的仕事術を実践する人が紹介されている。伝説のホテルの鶴岡秀子さん、業界情報を学生むけに発信する吉岡章さん、似顔絵の趣味が認められてプロになったごんだきょうこさんなどだ。

これから個人が自律して楽しく仕事をする時代。その核心が分る。そのやり方が分る。ネット時代に働く人に超おすすめの本。


僕の思いつき

個人のキーワード化というのがある。自分を特徴づけるキーワードは何か。
それを一度考えてみよう。

こういうときは、伝ちゃんの9マスが役にたつ。Mosoダラートだね。今はそういうものがないかもしれない。しかし、なりたい自分を定義し、それにあう得意な情報発信を続けると、いつしか「専門家」と呼ばれるようになる。

自分のテーマの選び方のヒントがある。鶴野さんは

 人より詳しいこと
 人より得意なこと
 好きなこと
 気になること
 その分野の専門家に見られたいこと
 すでにたくさん集めているもの

などだ。案外ありそうだよね。

とにかく智慧で勝負する時代は、情報発信がキモ。よい情報を発信するところに情報もご縁も集まってくる。それがSNS的仕事術の要諦かな。

あなたの出してる(出せる)ものは、何だろう・・・。



オススメ度

★★★★★+私のキーワード

読んで欲しい方

・セルフブランドをもちたい考えてる方
・SNS的仕事力に興味ある方
・鶴野さんに会いたい方

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2006年07月28日

Mosoの扉を開けるとき ~ 松山しんのすけと仲間たち

すべてはMosoから始まった・・・

書籍情報


本のひらめき

・ ・ ・

この本は、架空の本(まだ存在しない)。しかし、確実に世に出る予定の本だ。

しばらく前、2006年のこと。Moso系とかMoso道とかがかすかに世の中で認知され始めたころ、一部の人たちは、Moso,Moso、モーソーと楽しそうに語り合っていた。

それは、ある企業が危機に瀕し、志を響き合わせた仲間たちが始めたひとつの「思い」のようなものだった。
そこには、悲壮感とは無縁の不思議な世界があった。むしろ、今を受け入れ、今を楽しむ楽天的な世界だった。

当時、流行った「ちょっとアホ!」というノリで、いくつかのたわいもない夢を、しかし、途方もない夢を、語りあい、心の奥底から思い・・・そして、実現していったのだった。

本書は、その奇跡の軌跡を描いたノンフィクション・ドラマ。

登場人物は架空の名前にしてあるが、ほぼ実在の人物を投影している。

この3年で何が起き、どう変わったのか・・・その物語である。


   きょうは、ちょっと本を読む時間がありませんでした・・・
   Mosoの命路を散歩しながら、素敵な一日を過ごしました。
   たまにはよしといたしましょう・・・。こんなことも。

僕の思いつき

この本から学べることは、

 既存のワクに囚われず
 しがらみや組織の壁をものともせず
 ぶっとび発想でものごとを考えることは
 決してわるくない。
 むしろ、それくらいのMoso系のほうが
 創造的なひらめきを誘発することがある・・・ 

といったことだ。

 そして、そのMosoは、ちいさなゆらぎの中から実際に試してみるという 行動になり、やがて大きなうねりとなって組織に広まっていった。

 つまり、心の奥底からひらめき湧き上がったMosoの思いは、いくつか
 小さな行いに連なり、実現していく・・・という複雑系的現実があったので
 ある。まさしくMoso系は、複雑系のひとつの形であった。

ベンチャー企業の間では、Moso部とかトンデモ課とか、ちょっとアホ室といった変わった名前の部署がイケてる部署の代名詞にもなっていた。

うははぁー、ワクワクしてきた。



オススメ度

   ☆☆☆☆☆+Moso系のゆらぎ

読んで欲しい方

・企業変革を進めたいと考えてる方
・複雑系に興味ある方
・職場や仕事を面白くしたい方

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2006年07月27日

BCG流非連続思考法 ~ L.D.ブラバンデー + 伝ちゃん@KIT

矛盾、曖昧、問い・・・思考の扉がここにある。

書籍情報

BCG流 非連続思考法 アイデアがひらめく脳の運転技術
リュック・ド・ブラバンデール 森澤 篤 秋葉 洋子
ダイヤモンド社 (2006/07/27)


本のひらめき

アイデア。ひらめき。創造性。これらの言葉には独特の響きと魅力がある。で、どうしたらそういうものを生み出せるのか・・・・企業も人もその秘密の方法に大いなる関心がある。

脳は二つのサイクルをもつエンジンであるという。

          右脳:左脳
        拡散思考:収束思考
         神秘的:論理的
          発明:批判
 アイデアを生み出す過程:アイデアを優れたものにする過程

本書は、右脳的センスについて語っている。

BCG(ボストンコンサルティング)は、世界的なコンサルティング企業。だから、さぞや論理的(ロジカル)思考に重きを置いて仕事をしているのだろうと思う。しかし、それは間違いである。

論理思考を機能させるためには、そのまえに創造的、神秘的な脳の働きが必要である。さらにいえば、その両方が必要である。

いくつかの方法論が展開され、たくさんのヒラメキに満ちた本だが、なかでも言葉に対する感性がとても面白い。曖昧さや矛盾を大切にする。

 勇気とは、臆病さと無謀さの間にある(曖昧)
 賢さとは、無知と知性偏重の間にある(曖昧)

 公然の秘密(矛盾)
 抽象的イメージ(矛盾)
 曖昧な明確さ(矛盾)
 リラックスした集中(矛盾)

こうした言葉に、微妙な何かを感じるのは、おそらく右脳。そしてそこに創造性のみえない扉があったりする。

たしか、田坂さんも簡単に割り切ってはいけない、矛盾に対峙することに意味がある・・といったお話をされていた。

また、「変化には二つの段階がある」という考え方がとても印象的。
認識を変えることと、現実を変えること、の二つだ。
認識を変えるのは一瞬、デジタルに変わる。現実は徐々にアナログに変わっていく。だから企業変革などをするには、まず「認識」の変化が必要だ。

クイズや知的なナゾナゾ、アハ画像などがふんだんに紹介され、脳みその毛穴を全開にさせてくれる。


僕の思いつき

きらめく言葉集:

 イノベーションは行動であり、創造は考えることだ。

 認識を変えることによってしか新しいアイデアは生み出せない。

 意識しているものがよく見える。
 (ルノーを買うと決めただけで、急に道路にルノーがあふれているように
  感じる): あるある。

 我々は世界をありのままに見ているのではなく、自分なりの見方で見ている。

 手にハンマーしか持っていなければ、なにもかも釘のように見えてしまう。

プレゼントという英語の意味を本書で、はっきりと認識した。 present とは、「今ここにある(present)」と「贈り物(present)」の二つがある。今ここにある驚き、ひらめき、会得・・・まさにプレゼントである。

セミナーは、そのときその場で、その空気の中でしかありえない。だから、セミナーとはプレゼント!である。

(あー、きのうの田坂さんの真剣勝負の講演は、まさに Present だった)



オススメ度

★★★★★+脳みそ、毛穴全開

読んで欲しい方

・創造的になりたいと考えてる方
・ひらめきに興味ある方
・人生をAhaで埋め尽くしたい方

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2006年07月26日

スウェーデン式 アイデア・ブック 2 ~ F&T.へレーン + 田坂さん講演の余韻

Moso系で行こう!

書籍情報

アイデア・ブック2(トゥーボ)
フレドリック・へレーン テオ・へレーン
ダイヤモンド社 (2006/07/27)

本のひらめき

子どもは時として、鋭い質問を発する。きっと私達も子どものころはそんな疑問をごくあたり前のように心にいだいたことでしょう。

やがて、知識を学び、社会の常識を身につけ、組織での身の振り方を覚えた今私たちの脳みそは、自由な発想からかなり遠いところにきてしまったかもしれない・・・。

本書は、スウェーデン式アイデア・ブックの第二弾。

本書では、子どもと大人の会話の中に、自由な発想の大切さをハタと気付かせてくれるエピソードが30個。なるほどと感じながら、少しづつ、子どもの頃の自由な発想と疑いもなく信じられる素直さが心の中に戻ってくるのを覚える。

電車の中で、読みふけり、・・・・あーこれがMosoタイムだ・・と感じた。

こんな親子の会話がある。

 「ヘンリック、月へ行くのは難しいと思うかい?」

  すこし面倒そうにヘンリックは答えました。

 「行ってみたことないのに、わかるわけないでしょ」

多くの可能なことばかりか、心から実現してほしいと願うことさえも、不可能だと決め付けていませんか? 自分の能力を疑わない子どもの姿には、開放感や一種偉大なものが感じられます・・・と著者は付言する。

純粋に信じられる心・・そんなものをまた取り戻してみたい・・と本書を読みながら強く思った。


僕の思いつき

Moso系。 ・・・というのをMosoしてみた。

私たちは、学習や経験、先生や先輩の言葉などをもとに大人になる。大人になることは素晴しいことだ。適切な判断力、慮る力、共感できる心・・・すばらしいものを身につけることができる一方で、先入観、偏見、思い込み・・・といったものも同時に心のどこかに住みつかせてしまう。

すると「脳は年取るごとに手抜きを覚え、考える代わりに手っ取り早い近道を進むようになる。一度学んだことを元に一般化したり、何か一つが事実であれば、似たものをすべて事実とみなしたりする」。せっかくのヒラメキやアイデアも試すことなく過ぎさる一瞬にしたりする。

Moso系では、偏見、先入観、ステレオタイプ、思い込みの状態をサラリとかわし、ひらめきやアイデアを自由空間に漂わせる。

そして、・・・「試す」

試した結果、失敗すれば「学び」、成功すればさらにお役立ちへと昇華させる。

Moso系の触媒は、素直な心、試してみる勇気、すべっても笑える度量、応援する心の広さ・・・そんなものが活きている。

こんなことを1時間の電車タイムにMosoさせてくれた、素敵な本だ。

北欧の国の双子の著者に感謝!



オススメ度

★★★★★+純粋に信じる心

読んで欲しい方

・Mosoを体感したいと考えてる方
・アイデアの泉に興味ある方
・脳みそをフリーにしたい方

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2006年07月25日

1時間でわかる図解Web 2.0 ~ 内山幸樹

みんなが何かに貢献できる・・・

書籍情報

1時間でわかる図解Web2.0
内山 幸樹
秀和システム (2006/07)


本のひらめき

2.0というのは、かつて経験した衝撃的出来事の第二幕である。HTMLとは・・とか、ホームページもってる?なんて会話していたころは、なんだかすごそうだとは感じたけれど、ほんとにすごいことはそれほどなかった。
そして第二幕の今、なんだか世の中が変わりつつある・・・と肌で感じる。

Web2.0とは何か・・・本書は、それをやさしく分り易く、かつ(これが実は重要なのだが)深く解説している。

著者の内山さんやゲスト対談の竹内さん(株式会社WEB2.0の取締役)の対談が興味深い。
WEB2.0は、「皆が何かに貢献する世界」で、技術2.0(APIを開放したこと)、ユーザー2.0(情報収集ではなく、情報発信でそのフィードバックが帰ってくること)、コンテンツ2.0(コンテンツの権利を開放してプロモーションにする)の集まりであるといった内容を語っている。

またWEB2.0を別の切り口でも図解している。

 利用者の参加(SNS,ブログ)
 集合知の利用(ウィキペディア、クチコミ、ソーシャルブックマークなど)
 情報の流通性の拡大(アドセンス、API公開、RSS・・)

インターネットは恐ろしい、個人情報が悪用される・・・といった文脈で語られることも多いが、人類はほとんどがいい人でできている。そして、誰かに何かの貢献をできることを喜びと感じれるように神様は人類を作った。

人類本来の姿により近づける仕組み・・・それが2.0のレベルといえるかも。

著者の定義がなかなかユニークだ。

 Web2.0とは、「脳業の時代の社会インフラである知識循環インフラを
 作る仕組み」である。

なるほど!

ロングテールの法則も、RSSの仕組みも、AJAXも登場するが、この本の素晴しいところは、道具と人類をどうとらえたかという視点の爽やかさ・・・ではないかと思う。


僕の思いつき

新ポータルサイトPingKingというのを知った。

 http://pingking.jp/

「ポッケ」に自分の気に入ったサイトのブックマークやレビューなどをいれて楽しむものらしい。YouTubeがやはり人気だ。

Webは目がはなせませんなー。



オススメ度

★★★★★+脳業の時代

読んで欲しい方

・WEB2.0を語りたいと考えてる方
・WEB2.0に興味ある方
・誰かの役にたつ喜びを知りたい方

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2006年07月24日

超人手帳 ~ 佐藤富雄 + ジェイカレッジ・ブログ

人生は選択の連続体だ!

書籍情報

超人手帳
超人手帳
posted with amazlet on 06.08.05
佐藤 富雄
オーエス出版 (2004/04/07)
売り上げランキング: 96,354

本のひらめき

「現在の姿は、過去におけるあらゆる選択の結果です」
「未来の姿も、これからするさまざまな選択によって決められます」

通りがかりにゴンとぶつかられ、「この野郎!」と思うのも選択。「きっと大切なことがあって急いでいるんだな、あのときの僕のように」と思うのも選択。

やるといった宿題をいつまでもやらない子どもに、「いいかげんにやりなさいよ!」とどなるのも選択。「宿題たまるとヤダよね」と語りかけるのも選択。

本書でもらったサイコウの言葉は

  よい選択をする力・・・・これこそが人間が持つ最も偉大な力です。

というものだ。

12の寓話をきっかけにして、「選択する力」「習慣の罠から抜け出す方法」「限界をこえる思考」「可能性の枠を広げる行動」について書かれている。

超人とは、常に自己の可能性を広げ、自己超越を目指して生きる人を指す。常識の罠にはまり、他人の価値観に左右され、しがらみに縛られるのではなく、自己超越するために・・・いくつかの方法が紹介されている。

佐藤さんの言葉に耳をかたむけてみよう。


僕の思いつき

Moso家元の僕としては、本書の中で、「大風呂敷を広げる」と「なりきり」がとても心に響いた。

「大風呂敷」は、Mosoの常道だね。(あなたも得意? 笑)
もうひとつの「なりきり」がいい。尊敬する人や理想とする人に「なりきって」みるというヒューマンスキルだ。意外にこれは楽しい。

しばらく田坂さんになりきってみよう。


 人生は、問いの連続です。
 つねに、自らに問いを発しつつ生きていくのです。
 その問いとは

 何を求めて、働くのか。

 この問いこそ、人生を豊かに生きるための、深く静かな己への問いなのです。

 しかし、なかなかその答えは見つかりません。そこで
 目指す何かを見つける一つの方法があります。

 なりきる。

 自分が尊敬の念を抱く人をイメージし、そして、なりきる。
 そのことです。


あ、なんかいい感じ。



オススメ度

★★★★☆+なりきり

読んで欲しい方

・自分に目覚めたいと考えてる方
・超人に興味ある方
・未来を自ら作りたい方

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2006年07月23日

アドバンシング物理 ~ J.オグボーン他 + 今村道子さんの素敵な講座

物理は楽し!

書籍情報

margin-left:30px
アドバンシング物理―新しい物理入門
J.オグボーン M.ホワイトハウス 笠 耐 西川 恭治 覧具 博義
シュプリンガーフェアラーク東京 (2004/06)
売り上げランキング: 112,565


本のひらめき

本書は、英国で開発された高校生向けの物理の教科書の邦訳である。

ニュートンは、イギリス生まれ。ファラデーもそう。自然科学の発展に大きく貢献した科学者を輩出してきたイギリスは、教育の分野でも先駆的な試みをしているという。

この教科書は2000年から今日まで16歳ー19歳の学生を対象に使われ、なかなか好評らしい。

日本でも数学や科学に対してできるだけ興味を持ってもらおうと様々な活動がなされ、この教科書の邦訳もそのひとつとして行われた。

最新のITや通信事情なども盛り込み、同時に科学の基礎的な原理を理解できるようにしてある。

内容は
 コミュニケーション
 材料
 波と量子
 空間と時間
にわかれ、解説されている。

「あーこの人がファインマンか!」とか、「わ、この顕微鏡写真はすごい!」
といった驚きもある。

付録のCDがあるが、これはまだ邦訳されておらず、英語版のみ。別途入手する必要がある。

夏休みにちょっと見てみるといいかな・・・。


僕の思いつき

教科書。というのは、なかなか魅力的にするのは難しいらしい。
マニュアル。これもまた同じ。
規定。これはつまらなさの権化みたいなもの。

こういうのを面白く楽しくする工夫(いたずら)があるといいねー。

ずっとむかし、訓練機材を試作したときそのマニュアルを絵文字つきで書いたことがあった。作りながら笑える楽しい作業だった。後年、それを読んだ人も「・・ったく」といいながら楽しんだらしい。

硬いものには、どこかに少しの「あそび」を持たせたいね。

オススメ度

★★★☆+英国はえらい!

読んで欲しい方

・科学を復習したいと考えてる方
・物理学に興味ある方
・若者に物理を勧めたい方

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2006年07月22日

仕事の思想 ~ 田坂広志 + 一瞬の静寂からスタート

   何のために働くのか・・・という問い。

書籍情報

   
仕事の思想―なぜ我々は働くのか
田坂 広志
PHP研究所 (2003/09)
売り上げランキング: 1,954

本のひらめき

ときどき「どうしていまの会社を選んだのですか?」と聞かれることがある。学生から社会人に立場を大きく変えるとき、実はあまり深く考えていなかったというのが実態で、この問いにはいつも困る。

しかし、時折、なぜ自分はこの仕事をしているのか、これでいいのか、これからどうしたいのか・・・といった深い問いに人生を思い悩んだことがあった。

田坂さんは、「なぜわれわれは働くのか。その問いを胸中深く、問い続けることです。」という。そして、その答えは誰も教えてくれず、自らその答えを見つけていかなければならないという。

本書は、そんな問いを深く静かに考えさせてくれる本である。

 なぜ私たちは働くのか? 

この深い問いに私たちは、「生活の糧(給料)を得るために」と答えることもできる。「生き残るため」ともいえる。しかし、それだけではこの世に生まれることができた命があまりにモッタイナイ。もっとすばらしい「何か」のために私たちはいる。その何かを見出すためにこそ深い「仕事の思想」が求められる。

田坂さんは、学生時代、多くの友が華々しい職業につくなか、非行や暴力で問題を抱える高校に身を投じた友の言葉に、仕事の思想を感じたと述懐する。

 なぜ働くのか?

この問いの答えはすぐには見つからない。ずーっとわからないかもしれない。しかし、常に問い続けなけれなばらないことだ。

本書は、10回シリーズの田坂さんトークをまとめたもの。仕事を哲学するヒントが、私たちを深い洞察の道にいざなってくれる。

 現実に流されないための錨ー思想
 決して失われることのない報酬ー成長
 成長していくための最高の方法ー目標
 こころの姿勢を映し出す鏡ー顧客
 相手の真実を感じ取る力量ー共感
 人間力を磨くための唯一の道ー格闘
 部下の人生に責任を持つ覚悟ー地位
 頂上での再開を約束した人々ー友人
 仕事が残すもうひとつの作品ー仲間
 後生を待ちて今日の努めをはたすときー未来

の10話は、いずれも深い。静かに読みたい一冊。


僕の思いつき

今日は、いつも通っているテニススクールのコーチに誕生祝のメッセージを皆で贈った。お祝いと感謝のメッセージをメンバーの仲間で書いた。

そのコーチは、仕事に取り組む姿勢がとても爽やか。いつもクラスに「元気」をもたらす明るさと元気が声がある。毎日、毎回・・・よくあんなにできるなぁーと感心する。

そこには、一種の「仕事の思想」的なものを感じる。まだ若いそのコーチは、そんなことは考えていないかもしれないけれど、テニスを楽しむ以上の何かを私たちに与えてくれる。

世の中は、学ぶことにあふれているねー。



オススメ度

★★★★★+仕事の報酬

読んで欲しい方

・仕事の意味を考えてる方
・働く報酬をみつけたい方
・仲間を元気にしたい方

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2006年07月21日

百歳まで歩く ~ 田中尚喜 + Mosoの掟1

歳相応のトレーニング

書籍情報

百歳まで歩く
百歳まで歩く
posted with amazlet on 06.07.23
田中 尚喜
幻冬舎 (2006/01)


本のひらめき

歳をとって歩けなくなると、かなり深刻だ。寝たきりにでもなろうものなら、あとはチューブを次からつぎへとつけられる羽目になる。残念ながら現状の医療や介護の多くはこういうことが常識になっている。社会のインフラや、考え方が変わらない限り、個人の力ではなかなかこの実態はくつがえせない。

いまはまだ若い人も、そろそろ熟年を迎えるひとも、やがてそんな道をたどると思うと暗くなる。

そこで、意識的に体を健康に保つ工夫をしたくなる。

今日の本は、百歳まで歩けるように筋肉を意識して鍛えようという本だ。理学療法士のプロ、田中さんが中高年向けに筋肉の鍛え方を分かりやすく解説してくれる。「筋肉に引退なし」というのが印象的だ。

まず筋肉には大きく3つある。
 内臓を動かす平滑筋
 心臓を動かす心筋
 関節を動かす骨格筋
このうち最初のふたつは自律神経やホルモンでコントロールされてるので、意識的には動かせない。普通、私たちが自由に動かせる筋肉は「骨格筋」だ。

ここまでは、学校で習ったような気がする。ところが、この骨格筋には「速筋」と「遅筋」があるという点が、目からウロコ。

速筋は、普段私たちが筋肉だと思っているものに近く、鍛えればモリモリになるし、瞬発力があり太くて大きな筋肉だという。運動会でお父さんが張り切って翌日(翌々日)に痛くなる、あの筋肉である。一方、遅筋というのが本書のフォーカスする筋肉。体の奥にあって、持久力がある。「座る、立つ、歩く」といった日常動作に必要な筋肉はむしろ、この「遅筋」だという。

大臀筋(だいでんきん)、ヒラメ筋(足)、腹筋などをどんなふうに鍛えたらいいかを非常にわかりやすく、かつ、やる気がでるように解説してある。

中高年の方、そのちょっと手前の方、お勧め。


僕の思いつき

ゆっくりペースで、ターゲットの筋肉に意識を集中させ、トレーニグの前後はストレッチング。 ふむふむ。

しかし、これを毎日ずっと継続するには、何かがいる。

動機と意志。

小さな積み重ねは時間とともに存在し、いくらお金を積んでも取り返せない。20年後、30年後の元気な自分を夢見て、ひそかにやる「楽しみ」。これを意識できるといいねー。

長い時間スケールでものごとを考える楽しみ・・・ってあってもいいよね。50年計画なんてあったら、ちいさなことにくよくよしないし、おおようにかまえていられそう。

あー、きょうは壮大な気分であります。笑



オススメ度

★★★★★+50年計画

読んで欲しい方

・50年先の自分を考えてる方
・健康な体に興味ある方
・中高年の筋力について知りたい方

Posted by webook at 16:43 | TrackBack

2006年07月20日

会社が放り出したい人1億積んでもほしい人 ~ 堀紘一 + モスキート

   こんなはずじゃなかった!?

書籍情報

会社が放り出したい人・1億積んでもほしい人
堀 紘一
PHP研究所 (2004/10)
売り上げランキング: 51,473


本のひらめき

サラリーマンを長らく続けてきて、あるとき「自分の人生はこんなはずじゃなかった」という人は結構いるという。それもハタからみればずいぶん厚遇されているような方でもである・・・。

エリートサラリーマンは、ひょっとしたら俺も役員に・・という将来希望が見えると、ついついいろんなものに巻かれ、決断を先延ばしにしがち。そしてあるとき長年夢見てきたものが手に入らないと悟ったとき「あれ?」って思ってガクゼンとなる。

本書は、堀さんのもとによせられた相談(転職など)なども交えながら、日本の会社における働き方分析とこれから求められる人材のあり方を書いた本である。

日本のカイシャの生業を紹介したところは、ちょっと前までの歴史ものとしても面白い。
日本は官も民も「課長補佐社会」という揶揄は、一面の真実を捉えている。許認可しかり、問題解決の立案しかり。現場に近いところにいる課長補佐殿が実権を握り、その上の人は下から上がってくるレポートに適当に指示とハンコをつくという構図。たしかに大きな組織になると、それが常識的になることが多い。この構図も将来は、「あんなアホな時代もあった」・・になるだろう。

将来は、一億円プレーヤーも普通になる時代がくるかもしれない。そのときにどんな人材が望まれるか。その基本条件がある。

 何か一芸に秀でている。(大前提)
 強烈な目的意識を持っている
 常に原因自分論で生きている
 絶対に諦めない
 表現力が身についている
 信用がある
 真の仲間がいる

なかなか刺激的な内容がある本だ。


僕の思いつき

長い時間がたってから、ハタと気づく。そのときはもう取り返しがつかない後悔の念がいっしょについてくる。そんなことはしたくない。

長い先のビジョンや夢を持つ。Mosoといわれるくらいでもいい。聴いた人が、あーそれって素敵だね!といってくれるようなものがいい。エゴや欲がみえかくれするものはMoso以前。誰かの役にたてるのがいいねー。

そして、今を生ききる。今日が最後の日だと思って相手に接する。最高のサービスを提供する。こんな生き方がしてみたい。

夢にむかってコツコツ。

そこから生まれるものは、かなりすごいものになる。3人目のレンガ積みの男のように。
コツコツやりはじめた人に応援のエールを贈りたい。きょうは、ホスピタリティの池本先生にエールを送っときましょう。フレーフレー (^.^)/~



オススメ度

★★★★☆+あいつが欲しい

読んで欲しい方

・会社を辞めたいと考えてる方
・自立型ビジネスマンに興味ある方
・自分らしい生き方をしたい方

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2006年07月19日

メモテク ~ 松井達則 + クモの仕事

   記録を残すヤツ・・・

書籍情報


本のひらめき

「トップセールスは例外なくメモを習慣にしている」という。確かに、人の話を聴くときに、一生懸命メモをとるのは好感を持たれる。しかし、好感だけに終わらないのがトップ営業マン。

そのメモを「お役立ち」に活用する。お客様の役にたつ情報をつねにキャッチする姿勢こそ営業マンの力になる。営業とは「聴く仕事」だと定義する。

メモの基本は3Kという。

 記録する ~ 的確に記録して提案作成
 協力を得る~ 社内の協力で組織活用
 確認をとる~ お客様から不明点をクリアにする

一生懸命メモを取るといっても、逐一すべての会話をメモっていては、返ってよい印象を与えない。むしろお客様がよく使うキーワードを押さえ「これさえの幹」を意識するとよいという。非完璧主義だ。

習慣が大切だ。常にメモを持ち歩く。お客様のところにうかがったときは、席に座って待つ間にノートを素早く取り出す。商談後の5分で、メモに優先順位をつける。など、すぐにマネできそうなヒントがいっぱい。

営業だけに限らず、メモる姿勢は好感を持たれるねー。


僕の思いつき

僕は、メモパッドに凝っている。自分でつくるオリジナルなものだ。といっても誰かのメモや本などをヒントにしたものだから、マネも多いが、そんなことはどうでもよい。いろいろ試そうと思う。

現在は、週間行動メモ。週初めの月曜日の朝イチで、今週の展開を俯瞰できるようにしたものだ。以前は、1日一枚のメモを作ってやっていたが、もうちょっとステップアップしたくなり、作ってみた。

本書には、電話をうけたときのメモサンプルがあり、これがなかなかいい。要件や、先方の電話番号のところに「復唱!!」と書かれている。わかっていても忘れることがある復唱。メモパッドにこう書かれていたらなんだか安心。

Webook「出張チェックパッド」もなかなか便利。

メモパッドを作るのは楽しい。いろいろ考えておこう。



オススメ度

★★★★+メモテク

読んで欲しい方

・メモを極めたいと考えてる方
・営業メモに興味ある方
・お客様のお役立ちを考えたい方

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2006年07月18日

客は集めるな! ~ 中山和義 + 久米さん明大講義

   絆・・・これって家族だけのものじゃなかったんだ。

書籍情報

客は集めるな!~お客様とのきずなを作る3つの関係~
中山 和義
フォレスト出版 (2006/07/04)


本のひらめき

「客は集めるな」「リピート率90%では会社は潰れる」こんな言葉に、あれれ?と思う人は多い。僕もなんだかヘンに思った。そして本書を読み進め、そのワケが分るにつれ、なるほと!と納得。

そして、お客様とスタッフ、経営者とスタッフ、お客様と経営者、これら3つの間のきずながどれだけ素晴しい結果をもたらすかに気づく。

商売繁盛のコツとして、集客、DMのうちかた、メルマガやブログの利用などハウツウもの本が多い中で、本書は、商売の深層部分を掘り下げた素晴しい内容が書かれている。

それは仕事のハウツウを超えた「仕事の思想」である。

お客様とスタッフのきずなを深める「目的」「成長」・・
スタッフと経営者のきずなを深める「感謝」「ねぎらい」「傾聴」・・
お客様と経営者のきずなを深める「手紙」「細部」「母の日プレゼント」・

マーケティングのハウツウと捉えるか、仕事の思想と捉えるかで、読む人の心に誘起されるものが違う。

ぜひ、仕事の思想を呼び覚ますヒントにしたい本である。

「ありがとう」の言葉を著者に贈りたい一冊。

ちなみに中山さんのメルマガはこちら:
  http://blog.mag2.com/m/log/0000159627/

僕の思いつき

著者は、父親からテニスクラブを引きつき、テニススクールを経営している。そこで経験した苦いこと、そして感動すること・・・さまざまなものから、本書は生まれた。3つのきずなを大切にしている様子が、紹介されている。

会員のお客様に毎月配っている会報に「オーナー日記」があり、そこに著者のきずなを大切にする思いが書かれている。アンパンマンの話。小学校の運動会での話。心引かれるエピソードは絆をたぐりよせる。

実は僕、毎週テニススクールに通っている。そこに、池田さんという素晴しいコーチがいる。真っ黒に日焼けした彼は、どのクラスでも全力で対応してくれる。大きな声で、クラスメンバーの名前を一人一人呼びながら、ずっと声をかけつづける。動きも手を抜かない。そんな彼を毎週みるたび、テニスを習う以上の素敵なものを頂いていると思っている。

先日ついにガマンできなくなり(笑)、オーナーにそんなグッドコメントの手紙を書いてみた。

このテニススクールは、まだまだすごいスクールになれる可能性に満ちている。今日の本を読んで、いろんあMosoがむくむくと湧きあがってきた! 



オススメ度

★★★★★+3つのきづな

読んで欲しい方

・きずなを感じて仕事をしたい方
・お客様に感動してもらえる喜びをめざしたい方
・仲間も自分も元気にしたい方

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2006年07月17日

誰も教えてくれないカイシャの謎。 ~ 高橋朗・宮川朋久 + Moso仕事術

ニャンのために働くのか?

書籍情報

誰も教えてくれないカイシャの謎。
高橋 朗 宮川 朋久
ナナコーポレートコミュニケーション (2006/06)


本のひらめき

「カイシャ」というのは不思議な場所だ。ミステリアスな習慣や暗黙の了解、その他いろんなダイナミズムがうごめいている。

本書は、二匹のノラネコ、パパゲーノとチルダが、株式会社ノラソフトの社員たちの愚痴を聞きながら、その処方箋を裏番組的に会話するもの。

 人間は本当によく悩む。しかも悩みのネタはどれも、我々ネコ族からみたら
 ぜんぜん悩む必要のないものばかりだ。というか、少し考えれば分ること
 ばかりといったほうが正解だろう。

 彼らは、野生ではない。自分が生きるか死ぬかを、ご主人様に預けている
 のだ。そんな危険極まりない生き方が、よくもでくるものだと呆れてしまう。

など、シニカルなネコ眼による観察はちょっと笑えて面白い。

社員たちが入れ替わり立ち替り、ブロック塀のところにやってきてネコたちにグチをこぼしていく。

社長のこと、M&Aのこと、社内恋愛のこと、接待のこと・・・、ネコのように考えてみれば(笑)、たしかにミョウなことを人間たちはしていることもある。

パパゲーノとチルダの会話から、会社のことを「考えて」みよう。


僕の思いつき

物語やストーリーは、説得力がある。それに楽しい。

金沢工業大学大学院の講義でも、ビジネスモデル開発の演習で、物語をつくっていただいた。なかなかリアルな面白いストーリーがあって興味深いプレゼンがたくさんあった。

ネコに何かを語らせる。
イヌに語らせる。
ネズミに語らせる。
ホワイトボードに語らせる。

あ、ホワイトボードに語らせるってのがいいね。

 「あ、また箇条書きにしやがった。図解しろよ図解・・」

 「お、みんなこっち向いてるね。いいぞいいぞー」

とか・・・



オススメ度

★★★★+ネコの会社解体新書

読んで欲しい方

・会社の様子がみえてきた方
・面白い会社に興味ある方
・職場を元気にしたい方

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2006年07月16日

恐竜VSほ乳類 ~ NHK「恐竜」プロジェクト + 物売の唄


   命のリレー・・・

書籍情報

恐竜vsほ乳類 1億5千万年の戦い
NHK『恐竜vsほ乳類 1億5千万年の戦い』プロジェクト 小林快次博士
ダイヤモンド社 (2006/07/13)


本のひらめき

これまで恐竜の本や特集などはいくつかあった。でかい生き物がこの地球に生まれ、突然絶滅したのか・・・といったものが多い。

本書は、恐竜と哺乳類の関係性をとらえた非常に興味深い内容である。

どうやら哺乳類と恐竜はずいぶん長い間、併存した・・というか迫害された時間があったらしい。しかし、その時間があったからこそ哺乳類としての能力を獲得したという。

それは脳と子育てのやり方だという。脳の発達と、胎生という子育ての方法は恐竜との戦いの中で獲得されたのだという。

そんな歴史のプロセスを、化石の発掘や科学者の研究を交えながら、紹介している。アメリカ・アルバカーキ、中国・遼寧省など現地取材の様子も非常におもしろい。

本書が、プロデューサーの語り調で書かれているのが非常に親しみと好奇心をかきたてる。

科学本としてとても魅力的にできている。


僕の思いつき

今晩、21時からNHK特集で、この本のテーマである恐竜対哺乳類の番組がある。本書を読んで、番組を見るのも楽しい。

番組をみてから本書を読むのもいいだろう。来週もあるようだし。

お見逃しなく・・・。



オススメ度

★★★★★+過去からの贈り物

読んで欲しい方

・命の尊さを感じたい方
・恐竜に興味ある方
・本とTVを楽しみたい方

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2006年07月15日

不思議の国のアリス/とびだししかけえほん ~ ロバート・サブダ+行動するための洋書 

  思わず作りたくなってしまう・・・絵本

書籍情報

不思議の国のアリス
不思議の国のアリス
posted with amazlet on 06.07.23
ロバート・サブダ
大日本絵画 (2004/11/16)
売り上げランキング: 24,904


本のひらめき

この本は、(財)まちみらい千代田の上山さんに見せてもらった本だ。
 http://www.mm-chiyoda.or.jp/

ある打合せの時、わざわざお持ちいただいたもの。現物を拝見して、食事中にもかかわらず、わぁーとかひぇーいとか、立ち上がって大騒ぎ。まわりの人も遠巻きに見ていたのが楽しかった・・・。

本書は、超飛び出す絵本としてこのごろ人気のしかけ絵本である。絵本を開くと、なかの絵が動いたり、飛び出したりするしかけは、昔からあった。しかし、本書は、それがとてつもなく大胆。しかも楽しいとくる。

現在品薄でなかなか手に入らないらしい。

中身は不思議の国のアリス。物語もちゃんと書いてあるので、それを読みながら飛び出すしかけを楽しむといいかも。

しかし、よくできている。しかも、閉じるとまたもとにもどるのがすごい。笑

動く現物を見たい方は:

 http://sawasho.com/blog/archives/2005/05/post_146.html
 http://shop.fujitvkids.co.jp/kids/movie/ehon_31.wmv

ちなみに類書で「飛び出す絵本の『太古の世界 恐竜時代』」もすごい迫力らしい・・・。

僕の思いつき

本書の製作はコストの関係から当然ながら中国。
一度に何万部を作るという。

これをみていて思わず「こういうの作ってみたい!」と口走ると、くだんの上山さん、「はい、作り方の本もあります」とおっしゃる。

 しかけ絵本の作り方〈パート1〉 (大型本)
 ジェーン アービン
 http://tinyurl.com/fbyfr

なるほど、世の中うまくできている。



オススメ度

★★★★☆+意外性

読んで欲しい方

・しかけ絵本を一度みてみたい方
・飛び出す絵本に興味ある方
・驚きの演出がすきな方

Posted by webook at 17:06 | TrackBack

2006年07月14日

Think! 2006 SUMMER

この月刊誌、すごいです。月刊誌2.0!

書籍情報


本のひらめき

今回のテーマはWeb2.0。
かなり濃い内容がいっぱいある。

冒頭の梅田望夫さん(ウェブ進化論の著者)の言葉が深い。ネットの進化プロセスを4象限のマトリクスで見事に切り取っている。「ネットのあちら側でサービスをするか、こちら側で機能を提供するか」軸と「不特定多数無限大を信頼するか、否か」軸で、見せてくれる。

        あちら側
  Yahoo  |
    楽天   Google
         |
信頼なし ---------+----------------信頼する
         |
         | Linux
         |
        こちら側


先日、ある友人に「軸だし」というコトバを教えてもらった。二項対立では、従来は、「頭のいい人」VS「頭の悪い人」という軸で成功者がきまっていたが、これからは「働きもの」対「怠け者」軸で分かれるという。「頭の中で妄想は渦まいているけれど、めんどくさがりで動かないタイプの人はこれからは生きるのが難しいだろう」という。賛成!これからはMosoである。

戦略コンサルタントの三谷宏治さんの連載はいつも楽しみ。今回は、「この世を4つに切る」というマトリクスの話。なぜ2x2なのかを考える。3x3は曖昧、2x2x2の3次元は複雑すぎる・・・。太田直樹さん(BCG)の「電脳の海を泳ぎきる本当の仕事力」では、ビジネス物語を駆使して、いろんな気付きを与えてくれる。例えば、「わが社もグローバリゼーションに対応し・・」といったキーワードを使うと、そこで思考停止に陥り易いという。確かに。そこでキーワードではなく、自分の言葉で考えることが大切と訴える。物語は威力あり!

グーグル社長の村上さん、アマゾンジャパン社長のチャンさん、ミクシィ代表の笠原さんほかウエブのリーディングエッジを切り開いている人たちの言葉がまた興味深い。
一冊でかなりたくさんのコンテンツが詰め込まれている。1800円は安いのかもね・・・。


僕の思いつき

自分の言葉で考える。
これって大切だね。

ちょっと反省しておこう。
ウエブ2.0があるなら、セミナー2.0もあっていい。
さて、ジェイカレッジをどう進化させようかなぁ・・・。

次の職員会議の議題としよう。



オススメ度

★★★★★+連続的な不連続

読んで欲しい方

・ウエブ時代の考え方に触れたい方
・ウエブ時代の仕事力に興味ある方
・自分の頭で考えたい方

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2006年07月13日

旅の極意、人生の極意

大前研一 + 明日はジェイカレッジだよ!
   この方は、地球をまるごと謳歌してるねー。


書籍情報


旅の極意、人生の極意
大前 研一
講談社 (2006/07/07)


本のひらめき

本書には、二種類の味がある。どちらも格別である。

ひとつは、世界を股にかける大前さん(足は短いが・・というオヤジギャグが微妙だが:笑)が選りすぐった15の旅が格別。

一泊、数十万もするような超豪華ホテルもあるが、庶民でもなんとかできそうな旅もある。「添乗員・大前研一」厳選の「プレミアム世界旅行案内」が、カラー写真満載で紹介されている。(欲を言えば、もっと写真があるとうれしい)お気に入りは、タイ、プーケットの「アマンプリ」だ。行ってみたいねー。 
 http://www.magellanresorts.co.jp/aman/amanpuri/index.html


もうひとつの味は、こういう旅の極意、人生の極意を身につけた大前さんの歴史だ。小六のころ、ひとりで九州の祖父母のとろこへ旅する前、父親から宿題をもらったという。これがなんともシビレルものだ。「九州までの鉄道の駅をすべて諳んじよ。また、窓から見える景色を延べよ。それが右なのか左に見えるのかも答えよ」・・・・こんな宿題をもらい、みごと合格して、一人旅にでる。(覚えるときはそれは楽しかったらしい)

また、大学時代の通訳ガイドの仕事も気合がはいっている。大学生時代も含めて6年間、大前さんは日本に来る外国人旅行客のツアーガイドをやっていた。なにしろギャラが格段にいい。だから念願のクラリネット(サラリーマンの平均月収の数倍)を買うために、まずは資格取得、通訳ガイドだ。日本最年少(19歳)で取得したという。この頃の模様がとても詳しくかかれている。これまでの本より数段詳しい。ガイド時代につくった手製のフリップ(ガイド用の説明フリップ)の写真も掲載されている。これはすごい!貴重な写真だ。

通訳ガイドをやる中で「どうやったらお客さんに喜んでもらえるか」という工夫の数々は、「語学力、顧客管理、時間の有効活用」など、ビジネスの基本を経験値として身につけることに役立ったという。

また大前さんは小学校のころから部類の記録魔だったらしい。絵日記、音楽日記、旅日記・・・。

こうしたエピソードに大前さんの原点が、垣間見えるのは、楽しい。

バリバリのコンサルタント大前さんではなく、人生と旅の達人、大前さんに会ってみよう!


僕の思いつき

旅行はやっぱりいい。
うーん、むずむずしてきた。

旅のリストと、どんなことをするかMosoダラートで考えてみたいねー。

それと、子どもがいたら、ちょっと冒険させてあげたい。
旅程を組んだり、どんな景色がみえるか話させたらい・・・あー、楽しそう。



オススメ度

★★★★★+添乗員

読んで欲しい方

・人生は旅だ!という方
・世界のたびに興味ある方
・大前さんのルーツを知りたい方

Posted by webook at 09:38 | TrackBack

2006年07月12日

会計のトリセツ

望月実 + ジェイカレッジ・ブログ!
   ストーリーで学ぶ・・・

書籍情報

数字がダメな人用 会計のトリセツ [取扱説明書]
望月 実
日本実業出版社 (2006/07/06)


本のひらめき

簿記、経理、会計の世界って、なんでこうも分かり難く出来ているんだろう。汗;
はじめに作った人は、頭よすぎたんだろうねぇ。左脳ばかり発達してたかも・・・なんちゃってボヤきたくもなる。

もっと感覚的にわかりやすい会計の世界はぜったいに「ある」と思うこのごろ。いつか、現状の会計システムを超えるものをつくってやる・・・なんてMosoを走らせている僕である。

とはえい、現実世界は、会計のしくみをしっかり知らないとやっていけない。だからガマンして勉強しよう・・・。でもどうせなら、できるだけわかりやすく楽しいほうがいい。

で、登場するのが今日の本。

ただ単に仕分けがどうの、財務諸表がどうだのと知識を増やしても面白くない。そこで、本書は、物語という味付けをしている。ある物販ベンチャーの成長物語にそって、会計ってこういうときに生きて来るんだぁ・・・みたいなのを実感できる。

起業家の中尾君が会社を興し、ビジネスを行っていく流れにそって、会計の全体像がわかるしくみだ。簿記、仕分、経理、決算・・・一連の全体像がわかる。

仕分。これが簿記のもっとも基礎的な部分。これが起業物語の場面にそって「具体的に」トリセツ(解説)されているのがいい。

天野さん、山田さん、田中さんとエンタティナー会計士御三家には大変おせわになってきたが、また楽しいスターの登場である。おすすめ!


僕の思いつき

貸方、借方・・・に始って、会計の世界は、まったくもってひどい仕組みになっている。笑 ようは分かりにくい。そもそも仕分って、もともとが感覚的にわかるようにできていないと、僕は個人的に思う。

そういえば江戸時代の大福帳は、どんな表記をしてたんだろう・・・にわかに会計の歴史も勉強したくなったなぁ。そうだ、海外もついでに。

僕のMoso。 
いつか、きっと今よりも優れた、かつ感覚的にわかりやすい会計システムをつくるのだ。「超かんたん、誰でもできるMinax会計」なんてソフトもできたらいいな。リナックスみたいな環境でできると更に面白い。うは・・。Moso世界にワープしそぅ・・・。笑 まだまだ勉強しなくっちゃ。



オススメ度

★★★★☆+トリセツ物語

読んで欲しい方

・会計のことを勉強したいと考えてる方
・会計に興味ある方
・経理部門に配属になった方

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2006年07月11日

老舗に学ぶ個業繁栄の法則

田中真澄 + KITセミナー満席御礼
   老舗って実は革新の連続だったんだ・・・

書籍情報


本のひらめき

サラリーマンから個人で独立して活動する人を「個業家」と著者は呼んでいる。田中さん自身も「個業家」の一人。そして、よのなかにたくさんいるその人たちを取材し気付いたことがあるという。

それは、「個業家として成功する法則は、実は、老舗の商法に共通するものがある」ということだ。

和菓子の虎屋が登場する。虎屋は室町時代から480年も続いている老舗。現在、17台当主の黒川光弘氏の言葉が印象的。

 古い伝統のみを大切に守っている企業と思われがちですが、それはあくまで 虎屋の一 面でしかありません。・・・伝統とは革新の連続であるという信念 のもと日々努力し ・・・・

「絶えざる自己革新」と「絶えざる基本徹底」が大切だという。

うーむ、いまうちに必要なのはこれか!と思わせてくれたフレーズだ。

老舗企業の家訓には、時代の変化に左右されない大切な要素がある。

 勤勉、正直、倹約、忍耐、知足と分限

これらの商売繁盛の基本を生かしてサラリーマンからオーナー成功者になった人が紹介されている。

 学習塾経営の西口正さん
 自動排泄物処理装置を開発した尾形光啓さん

など5人が紹介されている。

長い年月を生き抜いてきた老舗・・って、奥が深い。


僕の思いつき

近くに老舗のお店や会社があったら、ちょっと訪問してみよう。
御社の経営理念とか掟のようなものは何ですか?

興味ある個業家の人がいたら会いに行って聴いてみよう。
あなたの大切にしていることは何ですか?

って。



オススメ度

★★★★+老舗のヒミツ

読んで欲しい方

・独立したいと考えてる方
・老舗企業に興味ある方
・自分のいる会社を元気にしたい方

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2006年07月10日

この国のけじめ

藤原正彦 + K&Jセミナーまもなく満席
   共感の数々・・・

書籍情報

この国のけじめ
この国のけじめ
posted with amazlet on 06.07.15
藤原 正彦
文藝春秋 (2006/04)


本のひらめき

「国家の品格」を読み、多くの読者がなるほど!やそうだそうだ!という共感を覚えたことだろう。

本書も同じく藤原さんのズドンと切り込んだ辛口エッセイである。

特に英語に対する考えが共感を呼ぶ。英語第二公用語論の沈静化の後、今度は小学校で英語必須化の動きがはじまった。東京荒川区では、英語が正式教科に格上げされ、小1から担任が教えることになるという。保護者の要望も強く、この動きは全国に広がりそうな勢い。

さて、これに藤原さんはまっこうからNoを突きつける。その観察と洞察が非常に面白い。

 まず小学校での英語教育を主張する人の大多数は、英語が不得意の人である。

 英語力ゼロに近いほとんどの小学校教諭が、生徒に一体何を教えるのか。
 ブラックユーモアとしてなら世界中に受けること必定だが、教えられる
 子どもたちは気の毒である。

と手厳しい。また英語に対する誤解をこう整理する。

 英語がうまくなれば世界から理解され信頼される。
 英語がうまくなれば経済が発展する
 誰でも英語をモノにできる
 すべての国民が英語を話せることが必要で、そうなれば日本の国際的
 プレゼンスも高まる

なるほど、そういう幻想があるような気もする。

大切なのは伝達手段の英語より、断然、中身であり、その人の人柄である!とという主張は、まったく同感である。

このことは他の著書でも主張されているが、何度読んでも共感を覚える。

後半の「父新田次郎と私」や「私の作家批評」なども興味深い。


僕の思いつき

本書の著者、藤原正彦さんの父、新田次郎の作品は、遠い昔に読んだことがある。

 アイガー北壁
 銀嶺の人

などだ。時をへて、また面白い味わいがあるかもしれない。



オススメ度

★★★★★+藤原節

読んで欲しい方

・この国の実情を考えたいと考えてる方
・この国の真実に興味ある方
・藤原節がききたい方

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2006年07月09日

あなたのその態度が、部下の心をキズつける

見波利幸 + いよいよ決勝
   癒し系って言われたら自慢しよう

書籍情報

あなたのその態度が、部下の心をキズつける
見波 利幸
ファーストプレス (2006/06/17)


本のひらめき

渥美清主演、「男はつらいよ」に登場する妹さくら。さくらは、寅さんがつらい思いをしているとき、いつもそっと寄り添ってあげる。寅さんの話にじっと耳を傾け、批判したり叱責したりしない。そして激励もしない。ただじっと、話を聴いている。

このただじっと話を聴く・・・というのが実は、なかなか難しい。なぜなら、それが結構自分に都合悪いことがあったりするからだ。時間がない、自分が非難されている、まどろっこしい、早く解決策を言ってあげたい・・・などなど聴く人にはかなりの自己抑制が必要である。

先日の林恭弘さんは、聴くこと=受容すること、だとおっしゃっていた。

本書は、カウンセリングのエッセンスを分かりやすく解説した本である。

ここで求めているのは「癒し系のリーダー」である。
 人は自己成長力と自己実現傾向を持っているという人間観を持ち、
 業績とメンタルヘルスは企業成長の両輪という認識を持つ、
リーダーである。

必要なスキルとして「傾聴法」と「アサーション」が紹介されている。傾聴は読んで字のごとく心を開き相手に寄り添って聴くことだ。できそうで、なかなかできない。アサーションは、自己信頼、自己愛、自己主張・・といったもの。聴くスキルと伝えるスキルである。

癒し系・・・って言われることに特別な意味をもたせよう。


僕の思いつき

8月31日は、メンタル協会の林恭弘さんにジェイカレッジに来ていただくことになっている。

林さんの本とか、今日の本とかを読んで参加していただければうれしい。

コーチング、メンタルヘルス・・・いとんなものが、波のようにやってきた。一瞬遅からず、一瞬早からず。時とはそういうものなんでしょう。



オススメ度

★★★★☆+癒し系

読んで欲しい方

・職場を明るくしたいと考えてる方
・メンタルヘスルに興味ある方
・よい上司になりたい方

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2006年07月08日

ちょっとした一言で相手が動く夫婦の心理テクニック

ちょっとした一言で相手が動く夫婦の心理テクニック
   ちょっとした一言か、確かに・・・

書籍情報


本のひらめき

夫婦というのは不思議なものである。僕も結婚し、子供もいてそれなりに幸せな家族・・・なんだろうけど、夫婦の関係はなかなか思うようにいかない。汗

結婚したら片目をつぶれ・・・とか昔から、夫婦関係に関した格言がある。しかし、できたらお互いしっかり両目をあけて理解しあい、はげましあえるような関係でありたい。

でも・・・現実は・・・

そんな方(僕やあなた:笑)にぴったしの本がこれ。先日、著者の林さんのセミナーにいって、その場で購入。(ちゃっかりサインもいただいた)

帰りの電車で読んで、すっかりこの本にはまってしまった。なるほど、確かに。

よく夫婦の間でおきる不満。夫は話を聴いてくれない・・・というのがある。

聴くとは、受容することだと林さんはいう。文句を言われ、ぶつぶつ言われるのを黙って聴くのは、男としてはなかなか忍耐力がいる。受容とは、それでも黙ってうなずいて聴くこと。

男はついつい、聞いているうちに「そんな場合はさぁ、こういってればいいのさ」的に問題解決指南をしはじめる。そうなるともう聴くモードはない。あとから「ただ黙って聴いてくれればよかったのに」とまた妻の不満に輪をかけたりする。

男は黙って話を聴く・・。一方で奥さんにはこんな提案がある。

 「聴いてくれるだけでいからお願い」・・・と伝えてから話しかける。

そうすれば夫も聴くモードに徹することができるかもしれない。こんなちょっとして言葉で夫婦の間が、いまよりもっとよくなるかもしれない。

本書には、身近にあってついついできない14の提案がある。心にストンと落ちる表現が優しい。ご夫婦に一冊。


僕の思いつき

この本を読んだ日、家に帰ってただいまの後に一言。

  ねぇ、きょうどうだった?
 
  どうって何よ。

  いや、なにかあったかなーって思って・・・

  別にないわよ。

でも、そう聞かれてまんざら悪くはなかったようだ。

よいことは即試してみよう。また、今度も。笑



オススメ度

★★★★★+聴く=受容

読んで欲しい方

・楽しい夫婦でありたいと考えてる方
・受容する心をもちたい方
・家庭をあかるくしたい方

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2006年07月07日

ご冗談でしょう、ファインマンさん 下 ~ R.P.ファインマン + 木村政雄さんに質

日本は素敵だ・・・

書籍情報

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉
リチャード P. ファインマン Richard P. Feynman 大貫 昌子
岩波書店 (2000/01)
売り上げランキング: 6,051


本のひらめき

きのうに続いて、ファインマンさんのエッセイ。下巻。プリンストン時代のエピソードにはじまり、日本へきて旅館に泊まったときの模様や、ノーベル賞受賞にまつわる話など、もりだくだん。

大学時代、ともだちと暗算の妙技を競った話などが面白い。たとえば
 
 eの0.33乗はいくつか?

なんてのを、わけなく暗算で答えてしまう。(答えは27.1126)

そろばんの達人との競争では、1729.03の三乗根を、暗算で出したりする。本書では、どうやって出したか、そのしかけを解説している。詳細をわからなくてもとても興味深いものがある。

また、日本訪問のとき、もっと文化に触れたいということでホテルから旅館に移動。そこで何を感じたかを語っている。日本人があたりまえで忘れかけていた風情や文化をガイジンの目を通じて語っている。旅館のお風呂では、偶然湯川博士とばったり出会うシーンもある。

あらゆることに興味を示し、好奇心いっぱいに生きたファインマン。そんなわくわくライフが刺激的だ。


僕の思いつき

好奇心。だんだん知識がふえてくると、相対的に減ってしまう傾向にある。

好奇心。いつまでも子どものような心根で、ものごとを見る目をもっていたいもの。

好奇心。これきっと若さの秘訣だね。

更に、にいたずら心があれば、アンチエイジングなんて不要になるかも。笑。

さて、きょうはどんな面白いことがあるだろうか・・・楽しみ楽しみ。



オススメ度

★★★★☆+好奇心の塊

読んで欲しい方

・好奇心を呼び戻したい方
・知らないことに常に興味がわく方
・イタズラだいすきという方

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2006年07月06日

ご冗談でしょう、ファインマンさん 上 ~ R.P.ファインマン+書評コンテスト


書籍情報


ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉
リチャード P. ファインマン Richard P. Feynman 大貫 昌子
岩波書店 (2000/01)
売り上げランキング: 4,303


本のひらめき

ノーベル物理学者、リチャード・P・ファインマン。1918年から1988年。MITやプリンストンで学びコーネル大なの教授を務めた人、らしい。

ファインマンというのは、物理の教科書かなんかで記憶があるけれど、正直どんな人かは関心がなかった。日本の朝永博士とも親交があったらしい。

本書は、このファインマンのエッセイである。上巻は、子どものころのエピソードや大学時代の出来事などが紹介されている。

いずれも「栴檀は二葉より芳し」ということわざにぴったりのすごい話がある。しかし、いずれもとても茶目っ気があり、また好奇心旺盛な様子がとても楽しい。

下巻は、日本を訪れたときのことなども書かれている。これは明日にしとこう。

エッセイとしてじっくり味わってよみたい本である。


僕の思いつき

自分がエッセイを書くとしたらどんなことを書くんだろう。ファインマンみたいなすごいエピソードはないけれど、それなりに面白い出来事はあると思う。

ブログは、そんな練習をする場所。日々の思いを楽しく綴ってみよう。



オススメ度

★★★★+ご冗談でしょう

読んで欲しい方

・物理がすきだった方
・ファインマンに興味ある方
・エッセイが好きな方

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2006年07月05日

英辞郎 第二版 ~ EDP + 高萩徳宗さんセミナー

   さくさく使えて、楽しい辞書。

書籍情報

英辞郎 第二版
英辞郎 第二版
posted with amazlet on 06.07.08
EDP
アルク (2005/02/26)
売り上げランキング: 1,057


本のひらめき

日々、英語と格闘しているビジネスパーソンは多いことだろう。そんな方にちょっとおすすめのソフトがこれ。

英辞郎Ver2。 パソコンにインストールして使うもので、さくさく動くのが気持ちいいい。130万語が登録されている。

「なんでも載っている辞書を作りたい」というグループEDPが製作したデーターベース、それがこの辞書。スラング、イディオムはもとより、映画、商標、人名、専門用語などさまざまな言葉が含まれている。

PDICというポップアップもなかなかよい。

使ってて面白い辞書、ついはまってしまう辞書・・・。日々パソコン画面に向かっている人にとってもおすすめ。


僕の思いつき

辞書を作るというのは、とっても楽しい。

辞書とまでいかなくても、自分の好きな言葉、格言、などを書きとめておくのはすばらしい。

先日、伝ちゃんセミナーで、ブースト・パートナーズの社長、小田さんにお会いした。その小田さんに気に入った言葉や、質問をいっぱい書きとめたものをちらっと覗かせていただいた。300以上あったなぁ・・・。
あ、これ小田さんの分身だ・・・なんて密かに感じた。
 http://www.boost-partners.com/

そう、自分で集める。

小資本成功実現研究会の下川浩二さんも、お気に入りの格言明言を集めていらした。今では独自の手帳術セミナーで引っ張りだこみたい。
 http://plaza.rakuten.co.jp/shimokawa

自分の血肉になると思えるものは、集めて・・・出す。
今日から始めてみようね! 1年後、Another自分がそこにいる。

(スタート宣言された方、メールくださいね)



オススメ度

★★★★☆+さくさく感

読んで欲しい方

・英語のパソコン辞書をもちたいと考えてる方
・英語の辞書に興味ある方
・ワーク環境をよくしたい方

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2006年07月04日

もっと儲かる全国手書きチラシ実例集 ~ 出村邦彦 + ファンタジー営業部


   手書きっていいね!

書籍情報

もっと儲かる全国手書きチラシ実例集
出村 邦彦
ハギジン出版 (2006/04/13)


本のひらめき

先日「もったいない」をキャッチフレーズに知事に当選された方がいた(滋賀県)。 そう、よのなかには「もったいない」ことがいっぱいある。

毎日、新聞にはいってくるチラシもそうだ。街角で配られるチラシ、セミナーやコンサートで配布されるチラシ・・・いろんなチラシがあるけれど、多くは見向きもされずゴミ箱行きになる。ぃひゃ、もったいない・・。

本書は、手書きチラシの成功事例集である。初めから終わりまで手書きチラシの実例オンパレード。しかも、それらは効果上々のすぐれものばかり。

チラシは広告代理店が作るもの。きれいに仕上げないと売れない。・・といった思い込みが結構ある。固定観念というやつだ。しかし、実は本書に紹介されたような手書きで思いをつづったものが意外と効果を発揮するらしい。

お国言葉や、店主の写真もいい。顔が見え、思いが伝わるチラシは、もう見ただけで楽しくなる。地元密着。あーあそこの店の店主さん、そうだったんだぁ・・みたいな親近感を生み出せるかどうか・・・そこに手書きチラシの工夫がある。もちろん、手書きすればいいというものではなく、気持ちや心が伝わる工夫がいるのだ。本書では、そんなコツも指南する。

本書の中で、ジ~ンときたチラシがある。平田薬局のミューちゃん便りという作品。(そう、チラシは作品なんだよね)

  当店では先日悲しいでき事がありました。
  皆さんにかわいがっていただいたミューが店の前の道路を横断中に
  車にはねられ亡くなりました。
  ・・・今は高原町の夢眠の里で眠っています。
  本当に長い間かわいがっていただき、ミューは幸福だったと思います。
  店の入り口にデブのミューがねそべっていると小学生の子供たちが必ず
  なでて登校していました。
  足元が寂しくなりましたが、ミューはいつものようにお店のいすに
  寝そべって皆さまの来店をお待ちしていると思います。・・・

というお店のデキゴトをニュース風に書いたもの。なんだか、用事がなくてもいきたくなってしまう。

心が伝わる暖かいタッチ、手書きのよさをもう一度見直してみよう。

なお、本書の前に出された第一弾「儲かる手書きチラシ作成術」もおすすめ!。
 http://tinyurl.com/f43zy
 

僕の思いつき

そういえば、ジェイカレッジのチラシ。以前は手書きで書いていた。けっこう気合が入って自分ながら気に入っていた。最近は、ちょっとおさぼりで、PCを使って作成している。ひな型をひとつ作れば後が楽だから・・・。でも、なんだか味気なくなっていたかも。

よーし、また手書きに戻ってみるかな~。



オススメ度

★★★★+手書きの味

読んで欲しい方

・チラシを配りたいと考えてる方
・手書きチラシの効果に興味ある方
・お店をもっとアピールしたい方

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2006年07月03日

斎藤一人天才の謎 ~ 遠藤忠夫 + 田坂広志さん講演


   天国言葉!使ってる?

書籍情報

斎藤一人 天才の謎
斎藤一人 天才の謎
posted with amazlet on 06.07.08
遠藤 忠夫
ロングセラーズ (2006/03)


本のひらめき

納税者番付No1、銀座まるかんの創設者、斎藤一人さん。
まだお会いしたことはないけれど、みょうに気になるおじさんである。

本書は、その斎藤一人さんのお弟子さん10人の内の一人、遠藤忠夫さんの半
生記。斎藤一人さんと出会って、人生が変わった遠藤さんが、その過程を紹介
した本である。一人さんが語ってくれた言葉が、どんな風に響いたのか・・・
その様子が語られている。

父親が病気で倒れ、学校の給食費も払えなかった著者は、貧乏の劣等感にずっ
と苛まれてきた。あるとき斎藤一人から聞いた、劣等感とさよならできる秘密
の方法、それは天国言葉で心を満たすことだった。

 感謝してます。
 ついてる。
 うれしい。楽しい。しあわせ。
 ありがとう。
 ゆるします。

ついてる。うれしい。楽しい。は、そういうことがあってもなくても、比較的言いやすい。ところが、感謝してます、ありがとう・・・は、言えそうでなかなか言えないことが多い。そして、許します・・・は一番難しい。

著者が車の教習所で上司からいじめられているとき、斎藤一人さんから「感謝してます」っていってごらんと勧められる。思ってもいないことは言えませんと著者は切り返すが、斎藤はこう付け加えた。

 心で思っていなくても、口から出せばいいんだから

実際、それを口にだしてから奇跡が起きて、ものごとが好転したという。

シンプルな心の習慣が、生活や人生を変える・・・そんなエピソードが、師匠と弟子のやりとりとして紹介されている。

ちょっと壁にぶち当たってる方、おすすめかも。僕達がもらった天才的な才能は、ちょっとした言葉で花開くことがあるから。


僕の思いつき

心で思っていなくても口にだす・・・・これが効果的だというのを、先日の佐藤富雄さんの講演で聞き、深く納得した。 http://www.hg-club.jp/

自律神経系は、「口にしたことが事実であるかどうかにかかわらず反応してしまう、また、主語(あなたは、私は)に関係なく反応する」らしい。

口に出した言葉は、相手以上に自分自身の体(自立神経)が反応するということだ。

先日、いつも利用するレストランで「これ、すんごくおいしいです!」ってウエイトレスさんに言ったら、いつもクールなその方がしみじみと喜んでくれた。プラスの言葉は口にしたとたん3倍くらいになって自分に返ってくるような気がしてますますうれしかった。

天国言葉を使うとき、もう一つ心にとめておきたいのは、「すべってもいいからやってみる」(リッツカールトン、高野さんから聞いた言葉)ということだ。すべっても、特段ひどいことはおきない。そのときは「ゆるしちゃおう」って思えば、またひとつ天国言葉が使える機会にもなる。素晴らしい!

毎日一つ、天国言葉を使うようにしよう。

さて、今日はどれにしようかな。ついてる、ありがとう、でいっとくか。



オススメ度

★★★★+天国言葉

読んで欲しい方

・プラスに変えたいと考えてる方
・天国言葉に興味ある方
・自分と周りを元気にしたい方

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2006年07月02日

1日1分!英単語 ちょっと上級 ~ 片岡文子 + K&Jカレッジ

頻度と間隔が決め手。

書籍情報


本のひらめき

メールマガジン「決め手はボキャブラリー!豊かな語彙を身につける方法」を購読している方も多いはず。本書は、このメルマガを母体にしてできた英単語の本、第二弾である。
 メルマガ: http://blog.mag2.com/m/log/0000127207

言いたいことが分っているのに、どういえばいいのか、単語はどれがいいのかなど迷うとき、僕たちはとってもフラストレーションを感じる。著者の片岡さんは、その原因をこう分析する。

ひとつは、英単語と日本語訳はセットになっていてもそのニュアンスを感じていないため。もう一つの理由は、アウトプットの実例が乏しいため。

本書はそうした人に、なるほど!と感じられるニュアンスの違いや、楽しい例文を提供する。一週間に5つの単語、たとえば examine とその仲間たちということで

 examine, study, investigate, inspect, inquire

が1日ひとつ、今日の単語として解説される。
これが、毎日つながりがあって実に楽しい。

30週あり、examine, answer, requrest, click, refuse, surprise, ・・・
practical と続く。

ちょっと上級をめざして、この本を手にしてみよう。


僕の思いつき

ボキャブラリーを効果的にアップする方法が紹介されている。
 自分の興味ある分野から攻める
 目に耳を連動させる
 類義語辞典(Thesaurus)を活用する
 段階的間隔想起法を使う

というもの。詳しくは本書を読んでいただくとして、最後の段階的間隔想起法というのがすばらしい。思い出す頻度を高く、間隔を徐々に広げていく工夫をポストイットで行うものだ。

何かの単語をポストイットに書きとめ、それを5分後、15分後、30分後、1日後、1週間後にめにつくように工夫する。なんか、こういうのを他の分野でもやってみたら面白そうだね。



オススメ度

★★★★★+ちょっと上級

読んで欲しい方

・英単語を増やしたいと考えてる方
・ボキャブラリーに興味ある方
・英語の力をアップしたい方

Posted by webook at 20:44 | TrackBack

2006年07月01日

ネットがテレビを飲み込む日 ~ 池田信夫・西和彦他 + 木村政雄

書籍情報

ネットがテレビを飲み込む日―Sinking of TV
池田 信夫 林 紘一郎 山田 肇 西 和彦 原 淳二郎
洋泉社 (2006/06)

本のひらめき

ライブドア、楽天などがテレビの会社を買収しようとしてなかなかうまくいかなかった。「ネットと放送の融合」とか言葉がニュース記事に踊った。その後逮捕劇などがあって、しばらくこの話はニュースの前面から消えた。

ところで、実際はどうなるんだろう・・・とまじめに考えたのが本書。2005年に設立された「情報通信政策フォーラム」のメンバーが、通信と放送の未来(融合)について、わかりやすく解説した本だ。

既存メディア(TV)の利権保護、技術的状況、著作権問題などが、5人の専門家の目で書かれている。

映像の世界もロングテールの蠢きがある。

 YouTube  http://www.youtube.com/watch?v=OQWxIrSRDQQ (←超・驚愕)
 Google Video http://video.google.com/ (You tube より重いかも)

など面白い動きもある映像とネットの世界。あなた創る人、私見る人という関係性がだんだん変わってきた。

西和彦さんの主張「NHKアーカイブはインターネットを通じて公開すべき」というのは、とっても賛成できる。そしたら視聴料を払わなかった人も自主的に払うようになるかもね。過去の番組でみたいのっていっぱいあるし・・。

ちょっと世の中の動きを整理して考えるのにいい本だね。


僕の思いつき

PodCasting, VideoCasting など、個人がかなり簡単にいろんなものを出せるというのは楽しい。

今考えているのは、会社の中でやりたいことを具体的な映像にして訴えるというもの。ワードで文章を一杯書いた企画書→パワーポイントの企画書→マンガの企画書→物語の企画書→動画の企画書 なんて発展したら楽しいね。

オススメ度

★★★★+融合か吸収か

読んで欲しい方

・ホリエモンの気持ちに興味ある方
・NHK視聴料について考えたい方
・ネット時代のテレビを考えてみたい方

Posted by webook at 17:30 | TrackBack

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