2007年05月05日

マンガ ウォーレン・バフェット ~ 森生文乃 + 杉原千畝(八百津町)

どうせ目指すなら、爽やかな大富豪になろう!

書籍情報

本のひらめき

ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット。ともに世界の長者番付の1、2を競う大富豪だ。2006年、バフェットは、ゲイツ財団に4兆円もの寄付をしている。大金持ち・・にもいろいろあるが、バフェットほど爽やかな富豪もいないのではないだろうか。

本書は、ウォーレン・バフェットの半生をマンガで紹介したもの。著者の森生文乃さんから、この文庫のもとになった単行本を直接頂いたのは2003年のこと、時を経てまた再び文庫本として読むことに・・。
 http://www.webook.tv/archives/2003/12/post_764.html

2003年に読んだときの印象は、バフェットが子どものころからビジネスの才覚を発揮していたことだった。6歳でコークを安く仕入れて売る商売をやっていたというからすごい。新聞配達もちゃんとマーケティングのツボを心得ていたようだ。

今回、改めて読んで印象深く感じたのは、61歳の時のエピソードで、投資先の企業破綻を見かねて経営を引き受けみごとに再生させた話だった。

61歳のとき、ソロモン・ブラザーズが、社員の不正事件をきっかけに企業の信用不安をきたし、国の財務省ほかさまざまなところから資格停止などの厳しい処分をうけていた。このずっと以前、ガイコ社の危機を救ってくれたのがソロモンだった。そこで恩返しをしようという気持ちが働き、バフェットは、危機的な状況のソロモンの経営を引き受ける。風前の灯火のような企業を引き受けたバフェットは、誠実な対応でみごと再生を果たす。そして、その後が実に爽やか。バフェットは、企業再生の報酬をたった1ドルしか受け取らずにさっと身を引いたという。あざやかな引き際だ。

大変なお金持ちなんだけれど、爽やか。そんな半生がわかりやすいマンガのストーリーで描かれている。


僕の思いつき

デイトレーダーでがっぽり儲けたよ・・・なんて若者もいることだろう。お金を儲けることは悪いことではないんだけれど、その後ろにある志や、心得が美しくないと、人生が蝕まれる。

お金もちを目指すひとは、ちょっとこのマンガを読んでおくといいかもね。

現在77歳のバフェットさん。一度会ってみたいね~。アメリカへいったら是非あってみよう。(6人くらい繋げば、なんとかなる)



オススメ度

★★★★☆+投資家魂

読んで欲しい方

・お金を活かしたい方
・美しい富豪になりたい方
・人を生かす仕事をしたい方

●今日のおまけ:( 杉原千畝 )

 杉原千畝(1900 - 1986)
  http://www.town.yaotsu.gifu.jp/spot/sugihara/sugihara.html

 日本の誇れる外交官の一人である。岐阜県加茂郡八百津町の出身。
 きのう、家族でその記念館を訪れた。

 ユダヤ人へのトランジットビザ発給により、約6千人もの尊い命をナチス
 ・ドイツの迫害から救った外交官。「日本のシンドラー」とも呼ばれる。
 帰国後、その独断の行動を良しとしなかった外務省はその職を剥奪する。

 それから20数年の後、元ユダヤ人難民の一人ニシュリ氏が命の恩人を
 捜し当て、再会をはたす。その後、イスラエル政府からも「諸国民の中の
 正義の人」として「ヤド・バシェム賞」を受賞する。

 GWの八百津町は、杉原千畝記念館を訪れる家族連れでにぎわっていた。
 同じ郷土の人にこんな素敵な人がいたなんて・・・・。

 我が家の子どもたちも本を読んでこの人のことを知っていてくれたようで
 なかなかいい社会勉強の機会になった。

 ちなみにMr.スギハラは1900年、1月1日生まれ。
 岐阜県にいらっしゃるときは、是非訪れてほしい場所のひとつ。

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2007年04月26日

屈辱と歓喜と真実と ~ 石田雄太 + パラカップ・マラソン

そうだったのか~

書籍情報


本のひらめき

WBC(ワールドベースボールクラシック)。もう1年以上前のことだが、今だにあのときの感動は忘れられない。王ジャパンが、優勝を決めた瞬間は、日本中が湧き上がったに違いない。

この本は、王ジャパンの舞台裏のドラマを克明に取材し、監督や選手の心情を描きながらルポした本である。また、あのときの感動が蘇り、さらに、その裏に隠されたエピソードに驚きが付け加わる。

ゴジラ松井は、なぜ参加しなかったのか、断ったときの気持ちはどうだったのか、チームがまとまっていくプロセスはどんな風だったのか、イチローが練習で猛ダッシュしたり、声をからしていたのはナゼか・・・など、あの時の感動の裏にあったエピソードが、TVのニュースなどとは違う視点から味わえる。

そういえば、優勝したとき、日の丸を手にしたイチローが王監督に歩み寄った。そのとき風で日の丸がふわっと二人を包み込んだシーンがあった。(僕もよく覚えている)

その中で、イチローは、王監督の次の言葉を聞いていたのだという。

 「ありがとう、君のおかげだ」

うーん(涙)。神様は素敵なドラマを演出される。
イチローは、君のおかげだ・・・というこの言葉で、すべてが報われたのだという。


僕の思いつき

ドラマは、いろんなところにある。多分、会社の身近なところにも。そういうものを、ドキュメンタリータッチで記録したり、スライドショーにしたり、YuTubeのような動画にしたり・・・「感動を残す」という行為もなかなか楽しい。

WBCのために集めたよせがきの本も、そんな一つかも。

ドラマチックに残す・・・という楽しい記録を、たくさん作りたいね~。



オススメ度

★★★★★+感動の舞台裏

読んで欲しい方

・WBCで感動された方
・感動をじっくり味わいたい方
・野球好きな方

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2006年12月17日

ハリウッド女優になったOL奮闘記 ~ 中村佐恵美 + くるみ割り人形

自分を信じる力・・・それをMoso力といいます。

書籍情報

ハリウッド女優になったOL奮闘記
中村 佐恵美
文藝春秋
売り上げランキング: 230474

本のひらめき

本書は、「自分の夢って一体何だろう?」という自問から弾け、大企業のOLを辞め、単身アメリカにわたり、子供の頃からの夢を実現した著者の奮戦記。コネなし、経験なし、言葉の壁あり、そんな著者は、いろんな障害に苦しみながらも自分の夢を実現させていく。そのプロセスは、いつのまにか読む人の気持ちを高揚させてくれる。

著者の人生を大きく前に進めたのは、シャーリー・マクレーンの「答えはすべて自分のなかにある」という一節だった。恋人にもらった本の中にあった。

OL時代、ふとしたおりに自問自答する二人の中村さん。

 私は何がしたいの?
 外国で生活するのは子供のころからの夢だったし、演劇勉強しにアメリカ
 へいってみら?
 ・・・・
 今自分にやらせなかったら、一生後悔するよ・・。

自分の内なる声にもうひとりの自分が同意したとき、著者は、行動していた。

アメリカにわたり、言葉や、社会にシステムなど慣れないことに苦労しながらも、自分を信じ、チャレンジしてく過程は、なんだかまるで映画のようだ。

オリバーストーン監督との出会いや、ハリウッドでのエピソードなど、私たちには遠い世界も垣間見れて楽しい。

Mosoが弾け、夢が実現する。素敵なエッセイにバンザイ!


僕の思いつき

夢を持とう、具体的なイメージをして書いておこう、・・・さまざまなアドバイスがある。この本を読んで思ったことは、さらに加えて、「自分を信じる力」みたいなものもあるなーということだ。

夕べ、田坂広志さんの「仕事の報酬」をぱらぱらとめくった。そこにはMoso系第一法則とも呼びたい素敵な言葉が書かれていた。

 求められるのは「無邪気さ」や「純粋さ」なのです。
 自分の描く夢の実現を無邪気に信じることのできる力や
 その実現をひたすら純粋に祈ることのできる力こそが
 求められるのです。

とあった。中村さんは、その無邪気さや純粋さを持っていた人に違いない。
Moso Comes True ! 

あなたの夢って、何ですか?



オススメ度

★★★★☆+すべては自分の中にある

読んで欲しい方

・夢を実現したい方
・夢が何かわからないって方
・実現したいことがいっぱいある方

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2006年09月11日

仕事と人生を熱くする,いい話 ~ 浜口直太 + 祝!藍ちゃん優勝

不可能は可能にできる! 

書籍情報

仕事と人生を熱くする、いい話
浜口 直太
インデックスコミュニケーションズ (2006/07)

本のひらめき

日本のフォレスト・ガンプと呼ばれる著者が、これからの若い人向けに熱く語
った仕事と人生のヒントである。

著者は、学生時代「浜口は、性格はいいけど、本当にバカだよな」と言われて
いたという。小学校のころも掛け算がなかなか覚えられず、いつも落ちこぼれ
状態だったらしい。理解力と記憶力が著しく劣っていた・・・からだという。

こうして超低空飛行をつづけた浜口少年に転機が訪れたのは高校3年のとき。
担任の英語の先生が、短期のホームステイを薦めてくれたことだ。
そして、その後はいくつかの奇跡が起きることに。
もちろん、ころがりこんだ奇跡はひとつもない。著者の心の持ち方と、努力の
結果として起きたできごとだ。

著者は、コンサル会社に就職し、アメリカの大学でMBAをとり、独立し、本
を執筆し・・・とすばらしい成功の道を歩んでいる。しかし、それが恵まれた
才能や環境でなかったところから生まれているところが、奇跡でもあり、また
それを知ることになる私達に大きな勇気と希望を与えてくれる。

著者は多くのメンターに出会い、努力し、そして人に与え続けてきた。そのこ
とが、今の成功につながっているようだ。「君の能力からは絶対に無理だ」と
いわれたことも、挑戦し続けた著者の半生記である。

 何もしないで、ああでもないこうでもないと考えていないで、
 そんな時間があるならば、まずやってみよう! まず行動しよう。
 行動すれば思わぬ運がついてくる。

 本気でやれば成果の出ない仕事も、楽しくない仕事もない!

 何のために働いているのですか?
 収入のため、生きがいのため、健康のため、独立するため・・・いろいろ
 あっていいと思います。しかし、大事なことは、仕事を楽しめているか
 どうかです。

 本物の人脈で大事なことは、「他利の精神」、要するに利己主義から脱却し
 他人を徹底的に応援すること。

などなど。浜口さんの奇跡の軌跡と、多くのメンターの言葉が心に響く。


僕の思いつき

著者は、ほんとうにたくさんの方と出会っている。すでに国際的に活躍する立
場から、著名な人がズラリと並ぶ。

 サム・ウォルトン、エドワード・デミング、ジョージ・ブッシュ、ロス・
 ペロー、ジェームズ・ベイカー、ハーブ・ケレハー・・・

しかし、著者が心から誇りにしたい人は、別にいる。人生のメンターの人たち
である。高校の先生、仕事の意義を教えてくれた会社の先輩・・・などなど。
人生のメンターに出会えることはとても大事だ。

著者は、その出会うコツも教えてくれる。

  まず自分自身が魅力的になれるよう工夫・努力することから始ります。
  そして、どんどんいろいろな人と会うのです。できれば尊敬できる人や
  成功した人に会うのです。

さて、若い方は、「自分が魅力的になる」なんてまだまだできっこないと思う
はず。でも、とっても簡単でいい方法がある。

  一生懸命吸収しようとする態度をとること

だ。学ぼうという姿勢は、誰から見ても清々しいし、爽やかだ。なーんだ、そ
んなことか・・・というものだけど、実はなかなかできない。恥ずかしかった
り、ちょっと勇気がいったり。
でもやれば簡単。まずは、そこからスタートしよう。ものすごく簡単、そして
効果抜群。

僕の身近にもそういう方がいる。例えば東大のAさん、ITベンチャーの社長
をしているWさん。教育・研修関係の会社を経営するWさん・・・みんな、そ
ういう爽やかな姿勢が全ての礎になっているような気がする。



オススメ度

★★★★★+本物の出会い

読んで欲しい方

・仕事にちょっと悩んでる若い方
・仕事が楽しい方
・自分を成長させたい方

●今日のおまけ:

( 祝!宮里藍ちゃん優勝 )

 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯、最年少で優勝を果たしました。
 いやーかっこよかったですね。日曜日のTVにくぎ付けになったお父さんも
 多かったことでしょう。
 
 最後にホールアウトしたとき、ウィニングボールをギャラリーに投げ入れる
 のかと思ったら、やおら、キャディーの男性に渡していた。
 あれれ? と思ったのですがこれにはワケが・・・ 
 ウエブのニュース記事にこうありました。

  ≪学生キャディーも笑顔≫急きょ4日間バッグを担いだ学生キャディーの
  高橋皇太さん(21=小樽商大4年)は、ウイニングボールとフラッグを
  宮里からもらい「家に大事に置いておきます」と喜んだ。

 なるほど! 専属キャディが体調不良のため交代。学生アルバイトの登場と
 なったらしい。

 藍ちゃんのインタビューも、しかし実に堂々としていて清々しいです。
 公式ウエブサイト: http://www.ai-miyazato54.com/

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2006年08月29日

俺が、つくる! ~ 岡野雅行 + かたづけ士!?

挑戦しなけりゃ失敗もないが、成功はもっとない。確かに!

書籍情報

俺が、つくる!
俺が、つくる!
posted with amazlet on 06.09.17
岡野 雅行
中経出版 (2006/09/01)


本のひらめき

本書の著者岡野さんは、社長さん。でも自分では代表社員と名乗っている。世界一の金型・プレスの達人である。痛くない注射針をはじめ、世界でただ一つというものをいっぱい作ってきた。なにしろ、みんながあきらめて出来ないものしか、作らない・・・んだから。

岡野さんの、おいたちから、様々な製品開発の過程、そして仕事に対する矜持みたいなものが、熱く語られている。岡野さんの「仕事の哲学」である。

 俺は、他人の仕事を盗ったことはない。
 なんたって、うちの品物が一番高いんだから。

 「できない」といわれると、がぜん、成功してみせると燃えてくる。

 井戸を最初に掘った人を大切にしないと相手にされなくなる。

 何もないところから発明なんてできない。最初はみんなコピーから始る。

などなど、岡野節がとても爽やかに展開している。

ものづくりの業界でない人も、仕事の矜持を感じられる素敵な一冊。


僕の思いつき

せっかく仕事についているのなら、誇れる仕事をしたい。普通の仕事じゃなくて命がけで取組めるような・・・・そんな世界をつくりたいね。

そんなものは、そうはない・・・確かに。
しかし、そこらじゅうにいっぱい転がってもいる。

JR東日本には、日本一の売り子のお姉さんがいるし、名古屋には日本一不思議な会社もある・・・
きっと、日本一のそうじのおばさんもいるし、日本一感動を届け続けている宅配のおにいさんや郵便配達の人もいる。

どこで勝負するかは、僕達次第。

うっしゃぁ、日本一(世界一でもいいけど)のxxになろうぜ。



オススメ度

★★★★★+痛くない注射針

読んで欲しい方

・仕事の哲学をもちたい方
・仕事がすきな方
・自律した仕事をしたい方


●今日のおまけ:

( かたづけ士!? )

(スッキリ・ラボ代表、かたづけ士).の小松易(やすし)さんが、ついに出版です。
  http://kataduke-shi.way-nifty.com/m1/
 8.30日発売だから、あしたですね! パンパカパーン!。オメデトウゴザイマス!

 お部屋が片付かない、会社のデスクが書類でいっぱいの方、(ぼ、僕のことだ)汗
 スッキリしてみたいですよね。
 そんな方オススメです。 

 本は、「これでスッキリ!! そうじかたづけ練習帳」

 その記念パーティがあります。

 日時:9月16日(土)14:00~17:00(13:30会場)
 場所:ヘイズ銀座(下記案内図またはhttp://www.heiz.jp/map.html)
 会費:5,000円(セミナー、本、ドリンク代含む)

 時間あけといてねー。詳細はまた・・・

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2006年08月03日

10歳から起業すると決めていた ~ 鶴岡秀子 + ボクシング

誰からだって学ぶことができます・・・

書籍情報


本のひらめき

鶴ちゃん。大好きなそして尊敬するアントレプレナーのお一人。ジェイカレッジにもきていただいた。

鶴ちゃんと出会うきっかけになったのは、「感動タクシー」のエピソードだった。鶴ちゃんのメンターでもある福島正伸さんのお話である。
都内で会食したとき、本書のタイトルにもあるように「私、10歳のときから起業しようと思ってたのよ」とお話を伺って驚いてしまった! うそっ!うひゃ!みたいな感じで。

本書には、なぜそんな小さいころから起業の思いがあったのかや社会に出てからの仕事への取り組みや起業物語などが語られている。鶴ちゃんの講演を聞いているような親しみのある語り口がとってもいい。

起業とかアントレプレナーシップに限らず、働くとは何か?、仕事ってどういうことなの?といった深いところの気付きをもらえる素敵な本だ。

 人と違うことを始める勇気をもつこと。

 すべては自分が選んだこと。よい結果も悪い結果も。

 苦手意識ではなく、未熟意識をもちなさい。

 夢だから実現しないのではなく、夢しか実現しないのです。

 夢は人に話すと大きくなる。(福島さんの言葉)

 ビジネスというのは究極は人間関係作り。その原則は「自分から始める」こと。

 会う人全てを先生と思いなさい。(子どもの頃からの教え)

などなど、ぼくはいっぱい素敵な言葉をいただいた。

アパレル系に就職(そこで記録的な売上で売れっ子に)、外資系コンサル(ここでも売れっ子)、IT系のコンサル会社創業、伝説のホテル事業の起業・・・と次々と夢を実現している鶴ちゃん。いつ会ってもほんとに楽しそう。
 
素晴らしい気付きと元気がもらえる素敵な本! すんごくオススメ!

(ちなみに、しんちゃんのMosoの話をちょこっと書いていただいている。
 ビックリだけど素直にうれしいにゃ~)


僕の思いつき

鶴ちゃんの親は、とっても腹が座っている。大学進学を前にした3者面談でのお母さんの言葉が端的。いくら付属高校といってもいまのお嬢さんの状態では大学にはいけませんよ・・・という先生に対し、お母さんはこう言った。

 「先生、大学大学とおっしゃいますけどね、そんなにおっしゃるなら結構です。
  うちで大学作りますから。」

うち(我が家)で大学つくっちゃう!なんて言えるお母さん、すごいよね。

またお父さんが楽しそうに仕事をする姿からも、いろんな学びがあったという。

「制約に縛られる発想」から無縁で成長することができた・・・という鶴ちゃん。この親にしてこの子あり・・である。

子を持つ親として、なんだかたくさんの気付きがあるなぁ。

福島さんも言っていた。家に帰って「いやー、今日もサイコウに楽しい仕事だった。明日までガマンできないから、またいってこよ」なんて言えるくらいがいいねと。

ワクワクして仕事をしている親(あるいは先輩)をみて育つというのは何より素晴らしい教育の機会。

そういうお父さんでいよっと・・・。

それから、鶴ちゃんみたいに自分を、自分の仕事を、語れる人にもなろっと・・・。

うん、また鶴ちゃんセミナーを企画しよう。



オススメ度

★★★★★+夢しか実現しない

読んで欲しい方

・ビジネスを始めたいと考えてる方
・アントレプレナーに興味ある方
・世の中を元気にしたい方

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2006年08月01日

美しい国へ ~ 安倍晋三 + 伝ちゃん@KIT

爽やかさと潔さと心意気

書籍情報

美しい国へ
美しい国へ
posted with amazlet on 06.08.05
安倍 晋三
文藝春秋 (2006/07)


本のひらめき

政治家の本は、いろんな意味で色眼鏡で見られる。次の選挙に有利にしたいのではないか・・政党の宣伝をしたいんじゃないだろうか・・などなど。

これまで政治家の本で注目を浴びたのは、古くは田中角栄氏の「日本列島改造論」、細川護熙さんの知事時代の本「鄙(ひな)の論理」、小沢一郎さんの「日本改造計画 」などいろいろある。

今回は、日本の首相目前の安倍さんの本である。僕も少し腰を引いて手にしてみた。・・・しかし、なんとも爽やかで、きっぱりした内容が書かれている。

靖国問題、拉致問題、安全保障問題などの外交に対する姿勢や考え方、年金、少子化、教育問題など、自身の考えを非常に分り易く語っている。

実に明快な立場とスタンス。批判を恐れずきっぱりと自分の意見を表現するのはなかなか勇気がいる。そこに、潔さを感じる。己の信ずるところを堂々と述べることは政治家にとっては重要なことだ。

また自身の個人的なこと(子どもがいない、3丁目の夕日の感想など)も書かれており、政治家にありがちな胡散臭さがないのもいい。

この人が首相になる確率は非常に高い。
普段、テレビや新聞記事を通じて知る情報は、とても断片的。
一冊の本で、安倍さんの人となりを知っておくのもいいかもね。

「政治は未来のためにある」という安倍さんの人となりが見えるかも。


僕の思いつき

実は安倍さんは同年代。岸伸介首相を祖父に、安倍晋太郎外務大臣を父にもつサラブレッド。方や祖父は農業、父は大工という僕。育った環境はちょっとだけ違うが、日本がたどってきた社会の変化は同じ。本書にでてくる東京オリンピックや政治的出来事など同時進行で体験してきたから、いろんなものが共感できる。

あれ、しんのすけは自民党派なの?って思われるかもしれない。残念ながらそれはハズレ。政治には無頓着な僕。いわゆる無党派層に近い。昔で言えばノンポリってやつ。

しかし、この人をどう見たか・・・をはっきりいうのもいいかな・・・と本書を読んで思った。自分の感じたことや思いをきっぱり話す潔さもいいなと。

政治家は長い歴史の中で、その存在価値を問われる。歴史観や世界観・・そういうものが政治家には必要だと思う。その意味では、なるべき人が次の総理大臣になるのかもしれない。

ちょいといいですぜ、安倍さん。



オススメ度

★★★★★+誇と信念

読んで欲しい方

・この国をよくしたい方
・日本がすきな方
・よい政治を行ってほしい方

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2006年02月22日

イチロー思考 ~ 児玉光雄 + SHC

クールに、ホットに

書籍情報

イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫
児玉 光雄
東邦出版 (2004/12)
売り上げランキング: 11,508


本のひらめき

『50歳のシーズンを終えたときにね、こういいたいんですよ。
 まだまだ発展途上でうからって』

メジャー1年目を終えたときのインタビューコメントだそうだ。イチローは、クールで謙虚。

『学校の授業が終わったらすぐに帰ってくるから、
 お父さん、僕に野球を教えてちょうだい。』

これは小学3年のとき。それ以後7年間、バッティングセンターに通うことになるきっかけになったという言葉だという。

どちらも、それほどたいした言葉ではない。(というと語弊があるけれど)誰でもそういう言葉を吐くときがあった(ある)ような気がするからだ。

目の前にある一見つまらないように思える小さな仕事を根気よく積み重ねること・・・と著者の児玉さんはいう。

孤高をつらぬくイチローの姿に学ぶことは多い。


僕の思いつき

『パワーはいらないと思いますね。それより大事なのは自分の「型」をもって いないといけないということです。』

イチローが、しばらく前にTVドラマ(古畑任三郎の犯人役)に出ていた。TV向けの演技もあったであろうけれど、イチローはやっぱりイチローだったような気もする。なんともいえない「型」があった。

さて、僕の型はなんだろう・・・

  なんでも融かす自然体
  人畜無害な霞み流
  ごくごくフツウーのおじさん
  気楽なノリの楽天思考
  元気のでるMoso家

うーん、なんかパリっとしないね。笑 でも、それもいいかな。笑

自分の型をちょっと表現してみない?



オススメ度

★★★★+ICHIRO

読んで欲しい方

・孤独がすきな方
・イチローに興味ある方
・自分を元気にしたい方

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2005年12月18日

役に立つ落語 ~ 山田敏之

イタ・ラクゴアリンス

書籍情報

本のひらめき

著者は、40年ほど前ある半導体を発明した人である。ソニーマグネトダイオード(SMD)と呼ばれ、エサキダイオードの再来かと当時、マスコミでも騒がれたらしい。

ソニーでエンジニアとして勤めてきた著者は、部類の落語好き。いつか落語の本を・・という思いがかなって出てきたのが本書だ。ただし、落語といっても技術者的な視点で、落語の面白さと会社での生業、技術のことなどが繋がったちょっと楽しい内容になっている。

随所にシャレがあって楽しい。

「落語は、疲れた心を癒すというだけでなく、人間理解という点でもずいぶん役にたってきた」と振り返る著者は、本書を「役に立つ落語」と命名。

こし方を振り返るエッセイだが、なかなか面白い。

SONYの社長を務め、かつオーケストラの指揮者としても有名だった大賀さんについてこんなエピソードが紹介されている。

 「けれど私だって、大賀さんの半分くらいの線まではいっているんだよ。
  だって彼はコンダクターだけど、私の専門はセミコンダクター(半導体)
  なんだから。」

ゴルフがなかなか上達しないという著者は強がりをこんなジョークにする。

 「今度のコンペでは、72で回ってみせらぁ」
 「72はいけないよ。頭がパーになっちまう」

マジメひとすじの研究者も「落語(笑い)」というエスプリで、一味違う道をきわめてこられたようだ・・・。


僕の思いつき

一日、ひとつ楽しい冗談を言ってみるのもいいね。
では、ここで・・・

 坊やとおじさんの会話:

   ねぇ、坊や、おじさんの車をおしてくんないかぇ
   やーだね。
   なにぃ、生意気だねこの子は・・
   だって、ぼくまだ「おさないんだもの」
   アハハハ、まいった、まいった。

笑うカドには福来る。



オススメ度

★★★★+落語に学ぶ

読んで欲しい方

・笑いの達人になりたいと考えてる方
・落語に興味ある方
・ジョークこだわりのある方

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2005年12月06日

話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 ~ 長尾剛

おいどんはシャイでごわす

書籍情報


本のひらめき

西郷隆盛は、非業の死を遂げた人だが、その人徳から好感をもって語られることが多い。上野の動物園に犬をつれた銅像がある。見るたびに、はて、西郷さんはどんな人でごわしたか・・・ちょっと知りたいと思っていた。

そこで、この本、「西郷南洲翁遺訓」。しかも話し言葉で読めるというから素晴らしい。

「西郷南洲翁遺訓」というのは、本編41項目と追加分2項目があり、リーダー論、政治論、経済論など様々なことが語られている。語られているというのは、まさに言葉とおり西郷さんが語った内容を、庄内藩士(山形県)がまとめ
たものである。

鹿児島(薩摩)の西郷ドンの話を、なぜ、山形県(庄内)の人が?・・と不思議に感じる。これには、あるワケがある。

幕末に薩摩藩と戦火を交えた庄内藩は、負けてしまう。しかし、勝者の薩摩藩(西郷)は、庄内藩の藩主と一部藩士の謹慎を命じただけに留めたという。
理由は、戦いが終わった今、なおも敗者を痛めつけるのは人の道に反するというもの。西郷さんの慈悲の計らいだった。全員切腹を覚悟していた庄内藩の武士たちは、拍子抜けすると同時に、その寛大な西郷さんに深い感銘を受ける。

そして、維新後、旧庄内藩の人たちは西郷を心から慕い、日本列島を縦断して鹿児島留学をつづけ、西郷の教えをうけたという。それをまとめたのが「西郷南洲翁遺訓」である。おぉー。

学問の意義、才覚と徳、地位の無意味さ・・・など深い思索が吐露されたものだ。

味わい深いものが多い。


僕の思いつき

一番見つけたかったのは「始末に困る人」という講話。30番目に出て来た。

 命もいらぬ、名も要らぬ、官位も金も要らぬという人は、始末に困る
 ものです。しかし、この始末に困る人でなければ、艱難辛苦をともに
 して、国家の大事業を成し遂げられないのです。

ほんとに始末に困る人も困るけど、大事を成し遂げる困る人は、すこしはいたほうがいいね。少しでもいいから・・・

ちなみに、西郷さんは意外にシャイだったらしい。



オススメ度

★★★★+徳と才覚でごわす

読んで欲しい方

・人徳のあるひとになりたいと考えてる方
・歴史に興味ある方
・時代を動かしてみたい方

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2005年12月01日

夜回り先生 ~ 水谷修

本気は、通じる

書籍情報

夜回り先生
夜回り先生
posted with amazlet on 05.12.03
水谷 修
サンクチュアリ出版 (2004/02)
売り上げランキング: 9,577

本のひらめき

ジェイカレッジの副校長先生(Oさん)に貸していただいた本。

著者の水谷先生は、夜間高校の先生だ。教師生活のほとんどを非行少年や薬物におぼれた生徒らの救済にささげている先生である。

ひとこと、スゴイ!

どうしようもない自分を理解してくれる人を待っている人が、たくさんいる。

「おれ、イジメやってた」

「おれ、暴走族やったた」

「私、援助交際してた」

そいういう少年少女たちの横に座って、水谷先生は、こう言う。

「・・・いいんだよ」

しかし、たったひとつ「死ぬこと」だけは許さなかった。

身を挺して、かれらの人生を救ってきた先生も、やはり、人間。幾多の悲しい場面にも対峙している。

この本は、そんな先生のいきざまを描いている。

僕なんか、まだまだ・・・と思った。


僕の思いつき

ヤンキー先生や水谷先生、日本には多くの素晴しい先生がいる。
そして、みんな「本気」でことにあたっている。

本気は、すごいことを起す力をもつ。

とっても勇気をもらった。

水谷先生、ありがとう!



オススメ度

★★★★★+いいんだよ!

読んで欲しい方

・誰かの役にたちたい方
・非行少年の更生に関心ある方
・生きる勇気がほしい方

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2005年10月20日

やらまいか! ~ 大須賀正孝

やらまいか!

書籍情報

やらまいか!
やらまいか!
posted with amazlet on 05.10.29
大須賀 正孝
ダイヤモンド社 (2005/05/26)
売り上げランキング: 42,207


本のひらめき

やらまいか、というのは「やったろうやないか」という静岡県(遠州)の方言。

本書は、トラック1台から上場企業を育て上げた社長、大須賀さんの一代記。

オレは・・・という一人称で、これまでの破天荒なエピソードが語られている。

読んでいるとドラエモンにでてくるジャイアンみたいな印象をうける。

3PL(サードパーティロジスティック)というお客様志向のコンセプトをとりいれ業績を伸ばしてきた会社である。

問題発生のときは、とことん考え抜いてガガーっとやる・・そんな雰囲気がある。

若い頃はボクサーをめざしたという社長は、けっしてあきらめないのが信条。ここがいいねー。


僕の思いつき

この会社の名前はハマキョウレックス。 

  → http://www.hamakyorex.co.jp/

社長の経営哲学はここで読める。

  → http://www.hamakyorex.co.jp/osuk/index.html

さて、我が社の哲学は何か。整理してもいいねー。



オススメ度

★★★☆+ジャイアン

読んで欲しい方

・起業の達人になりたいと考えてる方
・3PLに興味ある方
・トラックに関心ある方

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2005年10月09日

佐賀のがばいばあちゃん ~ 島田洋七

めっちゃくちゃ・・・泣けます。

書籍情報

佐賀のがばいばあちゃん
島田 洋七
徳間書店 (2004/01)
売り上げランキング: 633


本のひらめき

かつてB&Bという漫才コンピで80年代の漫才ブームを巻き起こした著者は、こんどは涙と笑いの素敵な本を私たちにプレゼントしてくれた。

読んでいてなんども泣いた。自宅にいたので子どもたちに分らないようにこそこそと読んだ。汗;

昭和33年、まだ8歳の少年昭広(島田さん)は、佐賀県に住む母方のおばあちゃんちに預けられた。広島から汽車にのって遠くまで行った先にはとんでもなく貧乏な生活がまっていた。しかし、その家には妙に明るい貧乏があった。本書には中学を卒業するまでのエピソードが綴られている。佐賀に住んでいたおばあちゃんこそ、「がばい(すごい)」ばあちゃんである。

佐賀のど田舎にあるばあちゃんの家。貧しいながら豪放磊落に暮らすおばあちゃんは、著者の人生に大きな影響を与える。

おばあちゃん語録は素晴しいものがいっぱい。

  「貧乏には2通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。」

まさに明るい貧乏の極地をゆくがばいばあちゃん。学校の勉強についてこんな会話が紹介されている。

  ばあちゃん、英語なんかさっぱり分らん。
  じゃあ、解答用紙に「私は日本人です」って書いとけ
  漢字も苦手で・・
  「ぼくはひらがなとカタカナで生きてます」って書いとけ
  歴史も嫌いでなぁ
  歴史もできんと? じゃぁ「過去にこだわらいません」って書いとけ
  
実際にやった昭広は・・・それをやって殴られたとか。

運動会にお弁当を取り替えてくれた学校の先生、豆腐屋さん、野球部の仲間などたくさんのエピソードで泣いてみよう。


僕の思いつき

本書は映画化が決まっている。これは絶対おすすめ。来週公開だそうな。

がばいばあちゃんの情報はこちらに:

 http://www.gabai-baachan.com/index.html

ジェイカレッジに洋七さん、ジェイカレッジにきてくれへんかなぁ・・。



オススメ度

★★★★★+明るい貧乏

読んで欲しい方

・感激してみたいと考えてる方
・B&Bに興味ある方
・泣ける話が大好きという方

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2005年09月19日

経営者を格付けする ~ 有森隆

わくわくする方法ってないの?

書籍情報

経営者を格付けする
経営者を格付けする
posted with amazlet at 05.09.19
有森 隆
草思社 (2005/08)
売り上げランキング: 8,325


本のひらめき

レストランにはミシュランの格付けが、

企業には企業格付けがあるように、そのトップ経営者も格付けしちゃおう、というのが本書の企画。

45社のトップ経営者が登場する。あれ、うちんちの社長がいない・・・という方も多いと思うが、理由はピックアップの条件が、「著名である、メディアなどによく登場する」「経営者情報が十分に公開されている」「アナリストなど専門家の間で評価が高い」というものだからだ。隠れた素晴しい経営者はもっとたくさんいるが、こうした理由で登場していないことは心得ておこう。

さて、格付け評価の要素は5つ。

  状況判断力 ~ 新規事業への進出や既存事業からの撤退
  目標設定力 ~ 社員がやる気になる目標設定
  決断力 ~ 最後は一人で決める。
  遂行力 ~ 決算数値に表れる
  後継者育成力 ~ 晩節を汚さない潔さと、後継者の育成

トヨタの張副会長、日産のゴーン社長から楽天の三木谷社長、ライブドラの堀江社長などまで45人。

格付けは著者の独断というが、なかなかいい線をいっているかも。


僕の思いつき

わが社を次代に譲ろうか・・・などと検討中のトップの方は、自分なりに後継者候補の格付けをしておくのもいいねぇ。



オススメ度

★★★★+格付け

読んで欲しい方

・よその社長を知りたい方
・うちの社長に興味ある方
・格付け大好きという方

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2005年07月24日

経営の行動指針・新訂 ~ 土光敏夫/本郷孝信

社員は3倍、重役は10倍・・・

書籍情報

経営の行動指針―土光語録
土光 敏夫 本郷 孝信
産能大学出版部 (1996/03)
売り上げランキング: 4,341


本のひらめき

この本と出合ったのは、トリンプインターナショナルの吉越社長のお蔭である。
早朝会議の見学をした後インタビューのお時間をいただいた。そのとき、「トリンプの経営理念とかはどんな感じなんですか?」という質問に対し、吉越さんは、
 「うちにはそんなものはありません!」
と言下におっしゃった。そして、やおらこの本を取り出して見せてくださったのだ。

読んでみると、吉越さんが好きでたまらないとおっしゃった理由がよく分った。この本には、土光さんの経営や事業運営に対する哲学が凝縮されている。

 *顔をみたらコミュニケーションを行え。廊下の行きずりでも書類一枚分
  くらいの連絡はできる。

 *部下の情報が上司のもつ情報と等しくなるくらい密着したコミュニケー
  ションをやれ。

 *穴を深く掘るには幅がいる。

などなど、とても心に響く言葉がある。そしてその補足(本郷さん)がまたいい。
 
期待される社員像は「変化に挑戦しうる人」だとして、変化について語るところがある。曰く、変化には3つの要素があるという。

 断層性:現在の変化は過去の変化から質的に飛躍して繋がらないことがある
 波及性:一つの変化がその領域で留まらず、横へ波及し意外な結合が起きる
 加速性:過去が算術級数的だとすると、現在は幾何級数的である

なるほどー。

そういえば、トリンプの吉越さんも土光さんと同じく、「上も下も同じレベルの情報をもつようにしています」とおっしゃっていた。上が現場のマナ情報まで持つことは大変な努力がいるし、またあらゆる情報を隠さないで部下に伝えることもこれまた腹の据わった対応が必要だ。うーん、学ぶこと多し!

吉越さん、素晴しい本のご紹介ありがとうございました!


僕の思いつき

この本の初版は昭和45年(1970)というから35年も前のこと。重版を重ねてロングセラーとなっているという。本書は、新訂版である。編者の本郷さんは東芝で土光さんの謦咳にふれ、それを社内報「東芝ライフ」に土光語録を連載した人である。(松下幸之助翁と江口克彦氏のような関係か?)

もし、身近にすんごく尊敬できる人がいたら、その人の言動を記録しておいてもいいね。そういうすごい人がいたら、できるだけ懐に飛び込んで近くにいるといいかもしれない。

望めば叶うね、きっと。



オススメ度

★★★★★+目刺をめざす

読んで欲しい方

・土光さんを尊敬している方
・土光さんってだあれっという方
・偉大な先人の心に触れたい方

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2005年05月06日

ハワード・ヒューズヒコーキ物語 ~ 藤田勝啓

歴史に残る・・・

書籍情報

ハワード・ヒューズヒコーキ物語
藤田 勝啓
イカロス出版 (2005/03)
売り上げランキング: 22,253
通常24時間以内に発送

本のひらめき

以前、ロサンゼルス郊外のロングビーチ港で、大きな水上飛行艇の展示を見に行ったことがある。それほど興味はわかなかったが、ちょっと印象的だった。
なにしろ木でできているのだから・・・。

スプルスグース(木のガチョウ)という愛称の輸送用水上飛行艇である。これを作ったのがハワードヒューズ。この本の主人公である。

彼はテキサス州ヒューストンに生まれ、18歳の時に父から受け継いだ莫大な遺産をもとに映画や航空の事業を起す。

その物語である。

今やってる映画「アビエイター」はこのヒューズの物語だ。

映画を見た人もこれからの人も、本書を読んでこの破天荒なおじさんの人生を垣間見てみよう。


僕の思いつき

旅に出て面白いのは、その土地や人物に関する予備知識があるときだ。うん、それ知っている。え、なんであんたがそんなこと知ってるの? みたいなノリでいけたら楽しい。

映画もその背景にある歴史や人物に造詣があると、より興味がわく。

知識は楽しみである。

GWにどこかへでかけるなら、ちょっとだけ予習していこう。



オススメ度

★★★★+アビエイター

読んで欲しい方

・飛行機が好きな方
・アビエイターを見た方
・ロスに遊びにいく方

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2005年04月04日

80人の海外成功物語 ~ 内田麻衣子/飯田かすみ

私はここで生きている

書籍情報

80人の海外成功物語
80人の海外成功物語
posted with amazlet at 05.04.09
内田 麻衣子 飯田 かすみ
光文社 (2005/03/25)
売り上げランキング: 2,448
通常1~2週間以内に発送

本のひらめき

バークレーにある富士山ドットコムの相内さんを訪ねたとき、「JINA」のことを聞いた。JINA(ジーナ)とは、アメリカで生活している日本人向けの情報コユニティーである。そこで記事にされた内容を本にしたのがこれだ。

アメリカで起業した人、アーティストとして生きる人、医療や癒しの最前線で活躍する人、ボランティアに生きる人などなどさまざまな生き方がある。

へぇーそんな仕事もあるのかぁ・・というイエローページとしての見方もあるのではないだろうか。

なんとなく就職試験を受けてる人、とりあえず名のある会社に入ればなんとかなるさと思ってる人がいたら(純くん、君もそうかもね)ぜひ読んでみてほしい。

好きな自転車で起業した元サラリーマン小野昭さんの言葉が印象的だ。

 やりたいことは夢として保管しない!

自転車にはまっていた小野沢さんは日本の自転車メーカー各社に「アメリカに子会社はいりませんか?」と電話をかけまくったという。もちろん門前払いがほとんどだったが、情熱は運をひきよせる。一社あった。栄輪業。やがて、マウンテンバイクならこの人しかいない・・・という独自のポジションを築くことになる。もう一つの言葉も気に入った。

 プラス思考とプラスの態度がプラスの結果を出してくれる!

なるほど。

この本に登場する人はすべて海外で活躍する人だ。夢を実現する場所は日本だけじゃないってことだね。そういう時代になってきた。


僕の思いつき

この本に登場する方は魅力的だ。会いに行こう。

小野沢さんはシアトル在住だ。シアトルはたまに行くし今度会ってみよう。また、アーティストの市川江津子さんはガラスアートで独立している。この方もシアトル。
ハワイ在住のボディセラピストの星野パワーズ知香子さん。
マリンバ奏者の高田直子さん(ロサンゼルス)も魅力的。

うし、会いにいくぞ!

あれれ、女性が多いな・・・・ま、いっか。笑



オススメ度

★★★★★+80人+α

読んで欲しい方

・海外に行きたい方
・自分の居場所をみつけたい方
・就職で悩んでる方

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2005年03月11日

一人で20人分の売上!新人ツルちゃんの接客営業 ~ 鶴岡秀子

お客様を好きになる・・・すべてはここから。

書籍情報

一人で20人分の売上! 新人ツルちゃんの接客営業 お客様に「ありがとう」と感謝される幸せな仕事
鶴岡 秀子
ダイヤモンド社 (2005/03/04)
売り上げランキング: 174
通常24時間以内に発送

本のひらめき

本書は、営業ノウハウの本ではない。もっと奥深いもの~仕事とどう立ち向かうのか、どう生きるのか~みたいなものがにじみ出ている。感動的な内容がある。この本に出会ってよかった!きっと読後にそう思えるはず。

本書は、著者のツルちゃんが、アパレルのお店に入社して1年間に起きたこと(経験)をもとに書かれている。新米販売員のツルちゃんが1年後、どうして20人分の売上を一人で出せるようになったのか・・・その成長の記録だ。

 お客さんのことを第一に考えて接客する

 営業=売上+お客さんへの感謝

 まずお客様、そして仲間、に何ができるか

 本当のお客様にサクラになってもらう

 顧客満足を上げるためには店長も使っちゃう

 お客さまの「タンス在庫」も把握する

などなど、アパレルに限らずどんな業界にも通じる接客の心得。営業や接客がビジネスの重要な場面であることはだれもがわかる。わかるけれど、本当のところが分からない。だからこそ、ツルちゃんのように、その現場で成長できることはとっても素晴らしい。

ビジネス経験をつむなら、営業の現場が一番・・・とは、先日、トレンドプロの岡崎社長に伺った言葉。まさにそれを実感させてくれる。

そして、人は「成長することが一番うれしい」という田坂さんの啓示にも通じる。この本を読んで、なんだかとてもウキウキしてきた。

ツルちゃんが一年の素晴らしい「成長」を遂げたあと、部署を卒業することになる。そして、そのとき起きた素晴らしい出来事。
それは、店長がベストマネージャー賞を受賞したこと、お店の業績がぐんと伸びたこと・・・いろいろあったが、多分一番はこれ・・・
信頼してくれたお客様から、「みんないただくわ」といっていただいたことではないだろうか・・・。ツルちゃんのコーディネイトだから間違いない、すすめてもらった洋服は全部買っちゃいます・・こんなうれしいことはない。

新人さんが駆け抜けた一年。そのお店でおきた「成長の記録」は、職場の人やお客さんなどすべての人にとって「伝説の記録」になっているに違いない。

超~~おすすめ!


僕の思いつき

実は、この本の著者ツルちゃとは、本が出る前にお会いした。とっても元気な方である。本書に書かれたアパレルでの営業プロの成長記録は、伝説的なストーリーだ。

今また新たな伝説(伝説のホテル)を作るために奔走中だ。このホテルは僕も心から応援したい。いつか新たな伝説の本がでることは間違いない。またそれも楽しみである。

ツルちゃんの人生のテーマは

  出会うこと、起きることのすべてに意味を見出し、
  発展させる努力をすること

だという。全ては必然。奇跡の一瞬を大事にしていきたいねー。

さて、あなたの「伝説」になるストーリーは何だろう・・・。ぜひまとめておこう。もし、まだなら、My伝説のシナリオを作っておこう。



オススメ度

★★★★★+伝説の成長軌跡

読んで欲しい方

・仕事を成長の場だと思ってる方
・会社を学校だと思ったことがある方
・お客様に喜んで欲しい方

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2005年03月09日

「愚直」論 ~ 樋口泰行

成功=(熱意x経験)+愚直

書籍情報

「愚直」論  私はこうして社長になった
樋口 泰行
ダイヤモンド社 (2005/03/04)
売り上げランキング: 27
通常4日間以内に発送


本のひらめき

熱い人である。

カバーの顔写真からも、実直で正義感にあふれ、決めたら絶対に折れない・・そんな雰囲気が伝わってくる。「愚直」とは多分に謙遜を含む表現だが、著者にぴったりフィットする言葉のような気がする。

本書は、45歳で6000人規模の企業のトップになった著者の半生記である。魅力的なリーダーの本を読んで、その企業を応援したくなる・・・ひさびさにそんな印象を持った本である。

著者の樋口さんは、大阪大学工学部(電子)を卒業後、松下電器に入社する。最初の仕事は溶接事業部門だった。いわゆる3Kの部署。それでも腐らずに頑張り、5年で6つの特許をとったりしている。その後OEM部門に異動し、MBA留学の機会を得る。ハーバードでのMBA留学の模様は、血のにじむようなきついものだったようだ。英語や競争の壁など生半可ではなかった当時の描写は、鬼気迫るものがある。

その後、松下に戻るが、成長できない焦燥感からボストンコンサルティングへ転職、さらにコンサル業も卒業してアップル、コンパックと渡り歩くことに。そして、コンパックを吸収したヒューレットパッカードのもと、日本の代表取締役社長となっている。

ガッツとハングリー精神で愚直に生きてきた著者の生き方は、読む人を熱くさせてくれる。

「どんなに厳しい環境でも、必死に努力して自分の存在価値を示せば次のステップが見えてくる」という著者の信念は、熱いメッセージとして読者の心に届くのではないだろうか・・・。


僕の思いつき

コンパックにいたとき、日本独自仕様のパソコンを作るべく、米国本社に乗り込むエピソードが語られている。3週間の交渉の末、米本社のサポートは一切なしであることと、自らの首とかけることを条件に、YESを引き出す。

ロジックやファクトだけでは十分ではない。どれだけ熱い言葉で語れるかがもっとも重要だったと、そのときの感想を述べている。愚直な人の熱い言葉は、スマートな人のかっこいいロジックをも突き破る。

そんな伝説のシーンをいつかは作りたいねー。

シナリオを書いておこう。そのときのために・・・。



オススメ度

★★★★★+愚直

読んで欲しい方

・社長を目指してる方
・人を使ったことある方
・事業が好きな方

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2005年01月30日

ベンチャーに生きる ~ 今野由梨

草分け女性起業家は、今度は銀の卵を育てる

書籍情報

ベンチャーに生きる―私のチャレンジ半生記
今野 由梨
日本経済新聞社 (2004/12)
売り上げランキング: 58,457
通常24時間以内に発送

本のひらめき

著者がダイアルサービスという電話情報サービス会社を立ち上げたのは、まだNTTが日本電電公社と呼ばれ、ダイアルQ2のような二重課金制度のカケラもなかった時代。

その画期的なサービスは、電電公社の鬼と著者が呼ぶ故・遠藤正介氏(故・遠藤周作氏の実兄)との格闘から始まる。公社の鬼から発せられた最初の罵声は、

 「どこの馬の骨ともわからん、そういういかがわしい女どもの会社の
  料金回収の代行を、畏れ多くも日本電信電話公社にやらせる気か!」

だったという。今ならセクハラ訴訟ものだが、それでも怯まない著者は何度も何度もダイアルサービスの将来性を訴え続けた。そしてついに「鬼」は、心を開く。

 「おぬしの要望は国会マターだから、おれが頑張っても二年はかかる。
  それまでこの公社からは一銭たりともやらん。それでもちゃんと生き残れ
  るか?」
 「生き延びて見せます!」

といったやりとりの後、鬼は猛烈に応援してくれるようになったという。(二重課金の制度は、このあと20年の歳月をかけ、1988年に法的に認められることにある)

その後の山あり谷ありの展開は、ほんとうに波乱万丈という感じ。日本の女性ベンチャーの草分けともいえる著者の半世紀は、とても元気がでる。

人は、覚悟があれば何でもできる・・・そんな勇気をもらえる本である。

ちなみにダイアルサービスはこちら:
http://www.dsn.co.jp/company/index.html


僕の思いつき

草分けベンチャーの著者は現在60代。超高齢者社会の日本で、高齢者を「銀の卵」と呼んで『生涯現役カリスマ高齢者』が輝く社会を作ろうとしている。

著者が地方で講演をしたりすると、講演後、30代の若者から
 「母から聞きました。エンゼル110番に相談しながら僕を育ててくれた
  そうです」
といった話をきくという。

時代がまわり、世の中を変える若者が、女性草分けベンチャーと交流する時代になってきた。循環型ベンチャーリンクとでもいおうか。

世の中に素晴しい影響を与えている人の話はたくさん聞いておきたい。

さて、誰のところへいくか・・・考えてみよう。


オススメ度

★★★★★+草分け

読んで欲しい方

・起業家を目指している方
・ベンチャー志向の方
・女性の方

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2005年01月14日

金なし・コネなし・経験なし社長の超・経営術 ~ 臼井由妃

この人間力はどこからくるのか・・・


書籍情報


金なしコネなし経験なし社長の超・経営術
臼井 由妃
すばる舎 (2004/11)
売り上げランキング: 18,131
通常24時間以内に発送

    

本のひらめき

昨年、小石さんが主宰する知研の会合で著者にお会いした。社長で博士で自社ビルまであってセミナーをやりTV(マネーの虎)に出て・・・となんだかすごい方と紹介された。とってもひとなつっこい物腰とパワフルな経歴を結びつけるのにはちょっと時間がかかった。

本書は、その臼井さんが自身の社長業の経験とそこから得られた中小企業経営術をまとめたものだ。

フリーター経験しかなかった著者は、夫の病気で急遽社長をやることに・・。しかし、社員の目は冷たい。イスに画鋲をまかれたりといったイジメに始まり社員が次々に退職するなど波乱のスタートだったという。

金なしコネなし経験なしで始まった社長業はとんでもない情況だったようだ。その情況に開き直ったところから波乱万丈の成功物語が始まる。

MBA的知識でもない、戦略やビジョンでもない、もっと根源の「人間力」みたいなものが著者をドライブした要因のようだ。

社長は3つの顔を持っているという。将軍、戦略家、母親。3つめの母親というのが著者らしい。母親の顔というのは優しいという意味よりも、命に変えて子供(社員)を守る覚悟をもつということだ。大企業の社長にはできない覚悟がある!と著者は胸をはる。

著者の会社(健康プラザコーワ)は、ちょっとかわった商品(1919、4○4○、パワーリング・・・)などを扱っているが、そこからうけるかもしれない偏見は捨てて、経営の心意気を学びたい。


僕の思いつき

できる社員をつくる魔法の言葉はこれだという。

 いやぁ、いい仕事してるね

うーむ確かに。がんばってね、でもない。しっかりやれ、でもない。とても、心に響くいい言葉だ。

どんな言葉をかけられたらやる気がおきるか・・・来週は毎日考えてみよう。



オススメ度

★★★★+社長のイス

読んで欲しい方

・社長を目指す方
・強い会社を作りたい方
・自社ビルにあこがれる方

Posted by webook at 20:54 | TrackBack

2005年01月04日

経営者、15歳に仕事を教える ~ 北城恪太郎

人に教えるって素晴らしい!

書籍情報

経営者、15歳に仕事を教える
北城 恪太郎
丸善 (2004/12/11)
売り上げランキング: 795
通常24時間以内に発送

本のひらめき

昨年、田舎の中学で講演をさせていただいたことがある。中学生のみんなに何か参考になることを話すことができれば・・・とオセッカイモードで乗り込んだ。昨年のセミナーや講演の中でもっとも素直に反応してくれるた聴衆で、とっても楽しかった。サラリーマンの人が、母校で話をするっていうのは楽しい。

さてこの本は、元IBM社長の北城洛太郎氏が、中学生を相手に経営を語る・・という本だ。もちろん15歳相手だからやさしく語っている。しかし、内容はどれも素晴らしく経営者やビジネスパースンが心にとめておくべき心得ばかりである。

僕も以前IBM社の社風にふれたことがあり、本書の内容が現実的なものとして伝わってきた。富永さん(PM)の話や、お客様満足度向上委員会の話などがとても親しみが湧いた。

仕事とは何か、経営者は何をすべきか、これからの教育はどうあるべきか、そして中学生の君達は(実は中学生に限らないのだが)これからどう生きるべきかなどを、やさしく語りかけてくれる。

北城氏自身の経験を交えての話はとても臨場感があり、また説得力がある。中学生だけに聞かせるのは、まったくもったいない。(だから、この本があるんだけれど・・・)


僕の思いつき

母校に講演に行く・・・なんてのを今年の計画に入れてはどうだろうか。

いくと決めてから、さて何を自分は話せるのか。自分が生徒や学生に何を伝えたいか・・・などを考えるのもいい。

すべては「決めて」から始まる。決めれば、何かが生まれてくる。



オススメ度

★★★★★+中学生に

読んで欲しい方

・社会で活躍する自分の話をしてみたい方
・伝えている自分を感じた方
・プレゼンするのが好きな方

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2004年12月30日

ファーストマザーズ ~ ボニー・アンジェロ

大統領のママはえらい!

書籍情報

ファーストマザーズ―わが子をアメリカ大統領にした母親たち
ボニー アンジェロ Bonnie Angelo 山村 宜子
清流出版 (2004/10)
売り上げランキング: 282,291
通常2~3日以内に発送

本のひらめき

世界一の権力を持っている人は、おそらく米国大統領だろう。その大統領を育てたのは、ファーストマザー。将来大統領になる息子を育てたのはどんな親だろう・・・と思うとき、どうしても父親より母親が注目される。(うーむ)

大統領の母親をテーマにした本書ができたのは、ジャーナリストである著者が長年大統領を取材してきた間に、「大統領たちが繰り返し母に対する感謝の気持ちを表すのを聞いた」からだという。

現大統領のジョージ・ブッシュの母バーバラ、クリントンの母バージニア、レーガンの母ネル、J・F・ケネディの母ローズ、F・ルーズベルトの母セーラなど12人のファーストマザーが登場する。

総じていえるのは影の薄い父親と、教育熱心な母親というところだ。大統領たちも母親思いで、言ってみれば「お母さん子」だった人が多い。
そして、こうした母子の間にはいってくるのがファーストレディ(奥さん)。多くの母親は、「大事な息子」を突然表れた女性に取られるショックは大きかったようだ。

不思議なことに、こうした母親思いの大統領が選んだ妻は、母親と正反対なことが多いところ。

分厚い本で、興味のある大統領のところだけ読んでみたらよい。


僕の思いつき

自分の母親を語るとしたら、どんなエピソードがあるだろうか。

僕も考えてみると、おかあちゃん子である。父親と口をきいたことはほとんどない。背中と額の汗だけをみてきた。(父の背中はたくましかった。)
母親は人に優しかった。そしてモノゴトをつねにいいように解釈するのが得意だ。

大統領や首相になれなくても、マイマザーを語るときはあるだろう。そんな時のために、感謝の気持ちをこめて母親のことをまとめておくのもいいかもね。

お正月、実家に帰ることがあったら、幼い頃の話をいっぱい聞いてこよう。


オススメ度

★★★☆+大統領のママ

読んで欲しい方

・母のことを話したい方
・母親の愛情を感じた方
・田舎へ帰る予定の方

Posted by webook at 19:30 | TrackBack

2004年12月17日

キャッチボールIchiro meets you ~ イチロー/糸井重里

キャッチボールを観戦する?

書籍情報

キャッチボール ICHIRO meets you
イチロー 糸井 重里
ぴあ (2004/03)
売り上げランキング: 2,903
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 5
5 イチローが何を考えてプレーをしているのかわかる本
5 どんな人にも。
5 英知が詰まっています。

本のひらめき

きのうに続き、きょうもキャッチボール。

本書は、BSデジタル放送のテレビ番組でおこなわれた、イチローへのインタビュー記録の本。糸井重里氏がインタビュアーだ。インタビューは公開録画。またボーダフォンによるイチローなりきりクイズの集計データも使いながらインタビューが進む。

このインタビューを読むとイチローという選手の生き方というか人生哲学というか、強い個性を感じさせてくれる。

例えばこんなやり取りが・・・

 第3者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をした
 い。自分を惑わされたくないんです。

 打率4割については「夢」ではないと語った。なぜなら可能性があるからで
 す。
 夢がだんだん近づいてくると目標に変わるんです。

 考える余地は、いくらでも、探せばある。

 赤ちゃんは階段から落ちてもケガをしないケースが多いんです。あれは脱力
 しているというか、力を入れることを知らないからだと思うんですね。
 それと同じで、外野でフェンスが近づいてきたら、僕の場合は、力を抜いて
 います。ケガをしない。

などなど。

うーむ、イチローって、奥が深い。


僕の思いつき

イチローのキャッチボールは、軽快でかっこいい。

お正月はキャッチボールをしてみよう。子供とじゃなくて奥さん(だんなさん)と。

で、相手にインタビューしながらやってみよう。来年の夢はなぁに? とか。



オススメ度

★★★★☆+イチローに聞く

読んで欲しい方

・イチローと話したい方
・頑張ってる自分を感じた方
・イチローの生き方を感じたい方

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2004年12月11日

ジブリマジック ~ 梶山寿子

「感動を作り出す」の舞台裏・・・

書籍情報

ジブリマジック―鈴木敏夫の「創網力」
梶山 寿子
講談社 (2004/11)
売り上げランキング: 3,883
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4
4 鈴木なくして宮崎なしとはよく言ったもの・・・

本のひらめき

スタジオ・ジブリの最新作「ハウルの動く城」が11月から上映されている。
→ http://www.howl-movie.com/
すでにご覧になった方もいるかもね。

千と千尋の神隠し、もののけ姫など驚異的な人気と好評を博した作品を生み出したスタジオ・ジブリの話である。そこにいる名物プロデューサーが鈴木敏夫の物語である。

スタジオ・ジブリとは、実は徳間書店の事業部のひとつだという。(へぇ)東京都小金井市にある。

鈴木氏の仕事ぶりや、宮崎監督との関係など映画の舞台裏が覗ける。


僕の思いつき

スタジオ・ジブリって聞いて、どこにあるんだろう、どんな雰囲気なんだろうとずっと思っていた。この本でちょっとわかった。映画を見るなら、こんな背景をしっているとさらに面白くなる。

超有名なものがあったら、その舞台裏を覗いてみよう。


オススメ度

★★★☆+ジブリ

読んで欲しい方

・宮崎駿映画が好きな方
・カオナシに何かを感じた方
・創造の裏側を覗きたい方

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2004年11月30日

仕事で本当に大切にしたいこと ~ 大竹美喜

自分と対話できる時間を・・・1日五分。

書籍情報

仕事で本当に大切にしたいこと―自分を大きく伸ばすために
大竹 美喜
かんき出版 (2004/06)
売り上げランキング: 1,549
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.7
4 迷える子羊たちへ
3 いろんなビジネス書のいいトコ取りをしたような本
5 やる気が起きました!


本のひらめき

アフラック(アメリカンファミリー生命保険)の創業者が、自らの経験をもとに仕事の仕方、生き方を語り起こした本である。「自分探しと夢の実現」を求めるすべての人に、素敵な気付きと行動への勇気を与えてくれる。

アフラックは日本ではじめての「がん保険」の会社だ。初めてということは、規制の壁や新ビジネスのリスクなど多くの難関があったという。それを乗り越えてきたドラマは、クロネコヤマトの小倉さんの話とも通じるものがある。

夢の実現は多くの人が望むことだが、まず夢とは・・・と考えるところからしてなかなか難しい。著者もライフワークに巡りあうまでいろんな回り道をしている。

一日5分自分との対話をする、自分は何を求めているのか問い続ける、自分探しのための記録をつづける・・・など気付きのヒントがたくさんある。

ちょっと面白い因数分解があった。

 成果 = 能力 x モチベーション
    = 能力 x(目標の魅力x達成の可能性)

著者が始めたがん保険は、「世のため人のためになる」という強い魅力を感じたという。そして10人中8,9人が反対する仕事で、これは「自分にしかできない」と感じたという。達成の可能性は低いが「自分がやるのだ!」という強い意志があったのだ。

 図解で説明する能力を高める。
 時間はいくらでも作り出せる
 今まではみんなと同じがよかったが、これからは○○らしさが大切。
 今日は人生で最も大切な日である。

など、とっても響くことばがたくさんあった。

この方に会いに行こう!

僕の思いつき

○○らしさを定義してみよう。
本書には、新庄選手やイチローなどのらしさが紹介されている。自分はどんならしさがあるだろうか・・・。 自分へ質問をして、自分で答える。これは日記に書いておくだけにしよう。

もうひとつ、自分のもとめるものは何か考えてみよう。

  しんのすけが求める自分の姿:
   いつも謙虚でいたい。いつも成長することに喜びを感じたい。  
   周りに爽やかな風を吹かせたい。楽しい友達の輪をもっていたい。
   生きている限り人の役にたっていたい。

そして、じゃぁ何するの・・・ってチャンクダウンしていくと楽しくなるね。


オススメ度

★★★★★+風吹月不動

読んで欲しい方

・自分はいったい何をしたいのかと考え始めた方
・自分を見失いそうな不安を感じた方
・夢を実現したいと走っている方

Posted by webook at 09:42 | TrackBack

2004年11月27日

志高く ~ 井上篤夫

志という字がこの人にはよく似合う。

書籍情報

志高く 孫正義正伝
志高く 孫正義正伝
posted with amazlet at 04.11.27
井上 篤夫
実業之日本社 (2004/05)
売り上げランキング: 2,108
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.5
5 トキメキ
4 新しい発見!
5 期待します!

本のひらめき

ソフトバンクは、ダイエーホークスを手にした。王監督にGMの権限も持ってもらい新しいスタートをきろうとしている。野球はついにIT企業の時代になってきたようだ。

さて、本書は孫正義さんの伝説の記録である。

学生時代、起業のころ、最近のビジネスエピソードなど「孫正義」の熱い思いと出来事をふんだんに紹介している。

情熱と志の前には、人が作ったルールも制限も関係ない。そして同時に多くの人のつながりを広げていく。未来を切りひらく孫正義さんの伝記は私たちにとても多くの勇気を与えてくれる。

シャープの佐々木正専務との出会い、(旧)第一勧銀の御器谷氏との出会い、などドラマチックである。担保も実績もないが事業計画と熱い志と情熱で1億円の融資を引き出すきっかけとなったのが御器谷氏との出会いである。また、ビルゲイツや西和彦とのからみも興味深々だ。

YahooBBを使ってる人は読んでおいてもソンはない。

僕の思いつき

僕の志ってなんだろう・・・・。今日はこんな問いと対峙してみようか。



オススメ度

★★★★☆+有言実行

読んで欲しい方

・Yahooにお世話になってる方
・野望をもってる方
・志と情熱という言葉に反応してしまう方

Posted by webook at 16:37 | TrackBack

2003年02月21日

【 快人エジソン 】

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-013】 2003/02/21(金) ★
★ “快晴!富士山きれい!”の金曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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ξ
▲▼▲ トーマス・A・エジソン。1847年(弘化4年)に
Web ◎◎ k  オハイオ州で生まれた。ペリーが浦賀にくる6年前の
| △ | ことだ。発明王エジソンの伝記は、小学校のころ読まれた
\e/ 方も多いだろう。しかし・・その功績や日本との係わり
^□~ は意外なことが実に多く、時代を超えた驚きがある。
<\ 真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 快人エジソン 】
 ◎ プレゼント:【 2003Present 】~女子大生会計士の事件簿
  ◎ カラコラム:【 ラグタイム 】
  ◎ 出版企画A:【 まぐBookに皆さんの声を 】~コメント募集

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【快人エジソン】

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■ジャンル:人物、伝記
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■著者:浜田和幸(はまだ・かずゆき)
  1953年鳥取県生まれ。アメリカのジョージ・ワシントン大学大学院にて政
  治学博士号を取得。「国際未来科学研究所」代表。著書に「アフガン暗黒
  回廊」「通貨バトルロワイアル」など。
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■出版社:
日経新聞社/ISBN4-532-19020-7 /695円/285P
2000/11/7 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「エジソンってそんな人だったんだぁーー。知らんかった!」

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■ <忙しい方はここだけ>

今日はちょっとお楽しみモードで読む本をご紹介しよう。
小さな文庫本だから、旅行や出張の友に丁度いい。しかも、面白い!

エジソンといえば、電灯や蓄音機など1000を超える発明をした偉人。
「天才とは1%のヒラメキと99%の努力のたまもの」と言った天才発明家。
そんなイメージが強く、エジソンはそういう人だという固定概念にも近い感覚
をもつ人が多い。かくいう僕だって、そうだった・・・この本を読むまでは。

しかし、エジソンは、奥が深い。

エジソンは、晩年、人間と霊の通信をする機会の発明にも取組んだ。理論的な
枠組みは完成したとは本人の弁。また、海軍における研究も数多く、当時の米
国の国防にも一役かっている。
さらに、日本との係わりも幅広く、日本の文化に独特の感じを持っていたらし
い。電球のフィラメントに京都の竹を使ったというだけでなく、渋沢栄一や御
木本幸吉、野口英世、星一(この方、実は星新一のお父さん)などとの親交も
あったという。更に驚いたことにエジソンの研究所で働いていた日本人(岡部
芳郎、岩垂邦彦など)もいたりする。
私たちが知っていると思い込んでいるエジソンは、まだまだ知らない奥深いも
のがあるのだ。

愕いたことにアメリカでは、エジソンが残した膨大な資料(実験メモだけでも
大学ノート3500冊を超える)を解析しようという国家プロジェクトが進ん
でいるという。完成は早くて2015年というからスゴイ話。

世紀の発明家が暖めていたアイデアや構想には、時代を経てはじめてその意味
がわかったものなど常識や時代を超えた発想がある。ガン細胞の破壊法などと
いったものまで含まれているらしい。100年ちかくも前のことだ・・・。

類稀なる変人であり、部類のマーケターであり(人々が欲しているもの、役に
立つものを嗅ぎ取る能力は抜群)、宣伝マンであり、起業家の草分け(GEは
エジソンが創業者)であるエジソンは、やはり怪人と呼ぶに相応しい。
世紀を超えて、未来への遺産を多く残している。

エジソンという人類史上稀に見る怪人の魅力と感動の旅にいざなってくれるこ
の本は、あなたのエジソン認識を変えるかも・・・。

子供のころエジソンの伝記を読んで感動した方も、あらためてエジソン発見の
旅に出てみよう。時代を超えて生きつづけているエジソンに会えるから。

おすすめ度は、★★★★★+怪人
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■ <お暇な方は、もう少し>

子供のころ耳を悪くしたエジソンは、音楽がすきだったようだ。
自らバイオリンも弾く。

ピアノの音をきくときは、歯からの振動で音を聞こうとしたようで、ピアノに
は歯型がついたいたという。(歯から音を拾おうとしたのだ)

奥さんは二人。一人目は、内気な方だったようで、紙一重の天才にはちょっと
ついていけなかったようだ。若くして他界するメアリーという女性だった。
二人目は、ぴったりの外交的女性でマイナという。モールス信号で求婚したと
いうエピソードはこの女性である。

ヘレンケラーもエジソンの自宅へきて食事や音楽(!)を楽しんだと言う。
またフォードとも仲がよかったようで、家族で車旅行にいったらしい。
フォードとエジソンがならんだ写真も掲載されている。
へぇーっと思う人物が同世代に生きており、交流があったというのも面白い。

エジソンの発明特許の数は1093。電灯、蓄音機、電話、映写機、扇風機、
トースター、ガムテーム・・・・まで、私たちが今でも利用しているいろん
なものがある。

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://tinyurl.com/63pg


/ エジソン:(夢を未来へ~ GEエジソン生命のHP)
\ http://www.gejapan.com/corporate/spirit/agora_oct.html
/   
\ エジソンとともに働いた日本人 岩垂邦彦
/   http://www.tepia.or.jp/edjapan/japanese/edison1.html

/ エジソンの気分を味わいたい方(大人の科学シリーズ)
\   http://www.so-net.ne.jp/Shop/kagaku/01.html
/   蓄音機をコップで作ってみるキット。3500円

/ 盛家雄歩さんが著者浜田さんにインタビュー(フロントランナー)
\  http://bmg.nikkei.co.jp/review/index.cfm?contents_id=8l

/  
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

エジソンが残した膨大なメモや実験記録の山には、まだまだ解明されていない
部分がたくさんあるようだ。
そういう意味で、「伝説の偉人」ではなく、「未来への水先案内人」なのだと
いう著者の表現は、ピッタシのたとえであろう。

「やりたいことは山ほどあるが、自分の時間は常に限られている。しかし、社
会がひつ王とする仕事には必ず後継者が現れる。なぜなら、素晴らしいアイデ
アには絵家員の生命が宿るからだ。」(エジソン)

エジソンは、未来に生き続けている・・。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+快人!

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■ <読んで欲しい方>
  エジソンについてもっと知りたい方
  エジソンはGEの創業者だったって知らない方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●BK1   ( http://tinyurl.com/63pj )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/63pg)
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.02.21[金]:【怪人エジソン】..浜田和幸
日経新聞社/ISBN4-532-19020-7 /695円/285P
★★★★★+怪人!
2003.02.20[木]:【--】..まぐブック原稿作成

2003.02.19[水]:【一分間謝罪法】..K・ブランチャード&M・マクブライド
扶桑社/ISBN4-594-03852-2 /933円/142P
★★★★★+幸福&誠実
2003.02.18[火]:【--】..T-CUBEに就職!?
たのしいインタビューだったなぁ。
2003.02.17[月]:【当たり前だけどわかっていない経営の教科書】..武沢信行
明日香出版社/ISBN4-7569-0596-X /1500円/193P
★★★★★+熱狂!
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-02 ・ ・ ・ ‥… □■

  <Webook 2003Present 企画 第2弾> 

 プレゼント第二弾です。
 
 会計監査の世界をコミカルに描いた「女子大生会計士の事件簿」を
   http://webook.hp.infoseek.co.jp/2003.01/2003.01.16.htm
 3名様にプレゼント。
 著者の山田真哉さんの直筆サイン入り!!
 このまえのビジネスブックラジオのときに、いただきました。
    BBR(Business Book Radio) のログはこちらに
    http://www.usen440.com/station/business/bookradio/03.html
 USENラジオからでも、メールでも応募OKよ。

 応募方法:
  ◎ タイトル: 事件簿+あなたのおなまえ
  ◎ 本文: お名前、住所、メールアドレス、年齢、ご職業
        コメント
  ◎ 宛先:webook2003@yahoo.co.jp
  ◎ 〆切:3/8(土曜)

 山田さんは、とっても面白い方で、小さい頃から話にはオチがないと
 やってられない方みたいです。だから事件簿のオチもなかなかにくい。
 すでに、漫画化もきまり、女子大生事件簿は、大きくブレークすること
 になっているようですぞ・・・。見逃せませんなぁ。

                   しんのすけ@Resolutions倶楽部
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-013【ラグタイム】 ・ ・… □■

 エジソンが好きだったと言うラグタイム。ヘレンケラーも耳が聞こえない
 ハンディから弦の振動などで味わったらしい。
 ここにファイルがあるよ。
   http://member.nifty.ne.jp/muromachi/002.htm
 「シンコペーション(Syncopation)」がラグタイムの最大の特徴だね。
 “ラグタイムの王”と言われた黒人のスコット・ジョプリン
 (Scott Joplin、1868-1917)が多くの傑作ラグタイムを残している。
 ラグタイムでエジソンしてみよう・・・か。

                       しんのすけ@ミュージック
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2003-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-008【まぐブック2】 ・ ‥… □■

 実は、もうひとつ出版計画が走っていると、書いたら応援メッセージを
 いただきました。ありがとうございます。
 締め切り間近ですが、まにあえば読者の声も入れたいなと思います。
 Webookで紹介されたあの本、すんごくよかった!とかの
 コメントをいただければ編集して入れてみたいと思います。
 〆切: 2.24(月)まで。 うひゃーまにあうかなぁーーー。
 
                        しんのすけ@ひや汗
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ▼
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ また、来週ー。
Web ◎◎ k 来週は、本屋さんにバランススコアカードの本
| △ | が並ぶかなぁー・・・。
\v/ ^^^
 -||-  ^^^^
. _<\_ vvvvvv 真之助@Webook of the Day
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 16:25

2002年08月27日

【すべては一杯のコーヒーから】..松田公太 ★★★★★+夢と情熱

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-097】 2002/08/27(火) ★
★ “コオロギの声涼し”の火曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ コーヒー好きの方。
Web ◎◎ k  熱い情熱入りのショート・ラテは如何?
| △ | この本を読んでから飲むと、美味しさに
\e/ パッションのアロマが広がります。
^□~ 是非!一杯(&1冊)
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 すべては一杯のコーヒーから 】
  ◎ カラコラム:【 BBR-大久保寛司さん 】
  ◎ 出版企画A:【 引用 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【 すべては一杯のコーヒーから 】

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■ジャンル:伝記、起業
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■著者:松田公太(まつだ・こうた)
  1968年宮城県生まれ。三和銀行勤務を経て、タリーズコーヒージャパン株
式会社を設立し、代表取締役に就任。飲食業界最速で株式上場を果たす。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 新潮社/ISBN4-10-454601-1/1300円/234P
2002/5/15 第一刷   
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■ <ワン・チョット>

 「どんなことをするにも情熱の有無で結果は大きくかわってくる。」

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■ <忙しい方はここだけ>

スターバックスの名前を知っている人は多いと思う。ボーイングやマイクロソ
フト、それに最近ではマリナーズのイチローで有名なシアトルが発祥のスペシ
ャリティコーヒーショップである。(あはぁ、そんなこと知ってる!?)

本書は、もうひとつのスペシャリティコーヒー、タリーズジャパンの物語だ。
タリーズも同じくシアトル発のコーヒー専門店である。
人に聞くと「あ、タリーズ? スタバに似てるお店でしょっ」みたいに言う人
もいる。確かに、味わいや雰囲気や空間のスペシャリティに付加価値を求める
専門店路線が似ている。しかし、タリーズのスタートアップはスタバと違い大
資本がついていない状態でのスタートであったという。
つまり、創業者である松田という一人の男の志ひとつだけだったのだ。
一号店は、ブランディング戦略から銀座に出店するのだが、その店は7000
万円もの借金を一人背負ってのスタートだったという。

カネなし、コネなし、土地なしのサラリーマンが、企業での経験を肥やしにし
ながら、自分の夢を一歩づつ実現していく様子は痛快でわくわくしてしまう。
ベンチャー企業の創業記には、当初は寝袋をもちこんで泊り込んだというよう
なエピソードが登場する。共通するのは、それも又楽し!というマインドであ
る。松田さんも同じ。曰く、No Pain,No Gain ではなくNo Fan, No Gain!

すでに上場を果たしたタリーズだが、著者は会社の成長の中で明確になったこ
とは「会社は人こそ全てだ」と言っている。
社員ではなく、フェローと呼ぶのはちゃんと意味がある。そして、松田さんの
肩書きも「代表取締役兼チーフバリスタ」とある。あくまで現場に根ざした人
中心の経営を行く気持ちがあらわれている。

はずかしながら僕は、TULLYSをタリーズと読むことを知ったのはつい最
近のこと。天王洲アイルにあるお店で教えてもらった。実はコーヒーはあまり
飲まないから(紅茶派)、感心がなかったのだが、この本を読むなら、コーヒ
ーも飲んでみなくっちゃと立ち寄ったのだ。
これなんて読むの?って聞いたヘンなお客さんは僕(笑)。

一杯のコーヒーに隠された男の夢は、スペシャリティコーヒーに特別の味(付
加価値)を付け加えているような気がする。

おすすめの一杯(あいや1冊)!

おすすめ度は、★★★★★+自分ブランド
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■ <お暇な方は、もう少し>

三和銀行(現UFJ銀行)のサラリーマンだった著者の運命を変えたのは、友
人の結婚式のために出かけていたボストンでのこと。95年12月のことだ。
「たかがコーヒー」に行列をなすスペシャリティコーヒーを目にした松田さん
、人生の歯車はそのときから大きく回転することになる。

その後、スペシャリティコーヒーを日本にも!と思い立った松田さんは、スペ
シャリティ・コーヒー発祥の地、シアトルへ飛ぶ。50店以上でコーヒーを飲
んだと言うから意気込みが違う。そしでタリーズと出会うのだが、その後タリ
ーズ本社へ熱い思いをメールで送り続ける。自分は銀行に勤める銀行員だが、
タリーズを日本に広めたいとか、ブランディングに関するビジネス構想、日本
の喫茶店の数などのデータなど毎週のように送りつづけたという。
タリーズの創業者であるトム・オキーフとのじか談判もドラマチックだ。

こうしたタリーズジャパン創業にかかわるドラマを自叙伝的に語る本であるが
自社のPRとか、自慢的な感じはちーっともしないところがいい。
志をもって常に前に進む松田公太という人のマインドセットは、読者の心を熱
くしてくれるはず。

「情熱は不思議と“運”を引き寄せ、不可能だと思っていたことを可能にする
 力をもっている。」
そして
「運は人が運んでくる」
とも言う。

著者も多くの人と出会い、そして著者の情熱が人を動かしているなぁと思える
エピソードがたくさんある。人間力の要素の一つは、熱い思いということだ。

_________________________________
@ 戻る 珈琲 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02024685
| ↓
|  タリーズジャパンのサイト:
|   http://www.tullys.co.jp/
|  スターバックスのサイト:
| http://www.starbucks.co.jp/ja/home.htm
|  両社のサイトを見ると、タリーズのほうで働いてみたくなる!?
| 
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

下記は、本書の中にも登場するのだが・・・
タリーズのミッションステートメント(企業理念)がイカしている。

  ----------------------------------------------------------
   一杯のコーヒーを通じて、
   「お客様」、「フェロー」、「社会」、そして「株主」に
   新しい価値を創造し、共に成長する。
   その一杯に心を込める。

   ●お客様の期待を超越する。
   ●最高の仕事が経験できて、一人一人の可能性が広がる職場を作る。
   ●子供達や青少年の成長を促すために、地域社会に貢献する。
   ●株主との信頼関係を築きあげる。
  ----------------------------------------------------------

さらに、ホームページに書いてあるのだが、運営ポリシーも奮っている。

  ----------------------------------------------------------
  5つの最高

   1. 最高の豆!
   2. 最高の焙煎!
   3. 最高のバリスタ!
   4. 最高のサービス!
   5. 最高の・・・!

  ----------------------------------------------------------
5つめの最高は、「!」だけ。フェロー(従業員)ひとりひとりが、 毎日、
目標を立て最高の何かをご提供するためなんだそうだ。いいねぇ。

ふぃー。今日も熱くなろう。もう一杯いっとく?

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■ <読んで欲しい方>
  熱い情熱と深い志をお持ちの方
  コーヒーが好きな方
  TULLYSをなんと読むか知らなかった方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+夢と情熱

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://tinyurl.com/166t )
●BK1   ( http://tinyurl.com/166w )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.08.30[金]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.08.29[木]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.08.28[水]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.08.27[火]:【すべては一杯のコーヒーから】..松田公太
新潮社/ISBN4-10-454601-1/1300円/234P
★★★★★+夢と情熱
2002.08.26[月]:【-】..お休み (B-友の寄り合い)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-20 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-097【BBR-大久保寛司さん】… □■

先週、BBR(ビジネス・ブックラジオ)の収録があった。二本収録で
 初めは盛池さんと僕のビジネス書放談(?)
 次は、ゲストをお迎えしてのコーナーで、今回は、「21世紀残る経営、消
 える経営」の大久保寛司さん。
  http://www.hoops.ne.jp/~webook/2002.06/2002.06.18.htm
 大久保さんとは、以前、社内セミナーでお会いしたので2度目。この日も
 大久保さんのお話に引き込まれて番組を忘れるところ・・・。
 実は、この日は僕のデビュー収録でもあった。今までは盛池さんがパーソナ
 リティーで僕は控えで陪席させていただいてたのだが、今回は僕が聞き手。
 冷や汗タラタラ・・・だったけど、大久保さんのお話にそれもどこかへ吹っ
 飛んだ。この方、日本を変える人だと心底思った。きっとまた会える。
 その時のメッセージ:どんな良いことが目の前にあっても「感じることが
 できるかどうか」、それ次第です。・・・・なーるほど、感じる力、か。

    しんのすけ@全ては受け取る人が決める
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-008【引用】 ・ ・ ・ ‥… □■

 ビジネス書は、いくつかの本や文献などを引用することが多い。
 今、原稿を書いているバランス・スコアカードも実は人様の本や言葉を
 引用する箇所がいくつかある。
 そもそものオリジナルコンセプト自体がキャプランとノートンだから
 それも仕方がない。戦略失敗の構図は、舟崎さんの本「戦略ナビゲー
 ター」をヒントに使いたいと思っている。舟崎さんには、ご了解を
 いただいているので安心して使おう。
 こういうつながりができるのもまた楽しい。
 そういえば、スウェーデンのオルブさんからも事例紹介の承諾レター
 がきたなぁ・・・。(これはこちらがOKするほうだけど)

                 まつやま・しんのすけ@BSC
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ▼
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 ■ バランス・スコアカード メルマガNo6 : Pubzine 18104 □
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ξ      /
▲▼▲    /   藤原さんの「処世術」は「処生術」の間違い
Web ◎◎ k,Mobook    でした。お詫びして訂正します。
| △ | / すみませーーん。
\b/ /
 | |~~~~   また来週!
L/\\
^^^^^^^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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2002年06月12日

【スタイル】..武田修宏 ★★★☆+FW

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2002-076】 2002/06/12(水) ★
★ “いきなり入梅!”の水曜日     ★
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ξ
▲▼▲    日本が予想に反して?健闘し、フランスが敗退し、
Web ◎◎ k   サッカーWCは、ドラマを生み出している。
| △ |    かつて日本にサッカー熱が巻き起こったころ
\e/  この人がドラマを紡いでいた・・・・
^□~    その人の名は・・・・武田。
/> - - - - - -  ◎ ))  真之助
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 スタイル 】
  ◎ プレゼント:【 21世紀残る経営、消える経営 】 3名様 New!
  ◎ プレゼント:【 マミちゃんの大疑問 日本て・・ 】7名様 New!
  ◎ カラコラム:【 ノーネクタイ 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【スタイル】

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■ジャンル:スポーツ、自伝、写真
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■著者:武田修宏(たけだ・のぶひろ)
1967年静岡県生まれ。清水東高校卒業。通算94得点を誇る、Jリーグ史上
  に残るストライカー。01年12月引退。
  現在TV、ラジオ、新聞、雑誌などでサッカー解説を中心に活躍中。
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■出版社:
  クアハウス/ISBN4-86046-044-8/1500円/174P
2002/6/10 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「日本サッカー黎明期を駆け抜けたタケダのスタイルとは・・?」

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■ <忙しい方はここだけ>

武田といえば、ワールドカップアジア予選での“ドーハの悲劇”を思い出す人
も多いことだろう。93年イラクとの対戦で2-1のリードをしながら、最後
の5分で同点に追いつかれてしまい、予選通過はならずWC出場はできなかっ
た。武田がセンタリングしないでボールをキープし時間稼ぎをしていたら・・
そういう批判が武田を襲った。しかし、彼はまったく後悔していない。
なぜなら、「日本のプライドを責任を負いながら、力を出し切った」という自
負があるからだ。

そうなのだ、武田って選手は、中途半端なことはしない。元気を出し惜しみし
ないぶっ飛び加減がいいのである。まったく底抜けに明るい武田も実は、幼い
ころは相当に苦労した人である。

放蕩な父親のもと借金取りが家まで押しかけるような環境下、怖い思いと情け
ない思いの中ですごしたらしい。母親も看護婦の仕事柄家にいる時間が少なく
、一人でなんでもこなさなければならない生活に、家族の団欒なんて知らない
・・そんな少年時代を送ったという。そんな武田少年をまっすぐ生きる方向へ
導いたのは、ほかならぬサッカーだった。

読売クラブでの新人王、MVP、ベストイレブンなど輝かしい実績、日本代表
としての活躍、幾度かの移籍の中で味わう厳しい生活・・・などなど、武田が
かけぬけたサッカー人生(の半分)が写真とエッセイ風の文章で綴られている。

そして、今、セカンド・キャリアのホイッスルが鳴った。

おすすめ度は、 ★★★☆+FW
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■ <お暇な方は、もう少し>

武田って意外に几帳面なんだって・・・・

 「朝起きたらフトンは必ず乾燥機にかけるし、翌日きていく服はクツまで
  全部ピシっと決めてクローゼットから出しておく」 
 「部屋もまめに掃除しているし」

なんだって。あの割れるような笑顔の元気印タケダからは想像つかないねぇ。

武田の人柄をしのばせるエピソードを本書の編集者、石黒氏が語る・・・。

  出会ったのは彼(武田)が19歳の時、雑誌の取材でインタビュー
  したのがはじめて。取材に熱が入り時間が長引いたとき、武田が
  言った。
  「ちょっと1時間だけ抜けてきていいですか?友達と待ち合わせて
   いるので」
  そして、彼は、新宿まで往復して、わざわざ戻ってきてくれた。

という。そんなイイヤツぶりは、その後15年間変わっていないとか。
うーん、タケダだねぇ。

企業も人、人生の成功も人、・・・スポーツだって「人」次第。この場合の人
というのは、人の繋がりとか人のネットワークだ。武田選手の場合も、多くの
人によって救われたり活路を見出したりしている。

とってもストレートな人柄という雰囲気がする武田、人の交わりも直球勝負(
これは野球用語か)のような感じがする。

写真もふんだんに掲載され、武田というサッカー人を実感できる本だ。

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|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ワールドカップ真っ最中の今、かつて日本のサッカーを牽引した多くのサッカ
ー選手がいたことを思い起こし、彼らのセカンドライフのスタートに声援をお
くりたい。

ポスト・サッカー選手のサポーターもいいねぇ。

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■ <読んで欲しい方>
  サッカーファンの方
  タケダの笑顔がすきな方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★☆+FW

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.06.14[金]:【】..

2002.06.13[木]:【】..

2002.06.12[水]:【スタイル】..武田修宏
    クアハウス/ISBN4-86046-044-8/1500円/174P
★★★☆+FW
2002.06.11[火]:【--】..BSCメルマガ#3配信したよ

2002.06.10[月]:【インテレクチュアル・キャピタル】..L・エドビンソン他
JMAM/ISBN4-8207-1423-6/2300円/250P
★★★★★+見えざる資本
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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 ▼ Webook2002プレゼント企画No.8♪ ▼

    中学生マミちゃんの大疑問【日本てお金に復讐されてるの】
    福田秀樹著 ~ 7冊

 著者の福田さんから2冊、中経出版から2冊、真之助から3冊
    計7冊の“豪華プレゼント”です。
    * 宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
* タイトル:マミちゃん+お名前
* 本  文:お名前、住所、メールアドレス、年齢、コメント
* 締め切り:6/22(土)

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 ▼ Webook2002プレゼント企画No.7♪ ▼
    【21世紀残る経営、消える経営】 大久保寛治 ~ 3名様
顧客満足とは何なのか。目からウロコの超オススメ本!!

    * 宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
* タイトル:21世紀+お名前
* 本  文:お名前、住所、メールアドレス、年齢、コメント
* 締め切り:6/15(土)


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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-076【ノーネクタイ】・ ‥… □■

 しんのすけの新しい職場は、毎日ノーネクタイでもいいことになりました。
 渋谷のベンチャー企業みたいだけど、実はお堅い職場。
 理由は空調コストの節約・・・というところなので、なぁんだ・・ですが
 いいことです。ついにカジュアルエブリディであります。
 こうなると、たまにネクタイをしたくなるから、人間って勝手なものですね。

                しんのすけ@ねじりはちまき
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ξ        【吾人の任務】の著者でもあり、グロービス
▲▼▲       代表でもある、堀義人さんのライブが
Web ◎◎ k      あるよ。7/25(木)19時30分より。
| △ |        行きたい人、メールちょうだい!
\O/      僕も行く予定だよ!  また明日。  
<|ト .. . O
> ̄           真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 23:58

2002年06月03日

【楽しんだ者勝ち】..春風亭昇太+林家たい平 ★★★★+頑固一徹

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2002-071】 2002/06/03(月) ★
★ “さぁ6月だぁ”の月曜日   ★
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ξ 世の中広い。知らないことがまだたくさんある。
▲▼▲    日本を支えているのは、こんなおじちゃんだったのかぁ
Web ◎◎ k   と感激する・・・。
| △ |   今日は、日本を支える人たちを落語家二人がインタ
\e/  ビューしたドキュメンタリー。
^□~  
/>                       真之助
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 楽しんだ者勝ち 】
  ◎ プレゼント:【 21世紀残る経営、消える経営 】 3名様
  ◎ プレゼント:【 マミちゃんの大疑問 日本て・・ 】7名様 New!
  ◎ カラコラム:【 柿の実すくすく 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【楽しんだ者勝ち】

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■ジャンル:伝記、ビジネス
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■著者:春風亭昇太+林家たい平
  (春風亭)1959年静岡県生まれ。春風亭柳昇に入門し、1992年真打ち昇進。
  (林家) 1964年埼玉県生まれ。林家こん平に入門し、2000年真打ち昇進。
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■出版社:
 INFOBAHN/ISBN4-901873-00-8/1600円/303P
2002/6/01 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「プロジェクトXで過去を懐かしむのもいいけれど・・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

ワールドカップが始まり、俄かサッカーファンが急増している。日本チームも
頑張って欲しいところ。さて、あのサッカーの主審がもっているホイッスル、
どこの製品かご存知だろうか? 
(株)野田鶴声社(Noda Kakuseisha Mfg. Co., Ltd.) という会社の製品だ。
 http://www.members.aol.com/nodawhstl/

もともとこの会社は、ハーモニカ、鉄琴、などの音響玩具メーカーとして1919
年に創業したが、1968年よりホイッスルの製造を開始、その品質を世界に認め
られて年間60万個以上を輸出するニッチなワールド企業なのだ。
パリ警視庁,フランス国家警察,フランス国鉄,NATO軍、ワールドカップ82年
86年には公式採用されるなど輝かしい実績を誇っている。

この会社の頑固一徹社長、野田員弘氏をふたりの落語家がインタビュー。つっ
こみやボケも入った面白いインタビューは、ビジネスを落語のように楽しませ
てくれる。

本書は、こうした日本の誇る意外な製品を生み出してきたモノづくりの達人や
サービスのパイオニアたちを取材した本である。

NHKのプロジェクトXと違うのは、過去の金字塔ではなく、現在進行形の製
品やサービスを送りつづけているパイオニア達が主人公であるところだ。
いずれも結構なお年の熟年者、しかも頑固一徹・・・そんな人たちである。

たとえば美術館・博物館の面新装置では国内7%のシェアを誇る(株)エーエ
スの代表者本間三男氏(71歳)。
NASAスペースシャトルにも採用されたハンダKR-19を生み出したハン
ダのスペシャル企業(株)日本アルミット代表の澤村経夫氏(74歳)。
携帯やPCの重要パーツを作るハイテク加工技術の岡野工業(株)は、社員わ
ずか7名で年商7億円を誇る小さな巨人だ。その代表岡野雅行氏は69歳。
  http://plaza14.mbn.or.jp/~seagull_to_okano/
などなど・・・。

そして、なんともユニークなのは、インタビュアーが落語家であるところ。
かつて落語界からビジネスワールドに転進?した桂文珍氏(関西大学文学部非
常勤講師)なんて人もいるから不思議ではないのだが、やはり組み合わせとし
ては面白い。

本書は、月間「サイゾー」の連載”ハナオ”から抜粋・再編されたもの。

おすすめ度は、 ★★★★+頑固一徹
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書に登場する、気骨あふれるパイオニアの方々は・・・・てやぁんでぃ的な
江戸っ子気質がうかがえる。

確かに、仕事をお金のためとか利益がどうのとかじゃなくて、俺はこれがやり
たいんだぁ・・・みたいなところが共通項だ。楽しんだ者・・・の物語。

若林音響は、わずか13名ながら建築音響の設計・施工を手がけるスペシャリ
スト集団である。若林哲朗さん(56歳)が創業者だ。
東京の湾岸道路が海に潜るところにあるでっかい△の建物・・・あれは実は消
音のための建物だそうだ。もちろん若林さんの仕事。
トンネルを喚起する送風機のサイレンサーなんだって・・・・知ってました?

こだわり者の作品は、結構身近にある。
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| |  http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02027087
| ↓
|  
| (株)野田鶴声社
|   http://www.members.aol.com/nodawhstl/
| (株)日本アルミット
|   http://www.hh.iij4u.or.jp/~tamra/column/almit.html
| 岡野工業(株)
|   http://plaza14.mbn.or.jp/~seagull_to_okano/
| (株)若林音響
|   http://www.wtech.co.jp/
| (株)リョーワ
|  http://www.techno-city.sumida.tokyo.jp/jutyu/ju_01_25_0024.html
|
|                      => Back to 書籍
|
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こん平師匠、柳昇師匠との対談も、楽しい。
  
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■ <読んで欲しい方>
  ビジネス・ニッチの勇躍にわくわくしたい方
  ベンチャーな方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+頑固一徹

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2002.06.07[金]:【】..
2002.06.06[木]:【】..
2002.06.05[水]:【】..
2002.06.04[火]:【】..
2002.05.03[月]:【楽しんだ者勝ち】..春風亭昇太+林家たい平
 INFOBAHN/ISBN4-901873-00-8/1600円/303P
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 ▼ Webook2002プレゼント企画No.8♪ ▼

    中学生マミちゃんの大疑問【日本てお金に復讐されてるの】
    福田秀樹著 ~ 7冊

    松山から3冊、中経出版から2冊、著者の福田さんから2冊
      計7冊の“豪華プレゼント”です。

    * 宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
* タイトル:マミちゃん+お名前
* 本  文:お名前、住所、メールアドレス、年齢、コメント
* 締め切り:6/22(土)

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 ▼ Webook2002プレゼント企画No.7♪ ▼
    【21世紀残る経営、消える経営】 大久保寛治 ~ 3名様

    * 宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
* タイトル:21世紀+お名前
* 本  文:お名前、住所、メールアドレス、年齢、コメント
* 締め切り:6/15(土)


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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-071【柿のみすくすく】 ‥… □■

 柿の実が、順調におおきくなってきた。人差し指のツメくらい・・。
 毎日、おおきくなーれって 眺めるのも楽しいものです。
 カニの気分でしょうか。
                しんのすけ@ちょきちょき
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Posted by webook at 23:52

2001年08月27日

【人間感係を生きる】..井上昌俊...............★★★★☆+感係

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★ 【Webook #2001-121】 2001/08/27(月) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 人間感係を生きる 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字110= 湿気 】
   ◎ プレゼント:【 バリュー・クリエーター 】3冊! 9/8まで

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【人間感係を生きる】

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■ジャンル:人生、エッセイ
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■著者:井上昌俊(いのうえ・まさとし)
  昭和9年生まれ。愛媛県立宇和島東高校卒業。(株)愛媛木材市場(現・
アイモク)を設立し、独立。現在、日本ボーイスカウト愛媛県連盟理事長
など。著書に「人は人によりて人となる」。
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■出版社:
 プレジデント社/ISBN4-8334-9072-2/1500円/214P
2001/5/30 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「人と人との関係は、”感情“を通して成立し、機能する。」

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■ <忙しい方はここだけ>

インターネットが距離と時間を縮め、現代を「関係性」の時代と言わしめてい
るこのごろ、生産者と消費者、サービス提供者とクレーマー、教育機関と生徒
上司と部下など、様々な関係は従来の姿から大きく変わりつつある。しかし、
それらを煎じ詰めていけば、結局は人と人との関係である。

そして、人と人との(よい)関係は、お金や数字や義務や義理ではない。
“感情”という微妙な心の動きをベースにして成立し、機能しているのだ。

人が生きがいを感じ、活き活きと生きていけるためには、「いい人間感係」が
なによりである。「関係」を「感係」と置き換えたところに本書の意図が集約
される。

自分は認められているという実感がわく「私の居場所」を「他者のこころ」の
なかで見つけるヒントが、著者の語りの中に散りばめられる。

分かり合うことの難しさとそれゆえの喜びを包含する夫婦の距離、逃れられな
い関係ゆえの“苛立ち”と“感謝”が輻輳する親子の絆、仕事と家庭の危うい
バランス、教育、老いと死など、人生のプロセスに応じた「人間感係」の機微
を考える素敵なエッセイ。

著者が小学校3年のとき、その心を育んでくれた松田先生という女性教師のエ
ピソードは、なんど聞いても涙が出る。いじめに立ち向かった校長の水泳大会
エピソードも考えさせられる点が多い。

人が人として生きていくために必要な「人間感係」を考えてみたい。そして、
感じてみたい。

おすすめ度は ★★★★☆+感系
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■ <お暇な方は、もう少し>

著者は、少年時代から長年ボーイスカウトに関わってきている。その中で、体
験的につかんだというチームワーク(仲間)の要諦が書かれている。

「私の体験からまなんだ結論はこうだ。各自が仲間の“長所”を目を皿のよう
 にして見つけることである。これこそが最も大切なポイントだと私は信ずる
 。仲間の“長所”を一生懸命見つける。そして、互いに“認め合う”」

仲間とは、ボーイスカウトの仲間だが、夫婦でもいい、会社の部下でもいい。

「人は仲間(社会)に認められたとき、はじめて自分の居場所を見つける。自
分も多少は役に立つんだと自身を持ち、長所を自ら伸ばそうとする。長所が伸
びると不思議なもので、弱点や短所が弱まるものである。」

得手に帆をあげよ、強みの上に己を築け、・・・そして周りはそれを認める、
評価してあげる、そんな循環が大切だね。

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■ <読んで欲しい方>
  子供を持つ親の方
  人間関係に悩んでる方
  久しぶりに奥さんの存在に感謝してみたくなった方
  だんな様に優しい声をかけたくなった方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+感係

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 井上さんの前著もよかったぁ
   「人は人によりて人となる」★★★★★+!
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2001.08.31[金]:【】..
2001.08.30[木]:【】..
2001.08.29[水]:【】..
2001.08.28[火]:【】..
2001.08.27[月]:【人間感係を生きる】..井上昌俊..★★★★☆+感係
プレジデント社/ ISBN4-8334-9072-2/1500円/214P
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今週の節約小計 1500円
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   松林博文さんかららのプレゼントです。
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 |   ☆ タイトル:バリュー+お名前
 |   ☆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   ☆ 〆切:9/8(土)
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 |  応募条件:【バリュー・クリエーター】の本とWebookをお友達に
 |  ご紹介ください。
 |  ご紹介の気合の入り具合で 当選確率が高まります(!?)笑
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  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-121【e漢字110=相談】・… □■

  湿気=しっけ
  湿気=湿度が高い感じ。
     水がお日様によってゆらゆら立ち上り、その気配を感じること
     「湿」は、まことに雰囲気をよく表している漢字の構成である。
     湿気もまたよし。気持ちいいもんだと思えば、このくそ暑い
     日本の気候もすてたもんではない。
     
                   しんのすけ@e漢字.com
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     バックナンバーはこちら :
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東京の日出:05:09 +2分 対先週金曜日
東京の日入:18:16 -3分 ”
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《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 18:57

2001年05月25日

【バターはどこへ溶けた?】...★★★★★+バター

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★ 【Webook #2001-073】 2001/05/25(金) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 バターはどこへ溶けた? 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字76= 異動 】
           
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【バターはどこへ溶けた?】Where Has My Butter Gone ?

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■ジャンル:ビジネス、人生
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■著者:ディーン・リップルウッド(Dean Ripplewood)
金融ビジネスで大成功を収めたのち、自分らしい生き方を求めて仏門に入
  る。長年の沈黙を破り、やむにやまれぬ気持ちから本書を執筆。
  法名は流心。
 イラスト:吉沢深雪(よしざわ・みゆき)
  手作り雑貨の提案や入浴法など、暮らしをテーマにしたイラスト、エッセ
  イで活躍中。著書に「オレンジハートのつくりかた」など。
  http://www.miyukisha.co.jp/
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■出版社:
 道出版/ISBN4-944154-35-6/ 838円/ 93P
2001/5/15 第1刷
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■ <ワン・チョット>

  「 僕は、チーズもバターも好きだ。 だって、違う味だもん。」

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■ <忙しい方はここだけ>

本書をパロディ本だと決めつけるのは(著者自身がパロディだといっているが
・・)もったいない。確かにパロってはいるが、まじめな内容で『状況の急激
な変化にうろたえず自分らしく生きるためのヒント』を面白ろおかしく寓話の
中に潜ませている。

確かに、今売れに売れている『チーズはどこへ消えた?』と同じような装丁で
構成も登場する動物の組合せも似ている。手にすると思わずニヤリ!。
ところが読んでみると意外に深遠な思想が感じられて、ニヤリにウームが追加
されることになる。

チーズ・・の場合、登場するのは二匹のネズミ(スニッフとスカリー)と二人
の小人(ヘムとホー)だった。本書では二匹のキツネ(マイケルとジョニー)
と二匹のネコ(タマとミケ)だ。

いずれも成功や幸せの象徴であるチーズやバターを追い求めるお話だが、流れ
る思想は全く異なる。
 片や西洋思想、片や東洋思想。
 片や狩猟民俗の行動力、方や農耕民俗の知恵
 片や変化を恐れぬ勇気、片や変化に同じない悠然
などなど、いろんな見方ができるが、比べて読むと実に面白い。

後から出たほうがパロッている分、愉快に読める。
先にチーズを食べ、後からバターというのが、作法にかなっているかも(笑)。

私達には変化を恐れず前向きにガンバルことも、時には心を静めて自分を取り
戻すゆとりを持つことも必要なようだ。

おすすめ度は、★★★★★+バター
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書に登場するのは、(ずる)賢い二匹のキツネと、のんびり屋のネコ。かれ
らが求めるものは財産や名誉や権力などの象徴である『バター』。

『インテリ派エリートで通っているキツネは、持ち前の頭脳と体力を最大限に
生かしながらバターを探す。』、一方で、『タマとミケは、さすがにネコらし
く、気まぐれで何をやっても続かない』。
二匹のネコのうち、ミケは、ネコには珍しく“努力”とか“目標”とかの言葉が
きらいではなく、キツネたちの行動力に密かな憧れをいだいている。
こんな登場人物(動物)の設定だ。

バターを見つけたり、いつのまにかなくなったりするときに、ネコが思ったこ
とが「格言」の形で登場する。「チーズ・・」の場合は、ネズミが壁に書いて
いたが、本書では「この満ち足りた気持ちをどうにか言葉にしたいと思い、壁
に格言を書こうとしたが、めんどうなので頭のなかでこういった。」となる。

チーズ本では

 まだ新しいチーズがみつかっていなくても そのチーズを楽しんでいる
 自分を想像すればそれが実現する。(チーズ)

と、目標に向かってめげずに努力することを促すが、

本書(バター)では、

 夢をいだいているときの決意など 逆境にあってはもろいものだ。(バター)

とシニカル(≒現実的)な格言なる。(ははーん、あれに相当するなと思うと
思わずニヤリ)

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| ↓
|   チーズとバターを会わせて料理したものはないだろうか?
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
5/23付けの日経新聞には、『チーズがバターを訴える』と題して、本書が訴え
られている記事が掲載された。
(これは格好の宣伝になる。しかも無料。)

「外見のよく似た本を作られ損害を受けた」というのが訴訟の内容とか。不正
競争防止法に基づいて東京地裁に出版差止めの仮処分を求めたものだ。

チーズは、300万部以上売れ、バターは15万部ほど売れているらしい。

訴えられた出版社(道出版社)は、全面的に争う構えだ・・とあるのは、いい
かえれば、全面的にもっと宣伝効果を狙うに等しい。
チーズはどこへ消えた?の扶桑社とバターはどこへ溶けた?の道出版が結託し
て・・・・なんてうがった見方は、考え過ぎか・・・(笑)

『似た外見』ではあるものの、中身はまったく別のベクトルを向いており、本
としては、どちらもとても面白いと思う。
西洋と東洋の思想の違いみたいなものも伺うことができ、ふたつ読み比べてみ
るのも面白い。

チーズが売れれば、バターも売れ、バターが売れれば(扶桑社の予想に反して)
チーズも売れる・・・という面白い循環になるような・・・

バターのほうが後から出たパロディー風の装いをしていたとしても、いいんじ
ゃないだろうか・・。

僕は、チーズもバターも美味しかった!(チーズを先に賞味すべし)

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■ <読んで欲しい方>
  チーズはどこへ消えた?を読んだ方
  チーズはどこへ消えた?をまだ読んでない方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★★+バター

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

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2001.05.25[金]:【バターはどこへ溶けた?】...★★★★★+バター
 道出版/ISBN4-944154-35-6/ 838円/ 93P
2000.05.24[木]:【--】..DA2D休刊

2000.05.23[水]:【eの悲劇】..幸田真音........★★★★★+陰影
 講談社/ ISBN4-06-210636-1/1700円/223P
2000.05.22[火]:【--】..DD休刊(疲れる)

2001.05.21[月]:【なぜこの店で買ってしまうのか】..パコ..★★★★+買い物
早川書房/ ISBN4-15-208335-2/1800円/348P
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今週の節約小計 2500円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-18 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-073【e漢字76=異動】・ … □■

  異動=いどう。
  異動=異なる部署へ、動く
    =異人の世界で、働くために机を動かす
    =異なる居住地へ動く
    =動くためには、異なる仕事が必要だ。
    =新職場は、いいどぉ~。
   しんのすけ@e漢字.com
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東京の日入:18:47 +1分 ”
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Posted by webook at 01:27

2001年04月13日

【盲導犬クイールの一生】..石黒謙吾&秋山良平..★★★★★+クー

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★ 【Webook #2001-054】 2001/04/13(金) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 盲導犬クイールの一生 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字58 = 誕生 】
   ◎ プレゼント:【 部下を愛しますか?・・ 】New 
【 ザ・ベストCEO 】   New
 
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【盲導犬クイールの一生】

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■ジャンル:ノンフィクション、盲導犬
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■著者:石黒謙吾(ししぐろ・けんご)、秋元良平(あきもと・りょうへい)
  石黒謙吾:1961年金沢市生まれ。エディター&プランナー。
    書籍編集をベースにしたプランニング・オフィス「Blue Orange
    Studium」を主宰。「怪傑チャート診断室」ほか。
  秋元良平:1955年生まれ。東京農業大学畜産学科卒。フリーランスフォト
    グラファー。写真集「盲導犬になったクイール」ほか
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■出版社:
 文藝春秋/ISBN4-16-357260-0/1429円/150P
2001/4/10 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「人の言葉は話さないけれど、多くの人に感動を与えてくれたクイール。」

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■ <忙しい方はここだけ>

またまた泣ける本。僕は電車の中で溢れた涙を、花粉症を装って拭いていた。

盲導犬として多くの人と生きる喜びを分かち合ったクイール。その誕生から亡
くなるまでを、秋山良平の写真と石黒謙吾の文章が感動的に描写したドキュメ
ンタリーだ。
人と犬、この間をつなぐ“感動と感謝”の糸が見えるとき、読者は涙なしにこ
の本と対峙するとこはできない。

「この子」という表現がたびたびでてくる。生みの親、育ての親、しつけの親
を持ち、目の不自由な人を支えるミッションを果たす盲導犬。盲導犬に接する
人は、まるでその犬が人の子であるかのような慈愛をもって接する。

クイールは、15年ほど前、1997年に三重県名張市で生まれた。
誕生から、パピーウォーカーと呼ばれる育ての親元での生活、訓練センターで
の盲導犬訓練、そしてパートナー(使用者)との生活、デモンストレーション
犬としての活躍、仁井夫妻のところでの晩年・・・とクイールの一生をあたた
かいタッチで書かれた文章と、モノクロのやさしい写真が描き出す。
もはや犬ではなく、人間以上の仲間として存在していた。

正直いって、僕は盲導犬のことをあんまり知らなかった。
本書で、僕は盲導犬と感動的な出会いをしたように思う。

クイールの一生をさわやかに描き出した文章と写真には、人の心をゆさぶる何
か不思議なものがある。

おすすめ度は、★★★★★+クー
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■ <お暇な方は、もう少し>

「人間らしい歩き方を思い出させてくれた」と言ったパートナーであった渡辺
さんは、クイールよりも先にこの世を去った。
その後クイールはどう生きたのか。

本書は、クイールの誕生から、盲導犬になるまで、そしてパートナーが他界し
た後のデモンストレーション犬(盲導犬の役割を小学校などでデモする役目)
としての務め、育ての親のもとで過ごした晩年・・・など、クイールの一生を
静かな感動の波にのせて紹介している。

モノクロの写真は、それぞれのクイールの生涯をいきいきと映し出している。

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| ↓
|   他にも聴導犬、介助犬、セラビードッグなど、人間とパートナー
|   をする素敵なイヌはたくさんいる。
|     
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|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
しばらく前、石黒さんに会ったとき、作成中のこの本のことを教えてくれた。
その時、「これは仕事としてやってません、それ以上の何かに突き動かされて
・・・」みたいなことをおっしゃったのを覚えている。
人なつっこい石黒さんの目の奥に何か光るものがあったのを、僕は見た・・。

著者の石黒さんは、幼いころイヌと過ごした素敵な思いがあるという。この本
を作ることにした石黒さんは、秋元良平氏の写真集「盲導犬になったクイール
」が契機だという。

生みの親の水戸さん、育ての親の仁井さん夫妻、訓練士の多和田さん、パート
ナー(使用者)の渡辺さん、クイールを追い続けた写真家秋元さん、本書を構
成した石黒さん・・・多くの人の慈愛に満ちた人生が、クイールのまわりで回
っている。

盲導犬としての役目を終え、晩年は、パピーウォーカー(育ての親)のもとで
過ごしたクイール。命の燃え尽きる最後の時まで付き添いながら面倒をみた仁
井さん夫婦の様子は、ぐっと迫るものがある。

感動をあなたにも・・・。

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■ <読んで欲しい方>
  犬がおすきな方
  盲導犬に関心あるかた
  「盲導犬になったクイール」(写真集)を見たかた
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★★+クー

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2001.04.13[金]:【盲導犬クイールの一生】..石黒&秋山..★★★★★+クー
 文藝春秋/ ISBN4-16-357260-0/1429円/150P
2000.04.12[木]:【パパを変える魔法の言葉】..藤本裕子..★★★★+パパぁ
 PHP研究所/ ISBN4-569-61342-X/1100円/127P
2000.04.11[水]:【--】..お休み

2000.04.10[火]:【スピード仕事術】..中谷彰宏........★★★★+仕事術
  ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70222-5/1400円/188P
2001.04.09[月]:【あなたの情報はこうして盗まれている】..★★★★☆+デー

 翔泳社/ ISBN4-88135-959-2/2200円/393P
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今週の節約小計 6129円
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| ̄ Webookプレゼント企画 第8弾
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|  ●『部下を愛しますか?それとも失いますか?』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.26.htm
|  ●『ザ・ベストCEO』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.22.htm
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|  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
|  → タイトル:部下を+お名前 又は、CEO+お名前      
|  → 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  → 〆切:4/20(金)
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|  産業編集センター、河原さんのご協力で実現しました。
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-09 ・ ・ ・ ‥… □■
 
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-053【e漢字58=誕生 】… □■

  誕生=たんじょう。
  「言」葉を後世に「延」ばすために「生」まれた。
  言葉とは、親のDNAであり親の気持ちであり、親の愛情である。
  親の人生観や、ものごとの見方は、すなわち言葉と言い換えても言い。
  言葉によって、ものの感じ方、見方、考え方を教わる。
  生まれてきた子供に、己の人生をコピーするのは、最近注目の遺伝子
  DNAだけでなく、親が発する言葉によっても行われる。
  そういえば、子供の口のききかたは、親の口調そっくりだなぁ。
  今日は、ぼくの誕生日。
  かあさん、とうさん、ありがとう。
         しんのすけ@e漢字.COM
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Posted by webook at 00:24

2001年04月05日

【人生の贈り物】..S・ジョンソン..............★★★★☆+現在

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★ 【Webook #2001-049】 2001/04/05(木) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 人生の贈り物 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字53 = 痔 】
   ◎ プレゼント:【 bウエブ革命 】5冊     4/10(火)〆切
          【 えきーぷ 】ギフト券千円   4/10(火)〆切
   ◎ 読者の声 :【人事考課の心構え?】本の探索

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【人生の贈り物】THE PRECIOUS PRESENT

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■ジャンル:人生、物語
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■著者: スペンサー・ジョンソンン(Spencer Johnson)
  医学博士。コミュニケーションズ・コンサルタントとして活躍中。
  著書に「1分間マネジャー」「1分間マザー」「1分間意思決定」など。
 訳者:門田美鈴(かどた・みすず)
 絵 :久喜良作(くき・りょうさく)
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-90001-9/1300円/P
1995/7/13 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「私がさがしていた、かけがえのないプレゼントとは・・・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

何かにつまずいて落ち込んでいるなら・・・人生に悩んで憂鬱なら・・・仕事
が面白くなくて腐っているなら・・・この本は、やさしく心を癒してくれる。
そして、今に生きる自分を発見し、また元気に歩いていけるエネルギーを与え
てくれるに違いない。

別に悩みなんかないさ・・・、今は絶好調だぜ・・・、楽しくて仕方ない・・
なんて人にもこの本は、素敵な贈り物をくれる。

  「少年がいました・・・・」

という短いフレーズから始まる人生哲学の物語だ。
少年は、ある日、老人から不思議なプレゼントのお話を聞く。「それをもらっ
た人はずっといつまでも幸せでいられるんだよ」という素敵なプレゼントの話
だ。少年はそのプレゼントのことをずっと考え、捜し求める。
わからないまま時が過ぎ、少年は、若者になり、かけがえのないプレゼントを
見つけるために旅にでることにした。本を読んだり、山に登ったり、世界中を
旅するのだが見つからない。
何度も老人に尋ねるのだが、「人からもらうものではなく、自分が自分にあた
えるものなんだ」と???な答えしか返ってこない。やがて、老人は死んでし
まい、若者は途方にくれる・・・・。
かけがえのないプレゼント探しがほとほと嫌になったあるとき、若者の心にひ
らめくものが走る。!!
「それは、過去でもなく未来でもなく、かけがえのない現在だということ」が
わかったのだ。
何十年か過ぎて、若者は老人になる。いつも楽しそうにしているその老人のと
ころへ少女がやってきてお話を聞く。「すてき!いつか、だれかがくれるとい
いな、そのかけがえのないプレゼントっていうのを」と少女は楽しそうに言う。

ざっとこんなお話。
なーぁんだってストーリィだが、短いフレーズと構成からにじみ出て来る不思
議な魅力に、読者も「素敵なプレゼント」を発見するうれしさを実感できる。

過去から現在、そして未来へと続く時間軸の中で、自らの存在とその価値を実
感できるのは、「今」でしかない。その現在をあるがままに受け入れ、感謝し
、そして生きる。
少年、老人、少女とともに哲学的な思索の旅ができる素敵なお話である。

おすすめ度は、★★★★☆+現在
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

かけがえのないプレゼントとは、「かけがえのない現在」そのものだった。
それに気がついた若者は、なんだかうれしくてバンザイをする。
うれしくて仕方がなかった。

しばらくの間は・・・。

若者は再び気持ちが暗くなる。なぜなら、こんなことを追い求めて長い間旅を
してきた自分の過去が嫌になったからだ。さらに、今度は未来についても不安
が覆ってきて暗い気持ちになってしまう。明日もかけがえのない現在を感じる
ことができるだろうか・・?と。

そんな若者の心に叡智の声が聞こえてくる・・・・

   思い通りにいかなかった過去を悔やみ、
   どうならるかわからない未来を思い煩うのは、
   現在を生きていないと言うことだ。
   それは苦しく、みじめで、不幸なことだ。

   過去もそのときは現在だった。
   そして未来も現在になる。
   現在の瞬間こそが、経験できる唯一の現実なのだ。

おもわくと異なることが多い「今」ではあるが、それはかけがえのない瞬間
でもある。

今を大切に・・・生きてみよう。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=95027421
| ↓
|   現在は、未来の過去である。(老子)
|   これは、本書の人生哲学とは違った観点からの至言だと思う。
|   生きている自分の存在を思うとき、時間軸は面白い思考の枠組み
|   を与えてくれるものらしい。 
|
|                   => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
昨日は、新入社員のみなさんを前に「現在は未来の過去である」のお話をした
。よい機会をありがとう。今を感じることができた1時間だったなぁ・・。
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■ <読んで欲しい方>
  悩める方
  日々面白くないと思ってるかた
  辛い時を耐えているかた
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+現在

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2001.04.06[金]:【】..

2000.04.05[木]:【人生の贈り物】..S・ジョンソン...★★★★☆+現在
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-90001-9/1300円/P
2000.04.04[水]:【--】..外科休刊

2000.04.03[火]:【親がボケたと思ったら】..河野和彦..★★★+親孝行
  主婦の友社/ ISBN4-07-228430-0/1400円/191P
2001.04.02[月]:【才能論】..樋口廣太郎....★★★★☆+引き出す
 講談社/ ISBN4-06-210491-1/1500円/221P
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今週の節約小計 4200円
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/========<春の特別企画>==============
| JR西日本の駅店舗の「お買物・飲食」に使える?商品券?!
|    もちろん、「えき~プ」で本も買えます!!
| 「ジェイアール西日本サービスネット共通ギフト券千円」
|     (抽選で10名様にプレゼント!!)
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| <応募方法>
|  ◆申込み先:http://www.goekeep.com/ のぺージ右上
|          「プレゼント申込みはこちら」からどうぞ!
|  ◆お願い :上記申込みページのご意見・ご感想欄に
|       「しんのすけさんのファンです!」とご記入下さい。
|  ◆当選人数:10名(西日本の方だけね)
|  ◆応募〆切:2001年4月10日(火)
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 ◎「結婚」の配送がちょっと遅れています。しばらくお待ちください。
 ◎「サービス王になろう2」の当選者は、ただいま選考中・・・

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-08 ・ ・ ・ ‥… □■


    読者の方からの「お尋ね本」= 「人事考課の心得」関連

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  少し前から、部下の人事考課をすることになったKさんからのお便り。
  部下を持つマネジャーになられたんですね。(祝!)
  人事考課をするときの心構えとかに関する本などどなたかご存知の方
  いませんか? 真之助は、とりあえず心当たりがないため、読者の
  皆様に教えていただければと・・・

> 考課内容を本人に面談で説明しなければならないのも結構ストレスなんです。
> 何か考課の心構えに関する本があったら紹介していただきたいです。
> よろしくお願いします。
  
  本でなくても、こんな風にいつも対処してます・・みたいなご意見でも
  うれしいです。

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-049【e漢字53= 痔 】・… □■

  昨日は外科のお医者さんへ行って来た。何しに?
  うーんとね・・・痔の治療。(あたた・・恥ずかしい)

  痔=じ。
  痔=お寺+病 お坊さんは痔が多かったのかしら。。。
  Gooで痔を検索したら2万件以上も出てきた。3人に一人くらいは
  痔主さんとか・・・メー痔ング・リストもあるんでしょうね。
  ついでだと思って「花粉症」を検索してみたらこっちは3万件以上
  お尻よりお鼻のほうがちょっと多かった。
  昨日はそれでWebook休刊。
  お尻だといってアナどれない(笑)
  漢方薬の乙字湯と塗り薬のボラザG軟膏を貰ってきた・・。

         しんのすけ@e漢字.COM
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東京の日出:05:22 -2分 対前日
東京の日入:18:06 +1分 ”
日昼時間 :12:44  +3分 ”
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||__/  > ヤフープレス 5月号
 ○ | /    > ソフトバンクパブリシング
\\      >  4月13日発売 に記事あり・・。
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Posted by webook at 00:21

2001年03月22日

【ザ・ベストCEO 】..I・ハルパリン............★★★☆+CEO

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★ 【Webook #2001-043】 2001/03/22(木) ★
★ “春分の日+2”の木曜日          ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 ベストCEO 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字48 = 機会 】
   ◎ プレゼント:【 マッキンゼー式 世界最強の仕事術 】3/30〆切
【 サービス王になろう2 】4/4〆きり

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ベストCEO】 10大Webのリーダーはいかにして勝利したか!
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■ジャンル:ビジネス、伝記
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■著者: イアン・ハルパリン(Ian Halperin)
  北アメリカを代表する追跡調査ジャーナリスト。日本でも『誰がカート・
  コバーンを殺したか?』や『スーパーモデル 堕ちた女神たち』が既に高
  い評価を得ている。『ローリング・ストーン』誌の追跡調査ジャーナリズ
  ム賞受賞。現在は執筆のかたわら、アメリカやカナダの大学でジャーナリ
  ズムについて講演活動などを行う。
 翻訳: 長谷川真実(はせがわ・まみ)
  1959年生まれ。立教大学社会学部卒業。海外旅行添乗員を数年勤めたのち
  、様々な業種・職種を経験。現在、音楽事務所に勤務するかたわら、翻訳
  に従事している。
  主な訳書は『記憶の底から 家庭内暴力を語る女性たち』(青弓社)、『
  ウォルマート 世界最強流通業の光と影』(日経BP社)、『アマゾン・
  ドット・コム』(日経BP社)など。 
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■出版社:
 産業編集センター/ISBN4-916199-24-3/1200円/183P
2001/2/16 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「やっぱり、変わったヤツだ!。」

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■ <忙しい方はここだけ>

IT業界を先導するCEO(最高経営責任者)は、様々なメディア上でとりあ
げられ、多くの人はある程度固まったイメージを持っている。
しかし、それはある一面であり、意外なひととなりや素顔を知ると、また別の
好奇心がわいてくる。

本書は、マックのスティーブ・ジョブス、オラクルのラリー・エリソン、イー
ベイのマーガレット・C・ウィットマンなど10人+1の著名なCEOを取材
し、その素顔を紹介した本だ。+1は、アマゾンのジェフ・ベゾス。
ビジネス的な内容もあるが、どちらかといえばその生立ちや私的なエピソード
が面白い。

ルーターなどインターネットの基盤マーケットを押さえるシスコシステムズの
ジョン・チェンバースが、もとは弁護士、MBA資格をもち、ちょっと前まで
はコンピュータの電源の入れ方もしらなかったとか、オラクルのエリソンはか
なり奇想天外なかわりものだとか、普段あまり知らないCEOの姿が浮かびあ
がる。
10人目は、IBMを立て直したルイス・V・ガースナー。ビスケット屋さん
(ナビスコ)がやってきて、コンピューターのIBMを立ち直らせたというの
も興味深いところ。eビジネスを牽引し、ストックビジネスからフローのビジ
ネスへとIBMを大変身させたおじさんのことがよくわかる。

コーヒーでもすすりながら、気楽な感じで読むといい。

おすすめ度は、★★★☆+CEO
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■ <お暇な方は、もう少し>

ご登場のケタはずれな人は・・・・

0)ジェフ・ベゾス(アマゾン・コム)
1)スティーブ・ジョブズ(アップルコンピュータ)
2)スティーブ・バルマー(マイクロソフト)
3)スコット・G・マクリーニ(サン・マイクロシステムズ) 
  財布に一億ドル持ちながら、バーガーキングで食事をする男   
4)ローレンス・J・エリソン(オラクル)
  ハイテク業界一の嫌われ者CEOの奇想天外なライフスタイル    
5)ジョン・T・チェンバース(シスコシステムズ)
  弁護士でMBA、ほんの数年前まで
  コンピューターの電源の入れ方さえ知らなかったCEO
6)クレイグ・R・バレット(インテル)
7)ティモシー・クーグル (ヤフー)
8)スティーブ・M・ケース(AOL)
  若くエキセントリックな典型的コンピュータおたくが
  メガトン級の合併劇で歴史を作るまで    
9)マーガレット・C・ウィットマン(イーベイ)
  就任後三年で顧客を七五万人から一二〇〇万人に増やし、
  地球上で一番リッチな女性に           
10)ルイス・V・ガースナー(IBM)
  IT関連はズブの素人。
  RJRナビスコからやってきたクッキー・マンが、
  破綻寸前のIBMに奇跡をもたらした
__________________________________
@ 戻る CEO 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.shc.co.jp/book/ceo.htm
| ↓
|    Chotto Eccentricな Okata
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
来年は、本書の続編(2002年版)が出ることになっている。この人こそ、
ベストCEOだという人を推薦できるそうで、著者へ英文の手紙をおくると見
てくれるようだ。(採用されるかどうかは?だけど・・・)

本書には、日本人がのってないから来年版は、孫正義氏あたりが・・?

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■ <読んで欲しい方>
  IT業界の偉人(変人)を知りたいかた
  たまにはお気楽なITビジネス本を読みたいかた
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★☆+CEO

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
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2001.03.23[金]:【】..

2000.03.22[木]:【ザ・ベストCEO】..I・ハルパリン..★★★☆+CEO
産業編集センター/ ISBN4-916199-24-3/1200円/183P
2000.03.21[水]:【eブレークスルー】..大前研一......★★★★☆+ガラポン
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-18025-3/1500円/269P
2000.03.20[火]:【--】..春分の日

2001.03.19[月]:【トヨタとGAZOO】..デルフィス..★★★+くるま
 中央経済社/ ISBN4-502-35782-0/1800円/239P
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今週の節約小計 4500円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-11 ・ ・ ・ ‥… □■
_________________________New_____
/|
| ̄ Webookプレゼント企画 第6弾
| ======================
|   「サービス王になろう2」3冊。しかも著者中谷彰宏氏サイン入り
|   http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.02.htm
|
|  ● メール先:wada@ohtapub.co.jp <= ?????
|      cc: webook2001@yahoo.co.jp
|  ● タイトル:サービス王2+お名前      
|  ● 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  ● 〆切:4/4(水)
| 
|  オータパブリケイションズの和田清かさんのご協力です。
|  になやら極秘企画もあるようで、あて先はオータパブリケイションズ
|  の和田さんです。しんのすけは ccでメール下さい。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_________________________New_____
/|
| ̄ Webookプレゼント企画 第5弾 
| ======================
|
|  『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』 5冊
|    英治出版 2001年4月新刊(4月10日発売予定)
|    著:イーサン・M・ラジエル
|    訳:嶋本恵美、田代泰子
|   ----------------------------------------------------------
|   この本のコメントをどこかのオンライン書店に書きこむよって
|   お約束いただける方に一冊プレゼント。(抽選で5名様)
|
|  ● メール先:webmaster@eijipress.co.jp
|      cc: webook2001@yahoo.co.jp
|  ● タイトル:マッキンゼー+お名前      
|  ● 本文:コメントを書きこむ予定のオンライン書店名(いくつでも)
|       住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴
|  ● 〆切:3/30金
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-07 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-042【e漢字48= 機会 】・ … □■

  機会=きかい。
  時機(ちょうどいいタイミング)に会うというストラクチャー。
  じきでも時期は、ころあい、おり、といったやや幅のある時間帯。
  じきでも時季は、季節、シーズンといったさらに長い時間帯。
  機会は、やはり旬の短いタイミングと思ったほうがいい。
  チャンスは短く、ここだと思ったら迷わずつかんでみることだ。
  機会均等とうのは、だれにでも「ここぞ」というチャンスは巡って
  くるということだね、きっと。

         しんのすけ@e漢字.COM
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東京の日入:17:54 +0分 ”
日昼時間 :12:12  +2分 ”
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Posted by webook at 00:17

2000年04月28日

【ゼロからめざせ!30代CEO】..谷貝淳...★★★★+CEO

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★ 【Webook #2000-063】 2000/04/28(金) ★
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■著書名:【ゼロからめざせ!30代CEO】
同時進行ベンチャーサクセスストーリー
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■ジャンル:ビジネス、自伝
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■著者:谷貝淳(やがい・あつし)
1963年生まれ。東京都出身。年少時代の4年間を南米ベネズエラで過ごす。
慶応義塾大学経済学部卒。電通でマーケティングに従事した後、93年に退
職し、自費でスイスローザンヌIMDに留学、MBAを取得。その後、マ
ッキンゼー&カンパニーに入社。97年、世界最大のパスタメーカー《イタ
リアバリラ社》にヘッドハントされ、バリラジャパン(株)代表取締役に
就任。
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■出版社:
 フットワーク出版社/ISBN4-87689-351-9/1500円/191P
2000/4/7 第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「今の時代、まさにわらしべ長者を目指す者にとっては
もってこいの時代です。」

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■ <忙しい方はここだけ>

わらしべ長者の話というのは、わらしべ1本しかもっていなかった青年が、智
恵を駆使し、運を味方につけて、成功する物語。わらしべを果物に交換し、そ
れを反物に、馬に、そして最後はお城を手に入れるというものだ。

小さなベンチャーが自宅でスタートアップし、オフィスを構え、VCを入れて
事業を拡大し、成功物語の本も出し・・・なんていう現代のサクセスストーリ
ーは、まさに“わらしべ長者”の物語である。

本書は、そんな現代版わらしべ長者の著者が、これからわらしべ長者を目指す
若者へ送るエールである。

花の電通時代、地獄のMBA留学、経営士官学校としてのマッキンゼー、そし
て望み通りの社長業をバリラジャパンで・・・と自らデザインした人生をひた
走る著者のわらしべ長者物語は、それぞれのフェーズがとてもわくわくする自
伝的物語だ。

「志」「思い」それがなければ何も始まらない。今まで築いてきたものを自ら
壊す勇気を持ち、志に向かって突き進む。そんな姿が浮かび上がる。

人間は本来安定を好むというのが本性だらか、志を貫くために自らのポジショ
ンや安定的な地位を捨てて次のステージに飛び出すというのは勇気がいる。
今はそういう人が増えているし、それを支援する環境もできつつある。
これからの人には、次のステップを踏み出す勇気を与えてくれる本だ。

おすすめ度は、★★★★+CEO
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■ <お暇な方は、もう少し>

著者が学んだスイス、ローザンヌのIMDは、教授陣も学生も世界中から集ま
ってくるグローバルな環境が特徴らしい。ケースによるシスカッション方式は
どこのMBAも同じ。ロジカルな論理展開で議論に参加しないとついていけな
い。
発言が少なかったり、発言内容が低レベルなことが続くと「プロベーション」
といわれる警告文を教授からもらい、それが一ヶ月に2回続くと退学になって
しまうという。なかなか厳しい環境だ。

MBA習得のための生活や、そこで学んだことなど現在MBAを目指す人には
とても参考になる。

またマッキンゼーなどコンサルファームでの仕事の環境や、就職試験の特異さ
なども面白く紹介されている。
とくに“Up or Out”という厳しいマッキンゼーの内部制度は、驚い
てしまう。

マッキンゼーでの職階は、上から順に Partner,Senior Engagement Manager,
Enagagement Manager, Associate, Junior Associate, Business Analystとい
うランキングになっている。それぞれ許容される滞留期間中にUp(昇格)しな
いとOut(クビ)になるという制度だ。
クライアントや上司、同僚の厳しい目のなか、常にテンションを上げて成果を
出さなければならないというのはなかなか厳しい。

こんな制度があるからこそ、トップコンサルファームとしての地位を保ってい
るのかもしれない。仕事は厳しいということだ。

そのマッキンゼーも著者にとっては、自分の描いた社長業へのステップであっ
た。マッキンゼーに在籍しているときにきたいくつかのヘッドハントの誘いを
実にロジカルに選択し、現職のバリラジャパンの社長業に就任している。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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ともあれ、まずは「思い」があるか。それを具体的に自分の中で描けるかが、
最初のポイントである。
孫正義は、それを「志」と言っている。

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■ <読んで欲しい方>
  MBAを目指す人
  CEOを目指す人
  変化したい人
  わらを持っている人
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★+CEO

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2000.04.28[金]:【ゼロからめざせ!30代CEO】....★★★★+CEO
 フットワーク出版社/ISBN4-87689-351-9/1500円/191P
2000.04.27[木]:【休刊】.......多忙の為休刊

2000.04.26[水]:【我輩は病気である】..赤瀬川原平....★★★★+壮快
         マキノ出版/    ISBN4-8376-7002-4/1500円/223P
2000.04.25[火]:【休刊】.......年休の為休刊

2000.04.24[月]:【ドットコム・ショック】..大前研一..★★★★★+.com
 小学館/ ISBN4-09-389605-4/1400円/253P
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今週の節約小計 4400円
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-063【インタクタコード】… □■

読売新聞(4.19)にインタクタコードの広告記事が載った。
これはごま塩をまいたような点の集まりでデジタルデータを表示する一種
の暗号のようなもの。それをスキャナーで読み取ればPCで動画、音声、
プログラムなどを再生できるというものだ。バーコードの進化したような
もので、イスラエルのインタクタ・ラブス・リミテッド社の開発。
1平方cmあたり100文字分の記憶容量という。
紙媒体とPCを繋ぐ新技術だ。それ以後、読売新聞には時折、記事や広告
の横に四角いインタクタコードが載っている。
雑誌記事の横に、無料登録IDと記事をいっしょにインタクタコードが
載っている・・・なんて時代がやってくるかも。
スキャナーが簡単になり、カード型とか携帯電話アタッチ型なんてのが
出回ると、このコードはブレークしそうだ。
このコードは再生ソフトが必要で、こちらから入手可能(無料)
http://www.yomiuri.co.jp/intacta/
イスラエスの本家はこちら:
http://www.intacta.com/
しんのすけ@コンダクター
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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Posted by webook at 20:17

2000年02月02日

【思う、動く、叶う!】..澤田秀雄..................★★★+思い

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★ 【Webook #2000-020】 2000/02/02(水) ★
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東京の日出:06:41 -1分 対前日
東京の日入:17:09 +1分 ”
日昼時間 :10:28 +2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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■著書名:【思う、動く、叶う!】 Wish,Act,Achieve!
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■ジャンル:自伝、ビジネス
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■著者:澤田秀雄(さわだ・ひでお)
1951年大阪生まれ。旧西ドイツのマインツ大学に留学。在学中アルバイト
で稼いだ資金を元に50カ国以上を旅する。80年新宿にて旅行会社(現H
IS)を設立。95年に株式公開。98年スカイマークエアラインズを就航さ
せる。99年証券業界へも参入も果たした注目の起業家。
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■出版社:
 サンマーク出版/ISBN4-7631-9269-8/1500円/189P
1999/11/5 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「心に思い描いて、その形を具体的にイメージし、継続して持ち続ければ
もうそれは80%できたと私は考えている。
残りの20%は何か。それこそほんのちょっとしたコツだ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

成功した起業家のインタビューや自伝を読むと必ずといっていいほど“夢”と
か“思い”といった言葉が出てくる。
昨日の本『崖っぷちから風にのれ』の小島氏も風車を見て、ある『夢』を心に
描いたと言う。HISを創業した澤田氏も同じように『まず思うこと』だと言
う。“思い”がどれだけ具体的に、熱い願いであるかどうか・・・そこがきっ
と成功するか単なる夢想に終わるかの分かれ目なのであろう。

本書は、格安航空券というニッチ市場で成功を収め、さらに航空業界への新規
参入、証券業界への事業拡大と矢継ぎ早にビジネスを広げる澤田秀雄のアント
レプレナー物語である。
「運も実力のうち」とよく言われるが、著者の成功の道のりを見ると、強い思
いが運を呼び寄せているような雰囲気が漂う。(このあたりはサンマーク出版
のブック・カラーにぴったりだ)

澤田氏の人生観やビジネス・エネルギーは、留学時代の旅行経験で得たものに
源流があるようだ。経験の一つは、旅先で病気になり極限状態で味わった恐怖
感、孤独感だ。カトマンズを旅行した時に死ぬ思いをしたエピソードが語られ
ている。そしてもう一つの経験は、ドイツで始めた現地のツアー企画が大成功
(1千数百万の貯金ができる)である。
人生に必要なことはすべて旅が教えてくれたという著者が、留学中に得たもの
はものすごく大きい。

ギラギラとした思いがそのまま外にでるタイプの著者は物凄くエネルギッシュ
だ。自ら語った本書は、やや脂っこくなってしまった感もある。
できれば、3人称で描かれたほうがよかったかもしれない。

おすすめ度は、★★★+思い
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■ <お暇な方は、もう少し>

一度、新宿のHISを訪れてみると良い。なんだか物凄い活況がある。ここを
仕事場にするというのはすこしためらいを覚えるほどだ。なんでも社内規定で
は「電話のベルが2度なるまでに受話器を取ること」になっているとか・・。
著者は、「ビジネスは“速度”と“集中”できまる(ケンカを同じだ)」と言
っているが、まさにそれを地で行く感じだ。

徹底した実力主義で、社員の売上は自分が扱った顧客が無事旅程を終了した時
点で初めて売上になり、旅行中の顧客からのクレームもスピーディに対応する
ことを求められていると言う。

動け、汗をかけ、気合を入れろ・・・そんな檄が毎朝飛んでいそうな会社であ
る。

著者のビジネスに対する見方でこんなものがある。
『みんながハッピーになれる仕事は必ず成功する』
今風に言えばWin-Winの世界だ。

心理学実験で“みんな”というのは何人を指すのか・・・というものがある。
さくらの被験者を使って常識はずれの答えにどの程度迎合してしまうかとい
う実験だ。それによると3人以上が《そうだ!》といえば、《そうかもしれな
い》と思ってしまうという結果がある。つまり「みんな=3人」という公式だ。
WinWinのビジネスロジックも《みんな=3者》がハッピーになれる仕事
であれば、成功の確率が高いような気がする。
著者が学生のころ企画した現地オプションツアー企画も正にそれだ。

フランクフルトにやってくる日本人ビジネスマン相手の通訳やガイドでアルバ
イトをしていた著者は、日本人向けのオプショナルツアーを企画した。その企
画は、仲介をするホテルマンはチラシを配るだけで月に何万円もの小遣いにな
り、レストランやビアガーデンも収入増でハッピィ、旅行者も割り引きが効い
てハッピィというものだ。当然企画者の著者もハッピィでこれで貯金が100
0万以上というから大成功と言えよう。みんな=3者以上のWinWinの世
界を創り出したことになる。

Webookもみんなハッピィならいいなぁ。(読者の皆さん、出版社、著者
編集者、ウエブサイト、そして僕)

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| | http://www.sunmark.co.jp/publishing/newbooks/omou.html
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| HISはここ:
| http://www.his-j.com/
| サンマーク出版はここ:
| http://www.sunmark.co.jp/publishing/index.html
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
“思う”ということは、“決める”ということでもある。
今年、中谷彰宏氏から年賀状が届いた。「探しているとない、決めればある」
と筆で大書されていた。最初、なんのこっちゃ?と首を捻ったがよく考えてみ
るとなかなか含蓄がある。夢→実現の変換過程の最初のステップは、そういう
ことなんだろうと思う。

さて、僕の夢は何だろう?

今日はこれで一日悩んでみるのもいい。

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■ <読んで欲しい方>
夢をお探しの方
夢をみつけたラッキーな方
夢が壊れちゃった方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★+思い

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2000.02.04[金]:【】..

2000.02.03[木]:【】..

2000.02.02[水]:【思う、動く、叶う!】..澤田秀雄....★★★+思い
 サンマーク出版/ ISBN4-7631-9269-8/1500円/189P
2000.02.01[火]:【崖っぷりから風にのれ】..小島剛....★★★☆+風力
 プラネット出版/ ISBN4-939110-05-2/1600円/217P
2000.01.31[月]:【パーミッションマーケティング】....★★★★★+信☆用
         翔泳社/ ISBN4-88135-805-7/2000円/285P
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今週の節約小計 4200円
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-020 【毛利さん延期】 … □■

毛利さんの二度目の宇宙の旅は延期となった。肉眼でみるのを楽しみにして
いいたのに・・・。気象状況とシャトルの故障が原因とか。宇宙へ飛び出し
て無事に帰ってこれると言うのは大変なことなのに、最近ではごく普通のこ
とになってしまった。いいことも、凄いことも、怖いことも、すぐに普通の
ことになってしまうこの頃。
いつまでも変らない“定点”みたいな世界(田舎)が妙になつかしい。

しんのすけ@さらのめ
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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Posted by webook at 18:14

1999年05月26日

【突っ張り】..千代大海龍二...............☆☆☆+突っ張り

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■著書名:【突っ張り】

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■ジャンル:その他(自伝、スポーツ)
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■著者:千代大海龍二(ちよたいかい・りゅうじ)
  1976年北海道生まれ。92年に九重部屋に入門。現在は大関。
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■出版社:
東京新聞出版局/ISBN4-8083-0676-X /1400円/237P
1999/5/21 第1版
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■ <ワン・チョット>

「喧嘩をするなら友達を巻き込まないで、
   自分ひとりでケリをつけなさい。」 (中学時代、母に言われた言葉)

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■ <忙しい方はここだけ>

ウルフが育てた関取第一号、それが千代大海(ちよたいかい)。千代の富士の
千代と故郷の大分、北海道からそれぞれ一文字をとってつけられた四股名だ。

中学生のころ、“そりこみ”を入れ、暴走族「十二単」のリーダーとしてワル
どもをひき連れていた広嶋龍二。シンナー遊びや暴走などで何度も警察のお世
話になった少年、龍二は、あの千代の富士(現、九重親方)の門をたたき、厳
しい稽古にも耐え、大関へと駆け上る。

悪いことばっかりしよる息子を大らかな目で育てた母親、芯は良い子だと暖か
く見守ってくれた阿部先生(柔道部の顧問)、内藤先生(担任)など、手のつ
けようもないワルにもいいところがあると受け入れてくれる度量を持った人た
ちが、龍二少年の回りにたくさんいたようだ。

子供のころからのエピソードをはじめ、入門してからの角界の生業など、相撲
に興味のある人には、なかなか面白い自伝的エッセイである。
昔からツッパっていただけあって、突っ張りを得意とする押し相撲の力士だ。
先日の日曜日、5度目の優勝を果たし、悲願の横綱を手にしたのはハワイ出身
の武蔵丸。この本の主人公、千代大海はこの夏場所を休場した。「や」のマー
クが15個並んでいるのはちょっと残念だ。
次場所への期待を込めて白星献上。

おすすめ度は、☆☆☆+突っ張り

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■ <お暇な方は、もう少し>

相撲の世界は、一般社会とは隔絶された一種独特のしきたりがある。いわゆる
規範というやつだ。関取就業規則・・・なんて紙に書いたものはないだろう。
ひたすら先輩力士や親方の言うことを聞きながら、強くなることだけが自分の
存在を見出せる世界。
厳然とした階級制度の下では、番付がすべて。《番付が一番違えば、虫けら同
然》といわれる。
千代大海が幕下筆頭から重量13枚目にあがったときの感激が、さぞかしであ
ったことであろう。
何がそんなに違うか・・・・。

まず、給料、幕下はゼロ(わずかな場所手当てと親方からのおこずかい)、十
両力士には給料なんと約100万円。個室ももらえる。化粧回しと大銀杏も関
取の特権だ。(土俵入りは十両からできるため化粧回しがある)呼び名も変わ
る、付け人もつく、風呂もチャンコも先にいただける・・・。天と地ほどの差
が幕下と十両の間にはある。

そんな相撲界で千代大海が成長できたのは、もってうまれた素質もあったが、
突っ張り時代に身につけた「ここ一番というときの胆力」かもしれない。

「大分川原の決闘」なんていう武勇伝もある。自分の暴走族グループの手下が
高校生にいじめられ、その仇討ちというのがこの不良伝説のひとこま。
高校生11人を相手に一人で決闘に挑んだというお話。顛末は、最初から相手
が戦意をなくしていたためあっけなかったようだ。
子分に『自分のほうから喧嘩を売ったのか?』なんて問いただすと『違います
いきなり因縁をつけられ・・・』なんてまるで仁侠映画のセリフみたいだ。
話半分としても、それなりの肝が据わった悪い子ではあったようだ。

『喧嘩するなら自分一人でケリをつけろ』なんて言うお母さんも少ないだろう
が、ワルの子供を育てる親はそれなりに肝の座った人でないと勤まらないとい
うことか。

九重部屋に入門するとき、「相撲界に入りたい理由はなんだ?」と問われ、「
今まで散々親不孝したので、親孝行したいんです」と答えたというのは、ちょ
っとできすぎた話ではあるが、まあ本当のところでもあろう。

昔、そりこみの突っ張りが、今では大銀杏の突っ張りに変身。その見事な変わ
り振りは気持ちがいい。

ビッグ・コミックの≪のたり松太郎≫を読むような感じで読めば、楽しい。

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■ <読んで欲しい方>
  突っ張っているあなた
  相撲に興味のあるかた
  千代の富士はよかったと昔が懐かしい方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

☆☆☆+突っ張り

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーはこちらで:
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99020061

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

お相撲さん自身が書いたものでは、このほか小錦(コニシキ)の本があり
ました。「はだかの小錦」
http://www.isnet.ne.jp/isn00029/webook/98.3/98.3.19.htm

CMでひっぱりだこで、長者番付にも載った。コニシキは、相撲もよかっ
たけど、タレント業もなかなかにあっています。
次は武蔵丸の番だな・・・。

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

99.05.28[金]:【】..

99.05.27[木]:【】..

99.05.26[水]:【突っ張り】..千代大海龍二...........☆☆☆+突っ張り
       東京新聞出版局/ ISBN4-8083-0676-X/1400円/237P
99.05.25[火]:【休刊】..おしごとお仕事・・

99.05.24[月]:【折り顔】..松尾貴史.................★★☆+顔紙
       リトル・モア/ ISBN4-947648-14-7/2000円/131P
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今週の節約小計 3400円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-05 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-20 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-83 【自分史】  ・ ・ … □■

  中高年の方がデジタルな世界に目覚め、自分史をパソコンで作るのが
  はやっているようだ。(日経5.24)
  中高年のパソコンの手習いに、ちょっと楽しみを加える役目も果たして
  いるみたいで、パソコン教室でデジタル自分史をやっているところが
  紹介されている。川崎市にあるミロシティ映像情報都市研究会だ。
    http://www.wacnc.net/jibunsi/
  かなり個人的な写真なども公開してあり、いいんかいなぁと心配になる
  が、町を歩くとき顔を布で覆って歩くわけじゃなし、ま、いいか。
  自分史で一番充実しているのがリクルートの「自分史クラブ」
    http://www.recruit.co.jp/chanto/index.html
  世の中のエベントを選択して登録したり、誰かが自史に書き込みをして
  くれたり、様々なDBから検索できたり・・・さすがリクルートって
  感じだ。0歳から99歳までの人が登録しており、一番多いのは23才
  6314人の登録でうち1700人以上が公開している。
  楽しいページだ。山本さんのご近所さんもよかったなぁ・・。

しんのすけ@歴史に残る自分史
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Posted by webook at 14:43

1999年05月19日

【熟人力に学べ】..毎日新聞社.............★★★☆+熟人

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★ 【Webook #99-079】 99/05/19(水) ★
★ “雨”の水曜日 ★
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東京の日出:04:33 -1分 対前日
東京の日入:18:42 +1分 ”
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《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【熟人力に学べ】

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■ジャンル:その他(人生、人物伝)
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■著者:毎日新聞社
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■出版社:
毎日新聞社/ISBN4-620-31311-4/1400円/255P
1999/3/30 第1版
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■ <ワン・チョット>

「もはや“論語”のモノサシは古いし“年齢にふさわしい振舞い”と
いう考えは捨てた方がいい。」

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■ <忙しい方はここだけ>

喜寿、米寿、白寿など長生きを祝う区切りの名詞があるが、《百歳》を呼ぶ名
詞はないそうだ。昔は100歳なんて望むべくもない領域の年齢だったのだか
ら仕方ない。しかし、今や日本でも百歳以上の人が10158人もいるという。
しかもかくしゃくとして元気な爺ちゃん、婆ちゃんもいる。
寿命が延びたことは喜ばしいことだが、問題はその生き方。定年を60歳とす
れば、100歳まで40年もある。その間、ぬれおちばやヨイヨイではなく、
元気で生きたいものだ。身体的な健康だけでなく、《生き甲斐》のある生き方
がしたい。

「熟人(じゅくじん)」とは、この本の編者の造語だが、ここに紹介される多
くの熟人たちの生きざまは、手本のない高齢化時代の羅針盤として、私達に元
気エネルギーを与えてくれる。

ついこの間、77歳で宇宙へ行ってきた「グレンさん」や、テレビでおなじみ
「きんさん、ぎんさん」、89歳まで映画を語った淀川長治、100歳を超え
てなお現役政治家の加藤シズエ、80代で子供を二人も作った大倉財閥創始者
の大倉喜八郎、55歳で全国測量のたびに出た伊能忠敬、など古今の著名人の
老年に達してからの素晴らしい生き方は、感動的である。
さらにネルソン・マンデラ、小平、ホー・チ・ミンなど海外の指導者なども
結構老年になってから活躍(あるいは復活)した人が多い。

生涯現役でいろいろの分野で素晴らしい快挙を成し遂げた人、即ち「熟人」達
の人物像からは、オーラのようなものが出ているようだ。
60歳?、まだまだ青い!、そんな時代に突入したのかもしれない。

おすすめ度は、★★★☆+熟人
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■ <お暇な方は、もう少し>

『たしゃぁ、歩くたんびに疑問がある。疑問があるうちはまだいい。物事を当
たり前と思ったんじゃ、もうダメです。』
国文学者、物集高量(もずめ・たかかず)、103歳の時の言葉だ。
あまり馴染みのないこの人、106歳で亡くなるまで「群書索引」という日本
の古典研究の百科事典のようなものを編集した国文学者だ。好奇心のないとこ
ろに前進はない、というのを体現した感じである。

画家の奥村土牛(おくむら・とぎゅう)は、『芸術に完成は有り得ない。要は
どこまで大きく未完成で終わるかだ』と言ったとか。

もうすこし身近な人で100歳を超える人は、あのきんさん、ぎんさんだ。
双生児のふたりは、いるだけでも絵になるが、めでたく百歳を迎えたときこん
なことを名古屋弁で言っている。
「気力をもちつづけなんだら、とっても百シャア(才)まで行きとれん。人間
は気力というものが一番でしょう。」
「意地をもつことだがね。自分がこう思ったことをやり通す。人のいうことに
ハイ、ハイばっかりいうとったら、気力がのうなる。自分のことは自分でやる
。そうでなくてはボケてしまうでなも」
長寿は、幸運だけでかねなえらあれたものではなさそうだ。
二人とも風呂好きで、風を引いて少々熱があっても入浴するそうだ。
「だってね、お風呂にはいりゃ、一日のケリちゅのがつくでしょ。気持ちがほ
ら、しゃっぱりして、えーと、シュ、シュトレスがのうなるじゃないの」
この双子のおばあちゃん、見てるだけで元気がでてくる貴重な存在。

こん他、海外では54歳でフォードを追い出されたアイアコッカ社長が、2週
間後にライバルのクライスラー社長に就任したエピソード、同じく54歳で、
「沈黙の春」を著したレイチェル・カーソン、74歳で19歳の少女と恋愛を
したゲーテなど人物史としてみても面白い。

こんな感じで、100代、90代、・・・50代の塾人伝が、紹介されている
が、さながら人類の金字塔を見る思いがする。

世の中にはいつまでの権力にすがり、“老害”を撒き散らす人もいるが、この
本で紹介されているような《熟人》と呼ばれる人達は、“常に新しいものにチ
ャレンジし、老人だからといって完璧さを求めたり、過ちを恐れたりはしない
。自分たちはいつまでも未完成で、発展途上だという自覚がある”のだ。

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■ <読んで欲しい方>
これから壮年の方
これから初老の方
これからも青年の方
すでに枯れた方
まだ若い方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★☆+熟人

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーはこちらで:
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99012521

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

  しばらく前には「老人力」という言葉が流行りました。赤瀬川源平の
  オリジナル。検索してみてね。

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99.05.21[金]:【】..

99.05.20[木]:【】..

99.05.19[水]:【熟人力に学べ】..毎日新聞社............★★★☆+熟人
毎日新聞社/ ISBN4-620-31311-4/1400円/255P
99.05.18[火]:【東京都庁「お役人さま」生態学】廣中克彦..★★☆+観察
講談社/ ISBN4-06-256432-0/ 600円/261P
99.05.17[月]:【インターネット「超」活用法】野口悠紀雄..★★★+超
講談社/ ISBN4-06-338953-7/1400円/237P
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今週の節約小計 3400円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-05 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-79 【踊るマハラジャ】 ・ … □■

 ムットゥが大活躍するインド映画《踊るマハラジャ》をビデオで見た。
  映画館でも相当な人気を博しているだけあって、面白かった。
マハラジャに仕えるムトゥと劇団の花形女優ランガの運命的な出会いを
描いたラブストーリーで、あらゆるシーンに歌と踊りが織り交ぜられ、
ミュージカル仕立てが楽しい。
ムットゥが歌う歌は、「人間はいずれ土にかえる、くよくよしなさんな」
みたいな仏教の達観を織り込んだ内容があり結構含蓄が深い。
  それでいて超ノリのいいリズムだ。
花形女優ランガはものすごいキレイな美人!。
主演のムットゥは、脂っこい中年のオッサン。この人、南インド随一の
出演料を誇る大スター、ラジニカーントだ。
インドでこんな娯楽映画が作られているなんて驚きだった。
これ、おすすめ映画。
http://www.shochiku.co.jp/cstv/power-movie/ppv_plus1/muthu.html

しんのすけ@せなかの反対:まぁ、ハラジャ
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Posted by webook at 14:41

1999年01月21日

【レイチェル・カーソン】..小手鞠るい......★★★★+海 理論社/ ISBN4-652-04932-3/1500円/187P

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★ “水のまりつき できたらいいな”の木曜日 ★
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東京の日出:06:48 -0分 対前日
東京の日入:16:57 +1分 ”
日昼時間 :10:09 +1分 ”
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■著書名: 【レイチェル・カーソン】Rachel CARSON

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■ジャンル:伝記
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■著者:小手鞠るい(こでまり・るい)
1956年、岡山県備前市に生まれる。同志社大学法学部卒業。出版社、書店
学習塾で働いた後、雑誌記者、ルポライターとなる。童話、詩、ジュニア
種説も書く。1992年、アメリカに移住。
1993年、文芸誌「海燕」に応募、新人文学賞を受賞。
主な作品に小説集「玉手箱」、翻訳書「働くママ、好き?」
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■出版社:
理論社/ISBN4-652-04932-3/1500円/187P
1981/11月 初版
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■ <ワン・チョット>

「自然は、沈黙した。薄気味悪い。鳥達はどこへいってしまったのか。」
(沈黙の春 より)

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■ <忙しい方はここだけ>

自分の夢を実現した女性の伝記を扱う「こんな生き方がしたい」シリーズの一
冊。小学生高学年、中学生以上(の女の子)をターゲットにした本ですが、大
人になっちゃった方も、いつでも子供に戻って読めます。

「沈黙の春」(Silent Spring)1962年で有名な レイチェル・カーソンのおい
たち、物書きを目指した幼いころの話、科学者として自立するまでの経緯など
彼女が世に出した本を軸にして解説してあります。

近頃は、私達の住んでるところを表現する時、「世界」という言葉から「地球
」という言葉に変ってきているのに気がつきます。人間だけのための「世界」
ではなくミジンコから動物、植物、人間、空気、海などあらゆるものが共生し
て成立っている「この世界」は、やはり「地球」と呼ぶのが似合う。

地球環境とか、オゾン層破壊、環境汚染・・・・様々な脅威の現況は実は人間
つまり私達自身が作り出している、地球に生きる生命として何か視点を変える
べきだ・・など、ようやく、私達は、自分の住む世界を“地球という生命体”
として捉えることができるようになってきたのではないでしょうか。

そんな“さきがけ”的存在がこの人、レイチェル・カーソン。

その生涯を綴ったこの伝記は、なかなか感動ものです。「沈黙の春」をまだお
読みになっていないかた(実は私も)も、既に読んだ方も是非。

おすすめ度は ★★★★+海 くらい。
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■ <お暇な方は、もう少し>

レイチェル・カーソンは、1907年にペンシルベニア州、スプリングデール
で生まれ、1964年56才でなくなりました。その間にはふたつの大戦、経
済恐慌などおおきな社会の波があった時代です。

レイチェル・カーソンは、子供のころは、作家になりたいとうのが夢で、子供
向けの雑誌「セント・ニコラス」に作品を応募します。
第一時大戦が始まっていた当時、兄から聞いた戦闘機の空中戦で敵味方に関係
なく展開された人間同士の感動物語を「雲のなかの戦い」としてまとめ投稿し
たのです。

やがてそれは銀賞を受賞し、翌年には次作で金賞をとりました。
その後12才の時、雑誌社から記事の依頼がきて原稿料をもらっています。
一語につき1セント。その時のレイチェルの原稿は、3ドル数セントで雑誌社
に買われたとか。
後年、レイチェルは、この時のことを
「私は12才のとき作家になったのよ。」と話すのが好きだったようです。

本をたくさん読み、文章を書くのが好きだったレイチェルは当然のことながら
作家を目指し、大学も文学部(英文学)に進みますが、子供のころから好きだ
った動物や自然、海へのあこがれなどが、ふつふつと沸き上がり、結局、2年
生の時、専攻を動物学に変えます。

「私の進むべき道は、海へ向かっている。私の運命は海とつながっている。
そのことをあの詩は、私に告げていたのです。」と30年後、生涯の友人に
送った手紙に書いています。その詩は、アルフレッド・テニソンが書いた「ロ
ックスレイ・ホール」の中の一節。ひとりの英雄が分かれ道で悩む様と自分の
岐路を重ねあわせたのでしょう。

はげしい風がまきおこった。
それは海にむかって、ごうごうとほえている。
さあ、私も行こう。

人生を決める瞬間に、なにかの言葉や、詩や歌がかかわるというのも素敵です。

こうして、科学者としての道をすすむレイチェルは、自然を愛し、人を愛し、
そして最後は、地球を救うメッセージとして、ガンにおかされながらも「沈黙
の春」を著してこの世を去ります。
この「沈黙の春」ができるきかっけ(DDT散布による環境破壊)についても
紹介されています。

自分の目標に向かって、様々な壁を乗り越え突き進んでいったひたむきなレイ
チェルの生き方は、読んでいて感動と元気を読者に与えます。

レイチェルが愛読したというウイリアムソンの「かわうそタルカ」「鮭サラー
」なども是非読んでみたいですね。
そしてなりよりレイチェルのベストセラー作品「沈黙の春」1962年、「われら
をめぐる海」1952年などの本を是非読んでみたくなります。

「アメリカを変えた一冊」に選ばれた「沈黙の春」を読んだ方も、まだの方も
是非、この伝記をお読み下さい。

この伝記の著者は、現在ニューヨーク州在住。ソフトなタッチの文章で読みや
すくかかれています。

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■ <読んで欲しい方>
地球環境に心を砕いていらっしゃるかた
その娘さん、お母さん。
沈黙の春を読んで声を上げた方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+海

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お近くの本屋さんで。

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<昨日の忘れ物>

昨日のエジソンの伝記で、わすれものをちょっと。

エジソンの成功のきっかけは、12才のころ鉄道の社内売り子のバイト(な
んて言葉はなかったけど)をしていた頃のこと。列車内新聞「週刊ヘラルド」
を発行して、人気を博したことです。内容は鉄道沿線のニュース、その日そ
の日の物価などで古道具屋で買った印刷機で自分で印刷したそうです。
その時の一部が、今もエジソン家に保存されているそうですが、印刷も文章
も立派で、経験もない15才の少年が作り上げたとは思えないほどの出来栄
えとか。
エジソンの新聞のことは、当時世界一を誇るロンドンの「ロンドン=タイム
ズ」でも紹介され一躍有名になったようです。
人が望んでいることはなにか、それに応えるとどうなるか・・・といったい
わばマーケティングを地で体感したようですね。
エジソンは発明家として有名ですが、ビジネス家としての感性もすばらしか
ったわけですね。(ただしお金にはあまり執着してなかったようですが)

面白いことに、ヴァージングループ総帥のリチャードブランソンも、学生の
ころ(17才)学生のための雑誌「スチューデント」を発行して事業家人生
のスタートを切っています。

人が望むところに応える・・・マーケティングの基本でしょうか。

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■ << 今週のwebook list >>

99.01.18[月]:【会社を出てから3時間の新発想】..西村 晃.★★★★★+3
青春出版社/ ISBN4-413-01733-1/ 850円/215P
99.01.19[火]:【-】..出張のため休刊
大阪でんがな・・。
99.01.20[水]:【エジソン】..崎川範行....................★★★★+発明
講談社/ ISBN4-06-147502-9/ 590円/253P
99.01.21[木]:【レイチェル・カーソン】..小手鞠るい......★★★★+海
理論社/ ISBN4-652-04932-3/1500円/187P
99.01.22[金]:【】..
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今週の節約小計 2940円
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■ < Web●○k from the Readers> R#99-04

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上で載せております)
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■ <しんのすけのカラコラム> C#99-11 【宇宙短歌】

宇宙飛行士、向井千秋さん(万起男ちゃんの奥さん)が、昨年11月に
シャトルで詠んだ短歌の下の句の入選作品が発表されました。(昨日)

向井さんの上の句は
「 宙返り 何度もできる 無重力 」

応えた下の句14万。内閣総理大臣・向井千秋賞作品は2点
「 水のまりつき できたらいいな 」 (長野県 丹野さん小学4年生)
「 湯船でくるり わがこの宇宙 」 (東京都 坂本さん 68才)

さすがに味がありますね。
実は、私も応募したのですが・・・残念ながら。
仕方ないからこんなんつくっちゃった。

『 朝帰り 何度もできない 無尽力
お酒のはしご できたらいいな 』 (千葉県 老人力パパ)

うん、なかなかイケる。爺!連立大臣賞・マキオちゃん大賞でも
くれへんかなあ。

しんのすけ@なあんだ、パロったんか
(短歌)
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Posted by webook at 15:03

1999年01月20日

【エジソン】..崎川範行....................★★★★+発明 講談社/ ISBN4-06-147502-9/ 590円/253P

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★ “ジョーダンも、通じなくなったのか”の水曜日 ★
★ <アエラ中吊りより> ★
★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★ ~~~~ ★
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東京の日出:06:48 -1分 対前々日
東京の日入:16:56 +2分 ”
日昼時間 :10:08 +3分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■著書名: 【エジソン】 いたずらと発明の天才

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■ジャンル:伝記
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■著者:崎川範行(さきかわ・のりゆき)
1909年、東京生まれ。東京大学応用科学科を卒業。理学博士。東京工業大
学名誉教授。専門の著作に「応用触媒概説」「触媒製造実験法」など。
■挿画:柳瀬昭雄(やなせ・あきお)
1942年、東京生まれ。デザインスタジオ勤務の後、ファッション・イラス
トレーターとして独立し、商業美術の世界で活躍。児童図書の挿し絵は本
作品が第1作め。
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■出版社:
講談社/ISBN4-06-147502-9/590円/253P
1981/11/19 第1刷
1998/ 5/18 第40刷
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■ <ワン・チョット>

「わたしは、人類の幸福のために最善をつくしてきた。わたしにはもう
思い残すことはない。」
エジソン最後の言葉:1931年10月18日死去(昭和6年)

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■ <忙しい方はここだけ>

84才でなくなったエジソンは、日本で言えば、江戸時代の最後から昭和の初
めまで生きたことになります。当時にしては長生き。人のため世のために役立
つものをつくり続けた一生は、やはり99%汗と努力の結晶と言えます。

99%の汗をものともせす研究にうちこむ体力はおじいさん(102歳まで長
生き)から・・・、
エジソンがさまざまなものに「?」と興味を持ちそれを探求する基礎能力と好
奇心はお母さんの教育から・・・、
そしてさまざまなものの知識は1万冊以上の本から・・・、
アイデアを現実のものに結実するためのパワーは多くの仲間から・・
得たようです。

単なる発明おじさんではなく、様々な事業(電灯会社、鉱山事業、ゴム製造な
ど)も興し成功させた人で、発明家&起業家でもあったわけです。
また、メロンパークに建てた研究所はかなりな規模で、そこでエジソンの真摯
な研究開発の姿勢に感動し強力を惜しまなかった人達が数多くいたわけです。

ダビンチは天才、エジソンは努力の人・・・そんな感じが伝わります。

エジソンの発明は、電灯、蓄音機、二重電信機、実用タイプライター、アルカ
リ電池など今の私達の生活に欠かせない多くのものがあります。
現代に生き続ける数々の発明が、あれもエジソンか・・・と思える一冊。

おすすめ度は ★★★★+発明 くらい。
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■ <お暇な方は、もう少し>

エジソンは、ちゃんとした教育を受けていませんが(なにせ小学校を途中で辞
めた)、毎日3冊づつの本を読む習慣をつけ、一生の間に1万冊以上の本を読
んだと自ら語っていたそうです。
「ちゃんとした教育」とは「学校で学ぶ学習」という私たちの常識から言えば、
たしかにちゃんとした教育は受けていませんが、そのかわり、母親のナンシー
がすばらしい先生を演じてくれました。

母親が先生になって、ギボンの「ローマ帝国衰亡史Aヒュームの「英国史」
をはじめバートンの「ゆううつの解剖」「科学の辞典」、さらに12歳の時に
はニュートンの「プリンキピア」(わーお!)なんかも教わったとか。
歴史、科学だけでなく小説まで広く、勉強だけでなく働くことの大事さも教え
たといいますから、なかなな鋭いお母さん。

ナンシーという人はカナダの牧師の娘として育ち、とても教養高い人だったよ
うです、このお母さんなしにエジソンはなかった。(とエジソン自身も後に語
ります)

エジソンが生きた時代は、自動車、飛行機、写真など文明の機械が数多く発明
実用化された時代。そんな時代と発明家、事業家たちとの関係もわかって、楽
しく読める伝記です。

感じにはふりがながうってあり、小学生から読める本ですが、大人の方が読ん
でも、(もし、あなたがエジソンの伝記を読んだことがないなら)結構楽しめ
ます。

さすがエジソンで、この人の伝記本は数十冊もあります。他の本も読み比べて
みるのもいいかもしれません。

いつも膨大な量の本を読んで発明に取りかかったというエジソンの名言に

「私は図書館を読んだ」

というのがあるそうです。うーむ、足元の陰にもおよばない・・・。

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■ <読んで欲しい方>
少年少女のころ、エジソンの伝記を読み損ねた方
小学生の方
その親御さん
そのおじさん
おじさんの会社の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+発明

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。

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■ << 今週のwebook list >>

99.01.18[月]:【会社を出てから3時間の新発想】..西村 晃.★★★★★+3
青春出版社/ ISBN4-413-01733-1/850円/215P
99.01.19[火]:【-】..出張のため休刊
大阪でんがな・・。
99.01.20[水]:【エジソン】..崎川範行....................★★★★+発明
講談社/ ISBN4-06-147502-9/590円/253P
99.01.21[木]:【】..

99.01.22[金]:【】..
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今週の節約小計 1440円
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■ < Web●○k from the Readers> R#99-04

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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■ <しんのすけのカラコラム> C#99-10 【のぞみ】

大阪出張でのぞみに乗ってきました。意外に混雑してました。
車窓から見る景色もいいものですね。関ヶ原あたりでは、たんぼに白い雪が
一面にのこり、日本列島を感じました。
社内でPCをたたいているビジネスマンが、ちらほら。
仕事の企画書を書いているのか、書評を書いているのか・・・・
それぞれののぞみを乗せてのぞみが走る。

しんのすけ@新幹線
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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp
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真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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Posted by webook at 15:02

1998年11月19日

【カーネル・サンダース】..藤本隆一98.11.19..★★★+65

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★ 【Webook #98-185】 98/11/19(木) ★
★ "寒くなりました" の木曜日 …‥ ・ ・ ・ ★
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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東京の日出:06:20 -1分 対前日
東京の日入:16:33 -1分 ”
日昼時間 :10:13 -1分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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■著書名: 【カーネル・サンダース】

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■ジャンル:その他(伝記)
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■著者: 藤本隆一(ふじもと りゅういち)
1962年、神奈川県生まれ。22歳の時に渡米し、現地の大学を卒業。約8年
間のアメリカ滞在中に、アメリカの生き方、成功に対する考え方に強い関
心を持ち、アメリカの成功哲学、自己啓発法を学ぶ。
主な著書に「成功者は知っている」「ベンジャミン フランクリン 富を築
く100万ドルのアイデア」など
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■出版社:
産能大学出版部/ISBN4-382-05463-x/1500円/203P
1998/9/20 第1刷
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<ワン・チョット>

「The easy way becomes harder and the hard way becomes easier.」

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<忙しい方はここだけ>

65才で年金生活を捨て、事業を興しケンタッキーフライドチキンという世界
的企業にまで発展させた“あのおじさん”の伝記です。

65才で起業というところが引き合いに出されることが多いですが、それだけ
ではない波乱の人生と、決してあきらめない不屈の精神の物語です。

幼いころに父親をなくし、農場の手伝い(10才)に始まり、軍隊、鉄道員、
保険外交員、フェリーボート経営、ミシュランタイヤのセールスマンなど転職
を繰り返した半生は、成功者の経歴というよりは、むしろ不安定な人生を思わ
せます。
しかし、一貫した信念は一つ「一所懸命働くこと」
その後、独特の才覚を発揮してガソリンスタンドやレストランを軌道にのせま
すが、社会の動きや周りの環境に翻弄される凸凹の人生。そして、もう余生を
年金で過ごすかという時期の65才。ここからこの人の本当の人生が始まりま
す。

人にう喜んでもらえる仕事を一生懸命するというカーネル・サンダースは、独
自開発のフライドチキンを、世の中にフランチャイズの形で広めます。
90才でこの世を去るまで、働き続けたカーネル・サンダースは、世界の食文
化を変えた人として、伝説の人と言えます。

KFCのフライドチキンにお世話になっている方、是非。
一味、おいしさのスパイスが加わります。

おすすめ度は ☆☆☆+65

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<お暇な方にはもう少し>

世界の食文化を塗り替えたカーネル・サンダースは、1890年インディアナ州の
田舎町で三人兄弟の長男として生まれます。ハーランド・サンダースというの
が親からもらった名前で、カーネルというのは後にケンタッキー州からもらっ
た名誉称号。

ケンタッキーフライドチキンの秘密は、からっとしたあげかたと、独特の風味
のスパイスとか。カーネルが、料理の才能を発揮したのはなんと7才のとき。
母親が泊り込みで働きにいっていたため、弟と妹のためにカーネルが自分一人
で焼いたライ麦パンが、非常においしく、母親や職場の同僚に誉められたこと
でした。

フライドチキンの秘伝のスパイスは、多くの人が解明しようと試みたそうです
が、徒労に終ったとか。カーネル自身も長い間それは自分の頭のなかだけに留
めていたようです。カーネルなき現在は、その極意をまとめたものがKFC本
社の金庫にあるといいます。

秘伝の味にこだわり、圧力釜を用いた独特の料理法にもこだわったカーネルは
フランチャイズの店でも、厳格にその味と料理法を守らせたそうです。

カーネル自身による自叙伝もおりまぜながら、カーネルサンダースの波乱の人
生が解説されています。以外と知らないケンタッキーフライドチキンの隠し味
が覗けるようです。

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<読んで欲しい方>
ケンタのチキンをよく食べるかた
あの白い服のおじさんに どことなく親しみを感じた方
おすすめです。
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<オススメ度>

☆☆☆+65

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんか、ケンタッキーのお店へ?

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<< 今週のwebook list >>

11.16[月]:【自分で思うほどダメじゃない】..中谷彰宏..☆☆☆+□
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70154-7/1200円/100P
11.17[火]:【心の時代】..さだまさし..................☆☆☆☆☆+心
サンマーク出版社/ ISBN4-7631-9244-2/1500円/211P
11.18[水]:【学校って何だろう】..苅谷剛彦............☆☆+?
講談社/ ISBN4-06-209381-2/1400円/206P
11.19[木]:【カーネル・サンダース】..藤本隆一........☆☆☆+65
産能大学出版部/ ISBN4-382-05463-x/1500円/203P
11.20[金]:【】..

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今週の節約小計 5600円
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<しんのすけのカラコラム>

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< Web●○k from the Readers> #47

33年後まであと 12052日(多分)。流ミ★群の興奮をすこし・・
昨日、おじゃまたくし~さんより頂きました。
----------------------------------------------------------------------
しんのすけさま
眠い目をこすりつつ、こんにちは。
しし座流星群 ミ☆ 見ましたよ~~~。早起きして(3時起床)良かった~。
しんのすけ家と同じく、我が家でもダンナと一緒にバルコニーから夜空を
見上げました。案外と晴れていて、21個も見れました。(横浜の大倉山上空)

>もうでないやとあきらめかけた4:20頃、オリオン座(南南西)
>のあたりを、ケムリを出すように流れた流星がイチバンでした。
//
これこれ、この ☆ 大きかったですよね。青白くて黄色くて、白いシッポを
つけてました。感動!!

>33年後のWebookに、又、しし座流星群のことが書けたらいいなあ。
>その時は、このコラムに
>「流星を見ながら、ばあさんが33年ぶりだねえ、とつぶやいた。」
>なんて書くことにしよっ。

頑張って続けてくださいね。周期まで一緒になっちゃ困るけど…。
私も頑張って、日々進歩する文明の利器にふりおとされないようにしなきゃ。

/////
J(^_^)し
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☆ おじゃまたくし~ ☆
| |
読書系ミニメルマガ『こざる図書館だより』
を発行しています。ご希望の方に配信します。
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▲▼▲▼▲▼▲
|| ||
ooOO OOoo
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おじゃまたくし~さんの「こざる図書館だより」って、ものすごいですよ。
月刊の読書系メルマガです。Webookも脱帽!。
この方の感性とすばらしい文章力には、いっぺんに参りました。
真之助は、弟子入りすることにしました。
購読希望のかたは、Webook管理人:真之助までご連絡を!
おじゃまたくし~さんに 転送します。
新すい星のような1998年の大発見!。
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Posted by webook at 14:38

1998年06月30日

【中田語録】... 文芸春秋編...98.6.30 ★★+●

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★ 【Webook #98-105】 98/6/30(火) ///
★ "オーレーオレオレ俺" の火曜日 ///
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東京の日出:04:28 -0分 対前日
東京の日入:19:01 +0分 ”
日昼時間 :14:33 -0分 ”
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【中田語録】

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文芸春秋編
詩:島田雅彦 1961年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒、在学中に
発表した「やさしいサヨクのための喜遊曲」が芥川賞候補となり新世代
作家として注目をあびる。1984年「夢遊王国のための音楽」で野間文芸
新人賞受賞。サッカー好きで中田英寿の大ファン。彼のラストパスに音
楽を感じている。
文:小松成美 1962年、横浜市生まれ。フリーランスライター。人物ルポ、
ノンフィクション、インタビューなどを雑誌に執筆。

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文芸春秋
ISBN4-16-354170-5
1000円
1998/5/10 第1刷
1998/5/25 第3刷

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<忙しい方はここだけ>

中田語録と聞いて、田中角栄を思う人は世代が違うとあきらめましょう。
サッカーの中田英寿を思い浮かべる人はこの本を読む資格(?)あり。
これは、サッカーの中田の話です。

ワールドカップも日本3敗とふるわず(実力そのまま?)、サッカーフィーバ
ーも冷め、代わりに本物の夏の暑さに変ってしまいました。
唯一得点を挙げたゴンや、パサーとしての活躍が海外からも注目を浴びた中田
など、日本代表チームもよく頑張りました。
(ラモスの気持ちもわからなくはないけど・・・)

この本は中田ファンの人に贈る本で、「クールな中田」の素顔に迫っています。
試合後のインタビューなどに表れている中田選手の性格や考え方が伝わります。

中田ファンの方だけ どうぞ!

おすすめ度は ☆☆+● くらい。

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<お暇なかたにはもう少し>

中盤からFWにパスを出して、試合展開を動かす役割の中田は、いつもクール。
FWが得点を挙げて、喜びまわっている間も、「おいおい、いつまではしゃい
でるんだよ」と一人クールに次の展開に備えている。
そんな中田は、自分にも人にも厳しい。

試合中は先輩も呼び捨てにし、怒鳴りつける中田は、時にジコチュー(自己中
心的)と言われ、生意気だとされる超新人類なんでしょうが、実力が物を言う
世界で中田の評価は高いようです。

日本代表キャプテンの井原いわく
「実際、チームに機動力を与えているのは中田です。選手を動かすのが彼なん
です。ボールを追いかけているとき、年上だ年下だなんて考えるわけがない。
中田が他の選手を呼び捨てにするのは公認ですよ。」

ワールドカップでもなんどか、中田の姿が放映されましたが、鳥がキョロキョ
ロするみたいに顔を左右に動かして状況を見ている様子は、パサー中田をよく
現わしているなと思いました。

では、中田語録を少々・・・

「みんな喜ぶのが早すぎる」
:ゴールのとき何で喜ばないの、と不思議がられて

ワールドカップ最終予選、対韓国戦、国立競技場。後半22分山口の鮮や
かなループ・シュートが決まった瞬間、中田は珍しく味方のゴールを称え
ていた。しかし、重なるようにして抱き合い、山口を祝福する選手たちの
輪に加わることはなかった。すぐにセンターダークルに戻ったのだ。
センターサークルに一人でも相手チームの選手がいれば、プレーを再開す
ることはできない。速攻で反撃に出たかった韓国選手達は中田のファイン
プレーに苛立ちを隠さなかった・・・
(センターサークルにいると だめなんだあ・・・ 知らなかった)
中田は、なかなか終わらない儀式に目をやりながら「もういい加減にしよ
うよ」という仕種をした。

「メダルより図書券がほしい」
:アトランタオリンピック直前「メダルが欲しいか?」と尋ねられて

「星の輝き」「ソフィーの世界」「イン・ザ・ミソスープ」などを読んだ
ようです。それに英会話、税理士試験の問題集なんかも・・

「ジコチューでいきます」
:どうして厳しいパスを出すのかと、聞かれて

「やっぱりよりみちしないとだめですよ」
:興味趣味の対象が広いことを指摘されて

「服装って、その人の顔だと思う」
:「大好き」といってはばからないファッションについて

「ワールドカップって、一回だけじゃないしね」
:フランス大会にかける意気込みを聞かれて

ストレートで、ちょっとシニカル、そしてクールで個性的な中田は、はやり何
かしら魅力のある選手のようです。
2002年のワールドカップでも、またチャパツが見られるかな・・

まだ髪が黒かったころのプレー中の中田、ジョルジュ・アルマーニのメガネを
かけたおしゃれな中田など写真もたっぷりで、ファンの方はシビレル本です。

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ヒデー!と叫んだことのあるかた
サッカーが好きな方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆+●

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<< 今週のwebook list >>

6.29[月]:【ムーディーズ その実力と正体】..仁科剛平.. ☆☆☆☆+格
祥伝社/ ISBN4-396-50054-8/ 1300円
6.30[火]:【中田語録】... 文芸春秋編................. ☆☆+●
文芸春秋/ ISBN4-16-354170-5/ 1000円
7.01[水]:【】

7.02[木]:【】

7.03[金]:【】

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今週の節約小計 2300円
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< Web●○k from the Readers> #21

洋一さん@Rigid.comからご紹介をいただきました。
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「大蔵官僚の復讐」 お笑い大蔵省極秘情報2
飛鳥新社 
ISBN 4-87031-337-5
1300円
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テリー伊藤の「大蔵官僚の復讐」を読みました。前著「お笑い大蔵省極秘情報」
と同様、現役の大蔵官僚へのインタビューを載せたものです。

まず、本当の大蔵官僚による、本当の話であるかどうか。これは特に疑いを差
し挟むまでもなさそうです(もし疑わしいという人がいたら教えてください)。
その前提で、いくつか感想を書きます。

いまや世界中に恥をさらすことになってしまった日本の大蔵省に勤めるエリー
ト官僚が、本書の中で見事なまでの自己矛盾や厚顔無恥ぶりを披露しています。

まず興味深いことは、前著のときもそうでしたが、黒子であるエリート官僚が
テリー伊藤の誘いに乗ってべらべらと霞ヶ関の内幕を暴露していること。ふだ
ん黙っていることがかなり我慢を要することなのでしょう。本当は喋りたくて
しょうがない。そういう感じが伝わってきます。

前著ではいわゆる「キャリア」官僚のエリートが対象でしたが、今回は「ノン
キャリア」、国家公務員試験I種合格以外の専門職で、慣習によって課長級く
らいまでしか出世しない人達も登場しています。キャリア対ノンキャリアの反
目もよく描き出されています。

キャリア、ノンキャリを問わず、共通しているのは大蔵官僚であることに対す
る偏執的なプライド。そして「国民がいちばんバカだ」という愚民思想。しか
し、その中にときどき正直な感想や本音、迷いや悩みも語られています。

前著でも登場しましたが、「大蔵省には徴税権という究極兵器があるから(検
察もマスコミも)何も怖くない」という権力思想、つまり自分の違法行為を知
られても、「じゃあ国税が調査に行きますよ」という脅しができるから大丈夫
だ、という開き直りには、やはり驚きます。その一方で、日本の国家を動かし
ているのは自分たちだ、という思い上がりも、相変わらず健在です。

前著同様、テリー伊藤は、こういう大蔵官僚に対して、何ら本質的な批判はし
ていないのですが、それは彼の役割ではないのでしょう。本書は、ただ読むだ
けなら単なる暴露本ですが、霞ヶ関カルチャーについての興味や知識を持って
読むといろんなひろがりを持ちうる、裾野の広い内容を含んでいると思います。

洋一
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洋一さんいつもありがとうございます。
今回は、佐高信のアドレナリンが高くなる要因はなさそうです・・・

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)

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<しんのすけカラコラム>:

zzz・・・・
しんのすけ 記
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<明日は、ひょっとすると休刊かも>

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Posted by webook at 16:26

1998年06月09日

【ダディ】...郷ひろみ98.6.9...★|★

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ///
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★ 【Webook #98-90】 98/6/09(火) ///
★ "だいだい色は枇杷の色" の火曜日 ///
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ///
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東京の日出:04:25 -0分 対前日
東京の日入:18:56 +1分 ”
日昼時間 :14:31 +1分 ”
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【ダディ】

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郷ひろみ
1955年10月18日、福岡件生まれ、歌手、72年NHK大河ドラマ「新平家物語」
で役者として、CBSソニーより「男の子女の子」で歌手としてデビュー。
著書に「紐育日記」「不惑」がある。
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幻冬社
ISBN4-87728-234-3
1555 円
1998/5/5 第1刷
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<忙しい方はここだけ>

発売当初、芸能関係のTV、新聞、雑誌が大騒ぎをしたあの本です。
ひろみと友里恵の結婚生活が破綻にいたる過程を、郷ひろみ自身が語るという
梨本レポーターにとっては美味しい題材の本です。

シリアスな感情表現や、人生をまじめに語る場面もあれば、まるで週刊誌の芸
能記事的なところもあり、なんだかみょお~な内容の本です。

郷ひろみのファンだとか、二谷友里恵が好きだとかいう方には、興味津々で読
めるかもしれませんが、そうでない方には「ちょっと読みの週刊誌記事みたい」
という印象を残します。

この本の出版から1ヶ月もたたないうちに、昔の恋人だった蒲池法子(松田聖
子)が若い歯医者さんと結婚したり、この世界は何とも賑やかですが、そんな
芸能人社会の中で、夫として妻としてお父さんとしてお母さんとして生きてき
た二人の私生活が語られています。

芸能人も一般人も離婚なんていうのは一大事。そこをいきなり「本の出版」で
稼いじゃうあたりは、さすがというべきでしょう。

おすすめ度は ☆|☆

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<お暇なかたにはもう少し>

「96年。ぼくたちの結婚生活は10年目に入っていた。その年の夏、友里恵と
ぼくの関係は、少しずつから、加速的に疎遠になりつつあった。ふたりの結
婚生活も破綻寸前・・・・
原因はすべてぼくにあった。
女性問題だった。結婚しているぼくが、してはいけない行為を犯した。
友里恵以外の数人の女性と、肉体的な関係をもったのだ。」

とこんなくだりで始まる初めの章は 「信賞必罰」。97年初めに「ドラキュラ」
の舞台公演が始まり、その中の空中浮遊の場面で事故がおき、怪我をします。
その背景には妻との冷めた関係をなんとかしたいという心情が流れていて、怪
我を信賞必罰と考えたという“けなげな”郷ひろみの姿が描かれています。

二谷友里恵との出会いや、その後別れた松田聖子からの電話に「アドレナリン
が噴出」した話など、まるで芸能レポーターのノリで書いています。

例えば、友里恵からもらったお守りのペンダントを胸にでかけたホノルルマラ
ソン。当地のホテルにかかってきたノリコからの電話にドギマギするシーンは
まあ、なんというかウケ狙いのところですね。

「日本から国際電話が入っているとオペレーターが告げた。・・
どうもファンの女性のようだ。つきあい始めた友里恵ちゃんにも教えるのを
わすれていたのに、いったいだれだろう。
<わたし・・ノリコ・・>
「ノリコって、あのー、どちらの・・」
と言いつつ、次の瞬間アドレナリンが噴出した。その噴出したアドレナリン
が血液の中でいきなり「お嫁サンバ」を踊りだした。
ノリコって・・・、あの・・かま・・・ち・・・のりこ・・・。
蒲池法子?
このときぼくの頭の中で「渚のバルコニー」のBGMが流れ出した。お嫁サ
ンバは流れるは、渚のバルコニーは流れるは、ぼくの頭の中はひとり有線放
送だ。」

友里恵に内緒で後藤久美子(ごくみ)と昼ご飯を食べたのがバレたときは、こ
んな感じ。

「“ごめん。きちんと話するから。”
と、ぼくは言って今日に至るまでの経緯を話した。
話を聞き終わった友里恵は、いきなり自分の履いていた靴を右手でとり、ぼ
くの胸を殴打した、今日、彼女の履いていた靴がローファーでよかった、こ
れがハイヒールならさぞかし食い込んだことだろう。」

最後のところは、ふたりの娘にあてた「ダディ」のき持ち(子供へのすまなさ
と、離婚の結論に対する自分自身の納得)を書いています。
妻からあいそをつかされた男の悲哀がちょっと滲んでいます。

ゴーストライターが書いたにせよ、かなりプライバシー的な部分を公開する訳
で、転んでも(離婚)、だたではすませない(本で稼ぐ)芸能人“郷ひろみ”
のたくましさを読み取ればよい本といえましょう。
もし、買うなら週刊誌のつもりで買わないと損します。

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芸能おたくの方
近所に芸能人が住んでるわって方
郷ひろみと同世代の方
覗き趣味(?)の方
おすすめです。
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オススメ度

☆|☆

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6.08[月]:【これからは資産はドルで持ちなさい】太田晴雄..☆☆☆+$$
オーエス出版/ ISBN4-87190-471-7/1600 円
6.09[火]:【ダディ】...郷ひろみ.........................☆|☆
幻冬社/ ISBN4-87728-234-3/1555 円
6.10[水]:【】..

6.11[木]:【】...

6.12[金]:【】...

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今週の節約小計 3155 円
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< Web●○k from the Readers> #14

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です・・・・

最近、メールの件名(タイトル)が文字バケするとのコメントをいただくこと
があります。
=?ISO-2022-JP?B?GyRCIXohWhsoQldlYm9v・・・ みたいになっちゃうようです。
私も昔、Macをつかっていたとき、こんなふうになったことがあります。
タイトルに★とか【とかが混じるといけないのかもせいれません・・・
どなたか、原因と対策ご存知のかたいらっしゃいませんか?

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<しんのすけカラコラム>:

本日は 「カラ」

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Webook Webmag&ML管理人 真之助
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Posted by webook at 16:17

1998年05月06日

【徳川慶喜】...堺屋太一ほか98.5.6...★★★★

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東京の日出:04:45 -5分 対5日前
東京の日入:18:31 +4分 ”
日昼時間 :13:46 +9分 ”
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【徳川慶喜】

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堺屋太一、津本陽、百瀬明治など17名

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プレジデント社
ISBN4-8334-1647-6
1500 円
1998/1/8 第1刷
1998/2/1 第2刷
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<忙しい方はここだけ>

NHKの大河ドラマで、モックンがらしい演技をしていますが、あの時代に活
役した人物を17人の作家がそれぞれの視点から書いている本です。
作家によって、人物や時代の趨勢の読み方に微妙な違いがあり、面白い内容に
なっています。

徳川慶喜はじめ旧体制の人と、西郷や大久保など新体制を形作ろうとした人た
ちが、自らの存在価値と、アジア諸国で起きていたような植民地化を防ぎ国体
を維持するにはどうしたらいいかという命題にゆれた様子がわかるような気が
します。

明治維新前後のころは、体制の激変、権謀術数、国際政治のバランスなど様々
な要素のなかで、”時代”を包括的に理解するのは結構骨が折れます。
そういう時代に生きた歴史上の人物も、表裏いろいろあって一概には整理しき
れず、作家や歴史家の見方によってかなり違ったりするのもいたしかたないこ
とかもしれません。

この本は徳川慶喜が生きた時代を多数の作家、文筆家がそれぞれの視点で書い
ているところが、ひとつの魅力です。
幕末、明治のころの著名な人がある程度網羅され、NHKの“徳川慶喜”をよ
り楽しく見るための好材料といえます。

おすすめ度は ☆☆☆☆ くらいかな。

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<お暇なかたにはもう少し>

冒頭には、堺屋太一が「なにが明治維新を実現したか」と題して、幕末から明
治維新の時代背景を独特の時代考で整理しています。

徳川幕府は成立と同時に徹底した軍縮を行い警察だけを残して軍隊を廃しして
しまったため、“黒船”がきたとき完全な非武装国家状態が露呈した話とか、
幕末から明治にかけての社会変革がわずか20年という短い間に達成できたの
は、世界の情勢(アメリカでは南北戦争、ヨーロッパでは普仏戦争など、極東
の小国にかまうヒマなし)が幸運だったという話など堺屋節が楽しめます。

百瀬明治は、徳川慶喜にスポットを当ててその生涯をまとめています。
真之助の浅学(これ中学高校での歴史の勉強のこと)では、徳川慶喜って人は、
変革期の動乱に流されたただの凡人との印象がつよかったのですが、徳川30
0年の幕藩体制の幕を閉じる役を演じた人だけあって、したたかな人物だった
ことがわかります。

「慶喜は、知力気力において同時代人のなかでも卓越したものを持っていた。
いわゆる幕末の著名な志士たちとくらべても慶喜の能力が決して遜色なかっ
たことは認めて良いと思われる。」

ただ、身を置いた立場が“討幕から維新へとうねる時代の新しい波のなかで、
残念ながらその波を阻止しようと立ちはだかる元凶であった”と言うわけです。

そういう意味では、モックン演じる慶喜の今後の活躍(?)が楽しみです。


この本の中で焦点をあてられた幕末変動期の人物は

徳川慶喜(とくがわよしのぶ):by 利根川裕、百瀬明治
島津斉彬(しまずなりあきら): by 徳永真一郎、
吉田松陰(よしだしょういん):by 榛葉英治、
高杉晋作(たかすぎしんさく):by 杉森久秀、
井伊直弼(いいなおすけ):by 岡本好古、
大久保利通(おおくぼとしみち):by 松浦 玲
西郷隆盛(さいごうたかもり):by 浜野卓也
など歴史の教科書必携人物のほか、過激な攘夷派のひとり久坂玄瑞(くさかげ
んずい)、勝海舟の手紙をもって西郷と対峙した山岡鉄船(やまおかてっしゅ
う)なども出てきます。
激しくゆれた時代の担い手たちの人物像が、著者の視点で垣間見ることができ
ます。

人物評は、著者によってさまざまで、まったく反対の見方もあるのが面白いと
ころです。
例えば、井伊直弼。ここでは岡本好古が、
「井伊直弼が第二の信長のように大なたを振るったこととその非命の死は、日
本をやがて急遽討幕の体勢にいきつかせ、維新の黎明をもたらす促進剤を勤
めた、と筆者は観たい。」
というように好感をもって書いています。

昔、井伊直弼について書いた小説「花の生涯」(船橋聖一)を読んだ直後、ま
ったく反対の見方の本を読んで愕然とした覚えがあります。
身のまわりの人間も人によって、「あいつは頼りになる」といわれる人が一方
では「あいつは我が強いし横柄でだめだ」なんて言われたりしますから、人の
評価は常に二面性があるのは世の常。いたしかたなし・・か。

ちょっと面白かったのは、三好徹の「坂本竜馬」編。
「西郷も木戸も大久保も・・、自分が歴史始まって以来の変革期に身を置いて
いることを自覚し、歴史に名をどどめたいという一種の名誉欲をもっていた
ように思われる。一口に維新の三傑といわれるが、かれらは手紙を書くとき
も、それが後世の人の目に触れることを意識して書いていたふうがある。」
木戸も大久保も日記をきちんとつけて残しており、それは、史家に読まれるこ
とを考えて書いていたというのです。
竜馬の師匠でもある勝海舟は、‘毀誉褒貶は他人にまかせよ’なんて言ってい
ながら、実際は大いに気にしていたらしく、ホラ話をまじえてふきまくり、日
記と著述を残しているとか。
ところが、坂本竜馬は名声に対しては無欲だったらしく、それゆえに今日でも
人を引き付ける魅力があったのだろうといいます。

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NHK大河ドラマ「徳川慶喜」を毎週見てる方
幕末時代に関心のある方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆

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<< 今週のwebook list >>

5.04[月]:【-】...振り替え休日につき Webook 休刊

5.05[火]:【-】...子供の日(祝)につきWebook 休刊

5.06 [水]:【徳川慶喜】...堺屋太一ほか.............☆☆☆☆
プレジデント社/ ISBN4-8334-1647-6/1500 円
5.07[木]:【】...

5.08[金]:【】.

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今週の節約小計 1500 円
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< Web●○k from the Readers> #3

菊池さんからいただきました。ありがとうございます。
英語のペーパーバックにも挑戦したいですね。
この本、面白そう!!
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一冊ご紹介します。

書名: The Witch Doctors: Making Sense of the Management Gurus
著者: J. Micklethwait、A. Wooldridge
出版社: Times Books
定価: $15(ペーパーバック)

Witch Doctorとは元々は怪しげな魔術をあやつる医者のことをいい、転じてこ
の本では怪しげな経営理論を編み出してコンサルティングしたり本を出版した
りする学者や専門家達を指しています。巷にはマネジメントに関する書物がそ
れこそはいて捨てるほどある訳ですが、それらは本当に読むに値するものなの
か、むしろ実践して有害なものさえあるのではないか、という視点から著者達
(英経済誌The Economistの記者)は最近流行った経営理論をバッサバッサやっ
つけていく、というなかなか痛快且つためになる本でした。

例えばひところ流行したリエンジニアリング。著者はこれをまじめに実行して
以前より悪くなってしまった企業がゴマンといる、と指摘しています。理由は、
闇雲な組織改編と合理化は企業の有機的行動に必須である知識の還流を断絶す
るから、と説いています。リエンジニアリングが有効に働く分野はロジスティ
クスと顧客からの注文処理手続き以外になし、と看破しているのは実に小気味
いいものがあります。

一昔前「エクセレントカンパニー」という言葉で一世を風靡したトム・ピータ
ースもこきおろされています。何せ彼に絶賛されたエクセレントカンパニーの
3分の2はわずか5年後にはエクセレントでも何でもないただの普通の会社になり
さがってしまったのですから。それでも相変わらずピータースは意気盛んであ
る様子を本書は皮肉っています。

決してこきおろすだけでなく、学ぶべき点も示唆してくれている有り難い本で
す(例えば日本的経営の功罪等)。まだ邦訳は出ていないのでは。英語もそれ
ほど難しくありませんので一読をお勧めします。

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です・・・・

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Posted by webook at 15:57

1998年04月09日

【アニモ】...有森祐子98.4.9..★★★★+走

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ///
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★ 【Webook #98-055】 98/4/9(木) ///
★ "黄色いかさ"の木曜日 ///
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東京の日出:05:17 -2分 対前日
東京の日入:18:09 +1分 ”
日昼時間 :12:52 +3分 ”
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【アニモ】

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有森祐子(ありもり ゆうこ)
1966年12月17日岡山県生まれ。1985年就実高校卒業。1989年日本体育大学卒
業。 リクルート社入社。97年同社と業務委託契約しリクルートフェローに。
現在、コロラド州ボルダーに滞在し、英語の勉強を中心とした生活。
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メディアファクトリー
ISBN4-88991-459-5
1500 円
1997/10/1 初版1刷
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<忙しい方はここだけ>

バルセロナ、アトランタのオリンピック女子マラソンで銀、銅メダルに輝いた
有森祐子の自叙伝です。

「人は誰しも自分が生きている証がほしいもの。その証を得るためにも自分の
能力を最大限に発揮したいと願うだろう。私は走ることでそれを実現したかっ
った。それしか自分を表現できるものはないのだから。」
という有森祐子が、走ることにかけてきた姿が、とても清々しいな文章で書か
れています。

創設3年目のリクルート・ランニングクラブへの入部願いのエピソード、96年
の流行語大賞にもなった「自分で自分をほめたい」というフレーズの後ろにあ
ったもの、小出義雄監督やエゴロワやドーレといった世界的な選手との交流、
レースの前の緊張や精神的な動揺など、生身の有森が伝わってきます。

両親、友達からの言葉や、雄大な自然の中の発見と喜びなど「感動」をエネル
ギーに変えてきた彼女の、ちょっとぎこちないけど素直で前向きな姿に感動を
覚えずにはいられない。

コロラドの自然や有森の走る姿、思い出の品や靴などすばらしい写真もたくさ
んあり、「感動」物語に色を添えています。”絵”になるスポーツ選手の一人
ですね。

生きる力と勇気がほしいかたおすすめ。

おすすめ度は ☆☆☆☆+走 くらい。

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<お暇なかたにはもう少し>

高校時代は、陸上部に入れたものの極度の貧血で走れなかったり、大学でも怪
我や貧血で満足のいく結果はなし。大学を出たら体育の先生になろうと思って
いた矢先、地元で開かれた記録会で出した好記録に“2年間だけ走らせてくれ
”と両親にたのみ実業団入りを決意します。

有森のライバルであり友人でもある山下佐知子(現在第一生命陸上部監督)の
有森評...
「いっしょに走っているとペタペタとゴキブリのように地を這うような感じ
がする。一般的な素質はないと思うが、肉体的な苦痛に耐える力はずば抜
けたものを持っている」
にあるように、彼女は決してすばらしい素質に恵まれていたわけではなかった
ようです。

高校での陸上部入部も推薦で入った選手に比べ実績も素質もない有森は再三断
られますが、6,7回も頼み込んで入部させてもらいます。
大学卒業後、リクルートのランニングクラブへ入る時も同じ。たいした実績が
なためやんわりと断られても、とにかくやりたい一心で「走りたいんです、何
も持っていないけれど今しかチャンスがないように思うので、2年間でいいから
走らせて下さい。」と粘りに粘って、監督も遂にその熱意にほだされたとか。

走る才能はないけれど「頑張る素質」でオリンピックに出場した女の子。
「私は、ずっと手を伸ばして、自分を生き生きと輝かせてくれるものを求めつ
づけてきた、そして、“努力しないと私は人並以下だ”との思いが自分をこ
こまで突き動かしてきたのだと思う。」と言っています。

才能に恵まれ、人一倍努力し、いつもあかるく勝利の女神に恵まれたスポーツ
選手もいますが、そうでない人のほうがドラマには向いていますね。
長野オリンピックのときも優勝した舟木選手より、いつもドジっている(?)
原田選手のほうが脚光を浴びたのはムベなるかなというところ。

カカトの手術をしたあと復活レース(北海道マラソン)で優勝したのはきっと
神様のごほうびだったのかもしれません。

悩みやねたみなど素直な気持ちも描かれており、この人のそのままの姿が表現
されているのが印象的。

最近では結婚問題でガイヤがうるさいことでしょうが、なんとか乗り越えて幸
せになってほしいものです。
頑張れアニモ!

ちなみに アニモ(animo)は魂、心、勇気、気力という意味のスペイン
語。英語の Spiritに近い言葉で“頑張れ”という声援にも使われる。

アトランタオリンピックの本番レース中、沿道の人たちがどの地点へ行っても
「アリモ」「アリモ」と声援を送ってくれ、「どうして私の名前を知ってるん
だろう?、でもすっごくうれしい」と思いながら走ったとか。実はそれがこの、
“アニモ”だったと知ったのはレース後ずっと後のことだったそうです。
なかなかいい本のタイトルです。

主な記録

1992年8月1日: バルセロナオリンピック 女子マラソン 2位 2:32:49
1995年8月27日:北海道マラソン 女子 優勝 2:29:17
1996年7月28日:アトランタオリンピック 女子マラソン 3位 2:28:39

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人生 走ることにちょっとお疲れのあなた、元気が沸きます。
悩み事に立ち止まって考えているあなた、勇気がでますよきっと。
走るのがすきなかたにも そうでない方にも
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆+走

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<< 今週のwebook list >>

4.06[月]:【エドガー@サプラス】...アストロ・テラー...☆☆☆☆☆+@
文芸春秋/ ISBN4-16-317480-x/1657 円
4.07[火]:【早起きが人生を最高に活かす】...野村正樹...☆☆☆+朝
PHP/ ISBN4-569-55992-1/1143 円
4.08 [水]:【-】...入学式のため?webook休刊

4.09[木]:【アニモ】...有森祐子.......................☆☆☆☆+走
メディアファクトリー/ISBN4-88991-459-5/1500 円
4.10[金]:【】...

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今週の節約小計 4300 円
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★ そうそう、4.13は誕生日なのだ。タハ、いい年こいて---- :)
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また あしたも Webook で。

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Posted by webook at 15:49

1997年12月09日

【人は人によりて人になる】...井上昌俊97.12.9 ...☆☆☆☆☆+!

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ///
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★ 【 Webook #157】 97/12/9(火) ///
★ "きりの朝 "の火曜日 ///
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【人は人によりて人となる】

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井上昌俊(いのうえ まさとし)
昭和9年生まれ。昭和28年に愛媛県立宇和島東高校を卒業と同時に林業界
へ入る。同年夏、ボーイスカウト全米大会に日本代表として派遣される。
昭和33年林業界へ戻り、同38年現在のアイモク(株)の前身となる
愛媛木材市場(株)を設立、代表取締役となる。平成5年、アイモク会長。
現在、愛媛県経済同友会副代表、同県生涯学習推進講師、同県家庭教育企画
推進員など要職を務める。
平成5年から南海放送ラジオの「気(木)になる話」という番組をつうじて
人生万般にわたり語り掛ける。講演も全国で800回を数える。
ホームページ: http://wwww.masatoshi.com/
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プレジデント社
ISBN4-8334-9027-7
1500 円
1997/11/1 第1刷
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<忙しいかたはここだけ>

「仕事」「家庭」「ボランティア活動」の3つの世界を懸命に生きてきた著者
のこころ暖まる話が たくさんつまった本です。いくつかの話が読者の琴線に
ふれ、ジンとくることは間違いないでしょう。私も電車のなかで目頭があるく
なりちょと困った本でした。(家内に電車の中で泣いてきたといったら、”バ
ッカねえ”って片づけられてしまいました。ズコッ。)
著者がこなしてきた800回もの講演や 平成7年の優良番組にも選ばれたと
いうラジオ放送での語りかけのエッセンスがこの本に入っています。
夫婦のこと、子どものこと、仕事のこと、親のこと...人生いろんな場面で
悩みはつきものですが、きっとこの本のどこかにそんな心を暖めてくれたり、
勇気付けてくれる話があるはずです。
悩めるあたなに超オススメの本です。 ☆☆☆☆☆ ですね。
ホームページもなかなかです。

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<お暇なかたにはもう少し>

著者は貧しい少年時代にボーイスカウトの隊員になり、その活動を通じて多く
のことを学び、人生の友も得たようです。そんな中に早稲田大学総長の奥島孝
康氏もいたようです。宇和島高校を出て押方製材に就職した著者は、社長の押
方敬一氏に人生の勉強をさせてもらっと書いています。「人生の学校」だった
という製材所で、働くことの意味や上に立つことの難しさなど学んだと感謝の
念で振り返っています。入社後3ヶ月というときに、ボーイスカウトの日本代
表で渡米できることになるが、入社間もないときにきっと無理だと思っていた
とき、押方社長は、「ええじゃないか、遠慮なんかせずに行ったらええ。給料
かてちゃんと払ってやるさかい、じっくりとアメリカを見てくるがええ」と
言ってくれたようです。“最初の職場は人生を左右する”と著者が書いていま
すが、まさにそんな職場の社長さんですね。当時1万円の給料のうち6000円を
家へ仕送りしていたという時代、心を打つ話です。

私の家も結構まずしくて、兄は農業高校へ行きながら隣接する普通高校の
授業を廊下で聴講させてもらったり、姉は経済的な事情から高校へ行け
なかったりしています。いちばん下の真之介はそんな兄姉を踏み台(?)
にしてノウノウと大学院まで行かせてもらったりしてるので、この手の話
には結構ジンときちゃいます。(エ~ !?)

著者の人生は、「仕事」「家庭」「市民」の3つの場があるといいます。
仕事には著者の哲学(信頼と感謝)が一環しているし、家庭には、愛情だけ
では進まない複雑なものがあり、それを乗り越えてこそ新の夫婦(家族)と
言えるといいます。最後の市民としての場は、ボーイスカウトに始まり、社
会への参加が人として必要だといいます。
それら3つの生きざまに、結構人を感動させるエピソードがたくさんあるの
は、作り話ではない真実の重みがあるからでしょうか。

著者の仕事に対する姿勢も、お金儲け主義でなく、人(お客様)に喜んでも
らい、人(従業員とはいわすスタッフと言っています)とともに喜びを得る
というもので、木という商品を心をこめて扱っている様子が伺えます。
「信用」と「感謝」の会社を経営されているようです。すでに息子に社長の
座を譲り、暖かくも厳しい目で息子を見守っている姿がアリアリと感じられ
ます。

仕事に関するお話でちょっと興味深いものを...

「人材に三四三(さしみ)の法則あり」会社は人できまる。会社の繁栄を
握るものはなんといっても社員である。著者の経験では、会社にとってなく
てはならない「人財」は3割、会社の足はひっぱらないが、創造的な仕事は
できない人、つまり指示待ち人間の「人在」が4割いる。この人在をいかに
人財に近づけるかが組織力の優劣を決める。最後は 人罪。会社に貢献しよ
うなどとは決して考えない社員。こういうのは辞めてもらうしかないが、雇
いいれたほうにも責任がある。
では、人財を増やすにはどうしたらいいのか?。それは、「経営者たるもの
は常に社員と共に生きる姿勢をもつこと」と言います。これは、”感謝の気
持ちをもつこと”で、「あなたあっての私」-この気持ちの延長線上でしか
人財は生まれてこない。

また、家庭での家族のあり方で、楽しい話を...

「日常の何気ない儀式」が大切といいます。七五三や正月、クリスマスと
年中いろんな行事がありますが、そういうものではなく日常の中で、親から
子へ、夫から妻へ、妻から夫へ気持ちを伝える何気ない”儀式”が大切だと
いいます。著者は、娘が卒業する前、最後の授業料を振り込んだ後、食後の
団欒のときに、ころあいを見計らって一枚の領収書をテーブルの上に置いた
そうです。そして

「美保(これお嬢さん)、今日、後期の授業料を払ってきたよ。よくここま
で素直に育ってうれたね。ありがとう。後半年したら社会人として自立して
いかなければならない。そしたら、今度はお父さんもお母さんも甘えさせて
もらうよ。」私は、おどけながら最後の言葉を締めくくった。娘は、照れく
ささを内包した表情を浮かべながら頭をさげて言った。
「お父さん、お母さん、ありがとうございました。」

いやあ、ドラマみたいですが、いいですねえ。私もこんな家族をつくりたい
ものです。私んちはいつも 夫婦喧嘩が絶えない(わあ、なんてこった)の
ですが、もっと互いの気持ちをつたえる工夫をしないといけないなと反省し
ます。何気ない儀式は、意識してやらないとできないようです。

家族の話、人間関係の話、仕事・自立の話、学校・教育の話、老いと死の話
など人選万般に渡る様々な事柄を、著者の人生観を交えて語っています。
それぞれの人生フェーズに応じて、琴線は異なるかもしれませんが、いくつ
か感動するお話がきっとあると思います。

井上氏は松山市に在住ですが、いつか道後温泉にいくことがあったら、訪ねて
みたいと思います。
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ただいま夫婦ケンカの真っ最中の方
仕事がつまらないかた
子どもの教育でお悩みのかた
人生にお悩みのかた
是非、おすすめです。
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1500 円 ☆☆☆☆☆+!
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12.12[金]:【】

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1997年10月29日

【ふんにょう博士一代記】...中村浩97.10.29 ... ☆☆☆☆☆+☆糞☆

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【ふんにょう博士一代記】

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中村浩 (なかむら ひろし)
1910年ー1980年。東大理学部卒、理学博士。
東大講師、九大教授、日本クロレラ研究所副所長等を歴任。
「ウンチ博士」として親しまれ、ユーモアとロマンにあふれた文章に定評。
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論創社
2000円
1983/7/15 初版 ....すりきれた古い本です。
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人間、食べることと排泄することは、基本中の基本ですが、この本は
その基本的なことを、はじめの1ページから最後の276ページまで
あますことなく“うんこ”の話しでうめつくした類まれなる本です。
ウンコ、オシッコなどしもネタは、子供も大人も本能的に好きだ!と
思います。(すくなくとも私と我が子はその種族です)

故人である中村博士は、こどものころからウンコに囲まれていたようです。
昔のことで、肥溜めのウンコを汲み取りぐちからひしゃくで汲み取り
肥おけで畑へ運ぶ重労働をした子どものころの話、肥溜めに落ちて
フン死しそこなった話などがあります。

そんなウンコ人生に始まり、戦争中のウンコガス発明の話、尿から塩を
取り出す方法の発明(1ー2%の塩分が尿には含まれる、これを回収し
て二度のご用に役立てるもの)などユニークな話がふんだんにあります。
ちなみに、このオシッコからとった塩で料理した食事を、時の総理大臣も
お召し上がりになったそうで、“結構な味じゃ”と好評だったとか。

昭和36年には、科学技術庁から宇宙空間における屎尿処理と食料生産法
の研究をするように宇宙審議委員を命じられたり、人類にすばらしく貢献
した人なんです。
宇宙での糞尿の処理方法なども具体的に紹介されています。

最近TVでも放送されたらしいのですが、このクソ博士は、NASAから
もおよびがかかり、3ヶ月間、クロレラを中心とする微生物と人体排泄物
だけでアリゾナ砂漠で生活する実験をします。これに先立ちシアトル研究
所のスターン博士が同じ実験にいどんだものですが、孤独感にさいなまれ
9日間でうちきったとか。

いわく「糞尿研究はいまや重大な使命を帯びてきているといっていい。慢
性化している人類の食料危機を乗り越える鍵は、湯気を立てて怪しい香り
を放つかの黄金(クソ)にこそ存在すると私は考えているのである。」
「世界の文明国で一番 オオグソを垂れるのは、わが日本人で一升めしを
くらって5合か6合のクソを垂れる。もったいなくも食ったものの5~6
割を外に捨てるのである。」 その次はイタリア人とか...。

一項目をよむとかならず笑える内容があります、含蓄というかウンチクと
いうか、すばらしいユーモアのある文章です。

この人のお父さんも相当変わった人で、「人間いつ食えなくなるやもしれ
ぬから、その体験をしておくことが必要だ」といって、時々3日間の断食
をさせられてとか、「眠らない訓練も必要だ」と徹夜をさせられてことも
あったそうです。いやはや、なんともすさまじい!

人間、なんでも続けてやると素晴らしいものができる...なんてことも
考えさせられます。
しもねたで笑うくらいしかない私に、クソまじめで超面白い糞尿の話をく
れたこの本を、ぜひぜひ多くの人に知って欲しいと思いました。

クソをミソにしちゃうんですから、日常生活の最も卑近な現象(ウンチ)
をここまで高めてくれた人は、そう世の中にはいないでしょう。
そして、その内容が井上ひさしの空想の世界ではなく、実際に行ったこと
である点が、また“魅力”と“驚異”でもあります。

再版されればベストセラー間違いなし。
ことし?のベストwebook 候補です。
(この本を借りてきた我が妻のフン才に感謝!)

ご家族みんなで、お読みになられることをお勧めします。
我が家では、この本を購入して“家宝”にしようかと相談しております。
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クソまじめなかた
ベンピでおなやみのかた
実は、しもネタがすきだという淑女のかた
人類の食料問題に関心のあるかた
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆☆+☆糞☆

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2600 円 ☆?☆
10.29[水]:【ふんにょう博士一代記】.........中村浩
2000 円 ☆☆☆☆☆+☆糞☆
10.30[木]:【】...

10.31[金]:【】...

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