2007年05月31日

レバレッジ時間術 ~ 本田直之 + 


   

書籍情報


レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則
本田 直之
幻冬舎 (2007/05)
売り上げランキング: 499

本のひらめき

レバレッジとは、てこのこと。小さな努力で大きな成果。本田さんは、このスマートなやりかたをいろんなところに応用している。本田さんのオフィスにはMore xx with less xx のステッカーがいっぱいある。

前回紹介したレバレッジ読書術は、読書に対する考え方をシフトさせる素敵なやり方が紹介され、ベストセラーになった。今回は、時間術への応用である。


僕の思いつき


オススメ度

★★★★★+

読んで欲しい方



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リアルマネーとハートマネー ~ 永田雅乙 + R25

   人を笑顔にする・・・


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●今日の一冊:【リアルマネーとハートマネー】

   お金より大切なもの

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   |永田雅乙/著
   |ランダムハウス講談社|2006年10月
   |ISBN:4270001569|1,300円|141P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

波乱万丈。そんな形容詞が似合いそうな著者の人生。その人生模様を縦糸に、
生き方論を横糸として織り込んだ本である。

曽祖父の影響を色濃く受けた著者は、様々な苦い経験から「ハートマネー」の
大切さを学ぶ。

不良学生、飲食業のバイト、フードビジネスプロデユーサー・・と、著者の人
生は大波小波。助けられたり、見放されたり、ジェットコースターのような人
生だ。そんな中で、救われたのが曾おじいちゃんの教え。

  人を喜ばせることをしなさい。

ハートマネーとは目に見えない価値。
これに対してリアルマネーは、現金、貯金、不動産、土地など目に見える資産
のことだ。ハートマネーとは、心の中にある資産。経験、人脈、知識、運、信
頼などである。

知らず知らずに人の評価を気にしていきる私たちに、自分らしく生きるヒント
をくれる。
人を喜ばせることに生きがいを感じる、見えないものを大切にする・・・そん
な生き方は素敵だなーと、どこかで感じる自分がいる。

自分の人生をさらけ出しながら、ところどころに交えられた生き方論が、おし
つけがましくないのがいい。

人を笑顔にするのは、最終的には自分のため。という。これはひいおじいちゃ
んから著者が学び取った教えだ。

  相手のために、なんていうキレイごとではなく、「自分が楽しく生きるた
  めに」という、ただ自分本位の理由から人を笑顔にする必要があるのだと
  曽祖父は私に教えてくれていたのだと思います。

と著者は述懐する。ドクター佐藤の口ぐせ理論と同じだねぇ。
どきどきしながら、何かを感じる。お薦めの一冊。


<僕の思いつき>

人は知らず知らずのうちに、お金というリアルマネーに縛られているのではな
いか・・・

ハートマネーを増やすことはリアルマネーを増やすことよりも、はるかに人生
を豊にするのではないか・・・

始めなければ、始まらない・・・

逃げるか、乗り越えるか・・・・

様々な体験の中で著者が感じてきたことは、僕たちにもいろんなことを感じさ
せてくれる。

こんな著者には、実は、素敵なおにいちゃんがいる。
この本は、そのお兄ちゃんが、僕に遠慮がちに手渡してくださった本だ。曾お
じいちゃんも、お兄ちゃんも素敵だなぁー。


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<オススメ度>

   ★★★★★+人を笑顔にすること

<読んで欲しい方>

   ・おじいちゃんが好きな方
   ・みえない価値を大切にする方
   ・天国体質な方

Posted by webook at 14:58

2007年05月30日

できる若者は3年で辞める! ~ 久野康成 + つばめ

   管理するのではなく、環境を整える・・・

書籍情報


本のひらめき

この本は、企業経営を主導する立場にある人全員に読んでほしい本である。

僕も、これまで経営手法、人材育成、コミュニケーション、リーダーシップなどさまざまな本を読んできた。そんな中で、この本は、読んでいると脳みそのシナプスが、バシバシと発光し、いろんなものを想起させてくれる素晴らしい内容にあふれている。

例えばこんなことが書かれている。

 企業の使命は、社員を「自立」させることである。
 多くの経営者は、会社が永遠に続くものと錯覚を起し、社員がどんな場所
 でも生きられるような「自立」を目標とせず、会社に「依存」させるよう
 な教育をしてしまう。

 自分のスキル・アップとは「自分の時間を自分のために使う」ことであり
 部下を教育することは、「自分の時間を他人のために使う」ことなのである。
 本当は、教えることが最高の学びになる。

なるほど、確かに。役立つ→応援する→育てる→羽ばたかせる みたいな流れを自分のキャリアの中で意識できたらいいねー。

 報酬の増減だけでは、社員の「やる気」をコントロールすることはできない。
 経営理念の実現という目的をしっかりと意識する。その上で
 仕事が楽しい、成長できる、お客様によろこんでもらえる、社会に役立つ・
 といったことを感じることが大切だ。

 キャッシュフローを最大にすることを目的にするのではなく、あくまでも 「経営理念の実現」を目的とし、社員の「楽しさ」「やりがい」をベース とした経営を目指さない限り、かならず限界が訪れる。

 売上予算、利益予算は、我々が顧客に対して「与えたい価値の大きさ」の
 見積もりのことである。「たくさん儲けたい」のではなく、「たくさん価値
 を提供したい」ということなのだ。

最後には、ゴールを目指すのではなく、「道」(経営道、人間道)を目指すべきと、経営思想の高みにもつれていってもらえる。

この本、僕にとってはヒラメキいっぱいの素晴らしい本だった。


僕の思いつき

この本を読んで、うちの社長にも読んでほしい・・と思う人は多いはず。
で、このあと・・・・。
そう思ったら、エッセンスや感想をつけて、社長に手渡してみるといいね。

この一歩があるかないか・・・・が今から向かう人生ベクトルをちょっとだけ
変えることになる。

小さな一歩。やってみれば案外たいしたことはない。



オススメ度

★★★★★+人がすべて


読んで欲しい方

・会社を面白い場にしたい方
・社員が元気になるような考え方を模索中の方
・人事部長や経営者の方

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2007年05月29日

ヤングアメリカンズと日本の子どもたち ~ 大野益弘 + 3人ディナー

   何かが・・・そこには、ある! ホンモノの気配。

書籍情報

ヤングアメリカンズと日本の子どもたち―笑顔・涙・感動-出会いと輝きの物語
大野 益弘
メディアパル (2007/05)
売り上げランキング: 74566

本のひらめき

2週間ほど前だったろうか・・・僕はある情熱家の方を前にしていた。その人の名前は佐野一郎さん、NPOじぶん未来クラブの代表の方だ。ジェイカレッジで花のおねえさんをやっている日比谷花壇の日比谷さんと二人で、佐野さんの語る熱い言葉に感動した。

ヤングアメリカンズ・・・・歌と踊りで子どもたちにパフォーマンスを教えてくれる音楽教育活動。言葉で表現するとこうなるのだが、ほんとうは、もっと深く、素晴らしい気づきの世界がある。(らしい)

実は、僕も見たこともない。それでも、佐野さんが語る言葉から、胸がギュっとなるのを感じた。これは、・・・ホンモノだ!と。

この本は、佐野さんが人生を賭けて取り組んでいるヤングアメリカンズの日本での活動を、インタビューを交えてドキュメンタリー風に紹介した本である。

歴史は古く、1962年に、ミルトン・アンダーソンによって設立された音楽公演と教育活動を行うNPO団体である。CBS,NBSなどのテレビ番組にも数多く出演し、6人の大統領からも招かれるなど、すばらしい活動を行ってきた。それが、2006年から日本にもやってきたのである。

全米から選ばれた学生が、日本の子どもたちと一緒にミュージカルを作り上げるプロジェクトで「アウトリーチ」というのがある。これが素晴らしい。

これに触れた人は、必ず感動の涙を流してしまうらしい。本書は、ヤングアメリカンズを知る最初のきっかけとして、読んで欲しい。そして、できたら、ライブを見る(参加する)のが一番おすすめだ。

そこには何かが、ある・・・、そんな気配と強く感じさせてくれる一冊。


僕の思いつき

ヤングアメリカンズの活動は、こちらに詳しい。

  http://www.jibunmirai.com/
  http://www.jibunmirai.com/ya/index2.html

うちの子供も浦安で参加することになった。どうやら、そこには、歌やダンスを教える、指示するというものではなく、自ら感じ、啓ける不思議な場がうまれるらしい。お父さんは、きっと最終日に泣くことになるでしょう。笑

各地で行われる3日間のプログラムは、最終日の公演だけ見学することも可能で、予定があったらぜひ見に行って欲しい。

佐野さんの活動、まじ応援するもんね~。

すでに満席のプログラムもある。
  http://www.jibunmirai.com/ya/jt2007/schedule.html
7月7日(七夕)にあるショーは、ぜひ見て欲しい。
(って、僕も初めて見にいくんだけどね・・・笑)



オススメ度

★★★★★+歌と踊りと感動と

読んで欲しい方

・感動が好きな方
・自分の中の殻をちょっと破ってみたい方
・歌うこと、踊ることが好きな方

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2007年05月28日

図解-世界の名著がわかる本 ~ 久恒啓一 + 週末起業ー夏の交流大会(6/9)

   そうだったのか!

書籍情報

図解世界の名著がわかる本―一枚の図で読む!
久恒 啓一 図考スタジオ
三笠書房 (2007/05)
売り上げランキング: 38000

本のひらめき

自慢じゃないけど、この本に登場する名著、実は一冊も読んだことがない。それどころか、手にしたことすらない本もいっぱいだ。(これじゃ、たくさん本を読んでます・・・なんて自慢できるどころじゃないなー:汗)

本書は、図解の久恒さんと図考スタジオが、図解と解説で、世界の名著をサクっとまとめたムック本。

へぇーそうだったのぉ~という驚きと、名著のエッセンスがわかる楽しさがある本だ。

例えば、ニュートンが著した「プリンキピア」。いろんな本にその名前が登場したが、どんな内容かばっちり分る。質量、運動量、慣性、作用反作用など、僕たちが高校物理で習った基本的なことがこの本にまとめられている。これらは、プリンキピアの序章にすぎず、第一巻(ケプラーの第二法則、万有引力)、第二巻(波長の解析など)、第三巻(ケプラー第三法則)と、力学、数学、天文学の基礎が網羅されている。ひぇ~。

古代インドの「ハマーバータラ」や「ラーマーヤナ」は、物語の形をとってヒンズーの教えを説いているものだった。

そのほか、旧約聖書と新約聖書の違い、フロイトの精神分析入門、アダム・スミスの富国論など、歴史や社会でその名前だけ覚えた書物の概要が、短時間で分るのがうれしい。サクっと読んで、へぇーと唸れる。


僕の思いつき

名著と呼ばれるものは、ほかにもたくさんある。
文学系のものは、「あらすじで読む」シリーズがすばらしかったね。

ビジネス系のものも、まだまだたくさんあるので、自分で計画をたてて、まとめてみるのもいいね。とくにマインドマップなんてツールもあるから、それで解説・・・というのはいけるかも。(どぉ?あさださん)



オススメ度

★★★★★+一度は知りたい知識

読んで欲しい方

・名著の概要を知りたい方
・学校の教科書だけでは不満足な方
・昔の名前をリフレインしたい方

Posted by webook at 11:36 | TrackBack

2007年05月20日

幸せマネージメント ~ 太田空真 + 父さんありがと。

   夫婦なかよく・・・


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●今日の一冊:【幸せマネージメント 夫婦でありがとうといえる】

   ふたりで書き込む人生チャート

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   |太田空真/著 生活デザイン研究所/著
   |東京新聞出版局|2007年05月
   |ISBN:4808308681|1,429円|247P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

段階の世代が、定年を迎え、夫婦で暮らす時間が増える・・・それは、いいこ
となんだけれど・・・。

濡れ落ち葉、定年離婚、主人自宅ストレス症候群・・・と、まぁなにかと穏や
かならぬ言葉がいっぱいある。

夫婦なかよく墓場まで・・・行ければうれしい。そして、できたら、もう一度
生まれてきたら、またいっしょになろうね・・・なんていえたらサイコウ。

なんだけど・・・なかなか・・っていうのが実は現実。

そこで、本書は夫婦互いにありがとうといえる工夫をいろいろ提案している。
良い加減な人生を推奨する太田空真さんが、夫婦の未来を明るくするてだてと
して、「ふたりで書き込む人生チャート」を提唱する。

何組かの熟年ご夫婦のチャートなども登場する。
なぜか、中村隊長も登場しちゃう。

人生最高のありがとうを言い合える夫婦になろうね。


<僕の思いつき>

夫婦て定年後のプランを作ろうと思っても、なかなか簡単にはいかない。
そこで、「やり残しリスト」をつくろうという。

最初は、夫婦の未来を語るより、夫婦でやり残したことを、イストアップする
のだ。二人で語りあるために。そして、二人が互いのライフスタイルを尊重す
るために・・・。

次回の土日にお験しを。


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<オススメ度>

   ★★★★★+夫婦でちゃちゃちゃ

<読んで欲しい方>

   ・なかよき夫婦
   ・ビミョーな夫婦
   ・もうじき定年の方

Posted by webook at 14:56

2007年05月19日

人生を「ハツラツ」と生きる37のヒン ~ 二見道夫 + MAISON BARSAC

   元気ハツラツ・・・・・(C?)

書籍情報


人生を「ハツラツ」と生きる37のヒント
二見 道夫
ファーストプレス (2007/05)
売り上げランキング: 61660

本のひらめき

まわりを見回すと、いつもハツラツとしている人がたまにいる。そして、不思議なことに、その周りにもそういう人がいっぱいいる。類は友を呼ぶの諺どおりだ。

僕たちは、この星に楽しいことだけをやりにやってきた!、んだから、できたらそういうハツラツ人間でありたい。

本書は、本田宗一郎、野間清治(講談社創始者)、田中澄江・・・といった著名人の言動や、故事、エピソードなどさまざまな例を引き合いにしながら、ハツラツ人間になるヒントを指南する本だ。

読みやすく、そして心にすっとはいってくるのがうれしい。

若い方も、働き盛りの人も、そして熟年の方も、よく効くクスリ(ヒント)がいっぱいある。

面白かったのは「健全なスケベ精神は、健康で長生きにつながる」というもの。都内にある特養で、毎月一回「紳士クラブ」なるものが開催されるという。わかりやすくいえば、ロマンポルノを見る会だという。これが、なかなかいい刺激になって、効果絶倫(失礼、絶大!)だという。全国2013の老人福祉施設の調査で、「入居老人に性欲はあるか」との質問をしたところ、男性95%、女性81%が、「ある」と答えたらしい。人生は性、なのであーる。

ハツラツ人間のコツは10ケ条にまとめてあるが、中でも佐藤一斎の言葉が、ツボを抑えている。

  若くして学べば 壮にして成すところあり
  壮にして学べば 老いて衰えず 
  老いて学べば 死して朽ちず     佐藤一斎

学び、成長を喜び、好奇心旺盛、環境に柔軟に対応し、なんでもプラスに転換、元気一杯な人生を・・・・僕たちも送りたい。

そんな欲望のある方に、お薦めの一冊!


僕の思いつき

定期券族に提案したいことがある、と著者はいう。複線型移動の通勤形態だ。

定期の切れ目に、期間を区切り(1ヶ月くらい?)、定期券なしキャンペーンを、自主企画で自演する・・・そんな提案である。

理由は・・・

往復をいつものパターンで、同じことの繰り返し、場合によっては居眠り、よだれの通勤をするよりは、往復を異なる経路にして、いろんな情報を手に入れるというものだ。著者は、これを実践し、ちゃっかり自著の中にとりこんだという。(これ、いいね)

僕もそろそろ定期が切れる。今はSUICAとか便利なものがあるから、定期なしキャンペーンもやりやすい。さっそく実践!

あなたもいかが?



オススメ度

★★★★☆+ハツラツ人間

読んで欲しい方

・人生を愉快に生きたい方
・毎日ハツラツで出かけたい方
・元気オーラをだしたい方

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2007年05月18日

コロリ力 ~ 佐藤富雄 + ジェイカレッジMoso


   男性諸氏にめっちゃおすすめ・・・の本

書籍情報

コロリ力―知らぬ間に人をとりこにする「脳」の使い方
佐藤 富雄
経済界 (2007/05)
売り上げランキング: 20470

本のひらめき

人を(特に女性を)とりこにしてしまう魅力、これを「コロリ」力という。あの人にはコロリとまいっちゃう・・・なんて、言われてみたいよね。

もてる男も、仕事ができる男も、人に好かれる男も、みんな魅力的な男は、成功遺伝子にスイッチが入った「快」人間だという。なんとなくいいオーラが出てるんだね~、きっと。

本書は、そんな快人間として、成功遺伝子をオンにするコロリ力を高める方法を、大脳生理学・心理学・口ぐせ理論などを駆使して指南する。

やはり、人はみな「楽しそうな人の周りに集まってくる」らしい。

Mosoクラブ(100冊倶楽部ともいうか:笑)に、楽しそうな人が集まるのは、そこに楽しそうな人がいっぱいいるからなんだね~。

人間の脳は、3層構造だという。
 爬虫類の脳(古皮質)が一番奥で、怒りや恐怖でのみ反応する
 旧哺乳類の脳(旧皮質)がその次で、感情脳と呼ばれ、プラスの感情にもマ
 イナスの感情にも反応する。
 そして、一番外が新皮質という人間ならではの脳がある。理性で動く。

どうやら、コロリ力には、感情脳の旧皮質が重要らしい。感情脳が快の状態になるような、考え方、行動の仕方、など様々なアドバイスがある。

本書では、脳を活性化させ、快の状態にしてコロリ力を強化する方法をいくつか説いている。
 
 子どものような遊びごころを大事にする
 いい言葉をいつも口にする
 夢を具体的に唱える
 そして、最後に、歩く

コロリ力を意識して、仕事も恋も遊びも・・・わくわくモードでやっちゃいたいものだ。

転機を迎えた男性のあなたに・・・・ぜひ、読んで欲しい一冊。


僕の思いつき

人を喜ばせ様とあれこれ考えているとき、脳の中ではドーパミン、βエンドルフィンなどのホルモンが満ちる。これって、化学式は、ほとんど覚せい剤と同じらしい。この麻薬は中毒になったほうがいいようだ。ホスピタリティを推進するってことは、自分が元気に楽しくなるってことに直結するらしい。

口ぐせ理論は、人を誉めるのは、自分を誉めるのと同じで結局自分にいいことをしているんだ・・ってことだけど、脳の中ではこういうことがおきてるんだね。

はるほどぉ!という理解を新皮質でわかったら、旧皮質の古い脳がわくわくしちゃう楽しいことをいっぱいやろう。
なぜなら・・・

  私達は、多くの人に必要とされ、頼られ、
  そして、愛されるために生まれてきた。

のだから。この青い星に。



オススメ度

★★★★☆+ころりといっちゃう

読んで欲しい方

・毎日をわくわくしたい方
・素敵な熟年男性になりたい方
・仕事も恋も楽しくしたい方

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2007年05月17日

3分LifeHacking ~ 山口真弘 + 新幹線N700系!いいね!

   株式会社それいいね、推薦!

書籍情報

3分LifeHacking
3分LifeHacking
posted with amazlet on 07.06.03
山口 真弘 ITmedia Biz.ID編集部
ソフトバンク クリエイティブ (2007/04/07)
売り上げランキング: 16765

本のひらめき

ライフハックという合成語もいつのまにか普通に通用するようになった。ものすごく特別なことをするわけじゃないけど、「あ、それいいね」という生活や仕事でのチップス(工夫)のことを、ライフハック(s)という。
本書は、3分でできて、3分で変われる・・・たのしいワザ(ハックス)を集めた本。なかなか楽しいものがいっぱいある。

例えば:

 タスク完了までの時間を計る WorkTimer
http://www.bzwind.com/users/ntak/wtimer.html
    一日で、ネット見てる時間は、入力作業した時間は、休憩は、・・・
    みたいなのを自分で分析してみるのも面白い。

 キャプチャー用ウィンドウのサイズを固定する。
    http://www.brianapps.net/sizer.html
    http://www.forest.impress.co.jp/lib/dktp/desktop/windowextn/sizer.html
    資料作りで、画面キャプチャーを使うことがたまにある。そのとき
    画像の大きさがまばらだとカッコわるい。これはよさげだ。

 地図上で「困った」を共有できるコマッタ.JP
     http://www.comatta.jp/
    何かを共有すると、思わぬことがおきるかも・・。
    
 フォルダにバッジをつける Shedko Bages
    PC(ウィンドウズ)でフォルダーに区別をつけたいと思うことがある。
    色をつけるソフトもあるが、こんなのもいける。
http://eng.softq.org/bages_langs.htm

ウエブ系じゃなくて、身近なものもある。

 コインやお札で長さを測る。
    千円札は、長辺が15cm、1万円は16cm、1cmが欲しいときは差を
    とる。1円玉は、ちょうと2cm、5円玉の穴はちょうど5mm。
    へぇーだよね。

などなど、へぇーなツールや工夫がいっぱい。


僕の思いつき

灯台下暗し・・・・会社で、身近にいる人がすごいことを知っていたりする。なーんだ、早く聞けばよかった!みたいなことは、ときどきあるよね。

 職場で、ねぇねぇ、こんなの知ってるって紹介しあってもいいね。
 題して、「ねぇねぇランチ」

さっそく、やってみよう。



オススメ度

★★★★☆+3分!

読んで欲しい方

・日常をちょっとだけ楽しく改善したい方
・ちょっとした工夫を愉しみたい方
・いいことを人に教えたい方

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2007年05月16日

「伝説の社員」になれ! ~ 土井英司 + 


   ○○といえば・・・あの人、になろう!

書籍情報

「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー
土井 英司
草思社 (2007/04/17)
売り上げランキング: 89

本のひらめき

アマゾンの元カリスマ・バイヤーといえば・・・

といえば・・・土井さん・・ですよ、ね。と多くの人が答える。つまり、土井さんは、そういうブランドを自分の力で確立してしまった。その後、エイエスブックコンサルティングという会社を立ち上げ、すばらし成果を収めている。

しかし、土井さんも最初から伝説のカリスマ・バイヤーになったわけじゃない。最初は、大手ゲーム会社に就職。ゲーセン配属で夢破れ、1年で退職。その後雑誌のライターとして働くが、手取り12万円・・・3年で5回も転職をくりかえしたという。その中で、アマゾンでの伝説を打ちたて、独立しベストセラーを書く・・・そんな成功を掴んだ方だ。何があったのか・・・

そんなあたりを赤裸々に語りつつ、若い人に働く心得を説いた本である。

 @自分をトコトン安く売り、その引換に、経験と実験の場を手に入れる。

 @年収は、給料+授業料として考える。

 @情報や人脈という「仕入れ」に時間やお金を費やす。

 @24時間使える。そう思ったとき、それまでは「ない」と思っていた 
  時間が「ある」に変わった。
 
 @「名前+長所」のセットで人を紹介する。

 @失敗したら、それをまたデータにすればいい。

 @自分ひとりのために働いていると、どんどん煮詰まるが、社会のため、
  人のために働いていると、人とのつながりはどんどん広がっていく。

などなど、土井さんの体験から紡ぎだされた言葉は、なかなか素敵だ。

伝説の社員をめざしてみよう。


僕の思いつき

伝説の社員になる投資には、いろいろあるけれど、すばらしい人に逢うという投資(消費ではない!)は、すばらしく自分を啓いてくれることがある。

セミナーや講演会に5000円も!? という方は、この際ちょっと冒険(投資練習)ということで、誰かのおすすめセミナーにいってみるといいかも。

この本の著者の土井さんも出版記念のセミナーを各地で開催予定だ。

 <5/19 東京・シークレット講演会&パネルディスカッション>
 <5/31 大阪・プロジェクトR21主催 出版記念講演会>
 <6/ 1 名古屋・共同出版記念講演会 with 竹田和平氏>

  http://eliesbook.co.jp/

行ってみるのもいいねー。

自分への消費とみるか、自分への投資とみるか。お金の使い方を、ちょっと見なおしてみるといいかもね。これは、投資か消費か・・?って。



オススメ度

★★★★★+伝説を作ろう!

読んで欲しい方

・自分をもっと生かしたい方
・伝説の社員になりたい方
・自分ブランドを考えてみたい方

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2007年05月15日

草野球な人々 ~ イトヒロ + 

   いのうえひさし・・・のようなおかしさ。

書籍情報

草野球な人々
草野球な人々
posted with amazlet on 07.06.03
イトヒロ
オンブック (2007/04/30)
売り上げランキング: 188362

本のひらめき

今日の本は、オンブックという新しい出版スタイルから生まれた本である。著者のイトヒロさんは、現在、脳腫瘍を患って二年ほど入院生活をしている方である。これまでずーっと草野球にまみれて(年間70試合ほど)きたのに、それができない。ベッドに横たわりながら書いたのがこの本。

見る夢は草野球のことばかり。そんなイトヒロさんは、対戦相手やチームメイトのことを、面白ろおかしく描き出している。

どこか、いのうえひさし氏の文章を彷彿とさせる、軽快でクスリと笑えるところが好感だ。(電車の中で、かなり腹筋をゆするはめになった:ククク)

著者は、僕と同年代の人。だから草野球は、ほんとに草の匂いのする草野球。叢にまぎれたボールを捜すほうが、試合の時間より長い・・そんなのどかな時代が確かにあった。

今の子供達には、そういう自由な環境がないという。確かに。子どもだけで勝手に野球ができる環境はどこにもない。大人がグランドを予約し、監督やコーチがいて・・・。いいようなよくないような・・。

さて、本書は、いろんな選手が登場する。円月打法の「動物」と呼ばれた人、「いかん投法」「すまん投法」のピッチャー、ボールの持ち方を知らなかった魔球のピッチャーなどなど、見開き2ページほどに収まる文章に、草野球の楽しさと人間味あふれるユーモアがいっぱい詰まっている。

野球好きな方もそうでない方も楽しめる一冊。


僕の思いつき

この本は、オンブック(デメ研の橘川さん主宰)で発行された新しいスタイルの出版である。詳しくは → http://www.onbook.jp/

きのう、その橘川さんのアジト(笑)にいってきた。まさにいろんなMoso企画が生まれそうなそのアジトは、独特の雰囲気がただよう・・・。

出版は、ビジネスのためにあるのか、それとも世の中に送り出したいコンテンツのためにあるのか・・・そんなところから、オンブックの問いは始まる。

このコンテンツは、世に出るべきだ・・・そういうものをメキキしながら、著者を応援する仕組み・・・それがオンブックにはあった。すばらしい。

ここから、何かが始まりそう・・・

それはともあれ、今日の本は、なんだか心がホッコリするおかしさと、草野球の匂いがする本だったなぁ。



オススメ度

★★★★☆+匂い芳し草野球

読んで欲しい方

・草野球大好きという方
・子どものように遊びたい方
・親しい友達を描きたい方

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2007年05月14日

戦わない経営 ~ 浜口隆則 + 告白


   2冊買って、大切な人に一冊あげたくなるよ・・・この本。

書籍情報

戦わない経営
戦わない経営
posted with amazlet on 07.06.03
浜口 隆則
かんき出版 (2007/05/08)
売り上げランキング: 114

本のひらめき

White Flag Management、戦わない経営・・・って、なんだか素敵な響きがあるよね。

なぜだろう・・・。

いつも誰かと競争し、抜きんでることが、打負かすことが、勝つことが「善」・・・そんなルールをいつのまにか「常識」にしてきた私達に、爽やかな刺激をもらえそうな雰囲気があるからかなぁ・・・。

この本には、不思議な誕生物語がある。著者の浜口さんは、「日本の開業率を10%に引き上げる」というビジョンで企業した素敵なアントレプレナー。そして10年目、経営者としての思いと感謝の気持ちを一冊の本としてお客様やご縁のある方にプレゼントされていた。(僕は、その本を伝ちゃんからいただき、めっちゃ感動した)

やがて、それはうねりのように広がり、一般のビジネス書として発売されることになった。発売直後に増刷が決まるほど、その潜在的な共感ネットワークは広がりをもっていた。

なぜだろう・・・・。

やはり、この本に書かれているすばらしい仕事の思想が、多くの人の心の奥底に素敵な響きをもたらせたからなんだろうね。

 「何をしている会社ですか?」
  よく聞かれる。
  いろいろなことをやっているので、
  いろいろと一生懸命に説明するんだけど、
  本当は、こう答えたい。
 「幸せをつくっている会社です。」
  会社というのは、どの会社でも同じ。
  幸せをつくっている。

そうだよね、幸福追求型の経営、そんな会社にしたいよね。


  普通に経営をしていると、戦いこそが日常。
  お客さんとの戦い
  競合他社との戦い
  チームの仲間同士で戦い
  協力業者との戦い
  お金との戦い
  時間との戦い
  世の中の動きとの戦い
  そして、自分自身と戦っている

  こんなに戦っていて、幸せになれるはずがない。

だからこそ、戦わない経営。「雑草は、戦わない。とても上手に戦いを避けて力強く生き残っている」・・・そんな経営だ。

本書は、オリジナルバージョンに加えて、素敵な追加メッセージがある。それからポジショニングマップの描き方という、付録もうれしい。

思わず、大切な友達にプレゼントしたくなる・・・そんな素敵な一冊。(そ、そうだ、この本を、今もっとも必要としているあの人にあげよう)

この本は、「裸足で歩ける世界へ」と続く。浜口さん、待ってます。


僕の思いつき

「30人のリスト」というのがある。浜口さん、社長とは幸せの専門家!だと、そう決めてはみたものの自信がなかった。そこで、身近な人から「この人を幸せにする30人のリスト」を作ったという。
そして、毎日眺めた。
そして毎日考えた。
ちょっとでもその人を幸せにする方法はないかと・・・。
で、すごいことに気が付いたという。

 人は、笑顔一つで、少し幸せになってくれる。
 電話一つで、少し幸せになってくれる。
「ありがとう」一つで、少し幸せになってくれる。

 幸せは、そんなに遠くにあるわけじゃない。
 幸せは、そんなに高くにあるわけじゃない。

 笑顔一つでも、いい。
 それだけでも、いいんだ。

ね。なんか素敵だよね。応援したり、幸せにしたい人は、必ずしも自分よりステージが若い方に限らなくてもいい。成功者や尊敬する人を応援したりするのもいいよね。

さっそく、30人リストを作ってみようよ。(今、ここ、あなた)

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 はい、できた!。
 なんか、元気になっちゃうね。(不思議なことに、自分が。)


オススメ度

★★★★★+幸せを作っている会社

読んで欲しい方

・仕事が楽しくてたまらない方
・仕事をたまらなく面白くしたい方
・ありがとうっていってもらえる仕事をしたい方

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2007年05月13日

「ビミョーな未来」をどう生きるか ~ 藤原和博 + パラカップマラソン


   正解のない成熟社会を生き抜く力・・・

書籍情報

「ビミョーな未来」をどう生きるか
藤原 和博
筑摩書房 (2006/01)
売り上げランキング: 67882


本のひらめき

全国に民間校長を3000人作ろう!を合言葉に、教育の世界に新風を巻き起こしている藤原さん。子どもたちに向けた素敵なメッセージの本を作ってくれた。それが、この本。

「べつにー」「フツー」「まあまあ」といった言葉でビミョーに生きている子どもたちが、将来を豊にイメージできるきっかけをもらえるはず。

藤原校長がいつも生徒たちに発しているメッセージは、意図的に人生の未来についてのことが多いという。理由は

 社会が便利になりすぎた。(工夫や苦労をしなくても手に入ってしまう)

 未来がみえずらくなった。(高度成長の時代は目に見える時代だったが・・)

 日常の中でコミュニケーションの頻度が減ってしまった。(一言も口を
 きかずに欲しいものを手に入れることも可能・・)

の3つ。

で、こんな問いが投げかけられる。

 なんで勉強しなきゃいけないっだろう?
 
この問いに、まじめに答えるのはなかなか難しい。そりゃ、勉強していい成績をとっていい大学にはいって、そしたらいい会社に入れて・・・式に説明すると、・・・「で、それからどうなるの?」に答えられない。

藤原さんは、「クレジット(信頼と共感)をあげて、君の自由度をあげるため」
だと説明している。よくあるゲームで経験値をあげていくと、パワーが増してくる・・あれと同じだというわけだ。(これはC=f(A,B)の法則に沿った説明だねぇ)

それには、勉強も部活も礼儀作法もいろんな経験をつんで、集中力、思いやり、精神力・・いろんなものを身につけていくのさ・・・というわけだ。

情報編集力が大事たよ!というのが印象的。

成長社会(ちょっとまえ)は、情報処理力があればよかった。学歴や智識に代表される力だ。一方、成熟社会(正解のない社会、いま)は、その先の情報編集力が大事だという。

そしてそれを高めるたねの5つの方法(コミュニケーション力、ロジカルシンキング力、推理する力、役割を演じる力、プレゼン力)を磨こうという。これらは、藤原さんが校長として進めているよのなか科、そのものだね。

子どもたちだけではなく、ビミョーな大人もひらめくものがいっぱいの一冊。


僕の思いつき

13歳のハローワークマップが登場する。村上龍の「13歳のハローワーク」
にでてくる514の仕事をマップ化したものだ。職業の星座表みたいなもの。
  http://www.13hw.com/
  http://www.13hw.com/about_map/map1.html
 
ここから、未来の仕事をMosoするのがある。
この中から任意の2つを取り出して、ふたつに関連した新しい仕事を考え出すというゲームだ。

 マジシャン+家庭教師 => 家までマジックの出前をしてくれる芸人

 そば職人+ソムリエ => 世界中のワインを振舞う粋なそば屋

 美容師+お笑い芸人 => お笑いを愉しみながらヘアメイクできる美容室

のような・・・。

こういう 言葉の遊びは アイデアやひらめきを誘発する。
Meet the Word (♪)だね。大人も遊べる!



オススメ度

★★★★★+ビミョーな君へ

読んで欲しい方

・子どもたちに未来を語りたい方
・物語れる大人になりたい方
・よのなかに貢献したい方

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2007年05月12日

甦れ、愛しの日本野球 ~ マリヨン・ロバートソン + 一日サイン会


   日本の野球が変わるかもしれない・・・予感

書籍情報

甦れ、愛しの日本野球
マリヨン・ロバートソン
ファーストプレス (2007/05)
売り上げランキング: 167408


本のひらめき

マリヨン・ロバートソン氏、プロ野球機構のコミッショナー就任!・・・この本を読んでこんなMosoを膨らませた。

どうしてこんなMosoが浮かんだかというと、この方ほど野球を「愛して」いる人は他にはいないのではないか・・・そんなふうに思ったからだ。

マリヨン・ロバートソンさん、現在は世界的に有名な不動産企業の副会長を勤める国際ビジネスマンなのだが、一方では今でもかららぬ野球人なのである。なにしろNYC郊外の別荘敷地内には、本格的な野球場があるくらいなのだ。そして、元々はプロ野球の選手でもあった。現在、オリックスの社外アドバイザーも務めている。

メジャーリーグも日本の野球にも精通する著者は、国際野球人といっていい。で、その目には日本の今の野球がとてもあぶない状況にうつる。野茂に始まり、イチロー、松井、松坂・・・日本のスター選手がどんどん流出している状況を冷静に見ればわかるのだが、もはや日本の野球は相当やばい状況に陥っている。

いくつかの処方箋を著者が説いているが、そこには、国際ビジネスマンとしての冷静な分析だけではなく、野球が好きでたまらない・・という「愛」がある。この人は、ほんと~に野球を愛しているなー・・・と思うのだ。処方箋は3つ。

 1つめは、選手やプレーに関する野球の「質」の問題
 2つめは、球場や人工芝などの「器」の問題
 3つめは、球団経営や野球機構のあり方など「組織」の問題

である。

選手には、もっと大人の成熟と子どもの純粋さが同居するような厳しさと楽しさが欲しいという。
また器の点では、やはり人工芝やいけないという。自然の中(みずみずしい芝や空や空気)でこそやるべきスポーツであり、そういうものを大切にした球場が望まれる。人口芝だからこそ生まれる臆病なアクションは、本来望まれているものではない。メジャーリーグに多い、感激するような球場を日本にも!と主張する。
経営については、子どもの集客方法にはじまり、専門性の追求やおかざりコミッショナーの改革など・・・さまざまな点について、鋭い提言がある。

どれも正鵠を得たアドバイスに、おもわずマリヨンさんがコミッショナーになってくれたらいいのに・・・と思うのは僕だけだろうか。

野球好きなあなたに超おすすめの一冊。


僕の思いつき

なんでもメジャーリーグが優れているといっているわけではない。日本文化にも造詣の深いマリヨンさん。日本野球には独特の「型」と「間」があるという。イチローのあの独特の所作は、まさに型の典型。そういうものも大事にしつつもっとワクワクしてインできる野球を・・・と熱く語る。

また日本の選手たちが陥っている「仕事(work)」としての野球から、「作品(art)」としての野球へ転換をという主張は、野球にかぎらず私たちの仕事も同じだなーと思う。

魂を入れるというか、心をこめるというか、人生をかけるというか・・・野球の本なのに、なにか別のものも感じさえてくれるところがうれしい。

ギリー倶楽部でお呼びしちゃおう!


オススメ度

★★★★★+全体&開放

読んで欲しい方

・ハマれる野球がみたい方
・メジャーリーグのファンの方
・日本の野球をもっと面白くしたい方

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2007年05月11日

生き方 ~ 稲盛和夫 + 規と気の間に・・


   楽観的に考え、悲観的に計画し、再び楽観的に行動する

書籍情報


生き方―人間として一番大切なこと
稲盛 和夫
サンマーク出版 (2004/07)
売り上げランキング: 489

本のひらめき

稲盛さんの経営や人生哲学に心酔している方は多い。京セラ、KDDIなどの企業の創業者が稲盛さんというくらいしか頭になかった僕だが、改めて、その考え方や思いにふれてみたくなって、本書を手にとった。

本書には下記の人生方程式が登場する。

  人生・仕事の結果=考え方x熱意x能力

この中で、最も重要なのが考え方。本書のテーマでもある。なぜかといえば、考え方には、+とーの記号がつくので、へたをすると、数値はでかくてもマイナスになっちゃうことがある。掛け算だからねー。

成功して尊敬される人もいれば、ヘイの中で孤独になる人もいる。それは、考え方に記号があるからだ。

そして熱意。これは、「ど」とか「狂」がつくほど、つよく心に思い、無意識レベルにまで到達するくらいの情熱を傾ければ、なんだってできるよ・・ということだ。

能力。今でも能力の一番典型的なはかり方は、学歴。しかし、京セラの歴史の中でもどうやら、優秀でクールな人じゃなく、多少鈍で努力家のほうが大成したという例は多いらしい。

もうひとつ、印象的なのが

  楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

というスタイル。面白いアイデアも、優秀で杓子定規な人に相談すると、ダメだし要因をくさるほど提供してくれる。だから、この段階は、Moso系のノリのいい人が必要だ。それから先の計画には、緻密な頭もいる。そして、実行は、やっちまえーみたいなノリもいる。そういう人がほどよくあつまる仲間はいいね~。

宇宙に響きあう生き方働き方。それには、シンプルな思考と、流されずに努力を続けるスタイル、そういうものが必要らしい。

稲盛哲学に触れられる一冊。


僕の思いつき

稲盛さんは、松下さん、本田さんなど日本の働く思想の源流みたいな方から直接、感じ取ったものがあったようだ。結局、人は、いろんなものがつながっているんだなーと思える。

僕達がビジネス書などで、心に感じ、素敵だなぁーと思うことは、いろんな意味で過去の歴史や文化、思想、人々に連なっている。

目には見えない人の思いや魂・・そういうものに乗っかって、人類の叡智は繰り返し繰り返し、さまざまな言葉で語られながら、進化してきたのかもしれない。

稲盛さんの紡ぐ言葉もそういうものの一つなのであろうか。

近くにいるあの先輩、尊敬するあの人、そういう人の言葉や「気」も、またそういうストリームの一つなんだろうねー。



オススメ度

★★★★★+狂&ど

読んで欲しい方

・会社をまっとうに発展させたい方
・誇れる生き方をしたい方
・熱中したい方

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2007年05月09日

巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」 ~ 渋沢 + 5/11金 談にて

   おじいちゃんのおじいちゃん、の教え・・

書籍情報

巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」
渋澤 健
講談社 (2007/04/19)
売り上げランキング: 3463


本のひらめき

著者の渋沢さんは、あの渋沢栄一氏の5代目子孫の方。自分でも会社を興すにあたり、会社を500も創ったおじいちゃんは何を考えていたのだろう?という好奇心から渋沢栄一の資料を掘り起こしたという。

帰国子女(小2から大学卒業まで)の著者は、旧漢字かなづかいに困惑したようだが、父親の協力で現代語訳をしてもらい、その意図を汲み取ったという。

で、そこにあったものは・・・

 100年たった今でも通じる普遍的なビジネスや人生の思想があった!

というもの。

大量の記録から、素敵な言葉100を選び、栄一氏の思いのエッセンスを著者が解説。見開き2ページで構成されている。英語訳もあるので英語圏の人と渋沢栄一のことを話す時、役にたつかもしれない。

さて、どんな言葉に5代目子孫は響いたのか・・・そして、それを読んだ私達は何を感じるのか・・・。例えば:

 毎日、新しいものを探そう!
   日々に新たにして、また日に新たなりは面白い、
   すべて形式に流れると精神が乏しくなる、
   なんでも日に新たの心がけが肝要である。(論語と算盤 より)

 Look forward to something, every single day.

あなたがわくわくする日々を送っていれば、きっとそれがみんなに伝わって 会社全体が、わくわくするものになるはずです。

といった感じになっている。この他、

 口は幸運の門でもある。
 信用、即ち資本と思え。
 水溜りや滴を集めれば、大河になる。
 
など、ふむふむと頷けることばがいっぱい。

僕の思いつき

ちなみに、渋沢栄一は、江戸末期に生まれ、昭和9年に他界されている。91歳の長生きだった。江戸幕府はつぶすべしと燃えていた若者は、はからずも徳川慶喜の家来になり、その後、明治政府の官僚として活躍したり、そして、その後は民の中でベンチャーキャピタリストのような役を果たしたりと・・時代の荒波の中ですばらしい功績を残した人だ。

今日行ったみずほ銀行も、今朝乗ったJR東日本も、会社に電気を供給している東京電力も・・・のきなみ渋沢栄一が創業に関っている。その他、東京商工会議所、一橋大学、早稲田大学、聖路加病院、慈恵医大・・・など500もあれば、身近な企業や学校は・・・へぇーここもぉ・・・と思うところが多い。

いろんな老舗企業の源流をたどってみるのも楽しいね。



オススメ度

★★★★☆+時代を超えて

読んで欲しい方

・渋沢栄一に接近してみたい方
・誇れるビジネスマンを演じたい方
・面白い仕事をしたい方

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2007年05月08日

感じるマネジメント ~ リクルートHCソリューショングループ + サラリーマンNEO

書籍情報

感じるマネジメント
感じるマネジメント
posted with amazlet on 07.06.03
リクルートHCソリューショングループ
英治出版 (2007/04/20)
売り上げランキング: 7116

本のひらめき

頭でわかっても、心で感じれないものは、なかなか行動につながらない。仮に行動したとしても、どこまで一生懸命になるかは別物だ。

フロー体験。この前、天外さんの本にあった寝食を忘れて没頭するようなハイな状態になることだが、それは決して頭だけ(理解)でできるものではない。

心に響くもの、魂を揺さぶるもの・・・そういうものが、人を突き動かす。

で、ふと足元をみる。自分の会社のビジョンや理念は、どうだろうか?家に帰って子どもに誇れるすばらしいものだろうか。同級生に会ったら思わず物語たくなるような、そんな物語があるだろうか・・・・。

本書は、リクルートHC(ヒューマンキャピタル)が、デンソー(世界30カ国、10万人)に価値観を浸透させるというプロジェクトを通じ、価値観の共有や、理念の共有は、何を生みだし、どんな心得が大切かを問うすばらしい本である。

感じるマネジメント、という言葉のとおり、美しいパワーポイントや、ロジカルに整理された資料ではなく、人の言葉と行動が、人の心に伝わる地道で静かな行動である。

あー、こういうの・・・そうそう、こういうのが欲しかったんだよね!という経営者や、マネジメントの方はきっと多いはず。

物語に潜む感じるチカラを呼び起こすパワー、対話から発展する共有の瞬間など、実際のエピソードを交えながら進む。「感じるマネジメント」とは何か本書を読んで感じてみよう!


僕の思いつき

ほしかった光明がいくつかあった。せっかくだし、拾っておこう。

  ブランドとは、自分の理念を表現し続けることで、
  関係性の中に生まれる認識の束である。

  手段は目的を必要とする。

  「2時間」の予算を提供する。

  自立には余白が必要
  余白は、主体的な思考と実践のために必要な「間」でした。

  俳句という営みは、作者と鑑賞者の間の信頼関係によって
  藝術として成り立っています。
  作者は、鑑賞者を信頼し、余白を委ねる。鑑賞者は作者から
  与えられた余白を埋めるために頭と心を動かす。
  そして、鑑賞者の心の中に、ある情景がありありと浮かんでくる。
  その情景が、この藝術のアウトプットなのです。

  頭で「わかる」だけでなく、心で「感じる」ことができる。

  憧憬とは、こうあるべき(MUST)よりもこうありたい(Want)
  という気持ちを含意した言葉です。

  古今東西の優れた物語は、4つの要素からなる「型」を持っている。
  1)はじめにバランスのとれている状況がある。
  2)バランスを崩す事件が発生する
  3)主人公はバランスを回復する努力をするが、二律背反、矛盾などに
    悩む
  4)やがて、真実の発見に至る。見えていなかった何かに気づく。
                   ロバート・マッキー

  「スローガンを叫ぶ」のではなく「物語を語る」
  「説明する」のではなく「憧憬を生み出す」
  「浸透する」のではなく「共有する」
  「言い尽くす」のではなく「余白をつくる」

などなど、心に響く言葉は、いま、僕が最も欲していることを明らかにしてくれた。さあ、次はこれを実際に試してみる時がきたみたい・・・。



オススメ度

★★★★★+余白で感じる

読んで欲しい方

・チームをひとつにしたい方
・全社で共有したいものがある方
・会社を立て直したい方

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2007年05月07日

いつも忙しい人、なぜか余裕のある人 ~ 箱田忠昭 + 目標はワスレロレロ


書籍情報


いつも忙しい人、なぜか余裕のある人 最後に笑う人の時間管理術
箱田 忠昭
PHP研究所 (2007/02/24)
売り上げランキング: 39745

本のひらめき

クイズの括弧の中は、何を思い浮かべるだろうか・・・。
常識的な答えは money。そう、時間はお金!と俗人的な答えが浮かぶ。確かにそういう面もあるのだが、もっと深く考えると Time is Life 時間は、命と同じ・・・ということになる。また、時間は人生そのものとも読める。命は、この一瞬一瞬だし、今日があるからといって明日があることは保証の限りではない。また、明日という日も、そのときになれば「常に今日」である。生きていること、即ち、今、一瞬。・・・そしてそれは時間である。

なんて禅問答みたいだけれど、けっこうそういうことかもしれないね。

で、この本は、時間管理術の本ななんだけれど、そういう禅の心みたいな洞察とハウツウがほどよくマッチした、とっても読みやすくそして深い本である。

著者の箱田さんは、若くして成功者となり、また、サーフィン、禅、ボディビル・・など多彩な愉しみで人生を楽しんでいらっしゃる方である。本書が、単にタイムマネジメントのノウハウだけという薄っぺらなものになっていないのは、禅からの訓え(おしえ)がちりばめられていることも一因ではないかと思う。

禅の訓えにちょっと素敵なものがある。

  即今(たった今やらずに、いつやる?)
  当所(ここでやらずに、どこでやる?)
  自己(あなたがやらずに、誰がやる?)

またこんな言葉も印象的だ。

  成功とは旅であり、
  あなたが「実現させたい」と思った時からスタートしている。

アイビー・リー(2万5千ドルのアドバイス)の言葉も印象的。

  寝る前に、翌日やるべきことを6つ思い起こせ。

その他、やらないことリスト、スタンバイリスト(Todo)、目標設定、時間を買う、一時一事の法則、など楽しいチップスがいっぱいである。そして微妙に心をくすぐる考え方がうれしい。

僕は、この本でたくさん弾けるものを感じた。


僕の思いつき

夢ー願望ー目標。この3つは、微妙に言葉のニュアンスが異なる。字を見るとなんとなくその違いも分かるよね。

で、この先が著者の素敵なところ。領域を分けている。

仕事の領域、経済の領域、家庭の領域、健康の領域、自己啓発の領域、そしてその他の領域だ。それぞれ、著者のヒストリーがある。

若い方、新入社員の方・・・ぜひ、この本を参考に描いて欲しい。会社からあ絶えられた目標シートだけ書き込んで安心していたはいけない!

夢は、なんとなくぼやーんとしたものでいい。たとえば、いつか名の知れた経営者になりたいなー程度。そして、願望は、いつか外資系企業の社長になりたい、たとえばxxxみたいな会社の。目標は、40歳までに、外資系企業の社長になる。(で、それを手帳などに書き出す)

Moso(もうそう)が、Koso(こうそう)になり、Kodo(こうどう)に移るような楽しさがある。

今日、15分を使って、やってみよう!


オススメ度

★★★★★+時間は命

読んで欲しい方

・時間をいかしたい方
・時間にふりまわされたくない方
・余裕のある仕事をしたい方

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2007年05月06日

ビジョナリー・ピープル ~ ジェリー・ポラス他 + 整理整頓


   どうせ目指すなら、爽やかな大富豪になろう!

書籍情報

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ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 217
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ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 217

本のひらめき

「ビジョナリー・カンパニー」というポラスの前作を読まれた方は多いと思う。この本は、その発展形として、人にフォーカスをあてた本である。

ビジョナリーピープルとは、人が何といおうともどんなに困難が待ち構えていようとも、そこに意義をみつけて突き進む人。自体を切り開き、世界に衝撃を与え続ける人。そういう人々を指す。たとえば、ネルソン・マンデラのように。たとえば、ハーブ・ケレハーのように。例えば、モハマド・ユヌスのように。

本書は、たくさんの人にインタビューを行い、そこから共通する特性を3つの本質的な要素として抽出している。

一つ目は、「意義」。自分にとっても社会にとってもその意義が認められるものでないと続かない。
二つ目は、「思考スタイル」。人一倍の責任感、大胆さ、情熱、そして責任をともなった楽観主義。
三つ目は、行動スタイル。偶然を必然に変えてしまうような不思議な行動力がある。

登場するのは、ビジネス界ばかりではなく、思想家、政治家、学者などさまざなな分野の人である。あー、この人も出てきた~みたいに、知り合いに出逢うような楽しさがある。


僕の思いつき

チクセントミハイ博士もフロー体験のことも登場した。

 自分がしていることに、それが何であれ、どっぷりと浸かりきり、時と場所 を完全に忘れ去っているとき、フロー体験をしている、ということになる。

義務感や追い立てられるような目標意識でやるものとはちょっと異質なものだ。

自分の知っている人が、どんなふうに特徴づけられているのかを、味わってみるのもいいね~。


オススメ度

★★★★☆+ビジョナリー

読んで欲しい方

・世界の成功者にふれてみたい方
・自分も成功者になりたい方
・意義ある人生をおくりたい方

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2007年05月05日

マンガ ウォーレン・バフェット ~ 森生文乃 + 杉原千畝(八百津町)

どうせ目指すなら、爽やかな大富豪になろう!

書籍情報

本のひらめき

ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット。ともに世界の長者番付の1、2を競う大富豪だ。2006年、バフェットは、ゲイツ財団に4兆円もの寄付をしている。大金持ち・・にもいろいろあるが、バフェットほど爽やかな富豪もいないのではないだろうか。

本書は、ウォーレン・バフェットの半生をマンガで紹介したもの。著者の森生文乃さんから、この文庫のもとになった単行本を直接頂いたのは2003年のこと、時を経てまた再び文庫本として読むことに・・。
 http://www.webook.tv/archives/2003/12/post_764.html

2003年に読んだときの印象は、バフェットが子どものころからビジネスの才覚を発揮していたことだった。6歳でコークを安く仕入れて売る商売をやっていたというからすごい。新聞配達もちゃんとマーケティングのツボを心得ていたようだ。

今回、改めて読んで印象深く感じたのは、61歳の時のエピソードで、投資先の企業破綻を見かねて経営を引き受けみごとに再生させた話だった。

61歳のとき、ソロモン・ブラザーズが、社員の不正事件をきっかけに企業の信用不安をきたし、国の財務省ほかさまざまなところから資格停止などの厳しい処分をうけていた。このずっと以前、ガイコ社の危機を救ってくれたのがソロモンだった。そこで恩返しをしようという気持ちが働き、バフェットは、危機的な状況のソロモンの経営を引き受ける。風前の灯火のような企業を引き受けたバフェットは、誠実な対応でみごと再生を果たす。そして、その後が実に爽やか。バフェットは、企業再生の報酬をたった1ドルしか受け取らずにさっと身を引いたという。あざやかな引き際だ。

大変なお金持ちなんだけれど、爽やか。そんな半生がわかりやすいマンガのストーリーで描かれている。


僕の思いつき

デイトレーダーでがっぽり儲けたよ・・・なんて若者もいることだろう。お金を儲けることは悪いことではないんだけれど、その後ろにある志や、心得が美しくないと、人生が蝕まれる。

お金もちを目指すひとは、ちょっとこのマンガを読んでおくといいかもね。

現在77歳のバフェットさん。一度会ってみたいね~。アメリカへいったら是非あってみよう。(6人くらい繋げば、なんとかなる)



オススメ度

★★★★☆+投資家魂

読んで欲しい方

・お金を活かしたい方
・美しい富豪になりたい方
・人を生かす仕事をしたい方

●今日のおまけ:( 杉原千畝 )

 杉原千畝(1900 - 1986)
  http://www.town.yaotsu.gifu.jp/spot/sugihara/sugihara.html

 日本の誇れる外交官の一人である。岐阜県加茂郡八百津町の出身。
 きのう、家族でその記念館を訪れた。

 ユダヤ人へのトランジットビザ発給により、約6千人もの尊い命をナチス
 ・ドイツの迫害から救った外交官。「日本のシンドラー」とも呼ばれる。
 帰国後、その独断の行動を良しとしなかった外務省はその職を剥奪する。

 それから20数年の後、元ユダヤ人難民の一人ニシュリ氏が命の恩人を
 捜し当て、再会をはたす。その後、イスラエル政府からも「諸国民の中の
 正義の人」として「ヤド・バシェム賞」を受賞する。

 GWの八百津町は、杉原千畝記念館を訪れる家族連れでにぎわっていた。
 同じ郷土の人にこんな素敵な人がいたなんて・・・・。

 我が家の子どもたちも本を読んでこの人のことを知っていてくれたようで
 なかなかいい社会勉強の機会になった。

 ちなみにMr.スギハラは1900年、1月1日生まれ。
 岐阜県にいらっしゃるときは、是非訪れてほしい場所のひとつ。

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2007年05月04日

PLANNING HACKS! ~ 原尻淳一 + 新幹線の座席

書籍情報

PLANNING HACKS!
PLANNING HACKS!
posted with amazlet on 07.05.05
原尻 淳一
東洋経済新報社 (2007/04/27)
売り上げランキング: 468

本のひらめき

企画作りを仕事にしている人がいる。プランナーとか、マーケティング企画の人とか・・・。そしてそこには「ヒットメーカー」とよばれるカリスマプランナーもいたりする。そういう人たちに共通するふたつの秘密。それが本書のテーマである。

秘密のひとつは、優れたアウトプットを生み出すシステム。もうひとつは、アイデアの二段階抽出法である。

情報の収集、整理、アイデアの蓄積、メモ、会議、企画書の書き方、プレゼンなどネタから企画をプレゼンするところまで、さまざまなハックを紹介している。

面白いアイデアを生み出すということは、情報の間のケミストリーを起すことだという。異分子が合わさってまったく違う価値を生み出すプロセスは楽しい。これを意図的にやるようにすれば、それはひとつのシステムといえる。言葉のマトリクスで異なる言葉を組み合わせたりするのもそのひとつ。

アイデア二段階抽出法というのは、情報をまずはたくさん書き出す(Feel)、そのあと共通性や関係性を考える(Think)という二段階で、アイデアを考えようというもの。

チームでプロジェクトをクリエイティブに進めるときのコツに、共通言語に笑いの要素を取り入れるというのも面白い。アルファベット3文字を、ベタな日本語からつくるとか・・・。

また、みんなで「ランチ・ミシュランをつくる」とか「ミニ・ライブラリーを職場につくる」なんてのもユニークだ。これは、一般の職場のコミュニケーション活性化にも使えそうだ。

情報の海から、ひらめきとアイデアを生み出すしかけ、マネしてみたい。


僕の思いつき

広げて絞るプロセスが、企画立案を行うときには発生する。その過程をいかに面白く、そしてクリエイティブなプロダクトを生み出すかは、やはり、いきあたりばったりではなく、何らかの工夫が欲しい。

加藤昌治さんの本や、アイデアに関する本からそうしたハックスを取り入れながら、面白いMosoを膨らませてみたい。

言葉のケミストリーを、意図的に生み出す工夫を日常の中で積極的に行う習慣をもつのもいいねー。(ちなみに著者は、ケイタイのメモや、カメラを使っているらしい)



オススメ度

★★★★☆+情報ケミストリー

読んで欲しい方

・面白い企画をどんどん出したい方
・アイデアマンになりたい方
・面白いチームをつくりたい方

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2007年05月03日

マネジメント革命 ~ 天外伺朗 + 田坂広志さんサイン会@談

ようやく、時代が天外伺朗に追いついてきた!?

書籍情報

マネジメント革命 「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ
天外 伺朗
講談社 (2006/10)
売り上げランキング: 54328


本のひらめき

本書は、かつてSONYの中で存在していた「燃える集団」の背後にあった“何か”を経営論的に洞察した衝撃的な本である。著者の天外さんは、本名を土井忠利さんという。元ソニーの上席常務。CDの共同発明者、ワークステーションNEWS、ロボットAIBOの開発責任者を務めた方である。

主にアメリカから導入された様々な経営手法は、大きな誤解のもとに構築されてきたという。たとえば成果主義やMBOなどだ。さて、その誤解とは・・

  組織や人間は、合理的な存在だ、本来合理的に動くはずだ。

ということである。このごろはとんと羽振りの悪い「成果主義」。報酬を業務の成果に直接リンクすれば、社員はよりよい報酬を求めて一層がんばるハズだ、という仮説に基づいている。その検証結果は、多くの企業でNGと出た。それは「虚妄の成果主義」や「内側からみた富士通」などに詳しい。

  競争状態の維持こそが、活性化の原動力だ

という考え方も、そうかもしれないと思いつつ心の奥底では、なんかヘン・・と感じていたはずだ。(それを著者は、ヨコシマな動機と喝破している)

これらは、すべて論理と理性、合理主義的な考えがベースになっている。しかし、結果は必ずしも合理的な論理どうりに人間は動かなかったということだ。

  健全な組織は、合理性では割り切れない目に見えないシステムが随所に
  機能しているものだ。

という。それを本書では「長老型マネジメント」と呼んでいる。徹底的に部下を信頼し、受容し、サポートする。上司は「空気のような存在」である。安心して逆らえる上司である。決定権限が現場にある。など長老型マネジメントはどこか古きよき日本の社会や、インディアンの社会を想起させるものだ。

そんな組織では何がおきるか・・・。フロー状態、燃える集団、面白くてたまらないというノッてる状態である。これは、合理主義に則ったシステムではうまれえないものだ。

本書から、新しい経営の地平を覗いてみよう。


僕の思いつき

僕にはとっても衝撃的な本だった。多くの企業が取り入れたマネジメント手法手法になんとも表現しがたい違和感を覚えていた。その、うすうす感じていた「なんかヘンだ!」は、そういうことだったのか!と深い納得を感じられた本だった。

BSC(バランス・スコアカード)のキャタリストを名乗っていた僕は、講演などをしながら、何かもの足りないものを感じていた。そして、それをやや曖昧かつ微妙な言葉で補っていた。この本で、それが何だったのか、はっきりと見えた気がする。(そのことをお話するのは、6月、福岡の大津留塾が最初になる)

 フロイト(理性至上主義)からユング(無意識を高い存在とした)への転換
 外発的報酬から内発的報酬へのシフト
 意識的から無意識的への注目
 新皮質的から旧皮質的へ

といったパラダイムシフトが、経営の世界にもようやく登場してきた。いままでの合理的なものごとに全てを委ねてきたマネジメント手法が大きくゆらいでいる様子とこれからの未来を拓いてくれる本である。

そういえば、僕も経験したフロー状態にも、長老型マネジメントの上司(N課長やI先輩)が存在していた。(思えば、あれは貴重な体験だった!)ジェイカレッジや、100冊倶楽部のプロジェクトも、ある意味、そういうフローな状態があったのかもしれない。

これまで多くの人や企業が信じてきた(いや、どこかに?を持ちつつ、自分をあわせてきた)やり方は、ここで大きな転換期を迎えている。

本書が、世界に向けて経営学の新しい波を発生させることを祈りたい。



オススメ度

★★★★★+管理型から長老型へ

読んで欲しい方

・管理されたくないという方
・組織をなんだかノリノリにしたい方
・フロー状態で仕事をしたい方

Posted by webook at 20:23 | TrackBack

2007年05月02日

知恵の素 ~ 潮田、滋彦 + パソナ表参道

智恵の切り口は、いろいろあるねー。

書籍情報

知恵の素―アイディアがどんどんわいてくる!
潮田 滋彦
PHP研究所 (2007/04)
売り上げランキング: 18512

本のひらめき

この頃アイデアの引き出しに凝っている。Moso系の企画を立てたりするのには、やはりたくさんのアイデアが必要だ。なぜなら、これ以上ないというくらい沢山のアイデアの中からこそいいものが生まれるからだ。量は質を高める。

てなことで、今日の本は、アイデアや発想をこちょこちょっと刺激する本をご紹介。

まずは、ワードミート法。ランダムに言葉を拾い出しくっつける方法。
  「態度のでかい」+「ビジネスホテル」
  「心優しい」+「りんご」
  「爆笑できる」+「エレベーター」
妙な取り合わせほど、発想が広がる。「爆笑できるエレベター」の場合は、「乗ったとたんにワクワク楽しくなれる仕掛けのあるエレベーター」といったところだ。偶然できた組合せから、けっこう楽しい企画が広がるかもしれない。

つぎは、ターンーバ発想法。(要はヒックリ返すこと)
郵便葉書を例にとろう。
はがきについて、あたり前の特徴を出す。例えば、「翌日にはちゃんと届く」なんていう特徴は、ひっくり返すと「いつ届くかわからない」→だとすると、「ミステリアス葉書ということで、忘れたことにとどく葉書」・・・みたいに発想するのだ。

たくさんの演習があって楽しい。

柔らか頭で、発想豊かになりたい方、超~お奨め!


僕の思いつき

人は誰でもいろんなことを経験する。
経験は、プラスに働くと、効率アップに貢献する。一方、マイナス面としては、固定観念にはまりやすい。人は学習の動物だからだ。

で、ときどき固定観念を外す訓練をしてみるのもいい。

Moso会議の出番! 
(出前もいたします。お気軽にお声掛け下さい。)



オススメ度

★★★★☆+右脳刺激体操

読んで欲しい方

・アイデアを沢山だしたい方
・柔軟な発想をしたい方
・新規事業を考えなくっちゃという方

●今日のおまけ:( パソナ表参道 )

 パソナが、グループの派遣社員のための素敵な場所を表参道に
 オープンした。
   http://www.pasona.co.jp/news/2007/p070426.html

 今日は、オフィスウィーの岩崎さんのお招きで、そこを探訪。 
 素敵なスペースを案内していただいた。表参道の素敵なけやき並木を
 広い窓の外に眺めながら、すごすひと時。

 レストランもあって、有機野菜などの健康食は、とても美味しい。
 リフレクソロジー(足揉み)も体験して、優雅な時間を堪能させて
 いただきました。

 パソナって、いいなー。

Posted by webook at 20:28 | TrackBack

2007年05月01日

社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった! ~ 日下公人 + 高萩さん@TV

こんな会社があったのか!

書籍情報

社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった!
日下 公人
ソニーマガジンズ (2002/02)
売り上げランキング: 37482


本のひらめき

以前、面白い会社があるよと、ちょこっと紹介したメガネチェーン、株式会社21の常識破れの経営を紹介した本である。

この会社は1986年、リストラ中年4人によって創業された。

社是は「21は社員の幸福を大切にします。社員はみなさまの信頼を大切にします」というもの。会社の社会的な使命より社員の幸福を優先しているのは、「社員が不幸であれば、お客様を幸せにできるはずがありません」という理由からだ。

社員が不毛なノルマにあくせくしたり、社員同士の競争で奪い合ったり、利益のために、お客様のことが二の次になったり・・・。そんなことはありません!という会社でも、よく考えてみると、美しい言葉の陰でどこかこんな不条理を感じているところはないだろうか・・・。

この会社は、

 いっさいの利益を社員で山分けし、顧客にも還元する。(利益を残さない)
 株主は社員で、社員による共同経営(仲間主義)
 人事破壊で合理化(間接部門がない、管理職もいない)
 社員間の競争排除(ノルマ・目標設定せず。成果主義もなし)

競争がないというのは、こういうことだ。支店や店舗間の売上競争があれば、忙しい店に、暇な店から応援部隊がいくなどということは、誰も考えない。競争だから仕方がない。でも、これは本来の姿とは程遠い。だから競争を排除しているのだという。うーむ。

僕もこれまで人事評価の会議に何度もでたが、なにかヘンだった。それは、運用とかの問題ではなく、そもそもの考え方からきていたのかも・・・。

なんだかこれまで常識だと思ってきた会社のしくみが、まったくひっくり返るような刺激がある。

人事部長さんは、だれかカウンセラーを頼んでから読まれたし!(笑)


僕の思いつき

この本で紹介されている会社は、広島にある。ヒロシマスタンダードで立派にやっていると著者の日下さん。これがやがてニッポンスタンダードに、グローバルスタンダードになるかもしれない。

アメリカのグローバルスタンダードには品性がない!と日下さん。確かに。富める人もそうでない人も、なんだか影がある。

そこへくると、この株式会社21などは、なんだか人間っぽくっていい。

広島へいったら、森岡まさ子おばあちゃんと、株式会社21を訪ねてみよう。



オススメ度

★★★★☆+破常識な経営

読んで欲しい方

・誰のための会社なのか考えたい方
・社員の幸せを考える経営者の方
・自社を珍しい会社にしたい方

Posted by webook at 20:31 | TrackBack

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